儒学に学ぶ さん プロフィール

  •  
儒学に学ぶさん: 儒灯
ハンドル名儒学に学ぶ さん
ブログタイトル儒灯
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/jugaku_net/
サイト紹介文論語、易経を中心にした随筆などを紹介して参ります。また、定例講習の内容も掲載いたしております。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2009/07/25 11:16

儒学に学ぶ さんのブログ記事

  • 老子講 『老子道徳経』 「有生於無」 ―― 「道」の作用 その7
  • こちらは、前の記事の続きです。【一休禅師 (一休宗純)】日本において、僧侶(仏教)は、教養として儒学(易学)・老荘の思想を学修していました。とりわけ、禅宗においては、易と老荘の影響が大きいと考えられます。私感いたしますに、その教えは“逆説の真理(論法)”を多分に含んでおり、「禅問答」などは、平行思考・右脳思考といえましょう。座禅による覚り・覚知の世界も易と黄老の“神秘主義的傾向”と推測しています。 [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 「有生於無」 ―― 「道」の作用 その6
  • こちらは、前の記事の続きです。研 究其の2 ・・・ ≪ 「黄老」 と 「易」 と 「禅」(一休) ≫ 【 黄老と易の思想 】「老子」のオリジナル〔原典〕を読み、黄老の思想について考えておりますと、本質的に易の思想と同一(時代的に易が母胎)であることに気付きます。“易学”を「本〔もと〕」にしているとも、至れるもの(=形而上学)が易と「一〔いつ〕」であるともいえましょう。具体的に両者の共通するものとし [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 「有生於無」 ―― 「道」の作用 その5
  • こちらは、前の記事の続きです。《 参考資料 》 2.§.付説     ―――  貝原益(損)軒の『養生訓』  ―――*《序》 名前はご存知の方も多いでしょう。『養生訓』は、江戸時代(元禄)の大学者・貝原益軒〔かいばらえきけん〕の、最晩年・84歳のときの著作です。「益軒」は、最晩年の号〔ごう〕で、実は「損軒」ともうします。 漢方・本草学〔ほんぞうがく〕の大家でもあります。(少子)高齢社会が急速に進展する現 [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 「有生於無」 ―― 「道」の作用 その4
  • こちらは、前の記事の続きです。コギト(我想う)≪ 【損・益】の深意  ―― 現代的意義を考える ≫易の賓卦・反卦の【損・益】卦、五行思想の相剋〔そうこく〕関係【水】と【火】、陰・陽の相対関係を、矛盾・対立するものとして(弁証法的に)捉えるのは、西洋的かもしれません。私が想いますに、今一つの考え方として、両者がペアで協力してはたらくという捉え方ができるのではないでしょうか。東洋的視点とも言えましょう [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 「有生於無」 ―― 「道」の作用 その3
  • こちらは、前の記事の続きです。◆◇ 次に以下、『老子』のなかで、「損・益」について述べられているものを拾ってみますと。( §42章 )○ 「故物或損之而益、或益之損。」■ 故に物は或いは之を損して益し、或いは之を益して損す。《 大意 》まことに、ものごとは、(※『易経』の【損・益】の卦に教えているように) それを損する(減らす)ことによってかえって益する(益す・増やす)ことがあり、(逆に)それを益 [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 「有生於無」 ―― 「道」の作用 その2
  • こちらは、前の記事の続きです。研 究其の1 ・・・ ≪ 【損・益】の卦 と「老子」 ≫ 【 42 / 77 / 53 / 81章】『易経』64卦、【山沢損:??】(41)と【風雷益:??】(42)。この【損・益】の対卦は、【泰・否】(11&12)と【既済・未済】(63&64) とともに、『易経』のペア卦を代表するものです。とりわけ、【損・益】の思想は、現実社会の政治と経済に直結するものです。老子は、わけても、【損・益】 [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 「有生於無」 ―― 「道」の作用 その1
  • 【 40章 】(去用・第40章) 注1) ≪ 「有生於無」  ―― 「道」の作用 ≫§. 「反者道之動」〔ファヌ・チャ・タオ・チ・トウン〕 注1) 「去用」は、「作用に去〔ゆ〕く」で意味がはっきりしません。偉大な道の作用を目指すの意?かも、世俗的で強引な作用を除けの意? かもしれません。「道」が動いて「有」となり(=反)、「有」が静まって「無」となります(=常)。「常」は「弱」であり、「弱」は「静 [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 老子の “万物生成論“
  • 【 42章 / 40章 】 ・損益 【 42/ 77/ 53/ 81章】 (道化・第42章) 注1) 老子の “万物生成論“§.「道生一」〔タオ・シャン・イ〕注1) タイトルの「道化」は、「“道=無”から万物が化育される」の意。この章の内容をよくあらわしていると思われます。この章は、老子の“万物生成論”として有名なものです。多くの見解・解釈があり、文献から理解するのは非常に難しいと思われます。後半の“損・益” [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 首章・冒頭 ―― 「道」とは? その6
  • こちらは、前の記事の続きです。参 考 / 研 究・・・ ≪ 『大学』・明明徳 ≫○ 古之欲明明徳於天下者、先治其国。欲治其国者、先斉其家。欲斉其家者、先修其身。欲修其身者、先正其心。 欲正其心者、先誠其意。 欲誠其意者、先致其知。致知在格物。■ 古の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は、先ず其の国を治む。其の国を治めんと欲する者は、先ず其の家を斉〔ととの〕う。其の家を斉えんと欲する者は、先ず其の身 [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 首章・冒頭 ―― 「道」とは? その5
  • こちらは、前の記事の続きです。研 究【玄】 → ≪ 「明徳」 と 「玄徳」 ≫(*安岡・前掲「老子と現代」 pp.103‐105引用)・・・ 〈 無限に根ざした有限は玄妙である 〉「 そこで人間の徳で申しますと、老子や黄老派は徳の事を 玄徳 と言う。徳とは万物を包容し育成する力であります。それは無限であると言うので玄徳と言うのであります。これを儒家の方では 明徳  補注)と言う。玄徳が外に発揚したもの、つ [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 首章・冒頭 ―― 「道」とは? その4
  • こちらは、前の記事の続きです。 ◎【故常無欲以観其妙、常有欲以観其徼。】*Truly, ‘Only he that rids himself forever of desire can see the Secret Essences’;He that has never rid himself of desire can see only the Outcomes.(A.Waley  adj. p.141)*He [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 首章・冒頭 ―― 「道」とは? その2
  • こちらは、前の記事の続きです。 ◎【道可道、非常道。 名可名、非常名。】★☆ この、冒頭・6字一対の文は、極めつけの名文です。『老子』が哲学・思想の書であるのみならず、優れた文学の書である面目躍如たるものがあります。*The Way that can be told of is not an Unvarying way;The names that can be named are not unv [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 首章・冒頭 ―― 「道」とは? その3
  • こちらは、前の記事の続きです。 ◎【無名、天地之始。 有名、万物之母。】*It was from the Nameless that Heaven and Earth sprang;The named is but the mother that rears the ten thousand creatures, each after its kind.(A.Waley  adj. p.141)*The namele [続きを読む]
  • 老子講 『老子道徳経』 首章・冒頭 ―― 「道」とは? その1
  • 【 1章 】 (体道・第1章) 注1) 《 首章・冒頭  ―― 「道」とは? 》§.「 道可道」 〔タオ・コ・タオ〕注1) 「体道」とは、道を“身に体する/体得する”(“Embodying the Tao”)という意味でしょう。「道」の語を用いずに、「道」が万物を生み出していく言妙な働きについて、この1章では、ある種詩的に表現しています。cf.(6章ではリビドー的〔生殖神秘的〕に表現しています)『老子』の冒頭部分、この [続きを読む]
  • 老子講 <黄老の学 あらまし> 老子物語り(伝説)
  • §.Ⅱ 《 老子物語り(伝説) ―― “龍のごとき人”(司馬遷・『史記』) 》  老子の人物像・伝記についての、信頼に足る最古の記述は、『史記』・「老子伝」です。『史記』は、前漢武帝の時代に司馬遷〔しばせん〕によって書かれた最古(第一号)の正史です。私は、司馬遷の偉大な人生と相俟って、最高の史書といっても良いと思っています。その偉大さは、『史記』には生き生きと“人間”が描かれており、歴史書であると同時 [続きを読む]
  • 老子講 <黄老の学 あらまし> 「老子」紹介
  • 黄老の学 あらまし (横山大観 「老子」:画像省略)中国の思想・文化の2大潮流 = 【儒学】 & 【黄老/老荘】(道教) 中国の思想・文化の3大潮流 = 【儒学】 & 【黄老/老荘】(道教) & 【仏教】 中国の思想・文化 = 【儒学】孔子・孟子・荀子 & 【黄老/老荘】 老子・荘子・列子 日本の精神・文化 = 古神道(惟神道〔かんながらのみち〕) & 3教【儒・道・仏】 §.Ⅰ 《 「老子」 紹介 》  儒学と [続きを読む]
  • 大難解・老子講 《 プロローグ: はじめに 》
  • ◆プロローグ :  はじめに §. 《 “諸子百家” の中の 儒家と道家(老荘) 》皮肉なこと逆説的なことですが、洋の東西を問わず、科学技術も学術文化(思想)も戦争によって、急速かつ飛躍的に創造発展いたします。兵器の開発、富国強兵のためにです。古代中国において、なんと 500年 以上にわたり戦乱の時代が続きます。(BC.770 春秋時代 〜 BC.403 戦国時代 〜 BC.221 秦による全国統一)この間、“百家繚乱 [続きを読む]
  • 大難解・老子講 《 とびら 》
  • 『大難解(やさしい)・老子(RAOTZU)講』《 とびら 》定例講習 第32回 老子[3] 横山大観 *16): 「老君出関〔ろうくんしゅっかん〕」 (1910、三幅)「 老耼〔ろうたん〕*1)、 道を行く 」?村 光太郎象〔ぞう〕のように耳の大きい老先生は *1)水牛の上にまろくうずくまり、時の歩みよりもひそかに  太虚の深さよりも物しずかに、晴れ渡った秋の日ざしにとっぷり埋〔うも〕れてどこまでもつづく陝〔せん [続きを読む]
  • 大難解・老子講 《 表紙 》
  • ☆ はるかに遠・大なるものは反(返)ります。 ―― 極(至)大に難解なるものはやさしい〔易しい:simple〕のです。  これが、黄老(老子)思想の真髄です!*10章: 玄徳  ―― これが、神秘の「徳〔ちから〕」とよばれる*This is called the Mysterious Power.(A.Waley adj. p.153 ) *Such is called the mysterious virtue. (D. [続きを読む]
  • 大難解・老子講 《 序の言 〔ことば〕 》
  • 『大難解(やさしい)・老子(RAOTZU)講』 《 序の言 〔ことば〕 》儒学と老荘(黄老・道家)思想は、東洋思想の二大潮流であり、その二面性・二属性を形成するものです国家・社会のレベルでも、個人のレベルでも、儒学的人間像と老荘的人間像の2面性・2属性があります。また、そうあらなければなりません。東洋思想の泰斗〔たいと〕、故・安岡正篤先生も述べられておられますように、“易”と“老子”は東洋思想・哲学の至れ [続きを読む]
  • 豚児・愚息の 「英国留学体験の記」
  • 豚児・愚息の 「英国留学体験の記」――― 荊妻豚児/愚妻・愚息/弱冠/ロンドン大学・オックスフォード大学/ “マルタ”/「さね〔核/実〕」/伊勢の「尋常研修会」/孔子“空白の15年”/ 【風地観??】卦/「観光」〔国の光を観る〕/“壺中天”≒アナザースカイ/ 日本と日本人のアイデンティティー/「学び〔学而〕」て「立つ〔而立〕」/ 「世界の光」・「日本国の光」  ―――《 はじめに 》 唐土〔もろこし [続きを読む]