鳴きウサギ さん プロフィール

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鳴きウサギさん: 水葉
ハンドル名鳴きウサギ さん
ブログタイトル水葉
ブログURLhttps://ameblo.jp/tnerap44/
サイト紹介文恋愛詩 自由詩 小説 日記 散文 随筆
自由文言葉を紡ぐこと 言霊を大切にすること
そして何より 書くことは自由であること
以前と内容は変えていませんが 長期休暇後・・・気分を変えていきたい
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供165回 / 365日(平均3.2回/週) - 参加 2009/07/27 04:36

鳴きウサギ さんのブログ記事

  • 何気なく
  • ー何気なくー遅くなりそうだから待たなくていいよそう告げただけなのに…永遠の別れみたいにきみはさみしそうな顔をした些細なことなのにねってぼくは笑ったけれど…ある日きみが待たなくていいわ帰れないかもしれないかもって言った酷い雨の日何本も遅れた電車を乗り継いで迎えに行ったぼくを濡れ鼠みたいになったぼくをまんまるな目で見たきみは笑って…わたしの気持ちわかった?って聞いたわかったよ…って言いたかったけど…知 [続きを読む]
  • 地震
  • ー地震ー昨日 詳しい 様子が分からず書くことを控えていた 大阪を震源とする地震…心臓が早鐘を打つ思いで のちのニュースを読んでいた暗い記憶が過ぎる近頃 日本はよく揺れているある 地震研究の方に聞けば オリンピック前までも危ないと言う何が危ないか…全体的に…危ないんだそうな…そういえば 千葉県沖の海底では スロースリップという断層がゆっくりずれる現象が起きていて 全国の火山は活動期に入っている。これは日本だけ [続きを読む]
  • 月明かりの背中
  • ー月明かりの背中ーきみが 目に 月が浮かぶ…今宵は 三日月だったかい…あたたかい 背をなでながら愛おしい思えば不機嫌そうに 顔を背ける意地悪なそぶりが とても好きだ気を持たせない そぶりがとても 好きだぐんと背伸びして音も立てずに 部屋を出て行くきみを目で追う追いかけていくことはできずにまるで金縛りにあったみたいにきみはいつから猫になってしまったんだろうね…肩甲骨の窪みを摩り骨が美しいと思った日あれはいつ [続きを読む]
  • 錘(おもり)
  • ー錘(おもり)ー肌寒さに震えるのは 梅雨の雨のせいだけだと信じたくて…風邪を引いたかしらと嘘ぶいて薄い布団にくるまる…ほんとうは わかっているきみがいたら寒くないし風邪なんか隣で喜んで引きたいくらいで…そうしたら倍甘えたいくらいで…でも…そばにいて欲しいきみはとっくのむかしに失っていたことを今思い出した…わたしはなんとかひとりあたたまろうと布団の海に深く沈むわたしがきみといたのはいつの記憶の中だろう [続きを読む]
  • 無言のうちに
  • ー無言のうちにー言葉を尽くして思いを伝えようとするよりも遠くから見つめていようと決めました空に浮かぶ星に習って…わたしは思えば今の今まで不器用な生き方をしてきたのでしょう言葉は難解過ぎて使えば使うほどに嘘に聴こえてしまうことがやっとわかった気がします語らない花や木はだからあんなに美しいし動物たちは 鳴き声だけで愛くるしい…瞬くだけで星は…ああ…もう 筆舌に尽くしがたい [続きを読む]
  • ー朔ー姿は見えない 朔の月見えない月はうたう遠いむかしの 悲しいうたをどんな表情かってことも朔の夜だからわからない月の女神は残酷だなんて一体だれが決めたのだ…凍てつく顔の下にある本意を誰も 知ろうとしない…愛情のこころ憎しと思へども狩の名手も手元狂わす弓手引くたまゆらかすかためらひぬ君が的ならいかにやせむと冷たき月と呼ばれ永らく空にあり朔の夜こそ泣けるなり [続きを読む]
  • 砕けた雫
  • ー砕けた雫ー喫茶店の窓ガラスを滑って落ちる雨だれは甘えた足取りでよろけたふりをする人のそれに似てると湯気の立つ珈琲カップを抱えて見惚れていたなんであんな真似するんだろう人は…熱を込めて見つめてみたり意味ありげに微笑んでみたりなんでも無いのに無視してみたり…その先にある結果をじつは想定済みの計算尽くだけどそれを見抜ける人もいて…演技が苦手な人もいて…窓ガラスに当たって砕ける雫みたいと…苦笑いするわた [続きを読む]
  • 霧が晴れる時 短歌
  • ー霧が晴れる時 短歌ー長靴の中に入り込んだ意外に冷たい梅雨の雨粒を責めはしない…昨日ふと気づいたあなたの心ここにあらずもそれとおなじで…意外というより…至極当然…当たり前でなく始まった出会いなんて呆気なく終わるんだろうとだったら終わるまでを愉しんでいようと愛されたことの無いわたしがそう思っていたことを忘れていた…わたしは愛という深い霧に包まれていて結構 それが居心地よくて笑ってた…だけど…忘れてたも [続きを読む]
  • 旅籠にて
  • ー旅籠にてー眠りこんだ古い旅籠の柱時計は昔の商人の噂話を夢に見ている…大きな町じゃあたいそうな賑わいでお城に新しい奥方が来るそうな…そりゃまた忙しくなる…西の方では不穏な動きがあるそうな…あちらにもつてがあるからなあちょいと探りを入れてみようそりゃあまた忙しくなる…旅籠はいつも賑やかで商人たちはいつも早耳現代版のスパイだって真っ青なほど風のように素早い…あちらこちらを二本の脚と耳だけで日本中を駆け [続きを読む]
  • Ack, värmeland du sköna モニカ・ゼタールンド
  • ーAck, värmeland du skönaモニカ・ゼタールンドー何にも 言わないで聞いて…北の国のJAZZ…雪の大地にジャズが流れる多分 この曲は本当はジャズじゃないかもしれないだけど…彼女の声という濾紙を通して濾過されて産み出された音はやっぱりジャズだったさみしさはことのほか…青いジャズ英語ではないジャズ不思議な気分になるけれどどこか懐かしい声は忍び寄り尋ねる…おまえもかなしい過去があったのかと…Ack, värmeland du [続きを読む]
  • 形代の夢
  • ー形代の夢ー君の目に うつすわが身は形代の見知らぬたれをうつしこむわが身は 君にうつらぬとても目を瞑るなり涙のうちに…雨は さアさアと降っていて静かな雨になった日紫陽花の 色が 手毬のように水底の泡の如く地上で 湧き上がる…心変わりなどではなく鼻っから 君の心などはわたしの傍にないことは知っていた…分かっていた…わたしは 形代…君の悲哀を 吸い取るためにわたしは 選ばれた 白いヒトガタ…鼻もなければ目も口も [続きを読む]
  • 魅惑の星
  • ー魅惑の星ーいのちの 蝋燭がどれだけ 長いか短いかはかみさましか しらないだれに抵抗したところで終わりはひとしくあることをある日 知ったとき怒るのも…嘆くのも…やめ 笑っていようと思いました…ゆえに 良く笑うね…と言われます…だって…わたしの周りにある山や海や空花や生き物や そして全てのわたしの好きなものはわたしが居なくなったって存在するんだって気づいたらまた 還ってこよう…って思えたから…辛いことが 毎 [続きを読む]
  • Color
  • ーColorー花の季節が終わってやがて長い雨になる無言のままでいたら一年も半分くらい直ぐに過ぎる若さの導火線は燃えるのも早くてそれなのに使い切ることに毎日余念がなかったタイマーのようなハートはチクタクチクタクビートを刻むけれど聞こえないフリをしていたら瞳の奥が鋭くなりすぎた好奇心旺盛な少女のままがだれもが良かったのよ誰かに出逢うたびにナナイロに染められる色彩はそれだけで美しいと思うけどわたしはホントは [続きを読む]
  • 舒懐
  • ー舒懷ーあの人がいないならわたしの命などどれほどの価値もないのだといい甘っちょろいことを抜かすなとまわりに酷く叱られてそれでも 諦められなくて二度と敷居は跨ぐなと言われ帰るもんかと捨て台詞して故郷を後にした 若い日もありました熱に浮かされたような恋はそれでも多分曲がりなりにも始めて好きと言う思い…そんな血眼な自分に惚れたのかもしれぬあの人のことはぼんやりと覚えているくらいで自惚れた恋だった文字通り [続きを読む]
  • 祈りの意味
  • ー祈りの意味ー物を書いて生きて行くなど難しいものだと知らなければ文章は書き続けられない素人が…と蔑まれて憐れまれても可哀想なのはわたしでなくて言葉たちだ言葉には 魂が宿る神が宿る仏が宿る命が宿る上手く伝えきれなかったのはわたし…自己満足であってはならぬ開けたまなこに涙が浮かぶ可哀想な言葉たち…わたしのせいで飛べなかった言葉たち音にせよならば音にせよ呼べば返る木霊のように寄せては返す波のように音にす [続きを読む]
  • ハレの日の魚鉢
  • ーハレの日の魚鉢ー翠の中 錆びたレールを走らせもはや使われなくなって置き忘れられた廃線路…皐月からやがて水張月へと向かう山へと走らせお弁当を積んで水筒を積んで残り少ない花を積んで山へ山へ廃線路を走らせようトロッコみたいな小さな電車を水張月はハレの日もないうな垂れた人たちを横目に見て神々の住処に近い山へ山へ途中雨に降られても苦手な雷に打たれても深い霧に包まれても廃線路は導くだろう行こうと思う想いに満 [続きを読む]
  • 淡水花の願い
  • ー淡水花の願いー浮き沈みする水草は五月病みする我が心魚に突かれ花結べども天の禊の雨受けるだけ…褒めて欲しきと思いはせぬもののなんで結ぶか花の色…だれとも誓詞は交わしてない禊の雨に打たれ打たれて池の真ん中待ちぼうけ…こんな小さな池ぢゃなくいつか行きたいななつの海へ根っこが枯れてしまうことわかってるけど海原で月と星と海の魚その端っこで一度咲きたい池の花…海に咲く花はどんな花だろう水底深い花じゃなく月や [続きを読む]
  • 讃歌
  • ー讃歌ーあなたがそらならわたしはうみで…あいは…くもとあわからうまれた…そこにかぜというやさしさがゆびをつないでほしがやこうちゅうがまたたいたあめのひもあらしのうみもたがいにむかいあってにげはしないこのほしがわれるまで…宇宙の誓約のもと…それこそがあいの讃歌だと…信じて疑わない恋人よ逃げることなくそばにいて意見相違も愛と認めよう賛否を凛としていう君それでこそそれでこそ吾が最愛のたったひとりなり [続きを読む]
  • メモリー
  • ーメモリーー梅雨寒でうっかり風邪を拗らせ長引いた熱は長らく忘れていた偏頭痛と嫌な悪寒をまだ 残していてどうにも気分は晴れぬまま梅雨には梅雨の良さがあるのに…過ごした異国の地の雨を彷彿とさせるリラの花は雨に濡れ…花盛りの季節が終わる 花々は開き過ぎたその花弁から雨の雫をしたたらせあの日 古い駅のホームで迎えに来ないあなたを待ってレインコートの内側まですっかり雨の染み込んだ濡れねずみのわたしみたいに震え [続きを読む]
  • 晴れ間を突き抜け
  • ー晴れ間を突き抜けー草原を見ると走りたくなる転ぶから…と注意されても草塗れで転がって草間から顔を上げたら君は笑い転げた…うさぎみたいだと…君が笑い転げてどうするの?わたしは野生児だから野を駆ける山を駆ける息 咳切って裸足のままで草と足の僅かな接点だけがわたしと地球を結んでいてわたしは飛ぶよ!見てて!見てて!ほんとうに飛びそうで怖いとわたしの手をぎゅーと握る君を連れてわたしはいつか飛んで見せる!6月の [続きを読む]
  • 紫陽花とショートカット
  • ー紫陽花とショートカットー長かった髪を切った日に風邪を引いたわたし長い髪が好きだった人はどこかでagainstしたんだと笑ってしまったわたしだけど 君よ理解して欲しい長く絡む髪に白いものが降るようになりすっかり大人びたわたしがもう 少女ではないこと離れて幾星霜…リズムに乗って時は軽やかわたしは次の星の夢を見ている梅雨前線が五線譜のようにこの国を覆う頃移り気な紫陽花が 手毬のようにポンポン開いて短い髪も似合う [続きを読む]
  • イマジネーションの価値
  • ーイマジネーションの価値ー空想することの 素晴らしさは制約のない 頭の中のスクリーンに自由なストーリーを描けること色彩も膨大な 登場人物も台詞も 面倒な場所の確保もなしに地上に無い場所まで地上にいない人まで登場させるのが可能なこと最大の欠点は上映できないだけだけども空想する価値はそれを上回る…人に見てもらう そればかりを考えたら空想はもはや 小さな現実しかなくなる [続きを読む]
  • 前世の嘘
  • ー前世の嘘ー大丈夫だよ 平気だよあなたの うそをわたし…見破っていただからわたし微笑んだあなたの手を握りわたし振り返らずにゆくことができたひとりじゃなんにもできないあなただもの…だけどとても優しいあなただものだあれもほっておかないからわたしの代わりにわたしよりもっと幸せにしてくれる人に手を合わせたずっとずっと前の時代…今…元気そうでよかった…あなたを見つけてそう思うさだめの川は岩に塞かれて二手に分か [続きを読む]
  • 古い暗号
  • ー古い暗号ー古い手紙を読み返しアンダーラインを引いてみる気にかかるあなたの言葉に…言葉だけはいつもどれだけ年を経ても生きているのよ君の姿がまぶたの裏に明滅しているよ…声に出してしまったらそれだけでもう叶わなくなりそうな 願いだってあるんだ…あなたはいつだって境界線のギリギリに留まる鳥のようだったわたしが気にかかるのならば気にしなくていいから飛び立って行きなさいなわたしは地の人あなたは空を舞う人所詮 [続きを読む]
  • 皐月闇
  • ー皐月闇ー明るい夜の浅い眠りの寝返りのたびに目覚めるのはほんとうに眠ってないからなのだとわたしは疲れ過ぎた重い身体を幾たびも冷まそうと冷たいシャワーを浴びてはみる熱を帯びた肉の部分と冷めた骨を繋ぐ神経がショートするんじゃないかと思う昂ぶるストレスの嵐の中で持て余した感情のやり場がないかと言って話す気力は無い完璧な愁傷完璧な憂鬱ここまできたら医者も薬も役に立たないさしずめトルネードが通り過ぎるのを [続きを読む]