鳴きウサギ さん プロフィール

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鳴きウサギさん: 水葉
ハンドル名鳴きウサギ さん
ブログタイトル水葉
ブログURLhttps://ameblo.jp/tnerap44/
サイト紹介文恋愛詩 自由詩 小説 日記 散文 随筆
自由文言葉を紡ぐこと 言霊を大切にすること
そして何より 書くことは自由であること
以前と内容は変えていませんが 長期休暇後・・・気分を変えていきたい
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供143回 / 365日(平均2.7回/週) - 参加 2009/07/27 04:36

鳴きウサギ さんのブログ記事

  • 傷心
  • ー傷心ー疑うことの寂しさは紙で削いだ指の傷の痛み…それに似ているいつ 切れたかわからないいつ そうしたかわからない目には見えないのに血が滲む…小さなことなのに痛々しい…わたしは あなたを信じているのに…その筈なのに…傷が痛む…亀裂なんて案外取るに足らない こんなもの…いつか 治るものと知るから目を瞑って行き過ぎようか…大騒ぎするほどじゃあないものね…指に宿る痛みの如き疑いをカフェ・オ・レに混ぜ飲み込む [続きを読む]
  • いい人…
  • ーいい人…ーいい人はいい人であって好きな人でも恋しい人でもないそれが少しさみしかった…わたしは心底欲張りいい人なんかじゃなくてよかったあなたが思う人になりたかった爪先立って 背伸びをしてもあなたの隣 相応しい似合いの笑みを浮かべていられるそんな人になりたかった幼い恋は空回りして風車みたいに空回りしてあなたは 風羽に息を吹き掛け わたしの心が回るのを見ては無邪気に微笑んでいたそんなあなたを憎めなかったた [続きを読む]
  • 御祭礼
  • ー御祭礼ー秋の日に降り立つ町の御祭礼…笛や太鼓の音に惹かれ降りたわたしも祭り好き流れについて回る町見知らぬ町は一つ輪になる神輿を左右に揺らし 揺らして鈴が鳴る曇った空が切れてゆく青空が 岩戸開きの如く晴れ神々も祭りに参加するあと幾度 秋の豊穣を祝う祭りをわたしは見ることが叶うのか…そっと祭りの群れを抜け神社に呼んでくださった礼を述べ参拝をして町を後にする人生は旅…流れ流れてわたしは 生まれた町の神社の [続きを読む]
  • いいね!
  • ーいいね!ーふと気づけば都会じゃ ひぐらしが鳴かなくなった…酷い雨の後…君は元気かい?わたしはひとり都会の喧騒に紛れて またひとり孤独になるねぇ いいね と言ってくれるより来たよ、って言って黙って微笑んでくれる人が傍にいつのまにかいることの方が数倍凄いと思わない?だって褒められたことばかりやって生きてる訳じゃないものわたしだってね…褒めもしないが 叱りもしない選ぶのは大人の君の選択だと少し距離を置いて [続きを読む]
  • 言の葉の浜辺にて 感謝
  • ー言の葉の浜辺にて 感謝ー増えては 減り減っては 増え するウサギへの興味は波のようだ…と思うけれども見捨てられないことへの感謝を今日もしている読書登録してくださった方々へ改めて感謝…長く読書でいてくださる貴方へ感謝…登録していないけれど不定期に読んでいて今日のは良かったイマイチだったと 批評してくださった貴方へ感謝…いいねの数を期待しないわたしはむかしからテストの点数を気にしない子で母によく叱られた [続きを読む]
  • Dahlia
  • ーDahliaー革命の最中に持て囃された 花は…薔薇でも 百合でも無かった…君の横顔に不安が過ぎるまた心変わりをしてしまうのかい?いいえ 心変わりなんかじゃない愛が欲しいだけよ…そう言いたげな 花弁は逞しいようで 儚いようで…明るいようで どこかに影を宿す花屋のショーケースを飾る沢山の花たちに埋もれて目立つか目立たないかなどどの花も気にしないけれど彼女だけ異彩を放っているように見えたイミテーションのような色彩 [続きを読む]
  • 去り際
  • ー去り際ー秋空の明け方の東の空まだ 藍色の残る頃眠りから覚めたわたしは闇に残る星を見ていた微かな煌めきは過ぎた昨日か悠久のむかしかまた 登る今宵を約束するのか遠ざかる松明のようだった旅人の後ろ姿のようでもあった何事も消え去り際が儚くて美しい燃え尽きる間際の一瞬の蝋燭の火落ち際の線香花火の火玉引き波の潔さ惜しむことなく 散る桜 紅葉…太陽があまりに明るいからあるんだけれど消えている星々…そういう去り際に [続きを読む]
  • 災害にあたって
  • ー災害にあたってー早朝のニュースでまた痛ましい 地震の速報を聞く映像は生々しく 現場を映す苫小牧にお住まいの大恩ある方々はご無事であろうか?ウサギがかつて 生死の境を彷徨った頃藁をも縋る思いで お水取り、お土取りを行う際に 全面的に協力してくださった方々。明るくて大らかで 病なんぞに負けんなと言ってくださった皆様。こうして繋いで頂いた命。大切にしています。そして今 皆さまの安否を心配しています。なんにも [続きを読む]
  • 台風の跡
  • ー台風の跡ー洒落にならない台風の跡昨日飛ばされ飛ばされ帰った道に木の葉の多く散りそめるまだ青々としたものを…残酷というのを自然はときに全く持って意に介さず…それが凛として逆に恐ろしい…今日は昼から日の差すのだろう…この気まぐれが人だったなら到底付き合ってはいられない病み上がりの肩が痛む気圧の変動に一喜一憂人は脆い土塊人形…もうすこし優しくしてはくださりませぬか…細やかに願う朝… [続きを読む]
  • 恩恵
  • ー恩恵ー一過性の熱…一時の気の迷い…確かに そこにあった 自己の不確かな 熱量…冷めてなお苛立ちと 腹立たしさとつい 目で追ってしまう軌跡…釘付けにしてしまう人はいるものだ…もしかしたら 大勢の群衆の中にその人がいるかもしれないという淡い期待…好きか嫌いかの範疇を超えた注目してしまう人…まるで オカルトのような話しだけれど闇を怖がるわたしはその実 闇に魅入られているたとえがおかしいかな?注目すべき人は闇で [続きを読む]
  • ー栞ー今年 幾度も生まれてくる台風は小さな島を荒らし回って消えてゆく燃え上がるような暑さの夏は頑なに居座って四季の美しさを謳う暇もないあいの季節は短いだろう…折角美しいというのに…読みかけの本に栞を挟んで窓辺に顔を向けてみる今にも泣き出しそうな空が見える…わたしのいっときはこの栞のように手の込んだ小さな長方形の一枚のようだ…ある意味 読んでいる本の内容より意味深い時がある…それは二度と会えない人がわ [続きを読む]
  • 空蝉の日々
  • ー空蝉の日々ー失イた言葉もあまたあらふけど心はさらにまさりけるかも…あこがれしうたびとうたいしカナリヤのうたを忘れの如くなりしか…文法だの解釈だのとむつかしき御託の前に情緒などあらむや…貴きは事代神の言の葉の音ならぬ音聴く耳なるが…我にはもはや聴こえぬや…神も見捨てし…見捨てしこの身…幸いとは血反吐の上になりたらむや怠惰 慢心の上に 驕りといふ枯れ葉は積る…麗しき日と錯覚したる君と過ごしし名も無き [続きを読む]
  • 検査
  • ー検査ー久しぶりに 検査に引っかかったかねてより 具合の良くない心臓がまたまた上手く機能しなくなった大掛かりな検査より前にウサギの最大の難関は 点滴が入りにくいこと…病院中の凄腕の看護師さん総がかりで 細い細い血管に 造影用の太めの針を刺そうと試みる…ごめんなさい…ほんとに…謝られながら ウサギも謝るほんとに すみません 手のかかる血管で…格闘すること40分温めたり お湯を飲んだり 緊張をほぐしたり…どうにか [続きを読む]
  • 戸惑い落ちた夏
  • ー戸惑い落ちた夏ーいつか 漣に 惹かれて泳ぐには もう遅い 浜辺を歩く頃には 日に焼き過ぎた肌が不釣り合いな 美しい人が浜千鳥のように 飛び交うでしょう今年 焼きそびれたわたしは青ざめた肌のままなんとも 物悲しく遠くから それを見ている夏は 遠くなる年とともに わたしから遠ざかり…指折り数えていた君との約束を果たせないまま月日だけが終わってゆく…もしもまた 女というものに生まれ変わるならまたわたしに生まれ君に [続きを読む]
  • someday
  • ーsomedayーいつか詩篇の崇高な言葉たちは詩篇という心なる情景を機微を描いたものが太古のむかしあった…とA Iによって変換される日がくるのだろうか…A Iが詩篇をうたう日がくるのだろうかそれをふと考えて空恐ろしくなるわたしたち人の必要とされない世界… [続きを読む]
  • 友の失恋 短歌
  • ー友の失恋 短歌ー恋一つ失いけりと泣きじゃくる 友の小じわの涙をぬぐふ 年重ねても人恋ふ姿オトメゴと 何か変わるや片恋心清姫と重ね見まする嫉妬故 君を諌める言葉失ふああ いかんせん 動かし難きは人の心のうつろいと留め置こうとする心いにしえのむかしより人多く嘆くことあり君に掛ける言葉あるとせば時といふ名の薬をもつて気長に養生せよとばかり…まことに儚い…仮初めの世にあつて [続きを読む]
  • 長湯温泉 ラムネ泉と水の駅編
  • ー長湯温泉 ラムネ泉と水の駅編ー子どもの頃 身体の弱かったウサギを連れてやはり 父がよく連れて行ってくれた温泉がある'' ラムネ温泉に行くぞ!"そう言われたら喜んだものだった…足を浸しただけでもシュワシュワ!と気泡が湧き上がる…所謂 炭酸泉だ途方も無い湧水量だったと記憶していて帰省のついでに足を伸ばしてみたむかしのように探さなきゃならないようなことはなく…立派に温泉町が整備されているもっともここは秘湯に属 [続きを読む]
  • 臼杵石仏群 なごり雪
  • ー臼杵 石仏群 なごり雪編ー法事が済み 合間を見て小さい頃 父に連れられてよく来た臼杵(うすき)の石仏さんは…むかし 道がうねうねとして人影まばらな田舎道だった…辿り着くのも容易じゃなかった場所地元民なら知ってるけれどあんまりとは行かない場所だったそれがこんなに立派になるなんて…だって 雨ざらし 日ざらしだったんだ頭の部分は下に落ちてて少し前 元の位置に戻ったよ…と聞かされてはいたけれど…こんな感じの建屋 [続きを読む]
  • 七回忌
  • ー七回忌ーくだらない 冗談で母を笑わせた二人きりの父の七回忌…わたしの小さい頃の話にともすれば逃げ込もうとする母を懸命に今に連れ戻した過ぎた事だよと姿勢を正していて欲しい帰らない日々を懐かしむ人になって欲しくない貴女の中で喩え想い出たちが甘やかで途方も無い宝だとしても母よ…歩みを止めないで欲しい貴女はいつもわたしには 強く厳しく凛とした帆柱の在り方を示し続けたではないか故にわたしは貴女とぶつかり貴女 [続きを読む]
  • 着陸態勢
  • ー着陸態勢ー着陸の許可待ち旋回する飛行機は鳶の輪を描くやうであるけれど陽の傾きに目をやればなをも沈まぬ太陽が綿雲の上寝そべってイる日を惜しむともただ 怠けるともつかぬさま…小さな四角い小窓からわたくしは思ふ空の遥か上空では夜も昼も無いのかしらと…わたくしをからかうように一切れの雲がそんなはずはないだろうといいたげに横切る…機体を斜めに傾けて脚を伸ばし始めた飛行機が獲物を狙うやうに滑走路を目指した刹 [続きを読む]
  • 高背舟
  • ー高背舟ー高背舟に乗って背筋を伸ばし川を上っていった…そんな夢をみた荷物は少なかったが船頭さんの渋い舟歌がなんとも心地よく上機嫌なわたしだった満員の電車でもイライラと渋滞を待つわけでもない川の流れに逆らいながら人力による速さの舟は景色がよく見えるわたしの日傘は飛ばない速さ…つくづく夏を美しいと思った…夢せせらぎと櫂に任せる高背舟夢と知りつつ鼻歌交じり船頭の声麗しく懐かしく夢より覚めてなを残るなり [続きを読む]
  • 法要
  • ー法要ー今年の夏安吾は祖父 祖母 父と三人並んで大法要となり実家は大忙し…珍しく ウサギも白い目に晒されながら長期休暇を取らなければならなくなった都会の まして普通の家ではあり得ない法要…明治時代 それ以前が根強く生きる故郷で歴史を継承する歴代当主のすることは大きな声では言えないが面倒なことばかり…ある卜占で言われたあなたの名前とあなたの背中に脈々と続く系譜を終わらせるお役目が見えると…それは時折 花火 [続きを読む]
  • 野薊
  • ー野薊ーゆうぐれの小路を歩いていたら野薊を見つけた随分と背丈の伸びた夏草らしい しかし半分暑さに灼けた野薊を見つけたけれど 野薊は緑を通り越して茶になりかけた草叢に凛として立ち古代紫の薄様を鮮やかに柔らかく灯している薊はわっちに触るんで無いよと トゲトゲしく威嚇しているが暮れなずむ夕映えになんとも艶めかしく荒削りではあるが逞しい女性を思わせる…あいな…あねさま触りはいたしませぬ近頃の暑気に負けぬよう [続きを読む]
  • 灼熱の夏
  • ー灼熱の夏ー灼熱の夏でさえ朝露は降りるもので生命のたくましさはそれはもう目を見張るばかりでわたくしはただ 呆然と朝日に立ち竦んでいたのです…遠き日の夏はこれほど痛み無くただ鮮やかに輝けり蝉しぐれも夏草さえも心なしか力無きやうな気のする真昼お暑ございますが合言葉になる昼日中日傘 chapeauも役立たぬなり乾きを潤す為に飲む水が干る肉体を更に乾かすアスファルトの恩恵は歩き易くなったこと…砂埃が舞わぬようにな [続きを読む]
  • 言葉がそのまま
  • ー言葉がそのままー舟という言葉がそのまま 舟になればいい…家と言う言葉がそのまま 家になればいい…道と言う言葉が そのまま 道になればいい…命と言う言葉がもう一度 あなたを呼び戻せばいい 昨日まで笑っていた人を昨日まで叱ってくれた人を昨日まではしゃいでいた人を昨日まで考えこんでいた人を言葉が甦りさせることができるなら… [続きを読む]