鳴きウサギ さん プロフィール

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鳴きウサギさん: 水葉
ハンドル名鳴きウサギ さん
ブログタイトル水葉
ブログURLhttps://ameblo.jp/tnerap44/
サイト紹介文恋愛詩 自由詩 小説 日記 散文 随筆
自由文言葉を紡ぐこと 言霊を大切にすること
そして何より 書くことは自由であること
以前と内容は変えていませんが 長期休暇後・・・気分を変えていきたい
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供192回 / 365日(平均3.7回/週) - 参加 2009/07/27 04:36

鳴きウサギ さんのブログ記事

  • 薬箱
  • ー薬箱ー薬箱に手を伸ばしてはみたけれど風邪の薬は なかったのです風邪かどうかもわからないけれどこどものように上がりはじめた高い熱と…背中の悪寒は止められなかったのですだるさは…あなたが 部屋を出て行ってから…いつもなら…大丈夫か?と額に冷たいタオルを乗せてくれるあなたが…もういない…人とはこのように弱って死んでいくのかと 思い少し怖くなり そんな弱い自分を少し笑って…薄い眠りに落ちて行ったのです朝にな [続きを読む]
  • 上手な別れ
  • ー上手な別れーむかしむかしに愛したものなら火種はきっとくすぶっているはずそんなふうに思うけれど愛したと錯覚したものならばもとより 火種などはあるはずもない…火のないところに煙はたたない…けれど…幻影の水煙をあげるのが愛だとすれば…月日が過ぎて乾けばほうら…跡形もないなにも ない…きみを愛していたはずの甘い夢の名残だけ苦い目覚めのように思う朝空は高く空は青い…人生は短いわたしは何を見わたしは何をして生 [続きを読む]
  • barge
  • ーbargeー生きている間は生きることに懸命で死については考えないものと艀舟の老人は語った深く刻まれた 眉間の皺に計り知れない 歴史が過ぎる花は咲き 花は枯れ咲くことを 謳歌し枯れることを 愉しむ…わたくしの昨夜の夢に出逢ったけれど再びは逢わないだろう人が笑っていたただ無性に逢いたくなった同じ地上に生きているのに二度とは逢わない人があまりに多すぎる二言 三言の言葉紡いだだけだけれども…きみよ 幸多かれと祈る… [続きを読む]
  • 否定の先
  • ー否定の先ー見えない抑圧という鎖からただ逃れたいと思っていたけれどそれはいけないことだと思っていた与えられた宿命は背負うものだと思っていたがむしゃらに働いたひ弱な身体と精神に懸命に鞭打って…何を言っても甘えと言われた何をやってもあまちゃんだと言われた…悔しくて悔しくて…手に入れた一見世間では幸せと呼ぶはずのものも全部捨ててまだ 手を伸ばしたすると今度は方向が違うと言われたすると次は方法が違うと言わ [続きを読む]
  • 私が今ほしいもの
  • 私が今、ほしいものは・・・キャンペーンに参加してほしいものゲット★ 雪が深くなる前に 金沢に行く旅行券と 宿が欲しいです。その際は 短歌でも旅行記でもなんでも書きます。中継します。どうかよろしくお願いします。一生に一度のお願いです。白山にどうしても行ってみたいです。登るのが無理なら遥拝でもかまいません。お願いいたします。鳴きウサギ 拝 [続きを読む]
  • 押し問答
  • ー押し問答ーいただきに秋は来ていた…そは たれに云フともなく秋の色を染めていた…潮の流れはとどのつまりいつものそれと わからぬが…遠くに大島が霞む…新島が霞む…雲はもはや高くありて見る間に形を変へてゆきいつときたりともとどまらず 暫く風に吹かれようものなら肌寒ささへ覚える秋の気配よ…大室山のいただきに秋は来て ことしもやがてお終いになることをそつと告げてゐるわたくしは なにをしただらうわたくしは なにを [続きを読む]
  • 立待月
  • ー立待月ー言葉尻を摘みてさんざめく 秋の鳥羽ばたけり 遠くの山に遠くの山にと詠みたくてふと独り言つ…都会に見える山の峰といつたら…富士の高嶺か…差し詰め高尾の峰か…都会には見渡せる範囲に山河無くふと哀しくなる高いビルディングのガラス窓が久方ぶりの太陽を受け煌々と輝くさまが なんとも…よそよそしく感じられてまた 寂しい…君よ…傷つけられること勿れ吾もひとりこの喧噪のまつ只中に立ち竦み 怯えはするが傷つか [続きを読む]
  • 沈黙の枝
  • ー沈黙の枝ー言の葉のひとつひとつも枯るるごとく 秋は来にけりなんの秋ぞとおもふ 風情の 暑さは僅かに残れども…深き霧雨に包まれし都会の街の窓ガラスを指でなぞれは ひんやりと冷たさのある 秋は来にけり吾が睫毛と胸に落つるとめどなき憂愁を危ぶみて 珈琲を喉に押し流せば数ふる程の命の残火今年紅葉の燃え盛るさまあと幾多 見られるものか…推し量るも空しき 生への執着も無くただ清らかに 滑り落つ時の砂の音聴けば…目を [続きを読む]
  • ドールハウス
  • ードールハウスー謎の演出家の手でもって脚光を浴びた作品は舞台の上で華々しく 喝采された舞台の上には美しい俳優たちが勢揃い…深々と頭を下げて恭しく頭を下げて今日の栄光に酔いしれている花束とスポットライト重い緞帳が降りるまで舞台の上は 紙吹雪金や銀の紙吹雪…やがてするすると緞帳が降り…暗転が訪れる観客は満足し 夢で腹を満たしたら足早に席を立つあのシーンは秀逸だったこのシーンは感動だった…と口々に作品を語 [続きを読む]
  • ー旅ー砂漠の都市は 亡びて長い刀の刃のような月だけが知っている民は東へ向かったことを…陽の昇るほうへ陽の昇るほうへ馬の背に跨った長い長い行列は 細い一本の蔓になる最後に一度振り向いた娘は丘を眺めていた子どもの頃に駆け巡り 歌を歌い棘のある花を摘んだ…夢は今も野山をかける新たなふるさとを目指しつつ砂漠の民は追手を逃れ見たことも無い海に出て多くの仲間を喪いながら緑多い陸を目指したそのことを三日月がやがて [続きを読む]
  • 多忙という口実
  • ー多忙という口実ーやり残したいろいろは夏の疲れと共に やってくる忙しいを口実につい 何もかも荒々しくなり本来の自分を見失うふと 気づいたのは紙ナプキンに 忙しいと書いたとき忙しいという文字は心と 亡す で出来ているわたしはひどく自己嫌悪する忙しいが口実ならばわたしは心が亡くなった人疲れた身体を引きずってでも忙しいに鍵を掛けようたとえば この身が倒れたとしても 大して世の中は変わらない周りを傷だらけにするく [続きを読む]
  • 今朝の警報
  • ー今朝の警報ーさよならと はじめましてはどちらを多く言っただろう?わたしの父や母は戦争のことを よく覚えていないと言った…まだ ほんの こどもだったから…戦争の真実を知る祖父母はとうに他界した哀しかったという言葉だけ残して恐ろしかったという言葉だけ刻んでわたしは戦争を知らないかつて戦争があった歴史を知っていても真実を知らない依って語る資格も無いただ はじめましてと さよならでははじめましてが 多いほうが [続きを読む]
  • 普遍の木
  • ー普遍の木ー問いかけに 応えず…何かに 夢中になる君はわたしの知っている君では ないよ…きっと君と出逢う前きっと君と暮らす前まだ文のやりとりをしたころ君は わたしとのやりとりにもそのように 夢中になってくれたのかななんてことを考えながら…人の心の移り変わりをまるで空模様をみるように考えていたのだ…季節は秋だ…御誂え向きな秋だ君はわたしに多くの恵みをくれたのだからもう幸せになり給えよ…南でも北でも さなが [続きを読む]
  • 石鹸
  • ー石鹸ー何が 不幸で 何が幸せかは物や お金で計れない…心がどこにあるかなんだとわかっているけれどわたしの心が 境界線を彷徨うからきっと 不幸じゃないんだろうが幸せでもない気がしてる贅沢なんだよね…きっと…わがままなんだよね…きっと…だけど おとななんかになってしまえば子どものようには泣けやしないし…いっそわあわあ泣ける場所が何処か一箇所でもあればいいのにねそうすりゃ 一年は頑張れる旅よりも美味しいもの [続きを読む]
  • 鯛の鯛
  • ー鯛の鯛ー鯛の鯛が見たくてわざわざ 焼き物を注文したわたしは あまりお魚はいただかないのだけれど 友人に手伝ってもらって…〔その友人が魚を実に見事に平らげる人物であるから〕わたしはほとんど 一口いただいたくらいで まんさくと言う日本酒ばかり飲んでいたつまみに鯛ではなく いぶりがっこにクリームチーズを乗せたものをパリパリ齧りながら…日本酒はすでに二合めだ。呑んべいだねぇまんさくは 旨辛だ。最初にいただいた [続きを読む]
  • 解夏
  • ー解夏ー雨の夏は部屋に籠って歌を忘れた小鳥みたいに祈りだけで過ぎたのでした雷の神風の神ご機嫌斜めのご様子だからひたすら祈って過ぎたのでした草を踏まず殺生をせず命の尽きた蝉の亡骸を雨の土に埋めてやり…泣き泣き祈って過ぎたのでしたわたしの背中に寄り添う影は神だったのか 仏だったのかそれとも 迎えの舟だったのか…はたまた 遠いむかしに過ぎてしまった 迸るほどの情熱だったのかわたしは 半眼の眼差しを真似祈りの [続きを読む]
  • 良き台詞 映画 阿弥陀堂便り
  • ー良き台詞 映画 阿弥陀堂便りー前に 小説とは 阿弥陀様を言葉でつくるようなものじゃないかと思う…と言う台詞を映画の中で見て…ひどく感動した手彫りの仏はとても上手なものからわけのわからないような無骨なものまである…で、言葉であらゆる小説を表現することもなんともはや…とも思えるわたしのような下手なものから 一流の小説まであるのだろう…ただ わたしは無骨な仏が好きで 清廉されたそれよりも魂がこもっている気が [続きを読む]
  • 水先案内
  • ー水先案内ー真実を知りたいと思って真実ばかり追っていたから…嘘ばかり 見つけた…夢ばかり見ていた…望みばかり 増えた…投げ出したいことが増えて雨に増水した川みたいになってわたしは踠いていた虚構の水の中…真実を探さないことにして嘘の川に流されることにしたら小さな小石を拾った嘘の波間を沈まぬ小石…これが 真実だとしたらどこまでもどこまでも流れてゆくだろう…わたしは小石を手から放して共に流れてみることにし [続きを読む]
  • 普賢菩薩の夢
  • ー普賢菩薩の夢ー更紗は風に靡いていた夕陽を背にしたその尊顔を わたしは影絵のようにしかみることは 叶わなかった明方の夢の中…跨ったのは 象だと知った牙を持った象だと知った目の前を通り過ぎたとき…菩薩は 具現し実像するが救済もなければ慈悲もないただ わたしの瞳に溢れさせるとめどない涙の粒により計り知れ…我と我が身の愚かさを我と我が身の罪深さをそう言わんばかりに穢れだらけの身の内を洗い落とさせようとするか [続きを読む]
  • 蝶の群 短歌
  • ー蝶の群ー古い吊り橋を 用心深く渡って行ったあなたは…やがて 到達するだろう 村の出口から新しい橋が架かり大きな街へと繋がった電車が走る駅へと…何かをはじめるときの一歩が恐々であっても明日へ繋がったものであるなら蛹から抜け出る蝶のように今しも乾かぬ羽根を広げて飛ぶ!飛ぶ!無数の蝶たちが思い出という村を後にして飛ぶ!飛ぶ!わたしは いつまでもいつまでも古い吊り橋の番をしながら一度は出て行った蝶の羽根を拾 [続きを読む]
  • 大井競馬 初体験!
  • ー大井競馬場ーお盆のなか日、仕事が終わり…ナイト競馬に誘われて 初めて大井へ行ってみた。こんな風になってるんだね〜ちょっと感動!お盆なのに満員!子どももいっぱい!女性も多い!なんだか競馬といったら 赤鉛筆を耳にかけたおじさんのイメージだったけど、なんだかクリーンなイメージ!Gフロントやダイヤモンドターン、観覧席もたくさんあるんだ!わたしはシートを用意してもらったからそこで観戦。馬が可愛いの。挨拶する [続きを読む]
  • ビー玉の星
  • ービー玉の星ー神の庭の 花が揺れてまた雨になると森が 騒めく今年の夏は 雨の夏とふくろうたちが 羽根を撼わす…空を暴れる 二匹の龍がもう数日も居座り続け大地を洗う 大地を洗う汚れた大地 汚れたわたし…夢の中で虫取り網にかかってもがく虫に変わったわたしが視える網はびしょ濡れ 今にも溺れる…誰が一番?綺麗なのはだれ?優れた人は一体だれ?強い人はだれなんだろう?水嵩は増す 競い合う間に逃げ出したい わたしはもがく [続きを読む]
  • 想の翼
  • ー想の翼ー愚痴は 零せるもの弱音は 吐けるものそう思える人は幸せだ…愚痴は相手を悲しくさせるし弱音は相手を重くするそれでも聴いてくれる既得な人を人は親友と呼ぶけれど果たして 真実は語っているか?自分のありのままを語っているか?大人になったらなった分だけ装飾部分が多くなるぜんぶ 脱ぎ捨てたわたしはねぇきっと砂つぶよりも小さいかもしれないよ…それでもきみはわたしの話を 飽きることなく聴いてくれるかな?嘘だ [続きを読む]
  • 影絵の狐
  • ー影絵の狐 短歌 数種ー語らい合うのは 影絵の狐指で作った影絵の狐わたしの指の狐が呼べば月の宴を設えて…あなたの指で作った狐応えるように ほら…夢の谷間を駆け下りてくる戯れ遊び 喧嘩しながらそれでもいつも楽しいわ…みっつ数えて夜が明けるまであなたの指とわたしの指が終わらないよな 物語する夢の中なら 会えるでしょ?いつも今でもいつまでも…いつか夢の谷間を登り高い雲まで 届いたら虹の橋さえ 一跨ぎしてまたふざ [続きを読む]
  • ブラックダイヤ
  • ーブラックダイヤー今の恋人たちにしたらむかしの恋の形は 古いのかもしれないけれど…その方と並んで歩くなんて…考えられなかった横顔の美しい貴婦人は今は肖像画となってしまったけれどそれが口癖だったわたしはその話しを聞くたびに甘く切ない想いに取り憑かれていた港を見下ろす 高台の部屋霧笛楼の菓子をひとつ口に運んで 珈琲をいただく手入れされたお庭では夏薔薇が盛り…それで…どうなの?近頃は?ゆったりと聞いてくれ [続きを読む]