狼は天使の匂い(1972) クライムメロドラマとでも形容いたしましょうか。監督は、『禁じられた遊び』(1952)『太陽がいっぱい』(1960)などの名匠、…
B級ホラー映画から、文芸大作映画まで、あの日観た映画を思いのままに綴っていきます。。
最近の掲載記事 博士の異常な愛情 ペイ・フォワード・可能の王国 シックス・センス アマルコルド 地獄の黙示録 アメリカン・グラフィティ いちご白書 殺しのドレス などなど・・・
狼は天使の匂い(1972) クライムメロドラマとでも形容いたしましょうか。監督は、『禁じられた遊び』(1952)『太陽がいっぱい』(1960)などの名匠、…
ミッドサマー(2019) 『ヘレディタリー/継承』で、独特な世界観によるホラーを生み出した、アリ・アスター監督作品。 肉親を亡くした女子大学生、ダニーが、…
カメラを止めるな(2017) 自主映画で制作され単館上映。観客の反応良く、上映館を拡大。予算300万円ながら、31億円以上の興行収入をたたき出し、ブロック…
花の高2トリオ 初恋時代(1975) 今や懐かしオーディション番組「スター誕生」で合格した、森昌子・桜田淳子・山口百恵の3人が主役を演じたアイドル映画です…
レザボア・ドッグス(1992) クエンティン・タランティーノ監督、弱冠28歳での劇場用映画デビュー作です。 ジョーと名乗る男のもとに集められた6人の犯罪者…
楢山節考(1983) 1983年。『戦場のメリークリスマス』と本作の2本が、日本映画としてカンヌ国際映画祭に出品され、大方の予想を覆して、本作がパルムドー…
レッズ(1981) ロシア革命を描いたジャーナリスト「世界を震撼させた十日間」で有名なジョン・リードの半生を描いた物語。製作・脚本・監督・主演は「俺達に明…
洋邦問わず、今までたくさんの映画を観てきました。その作品群のなかで胸を躍らせてくれて憧れたたくさんのヒーローたち。そんな数多いるヒーローたちの中で、私が特に思…
竜馬暗殺(1974) 幕末の土佐藩士で、倒幕および明治維新に大きく関与した坂本龍馬が暗殺される慶応3年11月15日までの3日間を描いた作品です。 学生運動…
パーフェクト・ワールド(1993) クリント・イーストウッドが、ケヴィン・コスナーを主演に迎えて自らも出演した一編。 刑務所を脱走した二人組が、押し入った…
子宮に沈める(2013) 2010年(平成22年)に大阪で起きた、大阪2児飢餓死事件をモデルにネグレクト(育児放棄)をテーマにした作品です。 二人の幼い子…
津軽じょんがら節(1973) 斎藤耕一監督は、1972年、萩原健一主演の『約束』でスチルカメラマン出身らしい優れた映像感覚を見せ、続く高橋洋子主演『旅の重…
バービー(2023) 全世界で大ヒットなんですよね。新しい価値観?多様性?といったテーマを、アメリカの人形玩具“バービー”を通して問いていくコメディ。 バ…
エクソシスト 信じる者(2023) 大ヒットした油田を発見したら、カラカラになるまで掘り続けるハリウッド。最も顕著な例が『スターウォーズ』シリーズだと思…
怪物(2023) カンヌ映画祭などで絶賛された、是枝裕和監督の社会派サスペンス(?) (?)とつけたのは、私の中でどうもテーマ分けしにくい作品だからです。…
先日、大腸にポリープが見つかったため、明日(2月28日)ポリープ切除と大腸検査。それから胃カメラで胃の検査もしてきます。年を取るといろいろガタがきますね・・・
ラリー・フリント(1996) 『カッコーの巣の上で』(1975)では人間の尊厳を描き、『アマデウス』(1984)では神の選択に対する嫉妬を描いた名匠、ミロ…
東京画(1985) 小津安二郎監督に薫陶を受けた西ドイツ(当時)の映画作家、ヴィム・ヴェンダースが、『東京物語』(1953)の舞台となった東京を訪れた時の…
東京物語(1953) 繰り返し観よ。時間をおいて繰り返し観よ。そう言いたくなる作品です。東京で働いている子供たちに会いに、尾道から上京する老夫婦。しかし、…
シティ・オブ・ゴッド(2003) フェルナンド・メイレレス監督作品。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロのスラム街を舞台にした、ストリート・チルドレンたちの抗争…
【お家でリバイバル】ジャスティス(1979) ほぼ44年ぶりに再見しました。多分、初見の時より面白かった・・・と思う。そして、初見の時のレビューはわかっ…
『サン・セバスチャンへ、ようこそ』を観て、なぜか懐かしい気持ちが湧いてきて、本当に久しぶりに、ウディ・アレン監督の本作を再見。そして・・・オープニングの瞬間…
千年女優(2001) その早逝があまりにも惜しい天才、今敏監督作品をリバイバルで観てまいりました。 伝説の銀幕の大女優、藤原千代子が、初恋の人を追って、大…
サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020) ウディ・アレン監督の2020年作品が、ようやく日本公開された。ウディ・ファンの私からしたら、本当に待ち焦がれて…
パルプ・フィクション(1994) 最高にカッコいい、クエンティン・タランティーノ監督による犯罪ドラマ。 4つほどのエピソードが、時系列を無視したように展…
御婚礼/ウェディングパーティー(1969) ブライアン・デ・パルマが、シンシア・モンロー、フィルフォード・リーチと共同監督した日本劇場未公開作品。最近の配…
オズの魔法使(1939) ライアン・フランク・ボームによる同名児童文学を、ヴィクター・フレミングが監督して映画化。主演の、ジュディ・ガーランドが歌う「虹…
桐島聡容疑者が確保されたということでリブログ。
若者のすべて(1960) ルキノ・ヴィスコンティ監督が、大都会ミラノへやってきたイタリア南部の貧しい家族の崩壊を残酷に、かつ叙情的に描いた作品。故郷を離れ…
ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013) 実在の人物、ジョーダン・ベルフォートの『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』を原作と…
ニューヨーク1997(1981) 発想と設定はめちゃくちゃいい近未来SF敵中突破アクション。島全体が刑務所と化したマンハッタン島に大統領専用機が不時着。か…
フラッシュ・ゴードン(1980) スターウォーズ(1977)の大ヒットにより掘り起こされた感のあるスペース・オペラ作品。原作は、ジョージ・ルーカスも手をつ…
アウトローブルース(1977) ピーター・フォンダ主演でこのタイトルだから、世の中に絶望した若者の無軌道な生活を描いた作品を想像してしまいましたが、180…
狂った果実(1981) いたずらに性欲を煽る作品ばかりではなく、こんな傑作も埋もれているから、日活ロマンポルノは油断できない。 昼間はガソリンスタンドの…
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008)
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008) 黒澤明監督の痛快娯楽時代劇がリメイクされていたのは知っていた。未見でしたが、今回配信サービ…
ミーガン(2023) 巷では割と評判が高かった、ジェラード・ジョンストン監督によるSFホラー作品ですが、私にはあまりにも既視感が強く、のめりこめない作品で…
ベルーシ(2020) クスリと吹き出したり、ニヤニヤしたことは数えきれないほどありますが、映画館で声を出しておなかがよじれるくらい笑ったのは、エディ・マー…
福田村事件(2023) 大正12年9月。関東大震災の混乱時に起きた惨劇を基にして作られた、森達也監督作品。 関東大震災直後、千葉県福田村では、緊急勅令によ…
今年は、本ブログの更新回数が後半になって大きく落ちていきました。映画に関しては、Filmmarksにレビューの場を移そうとしているからです。 あと、映画専門の…
荒野の七人(1960) 御存知、黒澤明監督の名作『七人の侍』を舞台をメキシコに移してのリメイク作品です。 収穫期になると盗賊がやってきて作物を奪っていくた…
ハドソン川の奇跡(2016) 実際に2009年に起きた航空機着水事故をモデルに、クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演で作られた作品であります。…
潮騒(1974) イヴ・モンタンとキャサリン・ロスのラブ・シーンが話題になったフランス映画です。 暴力についての著書があるイヴ・モンタンが、続編の執筆のた…
マジック(1978) アンソニー・ホプキンス主演、リチャード・アッテンボロー監督のサイコホラー。 売れないマジシャンのコーキー(アンソニー・ホプキンス)が…
ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼
ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼(1970) ブライアン・デ・パルマ監督は、『アンタッチャブル…
戦場にかける橋(1957) 第二次大戦中、タイ王国にかかるクワイ川で、日本軍に捕虜になったニコルソン大佐(アレック・ギネス)率いる英国軍の師団が、強制労働…
アラビアのロレンス(1962) 70ミリの大画面を最大限に生かし切ったという意味では、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』と双璧をなす。…
シン・仮面ライダー(2023) ファンの方には申し訳ないですが、シン・ウルトラマンにしてもシン・ゴジラにしても、『シン』シリーズはどうも肌が合わない。 石…
暴走機関車(1985) 黒澤明がハリウッドにて企画、原案、脚本まで書き上げたが、制作陣とのトラブルでお蔵入りになった企画を掘り返して、当時ソ連のアンドレイ…
アプリを使って好きな外国映画40本をタイルに貼ってみました。全部わかりますか?有名どころが多いのでわかりますよね^^【僕のお気に入り映画200本ですご参考に見…
およそ30年くらいまで、私は関西資本の大手家電量販店の社員として働いていました。 そのころ、今頃の晩秋から初冬に変わる季節が大好きでした。 秋からクリスマス仕…
日本暴行暗黒史(1967) 若松孝二監督作品。アマプラにて鑑賞しました。 明治初期から昭和40年代前半まで、婦女暴行殺人を繰り返してきた男の3代にわた…
Winny(2023) まだ記憶に新しいファイル共有ソフト“Winny”を開発した金子勇を主人公にして、Winny開発にまつわるあれこれや、Winnyソフ…
クローズZERO(2007)~ロケに使われたのは廃校になった私の母校
クローズZERO(2007) 結構話題になった三池嵩史監督のヤンキー映画だが、私はまったく乗れなかった・・・ ヤンキーたちが集まる鈴蘭高校で最強のお山の大…
イマジン/ジョン・レノン(1988) 劇場公開されたのは日本のみだという、ジョン・レノンの伝記映画。 膨大に残された実在のジョンのフィルムと肉声でその生涯…
いつかギラギラする日(1992) 当初の予算をはるかにオーバーした11億円もの予算を費やし完成させたものの、興行的には大惨敗に終わった深作欣二監督のアクシ…
さらば愛しき人よ(1987) タイトルがベタなら設定もベタなやくざ映画。主演の郷ひろみをはじめ、役者はなかなかいい味出しているのにこれだけ乗れないのは、監…
敬愛するウディ・アレン監督の新作『Rifkin's Festival』が、2024年1月に公開されることが決定したようです。 あらすじは、 本作の舞台は、映画…
ひきしお(1972) 船上で口論をしていたカトリーヌ・ドヌーヴが、激高して海に飛び込む。 マルチェロ・マストロヤンニが自給自足をしている島に流れ着き、彼女…
チャイナ・シンドローム(1979) 原子力発電所の事故を告発しようとした、テレビの女性アンカーとカメラマン、それを隠蔽しようとする者たちの物語。我が国では…
WASABI(2001) 『ニキータ』『レオン』などの監督のリュック・ベンソンが脚本を書いた、ジャン・レノ、広末涼子主演のアクションコメディです。 19年…
反撥(1965) ロマン・ポランスキー監督のサイコ・ホラー。カトリーヌ・ドヌーヴが熱演です。 美容院で働く、潔癖症で内気な女性、キャロル。 同居している姉…
地上より永遠に(1953) 第26回アカデミー賞にて、作品賞、監督賞他8部門を受賞した作品です。 1941年夏。第二次大戦の火ぶたを切ることになった日本軍…
アクロス・ザ・ユニバース(2007) 私は、ビートルズが大好きです。ほぼ全曲和訳まで記憶しており、その歌詞が持つダブルミーニングやトリプルミーニングを考察…
普通の人々(1980) 名作の誉れ高い作品でも、若いころにはピンとこず、いまいち理解できなかった作品ってありますよね。 私にとっては、本作がまさにそうで、…
サチコの幸(1976) 原作は、上村一夫の劇画。同じ原作者でスマッシュヒットした『同棲時代・今日子と次郎』の夢をもう一度という思いで制作されたのでしょうか…
ラ・ラ・ランド(2016) チャイコフスキーの音楽がかすかに流れる中、画面がスタンダードサイズからシネマスコープサイズに広がっていく。それだけで映画愛を感…
さらばダチ公(1974) 私の大好物である70年代テイストが満載な作品。 3年の刑期を終えて出所してきた、猛夫(松田優作)は、家に戻っても家族からのけ者扱…
にっぽん昆虫記(1963) 大正末期から昭和の高度成長時代に突入する時代を生きた昆虫のようなエネルギッシュな生命力を持つ女性の半生を今村昌平監督が描いてい…
エクソシスト3 『エクソシスト2』の出来栄えに不満を持った原作者、ウィリアム・ピーター・ブラッティが、正当な続編として自ら脚本を書き、監督までやった作…
パプリカ(2006) 47歳で早逝した天才アニメ監督の遺作となった傑作アニメーションです。 精神医療総合研究所の天才科学者である時田浩作が発明した他人…
マイ・フェア・レディ(1964) 前回のブログで、少しだけ本作に触れたので、今回改めて本作のレビューを。 大ヒットした舞台ミュージカルの映画化で、オード…
プラダを着た悪魔(2006) ファッションに疎い私でも、なかなか興味深く楽しく見ることができた作品です。テンポがよく、万人受けする、困難を乗り越えてのサ…
オアシス(2002) ヴェネチア映画祭で批評家賞を受賞するなど、国際的にも評価されたという韓国映画だが、個人的には、設定を含めて感動させてやろうという…
山口組三代目(1973) 当時の東映社長である岡田茂は「ゴッドファーザー』を見て気に入り、『日本で当てはめるなら山口組だ。これをやるのは自分しかない』と…
今シーズンの虎さんは本当に強かったです。特にラストスパートは見事でした。凄みを感じるほど。うちの投手陣がいろいろやらかしてすいませんでした。クライマックスも日…
ドゥ・ザ・ライト・シング(1989) アメリカの人種対立を厳しく描いた、スパイク・リー監督作品。 気温37度を超えるニューヨーク・ブルックリンの黒人街。 …
コントラクト・キラー(1990) 断然お気に入りの悲喜劇。鬼才、アキ・カウリスマキ監督の才気爆発の一篇です。 イギリスの国営企業に勤めていた、アンリ(ジャ…
こわれゆく女(1974) 他から見て異常なことも当人たちにとっては普通のこと。すべてを受け入れあっているならそれでいい。 土木作業員のニックは、急な仕…
リカ~自称28歳の純愛モンスター(2021) 酷い作品です。脚本が特に酷い。私は、原作小説ファンなので、怒りがこみあげてきます。 マッチングサイトで知り合…
あの時の映画日記~黄昏映画館② 2014年2月~4月レビュー作品採点表2009年よりアメブロにアップしている映画ブログ『あの時の映画日記~黄昏映画館』の採点…
おもいでの夏(1971) 本日も、過ぎ行く夏をしみじみと感じる作品をレビューしたいと思います。 1942年、夏の終わり。戦火を逃れてニューイングランドの小…
ハーダー・ゼイ・カム(1972) ジャマイカのレゲエ・シンガー、ジミー・クリフを主演に迎え、彼の同名ヒット曲をタイトルにしたジャマイカ映画。 田舎から出て…
セレブリティ(1998) 敬愛する、ウディ・アレン監督作品です。出演俳優、上映時間、等、彼のフィルモグラフィーの中では一番大作なんじゃないかなともいます。…
白いドレスの女(1981) 昔、脚本の勉強をしていた時に本作が教本になっていました。結構深く読み込んだ記憶があります。 スターウォーズシリーズや、インディ…
あの時の映画日記~黄昏映画館動画 YouTube(2022年1月~2月分)公開
14年間書き続けたブログを動画でも残そうと思い、過去の記事を動画でアップしました。(無料ソフトで作成した拙いものですが(;^_^A。 ブログ本文では、作品に順…
フィル・スペクター(2013) 60~70年代の洋楽に興味がある方でしたら、この名前は記憶に強く残っていると思います。 名音楽プロデューサーでありながら奇…
悪魔の毒々モンスター東京へ行く(1989) 前作で、全身に放射性有毒物質を浴びたためにモンスターになってしまったメルヴィンが、本作では海を渡って日本にやっ…
悪魔の毒々モンスター(1984) 前回ご紹介した『ワイルド・アット・ハート』に、個人的には消化不良の感を持っている私。 そこで今回は、おバカに完全に振り切…
ワイルド・アット・ハート(1990) 愛すべき迷作珍作を作ってきた、デヴィッド・リンチ監督が、これまたへんてこりんな作品を作り、そしてカンヌ映画祭グランプ…
結婚のすべて(1958) 冒頭、映画『太陽の季節』を模したようなポスターが映し出され、現在の性の乱れについて嘆くナレーションが入るところから始まる本作。 …
自転車が印象的な映画5選 いつも楽しい映画の記事を配信していらっしゃる、wonda007様が『バイクが印象的な映画PART2/映画なんでもベストて~ん』を…
荒野の決闘(1946) 第二次世界大戦から復員してきた、ジョン・フォード監督が、プロパガンダ映画を経て第二作目として制作された作品。名作『駅馬車』(193…
本日休館日です。私のお気に入りの映画の予告編、Youtubeからの拾い画像ですがお楽しみください!レビューも貼っておりますので、よろしければお立ち寄りください…
夜よ、さようなら(1979) 19歳の少女、マリー(ミウ=ミウ)は、若い男の、ジェラール(ダニエル・デュバル)に一目惚れ。たちまち恋に落ちるが、このジェラ…
カポネ大いに泣く(1985) 昭和初期。芸者の小染(田中裕子)は、旅芸人で浪曲師に憧れる男、海右衛門(萩原健一)との浮気が夫であるヤクザの親分にバレて…
天城越え(1983) 原作は松本清張。少年が持つ自らの性に対する欲望と葛藤を通じて描かれる推理サスペンス。 印刷所を営む小野寺(平幹二朗)のもとに、田島(…
恋する惑星(1994) 誕生日に2度振られた刑事と麻薬ブローカーの女。女に振られたばかりの警官と、彼にに恋する飲食店に新しく入った女。 この飲食店が恋の交…
大阪絶賛暴風雨☔中です。
最強のふたり(2011) 十年一昔とはよく言ったもので、本作も公開されてから10年以上経つのですね。 主に、日本とフランスで大ヒットした感動的なヒューマン…
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狼は天使の匂い(1972) クライムメロドラマとでも形容いたしましょうか。監督は、『禁じられた遊び』(1952)『太陽がいっぱい』(1960)などの名匠、…
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花の高2トリオ 初恋時代(1975) 今や懐かしオーディション番組「スター誕生」で合格した、森昌子・桜田淳子・山口百恵の3人が主役を演じたアイドル映画です…
レザボア・ドッグス(1992) クエンティン・タランティーノ監督、弱冠28歳での劇場用映画デビュー作です。 ジョーと名乗る男のもとに集められた6人の犯罪者…
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津軽じょんがら節(1973) 斎藤耕一監督は、1972年、萩原健一主演の『約束』でスチルカメラマン出身らしい優れた映像感覚を見せ、続く高橋洋子主演『旅の重…
バービー(2023) 全世界で大ヒットなんですよね。新しい価値観?多様性?といったテーマを、アメリカの人形玩具“バービー”を通して問いていくコメディ。 バ…
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怪物(2023) カンヌ映画祭などで絶賛された、是枝裕和監督の社会派サスペンス(?) (?)とつけたのは、私の中でどうもテーマ分けしにくい作品だからです。…
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シティ・オブ・ゴッド(2003) フェルナンド・メイレレス監督作品。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロのスラム街を舞台にした、ストリート・チルドレンたちの抗争…
ザ・コミットメンツ(1991) アラン・パーカー監督は、監督処女作である『ダウンタウン物語』(1976)でも見せたように、音楽への造詣が深く、そしてとても…
A(1998) 一連のオウム真理教事件後主要幹部が逮捕されたのちに広報副部長になった荒木浩に、森達也監督らが密着して作成したドキュメンタリー映画。 オウム…
怪描トルコ風呂(1975) 最近、東映エログロ路線のレビューが多いかなと思いますが、まあ、いいか。 怪談の定番である化け猫と風俗の定番であったトルコ風呂(…
スローターハウス5(1972) この作品のあらすじは書けません。時空を超えた一人の男の物語。タイムスリップ物に分類されるのかなと思いますが、過去や未来の社…
バタアシ金魚(1990) 何度でも見返したくなる男純情物語。直球ど真ん中、日本青春映画の傑作。 主人公の高校生カオルはある日偶然出会った水泳部のソノコに一…
嘆きのテレーズ(1953) 映画文法というものがあるとするならば、すべての映画は本作をお手本にしないといけないだろう、完璧な映画。 日曜日は母親と川辺を散…
カラミティ・ジェーン(1953) アメリカ西部開拓時代に実在した男装の斥候・カラミティ・ジェーンをドリス・デイが演じたミュージカルコメディ。 1950年に…
オールド・ボーイ(2003) 原作は日本のコミックとのことですが、私は未読です。原作のファンの方は本作をどう感じているのだろう。原作との差異や主人公のイメ…
三人の名付親(1948) 前回、『東京ゴッドファーザーズ』(2003)をご紹介させていただきましたので、今回はその作品の元ネタというかヒントを得た作品だと…
東京ゴッドファーザーズ(2003) 結構観てるんですけど、本ブログでアニーメーションを取り上げることはあまりないです。『となりのトトロ』(1988)以来2…
明日は初めて娘の彼氏と飲みにいく。今夜はそれたけ。
暴走ひったくり750(1976) 面白いB級映画のお手本。単純でチープながらも次から次へと見せ場をこしらえてラストまでニコニコしながら観ることができます。…
徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑(1976) 前回、『やくざ刑罰史 私刑!』(1969)を取り上げましたので、こちらもご紹介しないわけにはいけないと思い取り上…
やくざ刑罰史 私刑!(1969) 庶民の娯楽の王様だった映画が、その地位をテレビに奪われつつあった頃、邦画各社はより一層強い刺激を作品に加えて映画館に客を…
ドリーム・スタジアム(1997) いよいよ今年も待ちに待ったプロ野球ペナントレースが始まりました。 我がスワローズも開幕2連勝を遂げ、セリーグ3連覇に向け…
恋人たちの時刻(1987) 60年代の若者たちは怒っていた。70年代に入って怒れる若者たちは挫折していき、歪んだ衝動を内に秘めていった。 80年代に入って…
イエスタデイ(2019) 私は超がつくほどBeatlesが好きです。世界中に多くのファンを持つ彼らの楽曲をテーマにしたファンタジィ・コメディ。ビートルマニ…
Sushi Girl (2012) 本当につまらない作品ってありますね。本作がまさにそう。 一部カルト的な人気があるらしいですけど、私は完全にダメなやつで…
ミリオンダラー・ベイビー(2004) クリント・イーストウッドが監督、主演、音楽をてがけ、自身2度目のオスカーを受賞した人情劇。 貧困にめげずにボクシング…
座頭市と用心棒(1970) 『悪名』の朝吉、『兵隊やくざ』の大宮貴三郎と並んで勝新太郎の当たり役だった座頭市。 本作はシリーズ20作目ということで、キャス…