プリュ さん プロフィール

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プリュさん: プリュブログ PlusBlog
ハンドル名プリュ さん
ブログタイトルプリュブログ PlusBlog
ブログURLhttps://plusap.exblog.jp/
サイト紹介文日本画・油絵・陶芸・漆工・彫刻・染色・デザインなど美術諸分野のメンバーによる土の家建築の観察ブログ
自由文京都市立芸術大学に関わる美術分野のメンバーによる土の家作りの観察ブログです。
2008年夏にスタートしたこの企画は1期制作「峠の茶屋」を完成させ、2期制作「土の家」をスタートさせました。
今は版築と呼ばれる工法の壁を制作し、家の基礎作りへの導入にはいりました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2009/08/16 23:34

プリュ さんのブログ記事

  • 台風一過
  • 2018年9月5日(水)昨日(9月4日)、四国から神戸に上陸した猛烈な台風21号は、関空水没をはじめ、関西各地に大きな爪痕を残しました。翌5日朝、つちのいえも心配だったので、見に行くと、信じがたい光景が丘の上に広がっていました。つちのいえの西側に生えていた大きな樹木(しらかし)が根こそぎに倒れ、もう一本の巨木もへし折れています。しかしつちのいえは無事でした。茅葺き屋根に折れた木... [続きを読む]
  • スイカ茶会
  • 2018年7月26日(木)授業としては前期最終日のこの日は、恒例となりつつあるスイカ茶会。奈良在住のOBの出口義子さん(日本画・2017年大学院修了)から届いたスイカを囲んで、今期の打上げを兼ねた集いを開く。今年ゲストにお招きしたのは、カメルーンの森のピグミーの暮しを研究する文化人類学者の服部志帆先生。版築壁をスクリーンにして、ピグミーの森の暮しが映し出されます。地上最後といえる... [続きを読む]
  • 土浮庵 完成
  • 2018年7月19日(木)一週間経てばたちまち草ボウボウの坂道。坂道途中の菜園。赤オクラとモロヘイヤを育てています。こっそりバジルも。水やりを欠かしません。入口のアサガオ門。ここも草ボウボウだったので、きれいにする。アサガオのツルが一本だけ伸びている。ほかに四葉胡瓜も。土浮庵のロフト床を仕上げる。2種類のカーブした枝でロフトの床穴の縁兼手すりをつくる。正面壁の外側へも床板をはる。これだ... [続きを読む]
  • 土浮庵〜透かし壁づくり(2)+つちのいえ修復
  • 2018年7月12日(木)豪雨(とおそらく地震)で柱がずれたつちのいえ母屋の修復。屋根の杖になる二股分かれの枝を高いところから入手する。屋根の梁になっている竹に丸太を挿し込むために、グラインダで丸太を削って細くします。丸太を竹に挿し込む。中に入った丸太は2m以上。竹の梁をがっしり補強します。竹が比較的まっすぐだったので、割れることなく丸太を深く挿し込むことができました。丸太を竹に挿し... [続きを読む]
  • つちのいえ 西日本豪雨被害報告
  • 2018年7月9日(月)先週の西日本の記録的豪雨は、頑丈なつちのいえにも被害をもたらしました。東側の柱が束石からずれて、壁から半分遊離していました。屋根にかかる相当量の雨のせいと思われます。6月の大地震のときにすでにずれていた可能性もあります。束石も動いています。埋込んでいませんでした。同じく東側の内壁の柱部分にも亀裂が入っています。壁がつながっていない端の部分に大きな力がかかった... [続きを読む]
  • 土浮庵〜透かし壁づくり(1)
  • 2018年6月28日(木)[課題:南壁の入り口のような空き部分に、なづけて「竹木舞現し(たけこまいあらわし)」という新手法で、「内部が透かし見える、しかしそこから入ることはできない」という透かし壁をつくることにしました。名前の通り、竹の組み編みを見せるものです。そのためのデザインを考えて、次週にスケッチを持ってきてください。デザインに当たってぜひ現地視察してください。奥に見える筋交いの... [続きを読む]
  • 土浮庵 壁塗りと生きものたち
  • 2018年6月21日(木)いったいどこの国かというような植物の繁茂状態。つちのいえの丘は自然の生命力がみなぎっています。梅雨入りしていますが、幸いこの日は雨もふらず、土練りと壁塗りの作業ができました。放置状態で崩れかけていた土ベンチの土を土浮庵の壁に再利用します。かたちは壊れても土は壊れません。よく練れば蘇ります。雨・風の当たりやすい西壁の外側は、土の配合や練り・塗りがま... [続きを読む]
  • ジェンネの泥のモスク
  • 5月31日(木)この日は大雨で外で作業ができないため、いつも授業のイントロで見せている『NHK探検ロマン世界遺産〜ジェンネの泥のモスク』の映像を、つちのいえで鑑賞し、意見交換を行いました。つちのいえが教室に。版築壁にじかに映像を投影、現実の土に映像の土がかぶさります。意外とはじめての試み、新鮮でした。もう10年以上前のNHKの貴重なドキュメント番組ですが、いつ見ても自然の素材でモノを作... [続きを読む]
  • 土浮庵 ロフトづくり
  • 5月24日(木)土浮庵の南壁の土塗りをする予定でしたが、この日は五芸祭で出席者が3人と少ないので、土塗りは次週にまわして、ロフトづくりに取り組みました。一番検討したのは、床に開けた入口から見上げたときの屋根裏の面白い見え方と、階下からロフトへのやさしい上がり方の調停です。天井の真ん中に大きな円を切り抜くという案も出ましたが、天井を支える梁や、梯子(ナワ梯子)をどうかけるかなど、上がり... [続きを読む]
  • つちのいえの未来
  • 2018年5月18日(金)2023年に移転を控える京都芸大。つちのいえがどうなるか(移築不可能)が心配なところですが、地元の洛西ニュータウンの自治連合会が昨年、京都市長に提出した提言書のことを知りました。地図の部分を見ると、つちのいえのある丘は、「遊びの森・散策の森」となっています。なんと今やっていることの延長です。ということは、将来のことをあまり気にせず、今取り組んでい... [続きを読む]
  • 竹木舞(2)、土壁塗りに着手
  • 2018年5月17日(木)先週取り付けた竹木舞。この日はまず竹木舞にシュロ縄をまいていきます。このシュロ縄に土が食いつくので、しっかり竹に巻き付けていきます。間隔は3cmぐらいにびっしりと。ずれ動かないよう締めながら巻きます。これで土が落ちなくなります。いよいよ土練りです。土練り機を現場に運び、土、砂、ワラ、フネ、スコップ、木づち、トウシを用意します。(1)フネに土を入れて砕いて、粗め... [続きを読む]
  • 竹木舞(1)、柵、畑、巣
  • 2018年5月10日(木)土浮庵の南壁に竹木舞をつくっていきます。まず桟をほぼ30cm間隔で水平にとりつけ、それに竹を縦にはっていきます。竹はビスや釘をじかに打つと割れるので、ドリルかキリで先穴をあけておきます。道の曲がり角に草木染めのための栽培地をつくるべく、石を取り除いて整地します。自然木の枝を使って柵をつくります。ビスなどは使わず、採取したツタを利用。(ベンチは仮置き)「巣」がだ... [続きを読む]
  • 普請(ふしん)ということ
  • 2018年4月26日(木)作業二回目。「普請」という言葉についてたずねられたので、説明しておきます。普請(ふしん)とは、「普く(あまねく)請う(こう)」と書くように、広く平等に奉仕(資金・労力・資金の提供)を願うこと。特に建築や土木に関わる社会基盤を地域住民が作り、修繕、維持していくことを指します。この日は道をつくる道普請、土浮庵の床/地面をつくる床普請、畑をつくる畑普請、... [続きを読む]
  • 2018年度前期、作業開始
  • 2018年4月19日(木)先週のイントロに続いて、この日から今年度前期の作業を開始しました。今期は参加者が少ないのかなと思っていたら、この日から参加する者も多く、12人の登録となりました。今期の課題は、土浮庵の完成と周囲の庭づくりへの取組みですが、みな今期から参加するので、まずは草が生えて見えにくくなっている道の普請。ツルハシやスコップをふるいながら、環境になじむことから始めました。... [続きを読む]
  • OBの木下愛理さん、篠山で茅葺き屋根修復
  • 2018年4月3日(火)つちのいえOBで、現在東北で茅葺き職人として修業&活躍中の木下愛理さん(通称アンディ、陶磁器専攻出身)から連絡があり、現在、丹波篠山で茅葺きの仕事をしているというので、出かけて見ました。丹波篠山は、つちのいえの母屋を制作するに先立って、灰屋(はんや)という厚い土壁の小屋を見学に行ったところです。講師としてお呼びしたこともあるカリスマ左官職人・久住章さんの拠点で... [続きを読む]
  • 北壁下塗り完成と鍋会
  • 2017年12月22日(木)年内最終授業日。先週に続いて、北壁の下塗りです。土を砕きます。フネに板を敷いてその上でたたくとつぶれやすいです。これは元大藪家の壁土なので、いい土ですが、そのまま使うのではなく、砂とスサを混ぜて練ります。竹木舞の外からも内からも。両側から竹木舞にからませていきます。北壁の筋交いが曲がった自然木のため、竹木舞も平坦ではなく、面がうねっているので、塗るのに難儀し... [続きを読む]
  • 土浮庵西窓
  • 12月14日(木)敷居ができてきたので、西壁の窓枠にはめてみます。引き戸の具合を確かめます。すきまなくぴったり合うと、日本人の血が喜ぶのを感じます。この日から北壁への土塗りを開始しました。また土練り機の羽根がどうやっても取れなくなっていたのですが、この日、ジャッキを使ってようやくはずすことができました。先週に続いて懸案事項がまたひとつ解決しました。年内は残すところあと2回。来週が最... [続きを読む]
  • 竹木舞+屋根の支柱
  • 12月7日(木)先週に引き続いて、土浮庵北壁の竹木舞へのシュロ縄巻きです。これくらい入念にシュロ縄を巻いておけば、土落ちを防げます。続けて西窓の引き戸仕立てに取り組みました。懸案の母屋の屋根への支柱取り付けを実行しました。屋根の葺き替えのとき、南側の梁が2本とも折れて、軒先が下ってきていることに気づいたからです。ジャッキと丸太を使って、ジャッキアップします。梁になっている竹に丸... [続きを読む]
  • 土浮庵 西壁窓と北壁づくり
  • 11月30日(木)ススキ野原とつちのいえ。窓づくりと平行して、北壁づくりに着手。竹木舞を支える桟をとりつけます。筋交い代わりの曲がり木の大きく曲がったところは逃がして遊ばせることにします。白と蛍光ピンクの角材は、井上の2年前の作品の廃材ですが、そろそろなくなってきました。短く切りすぎて長さが足りなくなったものを補正。見えなくなるとはいえ・・・竹をつけていきます。北壁は平面... [続きを読む]
  • 土浮庵西壁の窓づくり
  • 11月16日(木)西壁の窓は塗り残しにするかと思っていたら、引き戸窓をつくりつけるという挑戦に出た。長谷川先生がミゾガンナの使い方を指導。敷居づくり。窓枠をはめてみる。土に混ぜるワラが足りなくなったので、押し切りでザクザク。竹林で取った赤い粘土(*本体の北壁に使用)を使ったので、壁の色が途中で変わって、大きなまだらになった。*粘土質の土の場合は砂を同量ぐらい混ぜて捏ねます。... [続きを読む]
  • 茅葺き屋根修復完成
  • 11月9日(木)生物学の徳岡駒子先生が丘の上に来訪されました。きのこの調査です。徳岡先生に頂点のさやのゆがみがないか確認していただいたあと、屋根の足場をはずしていきました。案の定、丸太の下は水がたまって葺いた茅が傷みかけていました。水が溜まるのを避けるということが、屋根でも壁でも手すりでも屋外空間の鉄則です。まわりの足場もはずしました。土浮庵の壁塗りも進んでいます。本当にすすき野... [続きを読む]
  • 屋根の銅版被せ
  • 11月2日(木)この日は芸祭直前で学生は誰も来ません。長谷川先生と井上で懸案だった屋根トップへの銅板被せを行いました。二人がやるといつもその場に合わせたその場限りのオリジナル技術開発になります。銅板は0.2mm。雨樋など水周りの建材用のもので、36x120cmの定尺ものしか入手できませんでした。そのため、ほぼ対角線状に切ってつないでいくしか手がありませんでした。工夫の結果、端を折り... [続きを読む]
  • 竹屋根と土壁の修復
  • 10月26日(木)井上が芸大移転プレ事業 "still moving 2017" と"漂流するアクアカフェ"にかかわる現地制作のために、10月12日、19日のつちのいえの作業記録がありません。その間、10月22日に台風がありました。25日(水)につちのいえを見に来たら、案の定、土浮庵の土壁が落ち、竹屋根も傷んでいました。つちのいえの堀った床にも水がたまっていました。外から吹き込ん... [続きを読む]
  • 2017年度後期 作業開始
  • 2017年10月5日(木)2017年度後期の作業が始まりました。前期は受講者が多かったので、後期にまわした人もいて、新規5名加わって計17名の登録があります。秋です。春には裸にされた丘も草花やススキが生い茂り、草木と光が織りなす美しい景色が丘全体に広がっています。夏の間に坂道を覆い隠すように茂った草を刈ることからスタートです。パプリカがたわわに実っていました。枝豆も収穫して、伊藤真里... [続きを読む]