lime さん プロフィール

  •  
limeさん: 小説ブログ「DOOR」
ハンドル名lime さん
ブログタイトル小説ブログ「DOOR」
ブログURLhttp://yoyolime.blog83.fc2.com/
サイト紹介文サスペンス系オリジナル小説&漫画・イラストのサイトです。お気軽にどうぞ
自由文少し切なく、スリリングで、けれどもハートフルな読後感の物語を目指します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2009/09/19 00:09

lime さんのブログ記事

  • お題掌編 『モラトリアム・ノアール』
  • また、久々の更新になってしまいました。今回も、エブでお題を貰って書いたSSを載せてみようと思います。(*'‐'*)今回のお題は、「子供の頃のあの約束」。いろいろプロットを立ててみたのですが、結局出来上がったのは、優しさのかけらもないダークな物語でした。以前、可愛い女の子が書けないと嘆いたのですが、今回の主人公の女も、結構ひどいです(笑)けれど、私が本当に書きたかったのは、もう一人の登場人物の青年の方だった [続きを読む]
  • (イラスト)珍しく可愛い系で
  • ご無沙汰です。また更新からひと月近く経ってしまいました。今年は本当に大きな行事が多い上に、町内会の役員まで回って来て、仕事が休みの日も走り回っています(;´Д`)重なる時は重なる法則、健在です(。-_-。)イラストもほとんど描く時間が無いのですが、ひと月前、エブの方のお仲間に、表紙絵を依頼されました。私はエブでは、『絵は未熟なので表紙絵のご依頼は受けていません、ごめんなさい(;_;)』宣言をしてるのですが、そ [続きを読む]
  • お題掌編 『悪趣味』
  • 久しぶりの、短編小説の更新です。今回も、以前エブさんの所で書いた、お題掌編を載せてみようと思います。今回のお題は「誰にもいえない秘密の趣味」 。このお題を見た時から、絶対コミカル路線だな……と思いました。そして、ひねり出したものは、ちょっと軽薄で、ほんの少し不気味な、コメディSSでした(笑)6千文字以上あるのですが、分割して載せる程の内容ではないので、一気に掲載します。コメント等気になさらずに、さらっ [続きを読む]
  • (雑記)南海電鉄小説コンテスト
  • 昨日、南海電鉄小説コンテストの発表があり、私の短編、『君にとどけ -Lonely whale-』が大賞をいただきました。昨年の秋に、エブさんのほうで、このコンテスト用に書き下ろした作品でした。『南海電鉄沿線を舞台に「愛」をテーマにした小説を募集します。』 ということで、ちょっと難しそうだなあとは思ったんですが、せっかく大阪人なんだから、頑張ってみるか……と、慣れない「愛」を描いてみました。南海電鉄?エブリスタ?マ [続きを読む]
  • (雑記・イラスト)もうすぐ春
  • 前の更新からもう一か月。本当に時の経つのは早すぎて……( ;∀;)ここの所、すっかりご無沙汰しています。別のところで、締め切りのある中編を書いていまして、ようやくなんとか形になりました。以前大海さんとお会いした時に、「初めて中編の青春ものを書くんです!」って、恥ずかしげもなく(←いや、恥ずかしさを隠しつつ)語ったんですが、何とか出来上がりました。とある文学賞に出すっていうのに、全くのラノベ青春ファン [続きを読む]
  • (イラスト・観劇)NACS本公演と大海さん
  • すっかりブログの方がご無沙汰になってしまいました。皆さんの所にもあまりお邪魔できなくてすみません。今、ちょっと裏で締め切りのある中編を書いていて、そちらに時間を取られてしまって。でも、広告を出したくないので、今日は楽しかった昨日の記事と、そして少し前に書いたイラストを置いて行こうと思います。昨日、ブログでもおなじみの大海彩洋 さんと一緒に、NACSの舞台を観に行ってきました。毎回ファンクラブを通してチ [続きを読む]
  • (イラスト)2018年戌年♪
  • 明けましておめでとうございます(*ノωノ)昨年は、超スロー更新だったにも関わらず、長編にお付き合いくださって、本当にありがとうございました。思い返せば昨年はほぼ11カ月、ずーーーっと流鬼でした!(@_@) ああ、なんて重くて寒々しい1年だったんだ(笑) 今年はもう少し、ご機嫌な作品を書きたいぞ。本当は流鬼をスタートさせると同時に、その続編をいろいろ模索していたのですが、結局思うようなプロットが立たず、諦めモー [続きを読む]
  • 流鬼 最終話 夜明け前、そしてエピローグ
  • 「おおー。和貴もあんたも、無事か?」飛田がうっすらと目を開けると、自分を覗き込んでいた宮野老人と、その横の数人の男たちが安堵の声を漏らした。手に猟銃を持ったその男たちに揺さぶり起こされるまで、飛田は意識を失っていたのだ。焦げ臭い匂いにむせ返りながら、鈍く痛む頭を起こして周囲を見回した飛田は、愕然とした。周囲一帯の木々は葉を焼き尽くされ丸坊主になり、そこにあったはずの祠は石の台座があるのみだ。自分と [続きを読む]
  • 流鬼 第29話 遅すぎた想い
  • 母親ほどの歳であるにもかかわらず、飛田は思わずキヨに声を荒げていた。怒号に似た問いかけになったのは、その、貧相な女の口から出て来るであろう回答に、言い知れぬ恐れを抱いていたからに他ならない。有ってはならないその推測が杞憂であることを、飛田はどこかでずっと願いながら、この数日を過ごしてきたのだ。けれどその願いはあっけなくキヨに砕かれることとなった。「14年前、あの男は12歳の小菊に興味を持ち、写真を [続きを読む]
  • 流鬼 第28話 業火
  • 「和貴!」低木の藪を曲がったところでようやく追い着いた飛田が和貴に触れると、その肩はガチガチに固まり、震えていた。「和貴、どうした。健造さんの声がしたように思ったけど」「父さんが……」「どうした」「俺に銃を向けた」「まさか」「俺の事が分からなくなったみたいな顔して、俺の顔に銃口を向けたんだ。カラスに襲われて頭も顔も血だらけで、……もう普通じゃなかった。小菊に何かされたのかもしれない。もう頭を掻き壊 [続きを読む]
  • 流鬼 第27話 畏怖の正体
  • 方向は分からなかったが、銃声は早い間隔で2発、3発と続いた。「違う。父さんの2連銃じゃない。宮野のじいちゃんたちだ。……今更。遅いのに」苦々しげに和貴は言い捨てた。確かに飛田も、こんなに増えすぎ、気の荒くなったカラスを銃で対処するのは焼け石に水だと感じた。頭上ではでは高く低く、黒い煙のようにカラス達が乱舞している。「カラスを祀る神社の本祭で、守り神のカラスが暴れ出して氏子に狩られるなんて、笑えない [続きを読む]
  • 流鬼 第26話 納得したくない真実
  • 健造の銃声が聞こえなくなった。移動しているのか、休憩しているのか。別段不思議ではないのに、和貴はなぜか胸騒ぎがした。空を覆うカラスの乱舞が、和貴を更に不安にさせる。夜千代村のカラスは常に群れ、そして気が荒かったが、これほど低空で騒ぎながら飛び交う姿を見たのは初めてだった。健造が殺気立っている様子が目に浮かぶ。目を凝らすと、特に黒くけぶっているのは須雅山の上空だ。胸騒ぎはおさまらず、和貴は家へ向かっ [続きを読む]
  • (雑記・イラスト)そしてハロウィン
  • みなさまこんばんは〜。本当に雨や台風ばかりの10月ですね。週末もお天気が心配……。そんな荒れ模様の10月。私の中でも、すごく悲しい事があった半面、ずっと夢見てたコンサートに行けたりと、感情揺さぶられて大変な月でした。(あ、まだ終わってないけど)今日は、楽しかった思い出をちょこっと載せてみます(*'‐'*)←バカだなあ〜って笑ってやってくださいw14日、すっかりハマってしまったヒップホップグループ、BTSの [続きを読む]
  • 流鬼 第25話 神薙ぎ
  • 「根岸が父親。……小菊さんがそう言ったのか?」飛田はやっと手に入れた真実をどう受け止めようか狼狽えながらも、あくまで静かに秋人に尋ねた。本題はここからだ。訊きたいことは無数にあった。「つまり14年前小菊さんが根岸と出会って、その……」「神薙ぎなんだ」「え?」「必要な神事なんだって。母さんが母さんであるために。……だって13歳になっちゃうから。新しい力を生んで繋げなきゃいけない。一人だと、とても弱い [続きを読む]
  • (雑記)お別れ。なんだかぼんやりしちゃいますね
  • またもや更新が延び延びに……。このところ、なかなかゆっくりブログのご訪問もできなくて、ごめんなさい11日の早朝、我が家のワンコが旅立ちました。ずっと闘病の日々だったので覚悟はしていたんだけど、やっぱり14年間もいっしょに暮して来た家族なので、寂しいものですね。家事をしている間、ずーっと傍に座って私を見つめる子でした。今でも見つめられてる気がして、つい振り返ってしまいます。おバカで食いしん坊でしたが [続きを読む]
  • 流鬼 第24話 問い(2)
  • 飛田は細い農道の端に立つ二人の少年に気づき、窓を開けたままゆっくり車を近づけた。口論しているような険悪な雰囲気に見えたが、この機会を逃すつもりはなかった。小菊に容易く近づくことができないと分かった今は、自分の求める答えをくれるのは、やはり子供たちかもしれないと思い至り、彼らに会うために先刻宿を出たのだ。けれど車を路肩に寄せた直後、鋭く発せられた秋人の声に和貴は雷に打たれた様に怯み、すぐに自転車でそ [続きを読む]
  • 流鬼 第24話 問い(1)
  • 夜が明けて、9月末日の早朝。和貴は納屋の前で自転車チェーンの修理に取り掛かった。休日なので、時間は充分あった。それこそ考えたくないことまで想像し、思い巡らせてしまうほど。垂れさがったチェーンを引き抜き、不自然に溶けた部分をチェーンカッターで切り落とした。工具箱から予備の古いチェーンを取り出し、長さを調節しながらつなぎ直す。小学校の頃に、健造が教えてくれた工程だ。無事繋がったチェーンをホイールにはめ [続きを読む]
  • 流鬼 第23話 悪夢
  • 夕闇を引き裂く悲痛な声とともに、無数の羽音がクスノキの森に響き渡った。目の前で血に染まるのは見ず知らずの男だ。けれど体の奥底から噴き出す恐怖にわななき、健造は喉が裂けるほど大きく叫んで身を起こした。豆球の明かりだけの薄暗い部屋の布団の上で、汗だくになりながら肩で息をする。夢を見たのだと気づいた後も、体の震えは止まらなかった。もう数え切れないほど何度もあの日の夢を見てきたが、今夜見た理由は和貴が連れ [続きを読む]
  • 流鬼 第22話 鬼の子
  • ―――まさか死んでいるのではないだろうか。一瞬そんな想いに捕らわれ、キヨがピクリとも動かない秋人の肩に触れると、梁に止まっていたらしいロクが矢のように飛んできて、キヨの手を足ではじいた。 「痛っ!」思わずロクを手で払いのけると、今まで床の上にうつ伏せで転がっていた秋人がムクリと起き上がり、キヨを見上げた。母親によく似た大きな目に、キヨはゾッとする。小一時間前。よそ者を勝手に引き入れようとした秋人に [続きを読む]
  • 流鬼 第21話 カラスと鬼の棲む森(2)
  • 「じゃあ、その話を根岸にも?」飛田は心臓がトクンと跳ねるのを感じた。「ええ、しました。このあたりの歴史の事を調べてるって言う事でしたから」「いったいどんな話を……」「あそこに夜千代村が出来た時からあった、本当にただの昔話ですよ。あの周辺の山に元々住んでいた奇怪な鬼で、ほとんど人と同じ形をして、人に成りすましているけど、本当は気が荒くて、気分次第で人を喰らったっていう鬼です」飛田は黙って頷いた。米田 [続きを読む]
  • 流鬼 第21話 カラスと鬼の棲む森(1)
  • 何がきっかけになったのか、突如周囲の木々から無数のカラスが舞い上がり、夕暮れの空に散らばった。飛田は咄嗟に襲って来た幾重もの恐怖心から喉の奥で言葉にならない声をひとつあげ、路肩に停めた車に乗り込むと急発進させた。舗装道路に入りバックミラーの中から由良の家が消えても、胸の動悸は少しも鎮まらなかった。カラス達の異常な行動が怖かったのか、それとも小菊が自分にささやいた一言が怖かったのか。―――また、わた [続きを読む]
  • (観劇日記)『子供の事情』作・演出:三谷幸喜
  • 久しぶりに舞台を見に行ってきました。東京だけの公演だったので、日帰りで東京まで行ってきました (*´∀`)ノ だって、なかなか手に入らないチケットだったんですよ。数々のヒット作を手掛けた脚本家、三谷幸喜の劇団だということもありますが、キャストが豪華すぎる!タイトル&キャストはこちら↓給食、テスト、奇妙なクラスメイト、転校生、席替え……。誰もが身に覚えのある、遠い遠い昔の小学4年生<10歳>を、三谷さんが描 [続きを読む]
  • 流鬼 第20話 照準(2)
  • 自転車で前を走る秋人が、合図のようにほんの一瞬、飛田の車を振り返った。わだちの出来た細い農道から少し奥まった場所に、納屋のない、母屋だけの一軒家があった。今にも背後の雑木林に呑み込まれそうな脆弱さとは裏腹に、異様な存在感を感じるのは、小菊の家だと認識したせいだろうか。縁側の横に木の引き戸の玄関がある平屋建てで、屋根は所どころ苔むした古い瓦だったが、もしもまだ茅葺であったなら、そのまま昔話に出て来る [続きを読む]