本日の映画レビューは、本年度アカデミー賞を席巻したクリストファー・ノーラン監督、キリアン・マーフィー主演の「オッペンハイマー」です。身内に不幸があり、いろいろと多忙を極めていたこととテンションが上がらないまま映画館への足も遠のいてました。まだリミットいっぱいとはいかないですが徐々に上げていこうと思います。さて今回は、原子爆弾の父で日本人にとっては広島、長崎の不幸を生み出した天才物理学者の人生を描いた映画です。前編会話劇でつながっていく長編作品ですが、彼のスキャンダラスな人生や原子爆弾開発によるマンハッタン計画の責任者になったことで起こる悲劇を様々な視点から描いています。物理学に疎い僕は彼の人柄や人生観を中心に鑑賞しました。作品の冒頭でアインシュタインとオッペンハイマーが裏庭での会話から別れるシーンが遠巻き...映画オッペンハイマー