ホタル さん プロフィール

  •  
ホタルさん: 冬のホタル
ハンドル名ホタル さん
ブログタイトル冬のホタル
ブログURLhttp://ptyantyan.cocolog-nifty.com/blog_hotaru/
サイト紹介文2回で完結する超短編。実話や実話からヒントを得たものを小説風に。決して悲しい終わりはありません。
自由文管理人のホタルです。
従来の小説にはない独特な世界観を大切にしています。そのベースとなるものは現実であって、日常です。
色んなことを感じ、色んな人と出逢い、そして・・・。せつない話も多いけど、決して悲しい涙では終りません。是非「冬のホタル」にお越しください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供201回 / 365日(平均3.9回/週) - 参加 2009/10/04 23:53

ホタル さんのブログ記事

  • [No.881-2]そこにもここにも
  • No.881-2「見てみなよ」やはり視線はその女子に向けたまま、彼女に声を掛ける。一瞬たりとも変顔を見逃したくないからだ。「だから、そこまでしなくても・・・」赤ちゃんどころか、僕まで笑いそうになる。やはり、高校生と言えども・・・。「母性でも刺激されたのかな〜」「どう思う?」ここは同じ女性に聞くのが一番だ。「何が?」「何がって・・ほら、赤ちゃんを目の間にするとさぁ・・・」そうこう話しているときも、変顔の勢い [続きを読む]
  • [No.881-1]そこにもここにも
  • No.881-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------斜め前の席に高校生らしき女の子が座っている。さっきから、こちらをチラチラ見ている。「何だろうね」視線はその女の子に向けたまま、彼女に問い掛けた。「どうしたの?」「さっきから、チラチラ見られてるんだよね」ただ、目が合ったりすることはない。視線の角度が違うというか・・・やや下向きだ。「ん?」今度は女の子が変顔をし始めた。その瞬間、 [続きを読む]
  • ホタル通信 No.380
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.492 変わっていなかったもの実話度:★☆☆☆☆(20%)語り手:男性結論から言えば、この小説はその女性を軽く、ディスっていることになります。小説では、中学校が同じだったとなっていますが、実は幼稚園から同じでした。ただ、小説にあるように特に親しいわけではなく、どちらかと言えば親同士のつながりの方が大きかったように思えます。同じ町内会ではなかっ [続きを読む]
  • [No.880-2]憎めない存在
  • No.880-2「なんで分かるの?」「まぁ、女の勘ね!」確かに年齢的にはそんな感じがする。「声は覚えてる?」「覚えてるけど、それ以上に・・・」友達感覚のしゃべり方であれば、その子に間違いない。「じゃ、呼んでみようか?」「ちょ、ちょっと・・・」時すでに遅く、その子にお冷のおかわりを頼む。ほどなくして、それがテーブルに届いた。「・・・多分、そうね」「だな」声を知らない彼女でさえ、そう断定できる。「確かにフレン [続きを読む]
  • [No.880-1]憎めない存在
  • No.880-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------一般的にはアウトかもしれない。でも、なぜか気分を害さないから不思議だ。「昨日、この店に予約を入れたんだけど・・・」「・・・何かあった?」ダメもとで予約してみた。すると、前日にもかかわらず席が確保できた。「席が空いてて驚いたんだけど」「それ以上に驚くことがあって」店の人には悪いが、いわゆる高級店ではない。とは言え、極端にカジュア [続きを読む]
  • [No.879-2]世界の終わり
  • No.879-2「・・続きでしょ?」「あっ、うん・・・」たかが夢の話だ、遠慮する必要はない。「それが不思議と誰も死なない」「地上がメチャクチャになっても」それは私も同じだ。なぜか、生き延びている。「まぁ、夢だから“何でも有り”だよね?」突拍子もないことや、理屈では説明できないことが起きる。それが夢だ。「それを聞いてちょっと安心した」「だって、私も無関係じゃないわけだし」大袈裟だが、確かにそう言えなくもない [続きを読む]
  • [No.879-1]世界の終わり
  • No.879-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------少なくとも年に一回、ある夢を見る。それを昨日見た。「どんな夢?」「一言で言えば、世界の終わり」毎回、シチュエーションもよく似ている。「そこまで好きなんだ!」「・・・ん?・・・そ、そっちじゃない!!」友人の反応に一瞬、考え込んでしまった。メジャーなバンドのことじゃない。「な〜んだ・・・えっ!世界の終わり?」今度は友人が、時間差で [続きを読む]
  • ホタル通信 No.379
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.409 アイドル実話度:★☆☆☆☆(20%)語り手:男性いつも実話度は、ものの数秒で決まるのですが、今回はかなり悩みました。主人公は、せいじゅうろうシリーズでお馴染みの“菜緒”です。この小説、かなり自己満足な作りなので、読み手の方には余り入ってこない内容だと思います。当時彼女は、アイドルとまでは行きませんが、それらしい活動をしていました。ただ [続きを読む]
  • [No.878-2]以心伝心?
  • No.878-2「でも、良い経験になったのは間違いない」「だね!」あれからもう、5年の月日が流れた。「で、話を戻すけどこの報告書は?」「あぁ・・・そうね、読んでみて」同僚が文字を目で追い始めた。「・・・これ」「暑苦しくない?」当時、思いのたけを報告書に託した。「そうね、自分でもそう思う」一言で言えば、学生に毛が生えた程度の未熟な内容だ。でも、会社に染まっていない分、思いだけは“熱い”。「なるほどね」「・・ [続きを読む]
  • [No.878-1]以心伝心?
  • No.878-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「・・・どうしたの?やけに静かじゃない?」「そう?」返事はしたものの、心ここにあらずだ。それは自覚している。「さては、また失敗でもしたな?」「“また”ってなにさ?」同僚には、今の私がそう見えるようだ。「違うの?」「そうそう失敗ばかりしてられないわよ!」今回ばかりは、ちょっと違う理由だ。「じゃあ、なに?」「さっきから、ずっと黙っ [続きを読む]
  • [No.877-2]夢を描け
  • No.877-2「でも、なかなかいいじゃん!」「“夢を描け”なんて」正直、それくらいの文字数が限界だった。「よほど、スペースがなかったみたいね?」「だから、女子が・・・」ただ、結果的にはそれが良かった。今でもこうして忘れずに済む。「で、夢は描けたの?」「・・・痛いとこ、突いてくるな」今思えば、色気づいた小学生のたわ言だった。夢どころか、現実さえ描けていない。「ご覧のとおりだよ」「ふ〜ん」何となく就職して、 [続きを読む]
  • [No.877-1]夢を描け
  • No.877-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------小学校を卒業する時、クラスのみんなで寄せ書きを書いた。それは卒業文集の表紙にもなった。「へぇ〜よく覚えてるわね?」「そりゃ目一杯、考えたからな!」中学生を目の前に、しゃれた言葉でも書こうと考えた。「そんな年頃だもんね」「まぁな、子供でもないし大人でもない」少し背伸びしたい年頃だった。「で、なんて書いたの?」「“夢を描け”だよ」 [続きを読む]
  • ホタル通信 No.378
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.443 疾風のごとく実話度:★★★★☆(80%)語り手:男性定番化しつつある通勤、通学途中のひとコマを描いた小説です。実話度が示す通り、ほぼ事実に基づいた話です。2018年10月現在、半年から1年近く彼女を見掛けていません。理由は分かりませんが、私の出勤時間が少し遅くなったことも原因のひとつかもしれません。言い切れませんが、通勤や通学の時間、特に家を [続きを読む]
  • [No.876-2]大したことがない翼
  • No.876-2「けどさ、ずっとここに居たら気付かないんだろうね?」急に、友人がまじめな表情に変わった。「ほら、良くも悪くも染まっちゃうというか・・・」確かに都会に住んでいるからこそ、その違いに気付く。とは言え、都会を批判しているつもりはない。「ほんと、そう・・・」こんな素敵な環境も、慣れてしまえば何とも思わなくなる。「たまに来るくらいが丁度いいかもね」「そうね、私たちには」別に仕事に疲れたわけでも恋に破 [続きを読む]
  • [No.876-1]大したことがない翼
  • No.876-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「あぁ・・・空気が美味しいね!」「ほんと、こうも違うのね・・・」山間部のサービスエリアは特にそう感じられる。適度に潤った、何とも清々しい空気だ。「隣があなたじゃなかったら、もっと良かったのにね」「それはこっちのセリフ!」彼氏が居ない者同士の鉄板な会話だ。「それにしても、生き返るって感じね!」それが大げさに聞こえないから不思議だ [続きを読む]
  • [No.875-2]「ふ」から始まる友達
  • No.875-2「・・・名簿が関係してるってことでしょ?」「そうなんじゃないの?」私もそうは思っている。なにかにつけ、名簿順でことが進むことが多かったからだ。「うん、単純に考えたらそうよね」「一緒の班になったりすることも多かったし」ただ、不思議なことに中学や高校ではその傾向が見られない。それどころか、“ふ”から始まる友達はひとりも居なかった。「そもそもクラスに居なかったとか?」「ううん、居たよ」特に高校の [続きを読む]
  • [No.875-1]「ふ」から始まる友達
  • No.875-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------昔のアルバムを整理している時だった。ふと、あることに気付いた。「そうそう!整理する手が止まっちゃうのよね〜」「そうじゃなくって・・・」“アルバム整理あるある”のことを話したいのではない。「よくよく考えたらね・・・」今までの友達の名前を思い浮かべてみた。すると、ある特徴があることに気付いた。「みんなイケメンとか?」「あのね・・・ [続きを読む]
  • ホタル通信 No.377
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.458 プチ家出実話度:★★★★☆(80%)語り手:女性実話度が示す通り、書いてあることはほぼ事実です。明らかに“家出”との意識を持って家を飛び出していました。ただ、そのまま戻って来ないわけではなく、これもまた明らかに戻ってこようという意識を持っていました。世間ではこれを家出とは呼ばないと思いますが、自分の中では単なる外出とは違っていました。 [続きを読む]
  • [No.874-2]まわりくどい話
  • No.874-2「で、何だよ?」「何って何よ?」やや、逆切れ気味に返してきた。「だから、“甲羅干し”の話だよ?」「そ、それはねぇ・・・」何とも煮え切らない態度だ。「単なる世間話よ」「今朝、見たままを話しただけ!」(はぁ?)女子特有の特に意味がない話だ。聞かれたら女子を敵に回しそうだけど。「だったら、もういい?」わざわざ呼び止めたくせに・・・これだ。さっきから友達を待たせている。「待ってよ!もう・・・」これ [続きを読む]
  • [No.874-1]まわりくどい話
  • No.874-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「“甲羅干し”って、知ってる?」案外、答えに困る。知っていると言うより、見掛ける程度のレベルだ。「亀・・・だよね?」「そうだよ」甲羅干しについて聞かれたことは初めてかもしれない。これから先も、そう何度も聞かれることはないだろう。「・・・飼ってないよね?」「もちろん!逆に爬虫類は苦手・・・」それなら、なぜこの話題なんだろうか。「 [続きを読む]
  • [No.873-2]曖昧な恋
  • No.873-2「逆にそんな曖昧なレベルでいいの?」「うん!」余計に危険な香りが強くなってきた。「・・・それなら、小2かな?」「間接的に、恋らしきものを知ったから」積極的に好きになったのではない。友達がその女子を好きになったことで、心がモヤモヤした。「その時、好きなんだと気づいたんだ」いわゆる嫉妬心だ。友達に“気付かされた”と行ってもいい。「その女子、マドンナ的存在やったやろ?」「えっ!?よ、よく分かるね [続きを読む]
  • [No.873-1]曖昧な恋
  • No.873-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「え?・・・初恋はいつかって?」何の脈略もなく、話題が飛び出てくる。だから、女性は怖い。「えぇっと・・・」ここは良く考えてから答えた方がいいだろう。何となく危険な香りがする。「中学1年の時かな?」「遅っ!」間髪入れずに、突込みが入る。「そうかぁ!?」「それ、リアルなやつやん!」(・・・リアル?)「どういう意味?」包み隠さず、正直 [続きを読む]
  • ホタル通信 No.376
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.486 運動会と伝統実話度:★☆☆☆☆(20%)語り手:女性話のきっかけが、「運動会」なのか「おにぎり」なのか、はっきりとは覚えていません。近所に小学校があり、定番の音楽と共に運動会が実施されていたのは事実です。おそらく、きっかけは「運動会」だったと思います。それに、運動会そのものの話題で話を展開して行こうとしていたようです、自分で言うのも変 [続きを読む]
  • [No.872-2]雨男の彼女だけに
  • No.872-2「あの時・・・」僕が家を出た瞬間、空模様が急激に変化した。それまでは、そこそこ晴れていたのに。「やっぱり!」「なんだよ・・・その“やっぱり!”って」予想された反応だけど、あっさりと認めたくない。「だって・・・」「時間的にそうなんじゃないかって思ってた」待ち合わせの時間から逆算すればそうなるだろう。「あの天気の変わりようだもん!」「あなた以外に考えられないよ」もちろん、単なる偶然に過ぎない。 [続きを読む]
  • [No.872-1]雨男の彼女だけに
  • No.872-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「・・・」久しぶりに、その力を発揮したような気がする。「また、台風が来てるんだって!」今年は台風やら大雨やら、何かと物騒だ。「僕のせいじゃないぞ」「そうなの?」軽くイジられている。「あのね・・・」今年は出掛ける前に、雨が降っていることが多かった。そのため、“雨男”にならずに済んだ。「だって、最強の雨男でしょ?」「おいおい・・・ [続きを読む]