ホタル さん プロフィール

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ホタルさん: 冬のホタル
ハンドル名ホタル さん
ブログタイトル冬のホタル
ブログURLhttp://ptyantyan.cocolog-nifty.com/blog_hotaru/
サイト紹介文2回で完結する超短編。実話や実話からヒントを得たものを小説風に。決して悲しい終わりはありません。
自由文管理人のホタルです。
従来の小説にはない独特な世界観を大切にしています。そのベースとなるものは現実であって、日常です。
色んなことを感じ、色んな人と出逢い、そして・・・。せつない話も多いけど、決して悲しい涙では終りません。是非「冬のホタル」にお越しください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供197回 / 365日(平均3.8回/週) - 参加 2009/10/04 23:53

ホタル さんのブログ記事

  • [No.892-1]ひとつと半分
  • No.892-1登場人物女性=牽引役  男性=相手-----------------------------彼と私では食の好みがかなり違う。「どれにする?」「私は・・・これ!」チーズがたっぷり入っているパンを手に取った。今にもこぼれ落ちそうなくらいとろけている。「ほんと好きだよな?」「俺は絶対無理!」彼がチーズが嫌いだ。それにチーズだけでなく、乳製品全般がダメらしい。「そう?美味しいのに」味だけではなく、匂いさえも受け付けない。「俺 [続きを読む]
  • [No.891-2]僕の順番〜今年は〜
  • No.891-2「とりあえず、返事をしておくか・・・」こちらもスタンプをふたつ返すことにした。もちろん、文字は書かない。少なからず文字から伝わるものがあるからだ。「同じが一番!」足しもしなければ引きもしない。それに何かを期待しているわけでもないからだ。「・・・これでよし」当たり障りのないスタンプを送った。「まさか、年明けすぐとは・・・」それにしても今回は予想外の展開だった。嬉しくないと言えば嘘になるけど、 [続きを読む]
  • [No.891-1]僕の順番〜今年は〜
  • No.891-1 [No.813-1]僕の順番 登場人物男性=牽引役-----------------------------朝、寝ざめるとすでにLINEが届いていた。「早っ!」時間は00:30だった。年が明けてすぐに送ってきたようだ。「う〜ん・・・」去年は午前中の微妙な時間帯だった。これが僕を大いに悩ませる原因となった。「これはこれで・・・」僕と彼女とは単なる同僚に過ぎない。ただ、今は遠く離れた別々の部署にいる。「気にされている?」年明けすぐの“あ [続きを読む]
  • ホタル通信 No.385
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.424 LINE POP 実話度:★★★★★(100%)語り手:女性実話度はほぼ100%です。小説のようなことが実際に展開されました。それにしても懐かしい小説です。さて、実話度100%のお決まりで、作者は僕か女子社員のどちらであるかは秘密です。一般的に男性が女性の電話番号を知ることはそれなりにハードルがあると思います。それなのに、向こうが勝手にスマホに登録し [続きを読む]
  • [No.890-2]ガラクタ
  • No.890-2「便利だろ?」とは言え、作り自体はかなり雑だ。「どうしたのこれ?」「何でも幼稚園で作ったものなんだってさ、母親いわく」先週、実家に帰った時に、渡されたらしい。「他にも色々あったよ」今までこれらの存在を知らなかったようだ。「なんでも“終活”の一環なんだってさ」「全く・・・縁起でもない」確かに世の中は終活ブームとも言える。知らず知らずのうちにそれに巻き込まれた感じだろう。「けど良かったじゃん! [続きを読む]
  • [No.890-1]ガラクタ
  • No.890-1登場人物女性=牽引役  男性=相手-----------------------------「これ何だか分かる?」彼が奇妙な物体を差し出してきた。「・・・土器?」それこそ、社会の教科書に出てきそうな物だ。いかにも陶器と言わんばかりの色をしている。「・・・なわけないだろ?」「それもそうね」手のひらサイズで、全体にゴツゴツした作りだ。何かを入れる皿のようにも見える。「・・・で、結局なに?」長引きそうなので結論を急いだ。「 [続きを読む]
  • [No.889-2]夢の余韻
  • No.889-2「何か恋愛に不安でも?」察してか、彼女が冗談とも思えない表情で聞いてきた。「それはないけど・・・」「・・・ならいいんだけどね」年の瀬を前に、自ら不安を演出してしまった。「ごめん、変な話をして」「それだけ、印象に残った夢だってことでしょ?」あくまで夢は夢・・・そんな言い方だった。「そういうことだね!」自分に言い聞かせるように言い放った。ある意味、はた迷惑な夢だった。「ところで相手は誰だったの [続きを読む]
  • [No.889-1]夢の余韻
  • No.889-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------せつない夢を見た。恋愛関係の夢だった。「へぇ〜どんな?」「それがさぁ・・・」強烈に覚えているけど、思い出せない。「・・・矛盾してない?」「そうなんだよね」本当に夢の内容を思い出せない。ただ、せつなさだけが強烈に残っている。「目覚めた瞬間は覚えてたんだけど」けど、一気にせつなさが込み上げ、それを打ち消してしまった。「だから、それ [続きを読む]
  • ホタル通信 No.384
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.412 昔のケータイ実話度:★☆☆☆☆(20%)語り手:女性この小説は作者自身の経験と他人の経験を少しだけつまんで作りました。従って、つぎはぎ風な仕上がりです。まず、昔のケータイですが、今でもそれを持っています。実はスマホに買い換える直前のケータイは捨ててしまいました。ですから、今でも持っているのはふたつ前のケータイで、小説上は、2世代前として [続きを読む]
  • [No.888-2]クリスマスツリー
  • No.888-2「随分と年季が入ったツリーだったな」別に汚れているとか、壊れているとかではない。いわゆる“年代モノ”の雰囲気が漂っていた。「ただ、ツリーが飾られると」ご馳走だとか、プレゼントだとか、そっちを意識し始める。ツリーのスイッチと共に、僕もスイッチが入る。「うまいこと言うわね」ささやかながら、普段とは違う料理にありつけた。「そうね・・・うちもそんな感じ」見慣れているはずのツリーでも、今年は何だか感 [続きを読む]
  • [No.888-1]クリスマスツリー
  • No.888-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「わぁ〜綺麗ね!」この時期、街はクリスマスツリーで溢れかえっている。「こっちなんか、ほら・・・」飾り付けが一番と華やかだ。まさしく王道と言えるツリーだろう。「こっちも凄いよ!」彼女が僕の手を引く。「幻想的だね」「・・・うん」派手さはないが、ホワイトクリスマスにピッタリなツリーだ。大人な落ち着きを感じる。「・・・家にはあった?」 [続きを読む]
  • [No.887-2]水泳の時間
  • No.887-2「・・・それにしても、地獄だったわね」「うん・・・言えてる」泳げない者にとっては、これほど嫌な時間はない。単に恥ずかしいだけじゃないからだ。「何度か溺れかけたよ」「私も」もちろん、足が付くから大事には至らない。けど、ジタバタしている時はそのことすら忘れている。「大笑いされるし、苦しいし・・・」「ほんと、トラウマになってる」それもあってか、海やプールに泳ぎに行くことはない。今でも泳げないのは [続きを読む]
  • [No.887-1]水泳の時間
  • No.887-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「水泳の時間は超・・・嫌だったな」「・・・私も」思わぬところで、意気投合した。泳げない者同士のキズの舐め合いにも似ている。「泳げないことよりも・・・」「“なんでみんな泳げるの”でしょ?」「そう!それそれ!」根深い部分も同じみたいだった。「親とかに教えてもらってたんだろうね」「・・・多分ね」当時、世にスイミングスクールがなかった [続きを読む]
  • ホタル通信 No.383
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.413 初恋の基準実話度:☆☆☆☆☆(00%)語り手:女性特筆すべき、きっかけがない小説です。一般論的な内容を小説にした感があります。とは言え、多少、経験談にもとづいているというか、小学生の頃のエピソードは全くの創作でもありません。今回、小説抜きで初恋がいつだったのか、あらためてに振り返ってみました。結論から言えば、小学2年生の時でした。具体的 [続きを読む]
  • [No.886-2]不思議なエレベーター
  • No.886-2「うぅん・・・・」友人がそうなるのも理解できる。「断定は出来ないけど」ボタンが押された雰囲気もない。もし押したのなら、ランプが付いているはずだ。「ただ、タイミング的に」1階に到着したので、消えてしまった可能性もある。それを私が見ていないだけかもしれない。「そうに決まってるよ!」出来れば私もそう思いたい。「・・・何か変な現象とかは?」「それは全くないよ」何かを見たとか、気配を感じるとか・・・ [続きを読む]
  • [No.886-1]不思議なエレベーター
  • No.886-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「・・・」今年はこれで何回目だろうか?相変わらず人影は見えない。「・・・ちょっと、やめてよ」「でも、事実なんだもん!」こう何度も続くと、色々と考えたくもなる。「誰かが呼んだんでしょ?」「私も最初はそう思ってた」エレベーターに向かうと、タイミングよく扉が開く。まるで私を待っていたかのように。「ポイントは“開く”ことなんだよね」人 [続きを読む]
  • [No.885-2]100円ライター
  • No.885-2「まぁ、一種の“あるある”かもしれないね」「そう言ってくれたら助かるよ」そしていつも手元に残るのは100円ライターだ。「それに・・・ほら、みてみなよ」「残り少ないだろ?」無くすどころか、毎回使い切っている。「・・・ほんとだ」言い方はおかしいが、大事に使っているわけじゃない。どちらかと言えば扱いはかなり雑だ。「でも無くならないんだよな・・・」「そういうものじゃない?」大事にするほど、無くしてし [続きを読む]
  • [No.885-1]100円ライター
  • No.885-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「・・・たばこ止めてないんだ?」最近、何かと風当たりが強いのは理解している。それに金銭的にも楽ではない。「それなら、止めればいいのに」「そう簡単に行かないよ」同窓会に来てまで、元カノの小言を聞く羽目になった。相変わらずの性格だ。「私がプレゼントしたライターはどうしたの?」「えっ!?あ、あれは・・・」まず、覚えていることに驚いた [続きを読む]
  • ホタル通信 No.382
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.403 時は流れる実話度:★★☆☆☆(40%)語り手:女性何だかとってつけたような小説ですね。特にラストは、明らかに狙っています。話のきっかけは、小説の通り、お気に入りだったホームページとカフェではなく、パスタの店が姿を消したことです。カフェにしたのは、この単語だけで雰囲気も伝わると考えたからです。意外にショックだったのが、ホームページ・・・ [続きを読む]
  • [No.884-2]なげる
  • No.884-2「もしかして、“なげる”ですか・・・」「もしかしなくても、そうよ」意味不明な方言ではない分、余計に混乱していた。それ自体は、一般的な言葉だからだ。「ほら、この前・・・」ダンボール箱を彼女に捨てるようお願いしたことがあった。その時・・・「元気良く、“なげてきます!”って言ったじゃない?」「ストレスでも溜まってるのかと思ったよ」放り投げて、それでスッキリするのなら・・・と思ったくらいだ。「す、 [続きを読む]
  • [No.884-1]なげる
  • No.884-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「これ、どうすればいい?」「なげておいて頂ければ」以前から、疑問に思っていた。彼女には悪いが、ちょっと試させてもらった。「どこに?」「・・・そこのゴミ箱でいいですけど」どうやら、ゴミ箱に入れればいいようだ。「じゃ、捨てておくね」「お願いします」彼女は今年の新人だ。長い研修期間を経て、うちの部署に配属されてきた。「やっぱりね!」 [続きを読む]
  • [No.883-2]人待ち顔の猫
  • No.883-2「もしかして、人待ちなのかな?」ちゃっかり、エサにありつけているのかもしれない。なにせ、学校の近くだ。「誰かエサでもあげてるんじゃないのかな〜」「私もそう思うんだけど」ただ、ひとつ引っ掛かることがある。私の登校時間は結構遅い方だ。「どういうこと?」「だって、ほとんどの生徒は登校済でしょ?」もし、私より前に登校する人がエサをあげているとしたら・・・もう待つ必要はないはずだ。「見事な推理ね」「 [続きを読む]
  • [No.883-1]人待ち顔の猫
  • No.883-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------(仲間でも待ってるのかな?)気になりつつも、かまっている時間はない。「知ってるよ」学校の近くに、半年前から一匹の猫が棲みついている。そいつには悪いが、かなり薄汚い。「何かあったの?」「ううん、逆に何もないんだけど・・・」ここ数日、毎日のように顔を合わせるようになった。「なんか、落ち着かないんだよね」「あんたが?」「そう!・・・ [続きを読む]
  • ホタル通信 No.381
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.415 口癖実話度:☆☆☆☆☆(00%)語り手:男性ホタル通信を書く都合上、読み返してみましたが・・・意味が良く分からない小説ですね、自分で言うのも変ですが。小説の“きっかけ”となるものは存在しますが、それが何であるかは覚えていません。多分、タイトルの口癖がそのきっかけだとは思いますが・・・。とは言え、苦労して書き上げた記憶はないので、当時は [続きを読む]
  • [No.882-2]同じ生き物だから
  • No.882-2「それでも何度も飛ばされそうになったわ」それこそプランターごと持っていかれそうな勢いだった。「けど、彼らの生命力も負けたもんじゃないのよ」ネットのいたる所で、“ツル”が絡み付いている。それが想像以上の力を発揮していた。「“ツル”って、ゴーヤのだよね?」友人が疑うのも無理はない。私だって、驚いたくらいだ。「特に、少し枯れ気味のツルなんてね・・・」相当の力で引っ張っても切れない。今回は、そのツ [続きを読む]