ホタル さん プロフィール

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ホタルさん: 冬のホタル
ハンドル名ホタル さん
ブログタイトル冬のホタル
ブログURLhttp://ptyantyan.cocolog-nifty.com/blog_hotaru/
サイト紹介文2回で完結する超短編。実話や実話からヒントを得たものを小説風に。決して悲しい終わりはありません。
自由文管理人のホタルです。
従来の小説にはない独特な世界観を大切にしています。そのベースとなるものは現実であって、日常です。
色んなことを感じ、色んな人と出逢い、そして・・・。せつない話も多いけど、決して悲しい涙では終りません。是非「冬のホタル」にお越しください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供206回 / 365日(平均4.0回/週) - 参加 2009/10/04 23:53

ホタル さんのブログ記事

  • [No.836-2]祈り
  • No.836-2「拝んでいたんだよね!」「・・・」ごく普通の話とは言わないが、かなり普通の話だ。「からかったわけ!?」「勝手に勘違いしただけしょ?」そう言われると身も蓋もない。ただ、そんな雰囲気をかもしていた友人にも否がある。「でも、“ビックリした”って・・・」「だって、薄暗い道端で拝んでたんだもん!」「目が悪いから、最初は気付かなくて・・・」私でもビックリしそうなシチュエーションだ。「でもさぁ・・・通学 [続きを読む]
  • [No.836-1]祈り
  • No.836-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「昨日はほんと、ビックリしたわぁ〜」話半分・・・いや、十分の一程度だと思った方が良い。「で、今回はなに?」毎度、どこからかネタを仕入れてくる。例えるなら、バイヤーみたいなものだ。ただし、腕は良くない。「ほら、学校の北側に昔ながらの住宅街があるじゃん?」「知ってるよ、私、そこを通って来てるから」ちょっと、歴史を感じさせる街並みだ [続きを読む]
  • [No.835-2]とんでもなく良いこと
  • No.835-2「親切心よりも、やさしさを感じたわ」「良い一日の始まりになったな!」そう、本来ならそうなるはずだった。「違うの?」「・・・うん」車が止まってくれた後に、問題があった。「予想外の出来事に、ビックリしちゃって」何もなかったかのように、そそくさと横断歩道を渡ってしまった。「つまり、お礼をしなかった・・・と」お辞儀するわけでもなく、声を出すわけでもなく・・・。「車が通り過ぎた時に、ハッ!と気付いて [続きを読む]
  • [No.835-1]とんでもなく良いこと
  • No.835-1登場人物女性=牽引役  男性=相手-----------------------------「ちょっと、聞いてくれる!?」どうしても、話さずにはいられない。「な、なんだよ」「今朝ね・・・」信号機がない道路を渡ろうとしていた時の話だ。「えっ・・・事故ったの?!」「・・・なら、ここに居る私は、幽霊とでも?」冗談はさておき、話を進めよう。「一台の車が向こうから来るのが見えて」渡れなくもなかったが、安全のため立ち止まることに [続きを読む]
  • ホタル通信 No.357
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.329 左の靴紐実話度:★☆☆☆☆(20%)語り手:女性事実と言えば事実なんですが、こんなことまで小説のネタにしていることを考えれば、我ながら苦労しているんだ・・・と思います。靴紐が解けてしまうこと、それに対して嫌な連想をしてしまうなど薄めの事実が散りばめられています。この小説を読み返して気付いたのですが、あからさまに、何かを狙っています。そ [続きを読む]
  • [No.834-2]着替えるだけで
  • No.834-2「私たちも、似合ってないんだろうね」「だろうな」着慣れたリクルートスーツのはずだ。でも、色々な意味で、着こなせてはいない。「これから、頑張らないとね!」その言葉は、俺たちだけに向けられたものではないだろう。「きっと大丈夫さ!」「・・・そうね」俺もそのつもりで言葉を発した。「・・・唐突だけど、週末空いてる?」「それって、デートのお誘い?」色々と話をしている内に、もっと彼女のことを知りたくなっ [続きを読む]
  • [No.834-1]着替えるだけで
  • No.834-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「あれ、見ろよ」突っ込まずにはいられない状況が目の前にある。「どうかした?」「まだ、似合ってねぇな〜」同僚がキョトンとした顔をしている。「ほら、あの男子」目立たなにように、こっそりと指をさす。背恰好から、多分、中学1年生だろう。「あぁ・・・あれね!」ようやく意味が分かったようだ。「確かに・・・ガバガバというか」そう・・・学生服に [続きを読む]
  • [No.833-2]夜桜
  • No.833-2「わたしぃには、あざやかに咲くっ、桜がぁ見えるけどな・・・」どう反応していいか困る。ふざけてる?それとも真面目に言ってる?「まぁ、イメージはできるけど」見慣れた桜だ。心の目で見れば友人の言葉どおりに見えなくもない。「なにかあったでしょ?」何もなく、こんな場所に誘われるとは思えない。「彼にふられちゃったぁ〜!」「ここって・・・想い出の場所?」それ以外、考えられない。「当時は“昼間”だったぁ・ [続きを読む]
  • [No.833-1]夜桜
  • No.833-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「風邪でもひいた?」さっきから、友人の声が鼻声だ。それに、しゃべり方もおかしい。「う、ううん・・・たいしたことなぁいわよ」「それなら、いいんだけど・・・」季節の変わり目だ、私も何となく体調がすぐれない。「ところで・・・何これ?」「何ってぇ、見てのとおりっよ?」友人から花見に誘われた。それも、昼間ではなく、夜にだ。「“夜桜”って [続きを読む]
  • ホタル通信 No.356
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.325 似てるけど似てない 実話度:★★☆☆☆(40%)語り手:男性小説上の女性が、“誰かに似ている”ことで生まれた小説は、他にもいくつかあります。小説のネタとして、比較的扱い易いということも理由のひとつですが最大の理由は別のところにあります。彼女が、多くの有名人に似ていればいるほど、テレビや雑誌などで見掛ける機会も増え、それだけ彼女を思い出し [続きを読む]
  • [No.832-2]修繕の跡
  • No.832-2「懐かしいね!」「まだ、動くの?」黙ったまま背中に付いている小さなハンドルを回す。ジリジリとゼンマイが巻かれる音がする。「見てなよ」音楽と共に、ロボットの首と両腕が交互に動く。「そう!これこれ!」何の曲かは分からない。けど、妙に心が落ち着く。「もう、捨てられたと思ってたよ・・・」確かに、捨ててしまおうかと考えたことはある。陶器製だけに、何度も腕が折れてしまったからだ。「その度に、接着剤を持 [続きを読む]
  • [No.832-1]修繕の跡
  • No.832-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------最近、断捨離という言葉をよく耳にするようになった。「知ってる?」「もちろんよ!私みたいな人が必要とする言葉ね」それは、僕に対しても言えることだ。「お互い、捨てられない性格みたいね?」「・・・だな」今日から彼女と住むことになった。ようやく荷物をひも解いてみた結果がこれだ。「それにしても・・・」生活必需品以外の物が目に付く。一人な [続きを読む]
  • [No.831-2]胸に残る卒業式
  • No.831-2「そうね〜」あらためて、思い出す“フリ”をしてみた。でも、もしかしたら何か出てくるかもしれない。「・・・う〜ん」「で、あった?」やっぱり何もない。悲しくなるほど・・・。「・・・ない・・・ね」「普通はそうなんじゃない?」「え、ええっー!?」今までの会話は何だったのかと思えるほどの豹変ぶりだ。「さっき、指折り数えてたじゃん!」「そうだっけ?」何事もなかったように、サラッと言い放った。「何なのよ [続きを読む]
  • [No.831-1]胸に残る卒業式
  • No.831-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「卒業式の思い出は?」「・・・とくにないけど?」卒業式の思い出を語るには少し遅いかもしれない。もう、入学や入社を目の前にした時期だからだ。「・・・寂しい青春時代だね」「そう?じゃぁ、あなたは?」どうせ似たようなものだろう。有りそうで無いのが、卒業式にまつわる思い出だ。「わたし!?そうねぇ〜」予想に反して、首を傾げながら指折り数 [続きを読む]
  • ホタル通信 No.355
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.324 二度目の別れ実話度:★★★☆☆(60%)語り手:女性話の流れやシチュエーションはほぼ事実ですが、人物設定はやや違います。実際は立場が逆で、女性が男性に別れを告げています。作者がその女性なのか、男性なのかはお決まりの秘密です。”冬のホタルの各小説には関連性がある”と、何度かご紹介した通り、本小説もいくつかの小説とリンクしています。そのひ [続きを読む]
  • [No.830-2]結ばれない二人
  • No.830-2「そうなんだけど、電柱越しだったからだよ」「えっ!?電柱越しに透けて見えた?」話に、尾ひれ背ひれが付くとはこのことだ。その付き方たるもの、見事としか言いようがない。「いや、だから・・・」この手の話は説明が難しい。「二人の距離がだんだん近づいてきたんだけど」電柱が邪魔をするかのように、相手が見えなくなった。「消えた?」「・・・じゃなくて」単に電柱越しの相手が見えなくなった。「で、姿が見えない [続きを読む]
  • [No.830-1]結ばれない二人
  • No.830-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------偶然が生んだ不思議な体験だ。・・・とは言え、オカルト要素は一切入っていない。「昨日、不思議な体験をしたんだ・・・」「そうなの!?待ってましたぁー!」友人はこの手の話が大好物だ。「で、見たの?どんなだった?」完全にアレが出た話になっている。「そうじゃなくて、ちょっと聞いて」昨日、道を歩いていると、見知らぬ人とすれ違った。「それ、 [続きを読む]
  • [No.829-2]指なんか立てたりして
  • No.829-2「どうして?」「ほら、懐かしい音楽が聞こえてきたから」自然にその方向に向けて、指をさしてしまった。「それなら、あっちじゃない?」今度は彼女がある場所を指さす。「スピーカーはあそこにあるのよ?」「ほんとだ・・・」いつもの感覚で、天井を指さしてしまった。音楽は天井から聞こえることが多いからだ。「・・・ん?・・・でも、まてよ」いちいち、突っ込まれるようなことでもない。「なんだよ・・・上げ足を取り [続きを読む]
  • [No.829-1]指なんか立てたりして
  • No.829-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「おっ!懐かしいな、この曲・・・」初めて聞いたのは、中学生の頃だったろうか?「・・・フフフ」「何だよ、その笑いは?」僕を小馬鹿にしたような笑いではない。逆に微笑ましい笑いだった。「だってぇ・・・」笑いを堪えながら、僕を指さす。ただ、指している場所が、微妙な位置だ。「僕・・・を指さしてるよな?」「さしてるわよ、指を」(・・・なん [続きを読む]
  • ホタル通信 No.354
  • 小説名:No.258 続・ハズレの景品実話度:★☆☆☆☆(20%)語り手:女性一応、「No.234 ハズレの景品」の続編という位置付けで書きました。ただ、引き継ぐ事実は“ポインセチア”しかありません。冬のホタルでは、数々の小説が何らかの関連性を持っています。ただ、これらを続編と位置付けずに、単品として扱うケースが殆どです。そんな中、あからさまな続編は非常に珍しいパターンです。そもそもなぜ続編にしたのか・・・残念な [続きを読む]
  • [No.828-2]陽射しはピンク色
  • No.828-2「ちなみに今は何色なの?」「そうねぇ・・・」予想に反して、考え込んでいる。会話の流れからすれば即答して欲しいところだ。「・・・ピンクかな?」「それって、やっぱり、景色の色じゃない!?」桜の花はまだとしても、至るところで桜は見掛ける。さっきも、さくらのシフォンケーキを食べたばかりだ。「そうだけど、違うのぉ!」「じゃぁ・・・以前は何色だったの?」冬だけに白や青系の色だろうか?逆に、暖をとるイメ [続きを読む]
  • [No.828-1]陽射しはピンク色
  • No.828-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「陽射しが色付いてきたね!」一瞬、自分の耳を疑った。「・・・今、なんて言った?」「“陽射しが色付いてきたね”って言ったわよ」どうやら聞き間違いではないらしい。「それを言うなら・・・“景色”とかじゃない?」春が近付くと、それこそ花が色付く。「それに、服装も変わるし」街が色付く・・・と言ってもいいだろう。極端に言えば、見るものが全 [続きを読む]
  • [No.827-2]応援
  • No.827-2「それなら・・・」「騙されたと思って、じっくり見てよ」何だか面倒な展開になってきた。「明日、休みでしょ?」「・・・そうだけど」幸か不幸か、特に予定はない。まぁ、いつものことだが・・・。「ルールが分かると面白いよ」「ルールの解説もしてくれるからね」どこかの局のまわし者のようなアピールぶりだ。「分かったわよ、どうせ暇だし・・・」この場は、適当に話を合わせておけばいい。「絶対、見てよね?」「はい [続きを読む]
  • [No.827-1]応援
  • No.827-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「うわぁぁあぁー!!!」「やったぁぁー!!!」心の底からの叫びだった。何年・・・いや十数年ぶりの叫びだった。「いよいよ、今日ね!」「・・・なんかあったっけ?」世間的には、毎日“何か”の日になっている。それを除けは思い当たる節はない。「誰かの誕生日だっけ?」それはそれで面倒だけど・・・。「何言ってるのよ、今日は女子・・・」「あぁ [続きを読む]
  • ホタル通信 No.353
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.321 身軽なわけ実話度:☆☆☆☆☆(00%)語り手:女性実話度はほぼゼロです。小説のきっかけとなる出来事はありましたが、かなり弱いものです。まず、小説のオチは分かりますか?その前に、小説なのにオチという表現も変ですが、一応、何らかの“締め”を設けるようにしています。超短編小説なので、読後の余韻を残せるわけでもないため、多少のインパクトと疾走 [続きを読む]