den さん プロフィール

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denさん: シッタカブリアンの午睡
ハンドル名den さん
ブログタイトルシッタカブリアンの午睡
ブログURLhttp://den393.blog81.fc2.com/
サイト紹介文ギャラリーでの現代美術個展レビュー、小劇場での演劇、コンテンポラリーダンス、WSなどの見聞記。
自由文仕事休みに主に京都市内のギャラリーをまわり作家さんとお話しさせていただきレビューをアップしております。現在は自らも作品制作を行っております。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供388回 / 365日(平均7.4回/週) - 参加 2009/10/23 17:14

den さんのブログ記事

  • 中山 玲佳 〜 out of
  • 2017.10.28〜11.19【 MORI YU GALLERY 】今年の3月に見たところなのにもう新作展、それもやはり中山さんならではの“野生”の濃厚さが漂うんですね。それは7年のメキシコ生活(ラテンアメリカ協会、日墨交流計画の研究生として留学)の影響はもちろんのこと、僕が好きな中山さんとおじさんとの「うわばみ」の逸話。(詳しくは http://www.clippinjam.com/volume_73/cc_interview_01.html)当時3歳くらいだった中山さんが大阪芸大 [続きを読む]
  • S T O R Y 〜 金サジ 個展
  • 【 Gallery View vol.1260 】2017.11.28〜12.10【 アートスペース虹 】初見は立体ギャラリー射手座での「瑠璃も玻璃も照らされて(2011年)」でした。その時のブログを見返してみるとサジさんと確かにデザインとダンスの話ばかりしていた記憶。何かを示そうとする写真家と何かを掴もうとする鑑賞者の間をするすると通り抜けるもの、それは写真という明解に視覚化された平面を媒介しながらも、言葉で表現し得ない「気」のようなもの [続きを読む]
  • 北村 美沙 個展 〜 overflow, soak
  • 2017.11.28〜12.03【 KUNST ARZT 】北村さんの作品展はほぼ1年ぶりです。“実が詰まった”石膏ですから確かに重いと。さらに前回はそれを吊り下げてましたから結構スリリングだったと思います。“層”とは多々ある断面の切り取り方の一つです。あくまで想像の域を越えませんが、先だってのチバニアンと命名された地球史への地質年代名について北村さんはどう反応したのかな、などと。初めてご本人とお会いするのに訊けず終いでした [続きを読む]
  • 加藤 穂月 個展
  • 2017.11.21〜12.02【 galerie 16 】加藤さんの作品は卒展から、堀川団地のアルトテック(2015.4)、ギャラリー16(2015.9)、UNKWON/ASIA(2015.10)、淀スタジオ+studio HAIDENBAN(2017.3)、そして今回で5回目かな。他のグループ展は何回か見逃してますが、とにかくできるだけ見続けてます。その躍進(多分本人は嫌がると思いますが)ぶりには目を見張るものが。最初の頃のレビューに「つげ義春」というキーワードがあって(な [続きを読む]
  • 其の儘に 〜 林苡平(Lin Yi Ping)/邱世軒(Chiu Shih Hsuan)
  • 2017.11.14〜11.19【 GALLERY TOMO 】林さんの油画のテーマであるパラレルワールドは物理、哲学あるいはゲームの世界でそれぞれに少しずつ解釈が異なりますが、いずれにしても多くの人を魅了するキーワードであることは確かです。「もし○○でなかったら」という想像は、現実以上のものも以外のものも決して存在しないと頑なに思っているリアリストには興味のない話題でしょう。時々こういうテーマに出会うと思う事があります。そ [続きを読む]
  • 小?仁志 〜 絵に描いたような風景
  • 2017.10.28〜12.03【 MORI YU GALLERY 】置いて描く、そうです。つまりそれだけ絵具を薄く溶いて描くということです。実物を見ると「染めるように」描くという表現もわかります。この人をはぐらかすようなタイトルはしかし作家の言う「(中略)四角に落とし込み、四角の中で考えて、四角い絵画を成立させたいと絵肌に一喜一憂しながら制作した」というコメントで、これ以上でも以下でもない画家としての心性を正直に伝えるためのも [続きを読む]
  • 「 藤原 千晶 」UNKNOWN/ASIA 2017#19(J-11)
  • 2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】もうこういうブースは直感的に好きなんですね、というのも僕の作品のテイスト、テーマに重なるところもあって、ですね。ただ藤原さんのはもっと明るいですが笑。壁一面のアイスクリームは質感についてかなり試行錯誤されただろうと勝手に思っておりますが、ここにだけ仮想な甘さが充満しておりました。これを何種類かのパターンで作って、半立体の壁紙を作って売って出るというのはどうでし [続きを読む]
  • 「 kanish 」UNKNOWN/ASIA 2017#23(N-05)
  • 2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】前情報なしにご本人の雰囲気も作風も日本の作家と思いきや、タイからの参加。というのもその場面設定がどれもささやかな不穏さを漂わせていて、それでいてカラーリングが実にサバッとしている。一切の表情が淡々としてる蛭子さんみたいで、好きです、こういうの。小さなカードのイラストからいろんな想像を逞しくして、一言で表すと「嗚呼…」という感じですか…ちょっと切ないな。十人十色 [続きを読む]
  • 「 河合 春香 」UNKNOWN/ASIA 2017#19(E-14)
  • 2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】このブースも何度も往来したのですが、結局ご本人にお会いできなかったのが残念、どうしてもアップしたかった作家さんです。一見ヴィヴィッドな見栄えの油画なのですが、じっと見てると実にいいところで抑えた、朧げで淡い作風が魅力的で何度も見に行ってしまったんですね。ストロークもこの人の手に掛かると、緩い時間の流れの中をたゆたうように揺らめくプロセスなんだなぁと。先にも申し [続きを読む]
  • 「 ちぎら しょうこ 」UNKNOWN/ASIA 2017#20(E-01)
  • 2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】実はちぎらさんのブースは3回くらい回っていたのですが、中々ご本人とお話できるタイミングが計れずに終盤しっかりマーク、この人とお話できないうちは帰れないな、と。そのくらい注目してました。ひと目見て作品に凝縮された密度が直感的に迫ってくる作品で、同感と思われる方も居るかとは思いますが、イラストではない“平面作品”が極端に少ない(いや少なくなったというべきか)今展の中 [続きを読む]
  • 「 黒沢 理菜 漆芸展 〜 ひかりの跫 」
  • 2017.11.14〜11.19【 KUNST ARZT 】目力のある作家さん、居ますよね。例えば画家では谷原菜摘子さんがそうです。黒沢さんの目にも同じような強い意志を感じるんですね。その意志は「対象と素材と技術」の兼ね合い、擦り合わせという以上の「熱情の変換」とも言えるもので、ことに漆芸のような表現の場合、創意に完成度が追いついていない場合だってあるわけです。いつだったか雄弁な漆芸作家さんのコンセプトと作品のギャップを目 [続きを読む]
  • 「 今井 祝雄 展 〜 音のケルン 」
  • 2017.11.02〜11.26【 +1art 】ART OSAKA企画「ギャラリーツアー」⑤ここもギャラリストに必ず行きますとお話してからかなり日にちが経ってしまいました。とても楽しみにしていた展覧会。さて“あの”今井さんの個展です。新しい作品と過去のとでは実に40年の歳月が横たわっています。ケルンに見立てたターンテーブルの上のSP盤、繋ぎ合わされた4枚のLPのシリーズ。解説にある「メディアの物質的側面の扱いがうまい作家」という表現 [続きを読む]
  • 「 Andrew Chalk 〜 SLOW LIFE AVANT-GARDE 2017 」
  • 2017.10.17〜11.11【 FUKUGAN GALLERY 】ART OSAKA企画「ギャラリーツアー」④音楽と美術の双方の岸を往来するアーティストは数多くいます。ギャラリーツアー4つ目はやっと行けたFUKUGANさん。ART OSAKAの時にギャラリストとお話しさせていただいたことを覚えてくださって嬉しかったです。さて当日の展覧会はAndrew ChalkというLAFMS(ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ)に属するアーティストの作品展示です。And [続きを読む]
  • 「 展示ケースの内と外 」
  • 京都市美術館ワークショップ2017 Vol.7講師:村川 拓也 2017.11.25【 京都市美術館 本館 】おそらくは一生に一度の機会。前回の岡本さんの「暗闇歩き」に続いての参加。今回は演出家・映像作家である村川拓也さんの巻。ガラス一枚の向こうとこちら側。「観客も観客を演じている」という言いえて妙なフレーズは、自身が展示物となって展示ケースに入ることで実感。しっかりと「モノ」になるのは結構面白くて“ために”なります。「 [続きを読む]
  • 「 水野 魔利枝 」UNKNOWN/ASIA 2017#18(F-09)
  • 【 Gallery View vol.1247 】2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】デザイン用語で「グラフィカル」とは絵画や彫刻の要素をプリントや色目に反映させたものとありますが、水野さんの作品は正に正に。シルクスクリーンやデジタルプリントを中心に制作されていますが、やはりアクリルとの独特の相性を作品から放つ手法が際立つ作家さんです。アクリルの飼いならし方はやはり難しいようでまだまだと仰っていますが、生地の柔さと支持 [続きを読む]
  • 「 イケミチコ Open Studio 〜 靴をはいて街にでよう 」
  • 2017.11.18・11.23【 イケミチコスタジオ 】ブログを通じて知り合いになったイケさんとは勿論初対面。ドキドキ。天六駅を降りてほどなく総菜屋さん(店内に入る!)の階段を三階(二階で帰ってしまう人も居るとか)へ。所狭しと置かれた作品に度肝! そして登場されたカッコいいイケさんにまたまた度肝!「おっ、オノヨーコさん!」と心の中でつぶやきながら、素晴らしいホスピタリティに感謝! 見に来られた他のお客さんたちと昼 [続きを読む]
  • 「 山本 一博 個展 〜 あたらしいかお 」
  • 2017.11.14・11.19【 gallery morning 】今年2月の堀川御池ギャラリーでの展示、作家ともお会いできて確かにぶったまげたパノラマ大作発表。絵を描くひとは、当然ながら絵を描く前に一人の人間として存在しているわけで、要は何が言いたいかというとその人が「一体何に“掴まえられて”いるか」ということ。言い換えれば「何に執着しているか」ということに尽きるかな、と。この山本さんの執着は近過ぎて恐いかも知れない、つまり [続きを読む]
  • 「 神崎 遥 」UNKNOWN/ASIA 2017#17(H-05)
  • 【 Gallery View vol.1244 】2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】目を楽しませてくれる温度、というのがあります。灼熱なあるいは極寒な温度を前面に押し出す作品というのも、確かに印象的ではあるのですが実は神崎さんのような「さりげなさ」はモチーフが日常的であればあるほど大切な要素になってきます。早稲田大学文学部→映画の仕事→桑沢デザイン研究所という経緯がこの方のセンスに見事に反映されています。「ベン・シャ [続きを読む]
  • 「 濱 久仁子 」UNKNOWN/ASIA 2017#16(C-13)
  • 2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】濱さんの京都での個展「庭にお気に入りの石を並べること」(このタイトル素敵です)でその面差しに思わずクリムトとつぶやいてから早1年。お久しぶりな対面となりました。ニードルで根気よく息を吹き込みながら、次第に造形に肉感を施していく、作家の言う「重量感と濃密さ」ですね。思惟か午睡か、はたまた瞑想か、濱さんの作品に流れる静かで豊かな、ちょっと物憂げな丸っこい彼ら。時々思 [続きを読む]
  • 「 下村 優介 」UNKNOWN/ASIA 2017#15(D-10)
  • 【 Gallery View vol.1242 】2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】UNKNOWN/ASIAでは常連作家になりました。いつも書いてることですが作品の精度が如実に作品に反映される切り絵のようなジャンルでは、その精度の物差しの目盛りを作家自身が打たねばならない、ことに下村さんのような独学で得たもの(僕には天性のようにしか思えないのですが、これとて失礼な言い方でラグビー選手を10年間現役でされてきてから紆余曲折な人生を送 [続きを読む]
  • 「 前野 めり 」UNKNOWN/ASIA 2017#14(D-11)
  • 【 Gallery View vol.1241 】2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】「黒刺繍」です。画像はほとんど前野さんが写ってますが、なんせライブでせっせと刺繍されているもので。作家名に “海老ぞり” 笑。ブースの壁に大きく書かれたメッセージ、というかモノローグに近いんですが、展示した後に書いたそうで。こういうの大事なんですね、なんせ往来半端ない会場ですから。下書きせずにフリーハンドで縫い込まれるのは、ご本人が「も [続きを読む]
  • 「 クリスピーな倉庫/クリーミーな部屋 〜 金氏 徹平 」
  • 2017.11.03・11.26【 北加賀屋 千鳥文化 】お目当てのMASKでの大型作品展示は、なんというタイミング、この日だけの特別ライブで見られず、今年8月にオープンした新スペース「千鳥文化」での展示を拝見。北加賀屋は来る度に新しい発見のある街でこれから断然面白くなりそうなエリアです。ここも独特なスペースで京都では中々見られない雰囲気、つまり大阪ならではの大胆さが伺えますね。タイトルからすればここがクリーミーな部屋 [続きを読む]
  • 「 飯坂 千亜季 」UNKNOWN/ASIA 2017#13(F-05)
  • 2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】もう、ライ・クーダーの世界、ON THE BORDER、そしてビバ!メヒコです。飯坂さんがおもむろに取り出したのは実家で見つけた小学生低学年時のご自身のスケッチブック。かわいい女の子。よくみると左上にドクロ…三つ子の魂、感じましたね笑。脈々と連綿と飯坂さんの中ではドクロちゃんが息づいていたわけであります。さてブースのインパクトは相当な半立体作品。大掛かりな木彫、と思いきやス [続きを読む]
  • 「 露光 零 」UNKNOWN/ASIA 2017#12(D-04)
  • 2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】作家名にニヤッとされた方も…さて、実はこの作品はガチンコです。つまりフォトショップでの修正をしていません。そもそもは服の販売のために自らモデルとなって自分撮りを始めてから次第に自分の好きなファッションを見せたいと思うようになるわけです。ステートメントにあるようにご自身の顔にコンプレックスがあった(とてもとてもそうは見えませんが…)のでブログでもモザイクをかけて [続きを読む]