den さん プロフィール

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denさん: シッタカブリアンの午睡
ハンドル名den さん
ブログタイトルシッタカブリアンの午睡
ブログURLhttp://den393.blog81.fc2.com/
サイト紹介文ギャラリーでの現代美術個展レビュー、小劇場での演劇、コンテンポラリーダンス、WSなどの見聞記。
自由文仕事休みに主に京都市内のギャラリーをまわり作家さんとお話しさせていただきレビューをアップしております。現在は自らも作品制作を行っております。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供382回 / 365日(平均7.3回/週) - 参加 2009/10/23 17:14

den さんのブログ記事

  • 谷 小夏 個展 〜 ie
  • にほんブログ村2018.07.23〜07.19【 DMOARTS 】今でも思い出すのは小学高学年の頃にどこかでエスペラント語のことを聞きつけて参考書的なものを購入、しばらく夢中になっていた。この感覚は暇さえあれば自分だけの空想の島の俯瞰図を描いていた夢想家だった自分を象徴している。タイトルの「ie」はエスペラント語で「どこかの」の意。どこかの家族どこかの恋人どこかの誰かそうこれはどこかの話のスナップ。これらの作品には勿論谷 [続きを読む]
  • OPEN STUDIO at Vostok「 矢津 吉隆(彫刻) 」
  • にほんブログ村2018.06.23・24【 Vostok 】この5月に立ち上がったばかりのシェア・スタジオ「Vostok(ボストーク)」はレジデンス・スペースが併設された特色あるスペースです。さて、Vostokレビューも最後のお一人、お顔もお名前も一方的に存じ上げております矢津さんです。現代美術作家の井上大輔さんとのプロジェクト京都アートホステル「クマグスク」代表であり現代美術t作家である矢津さんのアトリエは採光度の高いスペースで [続きを読む]
  • OPEN STUDIO at Vostok「 水木 塁(写真) 」
  • にほんブログ村2018.06.23・24【 Vostok 】この5月に立ち上がったばかりのシェア・スタジオ「Vostok(ボストーク)」はレジデンス・スペースが併設された特色あるスペースです。遅ればせながら3月のARTZONEでの個展が初見でした。水木さんのスケートボーダーの視点から街を視るというテーマがエラく新鮮で表現の動機というか手立てに極めて等身大なので対象とする都市と活動する人間とのサイズ比がリアルでしかもそこにスポーティ [続きを読む]
  • 川人 綾 個展
  • にほんブログ村2018.06.05〜07.13【 imura art gallery 】僕たちが見ている立体的なるものは実は網膜がキャッチした二次元の画像を脳がイメージし立ち上げたものだそうです。どこの世界にもズレが生じる根拠があり錯覚はヴァーチャルな感覚を作り出す一因でもあります。こんなプロローグは実は川人さんのお父様が神経科学者であることにあります。“眼球で観ている”のではなく“脳が視ている、把握している”ということを幼い頃か [続きを読む]
  • 西田 潤「アスピレーションズー8つの扉」より
  • にほんブログ村2018.06.08〜07.07【 京都精華大学ギャラリーフロール 】惜しまれてという言葉では表せないほどの無念さだったと推測します。陶芸家として絶頂期の27歳で逝去した遺作であり傑作と称される「絶」シリーズ。見る程に強烈なオーラと気迫。さて昔話。そう言えば精華の学生は独特の雰囲気があってみんなすぐに友達になれた。当時は「賁」という喫茶店に入り浸っていた。町家カフェの先がけ伝説。下駄箱にはワークブーツ [続きを読む]
  • 塩田 千春 「アスピレーションズー8つの扉」より
  • にほんブログ村2018.06.08〜07.07【 京都精華大学ギャラリーフロール 】開学50周年ということは僕が京都で本格的に生活し始めた4年前にできた大学。塩田さんの作品アップの機会にこんなコメントもないと思うけど当時短大だった精華の学生と同棲していた僕はゲージツに対する興味は尽きることのないクズな駄青年であった(と記憶する)彼女に誘われてよくヌードデッサンにも行ったな(というよりも見学させていただいた)塩田さんこ [続きを読む]
  • 櫻井 類 個展 〜 つぶら/不思議なそのとおり
  • にほんブログ村2018.06.26〜07.07【 galerie 16 】昨年見た個展は僕にとって初見の櫻井作品だったんですが相当にショックを受けまして、ええ。その時に感じた正直な人という印象はやはり奔放な踊るような筆致と肌合いを見るにつけ思い出されてきます。印象的なのはDMのビジュアルが自宅のベランダに“干して”ある作品なんですね。この辺のエピソードは会場にも居らした奥様からいろいろと。徹夜で描かれている櫻井さんの手の筆先 [続きを読む]
  • OPEN STUDIO at Vostok「 田中 秀和(絵画) 」
  • にほんブログ村2018.06.23・24【 Vostok 】この5月に立ち上がったばかりのシェア・スタジオ「Vostok(ボストーク)」はレジデンス・スペースが併設された特色あるスペースです。今年2月のNTERIM SHOW 2018(博士(後期)課程有志展)で拝見した田中さんの作品をひと目見てその物質感の強い作風と画面をロールするようなリズミカルな風情が実に心地良かったんですね。大学ではデザインを専攻していたそうですが対象を描くことよりも [続きを読む]
  • K. Kough (Japan)
  • にほんブログ村2018.06.26〜07.01【 Art Spot Korin 】展示規定↓一階展示室では1つの彫刻台を必ず使用する。二階展示室ではメインの壁を必ず使用する。双方の作品はお互い何かしらの関係性を持つ。歌手であるKoughさんを知る方が美術作家であることに驚かれるコメントがありました。尤も逆でも驚かれるでしょうが…10年以上前から“ 放射能を遮る”鉛という素材を扱っています。3年前に初見だったKoughさんの作品を見ていると言 [続きを読む]
  • Joseph Calleja (Scotland)
  • にほんブログ村2018.06.19〜06.24【 Art Spot Korin 】展示規定↓一階展示室では1つの彫刻台を必ず使用する。二階展示室ではメインの壁を必ず使用する。双方の作品はお互い何かしらの関係性を持つ。階下の水鉄砲を持って階上へ。作品の「完成」はいつを以てどこまでかを以て定義し得るのか。変容するマーブルは文字通り波頭を表出させ鑑賞者によって“さらなる完成”をそこに見せる。http://www.josephcalleja.co.uk/ [続きを読む]
  • 新宅 加奈子 〜 Solo exhibition
  • にほんブログ村2018.06.26〜07.01【 KUNST ARZT 】明解であることは同時に“当てやすい的(マト)”であったりもします。だから当然賞賛と不理解が背中合わせにあると思います。けれど「やりたい」を「やれる」に変える力というものも作家の力です。“そこ”には作家しか居ないんですから。淡々としたステートメントの中に新宅さんの或る確証のようなものを強く感じるのは展示物への神経の配り方。己の肉体に絵具を置くという手立 [続きを読む]
  • 園原 徹 写真展 〜 Work in the Wildness
  • にほんブログ村2018.05.19〜07.08【 K Y O T O b a 】以前に「もはやデジタルかアナログか」を論点にしたところで…」とコメントしたことがあった。園原さんの写真展を見て自分の実に生意気な物言いにほとほと後悔の念。たった一人でアラスカに降り立ち数ヶ月もテント生活をしながら野生動物を撮る。そして手に持つのはあくまでフィルムカメラである。言うまでもないがアラスカくんだりまで来てしかも滅多に遭遇できない彼らや気ま [続きを読む]
  • ムラギしマナヴ 個展 〜 HEY YOU BLUES
  • にほんブログ村2018.06.09〜07.08【 MORI YU GALLERY 】もう四の五の言わせない痛快さだからここでも喋んないことにした。だってHEY YOU BLUESだもんなほらカルトムーヴィー!あらロケンロール!やあジャームッシュ!アナーキーさと干し草の匂いとドライブインとインチキバーガーの肉汁血潮と血糊ヤバいですムラギしさんほんとに画像ありすぎてわんさかオンパレ!シェケナベイビー! [続きを読む]
  • OPEN STUDIO at Vostok 「 西條 茜(陶磁器) 」
  • にほんブログ村2018.06.23・24【 Vostok 】この5月に立ち上がったばかりのシェア・スタジオ「Vostok(ボストーク)」レジデンス・スペースが併設された特色あるスペースです。さて一番奥は西條さんのスタジオ。作品も大きなものはそれなりの重量もあるためになんと貨車を走らせるレールを作ってしまいました。これが結構ソソリます。やはり西條さんのような或る種のフィールドワークが作品作りの大きな要素となる作家さんの設えは [続きを読む]
  • 仮説どうぶつ園
  • にほんブログ村2018.06.23〜07.03【 ギャラリーえがく 】・たかせちなつ・オオナカミカ・ふくら恵・ナガノヒデヒコ・福岡伸雄福岡さんのスタンスは世の中捨てたもんじゃないっていう感じでしょうか。それと「出会いを大切にする人」って言う有り体な感じじゃないハートを持った人ですね。嫌なことやしんどい時ここに来たらいいと真面目に思います。さていつも福岡さんの企画力に感服するグループ展。仮説ってとこが肝。お馴染みの [続きを読む]
  • 境界の捗り 〜 むらた ちひろ
  • にほんブログ村a href="https://blog-imgs-115.fc2.com/d/e/n/den393/20180625033300e81.jpg" target="_blank">2018.06.15〜07.01【 Gallery PARC 】先日、むらたさんもメンバーのオープンアトリエにお邪魔した際に新作の兆しを感じさせるものが一切無かった理由がここにあります。力作揃いの実に見応えのある展示です。さて素人のレビューもどきですがテキスタイル→染色→型絵染めは(当然不勉強もあるんですが)方法論的な展開 [続きを読む]
  • 竹本 伊久美 個展 〜 ヌーデール
  • にほんブログ村2018.06.19〜06.24【 KUNST ARZT 】一見ぶっ飛んだ陶芸作品かとあれやこれやと矯めつ眇めつ詮索してみるのですが実はこれほど用に尽くした作品もないのではないか、と最終的には得心させてしまうなんとも奇妙なテイストの作品たち。入口を開けると他でもないおにぎりせんべいの匂いを察知。壺にはカンガルーの育児嚢のような袋にそのせんべいが“セット”されています。壁にはひよこまんじゅうが乗った指輪様の作品 [続きを読む]
  • Chiharu Yakushigawa 〜 SOLO Exhibition
  • にほんブログ村2018.06.18〜06.22【 京都精華大学7号館 7-23 gallery 】ステートメントを見る。そこに多分に宗教的啓示を読んでしまうのは穿った解釈かもしれないがこれは「祈る」行為そのものを示す所作への端的で簡潔な作家の想いであろう。薬師川さんの作品の特徴でもある密着と剥離とのその狭間に見えてくる絶妙なる交感はさらにシンメトリックな支持体という物質的な拠り所さえも越えて両手がつくるストロークという波動をそ [続きを読む]
  • 長谷川 泰子 展 〜 植物日記
  • にほんブログ村2018.06.19〜06.24【 同時代ギャラリー 】「もう、飽きちゃった」この作風の変わり様におそらく耳タコであろう質問へ開口一番のフレーズ。長谷川さんと言えば僕などは「男性たちと園庭」という印象が強い。どこか暗喩めいた表現と清潔感漂う画風にやはり何かを見つけようとしていたのかも知れない。「あの白い帽子をまた描くのかと思ったらやんなっちゃった」長谷川さんの魅力は何と言っても飄々としたお人柄にある [続きを読む]
  • 根木 悟 個展
  • にほんブログ村2018.06.19〜07.01【 ギャラリー a 】階段を上っていくと少しずつ見えてくる色。またお目にかかれるのです。根木さんの動く手が見えてくるような支持体への厚みある絵具の存在感と温厚な主張。でも僕にはなんとなくパンキッシュな感じにも。それはナイフで引っ掻いた根木文字とそれを“刻む”行為を想像してしまうから。でもBGMはいわゆるダンモなズージャ!(今度はパンクジャズかけてください笑)だからいろんなサ [続きを読む]
  • 石原 孟 個展
  • にほんブログ村2018.06.12〜06.24【 GALLERY TOMO 】全文完成してさてアップと思い念のため過去作品画像を検索してみたらしっかり4年前に見てしかもかなりの長文をブログにアップしてました。それほどに作風が変化していてわからなかったのです。圧巻な霞ヶ浦の風景画を見た時の感じがじわじわと甦ってきました。「優しいのに強い」「穏やかなのに鋭い」「どこにでもあるのに深い」と書いた当時のブログにさらに「静かにじわじわと [続きを読む]
  • 岸田 良子 展 〜 TARTANS & A・B・C スター絵本
  • にほんブログ村2018.06.12〜06.23【 galerie 16 】このシリーズのDMは当初は確か作品がメインビジュアルになっていたはずだがそのうちに完全にテキストだけになった。ここに一つの岸田さんのスタンスが伺えるといったら穿った見立てになるかな。ギャラリーサイトにも展示についてのステートメントも一切見当たらない。もう8年目のタータンズ。5点の作品名はそのままタータンチェック柄の名称である。タータンチェックについてはこ [続きを読む]
  • 水野 悠衣 個展 〜 Waiting Time
  • にほんブログ村2018.06.12〜06.17【 KUNST ARZT 】水野作品は5年前の個展から見続けています。かれこれ10年以上この作風を追求している水野さん。麻紙、水干絵具、雲母、胡粉というまぎれもない日本画材とその作風に「なるほど日本画」の意味そのものを鑑賞者自らに問う機会を与えます。以前のレビューもどきに「韻」というキーワードが出てきて言い換えればリズム、そしてリリカルにループするアンビエント・ミュージックを彷彿と [続きを読む]