den さん プロフィール

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denさん: シッタカブリアンの午睡
ハンドル名den さん
ブログタイトルシッタカブリアンの午睡
ブログURLhttp://den393.blog81.fc2.com/
サイト紹介文ギャラリーでの現代美術個展レビュー、小劇場での演劇、コンテンポラリーダンス、WSなどの見聞記。
自由文仕事休みに主に京都市内のギャラリーをまわり作家さんとお話しさせていただきレビューをアップしております。現在は自らも作品制作を行っております。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供401回 / 365日(平均7.7回/週) - 参加 2009/10/23 17:14

den さんのブログ記事

  • 「 舟を彫る鳥 〜 小沢 さかえ 個展 」
  • 2017.08.26〜10.01【 MORI YU GALLERY 】ほぼ1年前の小沢さんの個展レビューを見返してみると買ってもいない癖して礼賛礼賛。都合3回こっそりと見に行きました笑。それは確かに衝撃と呼べる体験でした。そして今回は何を置いてもという感じで、その日は自分の制作もあり、この個展だけに足を運びました。毎回懲りもせずに言う「言葉が霞む」ほどの風情は、絵本画家である小沢さんに対しては矛盾する言い回しなのですが、実際に一枚 [続きを読む]
  • 「 UNIVERSE 〜 橋本 敦史 」
  • 2017.09.12〜09.24【 ART SPACE 感 】「別に悲観的にはならなかったですね、それよりもサーフィンしたいっ!っていう気持ちの方が強かったですね。うちの家族も大丈夫、大丈夫って笑。割と楽観的で呑気なんですよ、僕は…」橋本さんを襲ったアクシデントは、そう、もしかしたら、誰にでも突然起こりうるものであり、でも正直、自分には絶対にあって欲しく無い日常の或る災厄。脳血管疾病を経験し無事治癒された橋本さんは、ハタと [続きを読む]
  • 「 おバカ創作研究所 〜 研究発表 in 京都 」
  • 現代美術二等兵キュレーション現代美術二等兵/乙幡啓子/ザリガニワークス 2017.08.26〜09.03【 KUNST ARZT 】シノゴノ言うよりも、画像で己にスッと入り込む直感スピードをお楽しみください。尤も“ひねり過ぎた”作品は皆無であり、僕としてはその潔さが何よりも好きなのです。単品ブツ撮りといった風情で会場の雰囲気も何もあったものではありませぬがご容赦のほど。「人はなぜバカバカしい作品を作るのか?」これはもう人ゆえ [続きを読む]
  • 来月開催の私の個展の告知をさせていただきます。
  • 在廊できる日が確定しましたので、最終の個展告知をさせていただきます。時間は仕事休み、仕事終わり、夜勤前などバラバラですが(1時間しか居れない日もあり笑)初めての個展、ぜひ多くの皆様に見ていただきたく只今追い込み真っ最中です。ギャラリーメグリストもすっかり鳴りを潜め、あわわストレスを溜めつつ、900×900の平面を7点展示予定、その他おなじみの立体、懐かしいパラソルも展示いたします。何卒よろしくお願いいたし [続きを読む]
  • 「 川越 ゆりえ 〜 弱虫標本 」
  • 2017.05.27〜09.24【 金沢21世紀美術館 アペルト07 】場所も場所なら会期も長いだけあって、総集編の様相。作品の数がハンパないのです。擬人化ならぬ擬虫化された彼ら一つひとつが、煩悩にまみれた人間の可笑し味。話はガラッと変わるのですが…さて、僕はこの美術館に何を期待し、何を求めて来たのか、よくわからなくなったんですね。これほどの子どもが来場する美術館も他にないとは思いますが、彼らは何を見て何を感じたんだろ [続きを読む]
  • 「 土田 泰子 〜 To : 〜へ 」
  • 2017.08.12〜09.03【 Gallery G-77 】楽しみに、実に楽しみにしていた展覧会。浮き立つ、という感じのギャラリーへの往路、幾多の言葉による「モノ」と「モノ語り」を繋ぐ作者の強くて深い想いを受けとめる復路。ハイヒール、櫛、爪やすり、分度器、小さじ、おろし金…そのモノが放つ役割りと関わりと存在することの意義と、そして膨大なモノの“利用”と“加工”と“造形化”への作者の覚悟が、ステートメントではない「コンセプ [続きを読む]
  • 「 森本 紀久子 展 」
  • 2017.08.15〜08.27【 アートスペース虹 】西側の壁に掛かる大作はなんと52年前のもの。さらに遡ること大学生時代に、裸婦だらけの日展への出展にペイントされた木彫をと考えたのですが結局出さなかったといういわく付きの作品も展示。そして新作は明るい色合いの白バックで、半世紀を経た画風は、失礼を承知でいえば画家に憑いていた色々な事象が、少しずつ剥がれていったものなのかな、とも。1940年生まれの森本さんが見てきたも [続きを読む]
  • QOD
  • 先日たんまに行く立ち飲みで、若者に囲まれて呑んでる爺様にご挨拶がてら「元気ですねぇ、おいくつです?」って尋ねたら、血相変えて「そんなのは関係ない!男も女も年齢も関係ない!」と吠えてきた。関係あるよ、年齢も性別も大いにね。それこそあんたは時代と生きてきたんだからね、とは言わなかったが急に酒がまずくなった。「オレのこと知らんのはもぐりか?」と言わんばかり、が、そんなの知ったこっちゃない。嫌な話はもうい [続きを読む]
  • 「 S h e l t e r 〜 K.Kough 」
  • 2017.08.22〜09.03【 art spot Korin 】常にタイトルは同じです。そして素材は放射線を通さない鉛。K.Koughさん(これは作家名)訴求テーマは一貫しています。守るべきものと脅かすものの間、僕はいつもそこで声なき声をこらえているようにも、あるいは誤った諦観を刷り込まれているようにも思える時があって、空しくなる時があります。海に向かってK.Koughさんが降る手旗信号に、そんな気持ちを委ねる自分が重なります。二階に上 [続きを読む]
  • 「 コジコレ 〜 描くこと 」
  • co-jin collection No.3井上真紀/岡秋生/苅部晃之/桜井三郎/平田猛/舟木伸夫2017.08.01〜09.24【 art space co-jin 】3回目となる co-jin collection、個人的にですが岡 秋生さんが好きです。なんというか画面から飛び出すとかの奔放に走る線というよりも、むしろ画面の範疇で永遠に完結しない線=ストロークを「次回へ続く」といった感じで連綿と継続させているように見えます。筆法に岡さんの執着する“ならではの”表現が [続きを読む]
  • 「 余白の人たち 〜 さかい はるか 」
  • 2017.08.18〜08.27【 gallery morning kyoto 】前回の「吊革の森」で酒井さん(今回から表記がひらがなに)は、日々の“前段取りと後段取り”を、一見すると淡いパステルの中でささやかに訴求し、どこかで平静を保とうとする自分を、これもささやかに鼓舞するような作品という印象がありました。毎日見る通勤電車の吊革という存在に自らを投影しているような。そして今回。やはり、さかいさんは日々の中に見る刹那や暗澹をうねうね [続きを読む]
  • 「 皆藤 齋 〜 ジャングル - 7,000,000 」
  • 2017.08.05〜08.22【 MORI YU GALLERY 】うーん、皆藤さんについては関西アートビートでインタビューがズズンとアップされているので、拙い感想なんかよりも断然オモロいと笑。皆藤さん、こう見えて(カッコいいです、話す時のしっかりと相手を見る射抜くような視線と佇まいが)7,000,000円!の借金=奨学金を背負ってます。タイトルはそんな状況を表したものですが、お話の中に幾度か出て来る印象的なキーワード「この状況に居る [続きを読む]
  • 「 SEPTILE/セプタイル② 〜 吉田 芙希子 」
  • 2017.08.05〜08.20【 京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA 】卒制で拝見して以来、もうこの方の作品はどこで見てもわかります。巨大なレリーフは石粉粘度をベースに制作されたもので徹底的に美青年or美少年の造形美を追求されています。かつてのステートメントも「白馬に乗った王子さまは見当たらないので自分で作ることにしました」といった飄々としたものですが、男性の女性美表現はやはり入り口・根幹にセクシャルな見立て(良く [続きを読む]
  • 「 SEPTILE/セプタイル① 〜 唐仁原 希 」
  • 2017.08.05〜08.20【 京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA 】まるで映画村かテーマパークの様相の二条城を横目に最終日滑り込み。先日アトリエで拝見した“温めている”様々なヒントの結実が見えたようです。元々中世の絵に表れる史実≒空想≒神の創成≒喚起されるメタファーといった流れの中にある独特のヤニ臭さを放つ、ストーリー性の高い作風で知られる唐仁原さん。大作は「とにかくひと目見てわかる絵」を念頭に描き上げたよう [続きを読む]
  • 「 MELT MEL 〜 城 愛音 個展 」
  • 2017.08.15〜08.20【 同時代ギャラリー 】“誰の”肖像画を“どう”描くかというのは、向き合い方の差異や共有する温度や性差や年齢によってすでに対象として決定された時点で半分くらいできあがっているのではないか、なんて思ったりします。城さんは近親者をはじめとする極めて近しい人物を描いています。観る人によってはかなり“際どい感覚”と捉えられる表現ではありますが、通常の肖像画と呼ばれる範疇からは確かに逸脱して [続きを読む]