den さん プロフィール

  •  
denさん: シッタカブリアンの午睡
ハンドル名den さん
ブログタイトルシッタカブリアンの午睡
ブログURLhttp://den393.blog81.fc2.com/
サイト紹介文ギャラリーでの現代美術個展レビュー、小劇場での演劇、コンテンポラリーダンス、WSなどの見聞記。
自由文仕事休みに主に京都市内のギャラリーをまわり作家さんとお話しさせていただきレビューをアップしております。現在は自らも作品制作を行っております。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供381回 / 365日(平均7.3回/週) - 参加 2009/10/23 17:14

den さんのブログ記事

  • 石原 孟 個展
  • にほんブログ村2018.06.12〜06.24【 GALLERY TOMO 】全文完成してさてアップと思い念のため過去作品画像を検索してみたらしっかり4年前に見てしかもかなりの長文をブログにアップしてました。それほどに作風が変化していてわからなかったのです。圧巻な霞ヶ浦の風景画を見た時の感じがじわじわと甦ってきました。「優しいのに強い」「穏やかなのに鋭い」「どこにでもあるのに深い」と書いた当時のブログにさらに「静かにじわじわと [続きを読む]
  • 岸田 良子 展 〜 TARTANS & A・B・C スター絵本
  • にほんブログ村2018.06.12〜06.23【 galerie 16 】このシリーズのDMは当初は確か作品がメインビジュアルになっていたはずだがそのうちに完全にテキストだけになった。ここに一つの岸田さんのスタンスが伺えるといったら穿った見立てになるかな。ギャラリーサイトにも展示についてのステートメントも一切見当たらない。もう8年目のタータンズ。5点の作品名はそのままタータンチェック柄の名称である。タータンチェックについてはこ [続きを読む]
  • 水野 悠衣 個展 〜 Waiting Time
  • にほんブログ村2018.06.12〜06.17【 KUNST ARZT 】水野作品は5年前の個展から見続けています。かれこれ10年以上この作風を追求している水野さん。麻紙、水干絵具、雲母、胡粉というまぎれもない日本画材とその作風に「なるほど日本画」の意味そのものを鑑賞者自らに問う機会を与えます。以前のレビューもどきに「韻」というキーワードが出てきて言い換えればリズム、そしてリリカルにループするアンビエント・ミュージックを彷彿と [続きを読む]
  • 小川 良子 展 〜 今、いま
  • にほんブログ村2018.06.12〜06.17【 ギャラリー恵風 1F 】まず水干絵具で画面を作る。全面に着彩された一見完成された“絵画”は作家にとっては制作の序章に過ぎない。胡粉を纏った刷毛を一気に画面に踊らせる。色の上に縦横に走る白の豊かな表情と形が構成される要素として下層に存在するものを見事に際立たせる。そこで鑑賞者はハタと考える。胡粉のストロークによって見え方が当然変わるということはうまくできた、と思っていた [続きを読む]
  • 岡林 真由子 展 〜 眠る町に こぼれる欠片
  • にほんブログ村2018.06.12〜06.17【 gallery morning 】衝撃的だった射手座の個展からなんと9年目にしてご本人にお会いできじわっと感激…こういうこともあります。ほとんど演劇の話ばかりというのも下鴨車窓のフライヤーの岡林さんのビジュアルを見てオファーした方された方双方の感度のマッチングが絶妙だったんでその辺からですか。同じ舞台を鑑賞しているとやはり話は盛り上がります。それも大好きな劇団だとなおさらです。今 [続きを読む]
  • Traveling Alone 〜 Hasegawa Yuki Solo Exhibition
  • にほんブログ村2018.06.01〜06.12【 VOU 】「MOTEL」というアートブックを出されている4名のメンバーがいらっしゃるんですがまずもってネーミングでイカしますね、こういうセンス。ですからこの展示はMOTEL名義の長谷川さん、ってことになるんでしょうか、実にモーテルしてるんです。長谷川さんの作品に見られる強いコントラストの中に沈むアニミズム的な感覚やサンクチュアリなもう、そこから立ち入れないような蒸せる緊張感とい [続きを読む]
  • 長谷川 浩子 彫刻展
  • にほんブログ村2018.06.04〜06.16【 MU東心斎橋画廊 2F 】作品もアトリエも全て濁流に飲み込まれるという残酷な現実を経験した作家は自己を救済するという手立てをどこに求めたのだろう。それに比べたら僕にとっての喪失感なんて実にたわいない。命だけをここに残した一家の(飼い犬は流された)再生を考えるともう僕のこの小さなアタマは想像に耐えきれなくなる。この滑らかで優しい肌触りは鑿を置くことを結果的に止めなかった作 [続きを読む]
  • Prayer and alter 〜 小野 サボコ 展
  • にほんブログ村2018.06.04〜06.16【 MU東心斎橋画廊 】僕が一番関心を持ったこと。制作上で作家はいかにそこに当然かかるであろう経年(経験)と選択した素材とのジレンマを克服していくのか。サボコさんがアルミニウム板にまるで記すようにニードルで刻む紋様や叩くことで立ち上がってくる肌合いはサボコさんが体感し目にするもの(風土性・精神性)がその都度強烈に反映されてきたと想像できますが或る意地悪な質問にやはり作家 [続きを読む]
  • MONO黒
  • にほんブログ村・浅田 照・衣川 哲夫・小森 文雄・福岡 伸雄2018.06.02〜06.12【 ギャラリーえがく 】サラッと展示してありますが蒼々たる顔ぶれです。浅田さんは鉛筆画木炭デッサンなど。もうため息ものですが浅田さんご自身は気負いもなく自然体。衣川さんと言えば知る人ぞ知るという存在なんでしょうね浅学の僕などにはポストもの派から勉強しなきゃ。小森さんはここで時々お会いする年齢不詳?なやはり筋金入りの作家さん。何 [続きを読む]
  • Jackalope Studio展 〜 角と耳
  • にほんブログ村2018.05.26〜06.09【 MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w 展示室A 】タイトルのJackalope studioとは造形作家の藤瀬大喜さんと画家である矢ヶ部セイコさんの佐賀県北部の三瀬村にある元銀行だったアトリエです。そしてお二人は夫婦です。そう容易く京都に来れるというわけではないのでタイミング的にお二人には会えませんでした。藤瀬さんは大学で鋳物、その後は錫を扱い(会場にはアクセサリーなども)樹脂でフィ [続きを読む]
  • 記憶しているカタチ 凹 〜 横井 ゆうこ
  • にほんブログ村2018.05.26〜06.09【 MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w 】横井さんのタイムラインの中に「心が仕事に定まっていく」というセンテンスを見つけます。作家としての含蓄とか蘊蓄とかではないもっとずっと手前で向き合う姿ともっと先まで永劫に培われる自然界の摂理のようなものに寄り添う感覚は作家のそれではない詩的あるいは哲学的な、とさえ思えるものを含んでいます。作品を見た瞬間の視覚的な裏切りとその奥に [続きを読む]
  • Open Studio × 4「 宮岡 俊夫 」
  • にほんブログ村2018.05.12〜05.13【 ASK − Atelier Share Kyoto 】風景をスケッチするか否かは例える対象は全く違いますが写真に於けるデジタルとアナログの考察や議論が鑑賞者(あくまでです)にとっていかほどの意味があるのかということを思い出させます。作家はどこまでいっても風景 “観” というものをカンバスに載せ 塗り 置いていくわけで鑑賞者はそれが視たものかそうでないものかを問う猶予を果たして持ち得るかと。 [続きを読む]
  • 國久 真有 個展 〜 IF ANYWHERE
  • にほんブログ村2018.05.19〜06.09【 創治朗 − Contemporary Art Gallery 】昨年のUNKNOWN ASIAで一撃をくらった國久さんの作品に会いに伊丹へ。有り体な言い方ですが元気をもらいに見に行きました。腕の長さ分のストロークは無数の円弧となって画面に風を起こす。それは作家が強く希求するものをあくまで身体を通してカンバスに記したものでギャラリストとのお話しの中に度々出て来る「風を起こす」というキーワードが耳に残りま [続きを読む]
  • Open Studio × 4「 シュヴァーブ・トム 」「 星野 知也 」
  • にほんブログ村2018.05.12〜05.13【 ASK − Atelier Share Kyoto 】「その時、匂いは?」と尋ねるとトムさんは「全く記憶が無い」と。東日本大震災の直後に現地で撮影されたスクエアな画面のこちら側にまぎれもなく写真家は居て泥水に三脚を立ててファインダーの向こうを視ていたのですが腐敗臭について記憶が飛ぶほどに眼前の光景に呆然とした、と。そしてその後の光景も。この二つに横たわる現実。これらの作品はトムさんの中で [続きを読む]
  • Open Studio × 4「 山本 直樹 」
  • にほんブログ村2018.05.12〜05.13【 ASK − Atelier Share Kyoto 】丁度1年前第20回 岡本太郎現代美術賞受賞記念の展覧会を山本さんが教鞭をとられる嵯峨芸術大学内ギャラリーで拝見した折り当の山本さんとお話しさせていただきました。さてオープンスタジオではこの6月13日から岡本太郎記念館で開催される受賞作家 新作特別展示「 Corpse Reviver Taro ver.死者の復活 〜 岡本太郎バージョン」の作品制作に励んでおられました。太 [続きを読む]
  • 「 36億光年の彼 | 大石 茉莉香 」
  • にほんブログ村2018.05.29〜06.10【 KUNST ARZT 】ディスプレイで見ていること信じさせられること信じまいとすることそして信じようとすること。平たく申せばそのどれもが空であり虚であり実体を伴わない手応えのないものなのにそこにしか手立てがないというのも今や当たり前な自嘲。いっそ並行世界に居るんだと勘違いしたくなる気持ちもわからないでもない。で、溶解と大石さん。初日に伺ったのですがおそらく今ごろは様相が一変 [続きを読む]
  • 「 Ungeziefer 〜 汚れてしまって生贄にならない生き物 | 三宅 章介 」
  • にほんブログ村2018.05.29〜06.09【 galerie 16 】一年前に三宅さんを不意に襲った災厄は一献と移動を奪い代わりに松葉杖と苦痛を与えた。その姿で僕の初個展にも来ていただき大変恐縮した。要するに骨折である。途端に生活の様相は一変。部屋の中を這いながら三宅さんの脳裏をカフカ作「変身」のザムザがよぎる。さてタイトルのUngezieferは通常イメージする単なる毒虫というよりは概念としての無価値な生き物というニュアンスが [続きを読む]
  • Open Studio × 4「 奈良田 晃治 」
  • にほんブログ村2018.05.12〜05.13【 ASK − Atelier Share Kyoto 】3月の 2kw gallery でのグループ展の記憶も新しい奈良田さんの作品。最初に見た時真っ先に浮かんだキーワードが経年と記憶の狭間でした。画面を走るノイジーなそうカラープリントが色あせて表面が細かく割れたような肌合いはやはり奈良田さん独特の作風です。モチーフそのものは単なるスナップなんですが“必然的に吟味選択された”厳密な対象というよりは極めて [続きを読む]
  • Open Studio × 4「 来田 広大 」
  • にほんブログ村2018.05.12〜05.13【 ASK − Atelier Share Kyoto 】3年前に見た個展。ギャラリーの床に這いつくばりながらチョークで描かれた富士山はまるで来田さんが山頂に至るプロセスを直感的 ≒ 身体的にトレースしているようで実に興味深かった記憶があります。来田さんは山をフィールドワークのベースとしながら風土にまつわる文化的背景を風景を地図として捉まえることで時に対比させながらまた同化させながら山々や風景の [続きを読む]
  • 海老 優子 展 | 梅雨前のしごと・小品の庭
  • にほんブログ村2018.05.22〜06.03【 gallery morning 】海老さんの記憶に留まっている光景が周囲の草いきれや風にざわめく木々の音を伴って帰ってきました。その向こうに何があるんだろう何が待っているんだろうそもそも向こうはあるんだろうかというミステリーに鼓動が騒ぐあの感じを海老さんの絵からいつも受けます。この光景は山深く分け入ってというのではなく車で小1時間も走らせると突然リアウィンドウに現れるサバービアの [続きを読む]
  • Open Studio ×4 「 中屋敷 智生 」
  • にほんブログ村2018.05.22〜06.03【 ASK - Atelier Share Kyoto 】ドキュメントとしての光景の持つリアリティーは中屋敷さんの中で発酵されさらに醸造される。それはまるで風景をカンバスに写し取る時の目安となるグリッドのように縦横に走りながらさらにマーブリングを施され絵具が持つ物質性を強く反映しています。大胆なストロークの激しさと遠近の一元化が鑑賞者を独特の幻惑へと誘うのです。イメージの濃度が沸々としたエキス [続きを読む]
  • スタートアップ企画 | 水田 寛 × 中島 麦
  • にほんブログ村2018.05.12〜06.02【 ASK-Atelier Share Kyoto内多目的スペース Alt Space POST 】「 Open Studio ×4 」のタイミングで開設された新スペースでのこけらおとしとなるお二人の展示。この取り合わせは中屋敷 智生さんの企画によるものですが実に意外痛快でした。“端緒を掴む”という画家たる肝に接した気持ちになりました。画風作風の異なるお二人が結果的にはカンバスという支持体にどうやって落とし込めるのかとい [続きを読む]