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2009/10/26

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  • リミナルスペースの住人になりたい

    いつぶりか思い返すのも面倒なくらい久しぶりに文字を打っている。リミナルスペースというものにハマっている。ドリームコアとかも。前にどこかでみたような景色、夢で見たような空間懐かしく、少し不気味でなのにとどまりたくなるような場所。廃墟が好きなのと同じで、そこにいたはずの人間が消え失せても機能しているその無機質で温度感のない淋しさが好きなのかもしれない。もうだれもこのブログなど見ていないだろう。お気に入りページに相互に登録しあった人名も知らぬ、ネットの世界で証明し合った存在久々にページに飛んでみる。「お探しのページは見つかりません」という、機械的な定型文。抜け殻のような、廃屋のような、いたはずの住人は消え失せ、それでもその跡地は残るのだな。淋しさではない。交流なんかほとんどなかった。そんな人間関係のああだこうだ...リミナルスペースの住人になりたい

  • 既視感

    酒と薬と寝不足と昔のそれと同じでもきっと何か変わったことがあるとこのブログ内の画像を見ようとしたけれどずいぶんページのボタンが変わってしまってわからなくなってしまった私はむかしのままか、そうかそうか。安心した。私がどうしようもないやつだとやっぱりそうだったよなと安心した。だれも私を知らないようなところへ既視感

  • 大人という生き物

    故郷を背に沈む日を見ている行き交う人の生活を覗けたら私の苦労などちっぽけであの頃の少女のまま欲望が実らないのを知って泣いてるだけ劣等と書かれた服をまとう私が、どんなに没頭していても呼吸を思い出した途端にどんなに深く眠っていてもそれが夢だと気付かぬうちに姿の見えない角度にいて感情のない顔できっと見下しているないものねだりの腐った根が浅く広く頭の中に張り巡ってる浅はかさの象徴のように風に踊らされている枯葉が天高く舞い上がったかと思ったら地面に叩きつけられ引きずられていく乾いた音を立てながら粉々になるまで自分をコントロールできない私みたいで可哀想に思ったもう嫌だなってその一言で終われたらいい口にしない言葉を抑えてきた思いを文字にするだけの力がもうない詩を書くだけの気力がないそれは、だから、誰かに伝えたいとわかってほし...大人という生き物

  • 復活の呪文

    頭が痛い。肩が強張って頭頂部まで筋が張ったみたいだ。今日も夕方まで寝たきりかな。ほんと腐ってるな。そんなことを夢うつつに思っていた朝、時間も知りたくないし誰かから連絡が来るはずもなく、携帯は伏せたままだった。が、鳴った。父だ。休職中の私を気にかけ、あんまり悩みすぎるなと電話をくれた。「そうだ。読書がいい。おまえに合うかはわからんが、現実から抜け出して色んなフィクションに触れるのも時には大事だ」と。現実逃避など、気分転換など許されないと思っていた。人員に穴を開け、そもそも復職するイメージすら湧かない今、職場への罪悪感しかない。私を評価してくれていた同僚たちは、今どんな思いを私に向けているのだろう。どれだけさげずんでいることだろう。そんなことばかり考えては深いため息をつき、着替える手が止まった。出かける気になどなれ...復活の呪文

  • 心のありよう

    疲れたら歩くのをやめて息を数えて整えたらいい座り込んだっていいはあー!って寝転がってもいいそんな風になるまで全速力で駆け抜けてきたのだから周りの目なんて気にしないでいいはあ、はあ、と振り向かれるほど乱れていい私が周りの目を気にして動けないのはきっとそういうことだまだ全力で走り切ってない周りが見えてしまう証拠だ取り乱さないようセーブして自分の本当の力量すらわからなくなった休んでいいのよと言われれば休めの体勢頑張ってねと言われれば笑ってガッツポーズおもちゃみたいだ結局あの頃から変わってないでも本当は周りのせいに見せかけてかけてほしい言葉を顔に書いて待ちの姿勢行動と言葉と生き方を背負うことが嫌なだけだ。優しくなどない責任感も謙虚さも持ってない誠実になど生きてない私弱いんですと両手を挙げて誰かの後ろをくっついてただけ私...心のありよう

  • 閉鎖

    きみの名はもう忘れられた時間扉の中白い指がピアノを撫でる透んだ声と旋律に沿って開かない窓漏れる光が囲んでいる寂しくなどないそこにいるもうどれくらいずっといる漏れ出す声に色はなく待つようにして歌われるメロディ止むことはないのだと諭すのは佇む重い扉そこにいるあとどれくらいずっといる希望を胸に生きることも悲しみの果てに死ぬこともどちらも許されない扉の向こうそこにいるあとどれくらいずっといる.閉鎖

  • 白昼夢からの脱出

    ニックドレイクのpinkmoonを聴いてる。あの頃の記憶を辿りながら生きる気力を失ってベッドに溶けていく感覚を思い出しながら久しぶりに風邪を引いている。鼻水といがいがする喉頭の奥が重たい色んな出口が塞がれているみたいな閉塞感私以外、周りは何も変わっていないのに熱が出ないのはいつものことこんなの風邪だなんて呼べないといつも思う小豆粥と焼き梅の入った濃い緑茶身体に良い気がして作ってみたぱくぱく食べれる私はまだまだ生きたがってる当たり前のように26歳で去ったニックドレイクの声が生きることを選んだ私には儚すぎて苦しいでも聴いていたい市販の薬を規定量飲み込んだ声と空間と光が混ざって溶け出す誰もいない部屋私は明日も働くために今日で元に戻らなくてはいけないはやく、はやく、戻らなくては。.白昼夢からの脱出

  • 鬱々とした、朝か夕かわからないほど、

    笑顔の仮面好きで被っている文句はないただ、正義だけを振りかざす人不満ばかり漏らす人機嫌のわかりやすい人彼らの視界に入るのが怖い嫌でたまらないそんな風に振舞っていいのならそんな態度が許されるなら私だって、私だって、でもそんな自分はもっと嫌いだこの仮面は脱がない最近動きが緩慢で色んなところに身体をぶつける。痛い‼︎って思っても手足が即座に引っ込まないこんなんじゃ自分に脅威が迫っても逃げ出せないかもしれないそんな下らない不安を持ったりするけど本当はどっちでもいい。首の後ろがいつも張っていて重い。頭痛の頻度と、歯を噛みしめることが増えた。何でもないことに涙が出て食べたいものが浮かばなくなった。なのにやけ食いすることは多い。日常的な夢が増えて起きてもすっきりしないひたすら眠りこける日とほとんど眠れない日とめちゃくちゃだ。...鬱々とした、朝か夕かわからないほど、

  • さよなら安全地帯

    先輩から本当に多くの深い助言をもらう。その人が生きてきた分の重みのある言葉。そこに感銘を受けながらも違和感を持ってしまうのは、まだその人の強さしか知らないからなのだろうか。優しい目をしているのを知っている。この数日でスタッフたちの愛を感じる場面がいくつもあった。本当に素敵な場所だなあと思うし、そこで一緒に仕事ができることが本当に嬉しい。与えられた課題がたくさんある。レポートとか調べ物とかそんなものよりもっと厄介な課題。私は昔から集団の中に入っていくのが苦手で誰かが声をかけてくれるのをいつも待っていた。かけられなきゃそれでいい。一人っ子だからか、一人で過ごすのは苦じゃなかった。「かわいい」そう言われて育ってきた。周り曰く、容姿はいいほうらしい。女の子女の子しているよねとこの職場でもよく言われている。だけど自覚はな...さよなら安全地帯

  • 看護師として。

    随分とここに来なかった間にことは順調に進んでいます。看護師として、希望していた精神科に勤務することになったこの春、まだまだ緊張しっぱなしの生活を送っています。精神科。しかも児童青年期。夢が叶ってしまった。ほんとうに驚きで、うれしくて、今がこわいほどに。先週までそんな気分に浸り、これからがんばるぞと息巻いていたのが…あれれ?自分の未熟さと浅はかさに打ちのめされています。まだ、まだ、嫌われたくない自分がいる。怒られたくない、失敗したくない、恥をかきたくない、自分がいる。どんな自分でも愛してやろうと固く誓ったはずが、また行き詰ってきている。精神科に勤める看護師は特にそうだけれど、私の場合はへたに経験している分余計に冷静な視点が大切なのだろう、自分の気持ちを客観的に見つめられて初めて、自分の経験を活かした介入ができると...看護師として。

  • 息をとめる夜

    息を吐く朝今日も狂いなく始まる人生ゲームいよいよ中盤戦だろうみんな躍起になって手に汗握るレース「あと少し、あと少し」順番が来るのを待ってる僕はちがう。進めない、進まない行き止まりそこ止まり僕は利口だからサイコロなんか振らない回れない、回らない振り出し繰り返し僕はもうわかっているからルーレットになんか触れない見ない、見ないゴールの先は行き止まり競って、競ってなにをそんなに生き急ぐのですか視界に収まる程度の盤ゲーム生まれた時から終わりはわかってる息をとめる夜精一杯のルール違反いよいよ中盤戦だろう命が進まぬように、ただ1秒でも長く。堪らなく、息がもれる夜生きている生きてしまっている。息をとめる夜

  • 呟き 6.19

    まだ死にたくない、不治の病の子どもたちへ、「痛みやつらさがない世界に行けるよ」死に憧れる少年少女たちへ、「死んだって楽にはなれないんだよ」ないものねだりだ、ぜんぶ私は後者だった「生きたいのに生きられない人がいる」そんなことはわかってただからこの言葉が大嫌いだったいつも、いつも罪悪感で動けず歯を食いしばり声を押し殺し「死にたい私が、どうして生かされてるのか」許されない気がして泣いてた17歳の私にはそんなに簡単じゃなかった。.すみませんお返事はあとで必ずします。元気です。呟き6.19

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