akio_hayashida さん プロフィール

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akio_hayashidaさん: 林田明大の夢酔独言
ハンドル名akio_hayashida さん
ブログタイトル林田明大の夢酔独言
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/akio_hayashida/
サイト紹介文人間関係を良くして幸せになるには、まず自分を善くする、自分という人間の質を高める事が大事です。  
自由文 作家・陽明学研究家。王陽明の思想と、禅・仏教、ゲーテやR・シュタイナーの思想との一致に気付き、それらを融合させた独自の視点による研究で知られる。『真説「陽明学」入門』は、陽明学の入門書として高い評価を得、ロングセラーとなっている。『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』、共著『「江戸しぐさ」完全理解』(いずれも三五館)等、著書多数。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供20回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2009/10/28 23:49

akio_hayashida さんのブログ記事

  • ●ミュージシャンとしても超一流だった熊沢蕃山
  • ◆『論語』を愛読し、孔子を理想とする熊沢蕃山は、孔子同様音楽を愛し、ミュージシャンとしても超一流だった 引き続き、陽明学者・熊沢蕃山(1619〜91)のこと。 中途半端な研究者が、〈蕃山は、自らが陽明学者などではないことを吐露しているので、陽明学者とするには当たらない〉 などとしたり顔で述べたりしているが、陽明学という思想についてのきちんとした理解さえあれば、蕃山が陽明学者ではないなどとは言えるは [続きを読む]
  • ●「日本主義思想の先駆者」熊沢蕃山について
  • ◆蕃山は、「江戸時代260年の歴史の中で、ナンバーワンの政治家であり、政治思想家」だった 今では、見事に全く忘れ去られてしまった感のある中江藤樹(なかえ・とうじゅ)の高弟で陽明学者の熊沢蕃山(くまざわ・ばんざん)について、触れてみたい。 蕃山といえば、「江戸時代屈指の経世家」 であった。 今風に言えば、「江戸時代260年の歴史の中で、ナンバーワンの政治家であり、政治思想家」 だったのである。 幕末 [続きを読む]
  • ●強烈な不幸に巡り合ったことこそが、渡辺謙にとっての幸運だった。
  • ◆「君が世界的大スターである父を超える手段は、能力や努力だけじゃない。どれだけ強烈な不幸に巡り合える、幸運に恵まれるかなんだ」 以下は、偶々「徹子の部屋」10月17日放送を目にしての一文。今回のゲストは、俳優・渡辺謙氏の長男・渡辺大(わたなべ・だい。34歳)氏。 番組中で、渡辺謙氏の息子・渡辺大氏が、2008年に「徹子の部屋」に出演した際に、今は亡き津川雅彦氏が与えた手紙を読むシーンが披露された。 [続きを読む]
  • ●王龍溪、中庸の道を実践するための「事上磨錬」について語る
  • ◆「事上磨錬によって手に入れることのできるものは、静坐によって得るものの倍です」 以下、吉田公平・小路口聡・早坂俊廣・鶴成久章・内田健太『王畿「龍渓(りゅうけい)王先生会語」其の11』 からです。 王龍渓(1498〜1583。Wang Ji)は、陽明学の創始者・王陽明の高弟で、陽明亡きあとの真の後継者です。その生涯を、師の教えの啓蒙活動に捧げました。 日本陽明学の祖・中江藤樹は、王龍渓の思想を契機に大悟 [続きを読む]
  • ●司馬遼太郎はもちろん、渡部昇一も知らなかった「日本陽明学」の話
  • ◆日本が世界に誇る二大文化の一つが浮世絵であることは分かるが、もう一つは「藤樹心学」こと「日本陽明学」なのである。 渡部昇一(わたなべ・しょういち)『「日本の歴史」④江戸篇、世界一の都市 江戸の繁栄』(WAC) を読了した。 驚いたことには、「日本陽明学」についての記述がほぼゼロに近かったことだ。その代わりというべきか、石田梅岩の「石門心学」を過大評価、「石田心学と並んで日本が世界に誇る江戸の二大文 [続きを読む]
  • ●吉田松陰『講孟?記』を読んで
  • ◆「いったい、人の人たるところは、私心を除(のぞ)くという点にある。これが聖学、すなわち孔子・孟子の教えにおける修養の道である」 上巻の巻末には83年3月に一読したとのメモ書きがあったが(当傍線や付箋がついていることから、当時は、下巻の半分までは読了したようである)、近藤啓吾・全訳注、吉田松陰『講孟?記(こうもうさっき)』 を読んでいてつくづく思うことは、陽明学についての理解があって読む今と、かつて [続きを読む]
  • ●中野三敏『江戸文化再考』と陽明学について考える
  • ◆「江戸の儒学は、朱子学も含んだ、単なる展開としての陽明学というものが江戸の儒学の中心であった」 江戸文学研究で知られる中野三敏先生のご著書『江戸文化再考、これからの近代を創るために』(笠間書院) にこうある。「朱子学を乗り越えた陽明学をベースとして非常に豊かな発展というものが、江戸の儒学の中で考えられる。・・・(中略)・・・私は、仁斎学も徂徠学も、いずれも朱子学の発展系としての陽明学をヒントにし [続きを読む]
  • ●三島由紀夫の読者からの手紙
  • ◆「陽明学が古めかしいものではなく、新しいとても魅力ある思想に思えてきました」 4月17日(火)、読者K・F氏から嬉しい手紙を頂戴した。 「拝啓 林田明大様 『真説「陽明学」入門』『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』を大変興味深く読ませて頂きました。 あらためて陽明学って難しいと思いましたが、同関連本の中では最も親しみの持てる内容でした。 実は、私も十代後半から二十代にかけて(私は1968生まれ [続きを読む]
  • ●ゲーテ、R・シュタイナー、三島由紀夫、陽明学、そして私
  • ◆貸本漫画では、『墓場鬼太郎』を愛読した。 文豪ゲーテに興味を覚えたのは、小学校の高学年の時。父の仕事で転向が多かったために、新しい友人ができるまでの間は、本を読むしかなかった。学校の図書館で本を借りて帰り、家で読むという習慣がいつの間にか身についていた。 幼稚園の頃は、「キンダーブック」や童話を読み、小学生の頃からは童話や昔話に加えて、国の内外を問わず、神話や民間伝承を好んで読み漁った。 その傾 [続きを読む]
  • ●3月9日(金)、石坂産業(株)で日本陽明学について講話(後編)
  • ◆「良知を致す」とは、言い換えれば「良知を信じよ」ということです。  埼玉県入間郡三芳町の石坂産業(株)で2月16日(金)に開催された前編に続く後編が、3月9日(金)に開催されます。 石坂産業(株)と言えば、国の内外から年間3万人の見学者が訪れるという「産業廃棄物中間処理業」では注目を集めている企業です。 全2回の後編ということで、18:15より『中江藤樹の「日本陽明学」に、日本人らしい生き方と商 [続きを読む]
  • ●2月〜3月、石坂産業で日本陽明学について講話(全2回)
  • ■世界になくてはならない「廃材処理プラント・リサイクル製品製造」の会社、石坂産業㈱(代表:石坂典子)で、陽明学講話 この度、大変光栄なことに、日本に、否、世界になくてはならない「廃材処理プラント・リサイクル製品製造」の会社、石坂産業㈱で、陽明学講話をさせて頂けることになりました。 2月16日(金)、3月9日(水)の全2回、「中江藤樹の日本陽明学に日本人らしい生き方と商人道を学ぶ」 と題して、いずれ [続きを読む]
  • ●西郷隆盛と陽明学、3
  • ◆「いにしへの 道を聞いても となへても わがおこなひに せずばかひなし」  大河ドラマ「西郷どん」では、お家騒動の「近思録崩れ」に続く「お由羅(ゆら)騒動」で、西郷隆盛らが私淑する赤山靭負(あかやま・ゆきえ)の切腹が痛々しかった。切腹したのは、嘉永3(1850)年3月4日のことで、テレビでは50歳の沢村一樹が演じていて、その実年齢がわかりにくいが、赤山は27歳という若さであった。 当時22歳の西郷 [続きを読む]
  • ●嶋津亮太氏による『評伝・中江藤樹』評
  • ◆「この書は、そんな中江藤樹の誕生から、どのように学問に向き合い、熊山蕃山や淵岡山などの弟子を輩出し、生涯を遂げたのかが記されています」 手前味噌になりますが、せっかく書いて下さったのですから、拙著『評伝・中江藤樹』に関するアマゾンのカスタマーレビューから、以下、最新のものを披露させて頂きます。 以下、オレンジガーデン(Orange Garden) 作家、プライマル PRIMAL メインパーソナリティ、カフェバードンナ [続きを読む]
  • ●西郷隆盛と陽明学、2
  • ◆西郷隆盛は、少年時代から、無参和尚を通じて陽明学と禅を学んだ 勝海舟の研究家として知られる倫理学者・勝部真長(かつべ・みたけ)『西郷隆盛』「第1章 薩摩藩」に、陽明学者・伊藤茂右衛門(いとう・もうえもん)の名前が出たので、この伊藤茂右衛門についてである。 正しくは、「伊藤茂右衛門」ではなく「伊東猛右衛門」。より正確に言えば、茂右衛門から猛右衛門に改めていたのだ。将軍・家茂か島津藩主の名に遠慮して [続きを読む]
  • ●西郷隆盛と陽明学、1
  • ◆西郷隆盛ら志士や明治の元勲らを語るときに、NHKやマスコミは陽明学のことをスルーする NHKや朝日新聞や毎日新聞に代表される左寄りの大手マスコミは、どうやら、昭和の陽明学者と称される安岡正篤(やすおか・まさひろ)のことはもちろん、吉田松陰や高杉晋作や西郷隆盛ら幕末の志士たちや明治の元勲らの多くが陽明学を奉じていたことに触れたくないようなのである。 ただし、例外があって、大塩平八郎についてだけは触れたが [続きを読む]
  • ●一か月間の痛風の激痛に耐えて学んだ対処法。
  • ◆痛風でまるまる一か月、床に伏した。 それは、10月末のこと。 これまでにない痛風の酷い激痛に襲われた。 痛風が発症したのは、今から10年前の2007年のことだった。 当初も、その後の数回も、右足のクルブシ付近が痛くなり、びっこを引く程度ですんでいたのだが、今回は違った。 というのも、私の場合、数年前から肝硬変となり、肝臓機能が衰えていることも大きく影響したようだ。 結局、痛みがなくなるまでにまる [続きを読む]
  • ●『評伝・中江藤樹』の読み方
  • ◆本書は「7、藤樹の教え」「8、藤樹後学時代」から読まれることをお勧めします。 来年は、NHKの大河ドラマ『西郷どん』 がスタートします。脚本が女性ということですから、西郷隆盛の思想や人生哲学には踏み込むことはまずないだろうと思いますが、西郷隆盛が陽明学の信奉者であったことは、拙著『真説「伝習録」入門』「第3部、日本陽明学派の系譜」〈第5章 西郷隆盛と陽明学〉 に詳述させて頂きました。今から20年 [続きを読む]
  • ●三五館倒産に思う、「憂患に生き、安楽に死す」
  • ◆「天が重大な任務をある人に与えようとするときには、必ずまずその人の心を苦しめ、その人の筋骨を疲れさせ、その肉体を餓え苦しませ、そのすることなすことを失敗ばかりさせて、そのしようとする意図と食い違うようにさせるものなのです。 これは、天が、その人の心を発奮させ、性格を忍耐強くさせ、こうして今までにできなかったこともできるようにするための貴い試練なのです。」10月5日、「三五館、営業停止」 の一報を耳 [続きを読む]