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林田明大の夢酔独言 http://blog.livedoor.jp/akio_hayashida/

人間関係を良くして幸せになるには、まず自分を善くする、自分という人間の質を高める事が大事です。  

作家・陽明学研究家。王陽明の思想と、禅・仏教、ゲーテやR・シュタイナーの思想との一致に気付き、それらを融合させた独自の視点による研究で知られる。『真説「陽明学」入門』は、陽明学の入門書として高い評価を得、ロングセラーとなっている。『イヤな「仕事」もニッコリやれる陽明学』、共著『「江戸しぐさ」完全理解』(いずれも三五館)等、著書多数。

akio_hayashida
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2009/10/28

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  • ●執行草舟氏のシュタイナー教育に関するご発言に異議あり!

    ◆シュタイナー教育こそがシュタイナー思想の核ともいえる「人間学」そのものであり、その世界観や宇宙論とも一体のものである この動画のこと、FBFの盛田浩司氏にご教示頂いた。執行氏のご著書は手にしたことがないのだが、氏のご著書をいろんな方が推薦されているので、

  • ●拙著『新装版・真説「陽明学」入門』の中国語版『青年们、读王阳明吧!(青年よ、王陽明を読め!)』が刊行!

    ブログに投稿しなければ、と思いながら、なんと4月10日の今日が、今年初の投稿となる。読者の方には誠にもって申し訳ない。 どうしたってブログよりFacebookの方が使い勝手がいいので、体力の低下も手伝い、ブログへの投稿が億劫になっているのだ。 前置きは、これ

  • ●良知心学と武術のこと、拙著の中国語版の刊行など、近況報告。

    古希の私が、いよいよ11月を迎えた。 ブログにはなかなか投稿できなくて、読者の方には誠に申し訳なく思っている。それでもFBやツイッターやインスタグラムには投稿させて頂いているので、是非、覗いてみてもらいたい。 江戸期に盛んになった「夕雲流無住心剣術」に

  • ●古希を迎えての余話(古希とは)

    ◆無事「古希」を迎えることが出来ました。 FBFの方々から、私の誕生日への心温まるメッセージを沢山頂戴させて頂きました。ありがとうございます。 今回の誕生日(8月2日)で、無事、古希(こき)を迎えることが出来ました。 かつて書道家の故・寺山旦中(たんちゅう

  • ●心法の剣術について執筆しながら宮本武蔵について思ったこと

    ◆『宮本武蔵』ので有名な小説家・吉川英治の仕事のいい加減さに驚いた ブログ、随分お休みしてしまったようで、読者の方には、誠に申し訳ない。FBとツイッターにかまけて、月に一度も投稿しなかったことに、先ほど気づいて自分でも驚いている。 以下、近況報告をさせて

  • ●6月4日(土)14:30から、都内・文京区で「日本陽明学」について講演をさせて頂く

    ◆多すぎたり足りなかったりすることについて学ばなくても私達が自然に分かるのは、良知の働きの御かげ 武術の達人でも研究者でもない、どちらかと言えば弁舌の徒の私が、武術の話をするというのは、とても気が引けるのだが、「心学」と称されてきた陽明学の影響が「心法

  • ●陽明学者・山田方谷の高弟・河井継之助(つぐのすけ)を描いた映画『峠』6月17日、ロードショー公開決定!

    ◆司馬遼太郎の陽明学に関する説明個所は、問題発言のオンパレードである。 司馬遼太郎原作『峠』の映画化がなされていたことは、数年前から聞き知っていた。2020年に公開予定だったのが、コロナ騒動で延期されて、この度ようやく公開される運びとなったのだ。監督は、黒

  • ●林田明大近況報告、「姚江の会・東京」と無住心剣術と陽明学について

    ◆「日本陽明学研究会、姚江の会」のリアルの会「姚江の会・東京」では、拙訳「伝習録」下巻の輪読中 本ブログに投稿させて頂くのは、本年初のことになる。そういう意味では、私の本ブログの読者のみなさまがたには、誠に申し訳ない。 FBは、仕事上のことも手伝って、ま

  • ●王龍溪「過ちが無いことを貴ぶのではなく、過ちを改めることをこそ貴ぶ」

    ◆「過ちを改める」ことができるところにこそ、人間の本質がある 日本陽明学の祖・中江藤樹やその道統の人々がそうであったように、私は王陽明の一の高弟の王龍渓(溪)の教えに多くの気づきを得てきている。 王龍渓は、「聖賢の学問では、過ちが無いことを貴ぶのでは

  • ●年をとること、肉体が老いることの効用について

    以下は、「Quora」での私の人気記事の再掲載です。「性欲もなくなれば食欲もなくなり、病気になるリスクも高まり、既にあらゆる娯楽はやりつくしてるような段階。人生の後半は、ものすごく退屈な期間ですか?」 とのご質問に、私なりに答えさせて頂いたところ、好評を

  • ●9月18日(土)、都内で「渋沢栄一と日本陽明学」について講演させて頂きます。

    【都内での9月18日(土)の講演では、「森鴎外と陽明学」、スティーブ・ジョブズについても触れます。もちろん、生活に活かせる実践的な話です。】 今月18日(土)、都内「泉岳寺」駅のすぐ近くの「高輪アンナ会館」にて、「渋沢栄一と日本陽明学」と題して、講演をさせて

  • ●日本人が知らない、徳川将軍・綱吉や吉宗の耳元にまでその名が轟いた日本陽明学派の活躍について

    ◆山崎藩主・本多忠可侯の入門は心学普及史上誠に画期的な出来事であった 日本陽明学の祖・中江藤樹とその弟子たちの圧倒的な凄さが、現代の日本人にはまるで届いていない、理解されていないのは、戦後来ひどく左傾化してきたマスメディアと東大と文科省、その下部組織の

  • ●続・日本陽明学の祖・中江藤樹の3男・中江常省を偲ぶ「常省祭」(2013)での講演動画

    ◆中江常省の子孫たちは、代々対馬藩に仕えた 前回に引き続き、2013年7月26日に、中江藤樹の生誕地の滋賀県高島市安曇川にある「藤樹書院」で開催された、『中江藤樹の3男の中江常省(じょうしょう)を偲(しの)ぶ「常省祭」』 での講演動画全7本中の後半部の④~⑦を

  • ●日本陽明学の祖・中江藤樹の3男・中江常省を偲ぶ「常省祭」(2013)での講演動画

    ◆熊沢蕃山の妹夫婦に養育される 2013年7月26日に、中江藤樹の生誕地の滋賀県高島市安曇川にある「藤樹書院」で開催された、中江藤樹の3男の中江常省を偲ぶ「常省祭」での講演動画全7本中の①~③を以下にアップさせて頂いた。常省の読みは「じょうしょう」が正しい。プロ

  • ●7月15日(木)、「夏季142回 全国経営者セミナー」分科会で「渋沢栄一と陽明学」をテーマに講演

    ◆陽明学と日本陽明学との違いについても語らせて頂く 日本経営合理化協会主催の「夏季142回 全国経営者セミナー」が、7月13(火)~15日(木)の3日間にわたり、パレスホテル東京で開催されるが、今回、3日目の15日の午前中9:15~10:20の分科会で、講演をさ

  • ●林田明大VS堀越吉太郎、対談動画『武士道と三島由紀夫と陽明学 ④「日本陽明学と武士道」』

    ◆陽明学的武士道と「葉隠れ」的朱子学的武士道 冒頭では、生と死について語らせて頂いた。「長生きしたい!死にたくない!」との死生観の根底には、生と死はそれぞれ別々に存在していて、対立概念だとする二元論がある。でも、人間は、産まれると同時に死が始まる、一

  • ●林田明大VS堀越吉太郎、対談動画『武士道と三島由紀夫と陽明学 ③「日本陽明学は一元論」』

    ◆「日本陽明学は一元論」「一元論、二元論、それがどうしたの!私とは関係ない!」 などと言われそうだ。 俗っぽく説かせて頂くと、陽明学は禅仏教や老荘思想同様一元論で、朱子学はニュートン以来の自然科学と同じ二元論、そして私たち現代人のほとんどが二元論的世界

  • ●葛飾北斎が「本当の絵描き」を目指したように、私は「本当の人間」を目指している

    【北斎の「神奈川沖浪裏」が「グレート・ウェーブ」の異名で愛され、我が国へ逆輸入してきて今日の北斎ブームがある】 昨今、葛飾北斎が取りざたされるようになったのは、日本人の北斎ファンのおかげもさることながら、19世紀のフランスを中心とするヨーロッパでジャポ

  • ●林田明大VS堀越吉太郎、対談動画『武士道と三島由紀夫と陽明学 ②「鬼滅の刃と武士道」』

    ●林田明大VS堀越吉太郎、対談動画『武士道と三島由紀夫と陽明学 ②「鬼滅の刃と武士道」』 前回の①「三島由紀夫と陽明学」の続きで、これは2月にアップになった動画です。堀越氏の提案で、今回はアニメの「鬼滅の刃」の話と陽明学の類似性についてです。 自己犠牲を

  • ●林田明大VS堀越吉太郎、対談動画「武士道と三島由紀夫と陽明学 ①三島由紀夫と陽明学」

    『武士道と三島由紀夫と陽明学』をテーマとした、経営コンサルタントの堀越吉太郎氏と私の対談動画で、今回は第一弾「三島由紀夫と陽明学」です。約10分と短いですから、ご視聴ください。 以下、ちょっと捕捉しておきます。 私が、シュタイナー教育で知られるルドルフ・

  • ●苦難困難や貧乏から逃げてはいけない、その理由とは!

    ◆自己の内なる「良知(本当の私)」への信頼は日々深まっています これが本ブログへの本年初投稿になりました。😊私は、今年の8月で69歳になります。それ故、常々、断捨離も心がけています。そして、いくつもの持病(肝硬変、心筋梗塞、痛風など)から、酷い倦怠感で懊

  • ●育児と自己修養は、一石二鳥!

    ◆親が子供のためにした方がいい努力は、子供たちのお手本になるような良い大人になるべく工夫と努力をすること。 このところ、「インスタグラム」が不調で(そろそろスマホを買い替える時期かも)投稿できないので、数か月前頃から「Quora」に投稿することが多くなって

  • ●8月30日(日)、「日本陽明学」についての講演と小川榮太郎先生との対談を開催!

    ◆過去4回の陽明学ブームが起きていたこと、なかでも2回目の江戸中期、4回目の明治後期から昭和初期にかけてのブームについては、全く知られてきませんでした。 今月30日(日)、都内・品川の「きゅりあん」で、「日本陽明学」をテーマとする講演と、「江戸の生き方に学ぶ

  • ●致良知説を知っている人はいるが、これに基づいて本当に努力しきれる人はほとんどいない!

    ◆「もはや致良知説のあることを知らない人はいません。しかし、これに基づいて本当に努力しきれる人は殆(ほとん)どいません」 非常に珍しいことに、このところ『伝習録』を手にしない日が続いている。と言うのも、断捨離に力を尽くしているからだ。中でも書類の取捨選

  • ●『論語』子罕篇にまつわる読者からの手紙と「知行合一」について

    ◆子罕篇は、孔子の思想をギュッと凝縮した個所でもあった 6月17日(水)に片付け物をしていたら、私宛の見慣れぬ封書が出てきた。出版社宛てで、「〈渋沢栄一と陽明学〉著者、林田明大様」 と記されていた。 開封済みなのだが、全く記憶にないので、慌てて手紙を

  • ●一挙手一投足が「良知を致す」を実感

    ◆「今、私がやっている行為は、扉の清掃をしているのではなく、良知を致しているんだ」 5月6日(水)の今日の15時頃、いわゆる「一元論」をしみじみと実感。以前からキッチンの流しの下にある扉の汚れが気になっていたので、昼食を終えてキッチンに立ったついでにス

  • ●「トランプが当選して良かった理由がわかる動画」に感動し、いろいろと考えさせられた

    ◆我が国の大手マスコミやメディアが報道しようとはしないトランプ大統領の演説に感動しないではいられない トランプ政権が今後あと4年続くのか、11月に迫るアメリカの大統領選挙は日本の未来にも無視できない大きな影響を与える。日米の評論家や大手マスコミの読みと期待

  • ●12月14日(土)13:00より小路口聡先生の講演『王龍溪の良知心学と講学活動』開催

    ◆「日本陽明学」では、王陽明の一の高弟の王龍渓(おう・りゅうけい)の教えを重視してきた 陽明学に興味がおありの方であれば、陽明学が中国では明王朝の滅亡と共に無くなり、江戸初期から日本で発展し、今日にまで至っていることは先刻ご存じのことでしょう。 日本陽

  • ●スピノザとゲーテと神と自然と陽明学について考える

    私は、20代後半頃に、ゲーテやH・ヘッセやノヴァーリスらに代表されるロマン派の文学や芸術、ドイツ観念論やオランダが生んだ偉大な哲学者スピノザの思想に深く傾倒したことがある。 ゲーテがスピノザ主義者であったことなどを思い出して、おさらいのつもりで、國分

  • ●ヘーゲル哲学と陽明学についての余話

    ◆12日(土)午後1時から熊本市民会館で講演 12日(土)の午後1時半から、「心が強くなる先人の教え」と題して、熊本市民会館の大会議室で講演である。前日の11日に、娘の付き添いを得て飛行機で熊本入りの予定。台風19号がちょっと気になるが、帰路は別にして、

  • ●新著『渋沢栄一と陽明学』(ワニ・プラス)、8月22日全国書店で発売

    ◆新著『渋沢栄一と陽明学』(ワニ・プラス)が8月22日に発売 新著『渋沢栄一と陽明学』が、8月22日に全国書店で発売になる。実は、本書は、今から15,6年前の2003年に、会員向けの某政治雑誌に連載させて頂いていたものに、加筆修正を加えさせて頂いたもの

  • ●名古屋と高梁(岡山県)での講演を終えて

    ◆「大善より小善こそが真の善行であり、小善の積み重ねこそが、徳を積むことであり、良知を致すことになる」 13日(土)の名古屋での講演は、佐々木滉展氏並びに主催者の皆様のご尽力のおかげでほぼ満席となりました。テレビや新聞や雑誌でも紹介されることのない無名

  • ●7月15日(月・海の日)、岡山県高梁市で講演「日本陽明学に学ぶ心の健康法」

    ◆「日本陽明学に学ぶ心の健康法、私が山田方谷の思想に学び実践していること」と題して講演 今月15日(月・海の日)13時半から、岡山県高梁市の「高梁市図書館」4階多目的室で、講演をさせて頂きます。 演題は、「日本陽明学に学ぶ心の健康法、私が山田方谷の思

  • ●7月13日(土)、「心の健康法」をテーマに名古屋で講演

    ◆講演後、14~16日午前中まで、備中高梁に滞在 7月13日(土)13:40から、名古屋駅前の「ウインクあいち(愛知県産業労働センター)」にて、講演させて頂きます。7、8年前からの体調不良(肝硬変などの5つの持病から来るものです)に、加齢による体力低下

  • ●『渋沢栄一と陽明学(仮)』を書いていてつくづく思ったこと!安田善次郎を中心に。

    ◆陽明学は、特に神道とセットになって、日本陽明学として発展し、江戸中期の18世紀に全盛期を迎えた。『渋沢栄一と陽明学(仮)』(ワニ・プラス)を執筆していてつくづく思うことがある。わが国固有の神道のありがたみはよくわかる。日本人に神道を自覚させ、形にする

  • ●4月13日、「桜を見る会」に初参加

    ◆八重桜やしだれ桜が満開だった ブログを書かせていただくのは、久々だ。記しておきたいことがいくつも溜まってしまった。 いの一番に特記すべきことがある。 文芸評論家の小川榮太郎先生のお心配りで、安倍首相の「桜を見る会」への招待状を頂戴させて頂き、今月1

  • ●小川榮太郎「新装版・真説「陽明学」入門解説」に寄せて

    ◆「陽明は、朱子学を学術的に展開した、朱子と同じ意味での学者=思想家ではなかった。寧ろ実践者=思想家であった。」 文芸評論家・小川榮太郎先生のおかげで、一昨年來絶版となっていました拙著『真説「陽明学」入門』が、装いも新たに『新装版・真説「陽明学」入門』

  • ●あけましておめでとうございます。

    あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。Best Wishes for a Happy, Healthy and Prosperous New Year! 偶々、机の上に積み重ねられた本の中に挟まっていた文庫本が、目に留まった。桑原武夫・富士正晴・編『伊東静雄詩集』(新潮

  • ●『忠臣蔵、櫻花の巻・菊花の巻 』(1959)を久々に見た。日本人の感性が詰まっていた。

    ◆平成11年、『陽明学と忠臣蔵』刊行 15日(土)は、倦怠感でほとんど眠るか横になっていた。前日に、妻が買ってきてくれた米国産のポテチトップを食べたのが、弱った私の肝臓にはよくなかったようだ。💦 夜は、横になりながら、録画しておいた『忠臣蔵 櫻花の巻・

  • ●ミュージシャンとしても超一流だった熊沢蕃山

    ◆『論語』を愛読し、孔子を理想とする熊沢蕃山は、孔子同様音楽を愛し、ミュージシャンとしても超一流だった 引き続き、陽明学者・熊沢蕃山(1619~91)のこと。 中途半端な研究者が、〈蕃山は、自らが陽明学者などではないことを吐露しているので、陽明学者と

  • ●「日本主義思想の先駆者」熊沢蕃山について

    ◆蕃山は、「江戸時代260年の歴史の中で、ナンバーワンの政治家であり、政治思想家」だった 今では、見事に全く忘れ去られてしまった感のある中江藤樹(なかえ・とうじゅ)の高弟で陽明学者の熊沢蕃山(くまざわ・ばんざん)について、触れてみたい。 蕃山といえば、

  • ●強烈な不幸に巡り合ったことこそが、渡辺謙にとっての幸運だった。

    ◆「君が世界的大スターである父を超える手段は、能力や努力だけじゃない。どれだけ強烈な不幸に巡り合える、幸運に恵まれるかなんだ」 以下は、偶々「徹子の部屋」10月17日放送を目にしての一文。今回のゲストは、俳優・渡辺謙氏の長男・渡辺大(わたなべ・だい。3

  • ●王龍溪、中庸の道を実践するための「事上磨錬」について語る

    ◆「事上磨錬によって手に入れることのできるものは、静坐によって得るものの倍です」 以下、吉田公平・小路口聡・早坂俊廣・鶴成久章・内田健太『王畿「龍渓(りゅうけい)王先生会語」其の11』 からです。 王龍渓(1498~1583。Wang Ji)は、陽明学の創

  • ●司馬遼太郎はもちろん、渡部昇一も知らなかった「日本陽明学」の話

    ◆日本が世界に誇る二大文化の一つが浮世絵であることは分かるが、もう一つは「藤樹心学」こと「日本陽明学」なのである。 渡部昇一(わたなべ・しょういち)『「日本の歴史」④江戸篇、世界一の都市 江戸の繁栄』(WAC) を読了した。 驚いたことには、「日本陽明

  • ●「戦友」の「是が見捨てておかりょうか」が、江戸しぐさだ

    ◆『「是(これ)が見捨て(みすてて)ゝ置かれうか」とありますが、これが「江戸しぐさ」なんです』 江戸しぐさと言えば、すぐにやれ、傘かしげだ、肩引きだと、江戸しぐさで言われる「稚児(ちご)しぐさ」を思い受かべる人が多い。 実際、江戸しぐさを批判するべく書

  • ●吉田松陰『講孟劄記』を読んで

    ◆「いったい、人の人たるところは、私心を除(のぞ)くという点にある。これが聖学、すなわち孔子・孟子の教えにおける修養の道である」 上巻の巻末には83年3月に一読したとのメモ書きがあったが(当傍線や付箋がついていることから、当時は、下巻の半分までは読了した

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