是蘭 さん プロフィール

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是蘭さん: 原初のキス
ハンドル名是蘭 さん
ブログタイトル原初のキス
ブログURLhttps://zelan.exblog.jp/
サイト紹介文コラージュを中心とする美術制作者是蘭の、つくること、みること、日々の気づきについて
自由文コラージュとアート、展覧会・講演会レビュー、からだとこころ、男と女などについて。「美しさ」を発見し考える日々。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供113回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2009/11/18 11:47

是蘭 さんのブログ記事

  • 絵画史上最強美女
  • 以前書いたブログの再掲。描かれてから既に540年位経過している。21世紀に生きる自分も、未だに彼女のことは好き。美の寿命は実に長い。https://zelan.exblog.jp/13260776/ [続きを読む]
  • 版画
  • 私は、いわゆるところの絵画も版画である、という気がしてならない。自分が創るということは、その企図なり感覚なり技量なり動作なりが基になる。そういう自分とはつまり、機能的にはまさに「版」なのである。 [続きを読む]
  • 英語でケンカ(その2)
  • またやってしまった英語のケンカ。外国人の知人と電車に乗っていて、話している内にさる状況におけるお互いの行動に関して見解の相違が生じ、「あれについては俺様は悪くない、お前が悪い」と先方が言うので、「い〜や、悪いのは俺様(私のこと・・)でなくお前!なぜなら・・」と、押し問答になったのである。周りの空気が凍りつくのを感じたが、話が平行線をたどる内に電車は数駅を通過し、「あ、ここで降りるんぢ... [続きを読む]
  • 抽象・具体
  • 近所の駅ビルで夕食を食べる場所を物色していたら、日本料理屋の前に食品サンプルが並べられていた。茹でたもやしに青ネギが絡んだのとか、アジの南蛮漬けとか、素材のみならずそれに付随する水気、油気などまで精密に再現していてヒジョーに素晴らしい。そこで自分は改めて悟った。「日本人は具体的なモノ・コトが得意である。」と。具体的なものを細部にわたって観察/分析して再現したり、ものを繊細緻密に... [続きを読む]
  • スペクタクル天ぷら屋
  • しばらく前にグルメの知人と食事に行き、天ぷら屋に入った。知人も当方も初めての店だ。カウンターに座ると、かなり高齢の、やや手元・足元のあやしいご主人の背後に、取り付けてある棚状の部分に乱雑においてある調理器具や、盛大にほこりをかぶった酒瓶等が嫌でも目に入る。店における「統制感」「清潔感」というものは皆無である。神経質な自分はだんだんちぢこまってきた。丁度目の前の棚になんの遠慮もなく置いてあ... [続きを読む]
  • 是蘭個展「水の地図」6月14日まで
  • Gallery Art Pointにおける個展にて、多くの方にご来廊頂いており、ありがとうございます。残すところ13日(水)、14日(木)2日となりました。独自技法のモノタイプ(一点刷り版画)、コラージュ作品等展示しております。展示詳細:https://zelan.exblog.jp/29384025/図:作品「異なる夜へ」2018 是蘭 [続きを読む]
  • 虫さんたちの夜
  • 今さっき近所の大手スーパーの入り口で、私が最も苦手とする黒い例のアレが2匹、さ〜っと横切るのを目撃した。多分彼らにとってパラダイスであろう場所(スーパー)の近傍ということで私も1匹では驚かなかったと思うが、さすがに2匹同時に現れるに至っては、おおっ!と思った。そうして家のマンションの自動ドアの前で、今度は5センチ位のハデな柄の蛾が、そこにとまっているのを見たのである。これだけ都会... [続きを読む]
  • 王様に見せるのに・・・
  • つい先ごろ終わった、上野・国立西洋美術館にて開催していた『プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光』を見に行って、遅ればせながらレビューすると、ベラスケスは超絶すごい・・のであった。勿論すごいからこそ生まれて400年以上たってから極東の島国で何カ月も展示される訳だが、自分なりの見方をすれば、例えば有名な上記の絵「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」を実際に見ると、思った以上に後ろの丘... [続きを読む]
  • 知らないこと
  • 芸術とは美しいむらである、とは絵を描く知人の言った言葉。なぜ、あるむらが美しく、別のむらが美しくないのか、それに関連する理論や技術は数多くある。その一部を自分は知っているかもしれないが、結局絵などの形に出力する際においては知っていることを使ったり確かめたりするだけではつまらない。むらの新しい美しくなり方を知ることがおもしろく、その状況は自分で作るというよりは絵の方が自分に見せてくれるのであ... [続きを読む]
  • エクセルにムキーッッ!となるの巻
  • 展示が近いので絵に添えるキャプション(タイトル、技法、サイズや価格などが書いてあるプレート状のもの)を作っていた私は、困った事態に陥った。セルの中に右揃えで文字配置を設定している箇所がいくつかあり、特定の行だけ右側に隙間が開いてしまって、他の行と揃わないのである。額も絵のうち、という言葉がありそれは確かだが、キャプションだって絵のうちと言えなくもない。一つの作品の視覚体験において連... [続きを読む]
  • 英語でケンカ
  • 性格が穏やかな自分としてはあまりケンカすることはないが、それでも以前から不思議に思っていることの一つに、英語であれば多少言い争っても日本語に比して後腐れがあまりない、というのがある。手伝っている会社の社長は外国人で、仕事に関連してこれまで稀にほぼ人格否定に至る程の罵詈雑言で双方の行動または性格についてやりあうことがあったが、その全てのケースにおいて過ぎると2分後にケロっとしている。ちょっ... [続きを読む]
  • 野良猫としての私
  • 自分が野良猫だとして向こうから自分より明らかに強そうな別の野良がやってきて対峙することになったら、1 速やかに逃げる2 さっさと腹を見せて攻撃を逃れる3 虚勢を張り、強そうなふりをして相手をその場から立ち去らせる4 死ぬ気で戦うあたりが主な戦略だと思う。あとは4の変形として、覚悟のないまま適当に相手に向かっていって当然かなりやられる(もはや戦略とは言えない)、というのや... [続きを読む]
  • 「忖度」を英語にすると・・
  • 昨今話題になっている「忖度」の問題であるが、今日自分はふと、この英訳はいかにすべきかを考え、ネット辞書で検索などしてみたのであった。色々な訳語はあるがわかりやすいのは「suppose」ということ。でも単なるsupposeでもって(この訳語がばっちり精確であるとは自分も思わないけれども)、世の中のやっていいことやってはいけないことの基準が変わってしまうのはかなり悲しい。空気を読んだり読... [続きを読む]
  • 酒による比喩
  • 絵画は醸造酒であり、版画は蒸留酒である、というのは自分が持っているジャンル横断的な認識なのだが、この理由をいざ言葉で説明しようとするとなんだかめんどうくさいことになる。でも、それこそ先般酒を飲んでいる席でこの考えを披歴したら即座にそうだ!と同意してくれた人がいたので、あながち根拠のない妄想でもないのだろう。池田満寿夫氏が確か60~70年代位に書いたエッセイに、油絵をやってるとマチエール... [続きを読む]
  • ベランダ画壇(つづき)
  • 私は考えた。上にのっかってるものが堅牢なら下(支持体)をいぢめられやすいものにすればよいのでは、と。下の劣化が上の状況に微妙なる変化を及ぼさないとも限らない。いやむしろ、自分の経験ではかなりの高確率でそれは起こる。そこで支持体を頑丈なMDFからより傷みやすいであろう和紙に変え、その上に絵具を塗って今2回目の実験をしているのだ。普段天気が悪くなると気分も沈むものだが、最近は雨が急にばんばん降... [続きを読む]
  • ベランダ画壇
  • 技術的なことなので秘していてもいいのだが、自分は今、ベランダで絵を育てている。主にアクリル絵具で絵を描いているのだけれど、技法がやや特殊で、支持体にペインティングナイフ等で絵具を塗って凹凸のある地を作り、それが乾いてからシルクスクリーン版画などで使うスキージというヘラのような道具で別色をのばす、という行いをする。地の凹部に絵具が入り、凸部は薄くしかのらないので濃淡が得られる訳だ。一... [続きを読む]
  • 5つの行為
  • 以前東洋医学に造詣の深い方から、「歩く」、「視る」、「座る」、「寝る」、「立つ」の5つの行いのいずれもやりすぎにならずバランスが取れていることが健康のためには肝要と聞いた。これらが精妙な組み合わせて粛々と推移した日数というのほ1年に何日あるかしら。逆に言えばそれだけより高い健康への道は意外と近くにある。 [続きを読む]
  • 内心絶叫
  • 絵はどんなしっかりした心持ちで描いていても途中で汚くなることがある。しかしそこであきらめるのでなければ、汚くなること自体は何の問題でもなく、むしろその過程ができた時にいい作用を及ぼしていることが多い。それを納得するのに10年かかった。納得とは言うけれども自分の全身が本当に納得しきっているかどうかは、はなはだあやしい。何かの打ち手をとって、それが意に反して一応いい感じに推移していた画面に一見... [続きを読む]
  • ユニークな引きこもり
  • 手伝っているBodyChanceという会社の社長がメルマガに書いていたのだが、彼は高校生の頃一種のひきこもりとなり学校に行かなくなった。ところがやりざまがユニークで、朝「行ってきま〜す」といって家を出るふりをし、すぐさま戻って窓から自分の部屋に侵入し、日中本を読んだり文を書いたりして静かに過ごした後部屋から忍び出て、「ただいまー」と言って玄関から帰ってくる、ということを日々やっていたという... [続きを読む]
  • Foundationは生き残る
  • 絵画では下地づくりが重視され、私も下地のセミナーなどに時々出かけている。自分は技法上カンヴァスはメインの支持体としていなくて、集積板(MDF)を使うことが多い。以前最初の層にジェッソをしっかり塗ればいいかと思ってそうしていたが、結局その下にシーラーを二層程塗って、シーラー、ジェッソ、その上から描画層としないと発色が優れないことに気づいた。シーラーと言えば前専門のものでなくちょっと別用途の... [続きを読む]
  • シルクドソレイユ
  • 先日知人とシルクドソレイユの「キュリオス」をお台場に見に行ったのだが、えらく面白かった。そこで自分の面白さを分析するに、「能力を十全に発揮している」人々というのを日頃さほど目にしていないから、という結論に至った。世阿弥の風姿花伝が「花」を芸能のキモとしていることはご存知の向きも多いと思うが、世阿弥の言う「花」とは実は「珍しさ」のことであると、彼自身が言っている。自分も含め通常人々は... [続きを読む]
  • スパゲティと絵画
  • いわゆるところの共感覚とはまた違うのだが、五感の主たる利用分野が違うもの例えば音楽と絵画などの質の上下を自分はよく比べている。もっと言えば料理とだって。何を言っているかと言えば、例えば近所の駅ビルの3Fのカフェでランチにスパゲティを食べるとする。それとその日手がけている自分の小品のどっちが上かを判断するのである。感覚に対する総合的な圧力やそのキレ、快感度だからできないこともない。自分との比... [続きを読む]
  • 金言
  • 先般書いたパーカッショニストの方が言っていたのだが、作曲の時は何週間も世俗を完全に離れてこもり、集中して実行するそうだ。あまり集中してひとつことをやってると作品に対する客観性がなくなりませんか、と私。すると彼は、「それもプロセスだよ」と言った。シビれる〜。 [続きを読む]