是蘭 さん プロフィール

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是蘭さん: 原初のキス
ハンドル名是蘭 さん
ブログタイトル原初のキス
ブログURLhttps://zelan.exblog.jp/
サイト紹介文コラージュを中心とする美術制作者是蘭の、つくること、みること、日々の気づきについて
自由文コラージュとアート、展覧会・講演会レビュー、からだとこころ、男と女などについて。「美しさ」を発見し考える日々。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供132回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2009/11/18 11:47

是蘭 さんのブログ記事

  • 隕石とプロセス
  • 先程テレビを見ていたら隕石が紹介されていて、自分はその視覚的新奇性にぐっときてしまった。外側ざらざらで断面がつるっつるとか、みちみちの見かけの中に突如スカスカの部分が混在してるとか、神が創造したがごとき緻密で入り組んだ幾何模様が表面にはり巡らされてるとか、とにかくなんだか「振り切ってる」感がある。考えてみたら当り前で、彼らの生成プロセスが地球上の自然物や物品とは違うから我々からみて「振り... [続きを読む]
  • エラーレス、気になる
  • 最近、「エラーレスラーニング」ということが気になってしょうがない。美術において(だけじゃないかもしれないが、例えばビジネスとか)、挑戦する、ということは非常に重要視及び称揚されているのであって、それはえてしてやってみなければ結果のわからないことにも果敢に挑戦する、ということが概念的には含まれるだろう。一方エラーレスラーニングというのは、よく認知症とか記憶障害のリハビリ・治療に用いられるよ... [続きを読む]
  • サムライは(またも)ヨーロッパ人
  • 渋谷ヒカリエ8Fのギャラリーで、絵画展 "FORMY" を覗く。二人展だが特に、モノクローム系の、えらく思い切りがよくかつ精緻なストロークでミニマムに描いてある絵画に自分は大変感じ入ってしまった。風景や、窓などの事物なんだろうがそれがぎりぎりでそう見えるか見えないか、でもやっぱりそうだよね、という感じで、カンヴァスの脇に回ってみてもそう厚塗りでないが、説得感のある適確なマチエール・・全... [続きを読む]
  • リペルアート(1)〜 基本
  • 渋谷Hikarie並びのウエマツさんと言えば戦前からやっている老舗の画材店だが、こちらで販売されているリペルという画材シリーズを縁あって探求している。これがまた、「油絵具」とか「アクリル絵具」とかのレベルで標準描画材になってもいいのでは・・と思ふ程興味深い。基本は ・リペルペーパーという水分を吸い込まない性質の用紙に ・リペルという液剤を塗布し ・その上からマチエという液剤を垂... [続きを読む]
  • 突破口何を突破するか占い
  • 以前、「模造紙、何を真似てるか」という記事を書いたが、自分は時々、語源が気になることがある。どうも新年で抱負づいていたからかもしれないが、先日も「突破口って、そもそも、何を突破するのかしら」と、思ったのだった。昨今何でもネットでさくっとわかるものだが、これについてはあまりすっきり説明してあるものがなく、ただ戦闘的な場面における「敵陣への」侵入口をものすることに関係することはぼんやりわか... [続きを読む]
  • アイデア
  • 今面白いアイデアが浮かんだのだが、決して「修正」をせずに果たして満足できる作品ができるだろうか。 「できる」というのが自分の答え(仮説)である。なぜなら、「修正」というのは明確に、多くの場合あまりワークするとも思えない「心の構え」であって、実際は何か違うなー、と思ったらその状況から発して「新たな手」を打てばいいからだ。 [続きを読む]
  • ZOZO私感
  • ZOZOの前澤氏の一億円お年玉について今日TVを見ていたら色々と意見が交わされていたのだが、いずれもその行為についての毀誉褒貶であって(いわゆる広告費の使い方がうまいとかどうかとか、ブランドイメージへの影響等を含む)、フォローしたりリツイートしたりした人々についてはあまり意見が出ていなかった。個人的にはそれにノっかるのは思いもよらぬことで「なんか美的ではないなあ・・(資本主義的なるものと少... [続きを読む]
  • 企図というもの
  • 自分の小さな頭で考えるような企図、その思い通りになってしまったら絵なんかできないのに、どうしても思い通りにすることをまずは、そして過程においても多かれ少なかれ継続的に追ってしまう自分。そうして、思い通りではなかった(が故に)作画上良きことが現れると、そうだ、具体的な企図を計画通りに実現することをもって、良きことってあまり現れてこないのが常なのだ、と気づくのである。 [続きを読む]
  • 信じない
  • 信じるとは明らかに、不確かなものに対する態度である。なぜなら既に知っていたり、はっきりと理解したことについて、人は信じるという言葉を使わないからだ。「うちの犬の名前はマロンであると信じる」と言う人はいない。でも考えてみたらそんなことを言い切ってる自分、めちゃ色んなことを信じている。例えばメモしておかなければ、重要なことを忘れてしまう、と「信じ」ているので、有害な位にデジタ... [続きを読む]
  • 逆抱負
  • 先日地下鉄に乗っていたら、地下鉄関連の工事か看板のかけかえか何かの業務に携わる方々が、色々な工具や器材を持って数人乗ってきた。入口近くに立っていて客が乗降するたびに道具類の入った大き目のバッグを邪魔にならないようずらしたりしている。そのうちのひとりが、俺たち、座ってる方がよっぽど迷惑にならないよなあ、と言い、仲間の人たちもそうだよね、と、とほほという感じて笑っていた。確かに車内はすいているの... [続きを読む]
  • 抱負の顛末
  • 新年なので抱負を申し述べたいと思った。そこで、その前に「抱負」で自分のブログ記事をサーチしてみた。該当記事は4件、その中の1件は抱負というものについて思い出を語っているだけだったので、具体的な抱負について述べてるのは3件でそれは次のようなものであった。2017年:仮説から検証へというサイクルを回していく同じく2017年:冷え性の改善2010年:今の自分をはるかに凌駕する素晴らしい... [続きを読む]
  • コラージュとはさみ
  • かなり以前にコラージュを始めてからのち、何年もたってから、はさみを小さいのに変えた。それまではゾーリンゲンのそれなりに切れ味のよい普通の大きさのものを使っていたが、小さくて刃もほっそりしたものに変えたら、とんでもない位切るという作業が効率的かつ精緻にできるようになったのであった。今から思うになぜもっと早く気づかなかったんだバカバカ・・と思うが、とにかく全然気づかなかった。ストレート... [続きを読む]
  • 太るのか痩せるのか
  • 知人と食事をしていて、自分が比較的「丸飲み系」であることに気づく。同じものを同じ量口に入れても、飲み込みが自分の方が非常に早い。「だから太れないんぢゃないの?」とは知人の言。確かに、元々頑健でなく当然胃腸も弱い自分が(これも噛まずに飲んでる結果かもしれないが)咀嚼しないで飲み込んでたら栄養が容易には吸収されない可能性は十分ある。で、ネットで調べてみたらこれが、噛むと痩せる説と噛むと太... [続きを読む]
  • 360度相対の地獄
  • ここ3週間ばかり大掃除をしていた。3週間と聞いてええ〜と思われる方も多いとは思うが、年末だからというばかりでもなく自分には突発的に大規模で徹底的な掃除を実行するというヘキがある。まだ使える什器や小物まで派手に買い替えるので知人からは御道具を作り変える遷宮に、冷ややかになぞらえられているのだが、ともあれ平成最後の大遷宮がようやく終って心底ほっとしてもいいはず。が、ほっとする一方心穏やかでな... [続きを読む]
  • 言葉には気をつける
  • 昨日テレビを見ていたら、糸井重里氏が阿久悠氏の歌詞が、時代(を描く)というキーワードが出てからつまらなくなった、いわゆる啓蒙的になっていって・・、というようなことを言っておられた。自分は阿久悠氏やその作品について深くは知らないのでこの言の正当性については判断できないものの、言葉が芸術方面において時にとても有害な働きを及ぼすことは確実だと思う。言葉は常に現実からはずれている。ずれている... [続きを読む]
  • Artist Statement
  • Artist Statementというものがあって作家はそれを明確に、かつ昨今では恐らく戦略的に、プレゼンすることを強く強く推奨される。プレゼンされたものを見ると読む人にとってはかなり、なんだかこれを元に、これがあったから制作したように見えるのだが、実際は作家が創るから自分の作品からのフィードバックでStatementがしかるべく書けるというのが大きな流れである。即ち、物事の基本の順... [続きを読む]
  • 絵は何の役に立つか
  • 自分は平面美術を創っているので、絵という言葉で代表させるが、絵には機能がありその最も重要なものの一つは戦争の抑止である。冗談みたいに聞こえるが、ソレを創ったり見たりしている時、人はその思考や感覚において戦うことから遠く離れる。その時間は個々においては短いかもしれないが、その積み上げは、必ずや世界に影響を及ぼす(自分は感覚的に、あるいは希望から言っているのでない。単に人がや... [続きを読む]
  • 言ったことはやる男たち
  • ほぼ9年位前にブログで以下のようなことを書いた。言ったことはやる男たち有言実行の男子は尊敬に値するというお話だが、この考えは今も変わっていないものの、言わないでどかどかやっちゃう人も個人的にはとてもいいと思う。 [続きを読む]
  • アートやビジネス
  • どうせめちゃめちゃな勢いで複雑になっていくんだから、根本はシンプルであること。複雑になることには故に非常なる注意を払わねばならないのに、なぜだかあえて複雑にしようとして失敗する例が多い。 [続きを読む]
  • 頭と手
  • 以前絵を描く知人が、長い間全然筆を取らないので、「一向に描く気配がないではないか」と糾弾した処、 「オレは考えてるんだからいいの!」と、言われた。当時は冗談としか思えなかったが、これはそれなりに評価すべき、制作に対する一つの態度だ。手ばかり動かすのは、考えてるだけより100倍悪い。 [続きを読む]
  • 見たら笑えないかもしれない
  • 小学生の頃、ムンクの「叫び」を見て、怖いような笑っちゃうような感覚に心理的に身悶えた。大人になって改めて図版等で見ると、どちらかというと笑っちゃう感が大きい。(ちなみに、絵画について感じたことを言うのは何を言おうと完全に合法的であり、倫理的にも殆どの場合何の問題もない、作者や作品がいかに有名であろうとも。)来年一月まで都美でムンク展をやっている。https://www.tobika... [続きを読む]
  • なぜ絵を買うか
  • 自分は制作者であるがささやかなりコレクターでもある。人がなぜ絵を買うか、どの程度の価格の絵をどれ位買うかというのは細かく見れば100万通り位のヴァリエーションがあるが、理由に関して言えば、主には感覚的に喜ばしき経験をする「時間」か、何か新しい認識を得る「学び」を買っている。または価値がある(と自らの感覚や知識、または他者からの情報等によって信じることのできる)ものを選び取れるという「自己効... [続きを読む]
  • 空間が語りだす
  • 12月の楽しみといえば大掃除であって、とても人には言えないような長時間をかけて自分はこれにいそしむのであるが、その中で訪れるものすごく好きな状況というのが二つある。いずれも大掃除の終盤に訪れる。1.ものの整理や廃棄を徹底的に追及していった結果、ある瞬間空間の質が激変し、急に100キロ先まで見通せそうな清浄感が現れる。2.どこに入れようかと保留しておいた物品のさまざまを格納する理想的な場... [続きを読む]