カツオシ D さん プロフィール

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カツオシ Dさん: カツオシD のライトな小説
ハンドル名カツオシ D さん
ブログタイトルカツオシD のライトな小説
ブログURLhttp://neikou.blog28.fc2.com/
サイト紹介文毎回3分程度で読める小説を載せていますが長編ライトノベルもあります。OUTが少ないニャ〜なんで?(TT)
自由文ショートショートの他、連作短編集、長編ライトノベルの「栗の花学園投資研究会」などそろえています。遊びに来てくださいね。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2009/11/29 19:54

カツオシ D さんのブログ記事

  • ハエと蚊の役割り
  •   写真は記事とは関係のないウチにやって来るハチワレ(仮称)です。   【 ハエと蚊の役割り 】   大学における研究とは、テーマを見つけ、仮設を立て、検証するということだ。 研究結果は常に世界初の物でなくてはならず、誰かが発表した後で同じ物を公表しても全く価値がない。昨今ではそういった意味で研究者は皆、過酷な環境に置かれていると言える。 原因はコンピューターとインターネットの発展だ。これにより研 [続きを読む]
  • 小説【方技官5 御獄舎】
  •  写真は記事とは関係のない、めっちゃ君です。       【 方技官5 御獄舎 】     紀尾井町にある官舎の一番外れに『御獄舎』と呼ばれる建物がある。  外見は他の官舎と変わらないが、官吏の出入りは無い。  それどころか、よく見ると窓も壁に貼り付けてあるだけで、実際には付いていない。  ここは内閣官房付きの組織、封魔方が管理する霊封じの館。早い話が祓おうとしても祓えないしつこい霊を閉じ込めて置く [続きを読む]
  • 小説「医療用ロボット・プロジェクト」
  •   写真は記事とは関係のないウチのクロちゃんです。   【 医療用ロボット・プロジェクト 】    無知の知を説いたのはギリシャの哲学者・ソクラテスだ。人間はどこまで学び、考えたとしてもそんな物はごく僅かで、知らない事の方が多い。己の無知を知る者は、自分を博学と吹聴する者よりずっと知識が深い。という意味だろう。 だが、人間の世界では、少なくとも自分がプロであると宣言する分野においては、何でも知って [続きを読む]
  • 小説「生き神(完全版)」
  •  写真は記事とは関係のない、ウチのシマポンママです。(^^;)今回は以前、後半だけをUPしました「生き神(イキガミ)」の前半部分もくっつけた完全版。前・後半合わせてお読みいただければ幸いです。(所要時間は約4分です)   【 生き神(完全版) 】         ( パート1、 永瀬響子 編 )「永瀬、いつまでかかっているんだ? コピー一つでそんなに時間がかかるのか!」 部長が苛立ってコピー室までやっ [続きを読む]
  • 小説「外来種」
  •    写真は記事とは関係のない「ルドルフとイッパイアッテナ」を観るウチのクロちゃんです。   【 外来種 】  「今回、こちらに伺いましたのは、先に伝えましたワクト・プラバ第二星系条約に基づき、新たに判明した外来種の駆除について承認を頂きたかったからです。分かっておられるとは思いますがここで言う外来種とは地球上で移動したアライグマのようなものではなく、他の星系からもたらされた生物及び異星人によって [続きを読む]
  • 小説「英雄との遭遇」
  •   写真は記事とは関係のないウチのシマポン親子です。   【 英雄との遭遇 】  「宇宙船カリエトは現在、減速してネオアースからわずか100億キロ付近を航行中。まもなく乗員はコールド・スリープを終え、ひと月後にはこちらに到着すると見られます」 航宙局のマクナガン長官の言葉に会議室はどよめいた。「ついに我々は600年前の英雄と対面できるのか」 行政長官である私のみならず、誰もが感慨ひとしおだった。 カリエ [続きを読む]
  • 小説「最後の審判員」
  •   写真は記事とは関係のないウチのシマポン親子です。   【 最後の審判員 】   「う〜む、これは・・・」 内閣情報調査官である俺が差し出したファイルを見て、河上総理は絶句した。 そこには官民問わず数千人を動員し、わずか1週間で仕上げた『吉岡雅也』に関する、(生まれてから四七歳になる今日までの)詳細な記録が書き込まれていた。「概略を述べてくれ」 そう言ったのは佐竹官房長官だった。 俺は内閣の主要閣 [続きを読む]
  • 小説「冒険者」
  •   写真は記事とは関係のないウチのめっちゃ君です。   【 冒険者 】   標高8848m。インド亜大陸とチベット高原を隔てるヒマラヤ山脈の中にあって、14の8000m級ピークを持ち、周囲に100を越す7000メートル級の山々を従えてそそり立つ神々しき山。それが地球最高峰エベレストだ。 1953年にイギリス・ジョン・ハント隊のエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが世界初の登頂をして以来、この世界一魅力的かつ有名な山は [続きを読む]
  • 小説「年寄り茸」
  •   写真は記事とは関係のないウチのクロちゃん&チビポンです。   【 年寄茸 】   仙京山漢方店はここ数年の健康食品ブームに乗って驚異的な躍進を遂げ、その主力商品である『不老丹』はアンチエイジングに効能ありと言われ、世界各国でベストセラーになっている。 ただ、この会社は上場しておらず、京山会長のマスコミ嫌いもあって、あまり取材には応じてこなかった。そんな会長が何故か駆け出しの記者である俺の取材を [続きを読む]
  • 小説「上々の客」
  •   写真は記事とは関係のないウチのシマポンママです。   【 上々の客 】   最近、本当に不景気だ。 毎日店を開けていても、客が来ない日が多い。 この店がある商店街は、郊外とはいえ駅前にあり、人通りがまったく無いわけではない。 なのにどの店も閑古鳥が泣いていて、近頃ではシャッター通りと呼ばれているそうだ。「ええっと、おたくは何時まで開いてますか?」30分ばかりコートの試着を繰り返していた客がそう言 [続きを読む]
  • 小説「鑑定しちゃうぞ」
  •   写真は記事とは関係のないウチのチビポンです。   【 鑑定しちゃうぞ 】   インンターネットを見ていたらトッズの素敵なバッグを見つけた。 欲しいなあ・・・。勿論エルメスなんかと比べると安いんだけど私にはちょっと高い。 実は私はすでに一つ持ってるんだけど、これは真っ赤な偽物だ。お店をすでに辞めた子が3万円の借金のかたに押し付けた。その子は「失礼ねモチ本物よ」なんて言ってたけど・・・。 私はスマホ [続きを読む]
  • 小説 「 法 事 」
  •   写真は記事とは関係のないウチのもんちゃんです。   【 法事 】   そいつは膝を抱え、座り込んだ姿勢のまま自転車並みの速度で、道路を滑る様にしてやって来た。 よく見ると尻のあたりから小さな車輪が突き出しており、それが高速で回転することにより移動しているのだ。 風に僧衣をなびかせながらから、その異様な風体で我が家に現れたのは檀家寺が寄越したロボット僧侶だった。 この日は亡き祖父の27回忌というこ [続きを読む]
  • 小説「仮想家族」
  • 写真は箱取り合戦をするシマポン親子です。   【 仮想家族 】   朝の通勤時、都心に向かう京王線は珍しく混んでいて、座りきれず立っている人もいた。 そういう人は仕方なくスマホの画面に見入っているが、椅子に腰掛けている人達は大抵、雑誌や新聞を手にしている。 これは最近のトレンドだ。今世紀の初頭には落ち込んでいた某少年漫画誌も発行部数が初めて500万部の大台に乗ったとか。そういえば [続きを読む]
  • 小説「鬼次郎金融 10 リベンジポルノ」
  • 写真は記事とは関係のない、チビポンを見守っているクロちゃんです。   【 鬼次郎金融10 リベンジポルノ 】   ある日、真由美との連絡に使っているスマホのメモに驚くような内容の記載があった。『私はこれまで保母さんになろうと努力してきました。けれどこんなことをされたら、夢は全部諦めないといけないでしょ。ステテコ登校の次はこれ? 安倍先生はあなたのことを悪霊じゃないと言われましたが、だとしたら悪魔です [続きを読む]
  • 小説「ウィークポイント」
  •      写真は部屋を占領するシマポン親子です。   【 ウィークポイント 】   京都に本社がある御桂(おかつら)屋、は老舗の鬘(かつら)会社だ。 明治4年に断髪令が出た時、当時染物屋をしていたご先祖さんが「これは商売になる」と思い立ち、開業した。 以来145年間、地元で髪の薄い旦那衆から「おけーはん(さん)」と親しまれ、近年では年配婦人向けウィッグを中心として営業を続けてきたが、最近はア◯ランスやア [続きを読む]
  • 小説「202X年の医療事情」
  •       写真はオモチャに飽きたウチのチビポンです。   【 202X年の医療事情 】    国家財政の事実上の破綻、それは少し考えれば誰にでも予測できることだった。 国の借金が一千兆円を超えたこと、さらに日本を代表する銀行が国債の応札義務がある「プライマリー・ディーラー」の資格返上という動きが、すでに暗示していたのだ。 ここに来て政府は国債の「デフォルト」という最悪の自体を回避するために、強硬な手段 [続きを読む]
  • 小説「猫にとっての幸福論」
  •       写真はビニールに頭を突っ込み困っているウチのクロちゃんです。   【 猫にとっての幸福論 】    ラッセルによれば、人間の幸せとは食と住、健康、愛情、仕事上の成功と仲間からの尊敬が欠けずにあることなのに対し、動物の場合は健康で、食べ物が豊富にあれば幸福なのだそうだ。はたしてそう単純なものだろうか。 気が付くと俺は路地裏の空き地にいた。 ここにたむろする猫は数匹。空き地のボスである大柄な [続きを読む]
  • キャンペーン色々
  •    キャンペーン色々 新刊「不条理な弱点のキャンペーンをウチの猫にやってもらうことにしました。ただ、こういうのは性格的な問題もありますので・・・、 シマポンママには最初から要請しません。オシッコをひっかける可能性もありますし・・・。  チビポンは小柄で可愛いのでやってくれないでしょうか・・・。 アッ ・・・    ( ̄□ ̄;) しかも踏みちゃちゃこに・・・ (T▽T) やはり、キャンペーンガールとい [続きを読む]
  • 書店さんが並べてくださいました。
  •  「不条理な弱点」を書店さんが並べてくださいました。 表紙はいつもお世話になっておりますブロ友、井川誠一さんの手によるものです。           大阪           東京並べてくださった書店さん、本当にありがとうございます。https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784344993259ツイッターのフォロアー募集してます! ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑リンクフリー。大歓迎です! ↓ 押してほし [続きを読む]
  • 小説「めざせ人間国宝」
  •        写真は記事とは関係のないウチのシマポン親子です。   【 めざせ人間国宝 】   椰子ノ川市に古来より伝わる南蛮踊り・笠出破道(かさではどう)は戦国時代、この地に漂泊したポルトガル船員が地元民に歓待され、酒に酔って踊ったことが由来とされている。 笠出破道とは奇妙な呼び名だが、これはポルトガル語のcasadefado(カーサデファド)、『ファド(ポルトガル民謡)の流れるレストラン』から来ているとい [続きを読む]
  • 「不条理な弱点」(ショートショート集)本日発売です!
  •  小説「不条理な弱点」本日(6月2日)発売!。  (書店に並ぶのは6月7日日前後)  私の2冊めの単行本となる「不条理な弱点」が本日(6月2日)全国の書店、アマゾン他で発売となりました。この小説はこれまでこのブログやFC2小説で書きためてきた小説の中から30本を選び、それに加筆修正をしたものです。 表紙はいつもお世話になっておりますブロ友、井川誠一さんの手によるものです。 プロローグ 静寂の中で① 7 [続きを読む]
  • 小説「猫の視線」
  •       写真は記事とは関係のないウチのシマポンママです。   【  猫の視線 】  「ご近所にテレビでもお見かけする有名な霊媒師の和田先生が住んでおられてよかった。私は以前、猫があらぬ方向をじっと見ている時、そこに霊がいると聞いたことがあります。実はウチには昔からノラ猫が出入りしてるんですが、一月程前からそのうちの数匹が決まって二階の窓枠に座り、下を見続けているんです。でも下には殆どお参り客も [続きを読む]
  • 小説「生き神(イキガミ)」
  •  写真は記事とは関係のない、ウチのめちゃもんです。(^^;)   【 生き神(イキガミ) 】   「これがお前の守護する永瀬響子に降りかかる、今年一年のリスクだ。生き神よ、本当にこれを回避するつもりか?」 廃病院の地下。元霊安室の壁の中から滲み出るように現れた死神が、かすれた声で疑問を投げかけながら、俺に一冊のファイルを差し出した。 そこには日本人の三大疾病だけでなく、発症例の数少ない病もいくつか [続きを読む]
  • 小説「冤罪(えんざい)マニア
  •  写真は記事とは関係のない、ウチのクロちゃんです。(^^;)   【 冤罪(えんざい)マニア 】   「なあ山崎さん、そらあんたも健康な男やから、ああいう露出の多い女見て、ムラッと来るのは当然やと思うんや。それでつい触ってしもたということやないんか?」 優しい方の警官が俺の肩をポンポンと叩いた。「そう言われても、僕は本当に痴漢なんてやってないですよ」 俺はそう答えるしかなかった。「まだ、そんなこと [続きを読む]
  • 小説「鬼次郎金融9 口寄せ」
  •  写真は記事とは関係のない、ウチのめっちゃ君です。(^^;)   【 鬼次郎金融9 口寄せ 】   「佐倉真由美、お前とこうして話ができる日が来ようとは。ワシは嬉しいぞ」 それまで物静かだった口寄せの巫女が、私をギロリと見て笑った。口寄せとは、自分の体に霊を憑依させ、その想いを語らせるというもので、亡くなった親族の霊を呼び出し遺族と語らせる恐山のイタコなどが有名だ。しかし、時には霊障をもたらす憑き [続きを読む]