古賀学故 さん プロフィール

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古賀学故さん: 古賀学故  詩思句  SHISHIKU
ハンドル名古賀学故 さん
ブログタイトル古賀学故 詩思句 SHISHIKU
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/cogagacco
サイト紹介文詩 詩で日記を書くという営み 思 思索をするのがくせ 句 川柳をはじめて10年
自由文 果汁入りの幻想

空は粘土の雲におおわれていた
しばらくすると雲の切れ間に宇宙が見えた
僕はその切れ間に見惚れて立ちすくみ
オレンジをひとつもぎ取って
宇宙目掛けて投げ入れた
甘くみずみずしいオレンジは大空にぱあーっと散って星と輝く

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2010/01/08 09:02

古賀学故 さんのブログ記事

  • 空を泳ぐ魚が飛び魚になったら宇宙に飛び出してしまうよ(ポエム)
  • ◇飛び魚について   2018.4.4飛行機の窓から外を眺めていると時折魚が泳いでいるのが見えるあれは飛び魚ですか?と隣の席の紳士が云うのでいえあれは飛んでいるのではなく泳いでいるのですよと答えたはじめから空を泳いでいる魚が飛び魚のように飛んでしまったらきっと大気圏を飛び出して宇宙で破裂してしまうにちがいないそんなことを思いながら雲海を上手に泳ぐ群なす魚たちを私はじっと眺めていたのですいつかあの魚た [続きを読む]
  • 発語媒介行為としての善悪 詩を書くことの意味 言葉の暴力性について
  • ◇二つのツイート今日は他人の土俵で相撲をとりたいと思う。昨日、ツイッターのタイムラインを眺めていたら二つのツイートに目が止まった。一つは、ステトス氏の2018年2月28日2:06のツイートで、『文藝2009年夏 特集・穂村弘』の一文を紹介するもの。穂村弘の談の中に次のような話がある。《以前あるイベントで歌人の東直子さんが短歌を詠んだんです。そうしたら音楽家の高橋悠治さんが、「この短歌のなかで、普通 [続きを読む]
  • メロディーは言葉を保存するための装置
  • ◇最近作ったいくつかの歌詞「ソシュールの夜」 のめばのめば飲むほど心の痛みはうすれてゆくけれどけれど思いはつのるつのるばかり知らず知らずにじぶんを見失ったこぼれた酒でなぞったお前のイニシャルよえばよえば酔うほど別れの辛さはきえてゆくされどされど泪はあふれあふれ出す知らず知らずにお前を好きになってたはずした指輪のうらにはお前のイニシャル2018.1.25(演歌の歌詞として)◇白い梅の花梅の花が咲いて [続きを読む]
  • バランスを取るためにヨガと詩と 『智恵子抄』を読んで
  • ◇智恵子と光太郎今年になって、お腹まわりのお肉が気になった私と妻は、区の健康センターに通うことにしました。1月の途中からですが、毎週月曜日の午後、ヨガのレッスンに通っています。運動の中心にあるのが、バランスで、片足で腰を落としたり、手を広げて飛行機のようなポーズをとったり、腹筋と背筋を鍛えて、体幹を強化したり。そもそも、メタボになるのは食事のバランスが悪いわけで、すべては心と体のバランスに集約でき [続きを読む]
  • ハイ、存在の意味を考えている時間などないデッガー
  • ◇対読(たいどく):『存在と時間』×『論理哲学論考』 その二テキストは、前回同様ちくま学芸文庫の細谷貞雄訳マルティン・ハイデッガー『存在と時間』法政大学出版局の坂井秀寿・藤本隆志訳ルードヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を使用する。対読9《デカルトは近世の哲学的な問いの出発点の地盤としての cogito sum(われ思惟す、われあり)の発見者とされているが、彼は ego(われ)の co [続きを読む]
  • 俳人が短歌づくりで四苦八苦五七五のあとが浮かばず
  • ◇川柳はじめて19年出版社で働いている時に、同僚に誘われて句会に参加した。1999年の事。それから隔月で年に6回の句会に参加してきた。この間に会のメンバーは少しずつ減ってゆき、今は五人になり、句会も郵送のやりとりだけになって三年以上が経った。会の仲間が北海道に移住したり、九州に住んでいたり、地理的な事情もあって、顔を合わせることが難しい。それでも私は二ヶ月に一度の句作を楽しみにしている。言葉と向き [続きを読む]
  • 失われた鍵を求めて 側溝に吸い込まれた私の相棒
  • ◇鍵を落とすおととい東京にめずらしく雪が降り、きのうの朝は雪かきをした。自動車の出し入れに不自由がないよう、駐車場の手前を中心にやったのだが、夜になって車を出してみると、凍結している箇所がいくつも見つかった。それで車から降りて、スコップを出し、氷を割って側溝に落としてみたりした。やりだすと、あっちもこっちも気になって、車のエンジンをかけっ放しにしておくのも近所に迷惑だろうと思い、一度車に戻ったのだ [続きを読む]
  • 二週間が26回で一年は過ぎてゆきます、急がなきゃ、慌てずに。
  • ◇14日×26=364日2018年は365日あります。もう二週間が過ぎましたので、14日。今年は残すところ14日間があと25回です。短いと感じるか、まだまだ先が長いと思うか、人によって違うでしょうが、私はこの二週間で出来たことがそれほどなかったので、少し焦っています。読みたい本がたくさんある。観たい映画もたくさんある。行きたい場所も、考えておきたいことも、やりたいことも、25回では足りない、足りな [続きを読む]
  • 100回記念ポエカフェで思ったこと 定型を超えてゆく詩心
  • ◇ポエトリーカフェ100回記念に寄せて私は第一回の出席者の一人である。ポエカフェの主催者ぴっぽとはかつて職場を共にした仲間である。美術館に行って写真を撮ったり、作品を運んだり、作家と連絡を取り合ったり、振り返ると実に面白い仕事であった。私は毎日舞踏しながら労働した。みんなにサンドウィッチを作ったり、歌いながら電話したり、居酒屋やカラオケ、それにダーツバーなどでアフターファイブを楽しんだり、まるで大 [続きを読む]
  • 雨ニモマケズ手帖発見の現場に居合わせる永瀬清子さんの幸運
  • ◇宮沢賢治の弟子としての永瀬清子さん永瀬清子さんのエッセイ『すぎ去ればすべてなつかしい日々』(福武書店)には次にような文章がある。《私にとっての大きなでき事の一つ、それは、宮沢賢治とのめぐり合いであった。/昭和八年の初夏のころ、顔見知りの草野心平さんが名刺印刷の注文をとりに、高円寺の私の家へいらした。たまたま夫の名刺が切れかけていたこともあり、それをお願いすることができた。彼は茶の間でしばらく話し [続きを読む]
  • 生きている実感が薄れていく 不確かな意識 時計(ポエム)
  • ◇秒針と分針と時針目を覚ますと時計が壁にかかっている近視と乱視のせいで時間がうまく確認できない秒針は全く見えないおまけに分針と時針が時々入れ替わってしまうもうすぐ12時だと思うと10時であったりなんだ10時かと安心して二度寝すると12時になったりする秒針は60に分割された円をひたすら進むと分針がひとつ進むこんどは分針が円をひとつ描くと時針が次の数字を指す時針が一周して昼が夜になるそしてぼくは目をつ [続きを読む]
  • 若い詩人たちには話してやるまいと永瀬清子さんがすねております
  • ◇永瀬清子の短章を味わう秋の夜窓を開けると涼しい風が入る。虫の声も聞こえる。近所で犬が吠える。レコードに針を落としピアノソナタを聴く。そして、今夜は永瀬清子の『短章集』をひらく。短章集は、短いものなら一行、長いものでも2頁程度の文章が集められたものだ。まるで永瀬清子のツイッターをのぞいているような感覚になる。見方によっては詩の準備段階とも云えるが、本人曰く、詩と同質でありながらより瞬間的に生まれて [続きを読む]
  • 永瀬清子さんの詩に出会って蘇生した私の決意
  • ◇刺激的な詩は案外素朴な詩であることが多い言葉に対して不感症になってしまうことが時々ある。漠然とした不安を抱いていたり、悩みがあったり、現実を直視しなくてはならないような時は特にそう。本を読んでも目は活字を追っているのに頭に残らず、くり返し目を通すのだけれど心に少しも響いて来ない。そんな時は音楽に逃げる。ところが先日、久しぶりにぐっと肝をつかまれた言葉に出会った。「黙っている人よ 藍色の靄よ」 永 [続きを読む]
  • 詩が詩になる瞬間に立ち会いたいと思っています(評論)
  • ◇文が詩になるためには何が必要なのか1.たとえば朝の挨拶「おはようございます。きょうはいい天気ですね」という文を書く。これをじぶんの好みにしたがって行わけしてみる。おはようございますきょうはいい天気ですね果たしてこれは詩なのだろうか? こんな文がある。「ええ 五時がいいわ、五時ね、五時ってもうくらいわね、五時っていいお時間ね、まいりますいつものところね。」 誰かの会話を切り取っただけの文である。こ [続きを読む]
  • 育てたひまわりの花が咲いてうれしくて歌ってしまいました(ポエム)
  • ◇ひまわりの夏ひらいたひらいた ひまわりの花はじめはちいさな葉っぱだったやがて大きな葉っぱがたくさんできて細かった茎も太くなったある日ひまわりのてっぺんにふっくらと蕾ができていたその蕾がどんどんふくらんで大切なひまわりの顔ができたんだひまわりは黄色い顔をはずかしそうにみどりの指でかくしていたけれどついに太陽の光を求めて顔をあげたんだひらいたよひらいたよひまわりの花ずっとずっと待っていたこの時をひら [続きを読む]
  • 夏の雲が好きです 雲は詩でもあるのです(ポエム)
  • ◇夏の雲夏の雲は旅をする    旅する雲を見送ってる遊牧民の一人はあなたですか夏の雲は旅をする    旅する雲を見上げてる都会人の一人は君ですか夏の雲は旅をする    旅する雲を見つめてる身体を離れた魂はどこへゆく旅する雲は綿菓子で旅する雲は怪獣で旅する雲はスポーツカー旅する雲はおいしいパン旅する雲はお母さん旅する雲は夏の雲 [続きを読む]