古賀学故 さん プロフィール

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古賀学故さん: 古賀学故  詩思句  SHISHIKU
ハンドル名古賀学故 さん
ブログタイトル古賀学故 詩思句 SHISHIKU
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/cogagacco
サイト紹介文詩 詩で日記を書くという営み 思 思索をするのがくせ 句 川柳をはじめて10年
自由文 果汁入りの幻想

空は粘土の雲におおわれていた
しばらくすると雲の切れ間に宇宙が見えた
僕はその切れ間に見惚れて立ちすくみ
オレンジをひとつもぎ取って
宇宙目掛けて投げ入れた
甘くみずみずしいオレンジは大空にぱあーっと散って星と輝く

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供37回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2010/01/08 09:02

古賀学故 さんのブログ記事

  • 若い詩人たちには話してやるまいと永瀬清子さんがすねております
  • ◇永瀬清子の短章を味わう秋の夜窓を開けると涼しい風が入る。虫の声も聞こえる。近所で犬が吠える。レコードに針を落としピアノソナタを聴く。そして、今夜は永瀬清子の『短章集』をひらく。短章集は、短いものなら一行、長いものでも2頁程度の文章が集められたものだ。まるで永瀬清子のツイッターをのぞいているような感覚になる。見方によっては詩の準備段階とも云えるが、本人曰く、詩と同質でありながらより瞬間的に生まれて [続きを読む]
  • 永瀬清子さんの詩に出会って蘇生した私の決意
  • ◇刺激的な詩は案外素朴な詩であることが多い言葉に対して不感症になってしまうことが時々ある。漠然とした不安を抱いていたり、悩みがあったり、現実を直視しなくてはならないような時は特にそう。本を読んでも目は活字を追っているのに頭に残らず、くり返し目を通すのだけれど心に少しも響いて来ない。そんな時は音楽に逃げる。ところが先日、久しぶりにぐっと肝をつかまれた言葉に出会った。「黙っている人よ 藍色の靄よ」 永 [続きを読む]
  • 詩が詩になる瞬間に立ち会いたいと思っています(評論)
  • ◇文が詩になるためには何が必要なのか1.たとえば朝の挨拶「おはようございます。きょうはいい天気ですね」という文を書く。これをじぶんの好みにしたがって行わけしてみる。おはようございますきょうはいい天気ですね果たしてこれは詩なのだろうか? こんな文がある。「ええ 五時がいいわ、五時ね、五時ってもうくらいわね、五時っていいお時間ね、まいりますいつものところね。」 誰かの会話を切り取っただけの文である。こ [続きを読む]
  • 育てたひまわりの花が咲いてうれしくて歌ってしまいました(ポエム)
  • ◇ひまわりの夏ひらいたひらいた ひまわりの花はじめはちいさな葉っぱだったやがて大きな葉っぱがたくさんできて細かった茎も太くなったある日ひまわりのてっぺんにふっくらと蕾ができていたその蕾がどんどんふくらんで大切なひまわりの顔ができたんだひまわりは黄色い顔をはずかしそうにみどりの指でかくしていたけれどついに太陽の光を求めて顔をあげたんだひらいたよひらいたよひまわりの花ずっとずっと待っていたこの時をひら [続きを読む]
  • 夏の雲が好きです 雲は詩でもあるのです(ポエム)
  • ◇夏の雲夏の雲は旅をする    旅する雲を見送ってる遊牧民の一人はあなたですか夏の雲は旅をする    旅する雲を見上げてる都会人の一人は君ですか夏の雲は旅をする    旅する雲を見つめてる身体を離れた魂はどこへゆく旅する雲は綿菓子で旅する雲は怪獣で旅する雲はスポーツカー旅する雲はおいしいパン旅する雲はお母さん旅する雲は夏の雲 [続きを読む]
  • 五月病を越えてゆけ さあ勇者の論理で前へ
  • ◇五月病のこどもたちへ高校に行かなくなってしまった息子に少しきついことを云ってしまい、後悔している。家族だからといって相手の気持ちを考えずに好き勝手なことを云ってよいわけではない。そんなこと頭ではわかりきったことだけれども親子の関係は感情的なつながりが強いからか、どうしても善悪の剣を振ってしまう。苦しいのはこちらではなく君の方なんだよな。人生は、対人恐怖とのかんだんなき闘争だ。克服するためには大き [続きを読む]
  • 桜は散って花吹雪となり風のゆくえを教えます(ポエム)
  • ◇浄土の門の外であなたは桜吹雪が教えてくれた風のとおる小道を駆けてゆくあなたは 駆けてゆくあなたの黒いドレスがなびいているまるで来ないで来ないでと言っているかのようにそうしてあなたは浄土の門の中へ浄土の門の奥へと消えてしまういいえいいえ ぼくはあなたを追いかけていたわけではありませんなのにあなたはあなたは逃げるように浄土の門をくぐり抜け姿を消してしまった桜吹雪は今もこうして風のとおる小道を教えてく [続きを読む]
  • 日本画のような月と桜の道を走るハイエースに乗って(ポエム)
  • ◇月とハイエース水気を含んだ空気にぼかされた夜空の下を白いハイエースが走ってゆく夢と希望を運んでいるのだドライバーは勇気を奮い起こしアクセルを踏む気の弱い彼は無慈悲を乗り越えて不条理を乗り越えて無気力を乗り越えて怠慢を乗り越えて思い上がりを乗り越えて無責任を乗り越えて不誠実を乗り越えてわがままを乗り越えて乗り越えて乗り越えて乗り越えて臆病を追い払うようにアクセルを踏むある時彼は車を降りて空を見上げ [続きを読む]
  • 永久に変わらない変化についての詩を書く
  • ◇変わらない変化について季節はめぐる季節はめぐるされど時は流れない時代はまわる時代はまわるだけど時間は動かない万物は流転すると古代ギリシャの学者は云った冬がおわる冬がおわるされど時は過ぎ去らない春がくる春がくるだけど時間は止まっている諸行は無常と古代インドの覚者は云った存在時間存在時間ほんとうは存在とは時間のことだろ時間とは存在のことだろなあベルグソン!苦しい時ははやく変われと願い楽しい時はずっと [続きを読む]
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  • ◇変わらない変化について季節はめぐる季節はめぐるされど時は流れない時代はまわる時代はまわるだけど時間は動かない万物は流転すると古代ギリシャの学者は云った冬がおわる冬がおわるされど時は過ぎ去らない春がくる春がくるだけど時間は止まっている諸行は無常と古代インドの覚者は云った存在時間存在時間ほんとうは存在とは時間のことだろ時間とは存在のことだろなあベルグソン!苦しい時ははやく変われと願い楽しい時はずっと [続きを読む]
  • 君詩に惑うことなかれ 2) 575で会話する夫婦
  • ◇石川啄木を例に妻「あらお味噌なくなっちゃったどうしよう。これじゃ味噌汁つくれやしないわ」夫「なら僕が買ってこようかコンビニで、ついでに煙草も買って来たいし」妻「よろしくねそれに豆腐も買ってよね。ああそうだそうポン酢もないわ」これらの5・7・5は短歌であろうか?いたく錆びしピストル出でぬ砂山の砂を指もて掘りてありしに、大といふ字を百あまり砂に書き死ぬことをやめて帰り来れり、誰そ我にピストルにても撃 [続きを読む]
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  • 銀の歯も疲れてとれて穴があいたよ(ポエム)
  • ◇穴・ライズ分析は冷たく総合は温かい奥歯に詰めてあった銀が外れた30年もの間ぼくの奥歯の一部だった銀なのだがぽっかり穴が空いてしまった食事のたびにそこにものがつまるお茶でクチュクチュしたり歯ブラシをあてたりすればたいがいのものはすぐとれるきょうはお昼に外でお弁当を食べたいつものようにクチュクチュあれれ?クチュクチュあら?こんどのやつは手ごわいぼくは爪楊枝をつまんで穴の奥に差し込んでみた爪楊枝はどん [続きを読む]
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  • ◇穴・ライズ分析は冷たく総合は温かい奥歯に詰めてあった銀が外れた30年もの間ぼくの奥歯の一部だった銀なのだがぽっかり穴が空いてしまった食事のたびにそこにものがつまるお茶でクチュクチュしたり歯ブラシをあてたりすればたいがいのものはすぐとれるきょうはお昼に外でお弁当を食べたいつものようにクチュクチュあれれ?クチュクチュあら?こんどのやつは手ごわいぼくは爪楊枝をつまんで穴の奥に差し込んでみた爪楊枝はどん [続きを読む]
  • 朝のリレーのパロディ:詩のリレー 
  • ◇詩のリレー御徒町の若者がまど・みちおのきりんを朗読しているとき目黒の娘はブルーハーツの青空を歌っている新宿の少女が三好達治の雪を読むとき神田の少年は二十億光年の孤独を暗唱するこの東京ではいつもどこかで詩が読まれているぼくらは詩をリレーするのだ詩集から詩集へとそうしてつまり連続で言葉を巡る眠る前のひととき 耳をすますとどこか遠くで青白いふしあわせの犬が月に吠えているそれは百年前にあなたが書いた詩を [続きを読む]
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  • 君詩に惑うことなかれ 1) その言葉が詩になるためには
  • ◇文が詩になるためには何が必要なのかたとえば朝の挨拶「おはようございます。きょうはいい天気ですね」という文を書く。これをじぶんの好みにしたがって行分けしてみる。おはようございますきょうはいい天気ですね果たしてこれは詩なのだろうか? こんな文がある。「ええ 五時がいいわ、五時ね、五時ってもうくらいわね、五時っていいお時間ね、まいりますいつものところね。」 誰かの会話を切り取っただけの文である。これに [続きを読む]
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  • ◇文が詩になるためには何が必要なのかたとえば朝の挨拶「おはようございます。きょうはいい天気ですね」という文を書く。これをじぶんの好みにしたがって行分けしてみる。おはようございますきょうはいい天気ですね果たしてこれは詩なのだろうか? こんな文がある。「ええ 五時がいいわ、五時ね、五時ってもうくらいわね、五時っていいお時間ね、まいりますいつものところね。」 誰かの会話を切り取っただけの文である。これに [続きを読む]