風紋 さん プロフィール

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風紋さん: 語られる言葉の河へ
ハンドル名風紋 さん
ブログタイトル語られる言葉の河へ
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/humon007
サイト紹介文 1月29日開設  大岡昇平+震災・原発・社会問題・読書
自由文大岡昇平ノートと社会保障が柱。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供765回 / 365日(平均14.7回/週) - 参加 2010/01/25 16:09

風紋 さんのブログ記事

  • 【佐藤優】修験道の論理、教育改革、東京の問題を解決する商品
  •  ①田中利典『よく生き、よく死ぬための仏教入門』(扶桑社新書 850円) ②菊澤研宗『改革の不条理』(朝日文庫 750円) ③大泉啓一郎『新貿易立国論』(文春新書 880円) (1)①を読むと吉野山(奈良県)で今も大きな影響力を持つ修験道の論理がよく分かる。 <日本人にとって聖なるものは、和御霊と荒御霊のふたつの形をもちます。日本の神さまはどちらかのタイプなのです。生命のバランスが整っている和御霊 [続きを読む]
  • 【南雲つぐみ】洗剤の事故 〜浴室などの黒カビ取り〜
  •  花粉の季節が終わると、高温多湿の気候となり、カビの季節がやってくる。 浴室などの水回りで気になる黒カビを落とす時は、洗剤の使い方に十分注意が必要だ。(財)日本中毒情報センターによれば、家庭内で起こる洗剤の事故で多いのは、水回りのカビ取り剤など塩素系(次亜塩素酸)洗剤によるものなのだ。 「塩素系」の洗剤は酸性タイプ洗剤と混ざると、人体に有害な塩素ガスが発生する。 このことは広く知られているので、塩 [続きを読む]
  • 【池上彰】の情報整理術 〜新聞記事スクラップ40年以上〜
  •  <新聞記事のスクラップというアナログ的な方法が、実に役立っています。「このテーマを集めなければ」という義務感からではなく、自分の興味のおもむくままにスクラップを続けることがポイント。自分がどんなジャンルに興味・関心を持っているかが見えてくるのです。 情報の整理のためと言って分類やファイリングに時間やお金をかけている人がいますが、これでは本末転倒。本章で紹介する私の新聞記事整理法は、みなさんがきっ [続きを読む]
  • 【佐藤優】人生を変えた旅の記録 〜『十五の夏』〜
  •    <「43年遅れで宿題を仕上げたような気持ちです」と作家の佐藤優さんは話す。高校1年の夏休みを全て使って、ソ連と東欧を一人で旅した記録を、計800ページを超す大著「十五の夏」(幻冬舎)としてまとめた。 猛勉強の末、進学校に合格した「ご褒美」として両親が費用を出してくれた。中学時代から社会主義に関心を持つ早熟な少年だったが、「米国に留学する同世代の生徒に対して、『だったら逆を』という子どもっぽい [続きを読む]
  • 【佐藤優】世界に向かう真っ当な好奇心 〜『十五の夏』の書評〜
  • ★佐藤優『十五の夏(上・下)』(幻冬舎 各1,944円)   <(前略)本書の15歳の「僕」は、高校1年の夏休みに、理解のある親に旅費48万円の大半を出してもらい、当時は珍しかった東欧、ソ連への一人旅へ出る。 ある種、恵まれた境遇にある少年の旅行記であり、〈共産主義にかぶれているんじゃないだろうか。少し頭がいいと思って、生意気なことをするんじゃない〉と非難する日本人の大人と旅先で出会うこともあるが [続きを読む]
  • 【佐藤優】『思考法 教養講座「歴史とは何か」』の「新書版まえがき」
  •  <危機の時代にわれわれは生きている。危機から抜け出すためには、思考力が必要になる。思考力は、大雑把に言って二つの内容から成り立っていると私は考えている。論理的なものと論理以外のものである。それをきちんと仕分けしておかないと、無自覚的なうちに奇妙な宗教に足を掬われてしまうことになる。 ここで重要なのは、日本人が神道的なメンタリティを持っていることだ。日本文化と深く結びついている神道は、「言挙げ」( [続きを読む]
  • 【佐藤優】人生に結論はない、教養がビジネスチャンスに 〜役立つ教養⑨〜
  •  (1)ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルは、「哲学史上最も難解」と評される『精神現象学』を書いた人だが、同時に「あらゆる思想の源泉はヘーゲルにある」と言っても過言ではない偉大な思想家として世界中で尊敬されている。 彼は、1770年8月27日、シュトゥットガルト(南ドイツ)で、主税局書記官の長男として生まれた。8歳の頃には、小学校の担任からシェイクスピアの作品集を贈られるほど、すぐれた [続きを読む]
  • 【佐藤優】算数のできない人に仕事を任せるな 〜役立つ教養⑧〜
  •  (1)論理、理屈について、承前。  英語力強化ばかりが叫ばれる昨今だが、グローバル化が進むと、実は英語力より論理力が重要になる。国や文化が違う人にも、自分の考えを筋道立てて説明する力が問われるからだ。 しかし、近年、日本人の論理力、中でも数学力はこれまでになく低迷している。 <例>分数や足し算ができない大学生は、今や珍しくなくなった。20年ほど前から、「2分の1足す3分の1」の答えを「5分の2( [続きを読む]
  • 【佐藤優】屁理屈を見抜き、かつ、屁理屈を使いこなす 〜役立つ教養⑦〜
  •  (1)社会人には「論理力」が不可欠だ。文章の正しい読解、部下の作った書類のミスのチェック、大事なプレゼンなど、論理的思考がものをいう局面は山ほどある。 野矢茂樹(東京大学大学院教授/哲学)『論理トレーニング101題』(産業図書、2001)は、東大の教養課程などでも教科書として使われ、楽しみながら論理学を学べる名著だ。本書から例題を引きつつ、論理力の鍛え方を、以下、解説する。 (2)まず心がけたい [続きを読む]
  • 【佐藤優】「夢」を知ることは自分を知ることだ 〜役立つ教養⑥〜
  •  (1)「夢」と「無意識」は重要だ。 キリスト教の中でもカトリックは、「プレモダン」(前近代的)な思想を基本的に維持している。 近代以前の世界観とは、「地球は球体ではなく平らである」「天には本当に神様がいる」といった類いのものだ。 今の世の中では、かえってプレモダンな世界観が強い影響力を持つようになっている。「近代文明は、もはや限界に近づいているのではないか」と感じる人が増えているからだ。 <例> [続きを読む]
  • 【佐藤優】「独断専行」のすすめ/中間管理職心得 〜役立つ教養④〜
  •  (1)「作戦要務令」は、旧日本陸軍が1938年に作ったマニュアルだ。「作戦要務令」には、日本人が作る「組織」の本質が記されている。これを「アレゴリー」【注】、つまり現在の企業組織の「寓話」として読めば、ビジネスにも役立つ。軍隊と企業は、本質的にとても似通っている。 旧日本軍の評価において、「陸軍は海軍に比べて劣っていた」という考え方が支配的だ。しかし、この考え方は陸軍を過小評価している。 当時、 [続きを読む]
  • 【佐藤優】ゼロからわかる「世界の読み方」一覧
  • 「【佐藤優】黄色人種が白色人種国家を侵略 〜米国の対中国イメージ操作〜」「【佐藤優】米国と中国がもし戦ったら  〜『ゼロからわかる「世界の読み方」』〜」「【佐藤優】アメリカ映画とキリスト教、120年の関係史  〜『ゼロからわかる「世界の読み方」』〜」「【佐藤優】オランダが『アンネの日記』を必要とした理由  〜『ゼロからわかる「世界の読み方」』〜」「【佐藤優】オシントというインテリジェンスの手法 〜 [続きを読む]
  • 【南雲つぐみ】けがの応急措置 〜RICEという方法〜
  •  スポーツや野外活動でけがをしたとき、病院に行くまでの応急措置として、日本整形外科スポーツ医学会等が勧めるRICEという方法がある。「R=安静」「I=冷却」「C=圧迫」「E=挙上」の頭文字をとったものだ。 捻挫や打撲は、その部分に内出血が起こり、腫れや熱が出てじんじんと痛みだしてくる。そこで、まず患部に体重がかからない姿勢を取り、添え木などをして「安静」にする。そして、ビニール袋やアイスバッグに氷 [続きを読む]
  • 【佐藤優】少年旅行記 〜『十五歳の夏』の書評〜
  • ★『十五の夏(上下)』(幻冬舎、2018 各1,800円+税) <人生は数多くの些事とほんの少しの重大事から成り立っている。それゆえ自伝を書く時には読者を退屈させぬよう厳しく中身をふるいにかけなければいけない。「短編の狙撃手」ロアルド・ダールはそう諭し、次のように述べている。 「どうでもよいような出来事はすべて切りすて、鮮明に記憶に残っていることだけに集中しなくてはならない」(『単独飛行』永井淳訳 [続きを読む]