すみれこ さん プロフィール

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すみれこさん: 羽を休める鳥のように
ハンドル名すみれこ さん
ブログタイトル羽を休める鳥のように
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/sumireko_2005
サイト紹介文水溜りに写る青い空をみましたか?絶望的に儚い言葉たちをすくい上げたい。
自由文詩を書くこと、本を読むこと、空を見上げること、好きなカフェをみつけること、誰かと会うこと。優しい気持ちで生きたいけれど裏切り続けているのはわたしです。。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供20回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2010/02/03 22:39

すみれこ さんのブログ記事

  • 夕霧
  • すごーく久しぶりに上高地に行った。こどもの頃、父と父の教え子の山男たちに何度かどこかへ連れて行ってもらった気がする。キャンプや楽しそうな会話や「山男の歌」の記憶はすこしある。いちばん印象に残っていたのは上高地だった。いつかまた行きたいと思っていた。いつかまた、は、なかなかこない。けれどふとした機会がやってきた。「いつか」は機会を伺えばやってくる。秋の入り口の上高地。河童橋と穂高連邦。とても懐かしく [続きを読む]
  • よびかける声
  • ブログに詩を載せよう、と今まで思ったことがなかった。何故だろう。ブログという性質上、相手ありきと考える。詩は一方通行で個人的過ぎるのでここには載せなかったのかもしれない。誰がネット上のどこかで、どんなふうに自作の詩を公表しているのか知らない。さまざまなのだろう。しかしたまたまそういう作品を目にした時、「違う」という気がした。違う、自分の場所はここじゃないと思った。それなのに暑さで朦朧としていた近頃 [続きを読む]
  • 月夜
  • ふと気がつくと月が窓から入ってきていた猫が死んでからわたしのベッドにはぽっかりと空白があってなんかい寝返りを打っても愛しい重さも小さな寝息もなく夜はぐずぐずと過ぎていくばかりだったけれど昨夜ふと気配を感じて目をあけると窓から真っ直ぐに入ってきた白い光がちょうどむかし猫がいた場所を照らしているのだった月に乗って帰ってきたのかと思ったけれどただきまぐれに会いにきたのかもしれない不思議な月明かりのベッド [続きを読む]
  •  この窓から時々見える 向こうからはたぶん 見えていない 数え切れない窓が 素知らぬふりのカーテンをよけて 空を眺めている  空には いびつな月 金色ではない  蜜柑色でもない  かしいだ小舟のように 独りを選んだ たずねることを諦めて 夜に腰掛けている [続きを読む]
  • すこし過ぎる
  • 「峠を越す」っていい言葉だなーとあらためて思った。先日のヨガで、涼しい日がたまにあるようになったねと雑談していた。でもまだ暑い日はあるよね、でももう峠は越したわよね、と、誰かが言った。峠を越えた、苦難はひとまずのりこえた。病や労苦の終わりはまだ見えないけど大丈夫かもしれない、という希望の言葉なのだとあらためて思った。バス停まで歩き混雑バスに乗り、駅からまた歩きエアコンのない職場に着く。だいぶ疲れて [続きを読む]
  • 休日4日め
  • 横須賀「ソレイユの丘」へオーロラナイトを見に行く。テーブル周りに山積みの紙類を整理する。録画しておいた映画を観る。長女から借りた本を読む。着々と休日プランが消化されていく。オーロラショーはとてもきれいだった。長女が貸してくれた本、近藤史恵「私の命はあなたの命より軽い」。なかなか面白かった。その前は松浦寿輝さんの「タミーを救え」上下巻を読んでいたのでガラリと変わり、やはり読書は借りてみるのも楽しい。 [続きを読む]
  • 気まぐれ猫
  • とうとう消えちゃった?と思わせておいてふと姿をみせる。やっぱりいなくなっちゃったんだね、と予測していた諦めをしみじみ味わっているとあれれどこからか姿をみせる、野良猫みたいに。気まぐれだけがとりえなら気まぐれのなかにはたくさん詰め込まれている。好きも嫌いも可愛さも憎らしさも。さて、猫の話はいいとして、わたしは「お盆休み」というのを初めて貰った。これまでの仕事は祝日とかお盆の時とかは「忙しい日」または [続きを読む]
  • 北海道、4日め。
  • 旭川に到着した日はどしゃ降りの雨だった。その日からずっと北海道の人も驚くほどの低温注意報。毎朝、キリリと冷えた大気を身体中にすいこむ。そして出発する。広がる小麦畑を眺め、ポプラの木を見上げ、白樺の並木道を歩く。5日間の北海道。明日は三浦綾子記念館に行く予定。さいごの写真はタウシュベツ橋。 [続きを読む]
  • こもれび
  • この一週間はひさしぶりのめまいがつらくて不調だった。仕事は午前中だけなので、バスで行きバスで帰る。バスが来ていても走れないので早めにうちをでる。帰宅するとくてっとしてる。昼寝もする。そうして一週間が終わり、快復の兆しが見えた金曜日は、クーポン券があったので(今月中に利用しないとムダになる)、吉祥寺「あたたかいお皿」でランチをいただき、ゆっくりと井の頭公園を歩いて帰ってきた。ジムもヨガも休んでいたので [続きを読む]
  • 奈良への旅 3
  • 奈良最終日はまず東大寺と二月堂へ。やはり朝からだいぶ人が多い。きっと二月堂は夕暮れの頃がいいのではないかと思う。またくるときは黄昏どきにきてみたい。そこから春日大社へと歩く。木漏れ日が鹿を照らしている。春日大社はちょうど藤が満開で見頃。美しい藤の花はみんなが見たいのでそこも大混雑。そしてバスで浮見堂へと行く。浮見堂にて一時解散。娘はならまちへと歩き、疲れたわたしはバス停へ。帰りの電車に間に合う時刻 [続きを読む]
  • 奈良への旅 2
  • 2日目は長谷寺と室生寺の予定で奈良から桜井経由の電車で行く。牡丹で有名な長谷寺は国内最大級の観音菩薩像の掛け軸を5月まで公開している。行列覚悟で行ったけれど、混雑はしていない。掛け軸拝観する前に10メートルを超すという観音様を少し遠くから仰ぎ見る。特別拝観中は足下まで行って観音様のおみ足に触れ願いを伝えることができるという。掛け軸も大きいのでねかせてある。じっくりと拝観した。そして大好きな石楠花が満 [続きを読む]
  • 奈良への旅
  • 恒例、次女との母娘旅。ゆっくりと春が過ぎゆく頃、古都、奈良へ。偶然にも友人から「知り合いが奈良に店を出したので機会があったら行ってみてね」と封書が届いた。元興寺の近くの横路を入る。不審ケ辻と名前がついている。この細い路地に鬼が逃げこんだ。だから不審が辻。友人から伝え聞いた店は古民家を改装した雰囲気のよいギャラリー兼店舗で、写真家の息子さんの作品の絵はがきとかわいい鹿のマグネットを購入。ランチは地元 [続きを読む]
  • わらび餅
  • ふー、1週間が終わったー、というのでささやかな至福のとき。コンビニの「京風きなこのわらび餅」(黒蜜入り)128円。ちょうどよい感じ。好き。あれ?ずーっとblog書いてなかった。2月全くなしのゼロ。そして3月も終わる。消えてなくなりそうな気配。滅茶苦茶多忙だった訳でもない。どうにか元気、家族も自分も。ちゃぷんと波があったり、「う」とつまづいたりすることはいつもいつもあるから。誰でもそう。なんにもないふうに街 [続きを読む]
  • 年末らしく。
  • ようやくぐずぐずと片付けたり掃除したりしてる。棄てる、ことは毎日考えている。たぶん数年後にはここを出る。考えてるだけではモノは減らない。せめてあまり増やさないようにする。時にはわたしも実行はする。懐かしいものたちの前で呆然としたりする。こどもたちが大切にしてたはずのいくつかを写メしてラインして、たいていは「捨ててください」という返信をもらう。長らく手をつけなかった棚に着手。ファミコンやプレイステー [続きを読む]
  • 公園の向こうに職場が。
  • 今度の職場は自宅から比較的近く、ギリギリで交通費が出ない。でも坂道が多く、坂道を避けると交通量が多く、自転車は無理だと思っていた。いろいろ迷って娘たちに相談した結果、とりあえずやってみる、で決めた。バス代を自前にした場合の手取り計算まで次女がしてくれた。この相談は娘たちとわたしの三人ライン。それが10月のこと。結果としては決めて良かったと思う。井の頭公園へと急な坂をブレーキかけながら下る。公園を出 [続きを読む]
  • 見飽きることなく日本海
  • 秋の母娘旅の目標は弘前のリンゴだけではない。弘前城の紅葉も洋館巡りも教会も素晴らしかった。でもやはり、「リゾートしらかみ」と白神山地の散策。観光列車リゾートしらかみは、五能線という素朴な名前でその昔、太宰治の足跡を辿る津軽への旅で乗ったことがある。何十年も前。あれから時が経ち、津軽再訪。群青色の日本海は見ても見ても見飽きない。今回は深浦で夕陽が堪能できるという時刻を調べて窓側の席を予約しておいた。 [続きを読む]
  • りんご りんご
  • 弘前は、駅構内に大きなリンゴのオブジェ。ポストの上にもかわいいリンゴ。マンホールの上にもリンゴ。紅くて可愛くて美味しいリンゴのアップルパイはそれぞれの店で特色があり、あまりにも多くて迷う。とにかく、予約しておいたフランス食堂シェ・モアでこの季節だけ「りんご尽くしのコースランチ」を頂く。スープからデザートまでリンゴ。しあわせのひととき。弘前城は紅葉祭り開催中で、夜のライトアップも美しかった。翌朝、娘 [続きを読む]
  • 秋深まり11月へ
  • あれあれと思う間に11月だった。仕事も変わって、ようやくペースをつかみつつある。10月の出来事、3つ。念願の横須賀美術館へ。海を見ながらひとりでバス。それから、やはり前から行きたかった浅倉彫塑館へ。素晴らしい建物だった。企画展は「猫百態」。もうひとつは小さな女子会。女子会なんて言ってしまったが、わたしと娘たち、三人だけのランチ。実家に集合。柿といちじくのサラダや栗ときのこのホイル焼きなんかが好評だった [続きを読む]
  • 吉祥寺ランチ
  • 大好きな秋になった。雨もいい。ひとりで歩くのもいい。ともだちと会うのもたのしい。本を読む。読み終わる。次を探す。井の頭公園駅近くまで歩き、そこから坂を上って行くと吉祥寺南口方面。それは懐かしい散歩道。最近その散歩で美味しい和食屋さんを見つけた。菘(すずな)。頂いたランチはすずな御膳1500円。静かな素敵な店。年齢のせいなのか?この頃は和食とか、からだにやさしい食事とかにひかれる。今月初めに行った「あたた [続きを読む]
  • 八ヶ岳ごはん
  • 今回もいくつかのお店におじゃました。古民家を改装した北杜市「ホタル食堂」。地元産野菜たっぷり、信州豚のボリュームもオリジナルの味付けも、どれも素晴らしかった。メザシや小エビを刻んでソースにしているとのこと。地元の増冨胡瓜も美味。新しくできたカフェポットのランチプレート。雑穀米やキビや大豆がメインでヘルシー。そしてここは甲斐大泉の「霧亭」。霧亭御膳。ふっくら岩魚の塩焼きに鳥肉きじ焼きごはん等々。ぜい [続きを読む]
  • 栗鼠の食事
  • 今日は清里のフォトアートミュージアムに行った。西村豊さんの写真は素晴らしく、リスもヤマネもかわいい。でもいちばん好きな写真はキツネだった。キツネの写真集はおいてなかったので、こんど買おうと思う。ポスターには西村さんの文。「風のない日に耳を澄ませば、リスがクルミをかじる音が聞こえてきます。それは生き物からのすてきな贈り物」 [続きを読む]
  • 池の畔
  • やっぱりまだ詩を書くんだな、と、ある日思った。ふと綴った散文を知人に見せたら、「もっと読みたい」と言ってくれた。とても有り難かった。この夏の終わりの静かな旅で、池に出会った。あ、ここだ、と思った。東京でひっそりと創作した作品にでてくる。小さな女の子がいた池。でも、池の畔には行けないのだった。 [続きを読む]
  • 夏の雨やがて上がる
  • あっという間の一年だったね、と家族で話をした。母の一周忌法要が終わった。去年の今頃はせっせと病院に通っていた。余命を告げられてからも、母は窓辺のベッドで静かに眠っている事が多かった。時々は目覚め、時々は声もだした。夕方に行くと目覚めている事が多く、ある日居合わせたナースに相談してきれい好きだった母の顔の手入れを実行した。さいごに温かいおしぼりで拭いて、ナースも退室してから、母は何度も自分の顔をさわ [続きを読む]