tkchbn さん プロフィール

  •  
tkchbnさん: ここではないどこかから
ハンドル名tkchbn さん
ブログタイトルここではないどこかから
ブログURLhttp://tkchbn.hatenablog.com/
サイト紹介文フランス田舎暮らしで想うこと、育児など日常ののこと、もっとほんわりした括りで書きたいことを綴りたい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供33回 / 101日(平均2.3回/週) - 参加 2010/02/09 22:42

tkchbn さんのブログ記事

  • 私の居場所
  • ここのところ、月に1回は夫の実家があるリヨンに行っている。リヨンには義姉一家も住んでいて、誰かの誕生日が必ずあるためだ。ここからすると大都会の都市へ車を走らせると2時間くらいで行ける距離なのだけど、土曜日に1泊して日曜の夜に帰るということが多い。夫と義父は長年微妙な関係にあり、いつもそのせいで私は微妙な空気が張り詰める中、義務的に家族行事に参加していたのだけれど、この夏からすっかりその問題が解消し、 [続きを読む]
  • アルバニアから来た彼のこと
  • 私が住む町には難民の受入れセンターがある。CADA (Centresd'Accueil deDemandeursd'Asile)と呼ばれる施設は、NPOのようなアソシエーションが運営していて、資金の一部はおそらく政府から委託を受けているのではないかと思う。ここは、難民申請をした人たちが、政府の審査を受ける間一時的に住まう住居で、申請手続きの支援や子どもの教育支援などの生活支援も行っている。人口3000人にも満たない町に、アフリカや中東、東 [続きを読む]
  • 在外選挙に間に合わない
  • 当然ながら、ここフランスでは私は選挙権を持たない。日本で突然降って沸いた衆議院選挙。世界中で1票しかない私の投票する権利はできるだけ無駄にしたくない。しかし不意打ちのこの選挙に、「在外選挙」という方法があると知り、そしてたまたま在外公館のあるリヨンに行く予定があるときだったので、投票する気まんまんでいろいろ調べてみた。 外務省: 在外選挙とは海外に住んでいる人が、外国にいながら国政選挙に投票できる制 [続きを読む]
  • 息子のために「ポケモンの神話学」を読んでみた
  • このテーマでずっとブログを書きたいと思っていたのだが、なかなか上手く書けそうにないので、先延ばしにしてきた。けれど、書かないことには何となくすっきりしないので、見切り発車で書き出してみよう。3歳の息子がポケモンのアニメを見始めた。親は、まだ小さいのに分かっているのか?と思いながら見せていたが、みるみるうちにモンスターの名前を覚えはじめ、強く惹きつけれているようだったので、興味深くその様子を見ていた [続きを読む]
  • 空飛ぶイギリス人
  • 先日、夫の新刊が出版された。これで何冊目となるのだろうか、夫は私と知り合う前には既に本を出していたものの、大当たりするような本はなく、それでも地道に細々と書き続けてきた。彼にとって書くことは正にライフワークで、その時間さえ持てるのなら、どんな仕事でもどんな生活でもよいという。知り合った頃は、売れるかどうかは問題ではなく、良質な本物の文学を書き、世に出していくことが大事だと話していた彼も、最近は売れ [続きを読む]
  • フクロウの歌〜10歳娘の創作物語〜
  • 以前に小沢健二とSEKAI NO OWARIの新曲CDがはるばる届けられた日の出来事を書いた。以来、すっかりこの曲の虜となった子供たち。毎晩のようにCDをかけるように急かされ、子供たちは思い思いに歌ったり、体を動かしたりして、フクロウ祭りを繰り広げている。tkchbn.hatenablog.com今年から水曜日は学校が休みになった娘(10歳)が、昼下がりに1枚の紙を渡してきた。最近、思春期の入口なのか、めっきり言葉数が少なくなった娘は [続きを読む]
  • フランス人マダムの眉間の皺
  • 私がここに居て外国人だなあと感じる時は、話し相手の眉間の皺だ。25すぎで体得した私のフランス語はやはりアクセントがあるし、きっと逐一ネイティブのフランス人に修正させたらボロボロ。夫は毎回は直さないが、何度も間違えている表現があると、直してくれる。最近、フランス語率が日本語より上回ってきた娘からはよく名詞の女性形と男性形を直される。それでも大抵の意思疎通には不自由していないと思っている。特に年配の女性 [続きを読む]
  • ビズが億劫な件
  • フランス人の挨拶は握手もしくはほっぺにチュッチュとやる「ビズ」とが2種類あって、誰に教わったわけでもないが、私の経験上、家族親戚間、友人同士、仕事ではないプライベートな関係の相手、初対面でも若者同士ではビズが適切な挨拶である。会った時と別れる時それぞれにやる必要がある。ビズをしないと失礼とまではいかないが、ちょっと感じ悪いというよりは、した方が誠実であり丁寧な挨拶になる。一方、握手はより堅苦しい場 [続きを読む]
  • フランスの田舎にもフクロウが飛んで来た
  • フクロウと言っても、これは先日発売となった小沢健二の新曲「フクロウの声が聞こえる」のCDの話。新曲が発売されると聞きつけるやすぐに予約注文をしていたCDが、発売日の翌々日にフランスの辺鄙な田舎に届けられる。地球は小さくなったものだ。真っ黄色のトラックの運転手のお兄さんはきっとリヨンあたりから、2時間近くかけてクネクネした峠道を運転してくれたに違いない。道に迷って家の前で電話をくれたので、トラックまで走 [続きを読む]
  • 新しい季節のはじまりはじまり
  • 今日からフランスは新学期。娘は日本の学年より一足早く5年生に。そして来年は中学生のマジック!娘は、生まれた時から3歳みたいな顔立ちをしていて、周りからも大人だねと言われるくらししっかりしていて、(とはいえ、親としてはいろいろ幼い面もしっているのだけれど)来年の9月に中学生となるのも彼女には合っているのかもしれないなあと思った。学校が大好きな娘は昨日から着ていく服や持ち物をだいぶ吟味して、今朝も目覚ま [続きを読む]
  • フランスの田舎で日本食のサステナビリティ問題
  • ここは田舎なので近くに日本食を扱う店があるわけでも、和食屋どころか中華料理屋もない。週に一度の朝市に隣町からベトナム人のおじさんが売りに来る春巻きだけが、我が家のご飯のお供になる唯一の外食リソースだ。日本食で育った子供たちは白米が好きだし、従ってそれに合わせたおかずは良く食べる。納豆、海苔、梅干し、ふりかけ、漬物、味噌汁があれば手の込んだ料理は要らない。日本では母さんの味方だったこれらの食材は海外 [続きを読む]
  • 旅行の〆はアヌシーで
  • ニース→イタリアはトリノで過ごした夏休み最終旅行。帰りは真っ直ぐ帰ってもよし、また何処か一泊してもよし、というノープランな状態で最後の朝を迎えた。真っ直ぐ帰る?折角だし何処か寄る?の答えのない問いかけ合いを暫し続け、夫のアヌシー行ってみる?の鶴の一声で帰り道のルートが決定した。高速道路を交代で運転するとあっという間にバルドネッキアという国境の村へ。そしてフランス側に入るトンネルがあるという案内板の [続きを読む]
  • 空を飛ぶ夢を巡って イタリア旅
  • 夏休み終了カウントダウン家族旅行はニース3泊を経てイタリアはトリノへ。なぜトリノかといえば、なんとなくでしかない。誰かが行ってよかったと言っていたからかな、という程度で、町に関心があったわけでない。とにかくフランス以外の外国に行きたかった。ニースでは、友達と過ごしている以外の8割は不機嫌だった夫。もともと環境の変化は得意でない。よって旅行中にテンションが上がることはまずない。私は真逆で、珍しい物、普 [続きを読む]
  • 夏休みカウントダウン旅行はニースから
  • 友人に会うためニースへ行き、そのついでに北イタリアを廻ってアルプスを抜けて帰ってきた。夏の間働きづめだった夫がようやく取り付けた一週間の休みに、もともと行く予定だったニースから、車で回れる範囲での旅行を私が勝手に企画したというのが本当のところ。ニースに住む友人の40歳サプライズ誕生日パーティーに行くため、家族でこっそりニース入りしたのだが、流石にニースだけあって、人も車もごちゃごちゃとしていて、田舎 [続きを読む]
  • フランスの田舎で屋外読書フェス
  • 線香花火のように消えそうで消えない夏にしがみついて生きているうちにあっという間に時間が過ぎて行く。夫が働く森の中の小さな出版社が主催する読書フェスのようなイベントが、地域一帯で一週間開催されていた。「読書フェス」というのは、私の命名だけれど、イベントのタイトルは「木の下で読書」("Les lectures sous l'arbre")で、屋外をメインに朗読やワークショップ、作家との交流を目的とした森の中の散策や食事会などが朝 [続きを読む]
  • 森の中の出版社のこと
  • 私達の住まいはフランスの臍オーベルニュ地方にあり、更には標高1200メートル山間の村にある。人口は2800人程らしい。この山奥の村はフランスでは珍しいプロテスタントの信者が多く、その昔迫害にあった人達が隠れ暮らしていた場所らしい。そして、そんな隠れるのにもってこいな辺鄙な場所にあるため、ホロコーストの時には多くのユダヤ人の子供達が疎開していて、村人達は寛大にもこの子供達をかくまい続けたという。他にもカミュ [続きを読む]
  • 蚤の市と消費欲
  • 日本にいた頃の日曜日の過ごし方は外食やショッピングに娘の習い事などだった。夫が土曜日が勤務日だったため、日曜日が唯一家族で過ごせる週末だった。一週間よく働いたことと引き換えに、ショッピングモールで買い物をしたり家族で外食をしたり。『フランス人は10着しか服を持たない』なんて嘘で、夫のクローゼットにはユニクロやらGAPやら、どこの街にもあるファーストファッションで買った似たような服がギッシリ詰まってい [続きを読む]
  • ひとり映画
  • さすがフランス、田舎町でも映画館はあちこちにあり、我が町の映画館は我が家のすぐ裏にある。毎夜2本ずつ上映しているのだが、田舎だからといって大衆映画ばかりを流すのではなく、日本なら銀座のミニシアター行きのちょっとマニアックな映画や、子供向け、ハリウッドものと、網羅しているのが素晴らしい。今日は久しぶりに夫に子供達を任せて、上映時間の5分前に家を飛び出し、映画館へ。この映画館はダンディなおじさん二人と、 [続きを読む]
  • 寒い...ここがどこかなんて忘れてしまおう
  • 寒い。最高の夏を満喫していたのに、やはりここの夏は短命だった…。また暑くなる日も来るのだろうが、週の初めは30度くらいあったのに、今日は最高気温が15度しかない。こちらに来てから時々「ここはどこなんだ?」という感覚があって、そんな不思議な想いをブログに綴りたかったのだが、一番そんな想いにさせるのはやはり天気だ。その昔、はじめてパリで働き、独り暮らし始めたとき、言葉もろくにできなかった私は、オフィス [続きを読む]
  • クックパッドのレシピを信じてはいけない
  • ※2017/9/4追記しました。文末夏休み中は1日3食の飯炊き母さんをしている。といってもフランスの朝食は火は使わないので2食のみ。昨日、知り合いの赤ちゃんを1日保育園代わりに預かり、その御礼にと自家産卵と自家製鴨のパテを頂いた。田舎なので飼っている鶏や鴨やウサギを絞めて加工して頂くのは、割とよくあることで、スーパーで食べ物を調達して生きてきた私とは、食に対する考え方もきっと違うのだろうと、とても興味深い。 [続きを読む]
  • カロリーヌの夏休み的な
  • フランスの夏はとびきりにいい季節だと思う。日が長く、最近の日没は21時近く。湿気がなく、日陰に入れば爽やかな風が吹き、ラベンダーがその辺に香りを漂わせ、アプリコットや桃やらが最高に美味しく、公園の白い砂が目に眩しく、そこでペタンクなんかやっていて、カフェのテラスには人が溢れ、石垣からはトカゲがチョロチョロと顔を出して。そして夜風の匂いが何とも官能的。嗅ぐ度に脳内幸せ成分が分泌される。この夏を生きたく [続きを読む]
  • 田舎暮らし=車社会
  • 田舎の暮らしには車が欠かせない。私は運転は普通にできるほうだが、都市生活の運転範囲などたかが知れている。こちらに来てから、夫が私も運転できるようにと、入手してくれたプジョーのオートマ車が私の足になっている。赤いので家族で、マグロ、と呼んでいる。(ちなみに夫の車は黄緑のビートルなのでワサビ)この田舎町は、スーパーや町医者など必要最低限のものは手に入りはするが、それ以外は大きな町へ出ていく必要がある。そ [続きを読む]
  • ハーフバイリンガル育児 〜3歳息子編〜
  • 以前に7歳離れた娘のバイリンガルに育つまでの道のりについて書いたが、今日は3歳息子編を。もうすぐ3歳になる息子は、日本に一時帰国してから、急に複雑なシチュエーションも説明できるようになってきた。tkchbn.hatenablog.com因みに母と姉とは日本語、父とはフランス語と怪しい日本語で会話している。息子は日本生まれ、8ヶ月から2歳半まで日本の保育園へ、以降渡仏。今はフランスの現地保育園へ週4日通う。幼齢で渡仏し [続きを読む]
  • 国際カップル間で共有できないけどできること
  • ※私的な趣味かつオタクな内容です。昨夜から思い立ってフジロックの動画やツイッターを漁っている。90年代後半、あの頃のアーティスト達がどんぴしゃにラインナップされている。オザケン、コーネリアス、スチャダラ、サニーデーサービス、ずっと心の何処かで気になっていて。ああ、どんなことになってるんだろうと妄想していた。SNSではいとも簡単に観客の人が上げてくれた映像が見られてしまって、どこの国に居ようが、ネットさ [続きを読む]
  • ただいま
  • 3週間半の一時帰国を終え、フランスへ戻った。羽田行きのバス停で見送りに来た母と別れた。バスが発車した時、10歳になったばかりの娘は静かに涙を流していた。もらい泣きした私の顔を見て泣き顔の娘が吹き出して笑った。ママの泣き顔がブサイクとのこと。これからもこんな別れを重ねていくんだねと笑顔で話し合った。深夜便は素晴らしく子供達がよく眠り、体調も良くCDGに着くと、TGVに乗り換え一路リヨンへ。夫の実家で週末まで [続きを読む]