MikS さん プロフィール

  •  
MikSさん: MikSの浅横日記
ハンドル名MikS さん
ブログタイトルMikSの浅横日記
ブログURLhttp://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文海外のニュースの紹介&日常の雑感&仕事上の忘備録
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2010/03/07 16:46

MikS さんのブログ記事

  • ドイツの旅5
  •  今回の旅行の目的はケルン大聖堂でイースターを体験することであったが、いざケルンに到着して、大聖堂を一通り見た後は、肝心のイースターまでは、もう何もすることがなくなってしまった。博物館のような所に行くのも食傷気味である。晴れた土曜日だったが、この天気にふさわしい場所が思いつかないので、食事をしてホテルに帰ることにする。ただ、帰路の途中にあった「ナチス記録センター」に立ち寄ることにした。 戦争に至る [続きを読む]
  • ドイツの旅4
  •  ケルン大聖堂は、周囲とあまりに隔絶した、そして黒光りするような古めかしい姿だったので、おもわず「巨大な墓」という第一印象を抱いてしまった。そしていくら眺めても、何か人を拒絶するようなオーラが常につきまとっているように感じられた。この点についてはまたいずれ書こう。 大聖堂は、一目で全体をつかむのはできないので、ぐるりと回ってみたくなる。しかし、二度三度とめぐっても全体をつかめたという気にはとてもな [続きを読む]
  • ドイツの旅3
  •   フランクフルト滞在三日目は、観光客の誰もが行くような所に行ったが、特にこれと言うこともなく、なにか課題を淡々とこなす修学旅行のような一日になった。そのなかで一つだけ挙げると、シュテーデル美術館で出会ったある作品。ちょうどルーベンス展が開催されていたが、それとは別の常設展示の所に、ベックリンの「海辺の別荘」があったのである。  べックリンは「死の島」で有名だが、その先駆けになったような作品である。 [続きを読む]
  • ドイツの旅2
  •   というわけで、フランクフルト二日目は、荷物の追跡とホテルへの配送が行なわれているかの確認から始まった。確認は朝の10時頃とれたが、荷物がなかなか届かない。わが息子は、日本で飛行機に乗る前の格好で丸二日以上過ごすことになったが、まあ、男の子だからね、苦情も言わず淡々としていた。  下の写真は、ホテルのバルコニーから撮った駅周辺の様子と、早朝にもかかわらず列を作る人々(旅行者か通勤の人か、みんな朝が [続きを読む]
  • ドイツの旅1
  • 3月末から一週間かけてドイツ旅行。主な目的はケルン大聖堂でイースターのミサを見ることだが、余裕を持って数日前にフランクフルトに到着。これをフランクフルト中央駅近くのホテルで書いております。今回の旅、少しお金をけちって中華航空にしたのだが、結果的にはこれが大失敗。安かろう悪かろうの典型であった。そもそも羽田での出発が遅れたのが災いして、北京での乗り換えは気が気ではなかった。どうにか人間は間に合ったの [続きを読む]
  • 閑散としたキャンパス
  •  さすがに3月の後半ともなると、終日、大学は閑散となる。今週末は卒業式だしね。でも、誰もいない方が好き。 新学期が始まる前に、原稿を書き上げなければならないとか仕事があるんだけど、一時的に全部ほうり出して、ちょっとドイツに行ってくる予定。気が向いたら、ここに、旅行の写真をアップしようかなと思っています。 [続きを読む]
  • たまの贅沢 浅草の一新
  •   言うまでもなく、2月14日は世間的にはヴァレンタインであるが、わが家には違った意味をもつ。この日は、贅沢をしてもいい日なのである。考えてみると、最近は、家族そろって店で食事をする機会が減ったなぁ。そんなことを思いながら、浅草の一新に向かう。 店内は清潔そのもの。白木のカウンター、お櫃、ネタ箱、わさびおろしなど、どれも相当使い込んでいるだろうに年季を感じさせず、新調したばかりかと見まがうほど。隅々 [続きを読む]
  • 演習室からの大雪の眺め
  •  ご存知の通り、昨日(1月22日)の昼すぎ頃から吹雪が始まり、誰もが大雪の予感を抱きながら3限・4限の授業を行う。下の写真は、3時前に演習室から撮った吹雪の風景。ゼミでは、外の景色とは無関係に、人を愛せない心理についてのDさんの体験をめぐり語り合う。 5時すぎになるともう雪がたんまり積もっている。まだやるべき仕事があったのだが、家に帰れるかどうかが不安になってきたので帰ることに。無事に帰れたが普段の倍以 [続きを読む]
  • 2018年元日午前4時ごろの浅草寺
  •  2018年の元日、ずっと起きていて、午前4時ごろになって浅草寺にお参りする。  弁天山のほうから境内に入ったが、月が妙にきれいに見えた。明日がスーパームーンだということを思い出す。   ここ数年の浅草寺の(というより、浅草全体と言ったほうがよいか)傾向だが、人が多すぎる。少し前まではこんな混雑してはいなかった。ふざける若者が多すぎ。風情がないのが残念。皆さん、こんな所にわざわざ来るものではないよ。  [続きを読む]
  • ローマの美について   (総まとめの一文)
  •  ( ローマの旅行の雑感をいくつか書いたが、その総まとめのような文章を某所に提出したのを機に、やはりここにもその文章をアップしておこうと思った。以前ここに書きこんだことと重複がいくつもあるが、やはり自分の考えをコンパクトにまとめた形で表現しておくことが必要だと思ったからである。ローマに行って、その体験の核心部分を表現するのにほぼ二か月かかった。ずいぶん時間がかかったが、まだまだ足りないくらいである [続きを読む]
  • 日常の実体そのものとなった詩(ローマ滞在の雑感5)
  •  少し前に「サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の立像」http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2017-09-08のことを紹介した際に、もう少し言いたいことがあったのに、それは、その時、なかなか言葉にならなかった。いまその言葉を見つけたような気がするので、それを言い表してみたいのである。  その時に書いたように、夕方バスでサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の付近を通ったとき、聖堂の天辺を飾る立像のシルエ [続きを読む]
  • ローマの小さな祠(ローマ滞在の雑感4)
  •  ローマの街を歩いていて遭遇した忘れがたいものを紹介しよう。 それは、ローマの街を歩いていてたまたま見つけたのだから、それが何であるかも最初は判らなかった。何となく周囲と不釣り合いな趣きのなか、散文的な建物の散文的な外壁の一角を占める形でひっそりと存在している。それが何であるにせよ、たぶん異国からの訪問者ならば誰もが立ち止まって見入ってしまうものである。  ガラスの向こうに女性像があり、プレートの [続きを読む]
  • スカラ・サンタのイエス像(ローマ滞在の雑感3)
  •  ホテル周辺で書いておきたいことがもう一つある。 実は、早朝の散歩で、最初に私の注意を引いたのは、ラテラノ大聖堂の聖人像ではなく、スカラ・サンタの方だった。大聖堂の向かい側にある小さな教会だが、その綺麗な側壁の画像が注意を惹いたのである。 キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝の母エレナは熱心なキリスト教信者であったが、320年イェルサレムに巡した際に、イエス出生の地やゴルゴダの丘を再発見したとさ [続きを読む]
  • サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の立像(ローマ滞在の雑感2)
  •  泊まったホテルからサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂がごく近かったので、毎朝のように大聖堂の近くに散歩に出かけた。 バルセロナで車を使って数十名の死者を出したテロ事件からまだ日が経っていないせいか、早朝から機関銃を構えたイタリア軍の兵士が目を光らせている。方々に警察の車両も目立った。ここのみならず、コロッセオにもいたし、名所と考えられている所ではどこでもそうであったに違いない。少し緊張感が漂 [続きを読む]
  • ローマ滞在の雑感1
  •  8月末の数日間をローマで過ごした。  短い期間だったので、日本に帰ってみて振り返ると、何か束の間美しい夢を見ていたかのように感じられる。そんな魅惑的な体験をいくつか味わうことができた。 トランジットを含めて、宿に落ち着くまで長い時間を我慢しなければいけない。やはり、ヨーロッパは遠いなぁと改めて感じる。フィウミチーノ空港に着いて、所定の手続きを済ませて、特急に乗り換えてテルミニ駅へ。ここまでは、何 [続きを読む]
  • ローマへ (ティトスの凱旋門 -- 準備編その7) 
  •  3日目の午後にはフォロ・ロマーノに行く予定であるが、私にとっての最大の見所はティトスの凱旋門である。   ティトスの凱旋門 ティトゥスの凱旋門は、現存するローマ市最古の記念門で、ユダヤ戦争の戦勝記念として81年に建立された。高さ15.4m、幅13.5m。ここには歴史がつまっている!! ローマの支配を打破しようとするユダヤ人の一派が、66年6月に宣戦布告して以来激戦が繰り広げられたが、70年8月エルサレム神殿の崩壊、同 [続きを読む]
  • ローマへ (カタコンベの絵画 -- 準備編その6)
  •  そして、ローマ到着二日目はカタコンベをメインに回る予定。カタコンベについてはネット上でも情報が多いとは言えないので、行って良かったという感想が得られるかどうか、あらかじめ予想がつかないという側面がある。かつての地下墓地であるから、けっして気分が晴れるような場所ではない。だから、一か所行けば「もういいよ」となるかもしれない。カタコンベでは写真撮影が禁止されていることも、カタコンベの観光的価値を [続きを読む]
  • ローマへ (サン・クレメンテ聖堂 -- 準備編その4) 
  • サン・クレメンテ聖堂(英語: Basilica of Saint Clement )  この聖堂は教皇クレメンテ1世に捧げられたが、特徴的なのはこの建物が三層構造になっていること。(1)現在の聖堂は1100年の直前に建てられたもの。(2)現在の聖堂に下に4世紀の聖堂があり、それはローマのとある貴族の邸宅を改造したもの。その邸宅は、一世紀に短期間、初期の教会として使われていたようだが、その地下は2世紀にはミトラス教(=秘儀宗教の一種 [続きを読む]
  • ローマへ (サント・ステファノ・ロトンド -- 準備編その3)
  • サント・ステファノ・ロトンド(英語:Santo Stefano Rotondo)  この教会は、教皇シンプリキウス1世(468-483)によって殉教者ステファノスに捧げられた教会だという(もっともステファノスの遺品は何一つないのだという)。それ以前は、外国兵士のための宿舎だったそうだ。円形の教会としては最古のもの(「ロトンド」は「円形」を意味する)。 スタンダールが『ローマ散歩』でこの教会に触れているが、彼がこの教会を訪れ [続きを読む]
  • ローマへ (ラテラノ洗礼堂 -- 準備編その2)
  •   まずは、いわゆる「ラテラノ・コンプレックス」と呼ばれる建物群の中から次のものに注目。  ラテラノ洗礼堂(英語:San Giovanni in Fonte)。 今回、ローマの古い建造物や遺構を紹介するにあたって、主に参考にしたのはマチルダ・ウェッブ著『初期キリスト教時代のローマの教会とカタコンベ(MATILDA WEBB: THE CHURCHES AND CATACOMBS OF EARLY CRISTIAN ROME)』。それによると、 ラテラノ洗礼堂は、4世紀後半にいた [続きを読む]
  • ローマへ (準備編その1)
  •  10数名の学生とともに、ローマに行くことになった。 8月のほぼ最後の一週間をかけて、主にカタコンベ・初期の聖堂からヴァチカンにいたるまでのキリスト教のモニュメントを体感しようという企画である。もっとも、私が興味を抱くのは、キリスト教が公認される以前の遺構に限られる。したがって、カタコンベが最大の焦点になるのだが…ただ、カタコンベ内は撮影禁止であり、なかなかデータという形で残しづらいのが難点ではある [続きを読む]
  • 闘いとしての愛(補足)
  •   以前、「敵を愛せ」についてのキング牧師の講話を少し紹介したが(http://shin-nikki.blog.so-net.ne.jp/2017-03-04)、少し補足した方が良いかなと思ったので、今さらながらではあるが補足をしたい。先に紹介した部分の直前の個所である。そこでは、「愛する(love)」と「好き(like)」の違いが説かれているのだが、この部分が非常にわかりやすいのである。愛は、個人的な好き・嫌いのレベルにある感情ではない。愛は個人的 [続きを読む]
  • 悪魔祓いについて(1)
  •  ある必要から、「悪魔祓い(exorcism)」について調べることにした。  すでに二〜三年前から、暇を見つけては間歇的に、「悪魔祓い」や「憑依」を扱った人類学の書物や論文を十数点ほど読んできたのだが、何しろ専門の領域ではないので思い通りには行っていない。いまのところ一番よく理解できたのは、スリランカの悪魔祓いに詳しいブルース・カフェラーという学者の見解であった。それは、彼の見解の卓越さというよりは、文章 [続きを読む]