角田光代 「八日目の蝉」

文庫化するのを心待ちにしていたら、先日、NHKドラマの1話目を見てしまい、いてもたってもいられず、即購入・一気読みしてしまった角田光代さんの「八日目の蝉」。不…

垣根涼介 「ヒートアイランド」

近年の真夏の都会の暑さといったら！年度末にご丁寧にアスファルトを固め直してくださるおかげで、風が通らないにもかかわらず、湯気があがりそうな舗装道路に排気ガス。…

上原隆 「雨にぬれても」

上原隆「雨にぬれても」（幻冬舎アウトロー文庫）この本に出会ったとき、本屋さんでひっそり咲いているような印象をもちました。どこにでもいそうな老若男女の人生の1コ…

伊坂幸太郎 「陽気なギャングが地球を回す」

私には、読まず嫌いな作家というのが何人かいます。大抵がここ数年で多くの著作を世に送り出し、本屋さんの一番目立つ場所に「読者が選ぶNO1」とか「書店店員が推薦す…

桐野夏生 「I'm sorry, mama」

「邪悪で残酷な女の生を、痛快なまでに描き切った問題作」（集英社文庫裏表紙より）こんな女見たことない！人を殺したり物を盗んだりすることに全く良心の呵責を覚えない…

横山秀夫「真相」

ある日突然愛する息子の命を奪われてしまったら・・・。誰でも「なぜこんなことに」「どうしてうちの子じゃなければならなかったの」「最後に息子が残した言葉は」知りた…

アッキーの僭越ですが・・・書評しちゃいます

アッキーです。暇があれば（暇がなくても）本を読んでます。好きな小説家は、藤沢周平・桐野夏生・角田光代など、生きていることにおいて人間が覚える欲望・虚しさに共感…