arz2bee さん プロフィール

  •  
arz2beeさん: 駅前糸脈
ハンドル名arz2bee さん
ブログタイトル駅前糸脈
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/arz2bee
サイト紹介文地方都市駅前開業二十六年の内科町医者の生活と思い 臨床医と患者の実態 囲碁 将棋 サッカー 政治
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供251回 / 365日(平均4.8回/週) - 参加 2010/04/16 21:45

arz2bee さんのブログ記事

  • 肝心なことは難しい
  •    今の世を見て、小人閑居にして健康志向となると孔子様が言われるかどうか分からないが、テレビを見ているとそんなことを想像してしまう。死んでもいいから健康が大切なんだと揶揄する人までいる。 ためしてガッテンという番組がNHKにある。営利目的のスポンサーは居ないので、偏向はなさそうでも断片的で一部を取り上げるので有意義な所はあるが鵜呑みにされては困ると医師仲間から聞く。 健康に良さそうなことを取り上げ [続きを読む]
  • 問答無用はいかがなものか
  •                冷たい雨が降っている、寒いのだが十二月らしくない。北国は雪なのだろうか。 河野外相の「次の質問どうぞ」には嫌な感じがした。外交には秘密があるとしても、何一つ話せないわけはなく、問答無用は国民を馬鹿にした答え方だ。安倍首相ならこういう答え方はしない。この答え方は不適切だという批評には、外交には秘密があるから当然と過剰に?河野外相の答え方を擁護する書き込みが多い。短絡した [続きを読む]
  • 先人の言葉を味わう
  •                           継続は力なりと言う。誠にその通りで、おそらくどんな仕事にも、否もっと大きくどんな人生にも真実だろうと感じている。好奇心が強く多趣味なので、あれこれ手を出して何でもほぼ初段くらいまでで次に手を出して生きてきたが、診療だけはもうすぐ三十年、倦まず弛まずやってきた。これは仕事だから何段とかいう目安はないし人と比べるものでもないから何とも言えないが、続け [続きを読む]
  • 変わる繁華街事情
  •     もう師走も十日になるが、今朝は風がなかったせいか予報に反しさほど寒くなかった。夜は冷え込み、街中はイルミネーションが輝き、賑わって師走の雰囲気が出ているようだ。 街も生きており、少しずつ繁華街の勢力図が変わってきている。三十年前の所謂繁華街がちょっと寂れ、純粋にアルコールや食事を楽しもうという店は五十メートルばかり周辺に移動し、中に何だか怪しげな店が残った。まあ、全体としては夜半の人出は減 [続きを読む]
  • 世界の流れに
  •      師走はなんとなく気ぜわしいのだが、締めくくりとして一年を振り返って考えてみる良い機会でもある。フランスでは燃料税増税をきっかけに大規模なデモが起き、ドイツでは移民政策への反発からメルケル首相が退き、米中対立に火花が飛び、日本では国会が機能せず入管法が碌な議論もなく国会で成立してしまった。これだけ大きな問題を一纏めに議論理解するのは非常に難しいが、通底するものはある。まず現象としては社会の [続きを読む]
  • 峠からの眺め
  •        Fさんは91歳、独り暮らしのお婆さん。院内は杖歩行だが一人で歩ける。診察室に入る時、少しよろけた。「この頃よろけてよろ子さんになってしまったわ」とにっこりされた。品の良いお婆さんというより老婦人という方で、お頭の方はまだまだしっかりしている。漸く介護を申請される気になり、ホーム入所も考え始めておられるようだ。 Nさんは89歳、一年前までは一人で来れたのだがこの頃はアラカンといっても女 [続きを読む]
  • 最後の砦?
  •       介護療養型病院というものがある。ホームページを見ると医療介護の統合と言った理想的な事が書いてあるが、実態はどうもちょっと違うようだ。慢性的に人手不足で、医師の労働環境は厳しいものらしい。二百床の病院で常勤医が五名以下となれば推して知るべしで、月に六七回当直であんまり家に帰れませんと聞くと「先生、大丈夫ですか」と声を掛けたくなる。病院の性質に加え経営があるからできるだけ介護度の重い患者を [続きを読む]
  • 七十後半はまだ若い
  •                    今朝は寒かったがそれは昨日に比べてのことで十二月始めの平均気温らしい。 何百枚もの死亡診断書を書いてきた。内科医の大きな仕事の一つだと思っている。亡くなる時も人さまざまと言えるだけの症例を見てきた。開業してからは高齢者が殆どで、この十年ほどは九十代も多い。枯れて火が消えるように亡くなり、家族の方も静かに見守られる。月曜の夜、H氏が亡くなった。忘年会の合間で家に [続きを読む]
  • 立ち止まってちょっと考えたい
  •       昨日は暖かいを通り越して暑いくらいだった。クーラーを入れたという患者さんまで居た。12月にクーラーは夜明けにバナナ並みにおかしい。世の中なんだかしっちゃかめっちゃかで、真面目に取り組むのを放棄したくなる。 インフルエンザワクチンだけ私の所に打ちに来る患者さんが数十名居られる。他の医院に掛かられているのは現在服用中の薬を確認するので分かる。どこですかとは聞かないが、なんでそこで打たないの [続きを読む]
  • 何だねー、何だとー
  •               三浦雄一郎さんが86歳でアコンカグア登頂を目指すとのこと、アコンカグアと言えば南米最高峰、生半可のことでは登れない強風渦巻くアンデスの高峰だ。何で又という気がしないでもない。何か難しい目立つ目標を立てて、傍迷惑は顧みずやらずにはいられないらしい。申し訳ないが一種の病気ではないだろうかという考えが一瞬頭を掠める。そういえば太平洋一人ぼっちの堀江さんも二番煎じ三番煎じの大洋 [続きを読む]
  • 惜別の言葉
  •                 「先生、随分大きくなったなあ」、ここにお掛けと寝たきり爺さんがベットの脇の隙間をポンポンと叩く。確かに九十過ぎのあなたから見ればうんと若いけれども、もう孫も居る前期高齢者ですから、そんな小さな場所には座れません。ええっ、寝ろですって、冗談もほどほどにしてください。昨晩はここは何処だと騒いでお嬢さんを困られたそうじゃあないですか。ベットの柵を揺すって大声を出すなんて、 [続きを読む]
  • 知らない世界
  •              先日、絵の仲間に連れられて珍しくバーへ行った。アルコールは月に一二度少量飲むだけで、居酒屋とかバーには滅多には行かない。当然なじみのバーや居酒屋はない。入り組んだビルの隙間を抜けて辿り着いた一枚のドアの向こうにはほの暗い別世界があった。7,8メートルはありそうなカウンターの向こうに蝶ネクタイのバーテンダーが佇ずみ、背後には百本はあろうかというウイスキーバーボン・・の酒瓶が勢 [続きを読む]
  • 妻のトリセツに何と書いてあるのだろう
  •          このところ晴天が続いている。さほど寒くない。今日から師走、いつもながら一年は短い。正確にはますます短くなる。父も母も短命ではなかったが長命でもなかった。それでも老いというものは見せておいてくれた。 毎日高血圧コレステロール前立腺と4種類の薬を飲んでいる。これは錠剤だからうまく飲める。昨日からなんとなく風邪っぽいので、今朝は追加で葛根湯を飲んだのだが、これは顆粒で四分の一くらいこぼ [続きを読む]
  • VIP?
  •      医院は全ての人に開かれており、誰でも受診される。医院の場所によって多寡はあるだろうが取り扱い注意の人も来院される。 マスクをしたお爺さんが受付のカウンターに立った。朝の混んでいる時間帯なので受付嬢はちらっと見て「診察券は?」と聞くと「ない」。「えーと保険証は?」。「ない」。「そうすると自費になりますが、宜しいですか?」。「ほれっ」と急に診察券と保険証が出てくる。何それっと思いながら「今 [続きを読む]
  • うなづきスリーハンドレッド
  •                     外国人受け入れ枠拡大を目指す入管法改正法案が参議院の審議に回った。手詰まり野党と批判する野党贔屓に見えて実は与党寄りの評論が多いがちょっと違うように思う。数が物を言う国会では、少数野党の力には限界がある。本当に野党贔屓ならどうすれば議席数を増やせるかというアドバイスをすべきだろう。本当に国政を憂うのなら、うなづきスリーハンドレッドの覚醒を促すべきだと思う。  [続きを読む]
  • トランプは番狂わせではなかった?
  •             今朝はさほど寒くなかった。毎朝すれ違っていた四人連れの散歩の婆さん達も十五年の内に一人減り二人減りで遂に一人になり、最後の婆さんも数週間前から見かけなくなった。代わりという訳ではないだろうが半年ほど前から走る爺さん婆さんとすれ違うようになった。爺さんは八十過ぎに見える。歩く私よりほんの少し速いスピードなのだが、君原みたいに首を振り振り苦しそうに走ってゆく。婆さんは七十代半ば [続きを読む]
  • 近くて遠い国、片手落ちでは
  •       米中の対立が世界的な政治問題となっている。トランプ大統領は手の内を明かさないというか、即興的で長期ビジョンに欠けるというか、何を言い出すか分からないので何かと注目されている。勿論、アメリカファーストそしてミーファーストで立ち回る原則があるのだが、どういう手を打つかは専門家にも予測が難しいようだ。 一方の習近平氏の情報というか話題は乏しい。情報そのものが少ないのか唯面白みに欠けるのか、人 [続きを読む]
  • 災難、夏は医者冬は患者
  •                      急に寒くなってきた。数日で12月なのだから当然のわけだが、今年は気温の上がり下がりが激しいので、突然の冬到来と感じる。私は寒いのも暑いのも二ヶ月ぐらいは平気なのだが、それを超えるとだんだんうんざりし始め二月末八月末の暑さ寒さには勘弁して欲しいとなる。どうも粘りが足りない。 寒い時期は患者が災難、暑い時期は医者が災難を被ることになる。災難というのは大げさだが [続きを読む]
  • 万博VSオリンピック、東京VS大阪
  •          2025年の万博が大阪に決定した。55年ぶりとのこと、1970年の万博には行ったことがあるしよく覚えている。申し訳ないが間の愛知万博の記憶は薄い。 万博のインパクトはオリンピックと比べてどうなんだろう。日本ではオリンピックに軍配が挙がりそうだが、それはマスコミの報道と応援効果で、経済効果にはさほど差がないかもしれない。バクーで開かれたら、異国情緒あふれ恵まれない所への経済効果が [続きを読む]
  • 巡り会う本
  •              全く偶然だと思うが同時に名前だけ知っていて読むことのなかった石牟礼道子さんと名前も知らなかったが出版社の小冊子で眼に止まった末盛千枝子さんの本「食べごしらえおままごと」と「小さな幸せをひとつひとつ数える」を手にした。 拾い読みの感想だが、おそらくもっと読んでもこの印象は変わらないだろう。父母と暮らした日々が細やかにそして色濃く背景に漂っている。それがお二人の人と仕事に深く [続きを読む]
  • 何時までも青い
  •            二か月に一度ほど友人や友人夫妻と夕食会を楽しむ。私も家内を連れてゆく。皆医療関係でそうした話も時にはするが食べ物、スポーツ、旅行の話題が多い。男共はどうも政治がらみの話も好きで、きな臭い話も出る。私は年嵩の方なのだが、その割に理想論というか青臭いと取られる意見を言ってしまうことが多い。 それが現実なのかもしれないが、陰謀論や影での悪辣な手法が世の中を動かしているという意見が [続きを読む]
  • 波及するゴーン
  •                ゴーン氏脱税容疑逮捕、なぜ今なのだろう。納税の季節が近いからか?。たまたま今容疑が固まったとうことか?話題騒然で霞むニュースが出てくる。 素人目に謎なのは、大企業で社長の脱税が可能だろうかということだ。確かに今までも時々大金を誤魔化す犯罪が上場企業でもないわけではなかったようだが、反省から随分機構が改善されたはずだ。複数の目が機能しないのはどういうことか。同罪とまでは [続きを読む]
  • ゴーン ゴーン
  •                 日産の代表取締役会長ゴーン氏が報酬過少申告の疑いで逮捕された。経済界に疎い私はえっまだ現役の会長だったのかと驚いた。もうとっくに、名誉院長のようなお飾りの看板会長かと思っていた。疑いと言っても内部告発だし、起訴されれば99.9%有罪の日本だからアウトになるだろう。 外人力に頼って改革したのに外人感覚に振り回されたというような論評が出そうだが、唯スキャンダルのように騒いで [続きを読む]
  • 体重を巡る攻防
  •            寒いといってもさほど寒くなく、晩秋初冬の感じがしない。何だか寒くないと心が引き締らない。 肥満の方を痩せさせるのは生活習慣病を診る内科医の重要な仕事なのだが、これが難しい。減らすのは現体重の5%で取り敢えずの合格点を差し上げられるのだが、その3-4kgが難しい。高血圧の方はさほどでもないのだが、2型糖尿病や脂質異常症の人では非常に難しい。美食家というか食に関しては自分に甘く、運 [続きを読む]
  • 言葉で蓋をする技能
  •                 総合病院を辞めて個人医院を開業するまでは世の中の実態について殆ど何も知らなかった気がする。開業して徐々に世の中の仕組みや実態が少しはわかるようになってきた。 医学の世界では希有なことだが、言葉が誤魔化すために使われているのに驚く。技能実習制度という美名の元に外国から夢を持って入国した若い人が、名ばかりの実習で実は搾取されている実態。 ここにきて技能実習生だけでは補え [続きを読む]