わらべ さん プロフィール

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わらべさん: 備前焼・備前細工物 花房壮一
ハンドル名わらべ さん
ブログタイトル備前焼・備前細工物 花房壮一
ブログURLhttp://bizenyaki-hanafusa.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文備前焼作家、花房壮一作の備前焼、手ひねりによる備前細工物などを紹介しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2010/04/26 23:11

わらべ さんのブログ記事

  • 菰を纏った牡丹
  • 山々を広く彩る紅葉が、日毎に鮮やかさを増して目を楽しませてくれています。今回はこちらの作品をご紹介します。香炉 「牡丹に菰」 (花房壮一作・手びねり)「富貴でも時節の菰は着る牡丹」という諺があるといいます。「富貴花」との別名を持つ牡丹でも冬は貧しく見える菰を巻いてじっと寒さに耐えて春を待つ姿から、困難な時期を辛抱し、枯れず腐らず精進すれば美しく花開く時が来る、という意味合いなのだとか。こちらの作品は、菰が [続きを読む]
  • 釣瓶の中から3蛙
  • 朝、うっすら降りた霜が朝日を受けてキラキラと輝いていたのが幻かと思うほど、日中は暖かな陽射しが降り注いでいます。今回はこちらの作品をご紹介します。釣瓶に三蛙 香炉(花房壮一作・手びねり)釣瓶の縁に掴まった三匹の蛙たち。外の世界に興味津々といった印象です。「釣瓶に蛙」のモチーフは古くから根付のデザインなどに多く用いられてきたといいます。こちらの作品は、「井の中の蛙が釣瓶というチャンスに乗って広い世界 [続きを読む]
  • 丸八の印半纏を羽織って
  • 雨の多かった10月も、最後は気持ちの良い秋晴れとなりました。今回はこちらの作品をご紹介します。狸 (花房壮一作・手びねり)下駄履きに、大きな印半纏を羽織った狸。古来より愛嬌ある姿で描かれ、縁起物としても愛されてきた狸。様々な地域に伝説が残り、木の葉をお金にして買物をするなど人を化かして悪戯をする半面、困った人にお金を貸したり、酔って山中に迷い込んだ人を案内するなど、人々の生活の近くに存在し、命を落とし [続きを読む]
  • 貝に蛸
  • 長い長い雨の後、稲刈りの終わった田の中を多くの雀達が飛び回っています。今回はこちらの作品をご紹介します。伏せ香炉 「貝に蛸」 (花房壮一作・手びねり)貝を捉えて離すまいと足を伸ばす蛸。こちらの貝は扇型が美しく、江戸時代の俗説から順風満帆をイメージさせる「帆立」の名が付いたとされる帆立貝に、「多幸」とも言われ、足の数が末広がりを意味する八で縁起が良いとされる蛸を組み合わせています。そんな風に言われているとは [続きを読む]
  • 遥かなる滝を目指して
  • 数日前まで秋の訪れを感じていたのが嘘の様な、夏を思わせる暑さと陽射しに実りの時を迎えた稲が黄金色に輝いています。今回はこちらの作品をご紹介します。鯉 (花房壮一作・手びねり)目を見開き、全身で流れを捉える鯉。生命力の強さなどから長寿、吉祥の象徴とされたり、仙人の乗り物とされるなど特別な魚として扱われてきたといいます。鑑賞様としても愛されてきた優雅な姿からは想像もできない、荒い滝の流れを遡って龍になっ [続きを読む]
  • 大成の道を行く
  • 長らくご無沙汰をしているうちに季節は秋へと移り、作品も少しずつではありますが、ご紹介出来る準備が整って参りました。今回はこちらの作品をご紹介します。大成の道 (花房壮一作・手びねり)こちらの作品は、背中の重い薪の事も忘れて書物に夢中の二宮尊徳が本の中の一説に深く思いを馳せて道端の切株にふと腰をかけたイメージを表現しています。災害によって貧しい暮らしを強いられた尊徳。その逆境にも負けず努力を重ね、自分 [続きを読む]
  • 鯉に金太郎
  • 一層鮮やかさを増す山々の緑を、爽やかな風が優しく揺らして通り過ぎていきます。今回はこちらの作品をご紹介します。鯉金 (花房壮一作・手びねり)巨大な鯉にしっかりと跨がり、じっと前を睨む金太郎。「鯉に金太郎」には諸説あるようですが、幼少より正義感も力も人並み外れて強く、後に坂田公時と名前を改め、源頼光の四天王となり立身出世を果たした金太郎と、滝に挑んで昇りきると龍になるとされた鯉を掛け合わせた縁起物として [続きを読む]
  • 伊勢海老に巻貝
  • 新緑の木々を大きく揺さぶって、今日はとても強い風が吹いています。今回はこちらの作品をご紹介します。伊勢海老に巻貝 花入れ (花房壮一作・手びねり)石目を施した楕円を描く花入れに、表に伊勢海老、裏に巻貝を施しています。邪気を払う赤、堅牢な鎧を思わせる殻、長寿を連想させる曲がった尾など、末永く続く幸せを連想させることからお祝いの席にも用いられる伊勢海老。そして、願い事が叶う、運を巻き取るとの言われがある [続きを読む]
  • 遠い日に思いを馳せて
  • 春の嵐が散らした花の後、やや寂しくなった枝についこの間まで姿が見えなかった緑の葉がみるみる生い茂るスピード感に圧倒されます。今回はこちらの作品をご紹介します。瓦型花入れ (花房壮一作・手びねり)嵐を乗りきった小さな椿を瓦を象った花入れに挿してみました。この瓦の文様は、日本で一番最初に瓦製造された際の瓦文様だとか。飛鳥の法隆寺で使用されたといいます。長い年月を越えてきた様子を所々に施した石目で表現しな [続きを読む]
  • 古木に椿と木瓜
  • 今日はあいにくのお天気ですが、薄墨色の空の下、霧雨に濡れた満開の桜もまた風情があって良いものです。今回はこちらの作品をご紹介します。古木花入れ (花房壮一作・手びねり)庭の陰にひっそりと、椿と木瓜が咲いていたので、焼成した古木の花入れに活けてみました。長い年月をかけて自然が作り上げて来たものには人の想像を超える神秘的で魅力的なものが数多くありますが、古木もその一つではないかと思います。遥かな時間を生 [続きを読む]
  • 宝珠を捉えた昇り龍と降り龍
  • 桜の花も咲きはじめ、ようやく訪れた春の美しさに目を奪われます。今回はこちらの作品をご紹介します。宝珠に龍一対(花房壮一作・手びねり)湧き出るかのような波に乗る如意宝珠。それを取り巻き躍動する昇り龍と降り龍。昇り龍と降り龍については諸説ありますが、こちらの作品の昇り龍は悟りを求めて修行を重ね天界へ昇ることを、降り龍はその得た悟りを説くため天界より降臨することをイメージとしています。人事を尽くした末、 [続きを読む]
  • 石目に勝虫
  • 突然の雨に空気が少々ひんやりとする中、開花間近の桜の蕾を見つけました。満開の春は、もうすぐですね。今回はこちらの作品をご紹介します。石目文様花入れ「勝虫」(花房壮一作・手びねり)トンボは後に退かず、前へ前へと飛ぶ様子から勇ましく勝利を招くとして「勝虫」とも呼ばれ、兜の前立てなどに用いられてきたという一説をテーマとしています。石目を施す事で模様を浮き上がらせ、口に行くほど広がるフォルムは大きく開けてい [続きを読む]
  • 焼成した童
  • 昨夜から降り続く雨が渇いた庭を潤して、新芽を出しはじめた木々が生き生きとして見えます。今回はこちらの作品をご紹介します。童 (花房壮一作・手びねり)笑顔が何とも愛らしい童。手を合わせ、何を祈っているのでしょう。一説によると、古くから子供の純粋で無心な様子は仏教の信仰の対象とされ、数多くの像が造られてきたと言います。焼成したことで表情に奥行きが生まれ、豊かで愛らしい印象がより一層強くなった気がします。 [続きを読む]
  • 焼成した兜「菊」
  • 少しずつ寒さも緩み、小さな花を付けた梅がまだ色の少ない景色に彩りを添えています。今は梅が見頃を迎える季節ではありますが、今回はこちらの作品をご紹介します。兜「菊」 (花房壮一作・手びねり)古来、中国では菊は不老長寿の妙薬とされ、最大の陽数が重なる事から縁起が良いとされる重陽に菊の花を浸した菊酒を飲む習慣があったといいます。この故事は平安時代に日本に伝わったとされ、重陽の節句には菊酒や菊尽くしの料理を頂 [続きを読む]
  • 焼成した親子亀
  • 春を知らせる、芽吹いたばかりの可愛い新芽が折れそうな程、今日はとても強い風が吹き荒れています。今回はこちらの作品をご紹介します。親子亀 (花房壮一作・手びねり)古くから長寿吉兆を表すものとして愛されてきた亀。特徴的な甲羅はその身を守る甲冑のような勇ましさがありながら、亀甲文様として着物や帯などに美しくあしらわれ、人々の幸せを願う気持ちを表してきました。こちらの作品は、動きだそうとする親亀の背に小亀が [続きを読む]
  • 焼成した「福印」半纏の招き猫
  • 朝晩の厳しい冷え込みを忘れる程のポカポカ陽気の明るい庭を、今日は鳥達が忙しそうに行き交っています。今回はこちらの作品をご紹介します。福招き (花房壮一作・手びねり)半纏を羽織って右手を上げた招き猫。半纏の背中には「福」の文字、その脇には太陽の力を宿すとされる唐獅子の体にある聖獣のシンボル、「毛卍文」が入っています。また、前掛けに施された今まさにお酒を注ごうと傾けられた徳利とぐい呑みは、お酒を酌み交わす人 [続きを読む]
  • 焼成した巻貝に蟹
  • 今日は冷たい風が強く吹き付けていますが、一歩一歩春に近づいていることを、庭の木々や植物が知らせてくれています。今回はこちらの作品をご紹介します。伏せ香炉 「巻貝に蟹」 (花房壮一作・手びねり)一部では願いを叶える、運を巻き取る縁起物とされるという巻貝。その巻貝の上に小さな蟹が乗っています。貝も蟹もとても身近な生物ですが、潮干狩りなどのイメージからでしょうか、どちらも明るい陽射しが降り注ぎ、緩やかに時間 [続きを読む]
  • 焼け成した三日月型花入
  • 今朝はふわりふわりと雪が舞い降り、日中はそれが夢だったかのようなポカポカ陽気。目まぐるしく変化する気候に驚かされます。今回はこちらの作品をご紹介します。三日月型花入 (花房壮一作・手びねり)三日月をイメージした形に石目を施したこちらの花入れ。鎌や弓、剣などに見立てられる事もあるという三日月は、これから成長して満ちていく事を示す形として、縁起が良いとされているとか。焼成したことで、角度によって変化する [続きを読む]
  • 焼成したおかめとひょっとこ
  • 暦の上では春とはいえ、寒さが戻った今日は時折ちらほらと雪花が舞っています。今回はこちらの作品をご紹介します。おかめひょっとこ (花房壮一作・手びねり)ひょっとこのお面がさらにおかめのお面を被ったこちらの作品。おかめは家庭円満、ひょっとこは家計を守る神様ともされ、対になると夫婦円満、子宝祈願に結び付くともいわれています。また、おかめはお多福とも呼ばれ酉の市の熊手の飾りなどにも使われるほか、ひょっとこは [続きを読む]
  • 焼成した蟹と柿
  • 寒暖の差が激しい日々ですが、日中の暖かな陽射しに春を感じたのか、庭のツルバラが芽を吹きはじめました。今回はこちらの作品をご紹介します。花入れ 「蟹と柿」 (花房壮一作・手びねり)手桶の様な形に石目を施し、表に蟹、裏に柿の模様を配しました。蟹と柿というと、ふと頭に浮かぶのは日本の民話の一つ、さるかに合戦。猿に意地悪をされて、おにぎりを柿の種と交換させられてしまう蟹ですが、その種を大切に育て、柿は沢山の実 [続きを読む]
  • 焼成した古木に蝉
  • 厳しい寒さが続く中、庭の桜には固く小さいながらも蕾が見られる様になりました。今回はこちらの作品をご紹介します。伏せ香炉「古木に蝉」 (花房壮一作・手びねり)命の儚さを思わせる蝉ですが、中国では再生と復活を象徴する縁起物とされてきたといいます。幼虫の期間は土の中で過ごし、時が来ればその殻を破って姿を変え、美しい羽で飛び立つ、その華々しさが生命の力強さを連想させるのかもしれません。こちらの伏せ香炉は、蝉が [続きを読む]
  • 展示のご案内
  • お正月飾りも取れていつもの日々が戻った途端、一気に訪れた冬の厳しい寒さが、窓に小さな氷柱を作っています。今回は特別展示のご案内です。備前焼伝統産業会館にて、1月12日〜2月11日の日程で備前焼陶友会会員によります特別展示販売を行っております。今回、花房壮一は「福禄寿」「猿」 「古木に蝉」を出品致しております。お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄り頂き、ご高覧賜りたくご案内申し上げます。皆様のお越しを心よりお待ち [続きを読む]
  • 焼成した手乗り獅子
  • 朝晩の冷え込みが強まる中、朝はうっすらと地面を被う霜が、お日様を受けてキラキラと冬の景色を美しく見せてくれるようになりました。今回はこちらの作品をご紹介します。手乗り獅子 (花房壮一作・手びねり)霊獣といわれる獅子は文殊菩薩が乗る動物ともされ、古くは太陽や王の力の象徴であったといいます。立派な巻き毛を蓄え、頭を低くして魔を睨んで威嚇するかのようなこちらの獅子、実は手に乗る程の大きさ。力強くも微笑まし [続きを読む]
  • 焼成した蓋付石目文様花入れ
  • 謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様健やかで幸多い年になりますよう心よりお祈り致します。本年もどうぞよろしくお願い致します。2017年の最初は、こちらの作品をご紹介します。蓋付石目文様花入れ (花房壮一作・手びねり)口と裾の広がりが特徴的なこちらの花入れ。先人が遺した「胡銅」の花入れをモデルとしたデザインを取り入れています。「胡銅」をテーマとした作品は以前にも制作した事がありますが、こちらの作品には蓋を設 [続きを読む]
  • 焼成した魔を睨む鬼と雀
  • 何かと気忙しい師走、気がつけば今年も残すところあとわずかとなりました。2016年最後は、こちらの作品をご紹介します。鬼瓦 (花房壮一作・手びねり)屋根の上から睨みを効かせる鬼瓦。繋ぎ目のできる屋根の端を塞いで雨水が入るのを防ぐという役割には、その隙間から災いや悪いことが家に入って来ない様に祈る、魔除けの意味も込められているといいます。こちらの作品は、通常筒状の物が乗るところを雀で表現しています。雀は難を [続きを読む]