内田清隆 さん プロフィール

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内田清隆さん: 中小企業の顧問弁護士・金沢市の弁護士内田のブログ
ハンドル名内田清隆 さん
ブログタイトル中小企業の顧問弁護士・金沢市の弁護士内田のブログ
ブログURLhttp://uchida-houritsu.sblo.jp/
サイト紹介文北陸三県の中小企業法務(労働問題,債権回収,IT法)を扱う中で感じたことをメモしていきます,
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供11回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2010/05/08 16:15

内田清隆 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • No.1
  • 随分前であるが,公正取引委員会は,「No.1表示に関する実態調査報告書」http://www.yakujihou.com/content/pdf/2-D2.pdfというものを出したことがある。「顧客満足No.1」「No.1法律事務所」「地域No.1」・・・我々が目にする広告には「No.1」という表示がよく使われている。これが不当な有利性・優位性の表示として消費者を誤信させ,景表法上の問題を発生させていないかについて調査したものである。結論と [続きを読む]
  • 「記録化」社会による裁判所の崩壊 
  • 信号を無視したのはAかBか、、、それが分からないことで裁判が長期化する例は多かった。 軽微な物損事故において、信号が何色であったか分からないために何年も裁判をしていると、不誠実ながら不毛感を感じることもあった。 しかし,社会は変わりつつある。 交差点付近の防犯カメラなどから、事故時の信号の色が分かることが増えた。 最近ではドライブレコーダーの映像から、事故時の信号の色が分かることも多い。 技術の進 [続きを読む]
  • 著作権侵害判断の避けられないあいまいさ
  • ファンの方には,怒られそうだが,レゲエに精通していない自分に取って,レゲエの歌は,全部同じに聞こえる。ズッチャカズッチャカ,チャカポコチャカポコ・・ あるとき,テレビCMで利用している楽曲が,某有名アーティストの楽曲とよく似ているので,著作権(翻案権)を侵害していないか心配であるという相談を受けた。 実際に聞いてみたところ,非常によく似ている。これは著作権侵害にあたると直感 [続きを読む]
  • 海外取引における管轄の決め方
  • 海外企業との契約において、管轄をどこにするのかでもめることは多い。日本企業は日本に、海外企業は自国に、管轄を設定しようとして争いになりがちだ。しかし、本当に日本に管轄をもってくることが有利なのかはよく考える必要がある。日本と中国会社の取引を例にとって考えてみよう。日本に管轄を決めた場合には日本で裁判をすることになる。そこで勝訴判決を得たとしよう。その場合でも中国会社の資産が日本にない場合には、日本 [続きを読む]
  • 崩壊する「弁護士」ブランド
  • 1991年には約1万4000人だった弁護士数が2016年には約3万7000人へと急増した。一方で法科大学院の入学者数は2004年度の約7万2000人から2016年度には約8000人まで急減し、定員割れとなる大学院が散見されるようになった。ライセンス生産で売上を拡大する一方で、ブランド価値の減少に苦しむ高級ブランドを見ているようだ。バーバリーは三陽商会とのライセンス契約を打ち切り、金沢市の老舗百貨店 [続きを読む]
  • 法律は年利6%
  • 明治時代から大きく改正されることがなかった商法が平成7年にようやく改正された。同改正により、手代や番頭といった用語は支配人に変えられた。また,商法はカタカナ交じりの文語文が残っている数少ない法律だ。商人カ其営業ノ範囲内ニ於テ寄託ヲ受ケタルトキハ報酬ヲ受ケサルトキト雖モ善良ナル管理者ノ注意ヲ為スコトヲ要スといった,濁点のないカタカナ交じり文が今も現役だ。しかしその点も,近く改められる予定と聞いている [続きを読む]
  • 眞子さまのお相手はパラリーガル
  • 秋篠宮眞子さまのご婚約相手の職業が、パラリーガルであるとの報道がなされた。ワイドショーでリポーターが、「パラリーガルって何ですか?」と質問していた。説明しよう。パラリーガルとは、法律事務所において、法律文書の作成補助、法律・規則の調査、裁判所提出書類の調製など弁護士を補助する様々な準法律行為をおこなう法律事務所にかかすことのできない、特別な知識と技術を備えた存在なのだ。学ぶことは多く、やりがいもあ [続きを読む]
  • 人間の勘と経験をコンピュータが超えた日
  • 将棋電王戦、第1局4月1日。ついに、初めて将棋の名人がコンピュータに破れた。しかも、王手もかけられず、71手という短手数での敗北。勝負にならなかったというべき大敗である。残念ながら大きなニュースにもならなかった。二年前に羽生名人対最強コンピュータ!と煽れば盛り上げられたであろう。しかし、既にコンピュータが人間より強いのは明白。そのことの確認作業に過ぎなかったのかもしれない。驚くべきはコンピュータが [続きを読む]
  • ピコ太郎は歌えなくなるのか〜PPAPの商標問題
  • ピコ太郎で有名な「PPAP」を,無関係の会社が商標出願していたとしてニュースになっている。http://www.asahi.com/articles/ASK1V3GMCK1VUCLV003.html特許情報プラットフォームで,調べてみると,確かにエイベックスが商標出願する直前などに,商標出願がされているようだ。 果たして,ピコ太郎は,PPAPを歌えなくなるのであろうか?「需要者の間に広く認識されている商標」は,商標登録ができない(商標法4条1項10号 [続きを読む]
  • 税務調査対応サービスの開始
  • http://ksd01.com/zeimu/当事務所と税理士事務所で協力し税務調査対応サービスを開始しました。課税庁が不当に多額の納税を求めてきても,納税者の法的知識が乏しいため対応できないということもなくはありません。そんな場合には,法的知識と訴訟となった場合の見込みを考慮した,ギリギリの交渉が必要となります。ひとりで悩まず,ぜひご相談下さい。↓↓弁護士ブログの人気ランキングです。↓↓ 金沢市の人気ブログランキング↑ [続きを読む]
  • パロディ商標の限界〜KUMAとPUMA
  • 有名なPUMAの商標KUMA事件(知財高裁平成25年4月25日判決)では,下記商標は,PUMAの商標と外観上酷似しており,混同を生ずる恐れがあり,無効であるとされた。一方で, SHI-SA事件(知財高裁平成22年7月12日判決)では,下記商標は,PUMAの商標と外観上必ずしも類似するとはいえず,混同を生ずる恐れがあるとはいえないとして,有効であるとされた。KUMAとPUMAは「K」と「P」しか違わないが,「SHI−SA」と「PUMA」はス [続きを読む]
  • 事業引継ぎ 〜90歳から?40歳から?〜
  • 最近,事業引継ぎに関する案件が増えている。親族に引継ぐ場合,従業員に引継ぐ場合,第三者に引き継ぐ相手は様々である。株式譲渡,事業譲渡,合併・会社分割等の組織再編など方法も様々である。引継ぎといっても,相続の問題,債務の整理,税金の処理など,様々な問題が絡む。このように,なかなか複雑であるため,「準備は早いに越したことはない。」とよくいわれる。以前,一代で相当の会社をつくられた90歳の経営者から事業 [続きを読む]
  • 著作権切れの絵画の写真
  • 著作権が切れている絵画の写真を,誰の許可も得ないでホームページで公開することに問題はないのであろうか。何度か訴訟でも争われているが,結論からいえば,原則問題がないということになる。所有権侵害まず,絵画の所有者に無断で絵画の写真を公開することが,絵画の所有者の所有権の侵害にならないかが問題となる。この点が争われた有名な裁判が,いわゆる顔真卿事件である。唐時代の書家である顔真卿の書の写真を,書の所有者 [続きを読む]
  • 英文契約書の分かりづらさ〜その2 謎の繰り返し
  •  以前,英文契約書にはラテン語由来の非日常的な単語が多数使われるという話をしたが,英文契約書の理解を妨げるもう1つの原因は,同じ意味の言葉の並列という謎の現象である。each and every      =every それぞれのact and deed       =act 行為final and conclusive   =final 最終的なnew and novel      =new 新しいなど,1つでよい単語をなぜか2つ並列させることで,文章を長くし分かりづら [続きを読む]
  • 田村善之先生のご講演
  • 知財業界では知らない人のいない北海道大学教授の田村善之先生を,知財ネット北陸支部でお招きし,昨日は,そのご講演をうかがった。著作権法には,保守・修理等のための一時的複製(法47条の4)など,妙に細かい規定がある。これらの規定がどのような力関係に創出されるのかを具体的にお話しいただいた。一方に,著作権法改正に大きな利害関係をもつ巨大組織がある。他方に,小さな利害関係しかもたない,しかし極めて多数の一般 [続きを読む]
  • バベルの図書館とインターネット
  • 1941年にラテンアメリカの奇想作家ボルヘスが発表した「バベルの図書館」という奇妙な小説がある。バベルの図書館には,今までに書かれたすべての本とそれらの本の落丁・乱丁・誤訳版,それらの本の解説書や解説書の偽書にいたるまで,ありとあらゆるすべての本が納められている。そればかりか,これから書かれるすべての本も納めれており,その図書館にない本が出版されることすらない。インターネットの世界では,一度公開さ [続きを読む]
  • 英文契約書の分かりづらさ〜謎のラテン語
  • 英語ができても,英文の契約書を理解することは大変である。その原因の一つは,英文の契約書ではラテン語由来の借用語が使われるためである。 ●bona fide   =善意の  例 bona fide third party=善意の第三者   ●pro rata   =按分計算で  例 on a monthly pro-rata basis=月割りで ●lex fori    =法廷地法 ●inter alia   =とりわけ,なかんずく ●force majeure =不可抗力などなど,おそらく [続きを読む]
  • 覚せい剤密売人の教える「商売のコツ」
  •  以前覚せい剤の密売人から,「商売のコツ」を聞く機会がありました。 その密売人のいう「商売のコツ」とは誠実性  適正な利益を受ける。1万円で仕入れたものを2万円で売ったり,量をごまかしたり,混ぜ物をしたりしては信用を失い,最終的には顧客が離れる心遣い 注射器をもっていないようであれば注射器をプレゼントし,急に必要と言われれば家まで届けるといった細やかな心遣いが重要であるスピード  欲しいと言われれ [続きを読む]
  • 石川県事業引継ぎ支援センター主催のM&Aセミナー
  • この度、当事務所の渡辺数磨弁護士が、平成27年12月3日(木)開催予定の「経営支援セミナー」の講師を務めます。 主題 : 経営支援セミナー(テーマ:事業承継) 日時 : 2015年12月3日(木) 13:30 〜 16:50 場所 : 石川県地場産業振興センター新館2階 第10研修室 (石川県金沢市鞍月2-20) http://www.isico.or.jp/dgnet/eventseminar/38098 中小企業の経営者は高齢化の傾向にあり、将来の存続に課題や悩みを抱える企 [続きを読む]
  • 江戸時代の破産 〜「あさが来た」の山王寺屋
  • NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインの姉が嫁いだ両替商は倒産し,姉は悲劇的な生活に陥った。そのシーンを見ていて,何やらいやなものを感じた。借りたものを返すのは人の義理ではあるが,どれだけ頑張っても返せなくなるときもある。そのときのために破産制度がある。破産をすれば,ぜいたくな暮らしはできなくなるとしても,普通の日常生活は送れる。にもかかわらず, 世間で余りに破産を悲劇的に描くため,破産 [続きを読む]
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