kuri-ma さん プロフィール

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kuri-maさん: 三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
ハンドル名kuri-ma さん
ブログタイトル三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
ブログURLhttp://sangatusakura.seesaa.net/
サイト紹介文☆自作の純愛小説と詩、毎日更新☆愛が人の心を開き、夢を繋ぎ、人と人、命と命、あの世にまで橋を架けます
自由文愛が連れてくる幸せと、いつか来る別れ。
でも、彼らには永遠の別れはなかった…。
三代に渡る愛の物語。

ブログタイトルと同名の小説の他に、『時の追いかけっこ』『ひのくに物語』『雪洗YOU禅物語』『忘れられた零地点』『あの人は広い傘をもっている』などがあります。

別ブログ「幽霊っているんでしょうか」http://kuri-ma.seesaa.net/もどうぞ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供360回 / 365日(平均6.9回/週) - 参加 2010/06/03 08:12

kuri-ma さんのブログ記事

  • 13 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean9 マジックの種明かし(後)
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼種明かしが済んだなら、暢はどんな選択を?★ 暢は春子の説明を聞きながらも、また別の疑問が起こってくるようだった。「ちょっと待って。美里さんに縁談があるというのは“さと”のお祖母ちゃんから聞いたんだよ。じゃあ、その相手は誰なんだ」「わからない?誰もいないわ」「…いない?」「あなたの他にはね」「僕?」 混乱する暢に、春子は、百合子とともに計画していた内容と、それ [続きを読む]
  • (詩) 初雪 〜愛の魔法が解けるまで〜 2018
  • 今年はまだ初雪の便りはないようですが、いよいよ冬支度ですね。暖かいコートとマフラー、暖房器具…、そして何よりも、温かい愛情があれば★「 初 雪 」 〜愛の魔法が解けるまで〜 淡い初雪が消えるまで 愛の魔法が解けるまで 初雪はうっすらと地を覆って 私の心にベールをかける 君はうっすらと微笑を浮かべて ほのかに熱くほてった頬を押さえた 初雪はきらきらと空気を浄め この地に魔法を掛ける 君の黒髪に掛かる純 [続きを読む]
  • 9 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean7 狂言結婚 
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼「結婚してもいい」と言った女医の百合子の申し出を、暢は断りましたが…。一挙3話連続でどうぞ★Sean7 狂言結婚  暢はアパートに戻ると、留守をしてくれた百合子に礼を言った。「ありがとう。送れないけど、大丈夫だよな」「うん、そう思って車で来たから。何の用事だったの?」「…」「小さな子がいると外にも出れないものね」と、百合子は言って、そこを後にした。「さてと」と、車 [続きを読む]
  • 8 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean6 抜け駆け(後)
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼これは、やはり抜け駆けでしょうか。百合子は一体どんなつもり?!“さと”の祖母、母、そして美里の会話から★「なんで、うちに言うんですか?」と、芳子は気持ちが治まらないようだった。「佑太君が美里になついているからだろ」と、マツは言った。「お祖母ちゃん、まさか、佑太君もうお店に来ないとか?」と、思わず心配になって美里は言った。「そんなことないだろう。来るのは先生と [続きを読む]
  • 7 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean6 抜け駆け(前)
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼ 暢の母の登場に伴い何やら起こりそうです★Sean6抜け駆け  それから数日ほど経った頃、佑太が高熱を出した。調子が悪そうだと美里が心配していたのが的中して、その夜中から熱が上がり、診断はインフルエンザだった。 暢は実家の母親を呼んで看病や家事をしてもらったから、“さと”にはしばらく行かなかった。「美里さんが心配してたわよ、様子くらい知らせてあげなさいよ」と百合 [続きを読む]
  • 6 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean5 手作りハンバーグ
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼美里は、暢の息子・佑太と絆を深めていっているようです★Sean5 手作りハンバーグ  ある晩のこと、カウンターの席に座って、目の前の美里をしっかり見つめながら佑太が言った。「ねえ、お姉ちゃん、僕、ハンバーグ食べたい」「ハンバーグ?」 和食を中心の“さと”にも和風煮込みのハンバーグはあったが、それではダメのようだった。「お姉ちゃんのハンバーグがいい」「困ったな」「パ [続きを読む]
  • (詩) 黄金(きん)なのに銀杏(いちょう)・・・  2018
  • 「黄金(きん)なのに銀杏(いちょう)・・・」 銀杏、銀杏、銀杏 雪がくる前に すべてを黄金に変える 敷きつめられた黄金の絨毯 すずなりの黄金の並木道・・・ 夜はクリスマスのイルミネーションに かなうはずがないけれど 太陽の力が続く時間は 黄金の輝きでみなを慰労する 黄金(きん)なのに銀、銀杏 金メダルは永遠の夢 黄金(きん)なのに銀杏 ああ今年も クライマックスが来る 黄金(きん)なのに銀杏 こころゆくま [続きを読む]
  • 5 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean4 第三の女 
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼暢をめぐる第3番目の女性の登場です。えっ?お祖母ちゃんは別ですよ(笑)★ Sean4第三の女  佑太の母親かという若い女性が“さと”を訪ねて来たのは、それから間もなくのことだった。年は二十歳を越えたか越えないかというところで、レザーのジャケットを脱ぐと、体にぴったりフィットした、どこか来る店を間違えたかのような装いだった。 彼女は、カウンターの中のマツに向かって訊い [続きを読む]
  • 4 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean3 晩秋の花火(後)
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼佑太が「花火」とごねた晩は過ぎて、さて、新しい女性の登場です★ その晩は熟睡している佑太を背負って、暢が連れて帰った。 彼を見送りながらマツは、独り言なのに、誰か聞いている人がいるかのように言った。「先生は驚くほどに女を知らないね。このまま一生知らないつもりなのかね。まったく、真面目すぎるのも困るね。苦労は背負い込もうとするのにさ。 …美里と先生は似すぎてる [続きを読む]
  • 3 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean3 晩秋の花火(前)
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼ 今日は、暢とその息子佑太の登場、父と子の名場面(?)です。3話連続でお送りします★Sean3晩秋の花火  そんなことがあってから、暢は美里を避けて会わないようしたかったのだろうが、難しかった。 “さと”で夕食を食べるのは日課だったが、数日行かなかっただけで、佑太の「行こう」の連発に負けてしまった。 会わないためには、まるきり生活を変えなければならず、それは無理があ [続きを読む]
  • 2 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean2 崖っぷちの告白 
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼美里ってこんな人?!にわか雨の日以来、暢のことを思い続けているようです…★Sean2崖っぷちの告白  あんな偶然がまたあればいいのに、と美里は思ったりする。あのにわか雨の後、暢とはぐっと親しくなった。でも、あの時の高鳴っていくような気持ち、それ以上に高騰することはなかったようだ。 だからだろう。美里はあのわずかな、一つの傘の中にいた時間が懐かしかった。それに、あの [続きを読む]
  • 1 《あの人は広い傘をもっている'18》 Sean1 にわか雨
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼好評にお応えして(?)この『愛の物語』を再び…?!最初は初夏の雨のシーンから★小説 あの人は広い傘をもっているあの人は広い傘をもっている青い空にほんの一筋の黒雲が溶け込んだような深い色あいの傘をあの人は広い傘をもっている藍色、I 色、愛の色…誰でもがすっぽり入れるような広い傘あの人は広い傘をもっているあそこに咲く菖蒲(あやめ)の花と曇った空の色を中和させたような雨模 [続きを読む]
  • (詩) 霜 月 (白雪姫は森の中…)  2018
  • 森には もう冬が近づいています。白雪姫は どこに隠れているのでしょうか。迷い道から救い出す王子様はどこに?!★「 霜  月  (しもつき) 」〜白雪姫は森の中…〜白雪姫は森の中月しか知らない霧の中幸せな昨日はもう帰らないから伝えたい、明日に希望は殺せないと知らないことばかりの日々もう一度会えるならつかえた心の棘が取れ清らかな夢を取り戻せるはず死んだはずの魂がもしもあなたに触れたなら繋がれた運命の糸をたぐ [続きを読む]
  • 13 《最終章'18》 満願成就2 “星の家”に棲む妖精  【三月さくらⅦ-4-5】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月四月 しあわせの始まり△▼鈍感な恵理に対し、ついに告白?!志郎は父の時を越えられるか?!★「君も鈍感な人だね。滅多にナンパなんかしない人に、こう何回も誘われているのに」「え?」「なんで君をここに連れてくるかというとね、君をみんなに見せたいからさ」「…!」「いつだったかチーフに『私は違います』って言ったんだって?僕は『大事な人が来るから』って予告しておいたのにさ」 スタッ [続きを読む]
  • 11 《最終章'18》 恵理の片恋1 “星の家”に棲む妖精  【三月さくらⅦ-4-4】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月四月 しあわせの始まり△▼お待たせしました!2年半ぶりの東京見物の復活、そして恵理の片恋は…★    第四節 恵理の片恋 ピアノの音が聞こえると、すぐに耳を澄ましてしまう。それが、生のピアノの音だったりすると、恵理の動きは、しばらく止まったままになる。 生まれた頃に、いつもかかっていたという丹波野志道(にわの しどう)の音楽が、二十一年間、一番落ち着くものだった。ピアノを [続きを読む]
  • 10 《最終章'18》 21歳の純情2 “星の家”に棲む妖精  【三月さくらⅦ-4-3】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月四月 しあわせの始まり△▼将来有望な大学講師からナンパされた恵理、さて、どうする?!★ 恵理がはーっと息を吐いた。「どうしよう」「なんではっきり答えないんだ」と、志郎は言った。「気があるの?」「そんな…、ちょっとびっくりして」「断ったら話が済んだのに」と呟くと、志郎は店の奥の仕事に戻った。 恵理にバイトの娘(こ)が言った。「ねぇ、明日も来るんでしょう?なんて答えるの」「わ [続きを読む]
  • (詩) 秋の忘れ物 2018
  • もう冬が来てしまいましたか…?木々の紅葉も美しいこの時期、まだ秋はここに漂っています。クリスマス・ソングはもう少し聞こえないでほしい・・・★「 秋の忘れ物 」秋の忘れ物 秋が残していったもの 風の気配 愛の気配 落ち葉を踏む足音… 電話の後の静けさ 夢の中で見た景色 紅葉が作った明るさ 霜が降りた朝の清浄さ 秋の忘れ物 秋が置いていったもの 人の気配 愛の残り香 聞き覚えのある着メロ 雨の後の冷た [続きを読む]