ポール・ブリッツ さん プロフィール

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ポール・ブリッツさん: クリスタルの断章
ハンドル名ポール・ブリッツ さん
ブログタイトルクリスタルの断章
ブログURLhttp://crfragment.blog81.fc2.com/
サイト紹介文ただいま「オタ俳句」毎日更新中。山頭火先生にならって無季自由律。オタクの赤裸々な私生活?
自由文SFからミステリからファンタジーからなんでもやっているよろず小説サイトです。
オリジナルミステリ童話「探偵エドさん」
オリジナルファンタジー小説「昔話シリーズ」
オリジナルギャグ小説「範子と文子の三十分一本勝負」
ほかに、多数のノンシリーズのショートショートや、ファンタジー長編「紅蓮の街」などを取り揃えてご用意しております。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供211回 / 365日(平均4.0回/週) - 参加 2010/06/18 17:52

ポール・ブリッツ さんのブログ記事

  • 日本ミステリ6位 ドグラ・マグラ 夢野久作
  •  高校生のころに一度読了し、わかったつもりでいた。それから何度か挑戦しかけてはやめていたが、今回ずいぶんとひさしぶりに読了。 読んでみると、1935年、昭和十年に書かれたとは思えない恐ろしいまでの社会派ハードSFであった。しかもことは精神医学である。そこでハードSFをやってしまうのである。夢野久作という作家が、本当に百科事典を読んでの独学だけでこれを書いたのならば、たとえ完成まで十年かけたとしても [続きを読む]
  • 日本ミステリ5位 黒死館殺人事件 小栗虫太郎
  •  犯人の名前まで思い切りネタバレしています。未読の人は心せよ。 中学生のころ創元の「小栗虫太郎集」で読んだのが最初。当時、さっぱりワケがわからず、ミステリじゃなくてファンタジー小説ではないか、と思った。しかしこいつはそのまま忘れてしまえるような軟弱な作品ではなく、それから二十年後、病気がひどいときに図書館で借りて読んだ。すると、意外と面白かった。なんだ、普通の謎解きミステリじゃないか、と思ったのだ [続きを読む]
  • イベント参加のお知らせ
  • 来る10月15日、土浦市の亀城プラザで「亀城祭(仮)」にサークル参加いたします。スペース№35「クリスタルの断章」です。エドさんのコピー誌をぼそぼそと売ります。ポール・ブリッツの面が見たいという、行動半径内に土浦市が入っている方はぜひいらしてください。展開次第では夜にでも飲みましょう(←脂肪肝だろお前)詳しくはこちらhttp://kijosai.mikosi.com/top.html (PC)http://kijosai.mikosi.com/topm.html (モバ [続きを読む]
  • 自炊日記・その69(2017年9月)
  • 9月1日 朝食のメニュー トースト ソーセージ 野菜炒め プルーン チーズ ミルクティー ヨーグルト いちじく 昼食のメニュー 塩むすび おから 中華サラダ 冷ややっこ 夕食のメニュー 米飯 ステーキ 温野菜 生野菜サラダ スープ9月2日 朝食のメニュー トースト ソーセージ ザワークラウト 野菜炒め プルーン チーズ ミルクティー ヨーグルト ブルーベリー 昼食のメニュー かきめし 味噌汁 寿司 [続きを読む]
  • 日本ミステリ4位 不連続殺人事件 坂口安吾
  •  徹底的にフェアプレイを貫いた謎解きミステリのひとつの到達点。奇抜な物理的トリックもなければ、時刻表も関係しない、読者に名探偵と同様の分析力と判断力さえあれば、誰にでも犯人を指摘することができる小説なのだが、残念なことに読者は名探偵のような頭脳を持ってはいない、ということを痛烈に思い知らせてくれる小説。 読むのはこれで何度目だろうか。最初に読んだのは小学生の時で、わけも分からず読み、名探偵巨勢博士 [続きを読む]
  • 日本ミステリ3位 点と線 松本清張
  •  最初に読んだのは中学生の時か。意外と面白かったのを覚えているが、そのころには新潮文庫の「張込み」にある短編を読んでいたので、印象としてはそちらのほうが強かった。「顔」「鬼畜」「声」「地方紙を買う女」「一年半待て」……どれも読後感がヘビー級だったなあ。 ひさかたぶりに再読。意外と面白かったが、物語としての読後感は、「長い短編」というところであった。これは、作品のほとんどが刑事によるアリバイ崩しの描 [続きを読む]
  • 日本ミステリ2位 虚無への供物 中井英夫
  •  最初に読んだのは中学生の時である。学校図書館に泣かんばかりに直訴して入れてもらったのだ。で、読んでみたところ、謎解きミステリなのはわかったが、なんとなくボンヤリとした小説だな、という印象だった。 次に読んだのはそれから二十年を過ぎてからである。一読し、これは堅牢に作られた謎解きミステリだ、実によくできている、掛け値なしにそう思った。 さて、今回で三読目である。期待半分、安心半分で、という、つまり [続きを読む]
  • 日本ミステリ1位 獄門島 横溝正史
  •  これまで建て替える建て替えるといっては無駄に時間ばかりかけていた土浦市立図書館もついに年貢の納め時か、駅前の新しい建物に引っ越すことになり、九月一日からほぼ三カ月の間、休館ということになった。ということは、三カ月分の原稿を書き溜めておかねばならないということであり、九月一日までに最低でも十三冊以上を読んでおかねばならぬことを意味する。こうなると入手難度から考えても、日本編ベストを読むしかないでは [続きを読む]
  • 三日目
  •  特急券を買い、スイカで改札をくぐった。キオスクでビールとビーフジャーキーとフランス書院文庫を買い、荷物をまとめたカバンを引きずるようにして、やってきた特急に乗った。 ビーフジャーキーを噛み噛み、ビールをちびちび飲みながら、フランス書院文庫を読み始めた。ナースが患者の大学生を誘惑するところから始まる、病院を舞台にした乱交ものだった。 読み終えるころには、S市の駅についていた。いうまでもなく、温泉で [続きを読む]
  • 海外ミステリ99位 酔いどれの誇り ジェームズ・クラムリー
  •  大学生のころに読んだ。そのときは、あまり面白くなかったと記憶している。ストーリーもすっかり忘れた。20年経って再読。 哀しい小説である。かすかに甘く、男臭い罪の薫りがして、そしてものすごく苦い。読んでいる間は夢中なのだが、読み終わった後のなんともいえない悲哀は他に例を見ない。同じアル中の探偵が主人公の小説でも、カート・キャノンの場合は、また立ち上がって日常生活を続けて行こうという気にもなるが、こ [続きを読む]
  • 鋼鉄少女伝説 4 フランス軍1705年
  •    4 フランス軍1705年 しかたなく「JUNSHO」でユーザー登録することにした。キリコとユメちゃんは「CUBISM」「DREAM」で既に登録済みだった。ハンドルネームに自分の本名を使うのもどうかだが、小学校のころからこれなのでもう変えるのもめんどくさい。 このゲームは、まずは状況説明から始まる。戦場は架空だが、想定されている年代と軍の能力については、史実に忠実を標榜している、と、キリコはい [続きを読む]
  • 自炊日記・その68(2017年8月)
  • 8月1日 朝食のメニュー そうめん つけ汁に薬味としてしょうがを入れる。うまい。 昼食のメニュー 盛岡冷麺 枝豆 とにかく体力をつけねばならぬ、と思って買ってきた冷凍の枝豆を解凍してみる。うまい。がつがつと食べてしまった。 仕事にかかる。 仕事を終える。 翌日は会社が休みのため、実家に帰ることにする。 夕食のメニュー 米飯 味噌汁 アジフライ 春巻 キャベツ トマト ゴーヤ炒め 新しょうが うなぎ [続きを読む]
  • 1984年(12)
  •  29800円! センセーショナルと表現するにはあまりにも極端な価格であった。 まず、MSXがいかなるものかから説明する必要があるだろう。MSXとは、日本独自の、パソコンの統一規格のことである。ハードウェアとソフトウェアを公開し、廉価な部品でも作ることができるようにすることによって、各メーカーの自由な参入を促し、国民の間にパソコンを根付かせよう、という壮大なプロジェクトだった。 松下、ソニー、サン [続きを読む]
  • 海外ミステリ99位 魔性の殺人 ローレンス・サンダーズ
  •  大学に入り、下宿先の市立図書館で読んだ。分厚い上下巻本だったが、徹夜してむさぼり読み、自分の生き方はこれだ、とまで思い詰めた。これ、とは何か。この小説の主役ふたりのうちのひとり、登山用具「アイス・アックス」を振り回す狂気の連続通り魔殺人犯である。病気だったとしか思えない。 しかし、それほどまでに、この小説の犯人、ダニエル・ブランクは魅力的だ。この完全に気が狂った男の内面を、作者ローレンス・サンダ [続きを読む]
  • もう残念だなどとは呼ばせない
  • 「コンゴ民主共和国、という国を知っているな」 遺憾極まることに、わたしは知っていた。「アフリカ中部の国ですな」「その通りだ。ふた昔前は、ベルギーが植民地にしていた。あの小さな国が、あんな広大な土地を、だ。ベルギー人はやりすぎた。その統治は統治などとはとうてい呼べたものではなかった。第二次世界大戦でヨーロッパが灰燼と化し、影響力が低下すると、お決まりの独立運動が表面化した。そこでベルギーはまたミスを [続きを読む]
  • 「オペラ座の怪人(1925)」見た
  •  今回のブログDEロードショーは毎年恒例の「きもだめし大会」である。ホラー映画を見ると本気でおびえるわたしには楽しみながらも頭の痛い企画だ。 というわけで、モノクロサイレント映画を見ることにした。今回は、ブックオフで投げ売りされていた「オペラ座の怪人」。前にミュージカル版を見たあれである。 で、今回見てわかったことだが、原作のガストン・ルルーが書きたかったのは、「サイコスリラー」ではなかったのだろ [続きを読む]
  • 海外ミステリ97位 クロイドン発12時30分 F・W・クロフツ
  •  最初に読んだのは小学生のおり、父の蔵書を押入れから引っ張り出してのときである。たぶん父はあまりにも几帳面だったのだろう、読書パターンが「名作と呼ばれているものをとりあえず押さえておく」というものだったらしい。それが息子をこんな悪の道へ誘い込む罠になろうとはたぶん思ってもみなかったんだろうな。 というわけで再読。ちょっと前までは「倒叙ミステリの代表的傑作」といわれていたやつであるが、今の目で読むと [続きを読む]
  • 2017年暑中見舞いイラスト!
  •  毎度おなじみ矢端想さんから暑中見舞いをいただきました! ( で拡大します) かわいいですね! 毎度おなじみECMさんからも暑中見舞いをいただきました! ( で拡大します) かわいいですね! そして毎度おなじみ黄輪さんからも暑中見舞いをいただきました! ( で動きます) ほんとかわいい雲ですね! ……かわいいものが書けない自分は「じっと手を見る」(^^;) [続きを読む]
  • 海外ミステリ96位 お楽しみの埋葬 エドマンド・クリスピン
  •  この企画をやるうえで、この本を読むのも楽しみだった。なにしろ、恐ろしく長いこと絶版品切れが続いている本なのだ。いまアマゾンで流通価格を調べたら、最も安いもので中古品が2500円からとかいう状態なのだ。国書刊行会や論創社といったところがクリスピンを発掘してはがんがん売り出してもいまだこの作品だけは再版されないのだ。よほど売れなかったらしい。 というわけで、図書館で取り寄せてもらって再読した。最初に [続きを読む]
  • たまにはバトン
  • 気がついたら何も書けなくなっていたのでワラにもすがる思いでやってみた。けっこうつらいので誰にも勧めない。オリジナル小説書きさんへバトン Q1 小説を書き始めてどのくらいですか? A1 中学のころだからだいたい30年か。Q2 処女作はどんなお話でしたか? A2 小学校の授業で書いた時間物SF。Q3 どんなジャンルが書きやすいですか? A3 2年昔はエロ以外はどんなジャンルにも首を突っ込んでなんでもかけたが、現在はエロだ [続きを読む]
  • 自炊日記・その67(2017年7月)
  • 7月1日 朝食のメニュー トースト ソーセージ ザワークラウト 野菜炒め プルーン チーズ ミルクコーヒー ヨーグルト ブルーベリー りんご 昼食のメニュー のり餅 タコ焼き 鮭缶 プリン ブルーベリー 夕食のメニュー 米飯 味噌汁 豚肉生姜焼き 焼き魚 クラゲときゅうりのあえもの きんぴらごぼう 大根の浅漬け7月2日 ピザ 生野菜サラダ プルーン ミルクティー ヨーグルト ブルーベリー マンゴー [続きを読む]
  • 笑う男
  •  暑い。 わたしは額を手で拭った。いつから日本はここまで暑い国になったんだろう。明治や大正のころも、たしかに涼しくはなかったが、ここ最近の三十七度などのようなひどい暑さはなかったような気がする。 巷では学生たちが、夏休みだというのに忙しく汗ばかり流していた。大儀なことだ。日本政府は、来るべき戦争に備えて、南方で平気で動ける兵隊でも作ろうとして部活動などというものを作ったのではないか、そんな気がして [続きを読む]