久能美丈 さん プロフィール

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久能美丈さん: 50歳からのヨーロッパ
ハンドル名久能美丈 さん
ブログタイトル50歳からのヨーロッパ
ブログURLhttp://burgblog.blog27.fc2.com/
サイト紹介文ヨーロッパを見て日本そして自分を知る。古い視点に古い城。城・文化論として立ち上げました。
自由文ヨーロッパから日本の文化そして自分を知ろう!とくに古城を通して。名城とか最強とかいう視点はどうも好きになれない。ただ面白いそうだから行って紹介してみたいだけ。言っておきますが、残念ながら私たち夫婦の英語力はほぼゼロ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供168回 / 365日(平均3.2回/週) - 参加 2010/06/20 15:46

久能美丈 さんのブログ記事

  • キプロス・マルタ2 行く人いるの?
  •  妻が詳しく調べたところによると、この企画はちょっと変わっていて、関西空港発と成田発両方合同だという。しかも関空発には添乗員が付いているが、成田発だとドバイ辺りで関空発の一行と合流するまでは個人行動だともいう。催行人数は?   6名だって。あ、そう。意外に少ないね。でも人気ありそうだから20名越えるかもね。 などと言っているうちに月日は流れ、思いがけない事態が発生した。どうも人が集まらないらしい。じゃ [続きを読む]
  • キプロス・マルタ 1 ことの始まり
  •  ネットで見つけたとき、かなり安い商品だなと思ったのが運の尽き。エーゲ海の島々、地中海の島々。それらの言葉が年金生活者の心を揺さぶることは決して許されない。まして同じ年の夏スイスに行くというのに10月にキプロス・マルタ!有りかよ?イヤッ、神が許しても家計が許さない! でもこんなチャンス、滅多にあるものか、悪魔がささやく。女房に言え!絶対、その場で申し込むぞ。おまえは女房の喜ぶ顔が見たくないのか?でも [続きを読む]
  • スイス61 スイスっていうところ
  •  1週間ちょっとの間、バスの中から、また歩きながら見てきたスイス。何に驚いたかって、何といってもトンネル。ずっと昔にアルプスに穴を開け、鉄道を敷設するような国柄だからか、スゴイ数のトンネルである。 スイスはフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語の4種の言語圏に分かれる国である。だから公用語を英語とすると言ったら、そう反対はないかもしれない。だがスイス人はそうはしなかった。四つの言語をそのまま [続きを読む]
  • スイス60 あーあ、帰国だ
  •  7月13日 午前中はバスでルガノの中心街まで出て、思い思いに買い物をしたり、湖畔を散歩して、そのあと1時間半かけてミラノ・マルペンサ空港に向かう予定。 昨日ベリンツィオーナで最悪だった妻の体調も、ほぼいつも通りにまで回復していた。南アジア人の店で繰り広げられたバトルも妻を元気にしてくれたのかもしれない。夕食にはビールまで飲んで最後の夜を楽しんだ。だけど一晩寝たら元の木阿弥ってことだってある。どうだろ [続きを読む]
  • スイス59 ルガノ
  •  城を降りてベリンツィオーナの駅がどっちかよくわからないまま歩いているとき、一人の青年に声をかけてみた。彼は最初、行き方だけ教えてくれたが、何を思ったのか今自分が行くからと言って、先立ち始めた。そして切符の発券に戸惑う私たちを見ると、親切に教えてくれたばかりか、時刻表を指してこの電車に乗るといいよ、と言ってどこかに去って行った。ところが彼は少し離れて我々が間違いなく乗れるか心配してくれていたらしい [続きを読む]
  • スイス58 ポーランシェパード?
  •  サア帰ろうか、と遺構から離れ、下り始めたとき、上の方から年配の夫婦が楽しげな声を出しながら降りてきた。むく犬を連れている。まあその可愛いこと。 彼らが立ち止まったところに私たちも戻ると、“すごく可愛い犬ですね”と声をかけてみた。すると旦那さんは英語が話せないらしい。奥さんが“ありがとう”と答えてきた。人なつこい犬は、思い切り愛想を振りまいてすり寄ってくる。撫でないわけにはいかないでしょう。“なん [続きを読む]
  • スイス57 モンテベッロで
  •  城に着いて待っていると何組かの人たちが上がってきた。女性だと一様に私をにらみつけるようにしてから上に行く。東アジアの女性が何か具合が悪そうだと思って心配していたら、上でのんきな顔をした東アジア男性がいた。なんだこの野蛮人は!顔が語っている。そんなに悪いことをしているのですか?いい加減、腹が立ってくる。どんなに気遣っても言うことを聞かないのだ。そんな目で見られたら、オレの方が具合が悪くなりそうだ。 [続きを読む]
  • スイス56 妻の様子
  •  アレッ?奥さんその後どうしたの?嬉しそうに2回分使って3城の歴史なんて紹介して、さらにカステル・グランデに2回も使ってさ。いいの?悪いの?最大のピンチだったんだろ? 怨嗟の声が読者から聞こえてくる。 ご心配をおかけしております。早い話、私は本人ではないからなんとも言えません。本人に語ってもらいましょう。「ダッ、ダイ・ジョウ・ブ・・・」「歩けるか?」「ダッ、ダイ・ジョウ・ブ・・・」「あまり大丈夫じゃ [続きを読む]
  • スイス55 モンテベッロへ向かおう 
  •  モンテベッロで買った案内書によると、広場はサウス・ベイリーと書いてある。日本語に訳せば南郭となるが要するに本丸である。これに対して西郭は斜面で東に移動するとそのまま池のある北郭に入る。 だいたい見終わったね、と言ったところで時計を見るとまだ1時間も経っていない。すぐにモンテベッロ城に行ってみよう。ところがどう行けば良いのか登り口がわからない。聞いてみるが皆知らないという。一人だけ答えてくれたが、 [続きを読む]
  • スイス54 カステル・グランデ
  •  今は1:30に近い。これからの短い時間に3城を見て回れるだろうか。いや、そうしたらきっとどれもこれも中途半端になってしまうだろう。まず目の前のカステル・グランデ城に行って、それからモンテベッロ城、もし時間があればサッソ・コルバロ城。 幸いレストランのすぐ近くの市城壁が城に向かって伸びている。壁は幅約1.7m、とりたてて分厚いというほどのものではない。これに沿っていくと入り口が見える。城へは岩山をくりぬい [続きを読む]
  • スイス53 モンテベッロとサッソ・コルバロ
  •  モンテベッロ城は14世紀初めの記録に初めて登場するが、遅くとも13世紀には築造されていたと考えられる。この城も覇権を握ろうとする有力者の争奪の対象となり、所有者は遷り変わっていく。しかし支配者が誰であれ、カステル・グランデとともに町と一体をなす防御網は着々と形成されていった。町の城壁は残っているものだけで少なくとも400mはあるという。カステル・グランデは時に古城と呼ばれ、モンテベッロ城は新城と呼ばれた [続きを読む]
  • スイス52 ベリンツォーナ旧市街の3つの城と防壁・城壁群
  •  ベリンツィオーナには3城ある。最も高い所にあるのがサッソ・コルバロ、次がモンテベッロ、そしてカステル・グランデで、これらは「ベリンツォーナ旧市街の3つの城と防壁・城壁群」として西暦2000年に世界遺産として登録されている。 こんな小さな町によくぞと思うが、地図を開いてみると要衝であることに気付かされる。ドイツ方面、オーストリア方面とイタリア方面を結ぶ道がここに集まってくるのだ。 そうでなきゃあ。日本だ [続きを読む]
  • スイス51 来たぞ、壁写真の地
  •  妻はずっと以前に買った海外古城カレンダーの写真だけを残しておいて、行きたい城があると、その写真を寝室に飾ることにしていた。そして実現すると次のに貼り替える。それを楽しみにしていて、いつの間にか、貼っておけば必ず行ける日が来る、とまで思い込むようになっていた。 しかし今回に限っては、ベリンツィオーナ3城の写真を貼ったのは、スイス旅行が決まってからである。ということはベリンツィオーナでの自由時間が30 [続きを読む]
  • スイス50 明日はどうかな?
  •  私たちがヨーロッパに行くのは、ほとんどの場合、城巡りが目的であるという話は、5日目に昼食を抜け出しグリュイェール城を見に行った時から、あっという間にツアーで広まっていた。それは昼食の席が一緒であった東京人2組4人に、戻ってこない私のことを問われた妻がしゃべったからに他ならないが、おかげで福岡の男性は同好の士と思うようになってくれたし、何人かの人はバスの中で「あれは城?」などと問いかけてくれるように [続きを読む]
  • スイス49 アルペンホルン
  •  店を出てメインストリートを歩いていると右手の方からアルペンホルンの音が聞こえてくる。 ちょっと行ってみよう。中心街の裏手にある小さな公園にたどり着いてみると、そこでは5人の年配者たちが演奏していた。2〜3人の聴衆が遠巻きにして耳を澄ましている。演奏が終わると小さく拍手するが、格別うまいわけではない。私たちも離れて座ったが、そのうちに我慢ができなくなって近寄り質問してみた。 彼らは素人で、時折ここに [続きを読む]
  • スイス48 珍事と言っちゃあ何だけど
  •  リッフェルベルクを出てちょうど1時間後に登山電車はリッフェルアルプ駅を出発した。そこから約15〜20分、私たちはツェルマットに戻っていた。まだ2:20。少し町を歩いてみようと思ったところ、妻はホテルに戻りたいと言い出した。トイレに行きたいらしい。 ちっともおなか痛くないの。トイレから出てきた妻が言う。そうか腹を下したんだ。でも直って良かった。本人もそう思って、一休みしたあとごく当たり前に夕食を食べに出か [続きを読む]
  • スイス47 リッフェルアルプへ
  •  何しろここまでは“残念な道”だから写真も撮らなかったけれど、これからは少しいいかもしれないなどと私が呟くのは、妻が折角スイスを楽しみ始めたかなと思ったのにこれでは面白くないだろう、なんとかしてくれないかなハイキングロードさん、と神頼みしたい気分から。 その祈りがちょっぴり認められたということにしよう。あるいはその前がひどすぎたせいかもしれない。牛まで歓迎してくれる道を降りてゆく先にあったのは小さ [続きを読む]
  • スイス46 リッフェルベルクから
  •  リッフェルベルクで昼食をとったあと、山ガールたちは空に舞う。何と3人古稀の人がいてその記念にパラグライダーでツェルマットまで降下するというのだ。心臓止まるんじゃないか?余計な心配をよそに、彼女らは屈託ない。他の人たちは皆ここから電車で降りるそうだ。私たちはまだ歩く気じゅうぶんで、皆に別れを告げ一足早く下り道に入る。 道は驚いたことに工事用車両を通すため幅広い。急坂で砂利道だから膝にくる。時折振り [続きを読む]
  • スイス45 ハイキング
  •  景色に心を奪われないものはいない。駅から5分歩くと360°展望のきくゴルナーに来る。ここはいい。今日は天気も上々だし言うことがない。ダイナミックな氷河の脇に、ポッツリとオパールが瞳を見せている。もう何度か見てきた氷河池であるが、青緑に氷河の白を混ぜ込んだ色は、昔見たオパールを思い出させる。                <氷河と池> 同行の男性諸氏に声をかけ男全員で記念写真を撮りましょうと言ったら、 [続きを読む]
  • スイス44 ゴルナグラート展望台
  •  朝4時起きをした7月11日の朝食後は自由行動である。そうなりゃあハイキング?トレッキング?どっちか、山ガールたちと行動を共にするしかない!私たちは4日目に同行させていただいて、もう楽しくて楽しくて仕方なかったのだ。だからまた恩恵にあずかりたいという甘え路線。でも楽しかったのは私たちだけでなかった。自信がないとかいいながら、あの日の参加者全員が今日も集まったのが何よりの証拠。しかも山ガール6人もさして迷 [続きを読む]
  • スイス43 スネガ展望台の朝
  •  町を歩いている時から寒かったが、登山電車を降りたら一段と寒い標高2,300m。スネガ展望台。標高はそれほどでもないが遮るものがない冷たさであろうか。ツンと寒い。 池がある。ライ湖と呼ぶそうだけど、どうしても湖には見えない。その湖池に朝焼けの逆さマッターホルンが映るのだ。 だけど実際にはどんなものなのか。東斜面から赤くなるのだろうか。水面にどのように映るのだろうか。もし気になる人がいるといけないから、写 [続きを読む]
  • スイス42 気を取り直した朝
  •  ヒマラヤスギに邪魔されてモンブランがよく見えません。お墓ばかりでマッターホルンが見えません。不満を言ったって楽しくない。私がグチれば妻だって楽しくない。明日早朝に期待しよう、と早寝して起きたのが7月11日朝4時! 4:50にはホテル前に集合して歩き出す。妻は手袋までして完全防寒。川沿いに歩き出して駅に向かう途中、栽培されているエーデルワイスが花を咲かせていた。自然のものはもう終わっていたから、妻は携帯 [続きを読む]
  • スイス41 部屋は最悪?
  •  サースフェーを出たあと、バスはテーシュに向かう。 だいたい「テーシュ」なんてものはたいして面白くもないものだ。勤めている間は少しはいいかもしれないが、退職すれば365日連休をもてあまし、パチンコ行って時間を使ってくるのが関の山。10回やって1回でも勝とうもんなら、トータルは大敗であることケロリと忘れ、パチプロがオレの生きる道だったかと長嘆息。自分を褒めてあげたくて縄のれんをくぐってみる。だが一杯だけ。 [続きを読む]
  • スイス40 サースフェー村
  •  シャモニーを去ってスイスに戻るということは同じ道をたどるということになるが、同じ道でも往路と復路では表情に違いがあって楽しい。特に谷に入っていく時と出ていく時はガラッと変わって、下り坂の向こうに明るく平地が広がるのを見ると開放感がある。ひそめた息までフワッーと吐きたくなる。しかし今日はそこからまた別の谷に入りサースフェーを目指すのだ。 バスが停まったところにはネズミ返しを持つ木造家屋が集まってい [続きを読む]
  • スイス39 日本料理店
  •  昼食は日本料理。アレッ、ヨーロッパで日本料理店に入ったことなんてあったっけ?個人旅行では、①どうせ中国人か韓国人の店だろう ②日本人の店だと高すぎるだろう ③外国に来てまで食べたくないというもっともそうな理由が必要だ、以上3点を理由として入ったことがないのだ。だがここは違う。日本人による“ふつうの”日本料理店である。よし!たべてつかわそう。 日本語メニューを物珍しげに手にしてみたと思ったら「お飲 [続きを読む]