久能美丈 さん プロフィール

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久能美丈さん: 50歳からのヨーロッパ
ハンドル名久能美丈 さん
ブログタイトル50歳からのヨーロッパ
ブログURLhttp://burgblog.blog27.fc2.com/
サイト紹介文ヨーロッパを見て日本そして自分を知る。古い視点に古い城。城・文化論として立ち上げました。
自由文ヨーロッパから日本の文化そして自分を知ろう!とくに古城を通して。名城とか最強とかいう視点はどうも好きになれない。ただ面白いそうだから行って紹介してみたいだけ。言っておきますが、残念ながら私たち夫婦の英語力はほぼゼロ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供175回 / 365日(平均3.4回/週) - 参加 2010/06/20 15:46

久能美丈 さんのブログ記事

  • スイス40 サースフェー村
  •  シャモニーを去ってスイスに戻るということは同じ道をたどるということになるが、同じ道でも往路と復路では表情に違いがあって楽しい。特に谷に入っていく時と出ていく時はガラッと変わって、下り坂の向こうに明るく平地が広がるのを見ると開放感がある。ひそめた息までフワッーと吐きたくなる。しかし今日はそこからまた別の谷に入りサースフェーを目指すのだ。 バスが停まったところにはネズミ返しを持つ木造家屋が集まってい [続きを読む]
  • スイス39 日本料理店
  •  昼食は日本料理。アレッ、ヨーロッパで日本料理店に入ったことなんてあったっけ?個人旅行では、①どうせ中国人か韓国人の店だろう ②日本人の店だと高すぎるだろう ③外国に来てまで食べたくないというもっともそうな理由が必要だ、以上3点を理由として入ったことがないのだ。だがここは違う。日本人による“ふつうの”日本料理店である。よし!たべてつかわそう。 日本語メニューを物珍しげに手にしてみたと思ったら「お飲 [続きを読む]
  • スイス38 山と電車と女性と
  •  ブレバン展望台から戻ったシャモニー(本当の町の名はシャモニー・モン・ブランと言うそうです)の空にはパラグライダーがそこら中に浮かんでいる。さっきの人は無事に飛んでいるのかな。そう思いながらシャッターを切る。               <パラダイス> 昼食時間までの間、町を散歩することになるが、面白いことにいつの間にか皆同じ方向に歩き出す。それじゃあ折角だから、電車と山を背景に記念撮影しましょう [続きを読む]
  • スイス37 ブレバン展望台にて
  •  乗り継ぎで展望台に向かうロープウェイは、思ったより急角度でぐんぐん私たちを引っ張り上げていく。つまり急斜面に設置されたロープウェイであることがよくわかるのだが、目の下には、まあよくもこんな斜面を歩いて上がる人たちがいるものだとあきれるが、軽装で軽快に登っていく人たちがいる。上を見るとそこここに色とりどりのパラグライダーが花を咲かせている。ところが帰りに見た1機。アレッ?パラの数え方知らないぞ、「1 [続きを読む]
  • スイス36 モンブランを見に行こう
  •  シャモニーの冬の賑わいはテレビを通じて知っていたが、夏場でもどうして、どうして。小さな町は観光客でいっぱい。だから展望台行きのロープウェイは早くも行列。時間がかかりそうだから、今のうちトイレによって、記念写真も撮ろう、はいいけど、何もトイレをバックにしなくても、、、 私たちが行くブレバン展望台は、思っていたのと違ってホテルの裏、つまりシャモニーの町をはさんでモンブランとは反対側の山の上。ロープウ [続きを読む]
  • スイス35 シャモニーから見たモンブラン
  •  昨夜宿泊したシャモニーのル・プリウール・ホテルは、「A列車で行こう」が流れる小さなホテルだった。部屋に入ったのはもう夜9時頃だったが、外は明るく、我々の部屋からモンブランの写真も撮れるだろうと意気込んだのに、実際にカメラを構えてみるとヒマラヤスギが邪魔をして期待する構図がとれない。残念に思っていたら下から山ガールたちが声をかけてくれた。こっちへ来いという。なるほど庭から見る山々は見栄えがする。   [続きを読む]
  • スイス34 氷河が溶ける
  •  シャモニーに近づくと氷河が現れるようになってくる。だが思っていたよりひどい。衝撃的である。だが何年か前の状態を知っていたら、もっとショックだったに違いない。氷河は谷を埋め尽くすことなく、谷の、ある地点で壁を作って終わっているように見えるが、以前はもっと長く、谷を覆い尽くしていたはずだ。まるでブルドーザーで作った雪の壁のように立つ氷河は地球温暖化を象徴するもので、自分たち人類の奢りが指摘されている [続きを読む]
  • スイス33 よく考えれば3国目
  •  シャモニーはフランスである。スイスは永世中立国でEUに加盟していない。だから貨幣もスイスフランであってユーロではない。一方、フランスは加盟国である。EUの国同士で国境を越える時、私たち旅行者にはどこで次の国に入ったかわからない。では非加盟国との国境はどうなんだろう。 じつはこの旅行ではすでにイタリアという加盟国からスイスに入ったので、すでにそのことは経験しているはずなのに、あまり意識していなかった。 [続きを読む]
  • スイス32 サン=ベルナール!
  •  平地はやがて終わりを告げ、バスは丘陵を斜めに登り始めた。バスが傾斜面を垂直に登るっていうのは、まあ至難の業だろうから、斜めに上がっていくのは当然のこと。しかしそのおかげで遠ざかっていく平地の様子が手に取るようにわかって楽しい。斜面を折り返し登っていくたび、麓で見つけた城跡が近づいたり、遠のいたり。ちょうどそんな時だったと思う。そのバティア城のあるマルティニの話が出たのは。             [続きを読む]
  • スイス31 ラヴォー地区
  •  レマン湖が見えてきた。スイスで最も有名なシオン城はすぐ近くにあるはずだが立ち寄ってくれるわけではない。ひたすらラヴォー地区に向かう。チラッとでイイから見たいんだけどな。              <レマン湖畔のブドウ畑> ラヴォー地区では暑いほどの中を10分ほど歩いてワイナリーに着いた。添乗さんは、この辺で写真を撮るとイイですよ、でも今日はあいにくワイナリーが休みなので見学はできないと思いますと言 [続きを読む]
  • スイス30 グリュイェール城
  •  奥まで行けば城を見られるかもしれない。そう思うと、だんだん昼食時間が惜しくなってくる。添乗さんに聞くと、あと30分くらいはここにいるらしい。おまえは皆とラクロスだかラクレットだかを食べていてくれ。それぇ!               <ラクレット>  町といっても全長200mほどの一本道の両側に家が建ち並ぶだけ。せいぜい40軒程度。レストランか土産物屋かチーズ屋さん。僕はチーズより地図が好き。でもここは [続きを読む]
  • スイス29 グリュイェール
  •  お昼ご飯はグリュイェールでラクレット。ウマそうな名前! なのに、バスを降りて歩き出した途端、ゾアゾアと背中を這い上がってくる悪寒のようなものを感じた。添乗さんは駐車場から少し歩きますと言って、目の前のレストラン、これはバスの中から絶対にここに入るんだと確信していたレストランなのに、それを無視して丘に向かい始めたのだ。 「この丘は!」妻と顔を見合わせ眼で会話した。「さっき見えたお城のある丘じゃない [続きを読む]
  • スイス28 城と宗教施設と町と
  •  バスがベルンまで20~30?に近づいた辺りから風景が次第にヨーロッパ大陸的な装いを見せ始め、それまでの、私が思うスイスらしさが影を潜めるようになっていった。それは単に低丘陵が増えたことによるのかもしれないが、地形の変化に応じて城跡も散見するようになったのはうれしい。 その中でも目を奪ったのはグリュイェール湖に浮かぶオゴーズ島の城跡だった。何という城かは知らないが、試しに添乗さんに聞いてみるとシュワル [続きを読む]
  • スイス27 ベルン
  •  最初に捕獲した動物の名を町の名としようと決めたところ、ベア(熊)が捕まったのでベルンとしたとかいう、そのベルンは、人口が15万人程度だが立派にスイスの首都である。それにちなんで熊公園がある。私はクマを見るよりトイレに行く方が大事である。バラ公園もある。この時期咲き終わりかけているのに行くのは、そこからベルンの町が一望できるからだ。なるほどアーレ川が湾曲し町の三方を取り巻いている様子がよくわかる。現 [続きを読む]
  • スイス26 ヴェンゲン発
  •  7月9日、窓を開けると朝日を浴びた雪山がほんのりと赤く染まっている。ホテルレギーナで迎える朝はまだ2回目に過ぎないというのに、まるで自宅で見ているような落ち着いた気分で眺められる。 ユングフラウが思ったよりも特徴がない山だったせいか、それとも日程がきつくないせいか?それとも昨日が楽しかったせいか。私はゆったりとした目覚めで、窓を開け冷気を入れる。だが昨日ほど寒くはない。今日はベルンからシャモニーへ [続きを読む]
  • スイス25 アイガー北壁
  •  アイガー北壁には心を奪われてしまう。 最初に、コースが雪山を背にするものであると説明された時、山を前に見ながら歩ける逆コースの方がいいな、と密かに思っていたのだが、イザ歩いてみるとそれは全くの誤りであることに気付く。一息入れて振り返った時のアイガー北壁は、おそらく見続けるものとは全く違う感動を与えてくれるものだ。登山者にとって厳しい壁も、私にとっては、振り返って、そこにアイガーがいれば力をもらえ [続きを読む]
  • スイス24  歩きながら
  •  コースは全体として上り坂の多い、アイガーを背中にしょって歩く道である。山ガールたちのおかげでそこら中で小休止を入れ、私たちは崖面を彩る青や黄色、赤い花に足を止める。「天上の青」を思い起こさせる“ゲンティアナ・ヴェルタ”。               <天上の青?> 黄色は、日本でも人々の目を楽しませてくれるキンポウゲのお花畑。                <お花畑>フウロソウの仲間。あとで調べ [続きを読む]
  • スイス23
  •  休憩にしまーす。リーダーの声で皆思い思いにベンチに座ったり、ここぞとばかりに写真を撮ったり。ところが驚いたことに彼女らは当たり前のようにコーヒーを沸かし始めた。いい香りが私たちの周りを流れる。そしてお菓子。どうしたことだろうか。彼女らより人数が多くなってしまった突然の参加者にもカップが回ってくる。感激しないではいられない。いつもこんなもんよ。平然としている。 休憩地点にドイツ語で話をしている老夫 [続きを読む]
  • 10.6 スイス22
  •  結局上り坂が多く雪山を背にして歩くコースに参加したのは6人の山ガールに加えて私たち、そこに千葉の夫婦と茨城の夫婦そして例の単身男性が加わって合計15人。何だか賑やかで楽しくなってきた。 山ガール6人にはそれぞれ特徴があるらしい。歩き始める前に準備体操をリードする係みたいな人がリーダーから指名され、皆に円陣を組ませた。歩いている途中できれいな花を見つけると、花の名を教えてくれる係の人もいる。一番先頭に [続きを読む]
  • スイス21  山ガールたちと歩くぞ!
  •  ユングフラウからクライネシャイデックまで戻ってくる間に検札があるが、これがちょっとシャレていて車掌さんが板チョコをくれる。だがこれはしまっておこう。このあとのハイキングで食べるから。 ハイキング、いやっ、一応山歩きだからトレッキングというべきかな?ううん。ウォーキングシューズ履いているからハイキングだよ。女房と掛け合いやっていると、まるでコント。コントならバイキングじゃねぇ?あーわからん!とにか [続きを読む]
  • スイス20 ユングフラウ・メンヒ・アレッチ氷河
  •  真っ暗なトンネルの中を、やがて駅に到着する。ここはユングフラウヨッホ。ヨッホが付くと付かないとで何が違うの?辞書を見ると鞍部のことらしい。まあいいか。とにかく展望台のあるところ。             <ユングフラウヨッホ駅> トンネルのまま駅に着いた感じから、外も暗いのかなぐらいに思いながら皆についていったら、何とそこは歳末大売り出し店みたいな明るさと混雑ぶり。ここでは切手と絵はがきを売る店 [続きを読む]
  • スイス19 ユングフラウ鉄道
  •  ユングフラウ鉄道は19世紀末から20世紀初頭の16年間を費やして完成させたものだという。鉄道の電化が始まってすぐのことである。日本でいえば日露戦争前後のこと。日本では軍事を最重視して鉄道敷設に励んだ直後だと思うが、その時代に観光のための鉄道、しかも9?に及ぶトンネルが造られたとは、まったく驚きである。 途中のアイガー・グレッシャー駅では5分間ぐらい停車する。その間に乗客は我先に駅に走り出て撮影のベストポ [続きを読む]
  • スイス18 クライネシャイデック
  •  7月8日の朝は気持ちよい目覚めだったのに、カーテンを開ける時になって、もしユングフラウがいなくなってたらどうしようと不安にかられた。何でそんなヘンテコなことを思ったかはわからないけれど、幸いなことにそれはすっきりとした明るみの中にいた。              <朝のユングフラウ> あとになって「駅で待っている間が一番寒かったよね。」というぐらい冷たい空気の中を私たちはユングフラウヨッホに向かう [続きを読む]
  • スイス17 ユングフラウはどれ?
  •  窓を開けるとカウベルの音が聞こえてくる。どこだろう。ベランダに出て音の主を探すと、今しも谷の反対側からこっちの方に向かう牛たちがいる。牛舎に戻るところだ。               <牛舎に戻る牛> ふと隣の窓から人声が近づいてきて声と一緒に女性がバルコニーに出てきた。茨城の山ガールたちだ。 山ガール?この6人の女性組をそう呼んでいいものか。今これを読んでいる人は何歳ぐらいのガールだと思ってい [続きを読む]
  • スイス16 千葉の男性
  •  集合時間にはまだ間があったので、妻はチョコを買いに、私はトイレを使うためにデパートに行った。お土産として日本では売ってないチョコを買いたいらしい。 バスで2時間近くかけてラウターブルンネンまでいき、そこから電車でヴェンゲンまで行った。小さな町で5分も歩かないうちに店舗が途絶える。ホテルは小高い丘にあって、私たちは幸い眺望の開いた部屋に入ることができた。              <ラウターブルン [続きを読む]