Rink さん プロフィール

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Rinkさん: 時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe 別館)
ハンドル名Rink さん
ブログタイトル時の過ぎ行くまま(Rink's Cafe 別館)
ブログURLhttp://rinkscafe3.jugem.jp/
サイト紹介文RinkのオリジナルBL小説置き場/受け溺愛攻め率が多め/甘いイチャコラをお楽しみください!
自由文イラストは希咲慧さまです。http://kisakik.blog28.fc2.com/
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供192回 / 365日(平均3.7回/週) - 参加 2010/07/22 01:25

Rink さんのブログ記事

  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(93)★
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(93)★  雫はその痛みを堪えて尚もそこを押し開くように、義光のものに向かって腰を進めた。義光も雫の中に徐々に自分が納まっていくのをその狭さと圧迫感をもって感じていた。 思わず声が出てしまう程の雫の苦痛は、義光の感じるもの以上な事は間違いない。 それでも雫は、声を押し殺し、ただひたすら義光を中へと迎え入れようと、息を浅く吐きながら自らの締め付けを [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(92)★
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(92)★ 「それと僕と悠が付き合いはじめたら…もう一組男の子同士で付き合い始めちゃった仲間がいて…クスッ…それがおもしろくって…ククッ…あいつら今頃何やってんだろ?」  義光は友達の事を楽しそうに語る雫を郷愁のこもった眼差しで見詰めていた。自分と吉澤の間にもそんな頃があったとは思う、でもどこかでその道が分かれてしまったのだった。  まだ行き違 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(91)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(91) 「雫はほんっとに感じやすいね」  なにもそんな言葉を溜めて言わなくていいだろうと雫は義光を睨みつける。義光は自分がしたくせに悪びれもせず笑ってそれをかわしていた。 「ひどいっ…義光さんこそ、吉澤さんにこの先色々教え込んじゃうつもりなんでしょ?…でも、今まで本当に吉澤さんとしたことないんですか?」 「ないよ…。だって僕にとっ [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(90)★
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(90)★ ――雫が挿れる側ならまだよかった。乱暴な言い方かもしれないが、それなら孔が違うだけで自分のペニスで感じる圧迫感や湧き上がる射精感に身を委ねればいい。 だが雫のように後ろで逝く悦びを知ってしまった身体は、普通に男女の恋愛をして、女性を悦ばせる事は出来たとしても、自分の快感は半減するだろう。 そしていつかまたきっと誰かに後ろを擦り上げても [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(89)★
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(89)★  義光は最後まで恋人の振りを続けようとしてくれる雫の細い腰を引き寄せた。  あの中学生の頃とは違い雫だってだいぶ成長していた。背だってもう十センチ近くは伸びているだろうし、雫の股間のものも…あの時とはすっかり様子も変わっていた。  白い素肌が透けて見える下生えもあの時よりは増えていたし、何より子供の形ではなくなっていた。きちんとした [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(88)★
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(88)★ 「あぁっ…義光さんっ…っ!」  義光の指が雫のきつい後ろの門を少しずつくぐっていく…。雫の狭い肉襞を掻き分けてその中に押し入っていった。 「あっ…ううっ!…」  雫のくぐもった声が自然に漏れてしまう。  そこはつい先日、義光のもので無理矢理貫かれ裂けたばかりだった。その後、義光自身が一心に手当てをして、今はその [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(87)★
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(87)★  そして雫の口から無意識の吐息のような喘ぎがあがる。 義光は更に雫の後孔が気になってしまい、そしてそれを確かめるように静の脚を持ち上げ開かせた。 そこにはまだ固く閉じた雫の蕾があった。 人さし指でその輪郭を軽くなぞるとくすぐったさそうに雫の瞼がピクリと動いた。それでもまだ眠りの縁に居るらしい雫は目蓋を開けない。義光は中指をそっとそこに押 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(86)★
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(86)★  雫は譲の現在を知らない。 譲も雫の実情を知らない。 お互いに生きている事だけは分ってはいてもその現在を知らなければ心はあの時のまま止っていても仕方がなかった。 そしてそれは義光もだった…。  目の前にはテスト勉強の疲れから午睡を貪る雫が居た。 譲に『雫と幸せになって』とそそのかされたからではない、それは遠い昔に封印していた義光の [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(85)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(85)  義光にとっても母校である学園に入るには小さい子供ながらに受験をかいくぐり、親たちもそれ相応に努力してきたはずだった。それをたった一回事件に巻き込まれたくらいで学校を辞めてしまうとは、親と言うよりは白鳥総合病院を経営する者からしてみれば言語道断なのだった。 雫は譲と違って事故に巻き込まれたとはいえ身体に麻痺が残った訳でもない、身体的には至 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(84)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(84)  雫の事を忘れる事などやはり出来なかった。そうして一度再燃した想いは、留まることを知らずにどんどん大きくなっていたのだろう。 だがそれまでの義光はまだ自分のその気持ちを肯定できずにいた。 それをしてあとで痛い思いをイヤとする事になるのだが、先にそれを悔やむことは出来ない、だからこそそれを後悔と言うのだろう。 予知能力もない普通の人間に未来 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(83)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(83) 「義光さんが今日会いに来たのは私ですか?それとも雫なのですか?」  それは露の突然の問い掛けだった。 その問いかけに義光は即座に答えを返せなかった。 確かにその答えはどちらも否定できない。 三枝家の人間としては露のご機嫌伺いに通い詰めているつもりだった。だが、義光本人の気持ちとしては雫の事が気になり、こうして時間が許す限り白鳥家に顔を出す [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(82)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(82)  雫はあの事件により血液に対して異常な拒否反応を起こすようになっていた。それは医者としては致命的な欠陥だった。代々病院を営む白鳥家を継ぐ者は医者である事が絶対条件であるだろう。 PTSDでしかも血液恐怖症である雫は、白鳥の跡取りとしてだけでなく、白鳥一族の人間として否定され、家族の枠からも規格外のレッテルを貼られしまっていたのだった。 白鳥 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(81)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(81)  この見合い話はまるで譲の思惑通りのような話だった。 譲は三枝に雫と幸せになって欲しいと言うのだが、この時の三枝には幼かった雫とのほのかな恋心なんて、雫が大人になるまで待とう…なんて言っていたあの頃が懐かしく思うくらいに、もう既に過去のものとなっていた。  三枝家側からは義光に白鳥家の入り婿になり、あわよくば白鳥の病院も三枝家の息のか [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(80)
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(80) 「僕が落ちた時、必死に手を差し伸べてくれてた子がいたんだ。その残像がずっと目蓋に焼き付いてるよ。あの子って義光が夏に軽井沢で会ったって言ってた子だよね。すごくいい子だって…」  そう言われるともうとっくに自分の中でけりをつけたはずの想いが再燃しそうでグッとそれを胸の中へ押しもどす。 「覚えてたか…。そうだよ。僕がずっと恋い焦がれていた子だった」  三枝が [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(79)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(79)  三枝家が経営する病院の一つに譲を秘密裏に移し、きちんとした検査をして分かった事は、左手と左足に麻痺があり、両目はほとんど視力を失っているという事だった。手足の麻痺はリハビリで時間がかかるが日常生活に支障が無い程度には回復しそうではあるが、視力の方だけは良くなっても極端に視野が狭くなるか、明暗がわかる程度だろうと言われてしまう。 それでも耳 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(78)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(78)  その夏の思い出は、何も知らずに順風満帆な人生を歩んできた三枝にとっても、まだ幼かった雫にとっても、そして吉澤譲にとっても、大事な人生の折り返し地点になっていたのだった。  ***   吉澤譲の起こした事故によって、ほのかに芽生えていた雫への恋心など一気に三枝の心から摘み取られてしまった。 ここから三枝の時間は止ってしまったと言ってもいい。 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(77)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(77)  悪い予感と言うのは的中してしまうものなのか? その子の名前は『白鳥雫』という名前の子だった。  ***  まるでそれは神様が自分の浮つく心に大きな罰を与えた結果のように三枝には感じられた。 守らなければいけなかった親友を置き去りに、恋してはいけない少年にうつつを抜かしていた自分の罪の代償としか思えなかった。 だが幸いその少年は比較的軽症で済 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(76)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(76)  二人の出会いはこの軽井沢だった。 もう七年も前になる… 夏の軽井沢でどこかのお宅のサロンパーティに呼ばれた時の事だった。  かわいらしいセーラーカラーのブラウスに紺色の膝丈の半ズボン、襟元に綺麗な水色のリボンが結ばれていた。 親が用意したらしいその服を着たまだ十歳位の少年は、十七歳の三枝の前に現れた。  わりと幼い頃からピアノを習って [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(75)★
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(75)★  せっかく腕を開いて招き入れていると言うのに、いつまでも呆然としている三枝を自ら引き寄せるようにして、雫は三枝の首に両手を回した。 そしてそっと自分から三枝の薄い唇を啄んできたのだった。  何度も何度もそうして軽く角度を変えては三枝の唇に自分の唇を押し付けてくる。それはバードキスと言われるように、可愛い小鳥たちがよく番のくちばしをくすぐり [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(74)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(74)  名前も知らないコロンだったけれど、この香りは大人の三枝にはよく似合っていると、この夏の間ずっと感じていた香りだった。 そしてそれは決して嫌いではない匂いでもあった。 そんな三枝に安心しきって身を委ねているとその耳元に、三枝の絞り出すような声が届いたのだった… 「雫…お願いだ…最後に抱かせて欲しい…」  雫は思わず三枝 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(73)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(73)  三枝は他に守らなければならない吉澤の存在がある事に気づいてくれた。 同じように自分にも悠が居る。 三枝がこれから先の未来を吉澤に献身的に尽くして行くだろう事と同じく、雫も悠の深い心の闇と対峙しながら彼と共に在ろうと思っていた。 お互いに自分でなければその痛みを癒すことが出来ない相手だと思う。これから先どう転ぶかは分からないそんな未来だった [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(72)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(72)  三枝にベッドに降ろされ唇を奪われた。あまり良いとは言えない家族連れ向けのツインルームのベッドは二人の男を抱き留めるには慣れてはいないらしく、ギシギシと安っぽい音を奏でていた。 ベッドに降ろされた雫のガウンは簡単に紐解かれて前が肌蹴てしまう。 そこにはまだ軽井沢に来た頃と同じ何も跡など付いていない綺麗な肌が晒されていた。 もうそれくらい三枝 [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(71)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(71)  悠にはある面、雫が抱えるトラウマと同等かそれ以上の闇があるのではないかと疑っていた。  それはまだ悠の事を深く知らない頃の事だったが、自分は遺伝子操作されて生まれてきたのだと騙された事があった。 勿論そんな事実はなく、今は悠の両親がどちらも科学分野ではトップレベルの頭脳の持ち主で、その二人から生まれて来たという事を遺伝子操作されたも同然だ [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(70)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(70) 「また、そうやって結局君を泣かせてしまったね…」 「ううん、これは嬉し涙だから…悲しくないです…」  三枝は雫の身体を更にぐっと胸に抱き寄せた。 雫もそれに逆らうことなく感極まって思わず自分から三枝の背に腕を回してその胸に顔を押し付けて泣いてしまった。 温かな心音が聞こえてくる三枝の胸に顔を埋め、この広い胸に抱き締められたら [続きを読む]
  • 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(69)
  • JUGEMテーマ:JUNE/BL/ML 僕の家庭教師さまー軽井沢編ー(69) 「譲は僕が名前を呼び続けたけれどなかなか目を覚ましてはくれなかった。実習なんて限られた時間ではもう無理だと諦めかけていたある日、譲に反応があった。僕の手の中で譲の痩せて細くなった指が微かに動いた気がしてすぐに名前を耳元で呼んだ。すると譲の瞼が微かに動いたんだ。そしてその目は開かれた。そんな奇跡が起こるなんてある訳がないと主治医は思ったらしい [続きを読む]