伊藤寛之 さん プロフィール

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伊藤寛之さん: 外国出願のSK特許
ハンドル名伊藤寛之 さん
ブログタイトル外国出願のSK特許
ブログURLhttp://skiplaw.blog101.fc2.com/
サイト紹介文弁理士の伊藤寛之です。特許事務所での日々の実務の中で調べたことをまとめて行きます。
自由文渋谷のSK特許業務法人のパートナーの伊藤寛之です。日々の実務の中で分からないことがたくさんあって、特許庁に問い合せたり、調査をしたりして、一つずつ疑問を解決しています。せっかく調べた情報ですので、このブログに蓄積していこうと思います。雑文も多いと思いますが、よろしくお願いします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2010/07/24 15:37

伊藤寛之 さんのブログ記事

  • 異議申立人死亡の場合の扱い
  • ▼質問1.異議申立人が個人Aの場合であって、Aが死亡の場合、異議申立人の地位の承継はできないと思いますが、その場合、異議申立の手続きは、そのまま進められるのでしょうか?それとも、直ちに中止されるのでしょうか?また、個人Aの死亡が特許庁に知らされずに、そのまま取消決定が確定した場合、その決定は有効になりますでしょうか?2.1つの異議申立書に異議申立人として個人AとBの名前を記載した場合であって、個人 [続きを読む]
  • 「からなる」の解釈
  • 化学系の明細書では、「A成分とB成分からなる組成物。」という表現が請求項が記載されることがあります。「からなる」が、以下の(a)〜(c)の何れを表しているのかがはっきりとせず、争いになりやすい表現です。(a)A成分とB成分のみを含む(b)A成分とB成分を含む(c)主成分としてA成分とB成分のみを含む(a)の表現は限定しすぎな気がして気が進まず、(b)の表現は、A成分とB成分が1%しか含まれていない場合も [続きを読む]
  • 情報提供、異議申立、無効審判
  • 権利化を阻止したり、権利を無効にしたりする方法としては、情報提供、異議申立、無効審判があります。情報提供及び異議申立はかなり頻繁に行われます。無効審判は、全体で年200件程度なので、稀。これらの制度には以下の特徴があります。情報提供匿名で提出することができ、庁費用がかからない。フォーマットも特に定められていないので、気軽に利用可能。但し、権利化前なので、出願人は補正の自由度が高く、引用文献の回避が [続きを読む]
  • 弊所の強み4:米国が強い
  •  弊所は、米国での権利化業務に特に強みを有しています。 私(伊藤寛之)は、弊所に入所する前に、ワシントン大学ロースクールに留学し、知財関係の法律を一通り勉強して、で知財修士号を取得しました。ロースクールでは、判例を毎日100ページくらい読んで分析するという日々でした。実際に実務を行っている多くの特許弁護士から講義を受けました。 卒業後は、Dorsey&Whitney LLPにて特許訴訟実務の手伝いをしながら、Patent [続きを読む]
  • 米国でシフト補正を却下する規定
  • 821.03 Claims for Different Invention Added After an Office Action [R-08.2017]Claims added by amendment following action by the ex
    aminer, as explained in MPEP § 818.02(a), and drawn to an invention other than the one previously claimed, should be treated as i
    ndicated in 37 CFR 1.145.37 CFR 1.145 Subsequent presentation of claims for different invention.If, after an office action on an
    applicatio [続きを読む]
  • 米国で物→方法への補正が認められない根拠
  • 米国では、物から方法に変更する補正は認められにくいと言われています。その根拠としては、以下の規定を挙げることできます。物と方法のクレームがあると、どちらかに限定することが要求されることが多いですが、限定要求を受けていないても、物から方法へのクレームの変更は認められにくいようです。物から方法へのクレームの変更は、RCEでも認められないので、このような変更が必要な場合には、通常、継続出願を行います。また [続きを読む]
  • 弊所の強み3:OAの初期検討を現地任せにしない
  • 弊所では、原則として、OAが発行されると、それをそのまま弊所に送ってもらい、弊所において初期検討を行って応答案を作成しています。新規性・進歩性は、現地よりもこちらの方が詳しいので、原則、こちらのみで応答案を作成します。記載不備については、現地代理人の知見を活用した方がいい提案が可能になるので、現地に問い合わせをすることが多いです。このようなフローでは、現地代理人による検討時間を短縮することができる [続きを読む]
  • 弊所の強み2:メカ系担当が全員3D-CADで図面をかける
  • 弊所では、メカ系の担当者全員のPCに3D-CADをインストールしており、全員が3D-CADを使って図面を作成しています。このため、2Dの図面や写真などから3D図面を作成することが可能になっています。ほとんどの事務所では、3D図面は外注しているか、所内にいる図面担当に作成を依頼をしていると聞いています。弊所では、明細書作成担当自身が図面を作成することにこだわっており、3D-CADもその流れで担当者自身に操作しても [続きを読む]
  • 弊所の強み1:外国出願費用の低減
  • 弊所の特徴をシリーズで紹介させて頂きます。一番顕著な特徴は、「外国出願費用の低減」だと思います。ネット環境の発展に伴い、現地とのコミュニケーションコストが劇的に低減しているにも関わらず、多くの事務所では、未だに、ネットが発展する前の料金体系で高額の出願費用を請求しているようです。外国での権利取得のニーズは、年々、高まりつつありますが、費用の点で十分な権利取得ができないというケースも少なくありません [続きを読む]
  • インドのOAが増えてきた
  • 外国出願のSK特許 インド(IN)国内移行メモインドは、審査請求からFirst Actionまで5年程度かかります。なので、他国のOAが進んでいても、インドだけでOAが出ていないというケースが少なくありません。最近になって、ようやくインドからのOAが増えてきました。インドのOAは、 引用文献の認定が曖昧 引用文献の組み合わせの根拠があいまい ISRでA判定になっている文献を引用して理由なしに進歩性なしの判断という感じ [続きを読む]
  • 発明の新規性喪失の例外期間が6か月から1年に延長
  • 便利になりますね。平成29年12月8日までに公開された発明については、同日以降に出願しても、改正特許法第30条の規定は適用されませんので、注意が必要です。証明書提出期間は、従来と変わらず、30日。こっちも延長してほしいなぁ。30日で提出しないと不都合な理由はないと思うんだけど。発明の新規性喪失の例外期間が6か月から1年に延長されます | 経済産業省 特許庁意匠の新規性喪失の例外期間が6か月から1年に延長されます [続きを読む]
  • 審判請求後でも分割可能
  • 分割出願は、拒絶査定から3ヶ月以内に行うことができます。バックアップで分割出願をする場合は、審判請求を早めに行った上で、分割出願をギリギリに行うのが有効です。分割出願を遅らせることによって、審決の前に、分割出願の審査がなされる可能性を低減することができます。特許法第44条第1項第3号の規定に基き、拒絶査定不服審判の請求又はその審決があったとしても拒絶査定の謄本の送達があった日から3月(又は4月)以内であ [続きを読む]
  • 今年の期末は忙しい。。。
  • この業界は、3月が最大の繁忙期と言われていますが、弊所では、これまでは、3月だからといって特別に忙しくなるという感じではありませんでした。今年は、3月末までに出願をしたいというご依頼を大量に頂きましたので、めっちゃ忙しくなってしまいました。嬉しい悲鳴ですが、フラフラです。。。 [続きを読む]
  • いい感じの決算、いい感じの受注、いい感じの採用
  • (1)決算昨年の決算がでました。昨年は、売上が上がり、事務システムが整備されたので、いい感じの決算を予想していましたが、予想以上にいい感じで、所員の待遇改善をすることができました。特許出願(しなさい) Superapply.: 決算ボーナス(約2,246万円)を支給しました 外国出願のSK特許 今年の総括(売上20%アップ、事務システムの整備、在宅環境の整備、SQLサーバーの導入) (2)受注受注の滑り出しが順調です。特に [続きを読む]
  • ブログが活発です
  • 弊所では多くの所員がブログを書いて、情報発信をしています。最近は、私はさぼっていますが、他の人はいっぱい記事を書いています。SK IP LAW FIRM BLOG ? We support your IP Strategy with Universal Draftingうちの事務所のまとめブログSKIP特許事務のブログうちの事務のブログBIOPATENTBLOGバイオが得意な徳重のブログSK特許業務法人 知財実務の小ネタ帳3年間も更新されていない鈴木のブログ [続きを読む]
  • 米国で優先権証明書が原則不要な根拠
  • ちょっと調べたのでメモ。原則不要。審査官に要求されたときなどに限って必要。37 CFR 1.55 Claim f
    or foreign priority.(g) Requirement for filing priority claim, certified copy of foreign application, and translation in any appli
    cation.(3) An English language translation of a non-English language foreign application is not required except:(i) When the appli
    cation is involved in an interference (see § 4 [続きを読む]
  • Final OA応答の際にRCEをすべきかどうか
  • Final OA応答の際にRCEを行うのと、Advisory Actionを待ってRCEを行うのはどちらがいいか、悩ましいことがあります。Final OA応答の際にRCEを行うメリット・Advisory Actionを待ってRCEをするよりも延長費用を抑えられる場合がある。・Advisory Actionの際にRCEをするよりも費用面で有利になる可能性がある。Advisory Actionを待ってRCEを行うメリット・Final OAに対する応答の主張や補正が認められ特許となる可能性があり、その場 [続きを読む]
  • SQLサーバーを用いた新システム開発中
  • 弊所では、PatDataとVBAベースの所内システムを組み合わせることによって、安定性と使いやすさの両立を図っています。外国出願のSK特許 事務開発部門が軌道に乗ってきました。しかし、取り扱い件数の増大に伴い、所内システムの動作が遅くなってきました。そこで、所内システムについてもSQLサーバーを新たに立ち上げ、それに対応した処理を行うコーディングを行っています。今のところは、コーディングが完成していないので、本 [続きを読む]
  • 【最高裁判決】上告審で初めてなされた訂正の再抗弁は認められない。
  • 地裁・高裁での審理において、無効の抗弁がなされました。通常であれば、これに対して、訂正審判の請求を行った上で、「訂正の再抗弁」を行います。しかし、本件では、別件の審決取消訴訟が係属しているために、訂正審判・訂正請求を行うことができませんでした。最高裁の判断は、「そんなの関係ねぇー。訂正請求しなくても、訂正の再抗弁をやったらいいじゃん。」です。最高裁の言い分も分かりますが、特許権者もかわいそうな気が [続きを読む]
  • 特許査定後のIDSへの対応は悩ましい
  • 米国では、特許査定が出て、登録料を支払った後、数週間程度で、特許が発行されます。IDSの義務は、特許発行まで続きますので、登録料の支払後にファミリーの出願で新たな引例が引用される場合があります。このような引例は、特許性に影響を与えるものである場合、IDS提出を行う義務があり、その義務を怠った場合は、将来、IDS義務違反によって権利行使が制限される可能性があります。このようなタイミングでIDS提出を行う場合、原 [続きを読む]
  • ユーカリ理論
  • ブログのマスコットはアルパカですが、好きな動物はコアラです。コアラは、誰も食べることができないユーカリを食べることに成功して、生存競争に勝ち抜く力をつけました。死の植物ユーカリを食す コアラのグータラ生活: Animal Writerこの考え方は、ビジネスでも重要なので、所内で「ユーカリ理論」と称して普及を試みています。例えば、・複雑な図面を作成するのが大変→3D CADをマスターして図面を簡単に作成・顧客指定の納品 [続きを読む]
  • 米国最高裁は、無条件国際消尽を採用(Lexmark最高裁判例)
  • 米国で国際消尽に関する最高裁判決がでました。判決文:15-1189_ebfj.pdf解説:Impression Products, Inc. v. Lexmark Inc.: will International Patent Exhaustion bring Free Trade in Patented Goods? | Patently-Oプリンタのカートリッジに関する事件であり、外国で特許権者が販売したカートリッジを再生して米国で販売しても、特許権侵害にはならないという内容です。米国に輸入するのはNGという契約が存在していても、その [続きを読む]