ALEX さん プロフィール

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ALEXさん: Boots strap
ハンドル名ALEX さん
ブログタイトルBoots strap
ブログURLhttps://ameblo.jp/polyglotism/
サイト紹介文小さな外国語スクールの代表者が発信する日常的なエッセイ。 好奇心と知性的な笑いを心がけている。
自由文2009年暮れよりはじめて、
どこまで続くかな?

おっ、まだ続いている!

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供365回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2010/08/06 10:00

ALEX さんのブログ記事

  • カルチャー(Culture)という言葉の意味は数々あれど
  • カルチャー(Culture)という言葉は日本語では簡単に「文化」と訳される。例えば、カルチャーセンターという名称の場所も津々浦々。ここで謳われるのは、教化、教育、育成などの意味。カルチャーは土地を耕す(cultivate) という動詞が語源とも言われる。そんなところから発展して、農業、養殖、培養などの意味もある。さらには、訓練、飼い慣らすなどの意もあり、洗練や研究まで様々に使われる。我々現代人は、この「カルチャー」と [続きを読む]
  • 時代を表すキーワードは「イン スタイル (in Style)」
  • イン スタイル(in Style) という言葉がある。一般的な辞書を開くと「流行の、立派に、堂々と」などの言葉が並んでいる。用法にもよるが、1920年代には「派手、カッコよく」などの意味として使われていた。1920年代というとアメリカでは"The Noble Experiment(高貴な実験)" と称された「禁酒法の時代」。アル・カポネのアレ。すなわち、アメリカ社会から酒がなくなってしまった時代。カネのあるアメリカ人たちは競ってヨー [続きを読む]
  • 「ドライブレコーダー」は、やっぱり必需品
  • 今やInstagrum など気軽に写真を撮っては自分で掲載できるすべを持っているが、かつて写真はそれほど気軽なものではなかった。まずフィルムに収めてそれを現像する。そこで初めて写真の成否がわかる。全ては現像してみないとわからない。それがSDカードなどに変わったが、そんなに昔のことではない。ドライブレコーダーに記録されるというのも長くて、ここ10年、15年程度の話。その写真の発明も19世紀の半ばにしてやっとでき [続きを読む]
  • イノベーションのジレンマを考えると...
  • イノベーションのジレンマ(The Innovator's Dilemma) というのがある。これは、巨大な企業は最初から大きかったわけではなく、一つ抜きんじていたことがあり、革新(Innovation)を積み上げることにより巨大な企業に変貌した。いくつかのヒットで、それらは確実なものとなったが、永遠にヒットが生み出せるわけではなく、新しく生まれた革新的な新興の企業によってその立場が奪われ、倒産や縮小を迫られることになることを言う言葉。 [続きを読む]
  • 嗅覚のなせるワザは、想像以上に恐ろしい...
  • 今、世界的に柴犬が人気だという。中国で置き去りにされていた柴犬を飼ってくれる人を募集したところ、応募者が殺到したという記事が出ていた。最近、飼い犬が少なくなってきている。街を歩いていると、あれ?よく吠えていた犬はどこに行ったのだろうと思うことがよくある。番犬と呼ばれる犬は極端なまでに少なくなった。犬は様々な面で役に立つ。その一つ、犬には独特の嗅覚がある。中でもブラッドハウンド(Bloodhound) と呼ばれ [続きを読む]
  • 様々な評論家が出てくるが、どうやって食っているんだろう?
  • 様々な分野に評論家というものが出てくる。テレビなどは、様々な分野の情報を伝えている。例えば、中東で何かが起こると、中東情勢評論家というものが出てくる。軍事的な衝突が発生すると軍事評論家などがコメントを残す。北朝鮮問題となると決まって出てくる評論家もいる。資格があって話すわけではない。そのために、つまらない差し障りのないものに終始している評論家もいる。酒のツマミを吟味するように、この評論家は「いい」 [続きを読む]
  • 「ファーストネーム」と「ファミリーネーム」
  • わが、ささやかな生業としている外国語スクールは18の外国語レッスンを行うスクールとして紹介している。実はそれ以上の数の外国語レッスン、すなわちこれまで30を越える数の言語をしてきた。(と言うと誤解されると困るが小さな外国語スクールではある)「こんな外国語はありますか?」と言われると無碍に断ることができずに、そこは、これも「縁」と思って必死に探すと、めぐり合いの妙が重なって奇跡的な出会いをする。まる [続きを読む]
  • 何か底の知れない恐怖が辺りを包んでいる...
  • わが知人がホノボノした絵を描く画家に襖(ふすま)絵を依頼した。その画家が描いたのは、おとぼけタッチの虎の絵。キバなどもなく、様々なポーズをとったトボけた風合いの虎が、5、6頭の描かれていた。その襖が入ると、飼い猫が不思議そうな顔をして通り過ぎる。家族もほのぼの家族で、「あれ?タマや、これは猫じゃないよ。弱そうだけど虎だよ。仲良くしてあげて」などと、わかりもしないのに飼い猫にそんな風に声をかけたりした [続きを読む]
  • 喋って喋って。何というヤツ...
  • 雄弁は「銀」、沈黙は「金」、などという言葉がある。言葉巧みに語っていく人間というのは扇動力もあり、それがそのまま指導力に繋がっていく。雄弁であることは素晴らしいこと、だが、それでは「銀」。その上手を行くのは雄弁よりも「沈黙」。すなわち、語らぬこと。世の中には、語ることによってうまく行く場合もあるが、ここ一番、得てして、語らないほうがいい時がある。いよいよ、アメリカの中間選挙となる日がやってきた。こ [続きを読む]
  • アリストテレスの言葉は、的を射ている?
  • ニーチェといえば、難しさが漂っているところがある。実際に彼の著書には、『ツァラトゥストラはかく語りき』『善悪の彼岸』など、読んで重く感じるものが多い。数ある彼の著作の中で『曙光』は、そんな重さとはかけ離れて気ままで軽妙なタッチで書かれている。内容としてはアフォリズムのようでもあり気ままな短いエッセイのようでもある。ある面、A・ビアスの『悪魔の辞典』的要素も持っている。彼がこれを書いたのは、大学での [続きを読む]
  • 釣りをするときは、山川草木に溶け込まなくてはならない
  • 佐藤垢石(こうせき)のエッセイを気ままに読んで過ごすことがある。この人物、明治生まれの文筆家。どちらかと言えば、エッセイを書くことを生業にしていた。本業はどれになるのかはっきりしないが、釣り、特に鮎釣りに関しては天下に轟いていた。雑誌「つり人」の初代編集人でもあった。今もそのエッセイは残されていて、しばし、頭に酸素を与えたり、栄養補給をするように彼のエッセイの数々を読んで過ごす。わが趣味には釣りとい [続きを読む]
  • 体内で眠っているあなたの主治医をもっと働かせなさい
  • 週刊誌は、ほとんど買うことはないが、新聞に掲載された週刊誌の広告はしっかりと隈なく目を通す。もちろん、義務や使命があるわけでもない。ただ、惹かれるままに目をやると、いつの間にか、書かれている広告の文字は全て目を通してしまう。全く同じものが電車の車内吊りにも掲載されている。刺激的な見出しが大文字、小文字、横抜きなどに別れて掲載されている。綺麗に秩序立っているというより、ごちゃ混ぜ。この乱雑さが、かえ [続きを読む]
  • 「運命を素直に受け入れた人の魂は美しい」
  • 丸谷才一氏の言葉として記憶しているものに、「文筆家は常に新しいことを言う責任がある」という言葉がある。文章を書く人間としては「その話は聞き飽きた」「また、これが出てきた」などと言われると、もはやペンを折らねばならないといったところだろう。当方は、気ままなブロガー、そこまでの責任はないと考えて、日々、思いつくままの筆を進めている。本を読んだりする中で、名言として記憶に残しておきたいと思う言葉もある。 [続きを読む]
  • 日本の一発芸、「和を以て貴しと為す」
  • 「和を以て貴(とうと)しと為(な)す」という言葉がある。これは聖徳太子の十七条憲法の冒頭に「以和爲貴」という表現で書かれている。これを頂き、金科玉条として千年以上の長きにわたって過ごしてきた日本の原点とも言える言葉。意味としては「諍(いさか)いを起こさず仲良くやるのがいい」。「仲良きことは美しきかな」でもある。この「和」という言葉は、”のぎへんに口”という構成になっている。「禾」すなわち、メシなどの穀類 [続きを読む]
  • シアーズ(Sears)が倒産だって?そんな...
  • アメリカの小売り大手のシアーズ(Sears)が倒産した。日本にとっては、そんなにも大ごとのようには響かないが、わが心には、少しばかりの感慨が過(よぎ)った。わが大学時代に、それに関係した業種でアルバイトをしたことがあった。もちろん、日本でのこと。当時、シカゴに”シアーズタワー”という世界一のビルが建った頃。もちろん、この”シアーズ” が建てたビル。その飛ぶ鳥を落とす勢いのシアーズが手がけていたのが、カタログ [続きを読む]
  • 落語のネタ『心眼』を聴きながら、つい居眠り
  • 「美人」と言えば、世界でミスコンが行われ、同じ基準で「美人度」を計って競ったりしている。世界は同じ美の基準を持っているのかと思えば、そうでもないようである。基本的には大差はないが、西洋人から見れば、日本で標準的と思える女性の「顔」が"Ugly" に見えたり、「ビミョー?」と思える「顔」が"Lovely" に見えたりするようである。それらは、逆も同じことが言える。それゆえに、世の中、特定の人に集中することなく丸く収 [続きを読む]
  • 過激さを加えていくモノ数々あれど...
  • 中国の故事成語はそれぞれに味わいがある。その一つに「亡国の音」なるものがある。この「音」とは音楽のこと。この故事成語を簡単に紹介すると、「この「音」、すなわちメロディを聞いたのは春秋戦国時代の「衛」の霊公。彼が「晋」の国にさしかかったところ今まで聞いたことのない美しいメロディが聞こえて来た。供の者に譜面を取らせて、それ以来、昼と言わず夜と言わず演奏させ聞き惚れていた。そして臣民に聴かせたところその [続きを読む]
  • 「見えてはいけないもの」を見える形でデザインする
  • かつて”SLブーム”というものがあった。この”SL” とは蒸気機関車のこと。すっかり消え失せてしまう危機があったが、現在は、決まった線を決まった時間に走らせて人気を保っている。現在でも、このSLは人気だが、かつて”猫も杓子”も、といったほどのブームが到来したことがあった。そのブーム到来に対して「なぜ、人はSLに魅かれるのか?」という質問。それに対する回答として「現代人が目にするものは化粧パネルが施されたも [続きを読む]
  • ちょっとしたところに未来を暗示させるものがある
  • 子供の頃の記憶の中に凸面鏡に映し出される顔に興味を持った憶えがある。通りの角にある反射ミラーなども凸面鏡だが、それに顔を映し出すとミラーに近いところが大きくなり、遠くは異様に小さくなる。鼻を近づけると入れるのかと思えるほど大きい穴が開いているようにみえる。頭を近づけて見ると、おでこがサハラ砂漠のように広く、眉毛や目は大きくなっているのに、身体は小人のように縮まり、足元などは針の先のようになっている [続きを読む]
  • 興味のあるものを見せられると20%も瞳が開く?
  • 人間の「瞳」は興味あるものを見せられると、その「瞳」の部分が20%も大きくなるという。これは、ポーカーなどをプレイしていると、これは頂けない。どんな手を持っているか人には知られてしまう。この「瞳」が如実に喋ることになる。人の心の動きが「瞳」というものを通じて外にバレてしまうことになる。大きくなったりするのをどうコントロールするかがポーカープライヤーの手腕。これはこれは無意識世界までもコントロールし [続きを読む]
  • 木枯らし1号が吹いてくる、こんな季節は「百物語」。それとも...
  • 「百物語」なるものがある。これは日本の伝統的な怪談会のスタイルのひとつ。集まった人々が怪談話をして夜を過ごすもの。何とも怪しい会である。この会には、いくつかの決まった作法がある。まず、行われるのは新月の夜。この会を行うのにふさわしいのは3つの部屋があること。「百物語」を語る一つ目の部屋は無灯。隣の部屋も無灯。3つ目の部屋は扉を半ば開いた程度にしておき100の蝋燭(ろうそく)を灯す。会場の部屋からわず [続きを読む]
  • 未来を知ろうなどという考えは、人生の浪費
  • 悲劇というものは「運命の枷(かせ)」から逃れようとしてもがくが、遂にはその縄目に捉えられて、破滅ないしは破局に至るという構図を取る。ギリシャ悲劇『オイディプス王』はその典型かもしれない。このストーリーを簡単に紹介すると、「テーバイの王となるオイディプスは、若い頃、受けた神託で『父を殺害し、母と交わる』ことを告げられるが、そんなことを忘れてしまうもの。旅に出て、様々な艱難を乗り越えながらもテーバイの王 [続きを読む]
  • 「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」
  • 「女性が活躍する社会」、それが来ているようでもあり、程遠いところのようにも見える。フランスの思想家であるシモーヌ・ド・ボーヴォワールの著書『第二の性(Le Deuxième Sexe)』の冒頭には、「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」という言葉が記されている。女になる?は、ジェンダーとしての女性ではなく、よろしくないアイデンティティとしての女性という枠組みに変えられていくこと語ったもの。フランスは、女性の [続きを読む]
  • 「群衆」は地獄? それともパラダイス?
  • ミステリー小説の草分けとなる19世紀のアメリカの作家エドガー・ポー。その彼に『群衆の人』と題する短編小説がある。海外物の小説には、巻頭にエピグラフと呼ばれる格言などを引用した小窓のような欄がある。この小説も御多分に洩れず、フランスの思想家ラ・ブリュイエールの格言を掲載している。その言葉は、「一人で居られぬというこの大きな不幸(Ce grand malheur de ne pouvoir être seul)」というもの。これが、この小説 [続きを読む]