みくら さんさんか さん プロフィール

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みくら さんさんかさん: Let's be Friends,
ハンドル名みくら さんさんか さん
ブログタイトルLet's be Friends,
ブログURLhttp://sketchbookrf044.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文病で逝った婚約者へ。9.11で逝った友らへ。聖書を読むのは思い出と鎮魂のため。時々エッセイや小説も公開。
自由文 ほぼ毎日、更新中。さとう珠緒じゃないが、「お暇なら来てよね」というところか?
 海外の小説、大好き。音楽、大好き。映画、大好き。コーヒー、大好き。スタバ、大好き。『ONE PIECE』、大好き。『F.S.S』、大好き。海ある故郷、大好き。
 いい年こいて、隣の席の年下女子への片想いに悩む、そこそこ青年そこそこ中年男子。細々ながら兼業作家をやっています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供138回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2010/08/09 02:54

みくら さんさんか さんのブログ記事

  • 第2590日目 〈『ラフ?ライフ?!』舞台となった街への想い。〉
  •  ちかごろ脇目も振らずに読書し、小説を書き、専ら特定のアニメを観るのに耽っているのは、現在の自分を取り巻く人間関係の何割かに或る種の不満を抱いているからだ。かてて加えてようやく忘却し果せた一年前の亡霊の残滓とこれから付き合ってゆかねばならぬことに嗟嘆する日々が始まるのを知ったからだ。 古巣へ再び還るまでぜったい会社を辞めない、と誓っているので夜逃げのように姿をくらますつもりはまるでないのだが、前途 [続きを読む]
  • 第2589日目 〈中沢健『初恋芸人』を読みました。〉
  •  BS未加入だと観たい番組を観られず、地上波で流れる予告CMや番組紹介の記事に接する度刹那の憤慨を催すことがある。まあ、その憤慨も一時期よりは鎮まるようになったけれどね。これについてはNHK-BSがクラシック番組を殆どまったく流さなくなったことが大きい。ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートだって、ここ数年は生中継していないんじゃない? たいていの番組ならさっさと忘却できるようになったけれど、昨春にBS [続きを読む]
  • 第2586日目 〈かれらか?遺してくれたもの──小諸の町を想う。〉
  •  わたくしは初めて訪れるずっと以前から、小諸の街並みや小諸を取り巻く自然を、見て知っていた。 二十歳の夏のこと。家族四人で軽井沢にある祖父の別荘にて数日を過ごした後、車で西へ下った。どうして小諸へ行くことになったか、まったく覚えていない。想像するに、なにかの拍子に島崎藤村の話題になり、ゆかりの街が近くにあるから行ってみようか、という流れでなかったか。きっかけはともかく、われらは一夏の家族旅行の〆括 [続きを読む]
  • 第2585日目 〈気にするな、キミたちはなにも悪くない。〉
  •  相も変わらず朝の首都圏の通勤電車は遅延しまくりだ。曰く、人身事故のため。曰く、急病人の発生/救護を行い。曰く、車内トラブルがあり。曰く、??駅のホームにて異常を知らせる非常ボタンが押されたため。曰く、??駅のホームから人が転落したとの情報があり。曰く、踏切内に車両が閉じこめられたとのことで。エトセトラ、エトセトラ。 そうして今朝は、線路内に人が立ち入ったとのことで……。当初は全線で運転見合わせ、 [続きを読む]
  • 第2583日目 〈綾辻行人『奇面館の殺人』を読みました。〉
  •  『奇面館の殺人』を満足の溜め息と共に読了した。鹿谷門美が活躍するシリーズに接するのは久しぶりである。『十角館の殺人』から順に、間を置かずに読んできたわたくしがそうなのだから、リアル・タイムでシリーズを追ってきた人は尚更だろう。まぁ、前回かれが探偵役を務めて動いたのが6作目『黒猫館の殺人』で、本作との間にあるのがあの『暗黒館の殺人』と『びっくり館の殺人』だからね。感慨はどちらの立場であっても、深い [続きを読む]
  • 第2582日目 〈綾辻行人『ひ?っくり館の殺人』を読みました。〉
  •  『暗黒館の殺人』を読了した翌日から『びっくり館の殺人』を読む。それはちょっと苦痛を伴うものであった。物語の軽さ、密度の薄さにとまどい、それに折り合いを付けられないまま巻を閉じるに至ったからである。 作者は機会ある毎に『びっくり館の殺人』はシリーズ番外編にあらず、正統なる第8作なり、の考えを発信してきた。にもかかわらず、本作を否定する向きは多いようで、それはおそらく本作の出自に大きく由来するのだろ [続きを読む]
  • 第2581日目 〈綾辻行人『暗黒館の殺人』を読みました。〉3/3
  • ? 『暗黒館の殺人』と『十角館の殺人』の相関は以上を以て区切りとし、ここから先は早足で『水車館の殺人』から『黒猫館の殺人』までシリーズ諸作の要素が『暗黒館の殺人』に反映した箇所について述べてゆく。ちょっと長めの備忘と思うていただいても構わない。 暗黒館には昭和18(1943)年、藤沼一成が訪れて仮称「時の罠」を描き、おそらくは同じ時期に「緋の祝祭」と「兆し」と題する絵画を贈った(第3巻P484-87、第4巻P229- [続きを読む]
  • 第2580日目 〈綾辻行人『暗黒館の殺人』を読みました。〉2/3
  •  ここで一つ提案、『暗黒館の殺人』を読み終えたらば改めて『十角館の殺人』を読んでみよう。というのも『暗黒館の殺人』はシリーズ最重要人物の語られざる物語であり、或る意味で本作がシリーズ出発点となっているからだ。『十角館の殺人』は新装改訂版を用うべし。 九州は大分県、S半島J崎の沖合約5キロの海上に浮かぶ、角島。そこに建つ洋館(青屋敷)で或る建築家が殺された。中村青司。享年46。1985年9月20日未明のこと。犯 [続きを読む]
  • 第2578日目 〈綾辻行人『黒猫館の殺人』を読みました。〉
  •  “黒猫館”といえばわたくしの世代には悶々とした感情を抱かれる方もおられよう。人里離れた場所に建つ妖しの洋館。そこで営まれる背徳と淫靡の生活。いまにして思えば、人生初のメイドさん萌え……。わたくしが書きたい物語の或る方向に於ける目標は、この、戦前の雪深い山中に建つ洋館を舞台とする物語にあったのだ。それはいまも変わることなくあり続けており── ──さて、マクラはここまでにして、綾辻行人『黒猫館の殺人 [続きを読む]
  • 第2577日目 〈綾辻行人『時計館の殺人』を読みました。〉
  •  シリーズ第5の館のお目見えである。 『時計館の殺人』の舞台は鎌倉今泉、時計屋敷(時計館)。館は大きく3棟に分かれ、玄関と時計塔があるのが1979年以後に増築された、初代館主の古時計コレクションがずらりと飾られて今回の惨劇の主会場となる1974年に立てられた、そこと廊下で結ばれた先にある開かずの間。 時計塔に設けられた時計盤は、しかし中庭を向いており、しかもいま針は長短いずれも外されてしまっている。まだ針が [続きを読む]
  • 第2576日目 〈鎌倉の古我邸のこと。〉
  •  あなたはJR横須賀線を使ってここへ来たのだろうか。それとも江ノ電? まぁどちらでも構わない、電車を降りたら西口に出て、目の前のバス道路を市役所前の交差点まで歩こう。信号を右方向へ折れ、道なりに150メートル程北へ。そうすると、鎌工会館ビルを右斜め前に臨む十字路へ出る。そこを左に曲がって日本キリスト教会鎌倉栄光教会の前を通り過ぎて歩くこと、約60メートル。厳めしい鉄製の両開き扉の前に出る。 そうして扉の柵 [続きを読む]
  • 第2575日目 〈綾辻行人『人形館の殺人』を読みました。〉
  •  『人形館の殺人』(講談社文庫)は〈館〉シリーズの異色作である。どこが? まず舞台となる地。これまでは、そうしてこのあとも中村青司の館は人外魔境ならぬ人里離れた地に建てられていたが、本作の人形館はなんと京都市中、しかも左京区北白川てふ場所なのだ。しかもこの館と中村青司のつながりは、シリーズに登場する館群のうちでもまた異色で……この点を縷々綴ると仕掛けられたトリック(大技、というた方がよいか)を割る [続きを読む]
  • 第2574日目 〈綾辻行人『迷路館の殺人』を読みました。〉
  •  シリーズ第3作、『迷路館の殺人』(講談社文庫)を春雨そぼ降る今日、4月1日夕刻に読了。この月日に因んだ作為ではなく、あくまで偶然の一致に過ぎぬ。もっとも読み始めた当座はなんとなく、4月1日に読み終えられたらいいな、ぐらいには考えた覚えもあるけれど。どうせなら4月1日に読み始めて4月3日午前に読み終わる方が、この作品の場合は最上だったのかもしれないけれど、現実的には到底不可能事なので却下しよう。 舞台は地 [続きを読む]
  • 第2573日目 〈綾辻行人『水車館の殺人』を読みました。〉
  •  「横溝正史風の本格探偵小説をイメージ」して執筆したというだけに、本作『水車館の殺人』はアクロバティックな前作『十角館の殺人』とは打って変わり、端正にして古典的そうしてオーソドックスな作風を漂わせる本格ミステリである。 岡山県の、人里離れた場所にシリーズ第2の館、水車館は建つ。中村青司の設計で11年前──というから1975年のことだ──に建てられた。館の造営に併せて水路をそのすぐ脇を通るよう引きこみ、三 [続きを読む]
  • 第2572日目2/2 〈綾辻行人『暗黒館の殺人』を読んて?います。〉
  •  本稿は読書中の小説に関する備忘というか、メモのようなものである。ジャンルがミステリゆえに「もしかしたら……」と思うた事柄はかりにそれが誤りであったとしても、書き留めておくのが最善であろう。 読書が終わったあとにこれを読み返したら、わたくしは赤面して、それこそ穴があったら入りたい心境に陥り、同時に本稿を破棄したい衝動に駆られるかもしれない。或いは読了済みの方が本ブログをお読みになったら、なんだこの [続きを読む]
  • 第2569日目 〈推理小説読書の第一期を振り返る。〉
  •  昨年の秋から、江戸川乱歩や横溝正史を皮切りにして、遅ればせながら推理小説に淫した日々を重ねて今日へ至っていることを、これまでにも何度か本ブログにて述べてきた。今年になってからは専ら現代の作物ばかり読み耽ってそれらの概ねについて感想めいたコメントをモレスキンのノートに書き留めているが、遅かれ早かれそれらの幾つか(全部ではあるまい)はやがて相応しい分量を伴って清書された後、ここにお披露目されることで [続きを読む]
  • 第2567日目 〈仕事帰りの<巣>を探すことの困難について。〉
  •  つくづくと過去の勤務地が恵まれた場所にあったことを痛感している今日この頃。 いや、いまのところも新宿なんていう幾らでも候補地が見つかるはずの場所なんだけれど、然に非ず。人が多くて店内が狭くて、しかも閑散とする時間帯がないという、却って悪しき傾向に囚われた場所なのだ。 乗換駅にも何カ所かあるけれど、北と南に日本有数のオフィス街を抱えるゆえにどこもかしこも混雑、混雑、混雑。店内は狭く、自分が立ち寄れ [続きを読む]