たろちゃん さん プロフィール

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たろちゃんさん: おひまつぶしの読書日記
ハンドル名たろちゃん さん
ブログタイトルおひまつぶしの読書日記
ブログURLhttp://ohimatsubushi.seesaa.net/
サイト紹介文ジャンルにこだわりのない読書日記です
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供200回 / 365日(平均3.8回/週) - 参加 2010/08/21 15:51

たろちゃん さんのブログ記事

  • 「草笛の音次郎」山本一力
  • 天明八年の江戸。今戸の貸元、恵比寿の芳三郎のもとに佐原の兄弟から手紙が届きます。香取神宮の祭りを見にこいと。しかし芳三郎は風邪が抜けきっておらず体調が良くありません。さりとて兄弟からの誘いを断るわけにもいかず。代貸の源七に話をすると、源七は音次郎を名代として推します。つまり芳三郎の名、組を背負って佐原に旅に出るわけです。芳三郎には優男に思える音次郎ですが、源七の見る目を信用し佐原に出させることにし [続きを読む]
  • 「ほっこりおうちごはん 「どうぞ飯あがれ」」柴門ふみ
  • 人気漫画家の食エッセイ&レシピ集です。2児の母でもありますから、そりゃもう仕事しーの家事をしーの大変だったことと思います。売れっ子マンガ家で仕事しつつ主婦もなんて、よくもまあ。ま、それはそれとしまして、本書は著者がいろんなエピソードを書きつつそれにまつわる一品を紹介し、そのレシピは巻末にという内容です。しかしなんなんですかね、読んでいていまいち気分がよくない。なんといいますか、文章に高飛車なところ [続きを読む]
  • 「思い出のとき修理します4 永久時計を胸に」谷瑞恵
  • 寂れた商店街にある飯田時計店。ショーウィンドウには『思い出の時 修理します』という金属製のプレートが置かれています。そんなプレートに惹かれてか、今日も客が訪れます・・・・。シリーズ第4弾。最終巻です。前作の感想で内容のお粗末さに「私はもう読むのをやめます」と宣言したわけですが、最終巻となりますとせっかくここまで読んできたんだし最後まで付き合うかと。まだまだシリーズが続くのならもちろん読みませんでし [続きを読む]
  • 「本棚探偵の生還」喜国雅彦
  • シリーズ第3弾。いよいよ本棚探偵が海外に進出です。アジア最大のブックフェアのため台湾へ。そしてホームズファンの聖地、ロンドンはベイカーストリートへ。もちろん国内でも大活躍(?)です。友人の引っ越しに古本目当てで手伝いに行く。本棚まで作ってあげる・・・・。「冒険」、「回想」ときて今回は「生還」。古本&ミステリーファンの喜怒哀楽が実に馬鹿馬鹿しくも生き生きと書かれています。私はここまでマニアではありま [続きを読む]
  • 「わたしたちに許された特別な時間の終わり」岡田利規
  • ライブハウスで出会った男女。時はブッシュがイラクに攻撃を開始する数日前です。2人はラブホテルに籠りきり、テレビも観ずひたすらセックスと会話で4泊5日を過ごします。そのあいだに外の世界ではアメリカとイラクの戦争が開始されているのかいないのか・・・・。(三月の5日間)戦争という当事者たちにとっては大変な出来事が行われているいっぽう、まったくそれとは無関係な人物と時間が確かに同時期に存在しているんですよ [続きを読む]
  • 「現代日本の小説」尾崎真理子
  • 現代文学といえばちょっと堅苦しい。現代文学の前に近代文学なんてのがあったりします。なんだか電車の『今度』、『次』みたいなものでどっちがどないやねんとツッコミを入れたくもなりますが。(笑)ちなみに私の住む大阪では『先発』、『次発』とはっきりしております。さて、この本のタイトルは「現代日本の小説」。つまり現代の日本の小説を取り上げておられるわけですが。じゃあどこからが現代なのかというとまたややこしくな [続きを読む]
  • 「手芸女」野坂律子
  • タイトルは「シュゲジョ」と読みます。都立水之江高校の新任教師、大山健太郎。体育会系バリバリの健太郎がなんと手芸部の顧問をすることになります。しかしその手芸部は文化祭を前に2派で対立していました。真面目な部長町田塔子率いる“手作り小物を売りたい派”と、姉御肌の長島チカ率いる“ファッションショーをやりたい派”。体育会系新米教師の健太郎は慣れない女子高生たちの板挟みになります。文化部にとっては年に一度の [続きを読む]
  • 「ロスジェネの逆襲」池井戸潤
  • 半沢直樹シリーズ第3弾。東京中央銀行から子会社の東京セントラル証券に出向(左遷)になった半沢。電脳雑伎集団というIT企業がライバル会社の東京スパイラルという会社を買収したいので、アドバイザーになってほしいという依頼を受けます。半沢は乗り気ではなかったものの、部下で大きな仕事にやる気満々の諸田にチームを組ませて引き受けることにします。ところが親会社である東京中央銀行の証券営業部がその仕事を横取りする [続きを読む]
  • 9月の一冊
  • 今月の読書は以下の14冊でした。・「味覚極楽」子母沢寛・「書店ガール4 パンと就活」碧野圭・「サブカルで食う 就職せずに好きなことだけやって生きていく方法」大槻ケンヂ・「犬婿入り」多和田葉子・「翼はいつまでも」川上健一・「ホテルオークラ 総料理長の美食帖」根岸規雄・「誰も知らなかった インド人の頭ん中」冬野花・「ホルモン焼きの丸かじり」東海林さだお・「コミックVOW」コミックVOW制作委員会・「宇宙戦 [続きを読む]
  • 「夜露死苦現代詩」都築響一
  • 詩というのが私にはいまいちわからないんですよね。なにをもって詩というのか。どのようなのが優れた詩なのか。といいつつ、私も詩を書いてブログも持っているのですが、とりあえず自分の思いを言葉に込めて表現すれば詩なのかなと。技術的なことはいろいろとあるんでしょうけども。さて、本書ではいろんな“詩”を取り上げておられます。それは餓死した老母と中年男性が残した日記であったり、死刑囚の俳句であったり。なるほど、 [続きを読む]
  • 「光の領分」津島佑子
  • 夫と離婚しようとしている私は4階建ての古いビルの最上階に部屋を見つけます。四方に窓のある光に満たされた部屋。ビルの名前は偶然にも夫の姓と同じです。夫に頼りたくなく、新しい生活に一歩たりとも踏み込ませたくなく、私は幼い娘と暮らしはじめます・・・・。これから幼い娘を抱えて生活していく不安と光に満たされた部屋というのが対照的に思えます。といっても途中で窓には金網が貼られてしまうのですが。離婚のための調停 [続きを読む]
  • 「宇宙戦争」H・G・ウェルズ
  • 時代は20世紀の初め。舞台はイギリス。ある日流れ星がウォーキングという町に落下します。しかしそれは隕石ではなく巨大な円筒でした。人々が集まる中その円筒のふたが開き、現れたのは火星人です。火星人は熱線で人々を焼き払います。その後も円筒がやって来て熱線や毒ガスで殺戮を繰り返し、住民をパニックに陥れます・・・・。宇宙人が地球を攻めてくるという思いっきりベタな設定のSF小説です。当時アメリカでラジオドラマ [続きを読む]
  • 「コミックVOW」コミックVOW制作委員会
  • 「VOW」といえば街中のヘンな看板や、新聞、広告などの笑える誤植などを写真で掲載し、コメント付きで紹介した人気のシリーズ本です。この「コミックVOW」はマンガ本のヘンなものだけを集めれば面白いんではないかと企画された一冊。たしかにマンガですから現実離れしたネタは多い。当時は不自然なく受け入れていたような表現が、現在になってギャグでしかないというのは茶飯事でしょう。これはドラマでもよくあることですが [続きを読む]
  • 「ホルモン焼きの丸かじり」東海林さだお
  • 丸かじりシリーズ第31弾。今回のタイトルはホルモン焼きです。内容では「ホルモン焼きを懐石で」が表題作となりましょうか。ホルモン焼きといえばもちろん焼肉なのですが、ロースやカルビとかと違っていわゆる臓物ですよね。普通の焼肉とはちと違う。というわけで、『ホルモン料亭』といわれる店に出掛けていくのですが・・・・。で、その店の実況なわけですが淡々としたメニューの紹介に終始しています。んで最後は飲み物がどう [続きを読む]
  • 「誰も知らなかった インド人の頭ん中」冬野花
  • 国が違えば当然文化も違うわけで。人々の日々の暮らしもまったく異なったものとなります。そんな中でも我々日本人にとってインドという国はその最たるものかもしれませんね。いや、私は行ったことないのですが、この本を読みますと。まあ数々のエピソードがあること。そのひとつひとつを紹介していてはきりがないのですが、基本的には時間にルーズで何事にもいい加減といったところでしょうか。あくまで日本人の感覚を基準にしてで [続きを読む]
  • 「ホテルオークラ 総料理長の美食帖」根岸規雄
  • ホテルオークラといえば、帝国ホテル、ホテルニューオータニと並んで日本のホテルの御三家ですよね。著者はホテルオークラの第四代総料理長だった人。これはもう料理人としては相当な地位といっていいでしょう。特に昔はフランス料理といえばホテルのレストランという風潮でしたし、その中でもホテルオークラと帝国ホテルはフランス料理においては双璧でした。そんな流れを受け継いでの総料理長ですから。本書では著者がホテルオー [続きを読む]
  • 「翼はいつまでも」川上健一
  • 神山は青森県の中学3年生。野球部に在籍しています。といっても補欠ですが。平凡な中学生ですね。そんな神山はある日、三沢基地のアメリカ軍放送から流れてきた歌を聴いて落雷のようなショックを受けます。ビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」。興奮した彼は翌日大声でクラスの皆にその歌を披露します。「♪ラースタアナーセイトウマートウーマーイガール!」この日から神山の日々が変わります・・・・。ビートルズの歌に勇 [続きを読む]
  • 「犬婿入り」多和田葉子
  • 北村みつこが小学生相手に経営する『キタムラ塾』は、子供たちに『キタナラ塾』と呼ばれ愛されています。みつこは子供たちに『犬婿入り』の話をします。黒い犬がお姫様のお尻をペロリペロリと舐めるという話。8月に入り塾も夏休みになって間もないある日、二十七、八の男がキタムラ塾を訪れ、みつこのショートパンツをするりと脱がせて肛門をペロンペロンと舐め始め、そのあとは台所に駆け込んでもやしを炒め始めます・・・・。な [続きを読む]
  • 「書店ガール4 パンと就活」碧野圭
  • 新興堂書店でアルバイトをしている高梨愛奈は就職活動を控えた大学生。周りが積極的に就職活動している中、愛奈はいまいち気持ちがはっきりしません。本は好きですが、このまま書店に就職したとして未来はあるのか。一方、駅ビルの書店で働く宮崎彩加は書店員5年目です。大学時代からこの店でアルバイトし、卒業後は契約社員として勤めています。愛奈より4歳年上ですが友達として親しく付き合っています。正社員への登用とともに [続きを読む]
  • 「味覚極楽」子母沢寛
  • 明治・大正を生きてきた様々な人たちの語る味覚についての話。その世代の人たちは味覚を通じ、何を語るのか・・・・。序や後記の日付を見ますと昭和32年。しかし記事が書かれたのは昭和2年で、東京日日新聞に連載されていたもののようです。今から90年前ですか。内容は作家である著者が新聞記者時代に各界の人たちに食について語ってもらい、それを聞き書きし、著者のコメントや後日談を添えたものです。登場する人たちも子爵 [続きを読む]
  • 8月の一冊
  • 今月の読書は14冊でした。・「街のイマイチ君」綱島理友・「聖痕」筒井康隆・「世界ぐるっと肉食紀行」西川治・「小説 君の名は。」新海誠・「谷崎潤一郎マゾヒズム小説集」谷崎潤一郎・「バカボンのパパよりバカなパパ」赤塚りえ子・「天の梯 みをつくし料理帖」高田郁・「江口寿史の正直日記」江口寿史・「サヴァイヴ」近藤史恵 ・「パラダイス・ロスト」柳広司 ・「多読術」松岡正剛 ・「男と点と線」山崎ナオコーラ・「花腐 [続きを読む]