たろちゃん さん プロフィール

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たろちゃんさん: おひまつぶしの読書日記
ハンドル名たろちゃん さん
ブログタイトルおひまつぶしの読書日記
ブログURLhttp://ohimatsubushi.seesaa.net/
サイト紹介文ジャンルにこだわりのない読書日記です
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供184回 / 365日(平均3.5回/週) - 参加 2010/08/21 15:51

たろちゃん さんのブログ記事

  • 「下読み男子と投稿女子 〜優しい空が見た、内気な海の話。」野村美月
  • 風谷青はラノベが大好きな男子高校生です。実はラノベの新人賞の下読みのアルバイトをしています。ある日、青は応募作の中にクラスメートである氷ノ宮氷雪の作品を見つけます。クラスの誰とも口をきかない“氷の淑女”と呼ばれているクールな美少女です。しかしそんな外見とは裏腹に、作品の内容は顔文字やフォント変えを駆使したハチャメチャな小説です。『しましまパンツ \(@^0^@)/』なんて文章も。えっ、あの氷ノ宮さんがこん [続きを読む]
  • 「英国一家、ますます日本を食べる」マイケル・ブース
  • 「英国一家、日本を食べる」の続編です。2冊目ということでさほど目新しさもなくインパクトもなく。ま、相変わらずだなといったところ。今回は前回に比べてさほどガキ(二人の息子)が出てこなかったようにも思いますが、どんなもんでしょう。しかし築地市場でターレに急ブレーキをかけさせ、積んであったエビの箱が落ちて中のエビが石畳にぶちまけられたと書いてあります。ガキをそんなところに連れていくなよ。それが本当の話だ [続きを読む]
  • 「わが闘争」角川春樹
  • 角川春樹といえばあの角川書店の元社長で。一時期はイケイケでしたよね。ベストセラーを連発し、本と映画をリンクさせて売り出し、映画界も席巻しました。彼がいたからこそ今の角川書店があるわけで。でもいろんな事情があり角川書店を追放され、しかし角川春樹事務所を立ち上げ、刑務所に服役したりもありましたが、今また編集者として現役で活躍しておられます。そんな著者の波乱万丈な自叙伝です。なんともまあパワフルな人です [続きを読む]
  • 「鹿男あをによし」万城目学
  • 大学の研究室でヘマをして居られなくなり、教授の勧めで奈良の女子高に赴任することになった“おれ”。担任したクラスの生徒達にはなかなか馴染んでもらえず、翌日の教室の黒板には昨日の自分の行動が書かれている始末です。『パンツ3枚千円也』『靴下四足千円也』『鹿せんべい、そんなにうまいか』いったいなんなんだ、こいつらは。そんなある日、鹿が人間の言葉で話しかけてきました。「さあ、神無月だ 出番だよ、先生」これか [続きを読む]
  • 「百合子のひとりめし」原作 久住昌之 作画 ナカタニD.
  • 久しぶりにグルメ漫画を取り上げてみます。ちょくちょくは読んでるんですけどね。「深夜食堂」とか「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」とか。「美味しんぼ」もぼちぼちと。でもいちいち取り上げてたらマンガのほうが多くなってしまうので、控えております。(笑)で、この作品ですが、経歴と内容がちょっと異色だったもので、おっと思いまして。原作は久住昌之氏です。「漫画アクション」に連載されていたものの見事打ち切り。作画の [続きを読む]
  • 「流転の魔女」楊逸
  • 中国人女性の林杏は日本の大学で法律を勉強している留学生。居酒屋で時給900円のアルバイトをしています。生活はぎりぎりです。ある日、友人から弁護士をしている父親の通訳を頼まれます。留置場に拘束されている中国人容疑者と接見するために通訳をしてほしいと。その仕事が終わったあと貰った封筒を家に帰って開けてみると、報酬は1万5千円でした。びっくりする林杏。数時間で彼女の3日分のアルバイト代です。林杏は貰った [続きを読む]
  • 9月の一冊
  • 今月は14冊読みました。・「ゆめいらんかね やしきたかじん伝」角岡伸彦・「時の旅」西村寿行・「オムライスの秘密 メロンパンの謎 人気メニュー誕生ものがたり」澁川祐子・「マサヒコを思い出せない」南綾子・「キッチンが走る! フランス・イタリア料理篇」NHK「キッチンが走る」制作班[編]・「なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門」松尾貴史 著 しりあがり寿 画・「きみは誤解している」佐藤正午・「編集者放 [続きを読む]
  • 「中国怪食紀行 吾輩は「冒険する舌」である」小泉武夫
  • 怪食紀行シリーズ第2弾。今回は中国ということで、まあいろんな国がありますけど、やはり怪食ということでは中国でしょうねぇ。(笑)この本でもいきなり第一話で皮を剥がれた牛の頭ですから。で、第二話は犬肉。これまた皮を剥がれた犬が丸一頭のまま市場に並んでいます。その後もヘビだの虫だのと、なんとも奥深い食文化を見せつけてくれます。これらがふんだんにカラー写真で紹介されているのですからありがたい。(?)それに [続きを読む]
  • 「旨いメシには理由がある 味覚に関する科学的検証」都甲潔
  • 味覚というのは人それぞれの主観的なものであり、なかなか客観的な評価を下しにくいものです。ある人が美味しいと言った料理を違う人が食べてまずいと言ったり。どう感じるかなんてのはもうこれは個人の領域なわけですが、しかし人として共通した味覚というのも存在します。甘い・辛い・酸い・苦い・塩辛いが人間にとっての五味なわけですが、食べ物というのはそれらの味の組み合わせで成り立っています。近年、これに旨味が加えら [続きを読む]
  • 「小泉放談」小泉今日子
  • 50歳を過ぎた著者が、50を過ぎたらどう生きるべきなのか、いろんな先輩からアドバイスを受けようという対談集です。20歳、30歳、40歳、いずれも区切りといえば区切りですが、50歳というのはいよいよ感がありますね。まぎれもなく人生の折り返し地点を過ぎています。しかし社会的にはまだまだ現役。そしてそれなりの言動も求められます。さて、そんな年齢に突入し、どのように生きていくか。対談には25人の女性たちが [続きを読む]
  • 「女ざかり」丸谷才一
  • 南芳子45歳は大新聞社『新日報』の論説委員。元首相が発言した妊娠中絶と産児制限についての暴言を論説で取り上げます。どうやらこれがどこかの大物(?)の逆鱗に触れたようで、会社に圧力がかかり、事業局へ配置転換させられそうになります。しかし芳子はこれを拒否。断固戦う決意をし、何者の手によるものか探りつつ、友人、愛人、家族を使って反撃を開始します・・・・。丸谷才一といえば旧仮名遣いで文章を書くことで知られ [続きを読む]
  • 「味に想う」角田房子
  • 作家による食エッセイです。夫は新聞記者でパリ支局長をしておられ、またご自身もソルボンヌ大学に留学していたこともあり、ヨーロッパのいろんな国々が紹介されています。フランスはもちろん、イタリア、スペイン、ドイツ、ソ連・・・・。著者が初めてパリを訪れたのが1930年代とのこと。そんな時代から向こうで生活され、なので食べ物や店の紹介についても身に染み付いたような生活感が感じられます。これを書かれたのは日本 [続きを読む]
  • 「銀二貫」高田郁
  • 大坂は天満で寒天問屋を営んでいる和助。京都から帰る途中茶屋で休憩していたところ、父子が仇討ちにあうのに遭遇します。父親は討たれてしまいましたが、銀二貫でその仇討ちを買い取り、討たれた武士の息子の鶴之助を引き取った和助。鶴之助は名を松吉と改め、寒天問屋の丁稚として厳しい修業に耐えていきます。そんな中で松吉は料理人の嘉平、その娘の真帆と出会うのですが、嘉平の店が大火で焼失し、嘉平も真帆も消息が知れなく [続きを読む]
  • 「編集者放浪記」高田宏
  • 時代は昭和30年。毎日新聞、NHK、新日本放送、朝日放送、松竹、東映、片っ端から入社試験に落ち、どうにか入ったのが光文社。そこから著者の編集者人生が始まります・・・・。「少女」という少女雑誌からスタートし、この時代は新米編集者としての苦労が描かれています。そして酒と酒場。やはり仕事を依頼する作家たちとはこれがないと務まらなかったようで。酔っぱらって原稿を紛失したなんてエピソードもあります。そして6 [続きを読む]
  • 「きみは誤解している」佐藤正午
  • 競輪に関わる男たちを主人公にした短編集です。表題作は婚約者の両親に挨拶することを後回しにし、父親が死にかけていても競輪場に通う男の話。結局は婚約者よりも競輪を選びます。他、すべて競輪という競技に取りつかれてしまった男たちです。女性もいますが。競輪に関わると言いましても、あくまでギャンブルとして競輪に懸ける連中の話であり、競輪そのものをモチーフとしているわけではありません。刊行当初は競輪小説と扱われ [続きを読む]
  • 「マサヒコを思い出せない」南綾子
  • わがままで自分勝手な男、マサヒコ。そんな彼と関わった6人の女性たちの物語です。私の体を通り過ぎて行った男・・・・といったところなんでしょうか。それを乗り越えて新い一歩を踏み出す、と。各編にマサヒコという男が登場するわけですが、それぞれ年齢も立場も違います。マサヒコという同一人物の女遍歴かもしれませんし、女たらしなダメ男の象徴としてマサヒコという名の男が描かれているのかもしれません。でも正直言いまし [続きを読む]
  • 「時の旅」西村寿行
  • 南アルプスに近い山麓に所有林を持ちながら相続税が払えず、自分の山に火を放ち失踪した佐竹恒春。妻は首つり自殺をし、11歳の息子である樹里は失踪した父を探すために山に入ります。樹里の捜索を開始したのが特別環境警備監の戸部新介。しかし樹里の失踪だけではなく、森林をめぐって政治家たちがいろんな思惑を持って動いており、戸部はそれに立ち向かうことになります・・・・。西村寿行らしい非常にストレートなメッセージの [続きを読む]
  • 「ゆめいらんかね やしきたかじん伝」角岡伸彦
  • 『関西の視聴率男』と言われた歌手でタレントのやしきたかじん。2014年に64歳で死去。その言動や人生は波乱万丈でした。そんなやしきたかじんの生涯を描いた評伝です。本業は歌手でしたがタレントとしての活動で人気がありました。司会する番組はすべて高視聴率。関西で圧倒的な人気はありましたが、そのアクの強さからあまりよく思わない人もけっこういましたが。しかしこの本を読みますとかなり『やしきたかじん』を演じて [続きを読む]
  • 8月の一冊
  • 今月の読書は15冊でした。・「食堂つばめ3 駄菓子屋の味」矢崎存美・「サザエさんの東京物語」長谷川洋子・「日本の朝ごはん」向笠千恵子・「流」東山彰良・「キネマの神様」原田マハ・「空に唄う」白岩玄・「解体新書ネオ」永井明・「鍵のない夢を見る」辻村深月・「パイプのけむり選集 食」團伊玖磨・「杳子・妻隠」古井由吉・「匂いのエロティシズム」鈴木隆・「水原勇気1勝3敗12S 「超」完全版」豊福きこう・「恥辱」J・M・ [続きを読む]
  • 「アンダーマイスキン」山内詠
  • 社会人4年目の鈴木久美子は地味なOLです。下半身デブということで、服装はいつもサイズ選びが比較的楽なスカートです。しかしそうなるとパンストを穿かなければならず、これが大嫌い。ある日通販でガーターストッキングが目に入り、試しに買ってみたらこれがパンストよりも都合がいい。というわけでガーターベルトも揃えて着用することにしました。あくまでセクシー狙いではなく実用一辺倒ですが。そんなある日、ひとり残業して [続きを読む]
  • 「いかめしの丸かじり」東海林さだお
  • さてさてシリーズ第32弾。「いかめしの丸かじり」ということで、「いかめしの秘密」というのが表題作といえましょうか。いかめしといえばJR函館本線森駅の駅弁ということですが、つねにランキング入りする人気商品らしいですね。しかし意外と小さいそうで。弁当箱の大きさは横9cm、縦12cm、イカの身長10cm。くみしやすしと手を出させる。イカは2個ゴロンと転がっているだけ。このゴロンがいい。茶色一色。素朴、素直、真 [続きを読む]