たろちゃん さん プロフィール

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たろちゃんさん: おひまつぶしの読書日記
ハンドル名たろちゃん さん
ブログタイトルおひまつぶしの読書日記
ブログURLhttp://ohimatsubushi.seesaa.net/
サイト紹介文ジャンルにこだわりのない読書日記です
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供184回 / 365日(平均3.5回/週) - 参加 2010/08/21 15:51

たろちゃん さんのブログ記事

  • 「Cボーイ・すくらんぶる」唯川恵
  • 岡村菜奈18歳。無事高校を卒業して短大進学も決まり、この春から親元を離れて金沢での寮生活が始まります。カントリーボーイに辟易している菜奈は、ぜひとも金沢での生活で素敵なシティーボーイの恋人を見つけるんだと意気込みます。しかし金沢に旅立つ前日、幼馴染みの涼太に呼び出され、結婚してほしいとプロポーズを受けます。それだけならまだしも強引に大事なファーストキッスを奪われて。好きでもない涼太にそのようなこと [続きを読む]
  • 「パルプ」チャールズ・ブコウスキー 柴田元幸 訳
  • 私立探偵ニック・ビレーン。いつも酒を飲んで競馬に入れあげ、ろくに仕事ができないのですがそれでも依頼は来ます。妻の浮気調査だったり、いるのかいないのかよくわからない赤い雀を探してほしいという依頼だったり。それだけならまだしも“死の貴婦人”という死神が出てくるかと思えば、地球を侵略するためにやってきた宇宙人の美女まで登場します・・・・。いやもうめちゃくちゃです。(笑)行き当たりばったりです。普通こうい [続きを読む]
  • 「ああ、堂々の自衛隊」宮嶋茂樹
  • 不肖・宮嶋、堂々のデビュー作です。まず第一部ではPKOでカンボジアに派遣される輸送艦『みうら』に同乗し、艦内の自衛隊員たちを取材。『みうら』の規模は2000トン。青函連絡船が5000トン、東京⇔和歌山間のフェリーが1万数千トンとのことで、しかも『みうら』は船底が平ら。つまり波が高くなるとかなり大変なことになるわけで。そんな中での取材が始まります・・・・。途中台風に見舞われたりしてとんでもない目に遭 [続きを読む]
  • 「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹
  • 山陰地方の山脈の奥に隠れ住む“辺境の人”にぽつんと紅緑村に置いて行かれた万葉。村の若夫婦に引き取られ育てられましたが、やがて製鉄業で界隈に君臨する赤朽葉家に嫁ぎます。子供の頃から未来の光景を見ることのできた万葉は千里眼奥様と呼ばれるようになります。その娘で長女の毛毬、そして語り手である孫の瞳子。赤朽葉家、女三代の物語です・・・・。しっかりと世界観を作っておられるなという印象ですね。万葉と毛毬が丁寧 [続きを読む]
  • 「料理ノ御稽古」嵐山光三郎
  • 「うまいものは自分で作るに限る」という信念のもと、著者が4年間にわたって御稽古してきた料理を披露。カラー写真をふんだんに使って紹介されています。(写真は脇坂進)レシピ集というほど細かい作り方が紹介されているわけではなく、ざっくりですね。この著者、食べ物についての本はいろいろと出しておられるのですが、これが最初の本になるんですかね。なので(?)出てくる料理はわりとまとも。せいぜいカクテキのからあげな [続きを読む]
  • 「フランス流 美味の探求」鳥取絹子
  • 美食の国といえばフランスというイメージがありますね。実際食に対するこだわりは並々ならぬものがあります。しかし贅沢な美食だけを追いかけているわけではないんですね。上辺だけのグルメではなく、もっと根本的に味覚というものを考えているようなところがあります。日本でも最近は食育という言葉を見聞きするようになりましたが、フランスでは学校でも味覚の授業があったりします。そして食は文化であり芸術でもあるという意識 [続きを読む]
  • 「性的黙示録」立松和平
  • 「遠雷」、「春雷」に続いての3部作完結編です。(このあと書かれた「雷獣」を含めて4部作ともいわれますが)周りの農家は皆土地を売り御殿を立て、成金な生活をするようになりました。主人公の満夫もそうだったのですが湯水のごとく金を使い、今やすべて手放し、嫁と二人の子供、そして母親と狭い家で暮らしています。現在の仕事は貸布団屋の事務。経理も手掛けているのですがその立場をいいことに会社の金を使い込んでいます。 [続きを読む]
  • 「握りの真髄 江戸前寿司の三職人が語る」文藝春秋 編
  • 江戸前寿司の職人が3人登場し、その仕事の内容や握り寿司の写真を原寸大で紹介した一冊です。紹介されている職人は、技が完成の域に達した『すきやばし次郎』小野二郎、ほぼ完成した『おけい寿司』村瀬泰行、完成過程にある『はしぐち』橋口敏郎。なるほど、ただ単に3人の職人を紹介するというのではなく、年齢や技の完成度という視点からも考慮された人選なわけです。私など寿司屋というと回転している店しか知らないもので(笑 [続きを読む]
  • 11月の一冊
  • 今月は以下の14冊を読みました。・「お昼ごはん、何にする?」こぐれひでこ・「樹下の家族」干刈あがた・「小森生活向上クラブ」室積光・「全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路」松本修・「居酒屋おくのほそ道」太田和彦 画=村松誠・「書店ガール5 ラノベとブンガク」碧野圭・「アダルト系」永江朗・「天才たちの値段 美術探偵・神永美有」門井慶喜・「みんないってしまう」山本文緒・「活字の海に寝ころんで」椎名誠・ [続きを読む]
  • 「〈超〉読書法」小林信彦
  • シリーズ(?)第2弾となるようで。第1弾はこちら。本は寝て読むという著者。今回のタイトルは「〈超〉読書法」。といってもなにが〈超〉読書法なのかよくわかりませんが。著者が本を読むときはこのようにしているというだけのことで。そもそも読書に方法なんてないですからね。各自が好きなように読めばいい。ただ読書好きを自認するものとしましては、他人がどのように読んでいるのかというよりもどのような本を読んでいるのか [続きを読む]
  • 「つるかめ助産院」小川糸
  • 夫の小野寺君が失踪してしまったまりあは傷心した気持ちを抱え、婚前に2人で旅行した思い出の南の島を訪れます。そこで出会ったのがつるかめ助産院の院長をしている鶴田亀子。夕方には島を出るつもりでしたが台風のため船が欠航になり、つるかめ助産院にお世話になります。亀子に妊娠していることを告げられ、つるかめ助産院で出産することを決意するまりあ。助産院で働くパクチー嬢やエミリー、サミーや長老といった島の人たちに [続きを読む]
  • 「丸元淑生のスーパーヘルス 老化を遅らせる食べ物と食事法」丸元淑生
  • 現代は飽食の時代と言われ毎日大量の食料を廃棄するほど豊かになったわけですが、実はこれほど食べ物があり余るような状況は人類の歴史の中ではつい最近のことなんですね。何万年ものあいだ人類はずっと飢餓に脅えて日々を過ごしてきたわけです。今の日本でそのような恐怖に怯えている人などいないでしょう。さて、その結果どうなったか。肥満、糖尿病、心臓病、高血圧、ガン・・・・。生活習慣病などに晒されることになりました。 [続きを読む]
  • 「超高速! 参勤交代」土橋章宏
  • 陸奥にある湯長谷藩はつい先ごろ借金までして参勤交代を終えたばかり。ようやくひと息ついたばかりであるにもかかわらず、またもや江戸に出仕しろと老中松平信祝よりお達しが下りました。しかも5日以内に。明らかに信祝の企みです。しかしもし叛けば藩はお取り潰し必定。費用もない、時間もない、行列を組む人手もない。それでも藩主の内藤政醇は家老の相馬と共に知恵を絞りなんとか江戸に向かいますが、信祝の陰謀によりさまざま [続きを読む]
  • 「活字の海に寝ころんで」椎名誠
  • 「活字のサーカス」、「活字博物誌」に続いてシリーズ第3弾。サーカスと博物誌のあとは海に寝ころがりました。(笑)今回は『食』について書かれた本を多く取り上げておられます。最初に「辺境の食卓」ということで『極限地帯や極限状況に置かれた人間が何をどうやって食って生きてきたか』ということに興味があり、そのようなものをまとめたとあります。アマゾンやチベットではどのようなものを食べているのか。そしてオーストラ [続きを読む]
  • 「みんないってしまう」山本文緒
  • 12編が収められた短編集です。昼下がりのデパートで年賀状のやり取りさえ途絶えてしまった幼なじみとばったり遭遇した主人公。二人は最上階の食堂に行き旧交を温めます。そんな中で出てきたのが中学で一緒だった成井君という男の子の名前。実は二人は同時期に彼と付き合っていたということが判明します。つまり二股をかけられていたわけで。憤慨した友人は成井君の実家に電話するのですが・・・・。(表題作)ちょっとせつないよ [続きを読む]
  • 「天才たちの値段 美術探偵・神永美有」門井慶喜
  • 本物の絵を見ると甘味を感じ、偽物だと苦みを感じるという天才美術コンサルタント神永美有。短大の美術講師である佐々木昭友との名コンビ(?)で美術に関する様々な難問を解いていきます・・・・。表題作「天才たちの値段」は画商に声をかけられた佐々木が故・子爵の館を館を訪れます。そこで出会ったのが神永です。子爵が秘蔵していたボッティチェッリの絵を見せられるのですが、それは本物なのか偽物なのか。本物なら世紀の大発 [続きを読む]
  • 「アダルト系」永江朗
  • まえがきに「アダルト系といっても、十八歳未満禁止の、そっち方面という意味ではない」と書かれています。「オトナじゃないとわからないことでありながら、いま一つオトナになりきれない人々の愛好すること」だそうです。でも中身を読んでみますと、結局はやはり“そっち方面”がほとんどなんですけどね。(笑)ひたすらパンチラを狙うカメラ小僧とか、ブルセラ、女装、ノーパン喫茶やSMクラブなどの風俗、AVやエロ本などのエ [続きを読む]
  • 「書店ガール5 ラノベとブンガク」碧野圭
  • シリーズ第5弾。前作で駅中の小さな書店の店長になった宮崎彩加。しかしどうも売れ行きがよくありません。自分の理想の棚よりも売れる棚を作るべきなのか。また若いアルバイトたちとどのようにコミュニケーションしていけばいいのか。行き詰っている彩加です。一方、できたばかりのライトノベル編集部で編集長を務める小幡伸光は、第一弾、第二弾で活躍した小幡亜紀の夫です。初めての新人賞選考で二人の受賞者を出すのですが、一 [続きを読む]
  • 「居酒屋おくのほそ道」太田和彦 画=村松誠
  • 松尾芭蕉「おくのほそ道」に倣って著者こと七星、イラストレーターの村松誠こと亀次の二人が旅に出ます。目的はもちろん俳句? それとも居酒屋?・・・・。以前に「東海道 居酒屋五十三次」という本で東海道を飲み歩いたお二人ですが、今回はおくのほそ道。行く先々でいい風景、いい居酒屋に出会っておられます。最初は真面目に俳句に取り組んでおられたお二人ですが、なんだか旅が進むにつれ俳句そっちのけで飲むほうに精を出して [続きを読む]
  • 「全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路」松本修
  • 大阪はアホ、東京はバカ。ではアホとバカの境界線はどこにあるのか。著者は「探偵! ナイトスクープ」のプロデューサーです。番組に視聴者から寄せられた依頼がきっかけでこの問題の調査に乗り出すのですが、実はとんでもなく奥深いテーマでした。単純に関西はアホで関東はバカというような問題ではなかったのです。なぜか北と南に同じような言葉がある。これはいったいどういうことなのか。全国の市町村にアンケートを送付し、文 [続きを読む]
  • 「小森生活向上クラブ」室積光
  • サラリーマンの小森正一は40歳。若い頃と違って最近は何を食べてもうまくなく、無気力な毎日です。ある日、電車の中でブスな女に痴漢扱いされます。その女がまた別の日に他の男を痴漢扱いしているのを目撃した小森は、誰にでも迷惑をかけるこのブス女に殺意を覚え、地下鉄のホームに蹴り落して殺してしまいます。それをきっかけに小森に活力が漲り、妻との夜の生活も絶好調。職場でも今までとは馬力が違います。どうやら周りから [続きを読む]
  • 「樹下の家族」干刈あがた
  • 主人公の『私』は小学生の2人の男の子を持つ母親。ジョン・レノンが殺された日、私は年下の若い男と出会います。2人で夜の街を彷徨い、バーで語り合い、現在と過去の出来事や思いがさまざまに浮かび上がってきます・・・・。(樹下の家族)う〜ん、正直言いまして私にはさっぱり理解できませんでしたね。ジョン・レノンがどう、60年安保がどうという話になって、最後は樺美智子へのオマージュです。このとりとめのなさや不安定 [続きを読む]
  • 「お昼ごはん、何にする?」こぐれひでこ
  • こぐれひでこといえば。イラストレーターなわけですが、私の中ではなぜかパリの人というイメージがあるのですね。実際パリで暮らしておられたわけですが、現在も在住というわけではないようで。でもパリについてのエッセイも書いておられ、どうもそのイメージが私の中にはあるようです。で、この本ですが、日本(といってもほとんど東京)でのランチ体験を紹介しておられます。もちろんほとんどがカラーのイラスト付きです。このイ [続きを読む]
  • 10月の一冊
  • 今月の読書は13冊です。・「流転の魔女」楊逸・「あの素晴らしい曲をもう一度 フォークからJポップまで」富澤一成・「鹿男あをによし」万城目学・「わが闘争」角川春樹・「英国一家、ますます日本を食べる」マイケル・ブース・「下読み男子と投稿女子 〜優しい空が見た、内気な海の話。」野村美月・「猟銃・闘牛」井上靖・「味覚日乗」辰巳芳子・「ルポ 電王戦 人間vs.コンピュータの真実」松本博文・「赤めだか」立川談春・「 [続きを読む]