喜世 さん プロフィール

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喜世さん: 杜鵑草
ハンドル名喜世 さん
ブログタイトル杜鵑草
ブログURLhttp://kiyonovel.blog135.fc2.com/
サイト紹介文江戸時代を舞台にした小説(二次小説&オリジナル小説)のブログです。
自由文『小説家になろう』で執筆していますが、このたびブログでも小説を書くことにしました。
小説だけではなく、写真など色々挑戦していくつもりです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供4回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2010/08/22 21:34

喜世 さんのブログ記事

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  •  〈04〉 手助け
  • ある朝、早苗と助三郎は職場の総責任者である上司に声を掛けられた。「話があるから、仕事終わりに残ってくれ」 二人は返事をした後、その日の業務に励んだ。 夕方仕事が終わり皆が帰った後、二人は上司に茶室で待つようにと指示された。 待ち合わせの場所に向かいながら、早苗は不安な気持ちを露わにした。「……何の用事かな?」「ん? なんか気になるのか?」 早苗は歩みを止めた。「なんか嫌な予感がするんだ」 それを助 [続きを読む]
  • 〈07〉作戦会議
  • その日の朝は、珍しく助三郎の方が早く起き、身支度を終えていた。そして、すでに朝餉の支度が。 しかし、三人分が用意されていた。「あれ? どうしたこれ?」 その問いに、満足げに助三郎が答えた。「飛猿と一緒に作戦会議がてら、な」 気がつくと、そこには飛猿がいた。「おはようございます」 いつ以来かわからない飛猿との食事。嬉しくなった早苗は笑みを浮かべた。「おはよう。一緒に朝餉なんて久しぶりだな!」 そう言い [続きを読む]
  •  〈03〉 大事なもの
  •  その日、助三郎は久しぶりに堀部安兵衛への接触を試みていた。町人の姿で近づけば怪しまれる。故に本来の侍の姿で。 偶然見かけた体で、彼に近寄った。「あれ? 安兵衛さん? お久しぶりです!」 彼は自分の名を呼ぶ声を聞くと一瞬怪訝そうな顔をしたが、声の主を確認するなり笑顔になった。「助さん? お久しぶりです。江戸にいたんですか?」「はい」「いつまでこっちに?」「今年から江戸詰なんです。なので当分は」 こう [続きを読む]
  •  〈02〉 偽装
  • その日、お銀は京の山科にいた。「……今日は収穫少ないかしら」 今日は赤穂の浪人たちの会議。それは集まった人数を観たお銀の感想だった。 少ない人数だが、会議は会議。 彼女は息を潜めてその行方を見守ることにした。 会議が始まった。 即座に、中村勘助が口を開いた。「御家老、今すぐ討ち入るべきです!」 彼に続いて、潮田又之丞も声を上げた。「そうです! 吉良が隠居した今、いつ上杉の屋敷に隠れ住むか、分かった [続きを読む]
  • 〈06〉お灸
  •  気配を感じた方へ眼をやると、いつの間にか彼はいた。「……仕事とは?」「一杯やりに行くのじゃ、飛猿と」 突拍子もないことを言われ、助三郎は口答えを始めた。「それは仕事というのでしょうか……」「命令じゃ、ほれ軍資金もある」 命令と言われ、さらに金まで渡されてしまった。引けなくなった彼は、渋々飛猿と飲みに行くことにした。 人があまり入っていない静かそうな店を選び、奥の席を陣取った。 適当に肴を頼むと、 [続きを読む]
  • 〈05〉複雑な気持
  • 「可愛い…… 死ぬ……」 再びのお嬢様の早苗の姿に、助三郎は悶絶し。早苗はお銀に向かって怒っていた。「お銀さん! 前より確実に派手じゃないですか!」「あそこで悶えてる助さんに文句言いなさい。奥手のくせに似合う色ちゃんとわかってるんだから、褒めてあげなさい」「ふん!」「可愛いんだから、笑ってくれ……」「イヤよ!」 とうとう助三郎は不満をもらした。「……飛猿にはできて、俺にはできないのか」 その言葉 [続きを読む]
  •  〈01〉 祈願
  • 朝早く、顔を洗っていた助三郎はふと人の気配に気づいた。「……弥七か?」「へぃ。おはようございます」 音もなく姿を現した弥七に動じることなく、彼は身支度の手を止めることなく問うた。「おはよう。新しい情報か?」「吉良の殿様が、隠居を願い出て義周様に家督を譲ったそうです」「御上が隠居を許したか……」「へぃ。喧嘩両成敗はこれでナシでさぁ……」 眉間に皺を寄せながら、彼は呟いた。「米沢に引っ込まれたら厄介 [続きを読む]
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