pingupapa さん プロフィール

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pingupapaさん: 続・エヌ氏の私設法学部社会学科
ハンドル名pingupapa さん
ブログタイトル続・エヌ氏の私設法学部社会学科
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/pingupapa
サイト紹介文無理,矛盾,不条理,不公平,牽強付会,我田引水,頽廃,犯罪,戦争,世間とは斯くも住み難き処なりや?
自由文 法律や社会問題、時事や歴史などを切り口に、自分なりの正論を展開します。

 我が「ディオゲネスの樽」へのご訪問、いつでも歓迎いたします。

 なお、プロフィールに掲げてある写真は、最高裁判所に飾られている、法の女神「テミス」の像です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供42回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2010/09/19 01:56

pingupapa さんのブログ記事

  • 臆病者
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 臆病者の侍が、夜、裏の雪隠へ行くのに気味悪く思い、奥方に手燭を灯させて行った。 雪隠の内から、侍が、「そなたは恐ろしくはないか」と言うと、奥方「何の、私が、恐ろしいことがござりましょう」と言えば、「さすが、武士の妻ほどある」<蛇足>割れ鍋に綴じ蓋 [続きを読む]
  • 棹竹にて星を打つ事
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください さる人の息子、酒に酔って裏庭へ出て、棹竹を持ち、あなたこなたと振りまわす。親父が小便をしに裏へ出て、これを見つけ、「これこれ、何をしているのだ」と問えば、「空の星を打とうとしているのです」と答えるので、親父、「さてさて無分別な奴じゃ。なぜ屋根へ上がって打たぬ」と言った。<蛇足>名月を 取ってくれろと 泣く子かな(小林一茶) [続きを読む]
  • 和尚の還俗
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください「確か、あれは、あそこの寺の和尚様と思うが、厚鬢に当世羽織(=坊主の恰好ではない)をしている。よく似た人もあるもんだ」と、行き過ぎるに、あちらから言葉をかけて、「これこれ、こなたは、なぜ知らん顔をするのだ」「さては和尚様でしたか。その鬢つきは何とした事でござります」「ふむ、何も聞いていないのか。旦那衆に深く隠していたのだが、内証に隠し置いていた女 [続きを読む]
  • 丁稚の後姿
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 身上のよい町家が、小丁稚を雇おうと、紹介者へ頼み置いたところ、十四、五の、見目良い小丁稚を連れて来た。「今までは、どこへ勤めていた」「さるお寺様に、十日ばかり、おりました」「ふむ。いかにも器量がよいから、うちで雇おうと思うが、座敷まわりの給仕に相応しいかどうか、恰好が見たい。立って見せよ」「かしこまりました」「後ろを向いて見せよ」「いえいえ、後 [続きを読む]
  • 直ぐならぬ蟹
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください「さて今日は、変わったものを見ました」「何を御覧になった」「まっすぐ歩く蟹を見ました」「それは珍しいもの」と言えば、勘の深い親父が聞いて、「おおかたそれは、蟹が酒に酔ったのでござりましょう」<蛇足>では、百足に酒を呑ませたらどうなるのだろう? [続きを読む]
  • 届かぬ灸治(やいと)
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください さる、やんごとなき姫君が御病気にて、お抱えの医者が医術を尽くした。医者が、「とかく灸治をなされば御平癒されるでしょう」と申し上げたのだが、大事な姫君のお肌へ、直に火を載せてはならないと、味噌を敷いて、その上へ灸を据えた。 その後、御機嫌を伺えば、姫君が仰るには、「さてさて、灸治は冷たいものじゃ」<蛇足>実話として、将軍が病気になったとき、医者が [続きを読む]
  • 風の神の手間取り
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 世間で風邪が流行っているので、町々から風の神を拵へて、太鼓や鉦を打ちたて、東の川へ送った。(注:風邪が流行るのは、風の神の仕業なので、その形代を川に流せば収まる) こうなっては風の神も、都の往来もならず、東へ赴こうと近江路を下っている途中で、仲間の風の神に行き会い、「おや、貴方は田舎の方へござったと承ったが、早いお帰りで」「いや、田舎者は体が丈 [続きを読む]
  • 葵下坂
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください葵下坂=越前の名刀・徳川の御用刀となり、葵御紋を許された ある中間が古道具屋の夜店で、刀を百五十文にて買い、「間違いなく斬れるか」と念を入れれば、「もちろん。人の胴も真っ二つに斬れまする」と言われたが、刀は武士の魂であれば、試しておきたいと思う折柄、四つ辻に立って居る男を、これ幸いと大袈裟斬りにして、跡をも見ずに逃げた。 さてさて業物かな、心よく [続きを読む]
  • 始末な橋の銭
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 木津川に板橋が架けてあり、人々が往来していた。 ある夕暮れ、十六・七の娘ただ一人、しおしおと橋を渡りかかったので、橋守が袖を引いて、「もし、勧進橋(有料の私有橋)なので、二文を払ってください」と言う。娘が、「あい」と言って一文を出せば、橋守が腹を立てて、「二文より負けない。銭がなければ、川を渡れぬ」と言えば、娘、「私は、橋の上から身を投げる者で [続きを読む]
  • 兵法の指南
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください あるところに、竿竹屋秋右衛門という人が、何事を思いついてか、「兵法の指南」と書いた大看板を出したのを、近所の者が見て、「あの男が、いつ、兵法を習得したのだ。そんな噂など聞いたことはないが。さても、人は見かけによらぬもの」と、秋右衛門方へ行って見たけれども、弟子を取る様子にも見えず、不思議に思ってわけを問えば、亭主、小さい声になって、「このごろ世 [続きを読む]
  • 風を食ふ鳥
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 広い世界には様々のものがある。蚊の睫毛に巣を作る虫あり。九万里に羽を伸ばす鳥あり。「風鳥(ふうちょう)というものは、空に居て、風を食にして居る鳥じゃ」と言えば、「風しか喰わないのであれば、糞もしないのか」「いかにも。屁ばかりこいている」と言った。<蛇足>一見、筋が通っているような、これが本当の屁理屈 [続きを読む]
  • 物忘れの会
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 人よりもよく物忘れをする友人同士が打ち寄り、「思い出し会」という事を始めて、互いに、忘れた事を思いだそうと言い出せば、これはよかろう、先ず、初会を二十一日に催して、場所は東加右衛門殿方と定め、皆々、別れて帰った。 さて、二十一日になって、座敷の掃除、夕飯の用意もできたが、待てども待てども一人も来ないので、亭主が手代を呼んで、「二十一日の約束を、 [続きを読む]
  • 夢中の酒
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 夢には、思って止まない事が出てくるという。 ある酒好きの親父、方々よりいろいろの名酒を貰って、大いに悦び、「これは夥しい酒じゃ。毎日呑み続けても、五年や十年はなくなるまい。先ず祝いに、『鶴の友』を燗して呑もうか。いやいや、『伊丹諸白』が旨いだろうか」と、ちろりへ移し、燗をしかけたところで、夢が覚めた。「しまった、冷やで呑めばよかった」<蛇足>酒 [続きを読む]
  • 習い安きは下司仕事
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 問うは一旦の恥、問わぬは末代の恥とか。 ある男、「俺は飯の炊き方を知らぬ。教えてもらいたい」と言えば、友達、「それほど難しい事でもない。先ず、米を一升炊こうと思えば、米を釜へ入れ、その上を手で押さえ、手首の上へあがる程まで水を入れて炊けば、飯になる」と言う。「又、二升炊くときは、どう仕掛ける」と男が問えば、友達、「なに、二升のときは、両手を入れ [続きを読む]
  • 紙入れの重さ百貫目
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください いつも大法螺を吹く男が、友達と打ち連れ、嵐山へ花見に行って友達に向かい、「この辺は、いつも駕籠に乗って往来するから、たまに歩くと大儀だね」と言うが、いつもの法螺と取り合わずにいれば、「今日は遊郭の娘どもが連れて行けと言ったのだが、俺には連れがあるから別に行け、これで楽しんでこいと、金二十両やってきた」と言う。 そのうち大井川に差し掛かって、舟に [続きを読む]
  • 算用合ふて銭足らず
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください ある男が瀬戸物屋の店へ行き、壷を買おうと値段を聞いたら、大が四百文、小が二百文という。「それならば、二百文の方にいたそう」と、銭を渡して帰って行った。ところが程なく戻って来て、「四百文の壷と替えて下され」と言う。 壺屋の亭主が疵などを改めていると、男が、「さて、最前、銭二百文を渡しただろう」と言うので、亭主が、「受け取りました」と言えば、男は、 [続きを読む]
  • 御達者な盗人
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 人々が寝静まったり都の夜更け、表の戸をこじ開けて盗人が入ったのを、亭主が見つけて「盗人が入った」と叫んだ。 盗人は驚いて逃げ、亭主は逃さじと追っかけて行ったが、夜も早や明け渡り、追い疲れて、ある茶店へ腰をかけて休み、ふと見れば、かの盗人も同じように茶店へ腰をかけており、「私もたびたび、追っかけられました事もござりますが、お前さんほど執拗に追っか [続きを読む]
  • あちらこちら
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください「あみだ坊」という僧は、度重なる悪所狂いがバレてしまい、ついに寺を追い出され、仕方なく高熊油平と名を変えて、怪しげな神道の講釈をして、世を渡っていた。 ある時、門弟と打ち連れ祇園へ参ったが、ある僧に行き合い、「おや、あみだ坊。久しぶりですな。姿を変えられていたので、見違えました」と挨拶して帰ったのを、門弟が「あれは、どなたでござります」と問えば、 [続きを読む]
  • 調法な禁酒
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 心の合う友と話し合うほど、良い楽しみはない。とりどりの話をしている半ばに、一人が言うには、「俺はこの三年間、酒を呑むまいと願をかけたが、どうしても我慢ができず、一杯呑みたい」と言う。友の中でも知恵のある男が言うには、「呑みつけた酒だから、呑まずにはいられまい。三年の禁酒を六年にして、夜ばかり禁酒にして、昼は呑め」と言う。それに応えて、「いやいや [続きを読む]
  • 当世は裏の裏
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 時々の風俗ほど、おかしなものはない。 近頃は、小袖の、表はそれほどでもないが、裏に模様を付けることが流行って、人の目が届かないところに念を入れるのが、当世風というものらしい。 ある刺繍屋へ、よい家の腰元らしい女が、造りのいい草履を持って来て、「この草履の裏に、当世の流行り模様を、縫って下され」と言う。 亭主は合点がいかず、「草履の表ならば模様を [続きを読む]
  • 七福神の寄合
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 七福神が寄り合って宴会を開こうと、料理の献立を相談した。 焼物の鯛は恵比寿さんが用意し、米は大黒天、肴の伊勢海老は毘沙門天が持ってきて、座敷での三味線は弁財天にあてがった。 さあさあ布袋さんにも何か役をあてがおうと言えば、「そのお料理が出来ましたならば、食べまして、腹を膨らす役を勤めましょう」と言われた。>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> [続きを読む]
  • 巻6の11 桐の葉を以って、弟を封ずる事
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 唐土、成王(?-前626)という王が、弟の叔虞という人と共に遊んだとき、唐土には、国の王を決めるときに、珠を作って王の印として与える習慣があったので、成王は弟の叔虞に向かって、戯れに桐の葉を切って珠を作り、「お前にこれを授けて、この国の王に任ずる」と言った。 後日、家来の史佚という者が、「吉日を選んで、弟君の叔虞様を王に即位させましょう」と言う。成王 [続きを読む]
  • 巻6の10 釼を水中へ落とす事
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 唐土、楚国に愚かな人がいた。 ある時、舟に乗っていて、腰に差した釼を、誤って水の中へ落としてしまった。そこで、この者は知恵を働かせて、落とした場所が後で分かるよう、舟に印をつけて、「この印のところから水の中へ落とした。これを頼りに探せばいいのだ」と言った。 しかし、舟は水の流れるにまかせて進むが、釼は落ちた所に留まっているから、舟に印をつけたと [続きを読む]
  • 巻6の9 介子、推綿上山にて、焼け死する事
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 唐土、晋の文公(前696-前628)という人は、晋の献公(?-前651)の本婦人の子であったが、献公が驪姫(?-前651)という妾を寵愛していたので、驪姫は、本婦人の子である文公をひどく憎んでいた。 そしてついに献公へ讒言をして、文公を殺そうとしたので、文公は恐れて他国へ逃げた。その時に、共に付き従って逃げ去った者は、狐偃、趙衰、顛○、魏犨、介子推、以上5人であった [続きを読む]
  • 巻6の8 原穀、祖父(おほぢ)を山へ捨つる事
  • ご訪問ありがとうございます→←ポチっと押してください 唐土、どこの出身かは分からないが、原穀という人がいて、年は若かったが、才智は類がないほど人に優れていた。 その頃、原穀の祖父は、年を取って体も弱り、立つことも不自由になってしまったので、父母は困り果て、祖父を山へ捨てようと言い出した。原穀はまだ15歳であったが、涙を流し、父母を諌めたが聞き入れられず、手輿を作って祖父を乗せ、父子で遠い奥山の高い [続きを読む]