KATARA さん プロフィール

  •  
KATARAさん: Novel & Scenario (小説と脚本)
ハンドル名KATARA さん
ブログタイトルNovel & Scenario (小説と脚本)
ブログURLhttps://ameblo.jp/novel-scenario/
サイト紹介文見知らぬ相手からの電話で乱される平和な暮らし…小説<花見頃>リリース開始しました
自由文婚約者がいながら惹かれ合うふたり…シナリオ< September Rain >無料公開中
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供446回 / 365日(平均8.6回/週) - 参加 2010/09/21 19:37

KATARA さんのブログ記事

  • シナリオ 【 September Rain 】 −4−
  • ●駅(夕方) 未来が土砂降りのおもてから駆け込んでくる。傘をたたむ。傘は借りたものでなく自分の傘。 自動改札を入ってから様子がおかしいのに気づきイヤホンをとる。落雷のため全線が運転見合わせとアナウンスが流れている。 電光掲示板を見上げ、腕時計を見る。どうしようと見まわし一方に気づく。視線の先に進志。普段着で壁際に立っている。目が合い目礼。 未来「(目礼を返す)」 進志「(そのまま目を伏せる)」 [続きを読む]
  • シナリオ 【 September Rain 】 −3−
  • ●オフィスビル(午後) 嵐のような強雨。強風。 ●オフィスの廊下 未来がファイルの束を持ってくる。向かう先の一室から初老の社員、浜崎が出てきて気づく。 浜崎「お、新山さん。珍しいね土曜」 未来「お疲れさまです」 浜崎「部長に聞いたけど結婚て? 寿退社」 未来「ええ、まぁ」 浜崎「おめでとう」 未来「ありがとうございます(笑顔)」 浜崎「今月いっぱい?」 未来「ええ。引き継ぎのまとめがいろいろ」 [続きを読む]
  • シナリオ 【 September Rain 】 −2−
  • ●レストラン「アンブレラ」 未来がレジで会計。外の雨を気にする。本降り。 進志「こちらお返しです(おつり)ありがとうございました」 未来「ごちそうさまでした(受け取って財布に入れる)」 進志「傘お忘れですね」 未来「ええ、会社に(苦笑)」 進志「そこにあるのどれでも、よさそうなの持ってって下さい(入口そばの傘立てを指さす。横1列に満杯の傘立て)」 未来「これって飾りじゃ?(向かう)」 進志「欲し [続きを読む]
  • シナリオ 【 September Rain 】 −1−
  • ●都内の眺望(昼) 曇り空。 ●レストラン「アンブレラ」 洋食の店。すいている。雨関係の絵画や傘などが飾られている。 新山未来(ミク・29)が来店する。テーブルの1つを拭いていたウェイターの成瀬進志(29)が気づき、 進志「いらっしゃいませ」 未来「(会釈)」 進志「お好きな席どうぞ」 未来「(うなずいて窓際へ)」 進志「(裏に行き水の用意をする)」 進志の声「彼女はたまに来るOLさん。土曜に来る [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −32−
  • 記録係「(ノートをめくり)イライラもね。ドキドキしてる自分に」 感情「そんな話じゃないでしょ。前に進まなくていいのって」 理性「ただ恋がしたいだけじゃない? いろいろ理屈こねてるけど」 感情「――なのかな」 理性「なんでこんな風になった?」 天使「寂しくて」 感情「毎日つまんなくて?」 悪魔「性欲とか」 記録係「全部かもね(ノートに書く)」 ●オフィス みなみがまじめに働いている。 ●高田馬場 [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −31−
  • ●みなみの脳内 天使「がんばったよ。よく言ったみなみ」 感情「もっとなんか言ってやんなくてよかった?」 天使「なに?」 感情「わかんないけど」 悪魔「殴っちゃえばよかったんだ」 理性「(婦警姿で)できないでしょそんなこと」 天使「大人だったよ。ベストだった」 悪魔「そうやってまた自己満足」 感情「よろこんでたって、彼」 記録係「北野マサカズ?」 悪魔「憶えちゃったよ名前」 感情「のんびりしてたら [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −30−
  • ●電車内 みなみと北野が無言で乗っている。揺れで押されるが北野はみなみをガードしている。それに気づくがみなみは無視。間近の北野にドキドキし、ドキドキすることにイライラもする。 ●高田馬場駅 その表示。ホームにふたりが乗った通勤急行が到着する。ドアがあく。みなみが改札に向かう。一緒に降りたはずの北野がいないのに気づき振り向く。 ドアを降りてすぐの邪魔にならない場所に立っている北野。みなみを見てい [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −29−
  • ●電車内 北野「激混みッスね」 みなみ「わかってたでしょ」 北野「え?(両手を踏んばる。みなみを守ろうとする)」 みなみ「電車に乗ればこうなるって」 北野「あ、やらしい意味とかないスよ。昨日連絡先聞けなかったし、こうでもするしか会えないって」 みなみ「信じらんない」 北野「でもどうせ混んでこうなるなら、知らないオッサンとかよりよくないスか」 みなみ「え?」 北野「いやさまぁ〜ずのふたりが言ってた [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −28−
  • ●鷺ノ宮駅(朝) 通勤時間の混雑。 ●駅構内 改札を入ったみなみが前方に気づく。北野がいる。すでにみなみに気づいていて手をあげながら来る。 北野「(笑顔で)おはようございます」 みなみ「(困惑で)なんで」 北野「待ってました。何時ごろかわかんなくて早めに来てそこで(そのまま話せる場所によける)」 みなみ「待ってた?」 北野「せっかくだし」 みなみ「せっかくって」 北野「この駅どうせ通るし」 み [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −27−
  • ●オフィス 歩いてくるみなみ。堀越の席の前でとまる。 堀越「どした?」 みなみ「あの人なんですか。バカ通り越して危ないヤツじゃないスか」 堀越「あ、会った? 笑うだろアイツ。みなみにピッタリじゃね?」 みなみ「笑いごとじゃない!(ひっぱたく)ピッタリじゃない!(メチャクチャに叩く)」 堀越「(防戦一方で)やめ、やめ、暴力やめ!」 ●みなみの脳内 感情「(拳を振り回し)何が暴力だ!」 悪魔「やれ [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −26−
  • ●みなみの回想・大学のキャンパス 秋。堀越と元カノが笑顔で話しながら歩いていく。それをみなみが見かけて立ち止まり、見送る。 みなみの声「(直結で)人の不幸を待ち望む自分が嫌だった。自己嫌悪した。先輩が卒業してからはいつか再会できるのを。あてもなく流れに任せて」 ●みなみの回想・堀越とのランチ みなみの声「確かに努力はしなかったけど、再会したあとはがんばったつもり。次はなにしゃべる? なに話せば [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −25−
  • ●現実・みなみの部屋 みなみ「(お気に入りのリラックマのぬいぐるみを取り上げ)フフフ、よく気づいたね。あれは褒めたげる(と話しかける)私は初対面のとき気づいたけどね。意識しちゃいそうで口にはしなかったけど。思えばそれが長い片思いの始まりだった。似てる人探して元カレはそれ。神経質のちゃいちーなヤツで全然違ったけど。大学のあの頃が一番よかったな。漫画のタッチも読んで自分を重ねた。妄想して」 ●回想・ [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −24−
  • ●現実・みなみの部屋 みなみが冷蔵庫から新たな缶ビールを出す。あけて飲む。半眼。ゆらゆらする。 みなみの声「(直結で)でも学生の頃も無理してたんだよ。先輩は彼女いたし付け入る隙なんてなかった。だから気持ちに蓋して明るく振る舞ってってもう性格じゃん。10年前からおんなじことしてたら性格だよこれ。いやでも私のせいってよりね、なんていうかその――私ワルないわ! タイミング? 今度も昔もそう。昔は出会う前 [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −23−
  • ●モンタージュ みなみがコンビニに寄る。弁当を入れたカゴに缶ビールを3本追加。レジで会計。それらにオフの声が乗る。 みなみの声「(直結で)まぁいい。彼のことはいい。それより先輩よ。あぁムカつくな。もう飲も。やってらんない。まだ週の半ばだけどね。いーいー関係ない」 みなみが住む2階建てアパート。その2階の1室の窓に明かりが点く。みなみが自室で服をどんどん脱ぐ。テレビのバラエティー番組。部屋着になっ [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −22−
  • ●みなみの脳内 感情「あの人言ったみたいに彼女はもっと下じゃん。その彼女は年の差感じないって」 理性「私ガキっぽかった? 女に見られんかった?」 感情「なんで」 理性「色気なくて? デカいから?」 記録係「そう言えば前の彼女は小さかったし今度の彼女も高くないっぽい(目撃した堀越と女の映像がインサート)」 感情「なにノッポすぎ?」 記録係「『遠慮なくなんでも話せる』って」 悪魔「そうだよ。楽しんで [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −21−
  • ●電車内 吊革につかまりふたりが立っている。 北野「(直結で)会わせてくんなくて、写真も見たことないし。確か大学時代のゼミ仲間だったかな」 みなみ「ええ」 北野「あ、そうかみなみさんサークルの後輩だ。会ったことあります先輩の元カノ」 みなみ「何度か」 北野「へぇ。どんな人でした?」 みなみ「背が低くて、わりとカワイイ系で」 北野「そうなんだ。僕は話もあんま。まぁ後輩にノロケとかカッコ悪かったのか [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −20−
  • 北野「どこがダメなんですか、具体的に僕の。まぁいっぱいあるでしょうけど、直せるとこなら直します」 みなみ「そんな、ダメとかそんな、言うほどまだ知らないし」 北野「じゃあもうちょっと知るのに、こうして会ったり話したりはOKですか」 みなみ「今はそんな気になれないって言いましたよね、さっき」 北野「タイミングですか」 みなみ「大事でしょ。お互いいい時期に会うかどうかがめぐりあわせで」 北野「でもめぐ [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −19−
  • みなみ「どんな風に堀越さん――どうせ悪く言ってたんでしょ」 北野「いやいや、悪くとかじゃ全然。僕がみなみさんの写真見てハイになっちゃったんで、まぁまぁ落ちつけってことだと思うけど」 みなみ「なんて?」 北野「そんな気になります?」 みなみ「なりますよそりゃ」 北野「もしかして先輩のこと好きとか」 みなみ「え」 北野「だから僕のこともお断り」 みなみ「そ、そんなわけないじゃないですか」 北野「です [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −18−
  • 北野「名前って言えばあれですね、僕とみなみさんがもし結婚したら北野みなみ」 みなみ「え?」 北野「北なの南なのどっちなのって大混乱。あ、それですか理由。はなからダメなの」 みなみ「考えてもみませんでした」 北野「ですよね。そんな先の話、妄想、暴走。ヘヘヘ。それをまたすぐほら言っちゃうから。こういう失敗です」 みなみ「はぁ」 北野「あ、でも名前で言うともう1つ。タッチですね先輩と。先輩タツヤでしょ [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −17−
  • 北野「上司がおんなじ竹内さんなんです。竹内さんて呼んでるとそのオッチャンの顔がどうもチラついて」 みなみ「あぁ」 北野「親戚じゃないスよねまさか。出身は北海道って。あ、名刺これ(鞄から出す)会社ここなんですけど、親戚いたりは」 みなみ「(受け取り)いえ」 北野「ですよね。あ、あげますそれ(名刺入れをしまう)」 みなみ「私名刺とかなくて」 北野「いいんです」 みなみ「どうも」 北野「みなみさんでい [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −16−
  • 北野「そうスか? 顔見にくいじゃないスか」 みなみ「顔って」 北野「あ、見づらいってことですよ。醜いって、ひどいってことじゃなく」 みなみ「見たってしょうがないでしょ」 北野「そんなことないですよ。竹内さんかわいいじゃないスか」 みなみ「え」 北野「肌も白いしきれいだし、ずっと見てられんな(見ている)」 みなみ「やめてください(外を見て横向きに)」 北野「言われません? みんなに」 みなみ「そり [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −15−
  • 北野「聞きたいスか?」 みなみ「別にいいです(行く)」 北野「でもま、言わない方がいいな、これは」 みなみ「どういうことですか(またストップ)」 北野「気になります?」 みなみ「そんな風に言われたら気になります」 北野「じゃあどっかそこら(と見まわし)話します。急に食事があれならお茶でも。しましょしましょ。さぁさぁさぁ(一方へ)」 みなみの声「これで帰ってもモヤモヤすんなぁ。クソー」 みなみ「( [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −14−
  • みなみ「仕事が忙しいとか、今は彼氏どころじゃないとか」 北野「忙しんですか?」 みなみ「例です」 北野「あぁ」 みなみ「女友達とで充分楽しいとか。元カレといろいろあってしばらくいい、前の失恋ひきずってるとか」 北野「失恋したんですか」 みなみ「え?(とまる)」 北野「あ、例ですね。スンマセン」 みなみ「――」 みなみの声「落ちつけ私。イライラ出ちゃってるよ声に」 北野「でも会ってみたら変わるって [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −13−
  • みなみ「あ、堀越さんに会いに?」 北野「え?」 みなみ「今日ここ、来たの。そこに私がたまたま」 北野「じゃないですよ。うれしくて興奮してって言ったじゃないスか。切り上げて来ちゃったって」 みなみ「えーと(頭痛)」 北野「会わなきゃ始まんないですもんね。迷うのわかります。急に紹介するなんて言われても『いいですいいです』って最初は断るの。でもそういうのまどろっこしいじゃないスか。会ってダメならダメ、 [続きを読む]
  • シナリオ 【 天使と悪魔とエトセトラ 】 −12−
  • ●オフィス街(夕方) 駅に向かうサラリーマンやOLたち。 ●オフィス・堀越の席 堀越が働いている。残業。離れた場所をみなみが特に見るわけでもなく通過する。帰っていく。 ●会社の出入口 みなみがIDカードをゲートに当てて出てくる。男の声が「竹内さん」 みなみ、声の方を見る。 北野優一(30)「(仕事帰りの服装で通行の邪魔にならない場所にいて)竹内みなみさん(窺いつつ来る)」 みなみ「はい」 北野 [続きを読む]