kumabe さん プロフィール

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kumabeさん: パニックびとのつぶやき
ハンドル名kumabe さん
ブログタイトルパニックびとのつぶやき
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/skypaniroom
サイト紹介文昨年、「僕とパニック障害の20年戦争」を出版しました。それを土台とし、大幅に加筆して掲載しています。
自由文高校3年の時にパニック障害を発症し、今年で22年目です。1980年代の終わりからこれまでに至る過程を描いています。パニック障害を抱えながら生きるということはどういうことなのかを出来るだけ具体的に書いていこうと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供203回 / 365日(平均3.9回/週) - 参加 2010/10/17 00:19

kumabe さんのブログ記事

  • 天才・草野マサムネの世界
  • 自分で詩を書いていて、「ヘタクソだな」とか「これはまあまあ」とか漠然とは感じるけれども、結局、自分で書いたものは、よくわかりません。アクセス数とかで判断しています(笑)なかなか自分を客観的にみるのは難しいことです。あの太宰治でさえ「自分の作品はよくわからないけど、人の作品ははっきりわかる」と記しています。作詞の世界にも、何人も才能を感じさせる人はいます。その中でも、僕が真っ先に思いつくのはスピッツ [続きを読む]
  • 小さく泣いて、旅をする
  • 朝、目覚めるたびに、新しく生まれる感覚があるだから僕は小さく泣く今日を生きる苦しみを凝縮させるように歴史の光が眩しく感じても振り返らない方がいいただ、その背中に温もりを感じて前だけ見ていればいい車やスマホにぶつからぬように時々、つま先を確認しながら石ころに躓かないように気分を変えたければ、首を後ろに倒し、宇宙を見るのもいい左右の視界に入る景色が、秋から冬へと流れてゆく今日一日が終わってゆく苦し [続きを読む]
  • 第2の僕
  • 18で僕は1度死んだどこからか現れた第2の僕は地球の環境に全く適応できず1日2度、救急車で運ばれた第2の僕は、最初の僕の人生の続きを引き継いだとてもやっていけそうにない周りは、死んだ彼と第2の僕が似ているらしく僕がずっと生き続けていると疑わなかったそれでも、死んだ彼ができた事ができない僕に呆れ1人、2人と去っていったいつしか僕は孤独になった第2の僕が生まれて、間もなく29年になる未だに地球に適 [続きを読む]
  • また一歩、ベーシックインカム導入に近づいた
  • 今から1年半ほど前、「人工知能(AI)の発達で大規模なリストラが起こる。そのセーフティーネットとしてベーシックインカム(BI)が必要である。非正規労働者のみならず、ホワイトカラーの人たちもその対象になる」と記しました。当時はまだ、非正規の人はともかく、正社員、ましてや一流企業に勤めている人は、相手にもされない意見だったように思います。しかし、いま状況は変わりました。みずほ、UFJ、三井住友。こうしたメガバン [続きを読む]
  • 君らは僕らの遥か前にいた
  • 走力で負けるはずのない君に僕は後れを取った振り向く君の微笑みに気を取られ僕はつまずき、水たまりにつかまった立ち上がれぬまま、君の小さくなる背中を見つめていた僕ら男子高校生は常に女子高生の後塵を拝した時代が昭和から平成20世紀から21世紀リーマンショックもトランプ誕生でも、この序列だけは動かなかった常に時代をリードしてきた女子高生の輝きに反し男子高生は未熟で生意気な奴らの呪縛を拭えずに何十年もず [続きを読む]
  • 時の奴隷
  • 朝が来れば目覚め、朝食を威勢よく食らい昼になれば、忙しく昼食を食らい夜になれば、幾分ゆったり夕食を食らい、やがて眠る結局、生物は皆、時の奴隷なのだとりわけ人はその色彩が強い立ちなさい歩きなさいしゃべりなさい学校へ行きなさい働きなさい結婚しなさい老いなさい死になさい人は長くて100年の中で、これらを強いられるアンチエイジングなど、些細な抵抗に過ぎず時の命令に逆らえた者はこれまでにない人生の短さ [続きを読む]
  • 秋ドラマ・日本シリーズ・将棋竜王戦
  • 秋ドラマが始まって、半月ほどが経ちました。今のところすべて、視聴しているのは「陸王」と「監獄のお姫様」。「陸王」は見ごたえがあります。ある意味では「半沢」「下町ロケット」とこのところTBS日9がお家芸の池井戸原作なので、安定した良作になりそうです。昨日の役所広司と寺尾聰のベテラン俳優のやり取りはよかったです。「監獄のお姫様」は何より女優陣が豪華。個人的には小泉今日子と菅野美穂の共演に感慨があります [続きを読む]
  • 君はどんな春を迎えるのだろう(一話完結)
  • 初めて彼女に会った時、有人は、彼女を直視できなかった。肌は目立って白く、黒目がちな瞳、長い睫毛、長い黒髪が、彼女の色白の顔をさらに引き立てているようだった。「世の中にこんなにも美しい人がいるのか」有人の偽らざる感想だった。「佐藤君、この子に仕事教えてあげて」年配社員の横で井川杏は僕に軽く会釈した。3か月が過ぎた。杏はとっくに有人の職場を辞め、現在コンビニで働いている。有人は映画館の中にいる。隣に [続きを読む]
  • メンタル天気
  • 晴れのち曇りのち苦しみのち苦しみ、しばらく苦しみ孤独のち孤独のち寂しみ不安のち不安のち不安朝、薬は忘れずにお飲みください前線は北上し、しばらく安定した天気が続くでしょうそんな秋空の下悲しみのち哀しみ苦悩のち苦悩もがきのちのたうち回り、やがて諦観気分の波はやや高く明日の自殺者数は平日並みでしょう [続きを読む]
  • 選挙とボクサー
  • 大型の台風が接近しているというので普段、仕事帰りに立ち寄る投票を仕事前に済ませたそして票をドブに投げ込んだ意に反して、帰りの雨は大した事はなかった選挙の開票は大方の予想通り進んでいる選挙の金太郎飴の中で、彼は戦っていた一度勝ったはずの相手と前回と同じく勇敢な戦いぶりだった彼の強さを認めた相手は勝利を捨てた彼はついに世界チャンピオンとなった勝利後のインタビューでアナウンサーが「泣いてますか」と [続きを読む]
  • 男は死ななきゃいい
  • 開発も極まれり絶望のビル街その地下に希望は眠っているか?ビルの向こうに夢はいるか?強固で広大なビル群ゆえ確かめる術もなくただ立ちすくむ昔の友よ元気で生きているか?俺はまだ生きているよ「男は死ななきゃいい」と言い合ったあの頃本当にそうだろうか?そんな答えなんて考えようともせずあの頃は幸せだった [続きを読む]
  • 終りの予感
  • 病気に被さる様に深々と孤独が増してくる年のせいなのだろうかあとひとつ荷物が乗ったら今すぐにでも倒れそうだ 「いま、個人商店じゃ大変じゃないの?」お客さんに声をかけられるまさにその通り店の経営も追い込まれたもう終りかもしれない、すべてが 自宅から店へ歩いて向かう途中秋の優しい光が、僕に問いかけるように降り注ぐ「もう少し生きてみなよ」そう聞こえなくもなかった名も知らぬ花たちは風に揺られて手を振っている「 [続きを読む]
  • あなたが壊れ物ならば
  • ご多分に漏れずあなたが壊れ物ならばそれだけで愛しい存在 あと3年で壊れれば、3度の春夏秋冬を味わいあと10年で壊れれば、10度の桜の咲き散りに心を揺らしあと50年で壊れれば、さまざまな壊れ物を目にするのだろう 壊れた時あなたの喜びは消えあなたの悲しみも消えあなたの苦しみも消え誰かが涙するのかもしれない そして土に帰り、海に帰り、空に帰り想像もつかない長い時を経てやがて芽となり、雨となり静かにこの世界 [続きを読む]
  • 地獄の1丁目1番地
  • ここは地獄の1丁目1番地僕は親友のレキソタンを飲み、この場所からの脱出を試みるしかし、いつもの通り、歩けども歩けども電柱の案内には地獄1−1とある 僕はここに30年近く前から住んでいるのだが地獄の街並みも随分変わったようだ昔は見るからに落ち込んだ人が多かったが最近は見た目が普通の人が増えてきた 人の入れ替わりもあり、僕はかなり古い住人となった子供の頃に引っ越してくる人もいれば年老いて、最期の地として [続きを読む]
  • ひよっこ終了
  • 朝ドラ「ひよっこ」が終了しました。半年間、ほぼ毎日見続けたので、少し淋しいですね。「ひよっこ」は前半、視聴率が伸びず「内容は悪くないのになあ」と個人的には思いながら視聴していました。特に主演の有村架純演じる谷田部みね子は「昭和の農村の娘」というイメージにはまっていました。後半に思わぬことがありました。菅野美穂の登場です。前作「べっぴんさん」に出演していたので、今回の出演は考えもしませんでした。しか [続きを読む]
  • 凛とした光
  • バケツから不安が溢れ出していたから僕はそちらに気をとられて握り締めていた、小さじ一杯の希望を落としてしまった絶望の大海に落としてしまった あれだけの希望を集めるのにどれほどの時間を要したことかどれほどの労力を要したことか 秋は同情もせずあざ笑いもせずただただ凛とした光を放っている [続きを読む]
  • 女性銀行員(1話完結)
  • 北野奈美は銀行員だ。主に窓口業務や事務処理などを担当している。現在A銀行では大幅に定額預金の高金利キャンペーンを行っている。ここ数日、奈美は客の苦情処理に没頭しているのだ。 A銀行に預金している客に高金利キャンペーンを大々的に宣伝した。しかし、今の世の中、うまい話は転がっている訳もなく、注意書きとして「普通預金から定額預金への移行は対象外」と記してあった。要するに、自宅に溜め込んでいる金、理想的なの [続きを読む]
  • 孤独だろうか、宇宙は
  • 18の時、自分が壊れやがて、生活や人間関係が壊れ何もかもが壊れていった今は時も随分流れ、自然に壊れていくものも絶えない 生きていくには、騙していくしかなかった数え切れぬほど、自分を騙してきた今は「苦しみや試練を重ねるほど、自らの力となる」と誤魔化している自分もうまく誤魔化されるよう努めているこうした建前はどうしても僕には必要なのだ本音は宇宙のひとかけらを借り、漂っていたい一人分の酸素と一輪の枯れな [続きを読む]
  • 漠たる不安(一話完結)
  • 現在、一ノ瀬哲也は4年前に定年を迎えた会社で、嘱託社員として働いている。契約が切れるまで、すでに1年を切った。埼玉から東京まで電車で1時間以上の往復。出勤時間も変わりなく、この日も7時にはリビングで新聞に目を通す。キッチンでは慌しく、妻が朝食を作っている。そしてテーブル越しに座っているのが、息子の正志だ。 哲也は朝食を終え、7時半前に自宅を出た。駅まで10分程度。少しくたびれた住宅街を縫うように歩 [続きを読む]
  • 羽のような、幻想のような
  • 豪雨がおさまり、小降りになった世渡りの傘は持ち合わせていないが今この軒下を飛び出し、走って目的地に向かおうかと迷う迷っているうちに、雨は再び激しさを増したいつになったら踏み出せるのだろうと不安になる不安の正体は雨ではない自分の弱さであり前に向けない気持ちであり時間である 雨は止んだしかし、空全体は分厚い黒雲に覆われている夕方になり、西に目を向ける夕焼けがない事を確認し、俯くそもそも、僕の残りの人生 [続きを読む]
  • 緑色の雨
  • 夜空から緑色の雨が降る傘にはじかれ、滴り落ちる雫は透明である緑色の雨は、夏の花火の残像なのだろう閑静な住宅街は、静かで寂れた街並みに変わった萎れた空気を秋の音色が鳴いて励ます 僕は例年通り、辛さや苦悩の色に埋め尽くされている未だに幸せの色を知らずにいる早いもので、今年も4ヶ月を切った [続きを読む]
  • 一話完結(父と娘)
  • 永田宏は一流企業の商社で課長職にある。仕事帰り、行きつけの居酒屋に寄り「そろそろ俺も子会社に出向じゃないかな」と店のママに不安とも愚痴ともつかぬ言葉を残し、店を後にした。思えば海外勤務を終え、本社に戻され、数年で課長に昇進して以来、10年以上がたつ。すでに50を過ぎた。 自宅に着いたのは午後11時半過ぎ。妻の幸代が玄関まで迎えに来る。冷蔵庫から缶ビールを取り出し、食卓のテーブルに彩られている料理に [続きを読む]
  • 抜け出したい
  • 昨日の朝、すこぶる体がだるく、何とか店は開けたものの、ほとんど椅子に腰掛けているだけ。抗うつ薬を増やしたことで、睡眠時間が増えたのは悪いことではないのだろうけど、体がそれについていけなかったのか、起床後の状態が沈んでしまいました。慌てて病院に電話をかけ、抗うつ薬を減らし、抗不安薬を増やす許可を医師に貰いました。まだ一日、実行しただけなので何とも言えません。予約も一週間早めました。自分にとっては、今 [続きを読む]
  • 広陵・中村本塁打記録・決勝は広陵か花咲か?
  • 昨日の甲子園は広陵の中村フィーバー一色でした。それもそのはず、一大会6本塁打の新記録。あの清原さんの5本を超える32年ぶりの記録更新でした。今年は10代の当たり年かなと思いますね。将棋の藤井聡太。卓球界も男女共に10代の躍進が目覚しく、こないだの世界陸上ではサニブラウンが200メートルで史上最年少の決勝進出、そして甲子園では中村奨成。少し見た感じでは体の線はまだ細いんだけど、スイングの鋭さは目を見 [続きを読む]
  • グレーサマー
  • 8月も下旬になるというのに梅雨をひと月、先延ばししたようなグレーサマー甲子園では高校生たちが大人びた、端正なスイングでスタンドに放り込む時代はこんなところまで進んだのか 重たい体と心を引きずって僕はドラッグストアへ向かう永眠薬を探してみたが、やはり置いていない様だ 人間として失格したと認める勇気がない社会の人として失格したと認める勇気もないこの先、生き切る自信もグレーサマーが終わっても、僕は戸惑いの [続きを読む]