遺言 さん プロフィール

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遺言さん: ぼくの命はあとどれくらい
ハンドル名遺言 さん
ブログタイトルぼくの命はあとどれくらい
ブログURLhttps://ameblo.jp/bokunoinochi/
サイト紹介文HIV感染者の記録。
自由文2006年7月、HIVに感染していることがわかりました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供29回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2010/11/23 07:51

遺言 さんのブログ記事

  • 老後ー未来日記ー
  • 【もしかの未来A】HIVの服薬をやめた。これから、どんな症状が現れるのだろう。まあ、確実に、飲んでいたほうが長生きはできるだろう。でも、もう、診察も受けられない。3ヶ月に1度でも、自立支援医療制度を使っても、もう払うお金がない。先生は、突然受診しなくなったぼくのことをどう思うだろう。そもそも、気になどしてくれるだろうか。まあ、いい、そんなこと。母のデイサービスを中止した。「これから母のことは家で見ますか [続きを読む]
  • 黒髪ー感染10年日記ー
  • ■某日ひとりでかき氷を貪った罰なのか、母が、また、いなくなる。仕事中でどうすることもできず、関係各所に連絡する。幸い、ほどなくして施設のかたが近所で発見してくれたものの、これだけみんなに迷惑をかけ、それでもまだ入所させない自分の選択に迷いが生じる。誤った道を進んでいるのだろうか。■某日お目当ての映画が見つからず、仕方なく「BULL/ブル 心を操る天才」を借りる。映画だと思ったら海外ドラマだった、というお [続きを読む]
  • 眠剤ー感染10年日記ー
  • ■某日母が処方された睡眠導入剤は3種類。どれも高齢者向けで量的にも少ないものばかり。ただ、副作用を知ってしまうと一気に3種類を与えるのは不安で、初日は夜間の睡眠を安定させる2種類だけを飲んでもらう。もちろん、入眠剤とは言わずに、もともと夜飲んでいた薬の種類が増えたと言ってごまかす。飲んでからしばらくすると、起きているのがつらくなり布団を敷いてそのまま就寝。これで、朝までぐっすりと眠ってくれれば本人は [続きを読む]
  • 保護ー感染10年日記ー
  • ■某日その電話は警察からだった。「見つかりましたよ。名乗られてるのでご本人だと思いますが、確認のため今からお連れします」電話を切ると体の力が抜けた。一度は覚悟しようと思ったものの、いかんせんこんな最後はあんまりだ。本当に、生きていてくれてよかった。認知症ゆえ、直近のことは忘れてしまう。けれど、怒りや恐れといった負の感情は記憶に残るものらしい。家で怒られれば、ここは嫌な思いをする所だという認識で、い [続きを読む]
  • 迷子ー感染10年日記ー
  • 幼い日の記憶を辿っていた。小さな頃、両親とはぐれて人混みに取り残された時、その心細さといったらなかった。子ども心に恐怖を感じた。少し成長し、遠くまで遊びにいって帰り道を見失った時、不安にかられて泣きべそをかいた。このまま帰れないのではないか、と思うと、この世界から置き去りにされたような絶望的な気持ちにもなった。大人になり、帰り道を見失うことがなくなった代わりに、道に迷って目的地に着けないことが増え [続きを読む]
  • 性別ー感染10年日記ー
  • ■某日あまりに暑く、メニューを見てもクリーム系には食指が動かない。そこで、またしてもあんみつをオーダーする。運ばれてきたあんみつを前に、黒蜜をかける瞬間には口の中が唾液1リットル状態になる。ひとたび口をつけてしまえば、あっという間に完食。そして気づく。あ、自分って、そんなにあんみつが好きじゃないんだなァ、と(今さらーーーッ)。■某日スパイ映画「レッド・スパロー」を観る。コピーは“私は、国家の美しい武 [続きを読む]
  • 続報ーアイネクライネは終わらないー
  • 昨日、友だちから寄せられた情報は朗報に変わった。行旅死亡人に載っていた身元不明の遺体は、行方不明になっている“彼女”ではなかった。それは、ピアスの穴の数が証明してくれた。友だちが携帯にずっと保存していた画像(耳たぶの写っている横顔)を警察に提供したことにより、その遺体は彼女とは「別人」と判断された。よかった。ほんとうに。と、同時に、沸き上がる疑問。どこへ行ったの?どこにいるの?別人であることで彼女の [続きを読む]
  • 行方ーアイネクライネを聴きながらー
  • 人が消える。ある日、突然。LINEの既読は付かないまま。電話は呼び出し音が鳴り続けるばかり。その人を探している友がいる。家事をしながら、子育てをしながら、思いつく限りの手を尽くしてくれている。音信不通になって半年以上が過ぎた先週、その友だちからひとつの情報が寄せられた。行旅死亡人。官報に記載される身元不明の遺体情報である。■本籍・住所・氏名不詳、 20〜40歳の女性、 156?、体格普通、黒髪、、、 上記の [続きを読む]
  • 初日ー感染10年日記ー
  • ■某日ロイヤルホストにて。メニューは開くものの、クラブハウスサンドのページまで飛ばす。おまえ、それ以外食べる気ないだろー、と自分へ突っ込みを入れる。■某日お墓参りへ。先月はさぼってしまったので祖父母へのうしろめたさは隠しきれない。夏場のお墓参りは汗と蚊との闘いで、帰りには汗だくとなる。■某日駅を2つ乗り越し、好きなパンやさんで夕食をとる。まっすぐに帰りたくない日もある。■某日デイサービス前日。案の [続きを読む]
  • 契約ー感染10年日記ー
  • ■某日とある事情により、一時的にお金を立て替える事態に。給料日から2日目にして残高が一万円を切る。いるはずもないIKKOさんの「どんだけ〜」が聞こえる(もはや幻聴)。■某日時間がないのに2本も映画を借りてしまう。1本目の「光」は、まったく期待していなかったのでつまらなければ途中でやめよう、と思っていたのに、ついつい最後まで観てしまう(しっかし重い内容だ)。2本目の「ツーリスト」はしょっぱなからぐいぐい引き込ま [続きを読む]
  • 見学ー感染10年日記ー
  • ■某日出先でロイヤルホストを発見。ロイホを見るとクラブハウスサンドが瞬時に浮かぶ。なので、いろんなメニューを味わってみたいのに毎回クハサを注文してしまう。ま、いっか。だって美味しいんだもん。■某日デニーズのメニューに長崎県産真鯵の冷し茶漬け膳や純氷かき氷が登場。冷し茶漬け膳、めっちゃ美味しそうやん。かき氷、暑い日に食べたら最高やん。などと思いつつ、そう遠くない日に自分が食べている姿が目に浮かぶ。■ [続きを読む]
  • 風化ー感染10年日記ー
  • 2004年6月1日に起きた佐世保小6同級生殺害事件。あれから14年の月日が流れた。■某日毎日新聞記者、川名荘志著「謝るなら、いつでもおいで」読了。著者は当時、長崎県佐世保市の小学校で同級生(女児)にカッターナイフで切られて死亡した女子児童の父親の部下であった。事件のインパクトから、今でもこの事件を覚えている人は多いだろう。しかし、殺害した女児が当時11歳で少年法すら適用されず、罪に問われることもなく児童自立 [続きを読む]
  • 黒蜜ー感染10年日記ー
  • ■某日三浦しをんの著書に「ねにもつタイプ(岸本佐和子著)」が紹介されていて気になる。かなり面白いらしい。今度、本屋に行ったら探してみよう。■某日昼休みに何気なく入ったお店で冷感ぬいぐるみなるものを発見する。いや、発見というよりは、向こうがジーっと見ていて目が合う感じだ。触れてみるとヒンヤリとしていてやわらかくて気持ちがいい。これがあれば寝苦しい熱帯夜も乗りきれるのではないか、と思わされる。が、でっか [続きを読む]
  • 落涙ー牧春ハッピーエンドー
  • 「おっさんずラブ」が終わってしまった。。。このドラマを知ってから、職場で働いていても「上司に愛されている!」「新人に狙われている!!」という自分を春田に置き換える図々しい妄想が止まらず、自分だったらどっちを選ぶだろう、なんて現実でもないのに真剣に考え、いや、きっとどっちも選ばないな、と訊かれてもいないのに真面目に答えをだし、だけどきっと春田は牧を選ぶに違いない! と思いながら迎えた最終回。いやー、 [続きを読む]
  • 悦楽ーおっさんずラブー
  • 週末の楽しみが増えて続けている。土曜日は「オードリーのオールナイトニッポン」。日曜日もニッポン放送の「ヨブンのこと」。でだ。今、一番の楽しみは土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」。これがめっちゃ面白い。簡単にいうと男(おっさん)同士の恋愛劇なんだけれど、BLではないので腐女子からする「なんか違うー」と言われるかもしれない。そう、「おっさんずラブ」はBLではなくおじさんたちの恋愛コメディで、同じ職場のせまー [続きを読む]
  • 甘味ー悪魔的ドラマー
  • ダイエット中に“絶対に”観てはいけないドラマがある。それは「さぼリーマン甘太朗(かんたろう)」だ。これは悪魔のドラマだ。観たが最後、そのあと(あるいは翌日)に必ず甘いものを食べにお店に駆け込む。ぼくも然り。あんみつやホットケーキの回を観たものだから、早速お店に走った。今回のチョイスはホットケーキだ。がッ!!ホットケーキがメニューにあるお気に入りのカフェは閉店していた。(↑あるある)しゃーない、あきらめる [続きを読む]
  • Vol.13ー深海ー
  • もうダメだ。いや、まだやれる。その繰り返しで人生はできている気がする。ただ、もうダメだ、と思っているときにはなかなか明るい未来は描けない。雨の休日。寒い一日。また夜が来る。2017年7月12日完成☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「深海」たとえるならば褐返し出口の見えぬ 闇の色逃れられないこの暮らしとわに思える 果ての色ひとつ ひとつ 物事を教えてくれた 母が今ひとつ ふたつ 日常を手放してゆく 難破船一度沈んだ想 [続きを読む]
  • 暴食ー心にデザートー
  • 性格はスパイシーなのに味覚は甘党という、難儀な掛け合わせで今日も生きている。甘党な人間が何も考えずにメニューを選ぶと、とーっても体に悪い事態を招くので、ふだんは「甘さ控えめ」を心がけて生活している。が。ストレスが溜まると無性に甘いものが腹一杯食べたくなる。だから食うッ!!!ドドーン。これって誰が食べるんだろう(きっとみんなでシェアするんだろう)と、常々思っていたメニューを注文する。一人っきりで。無表 [続きを読む]
  • Vol.6ー満ちる月 欠ける月ー
  • 漠然とした状態から書き始めることもあれば、明確な意図があって書き始めることもある。これは後者だった。しっかりとシチュエーションを決めていた。けれど読んでくれた人の反応を見て自分の思いが伝わっていないことがわかった。これまでもきっと、自分だけがわかったつもり、伝えたつもりで誤解を生んでいたことが多々あるのだろう。2017年6月9日完成☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「満ちる月 欠ける月」夜空に近い場所から 見 [続きを読む]
  • Vol.9ーふっと消えてしまいたいー
  • 昔から不眠症ぎみで。眠れない辛さはもちろんのこと、それによってもたらされるよからぬ思考が、さらに重くのしかかる。今の気分を、と訊かれたら、きっとこれを選んでしまう。2017年6月17日完成☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「ふっと消えてしまいたい」何故と理由を訊かれても答えることはできませんそれはなんだか曖昧でとても形になりません罰あたりです 親不孝です何不自由なく生きてきてある日突然 すべてを捨てて消えてし [続きを読む]
  • Vol.001ー傘もささずにー
  • あの頃は間近に控えたGWもさほど嬉しくはなく、日々、鬱々とした気持ちだけが膨らんでいた。そんな時間の中でこの詞を書き上げた。当時の気持ちは少しも入っていない(気がする)。なぜかその時の心情ではなく、昔の別れを思い出していた。2017年5月3日完成☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「傘もささずに」飽きられてるの感じてたライトが照らす 通り雨わかってる そう わかってるタバコの煙が語ってるさよならを言うタイミングあな [続きを読む]
  • 言葉ー伝わること、伝わらないことー
  • ゲイ能活動を始めてから、すっかり忘れていた夢があった(注:「芸」能活動ではないのであしからず)。それを去年の春、突然思い出した。それは・・・作詞家になること(笑った奴はぶっ飛ばす)。確か中学1年の時に思い立った夢である。なぜ、そんな夢をいだいたのかは謎だ。おそらくアイドルが好きで、片っ端から音楽番組を観たりラジオを聴いているうちに、「自分でも書いてみたい」と思ったのだろう。とはいえ、作曲の才能なとある [続きを読む]
  • ”緊急!”
  • ゲイ能活動を始めてから、すっかり忘れていた夢があった(注:「芸」能活動ではないのであしからず)。それを去年の春、突然思い出した。それは・・・作詞家になること(笑った奴はぶっ飛ばす)。確か中学1年の時に思い立った夢である。なぜ、そんな夢をいだいたのかは謎だ。おそらくアイドルが好きで、片っ端から音楽番組を観たりラジオを聴いているうちに、「自分でも書いてみたい」と思ったのだろう。とはいえ、作曲の才能なとある [続きを読む]
  • 願事ームーンダストー
  • 帰りに何気なく花屋に寄った。ふと、彼女を花に例えるとなんだろう、と思った。バラか。マーガレットか。シンビジウムか。どれも違う気がした。店内を見回していると、見慣れぬ花と目があった。まるで彼女がひっそりと佇んでいるようだった。青いカーネーション。偶然にも、その花言葉は彼女に降り注いでほしいものだった。買ってきた花は殺風景な部屋に彩りだけでなく、「また会おう、必ず」という強い思いも咲かせてくれた。生き [続きを読む]
  • 救済一ラジオデイズ一
  • 新年、あけましておめでとうございます。モー娘。のシングル並みに更新の少ないブログですが、本年もよろしくお願いいたします。あー、さてー。既に年が明けて3日目。今更感ハンパないものの、昨年出会ったものについていくつか書いておきたいと思います。まずはラジオ。常々、ラジオって一体誰が聴くのだろう、と思っていました。これまで生活の中に「ラジオを聴く」という行為が組み込まれておらず、携帯アプリ「radiko」も手つ [続きを読む]