k-araba さん プロフィール

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k-arabaさん: 元外交官のひとりごと
ハンドル名k-araba さん
ブログタイトル元外交官のひとりごと
ブログURLhttps://ameblo.jp/k-araba
サイト紹介文元外交官が世界について語る
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供4回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2011/01/02 00:02

k-araba さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • ポピュリズムと安全保障−日本は安泰?
  • 政党名が都民ファーストだ、日本ファーストだというのは、誠にふざけている。今までは都民ラストだったのか?民主国家では、首都の知事選ともなれば、どの候補者も建前はみな「都民ファースト」の筈だ。それを前提として、具体的に何を優先順位のトップに掲げるかなのである。その至極当たり前の党名で、党名が新しいということ以外何も中味がないにもかかわらず、既成政党を圧倒して圧勝してしまう。いくら既成政党による都政運営 [続きを読む]
  • ポピュリズムと安全保障−部隊の日誌は大臣マターか?
  •  どう見ても、ピンぼけな日本の政治状況だと思う。 のんびりと、ケチをつけ合っている時ではないのに。 それは、世界にまん延するポピュリズムと無縁ではない。以下、2〜3回に分けて、ポピュリズムとわが国の安全保障について、考えて見たいと思う。 今や日本は、差し迫った脅威に囲まれている。世界中に跋扈する残虐なテロ行為、盗人猛々しい近隣諸国の領土的野心、ミサイルの打ち上げでもしなければ世間は注目してくれな [続きを読む]
  • ユーモアと日韓
  • つらつら思うに、人は、緊張していると、むしろ感覚がにぶり、感ずるべきものを感じなくなる。気を楽にするとは、鈍感になるのではなく、逆に敏感になることなのである。緊張しても、興奮していても、敏感にはなれない。 英国人がドライなユーモア感覚を尊び、応援する時、「頑張れ!」とは言わず、「リラックスしてね」と言うのも、その辺に理由があるのだろう。世界大戦直後に出て、長期間ベスト・セラーになった”How to be an [続きを読む]
  • 日本叩きの再燃回避とトランプへの期待
  •  安全保障に入る前に、もう一度日本叩きの時代を振り返ってみたい。 当時もドルは基軸通貨で、貿易決済の多くはドルでなされていたから、米国が黒字を続けると、米国を除く全世界は、赤字が続き、最終的には、世界経済は破綻する。米国の赤字が「適度な」レベルにあることが、世界経済には必要不可欠なのである。赤字は、必ずしも悪ではないのだ。 従って、赤字をあたかも「悪」として問題視するのは、別の政治的狙いがあるから [続きを読む]
  • 喧嘩好きのトランプとどう向き合うか
  •  米国人は、もともと交戦好きである。そう言うと、多くの米国人は、驚き、あ るいは否定する。米国人ほどの平和愛好者はいないと思っているからである。 わが国のように、大戦後一度も武力を行使したことがない国の国民からみると、米国は、非常に好戦的に映るのは確かである。 しかし、第二次大戦後、F.ルーズベルトからオバマまで、戦争をしなかった 大統領は1人もいない米国である。米国の国防予算は、NATO諸国の国防予算 [続きを読む]
  • 友好と敵対 ― 真珠湾に思う
  •   12月27日の安倍総理による真珠湾訪問は、日米双方に好印象を与え、成功裏に終わったと評価して良いと思う。総理のスピーチも良かった。 何しろ、ニューヨ−ク・タイムズ紙が珍しく好意的に報じたのだ。同紙は、私の私見ではあるが、従来長年にわたり、根拠薄弱や誇張あるいは極めて中国寄りの記事・社説を掲げて、日本を批判ないし非難してきた新聞である。 すでに地ならしは出来ていた。昨年4月安倍総理が米国上下両院合同 [続きを読む]
  • ラテン気質と権力濫用ーフィリピンの行方
  •  フィリピンの人達のイメージは、明るくラテン的なことだと思う。音楽的なリズム感の良い人達でもある。19世紀の終わりに、米国の植民地となるまでは、300年以上スペインの植民地であったから、今でもラテン的雰囲気が残っている。 各国の首都には、諸外国の大使館が設置されているが、私の勤務したアルゼンチンやスペインでも、各国大使で構成される外交団は、通常地域別にグループに分かれ、欧州、アフリカ、中東、アジア・大 [続きを読む]
  • アフリカにおける中国問題
  •  リオ五輪閉会式でマリオを演じて世界の話題をさらった安倍首相は、8月25日朝、ケニアに飛び立った。27日から開催される第6回アフリカ開発会議(通称TICAD)に出席するためである。 アフリカは、植民地時代から、欧米の主要な関心地域であるが、日本の直接関心地域は、いうまでもなく、アジアである。しかし、その様相が近年大きく変貌した。主要な要因は、人口問題と中国問題とグローバリズムである。  国連の世界人口見通し [続きを読む]
  • 英国のEU離脱:「英国らしさ」の復権なるか?
  •  6月実施された英国のEU離脱か残留かの国民投票をめぐる内外の議論は、経済的側面に偏重しているように思う。文化的、社会的な側面にかかわる議論がもっとあって欲しいと思う。人は、貸し借りだけで生きているわけではないのだから。 正直言って、私は、僅差(52%対48%)とはいえ、EU離脱が多数派になったことで、一種の安堵を感じている。あの「英国らしさ」が戻ってくるのではないかと期待するからである。  EUの創設を定め [続きを読む]
  • 語学力と外交官
  • 外交問題の論客、佐藤優が中央公論5月号で大使の語学力について論じている。 彼は、「国家とは何か、日本とは何かを考える20冊」の中で、世界大戦史上、ハル・ノー トで有名なハル(CordellHull)元国務長官が書いた「ハル回顧録」を、その20冊の一つに推挙する。 特に、佐藤は、ハルが同回顧録で野村吉三郎駐米特命全権大使の英語力を批判した点に言及し、これを「世にも恐ろしい話」として取り上げるのだが、彼は、「国家を守 [続きを読む]
  • オバマ米大統領の広島訪問
  •  5月22日付米紙NY Daily Newsは、オバマの広島訪問について、私の親しい友人で、米国のドキュメンタリー作家であるIan Tollの論文を掲載した。 http://www.nydailynews.com/opinion/ian-w-toll-atomic-bomb-not-article-1.2644408 最初にお断りするが、友人の作品だから御紹介するのではない。論文自体が深い感動を呼び起こす名文だと思うからだ。長文なので和訳はつけない。淡々と書き綴りながらも、中味が濃く深く、英語の [続きを読む]
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