芳三郎 さん プロフィール

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芳三郎さん: この街でどう住むかを考えること
ハンドル名芳三郎 さん
ブログタイトルこの街でどう住むかを考えること
ブログURLhttp://monochromance.com
サイト紹介文くたびれた時でも向き合える写真集と音楽
自由文忙しさや、わずらわしいことの為に疲れてしまって本も読む気になれない時や、じっくり音楽を聴くことも面倒だという時でも見て楽しめる写真集やCD・レコードを紹介し、読んでいただく方がそれぞれのお気に入りを見つけるお手伝いになれたらいいなと思っています。 私自身はアートや音楽の専門家ではなく、ごくごく平凡な庶民ですが、そんな自分が小遣いの中から買い、手元に置いて、愛読・愛聴しているものについて書きます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2011/01/04 10:13

芳三郎 さんのブログ記事

  • 懐かしのあの店から Barney Kessel “Live at Sometime”
  • 学生の頃は時々ジャズのライブを聴きに行った。今はビルボード東京だとかCotton Clubとか、いろいろと大物が出るジャズクラブがあるけれど、私が学生の頃はまだそういう店はなかったんじゃないか。いや、あったかもしれないけれど、行ったことがなかった。ブルーノート東京に何度か行ったことがあるくらい。それも、高いから、学生券で聴いたような気がする。そもそも、学生時代を国立で過ごした私は、東京の西側(多摩地区)から [続きを読む]
  • The Poll Winnersの”Straight Ahead”
  • ギター、ベース、ドラムスのギタートリオといえば、The Poll Winnersがその基本形であり完成形を作ったと言っても過言ではないのだけれど、どうも、ギタートリオについて語るとき、ポールウィナーズを持ち出すのはなんとなく気恥ずかしい。どうもポールウィナーズはど真ん中すぎて、ひねりがない。しかし、やはりポールウィナーズは良いのだ。間違えなく良い。なんと言っても、メンバーがすごい。ギターのバーニーケッセル。この人 [続きを読む]
  • ピアノレスのワンホーンカルテット Art Farmer Quartet “Interaction”
  • ピアノレスのワンホーンカルテットというのもたまには悪くない。私はもともとジャズのピアノというものをあまり一生懸命聴いてこなかった。ジャズの世界には凄腕のピアニストはたくさんいるのだけど、じゃあ凄腕だったらかっこいいかと言うと、必ずしもそうではない。ジャズのピアニストには、上手いのだがグッとこないという人が多い気がする。それは、ピアニストが悪いわけではなく、ピアノという楽器のせいであるような気もする [続きを読む]
  • 2000年代に生き残ったYamaha CP-70
  • Yamaha CP-70という楽器をご存知でしょうか。70年代の終わり頃に発売された鍵盤楽器です。いわゆるエレクトリックピアノ(エレピ)です。RhodesピアノやWurlitzerピアノと違い、このエレピは本当にピアノと同じく、弦をハンマーで叩いて音が出ます。Rhodesはタイン(トーンジェネレーター)という棒を叩いて、それをピックアップで拾い音を出すのに対して、このYamaha CP-70はグランドピアノの小さいの見たいな構造になっていて [続きを読む]
  • 2000年代に生き残ったYamaha CP-70
  • Yamaha CP-70という楽器をご存知でしょうか。70年代の終わり頃に発売された鍵盤楽器です。いわゆるエレクトリックピアノ(エレピ)です。RhodesピアノやWurlitzerピアノと違い、このエレピは本当にピアノと同じく、弦をハンマーで叩いて音が出ます。Rhodesはタイン(トーンジェネレーター)という棒を叩いて、それをピックアップで拾い音を出すのに対して、このYamaha CP-70はグランドピアノの小さいの見たいな構造になっていて [続きを読む]
  • 夏が過ぎ行く The Randy Newman Songbook Vol.1
  • このところ暑い毎日が続いたせいか、思考能力がずいぶん低下しており、何かを書こうと思っても、何も思いつかない。思考能力については、もともとそんなに高くはないのかもしれないけれど、それでも、以前なら、パソコンの前に座ると、何かしら書くことを思いついて、いろいろくだらないことを書けたもんだが。仕方がないので、とにかく、ダラダラとキーボードに向かって、思いついたことをつらつらと書いているのだけれど、書きな [続きを読む]
  • 夏が過ぎ行く The Randy Newman Songbook Vol.1
  • このところ暑い毎日が続いたせいか、思考能力がずいぶん低下しており、何かを書こうと思っても、何も思いつかない。思考能力については、もともとそんなに高くはないのかもしれないけれど、それでも、以前なら、パソコンの前に座ると、何かしら書くことを思いついて、いろいろくだらないことを書けたもんだが。仕方がないので、とにかく、ダラダラとキーボードに向かって、思いついたことをつらつらと書いているのだけれど、書きな [続きを読む]
  • Shut Up ‘n Play Yer Guitar
  • マルチなタレントに憧れることは憧れるのだけれど、それよりも、何か一つのことに秀でている人に強く惹かれる。例えば、ギタリストだと、ダニー・ガットンが好きなのだけれど、彼はギターを弾くことと、ホットロッド(改造車)をいじることに一生を費やしているように見えてかっこいい。よく、ロックのミュージシャンなんかが、ステージで政治的な発言をしたりとか、最近では SNSなんかでそういう発信をする人たちがいるが、ミュー [続きを読む]
  • Leon Russell “Roll Over Beethoven”
  • ちょっと、地元のラジオに手紙を書くんだ、ロックンロールナンバーをかけて欲しくて、ベートーヴェンなんて糞食らえ。今日もロックを聴かなきゃ。 という歌い出しのロックンロールナンバー、この曲のオリジナルはチャックベリーなんだけれど、ビートルズがカヴァーしているので有名だ。私も、この曲を初めてきいたのはビートルズ。そのあと、オリジナルのチャックベリーを聴いて、ジェリー・リー・ルイスのを聴いた。最近YouTubeを [続きを読む]
  • Danny Boy, Ray Price
  • 私はあまり映画を見ないのだけれども、時々気まぐれに見ることがある。コーエン兄弟のMiller’s Crossingは好きで、3回ほど見た。見たと言っても DVDかなにかでみたのであって、劇場で見たような気はしない。映画館で見ない映画鑑賞というのも、どうも味気ないもので、自宅の小さな画面で映画を見たところで、なんだか見たんだか見ていないんだかという気分がする。かといって、1,500円ぐらいを払ってまでして、見ようなんてい [続きを読む]
  • Jimmy Smithと言えばこれ。 “Root Down”
  • オルガンもののジャズが好きで、ジャズと言えばトランペットのワンホーンカルテットとオルガントリオばかり聴いております。ジャズを好きな方々にはそれぞれの好みがありまして、まあ、これはどんなジャンルの音楽でもそうなんですが、ジャズの場合、ピアノトリオばっかり聴く方、二菅編成(テナーとトランペットなんかが定番ですかね)じゃないとジャズを聴いた気がしないという方、はたまたギタートリオ(これもギター・ベース・ [続きを読む]
  • Hound Dog Taylor “Release the hound” この猟犬スライドに憑き
  • このブログの趣旨は、聴いていて疲れないCD、読んでいて疲れない本やら写真集を紹介するのであるけれど、今日はちょっとその趣旨から外れて、暑苦しいCDを紹介いたします。私は中学時代ブルースのCDばかり聴いていた。BB Kingから始まって、バディーガイやら、ロバジョンやらの有名どころを聴いて育った。当時どんなCDに夢中になっていたか残念ながらあんまり覚えていないのだけれど、ジョニーウインターやらスティーヴィーレイヴ [続きを読む]
  • 自分の力量以上のことをやろうとして、人に迷惑をかけること。
  • またつまづいてしまった。これまで、5回ぐらい会社を辞めているけれど、今回もどうやらうまくいかなかったようだ。また、体調を崩してしまった。私は、ついつい自分の力量以上のことをしようとしてしまうところがある。もっとカッコ良く見せたいだとか、思ってしまう。かっこつけるのは人の勝手だと思うけれども、かっこつけて人に迷惑をかけてしまうのであれば、カッコつけないように生きていかぬ方がいい。また、知らず識らずの [続きを読む]
  • セリーヌへと発射される前の覚書
  • 世の中便利になったもんで、ついに人類は世界につながるタイプライターを手に入れた。ジャックケルアックが超高速で、徹夜でタイプライターを叩いたところで、世界にその文字が伝わるのは何十年も後になってしまったという時代を超えて、今私たちは世界につながるタイプライターを持っている。このタイプライターから垂れ流れる言葉たちは、非常に無責任で、誰の了承も、編集も、校正も通さずWorld Wide Webに発射される。そして、 [続きを読む]
  • The Police「見つめていたい」ムカデへの手紙
  • 先日、夜中に玄関の前でタバコを吸っていたら、足元にムカデがいた。本物のムカデを見たのは初めてだったので、恐ろしさや気持ち悪さの前に、よく見ておきたいという衝動にかられ、ムカデをガン見してしまった。「ガン見」という普段使わないボキャブラリーを動員しなくてはいけないほど、よく見てみたいという衝動は強かった。ムカデは、そこそこ一生懸命に玄関の前を這いずり回り、私はその姿をどうするともなくただ見つめていた [続きを読む]
  • セルフカヴァーの名作「The Austin Sessions」
  • Willie Nelsonの唄うHave you ever seen the rainを聴いたのはいつのことだったろうか。それとも、まだ聴いたことがなかっただろうか。いや、いつかどこかで聴いたきがする。なぜならば、心のどこかでウィリーネルソンの唄うあの歌の歌声が聞こえるからだ。そこには、ちゃんとしたバッキングも付いている。Willie NelsonのHave you ever seen the rainを聴いたことありますか。と聞かれて、たしかにあると答えてしまったが、本当は [続きを読む]
  • フェニックスに着く頃には。Ovation 1627 Glen Campbell
  • 今まで、あまりオベーションのギターというのに興味がなかった。あの、樹脂製のボディーがまず怪しい。いかにもいい音がならなそうな気がしていた。にもかかわらず、一台買ってしまった。Ovation 1627 Glen Campbellを。カントリーのバンドをやっているのだが、そのバンドリーダーでPSGの方がOvationを一台もっている。5ピースネックのやつをだ。私も、興味がなかったとは書いたけれど、Ovationを一台買うなら5ピースネックのやつ [続きを読む]
  • The Weight「幸せで満たされない」気持ち
  • 肩の荷をおろせ、肩の荷を降ろすんだ。荷物を降ろして楽にすれよ。the bandのこの名曲を、Marty Stuartが歌っているのを聴きながら、私の心は少しだけ救われる。この街で住むということはなにかとストレスがかかるもんなのである。何かとストレスがかかる。ひとりでは抱えきれないほどの荷物を背負いこみ、朝の満員電車に乗り込む。乗り込むというよりも押し込まれるように。会社の最寄駅についたら、レッドブルとペットボトルの紅 [続きを読む]
  • Good time Charlie’s Got the Blues
  • もう、1年ほど前の日のことだろうか。朝から大雨でどうしょうもない天気だった。私はその日、友人に60年代のボロボロのギターを貸す約束をしていた。B-15という、ギブソンで一番廉価なギターで、その上、とにかく塗装が半分以上剥がれていて、もはや骨董の域に達しているB−15にはセカンドスタンプが押されているカラマズーブランドのギターだ。家では誰も弾く人がいなくなり、ギターハンガーにかけっぱなしになっているギターだっ [続きを読む]
  • アメリカの詩人Gil Scott-Heron Winter in America
  • どうも、アメリカの音楽はよくわからないところが多い。わたしのレコードラックのほぼ9割以上はアメリカ人による音楽のレコードやらCDなのだけれど、それでもよくわからない。ジャズやら、ロックやらばかり聴いていたらなんだか気づいたらアメリカものばかりになっていた。30年代以降のアメリカの音楽は、私の貧しい音楽史の知識から言っても、かなり特徴的なものだと思う。ジャズやロックという音楽の出現は、アメリカという文化 [続きを読む]
  • Rhodes, Rhodes, Rhodes ローズピアノを聴きたかったらこれを聴け
  • 私は近頃、ハモンドオルガンやらローズピアノといった、ピアノではない鍵盤もののジャズをよく聴いている。ハモンドオルガンはとくに大好きで、大学時代からよく聴いているのだけれど、あれは良い楽器だ。わたしは、鍵盤楽器を全く弾けないのだけれど、弾けるようになるんだったらハモンドオルガンを弾けるようになりたい。Hammond organはとにかく気持ちがよさそうだ。あの、鍵盤を押さえたままにして音を延ばしながら、テンショ [続きを読む]
  • Tangoはアルゼンチン人だからいいっていうわけでもないんだな。
  • 最近は、ジャズやらクラシックやらばかり聴いていたら、ちょっと箸休めにタンゴを聴いてみたら、これがまた案外良かった。案外良かったというのも、なんだか演奏者に誠に失礼なのだが、タンゴというものを私はなんとなく誤解していた。誤解していたのも仕方あるまい。世の中、タンゴのそれもアルゼンチンタンゴのCDが売っている店に行くと、CDの棚にはピアソラしか置いていないことがしばしばである。なにもピアソラが悪いと言って [続きを読む]
  • なんだか知らないが、メロディア盤を買ってしまう
  • しばらくブログを書くのをサボってしまった。最近は仕事が忙しく、わけのわからないイベントばかりやっているので、困ったもんだ。これでは楽器屋なのかイベントやなのかがちっともわからなくなる。それで、休みを取れる日にはじっくり休むことにしている。極力仕事はしない。パソコンを開いても、極力仕事のメールチェックはしない。外に出歩く。散歩をする。できるだけ買い物はしまいしまいと思っているのだがつい買ってしまう。 [続きを読む]
  • Chicagoのベスト盤を聴いて「いい演奏」とは何なのか考えてしまった。
  • いい演奏って、なんなんだろう。楽器屋をやっていて、つくづく思う。いい演奏って一体なんなんだろう。かつて、ギター屋で働いていた時は、いい演奏なんてことはちっとも考えなかった。そこにはただ、カッコイイか、カッコ悪いか、その二つだけだった。カッコ悪いのが良い、というようなひねくれ者も存在した。それで、カッコ悪良い〜、とか言ってもてはやしていた。あれはあれでなんとなくわかる気がした。カッコ悪いのが良いとか [続きを読む]