芳三郎 さん プロフィール

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芳三郎さん: この街でどう住むかを考えること
ハンドル名芳三郎 さん
ブログタイトルこの街でどう住むかを考えること
ブログURLhttp://monochromance.com
サイト紹介文くたびれた時でも向き合える写真集と音楽
自由文忙しさや、わずらわしいことの為に疲れてしまって本も読む気になれない時や、じっくり音楽を聴くことも面倒だという時でも見て楽しめる写真集やCD・レコードを紹介し、読んでいただく方がそれぞれのお気に入りを見つけるお手伝いになれたらいいなと思っています。 私自身はアートや音楽の専門家ではなく、ごくごく平凡な庶民ですが、そんな自分が小遣いの中から買い、手元に置いて、愛読・愛聴しているものについて書きます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供73回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2011/01/04 10:13

芳三郎 さんのブログ記事

  • Chicagoのベスト盤を聴いて「いい演奏」とは何なのか考えてしまった。
  • いい演奏って、なんなんだろう。楽器屋をやっていて、つくづく思う。いい演奏って一体なんなんだろう。かつて、ギター屋で働いていた時は、いい演奏なんてことはちっとも考えなかった。そこにはただ、カッコイイか、カッコ悪いか、その二つだけだった。カッコ悪いのが良い、というようなひねくれ者も存在した。それで、カッコ悪良い〜、とか言ってもてはやしていた。あれはあれでなんとなくわかる気がした。カッコ悪いのが良いとか [続きを読む]
  • JBL 4312A を購入。とりあえず、Bill Evans Trioを聴く
  • 約17年ぶりにスピーカーを替えた。二十歳の春に上京した際に国立のオーディオユニオンでTannoyの安いスピーカーを買ったのだが、それに特に不満もなく今までやってきた。もちろん、満足していたわけでは無い。しかし、家ではあんまり大きな音は出せないし、聴く音楽も、カントリー、ジャズ、ロックやらクラシックはては演歌までだから、とくに偏りの無い安物のTannoyの音に慣れていたのだ。偏りの無い、それでいて特に魅力も無い音 [続きを読む]
  • 流行りに乗って、カズオ・イシグロ「 Never let me go」を読んだ
  • ノーベル平和賞だのなんだのにあまり興味はないけれど、やはりノーベル賞はすごいことだけは知っている。ノーベル文学賞、などというと、それがどれぐらいすごいことなのかわからなくなってしまうくらいすごいものなんだろう。それは、川端康成、ガルシアマルケス、大江健三郎なんかの、数少ない私が読んだことのあるノーベル文学賞受賞者の顔ぶれをみても明らかである。とくに川端康成は、すごいと思う。世界に何編の小説があるの [続きを読む]
  • (無題)
  • このブログではChet Bakerのことばかり書いているような気もするけれども、チェットが好きなのだから仕方がない。チェットベーカーというジャズミュージシャンの妖しさに惹かれてしまうのだ。ジャズとしては、前衛ではないし、むしろ保守的で70年代に入っても、未だ50年代のスタイルを変えず、ひたすらトランペットを吹き続けていた。共演者が替わっても、そこにはチェットベーカーの音楽があった。CTIでジムホールのサイドマン [続きを読む]
  • Chet Bakerというスタイルが紡ぎ出される
  • このブログではChet Bakerのことばかり書いているような気もするけれども、チェットが好きなのだから仕方がない。チェットベーカーというジャズミュージシャンの妖しさに惹かれてしまうのだ。ジャズとしては、前衛ではないし、むしろ保守的で70年代に入っても、未だ50年代のスタイルを変えず、ひたすらトランペットを吹き続けていた。共演者が替わっても、そこにはチェットベーカーの音楽があった。CTIでジムホールのサイドマン [続きを読む]
  • 自信満々のDoc Cheatham “Swinging down in New Orleans”
  • トラディショナルなジャズもなかなか良いと思えるようになるまで、ずいぶん時間がかかった。20代の頃は、ジャズっていうのは前衛がいいのだとか思っていた時もあったし、いや、それよりももっとバリバリのハードバップこそジャズだと思っていた時もあった。ジャズという音楽も、100年も歴史のない音楽だから、前衛もトラディショナルもなにもないような気もするんだけれど、やっぱりそういう概念が存在することは確かだ。100年前 [続きを読む]
  • 疲れているときに心地よく心に届く音 内藤晃「Les Saisons」
  • 今日は新しい仕事の入社日だった。オフィスに行くのは今日で2回目なので、なんとなく場所はわかったのだけれども、実際に働くのは今日が初めて。とても緊張し、とても疲れた。仕事の後いろいろと雑談をしていたので、帰宅したのは10時前だった。やっぱり疲れた。疲れているのだが、少し興奮気味ですぐには眠れないので、音楽を聴いてリラックスしようと思いCDプレーヤーとアンプの電源を入れた。早速、CDを借りてきた。内藤晃さ [続きを読む]
  • 新しい職場で、なんとか働くぞ。 図太く働くぞ。
  • 明後日から新しい仕事に就く。明日もその関係でちょっと会社の人に会うことになる。これが、結構不安である。不安ではあるけれども、不安は具体的な不安ではないから、ちょっと横に置いておいて、そのかわり行動しようと思う。行動していないと、どうしても余計なことを考えてしまい、不安になる。ただ、そんな気持ちになっているだけでは不毛である。だから、とりあえず明日から行動することを目標に一日一日をこなしていくしかな [続きを読む]
  • 読書のウォーミングアップの友 河合隼雄 「大人の友情」
  • 河合隼雄の「大人の友情」を読んだ。このところ、ずいぶん調子が戻ってきて、やっと本を読めるようになった。療養中ということでいくらでも時間はあるのだけれども、時間があるからといって読書ができるというわけではないらしい。時間がいくらあっても、読書をするためには気力と体力が必要だ。気力と体力がなければいくら活字を追いかけても何も頭に入ってこない。2ヶ月に渡る入院生活の中で、本は読んでいたけれども、一部の小 [続きを読む]
  • 誰か、ペダルスティールギターを堪能できるアルバムを教えて欲しい。
  • 楽器は色々とあるけれど、演奏できたらかっこいいなと思う楽器はそんなに多くない。トランペットとペダルスティールギターだ。どちらも持っているけれど、ほとんど弾けない。ペダルスティールギターに関しては、全く弾けない。しかし、YouTubeなんかでペダルスティールギターのデモンストレーション映像なんかを見ると、なんてかっこいいんだ、と思う。あの、なんだか一見シンプルでで、ものすごく複雑なことを簡単にやってのけて [続きを読む]
  • Harry Edisonの良いところ取り
  • 地味だけれど素晴らしいジャズアルバムというのがある。ジャケ買いもしないような控えめなジャケット、特に目を引くようなメンバーでもない。レーベルもよく知らないレーベル。こういう中にも名盤はある。私は、今ハリー”スイーツ”エディソンの「Can’t get out of this mind」を聴いている。ピアノがケニードリューベースドラムは、私の知らない方。けれども、このアルバムが良い。落ち着いた中にも、程よいスイング感があり、 [続きを読む]
  • 時々聴きたくなるヘビメタの代替物 The Hellecasters
  • バカテクもたまには良い。いつも聴いていると疲れてしまうけれど、たまに聴く分には良い。むしろ、いつもヘタウマを聴くよりも、いつもバカテクを聴いている方がマシだと思う。私は、かつてヘビメタ専門のギターショップに勤めていた時があって、その店では常にヘビメタ、それもヴァンヘイレンとかそういったものすごく早弾き系のメタルをかけていた。いつもはバックオフィスにいてパソコンとにらめっこしているのだが、お客さんが [続きを読む]
  • 音楽を通しての「表現」との出会いが日野皓正だった。
  • 学生時代に日野皓正を生で聴いた時の衝撃はすごかった。上野恩賜公園の水上音楽堂で聴いた。その頃、あまりジャズなんて生で聴いたことなかったので、圧倒された。日野皓正がちょうどアルバム「DNA」を発表したばかりの頃だったと思う。メンバーはよく覚えていないけれど、たしか石井彰がピアノだった気がする。とにかくトランペットの音がすごかった。なんだかわからんが、圧倒された。音が太くて、でかくて、ドスが効いている。 [続きを読む]
  • Tower of Power, Tower of Power! “Diggin’ on James Brown”
  • 高校時代に、友人がラジオの FM局のプレゼントでTower of Powerのライブのチケットを当てた。あいにく彼はそのコンサートに行けないというので、私がそのチケットをもらった。それが私のTower of Power(以下TOP)との出会いだった。そのライブを聴いてすぐに私はTOPのファンになった。これほど魅力的なサウンドはそれまで聴いたことがなかった。ロッコのベースがポンポン弾みながらビートを刻み、ドラムのスネアの音は軽く、それ [続きを読む]
  • 物語のおしまいまででは聴いてはいけない
  • 上海の街で、ほかに遊ぶところもしらず、またJz Clubに行った。今夜も美味しいマティーニを2杯も飲んでしまった。バーテンダーは一昨日とは違う方だったけれど、2杯目には美味しいマティーニを飲ませてくれた。マティーニは好みが分かれるから、バーテンダーとの探り合いが必要なんだろうけれど、本当は2杯も飲むようなカクテルではないから、一杯目でどうなのかで決まると思う。ファーストステージは渋いジャズの演奏だった。 [続きを読む]
  • 言葉の通じない街の居心地の良さ
  • 言葉の通じない街の方が居心地が良いのではないか。上海に旅行に来て三日目、街を歩いていても、何を書いてあるのかさっぱりわからず、店に入ってもさっぱりわからず。地下鉄に乗ってもさっぱりわからず。土地勘がなく仕方がないから、タクシーに乗ってもさっぱりわからず。さっぱりわからないまま3日間が過ぎた。まだ、繁華街しか行っていないけれども、これが住宅街とかになるとさっぱりわからず具合がさらにますのではないだろ [続きを読む]
  • 写真よりも言葉の方が強いんじゃないか
  • 上海の星光撮影機材城にある写真書籍店で、上海の写真家と思われる路汀の「尋常」という写真集を買った。名前も、写真集の題名も漢字変換で出てこなかったので、正しい題名はなんという漢字なのかはわからないけれども、店にあった上海の写真集で一番気に入ったので買った。この、路汀という写真家は、詩人のような人なのかわからないけれども、写真のキャプションとして詩のようなのが書かれている。こういう時に、中国語を勉強し [続きを読む]
  • Jz Club 上海で素晴らしいマティーニを飲んだ
  • 上海のJz Clubに行ってきた。夜10時からテナーチームのライブがあって、それを聴いてきた。何よりも、素晴らしかったのは、Jz Clubのマティーニが美味しかったこと。今まで飲んだマティーニのなかで一番素晴らしかった。マティーニ一杯で1600円ぐらいしたけれども、まあ、旅先での出費だから、お財布には痛いけれど、その価値はあった。素晴らしいバーテンダーがいる。黒いシャツに、黒のダブルのベストを着た、素晴らしいバ [続きを読む]
  • 東京に居心地の悪さを感じたので上海に来た
  • 昨日から、上海に来ている。数週間前から東京の街を歩いていると、なぜだか気まずい思いをするようになった。特に、いつも足を運ぶ、上野や銀座はにいると息苦しい。元気だった頃は上野、銀座にいると心地よかった。なぜ心地よかったのかはわからないけれども、なんだか自分の居場所があるような気がした。体調を崩して、仕事も辞めてしまうと、そういう街を歩いていると、なんだか気分が落ち着かない。その街での、自分の役割を失 [続きを読む]
  • 私だけのお気に入り Blue Mitchell “Stablemates”
  • ジャズのアルバムを買うのは難しい。全部試聴してから買えばいいのだろうけれど、そんな暇があったら、ジャケットを眺めたり、サイドマンやら、収録曲で適当にアタリをつけてとりあえず買ってみるほうが、好みのレコードにあたる可能性が高まる。そもそも、ジャズのアルバムは玉石混交で似たような内容のものが数多存在するので、その中でお気に入りの一枚を見つけるのは難しい。いわゆる名盤とか呼ばれていない、一見地味なアルバ [続きを読む]