maruzoh こと 熱田丸蔵 さん プロフィール

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maruzoh こと 熱田丸蔵さん: こころのあのへん
ハンドル名maruzoh こと 熱田丸蔵 さん
ブログタイトルこころのあのへん
ブログURLhttp://otoriyosekyuuseishu.seesaa.net/
サイト紹介文やさしいあなたに、そうでないあなたにも。いろんなあなたに、こころの言葉。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供23回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2011/01/15 07:24

maruzoh こと 熱田丸蔵 さんのブログ記事

  • こころ王国2「王様と皇帝」 その7 北北西に進路を取れ
  • こころ王国2「王様と皇帝」その7 北北西に進路を取れ1「ココロニア国王、熱田です」 息を潜めて見守る皆のゴクリと唾を飲み込む音が聞こえてきそうです。「えっ?ああ・・・。ああ、そうだとも、王様だよ。タカシくんかい?げ、元気かい?」 その言葉を聞いて、パッと灯がともったように皆の顔が一瞬で明るくなりました。お父さんの執事長は椅子から転げるようにして王様のそばにやってきました。「な、なに?牢を逃げ出して [続きを読む]
  • こころ王国2「王様と皇帝」 その6 最上階へ
  • こころ王国2「王様と皇帝」その6 最上階へ1 タカシくんは、通風孔の穴から顔をのぞかせていました。ゲッベルスは、「しまった」という顔をしていました。長身の髭もじゃの男、つまりタケルくんのお父さんらしき人は、タカシくんから慌てて目をそむけていました。「や、やあ、タカシくん。おじさんは、ずいぶんと予定より早くついてしまってね。それも、ここにいるこの男のおかげなんだが・・・」 ゲッベルスは椅子の上に登る [続きを読む]
  • こころ王国2「王様と皇帝」 その5 諜報部員ヒムラー
  • こころ王国2「王様と皇帝」その5 諜報部員ヒムラー1 タカシくんは、ほふく前進の要領で風が送り込まれる狭いダクトを這っていきます。最初こそなかなか前に進みませんでしたが、暫くするとだんだんとコツがつかめて、まるですばやい芋虫のようにすいすいと進んでいきます。 暗い通路の中、点々と換気口から灯りが漏れていました。灯りの下は、それぞれの部屋があるのでしょうが、みな出払っているのか物音一つしません。タカ [続きを読む]
  • こころ王国2「王様と皇帝」 その4 タカシくんとゲッベルス
  • こころ王国2「王様と皇帝」その4 タカシくんとゲッベルス1 一時も休まずに機械がゴウンゴウンと唸っています。いったい、ここはどこでしょう。薄ぼんやりとした光しかない暗い部屋でタカシくんは目を覚ましましたが、ここが何処なのかどころか、今が昼なのか夜なのかさえ分からずにいました。 確か、お父さんが大怪我をしたと聞いて、知らない髭もじゃのおじさんの船に乗せてもらって・・・。さて、そこから先が、どうも思い [続きを読む]
  • こころ王国2「王様と皇帝」 その3 誘拐
  • こころ王国2「王様と皇帝」その3 誘拐1 午後5時。学校の鐘が、下校時間を告げます。カラ〜ン、コロ〜ン。「校庭で遊んでいる皆さん、教室でお話している皆さん、下校の時間です。みんなで仲良く帰りましょう」 放送委員の女の子の流れるような下校の挨拶。おひさまが西の海に沈むには、もうほんのちょっと時間がかかりそうです。 暫くして下校の時間に合わせた王国の船が、いつものようにタカシくんを迎えにやってきました [続きを読む]
  • こころ王国2「王様と皇帝」 その2 虹の卵
  • こころ王国2「王様と皇帝」 その2 虹の卵1 ガルル皇帝が嵐のように来襲し、そして去っていった日の午後、タカシくんは、やっぱりカニのお味噌汁があきらめられなくて、アッタカ峠に放り出してしまったバケツを拾うと、もう一度、ココロオドル海岸にカニ取りに出かけました。 遠浅で白い砂浜の海岸の脇に、ちょっとした岩場があります。タカシくんは、いつもここでカニを取っていました。岩場から海を眺めると、今朝の光景が [続きを読む]
  • こころ王国2「王様と皇帝」 目次
  • こころ王国2「王様と皇帝」 目次200X年5月。ココロニア王国を訪れたナポレオンそっくりの男は、自らを皇帝と名乗りました。皇帝とは何者?皇帝来訪の真の狙いは何か?まだまだ知られていない王国の謎と、現代文明社会との闇とも言うべき組織との死闘。はらはらどきどきのこころ王国シリーズの第2話です。◆プロローグ 来訪者◆その1 ガルル皇帝◆その2 虹の卵◆その3 誘拐◆その4 タカシくんとゲッベルス◆その5 諜 [続きを読む]
  • こころ王国2「王様と皇帝」 その1 ガルル皇帝
  • こころ王国2「王様と皇帝」その1 ガルル皇帝1 ココロニア港入江付近に停泊した5隻の黒い船団は、帆船を気取った大型船1隻と、その護衛艦4隻で、帆船の帆には、大きく「千年帝国」と書かれていました。何の前触れもなく 突如現れた謎の船団「千年帝国」とは、いったい何なのでしょう。 帆船風の大型船は、帆は付いているものの、推進力は明らかに高性能のエンジンで、その証拠に真っ白な航跡が入り江の外まで続いています [続きを読む]
  • こころ王国2「王様と皇帝」 プロローグ 来訪者
  • こころ王国2「王様と皇帝」プロローグ 来訪者 小さな島に人口200人ほどが暮らすココロニア村。 この心温かでいられますようにと名付けられたココロニア村が、日本国に対して「ココロニア王国」として、国家としての独立を申請し、運動中であることは、1つめのこころ王国物語でお話ししましたから、皆さんもご存知ですね。 このココロニア島は伊豆諸島の中でも南側に位置しますから、東京都心から比べると梅雨も夏も早くに [続きを読む]
  • 今、僕にできること 作詞曲/熱田丸蔵 (YouTube版)
  • 今、僕にできること 作詞曲/熱田丸蔵 (YouTube版) この曲を作った15年前というのは、僕にとって色々なことがあった年で、そんな溜息が多かった頃に自分を励ます意味も込めて作りました。僕のイラストのスライドショーも一緒にご覧ください。☆ランキングに挑戦☆にほんブログ村さん、人気ブログランキングさんに挑戦中。「うふふ」とか「ほろっ」とか「なるほど」と感じたら、押してくださいね。 にほんブログ村さんへ に [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 最終回 まりなさんの決断
  • こころ王国「まりなさんと王様」その10 まりなさんの決断 ダンテBARに戻った一行の冷え切った体を、マスター特製のブランデー入りホットミルクが体の芯から暖めてくれました。「今日は、ホント、いろんな事があったなあ・・・」 カウンターの中でマスターがぽつりと、誰に言うでもなしにつぶやきました。「そうですな。特にまりなさんは、驚きの連続でしたでしょう」 王様は、まりなさんの方をちらりと見ましたが、まりなさ [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その9 心の器
  • こころ王国「まりなさんと王様」その9 心の器 王様の長い長いお話が、終わろうとしています。「ココロニアは、2年の間に少しずつ村民を増やして、現在は140人ほどの人口を有する島となりました。そして、ココロニア村議会の全会一致の採択により、今年8月、国家として独立する旨の申請を国のしかるべき機関に対して申し入れました。 さっきお話しましたよね。島を法人化しようとした時に妻が私のことを、社長ではなくて王 [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その8 ココロニア建国史 独唱
  • こころ王国「まりなさんと王様」その8 ココロニア建国史 独唱 王様は熱く語りすぎて、のどが渇いてしまったのでしょう。ベンチのすぐそばの水飲み場に歩み寄るとコックをひねり、冷え切った水をおいしそうに飲みました。 執事長がハンカチーフを持って駆け寄ろうとしましたが、王様はそれを制して右手の甲で濡れた口を拭うと、またゆっくりとお話を始めました。「正直言いますとね、まりなさん。その頃には、私たちにはそこそ [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その7 ココロニア建国史 温かさと冷たさ
  • こころ王国「まりなさんと王様」その7 ココロニア建国史 温かさと冷たさ「それからの本島との闘いを、私たちは独立戦争と呼んでいますが、もちろん、武器などの暴力を使った争いではありません。しかも当初は、2つの島の争いと言うよりも、本島から私たちへの一方的な誹謗中傷といやがらせばかりでした。 例えば、私たちが自給自足では不足する食材の買い付けに行っても、いろんな理由をつけて譲ってくれなくなりました。また [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その6 ココロニア建国史 独立への道
  • こころ王国「まりなさんと王様」その6 ココロニア建国史 独立への道 王様は、遠くの空を見つめて、暫くの間黙っていました。きっと、理想郷に旅立った日のことを思い出しているのでしょう。「私たちが最初に始めたのは、船着場を作ることでした。リゾート開発途中で頓挫して放置された岸壁を、重機も何も無い私たちは、スコップ、つるはしの人力で整えたのです。交通、輸出入や漁業の拠点の港とする為に。 それからの3年間は [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その5 ココロニア建国史 黎明期
  • こころ王国「まりなさんと王様」その5 ココロニア建国史 黎明期 話に一区切りをつけた丸蔵くんは、ブランコから立ち上がると、まりなさんの方に向かって歩き出しました。公園入口の木立の脇に黒塗りの高級車が停まったのに気がついたのです。 ダンテBARで見た執事長がさっと後部のドアを開け、ココロニア国王とピアニストの文部大臣が現れました。ライブの興奮からでしょうか、立派なヒゲの顔は、やや上気したように見えま [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その4 温かな一族
  • こころ王国「まりなさんと王様」その4 温かな一族 ダンテBARでのFREE BIRDSの結成一周年記念ライブは、まさにマスターの思惑どおり、大盛況のうちに終わりました。 流れる汗にまみれて左手の痛みをこらえながら、右手だけでピアノを弾く必死の形相の吉田さん。 それをサポートする文部大臣は、まるで吉田さんの左手になったようでした。 本番前のリハーサルだけで、吉田さんのちょっとした癖までを、完璧、まさ [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その3 2つのライブ
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その3 2つのライブ 晩秋の朝がこんなにも清々しいだなんて、まりなさんは今まで一度だって感じたことはありませんでした。 透きとおった朝の光に、空気まで輝いているようです。 いつもなら、魔法がかかったように、なかなかそこから出られないはずのベッドだって、今日なら、すすいのすいです。 ついに、この日がやってきました。 言わずと知れた、HART LANDのライブの当日です [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」目次
  • ◆こころ王国「まりなさんと王様」目次こころ王国「まりなさんと王様」目次ジャズシンガーを目指すまりなさんが出会ったのは、自称ココロニア王国の国王でした。次第に解けてゆくココロニアの謎と共に、本当の優しさとあたたかさとは何かに気づいてゆくまりなさん。こころ王国シリーズの第1作です。◆プロローグ ダンテBARと王様◆その1 HART LAND◆その2 丸蔵くん◆その3 2つのライブ◆その4 温かな一族◆ [続きを読む]
  • こころ王国「まりなさんと王様」 その1 HART LAND
  • こころ王国「まりなさんと王様」その1 HART LAND 早いもので、あの不思議な霧雨の夜の出来事から、もう1ヶ月が過ぎようとしています。 季節は、一雨ごとに冬めいて、あんなにお洒落に着飾っていた街路樹も、日毎に冷たくなっていく風に、1枚、また1枚とその葉を持ち去られ、ずいぶんとスリムなおすましさんになってしまいました。 あの日のことを思い出す度、まりなさんとマスターは、いつもとっても不思議な気分 [続きを読む]
  • 【歌と絵】今、僕にできること
  • 【歌と絵】今、僕にできること熱田丸蔵の曲「今、僕にできること」を聴くには、こちらをCLICKしてください。「見上げてごらん」 絵 by 熱田丸蔵☆ランキングに挑戦☆アルファポリスさんの「Webコンテンツ」、にほんブログ村さん、人気ブログランキングさんに挑戦中。「うふふ」とか「ほろっ」とか「なるほど」と感じたら、押してくださいね。 絵本 熱田丸蔵の絵本「こころのそのへん」 児童小説 心の器 現代小説 こころ王国 [続きを読む]
  • 【こどもたちの詩と写真】てがみ たいらさおり
  • 【こどもたちの詩と写真】てがみ たいらさおり 川崎洋・編「おひさまのかけら」より     てがみ             たいらさおり(群馬・小1) てがみをかいたはじめてほんもののてがみをかいてだしたみかちゃんにだした六十えんきってはったら上からなんかいもおさえたポストにいれるときしんぞうがどきどきって二かいなった「白壁通りの郵便ポスト」 by yushitaさん 写真提供/フォトライブラリーさん◆本作品 [続きを読む]
  • 【こどもたちの詩と絵】ふたり つちもちまき
  • 【こどもたちの詩と絵】ふたり つちもちまき 鹿島和夫・編「続1年1組せんせいあのね」より     ふたり             つちもちまき(兵庫・小1) おかあさんがおとうさんにちゅうをしましたわたしはそっとみていたらおかあさんにみつかって「こら おまえはあっちへいってテレビみときなさい」といったわたしはどきっとしましたおとうさんのほっぺたがあかくなるのをみたのでふたりはあいしあっているんだと [続きを読む]