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浮遊感57メートル https://ameblo.jp/fuyuukann/

アメーバにて、小説を書いたり、設定を考えたりしています。現在は人外系小説を載せています。

ブログのきっかけが友人原作のファンタジー小説を載せることでしたが、とりあえず終了しました。人外系、不気味系小説を書いています。少年少女の青春系も含まれてます。

日日草
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住所
江別市
出身
北海道
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2011/01/16

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  •  真木くん、と誰かが俺の名を呼んだ。俺はその日、商店街の抽選会場を訪れていた。一等は国内旅行、二等は一万円の商品券、三等は老舗のお菓子詰め合わせ、と懸賞の目録…

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  • 料理

      俺は寺の境内に立っていた。うっすらと積もる雪の上に、はらはらと紅葉が落ちる。視線をあげると鮮やかな紅葉の木立に囲まれている。それを見て、ああ、これは夢だ、…

  • 写真機の中

      旭から真木が禁煙しているようだから様子を見てきて、と頼まれた僕は彼の下宿を訪れた。猫の額ほどの庭を掃除する大家に挨拶をし、彼の部屋に足を踏み入れる。鍵は相…

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      夜来さんはしばしば夜のドライブをすることがあった。俺も時折誘われて夜の海や朽ちた家屋をのぞきに行くことがあった。その日は、旧道のトンネルを訪れた。車はトン…

  • 親愛なる

      真木ちゃーん! と旭が下宿の戸を勢いよく開けた。壁にもたれて団扇をあおぎ暑さをしのいでいた俺は驚いて彼女を見る。サンダルを脱ぎ、旭は花柄のワンピースの裾を…

  • 青春

    朝、コーヒーの匂いで目が覚める。僕はまだ眠っていたいなと思い寝返りを打つ。戸の開く音がして、もう朝よ、おはよう、と妻の旭が声をかけてくれる。笑いを含んだ声に…

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