田中大造 さん プロフィール

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田中大造さん: ケアマネの正しい歩き方
ハンドル名田中大造 さん
ブログタイトルケアマネの正しい歩き方
ブログURLhttps://ameblo.jp/method3573
サイト紹介文福祉系ケアマネが語る医学、仕事のこと。介護現場の方もいらっしゃい。高齢社会を考えていきましょう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2011/01/28 12:51

田中大造 さんのブログ記事

  • 上手に老いるための自己点検
  • 「終活」という言葉が世間に認知されてきていますね。自分が亡くなった後のことを自分で決めておくことは、以前よりメジャーになってきた感があります。 ただ、年齢的に自分自身が(そういう準備をしておかないと…)という気持ちをリアルに感じてはいませんでした。しかし、年齢に関係なくいつ何時、そうなってしまうのか、「一寸先は闇」という言葉があるとおり。 また、亡くなりはしないまでも事故や病気で意思表示を示せない、 [続きを読む]
  • 死んだときの備え
  • 昨日は11月11日で「介護の日」でしたね。業界の人は知ってると思いますがどちらかというと、一般の人は「ポッキーの日」のほうが認知度が高いかもしれませんね。うちの娘たちも言ってるもんね。 なにやら今年のポッキーのイメージキャラクターはエグザイル系の人たちみたいですけど、4〜5年前は私が大好きだったおじさんたちでしたね。 先週行った通天閣の中に展示してありましたよ、なつかしかった。 今でもおじさんたちの [続きを読む]
  • たまの息抜き
  • 特定事業所加算を取得している事業所としてケアマネ試験合格者の実習受け入れをするためにケアマネジメントプロセスの一つひとつを点検してみました。分かっているようでも改めて見直してみると新しい発見があったり、違った解釈のしかたを自分なりにしたかったり、それを自分の言葉で表現することで整理することができたように思います。 今回から新しいシリーズを書くか、どうしようか思っているところなんですが、そういう気持 [続きを読む]
  • 満足度をモニタリング
  • モニタリングの視点として「利用者及び家族が満足しているか」という言葉を挙げている本を読んだことがありますが、その言葉の意味を、ちょっと考えたほうが良いと思います。 私は、モニタリングの視点として①QOL向上のためのサービスが計画どおり 提供されているか②ケアプランに書かれた目標が達成しているかの2点を挙げていました。 ポイントは「QOL向上」ですが、QOLは客観的なものではないので、つまり、利用者(家族) [続きを読む]
  • モニタリングと再アセスメント
  • モニタリングについてケアマネジメントの本を読むと、よく「再アセスメント」という言葉とセットで語られているのをよく見ることがあります。 モニタリングと再アセスメントは同じものなのかどうか、ということを整理しておくほうが良いと思っています。 モニタリングという言葉は、とあるTV番組のタイトルにもなっていますが一般的にもよく使われる言葉のようです。辞典を引いてみますと「観察」・「測定」・「評価」といった意 [続きを読む]
  • なにをどうモニタリングするか
  • 「月1回おやりなさい」と言われているモニタリング。しかし、「何をどうモニタリングするの?」と困っている方がいるのを聞きます。 ここではモニタリングの意義を書いておきましょう。 モニタリングのよくある間違いは、「利用者さんの現状や聞いたことをそのまま記録する」というものです。 え!それって間違いなの?と疑問に思った人もおられますか? そう思った人は、「なぜ、ケアマネジメントするのか?」ということをもう一 [続きを読む]
  • モニタリングはむやみにしちゃダメ
  • サービス担当者会議を経てサービスが提供されていきますが、ケアマネジャーの次の仕事は「モニタリング」です。 運営基準では、モニタリングについてこう書かれています。イ 少なくとも1月に1回、利用者の居宅を  訪問し、利用者に面接することロ 少なくとも1月に1回、モニタリングの  結果を記録すること ついこの前、当事業所に実地指導があったときに、あちらの担当者からこんな質問を受けました。「宿泊つきデイサー [続きを読む]
  • サービス担当者会議 意義
  • サービス担当者会議ではケアマネジャーは調整役の顔を見せていく、という話を前々回にしましたが、会議をおこなう意義について考えてみましょう。 サービス担当者会議に参加する人たちは、大きく分けて①利用者②介護者③サービス提供者となります。 まず①利用者についていえば、自分のためにこれだけの人たちが集まってきてくれた、ということに「スペシャリティー感」を感じていただくことが大事です。多くの利用者は今の状況か [続きを読む]
  • サービス担当者会議 しなくてもよいとき
  • サービス担当者会議は通知で決められたときにしなければ報酬が減額されるというお話を前回しました。 ケアマネジメントプロセスの一連の業務は運営基準でガチガチに決められており、それに沿わないと減額されてしまうのですが、ごく小さな変更にまでやってしまうととてつもない量の仕事になってしまうからか、平成22年に「軽微な変更の場合は必ずしも実施しなければならないものではない」という通知が発出されました。(「…し [続きを読む]
  • サービス担当者会議 しなければいけないとき
  • さて、ケアプラン原案を作成したあとは「サービス担当者会議」をします。担当者会議をもつまではケアマネジャーは1人でコツコツやる仕事ですが、ここからいよいよ調整役の顔がのぞき始めます。「マネジャー」・「マネジメント」の出番です。 「1人で黙々と事務仕事するのが好き」なのか、「皆で協力し合ってする仕事が好き」なのか、好みの分かれそうなところですが、ケアマネジャーはどちらもできる力がないといけません。まあ [続きを読む]
  • コンパスで「〇」を描くな
  • 中学校だったか高校だったか、どっちだったか忘れてしまったのですが、とある社会の授業のとき、先生が「今日からコンパスで「〇」を描くな。フリーハンドで描け」と言われました。 円グラフを描く時だったと記憶しています。 小学生でコンパスの使い方を習ってから円を描くときはずっとコンパスを使ってましたから(え〜〜、なんで?)と思いました。 みな同じような思いを持っていたのではないでしょうか。 だって、フリーハンド [続きを読む]
  • 第3表「週間サービス計画」の構成
  • 第3表は「週間サービス計画」といって、一週間のサービスの予定が時間ごとに分かるような様式になっています。いつどんなサービスが提供されるのか、よくわかる様式で、私は好意的に捉えています。 サービス事業者にとっても、自分たちのサービス以外にどんなサービスを受けているのか、よく分かるものになっていると思います。 この様式には介護サービス以外にも家族の支援を書いたりすることで、どの程度のサービスが必要なのか [続きを読む]
  • 第2表はどう書くか
  • お盆の間に日曜日が来ていて1回飛ばしてしまいました(汗)ケアプラン第2表の続きを書きます。 第2表の構造はどうなっているかというと、「日常生活における課題(ニーズ)」 ↓「長期目標(達成までの期間)」 ↓「短期目標(達成までの期間)」 ↓「サービス内容」 ↓「サービス種別」 ↓「事業所名」 ↓「頻度(その期間)」という感じです。 この中で私は、「長期・短期」目標は問題があるんじゃないだろうか、とい [続きを読む]
  • 第2表 目標はどうして書きにくいか その3
  • 日常生活の課題のひとつひとつに「長期目標」・「短期目標」を設定するのは「労多くして功少なし」というお話の続きです。 お年寄りは「喪失体験」を数多く経験してこれからもそうなる可能性のほうが高い、だから「向上していく」という方向の目標を立てるのは向いていないのではないか、ということを前回は書きました。 2番目の理由としては、こんなことも考えます。 目標というのは自分で自覚して、自分で目標に向けて頑張る! [続きを読む]
  • 相模原やまゆり園の番組を見て
  • 今回は、ケアマネジメントプロセスの回をお休みして先週TVで盛んに流されていた「相模原やまゆり園」をテーマに取り上げたいと思います。 事件は皆さんご存じだと思いますが、「障害者は生きている価値がない」という考えを持った一人の人間が施設に暮らす障害者数十人に刃を向け多くの命を奪った事件です。あれから1年、ということで、多くの番組で取り上げられていました。 とある番組の中で、視聴者からの意見ということで、 [続きを読む]
  • 第2表 目標はどうして書きにくいか その2
  • 「スモールステップ法」は教育とか人材育成の手法として使われることも多いようです。はじめからとてつもなく高い目標を立てても、行動へのモチベーションは上がりません。達成可能性のある目標を設定するからこそ、そこに向けて人は頑張れるわけです。「小さな成功体験の積み重ね」とも言いますね。 「この考え方はもっとも」だと思う反面、高齢者のケアマネジメントには合うような気がしないのは、昔々から思っているところです [続きを読む]
  • 第2表 目標はどうして書きにくいか その1
  • 目標を書くのが得意な人はあまりいないと思うのですが、その理由を考えてみます。 短期目標を少しずつ達成して長期目標をめざすスタイルがこの表の書き方になっています。短期目標を一段ずつの階段に見立てて上がっていく、みたいな感じでしょうか。 この考え方は、おそらく「スモールステップ法」とか「スモールステップの原理」から来ていると思われます。 わたしは野球のイチロー選手やサッカーの本田選手など、一流のアスリー [続きを読む]
  • 第2表 長期目標・短期目標 記載要領によると
  • ケアプランを書くとき、「目標」の設定をどうするか、ということにも迷います。 国の示す記載要領には、長期目標については「個々の解決すべき課題に対応して設定する」と書いてあります。一つのニーズに対して一つの長期目標があるということです。つまり、その長期目標が達成されればすなわちニーズが解決する、ということです。 ただし、課題が短期的に解決できる場合やいくつかの課題が解決されて目標が達成される場合は複数の [続きを読む]
  • 第2表 生活全般の解決すべき課題(ニーズ)
  • それでは「居宅サービス計画」第2表を説明していきますが、私も業務をしながら未だに迷いながら書いている部分です。 読んでくださるみなさんからも「こんな工夫をしているよ」みたいな意見をいただけたらありがたいです。 今回は第2表の左欄、「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」について書いていきます。 ここには「自立生活を阻害する原因」を書いていきます。早急に解決しなければいけないニーズから順に書いていくのが [続きを読む]
  • 総合的な援助の方針
  • 第1表の一番下には「総合的な援助の方針」という欄があります。 この欄は、前回書いた「利用者及び家族の生活に対する意向」の欄と同じくらい大事なところだと思います。 「利用者及び家族の…」がサービスを受ける当事者がわの気持ちを強調するところとしたら、「総合的な援助の方針」はサービス事業者がわのことを書く欄になると考えればよいでしょう。 記載マニュアルには「ケアマネをはじめ、サービス担当者がどのようなチー [続きを読む]
  • 居宅サービス計画(1)の書き方
  • それでは、サービス計画の具体的な書き方について説明しましょう。今日は第1表についてです。 この様式で大事だなと思うところのひとつは、「利用者及び家族の生活に対する意向」です。 以前こんな指導を受けていたので(書けないなあ)と思ったことがありました。どんな指導だったかというと、「利用者の言った言葉をそのまま書きなさい」と。自分の意思を的確に言える人ばかりじゃないので、言葉を発することができない人もいる [続きを読む]
  • サービス計画原案の考え方
  • 先回までは「アセスメント」について長々と書いていきました。アセスメントはケアマネジメント全体のもっとも重要な過程だと思っています。 次にアセスメントを基にケアマネジャーが考えるケアプランの原案を作成する段階になります。ケアマネジャーがサービス担当者を迎えて会議するときに基にする資料をケアプラン原案と言います。ケアプラン原案は、「居宅サービス計画書(1)・(2)」、「週間サービス計画」「サービス利用 [続きを読む]
  • ニーズ⑳? ストレス
  • 8領域21ニーズの紹介も今回で終わりです。最後は「ストレス」のニーズです。 ⑳が本人のストレス、?が介護者のストレスです。 今までニーズを列挙させていただきましたが、すべてにおいて、この「ストレス」があるかないか、によって、その後の在宅生活、介護生活を気持ちよく送れるかどうか、ということが決まってきます。 よーく、思い出してみてください。要介護5の人で、在宅生活を何の心配もなく送ることができている人 [続きを読む]
  • ニーズ⑱⑲ 社会交流
  • ニーズ⑱⑲は、「社会交流」のニーズです。私は初めてこのニーズを聞いたとき、あまりピンときませんでした。「『社会交流』のニーズって、いったい何なんだ」と。 でも、何年もケアマネジャーをやってきて、今ではとても大事なニーズだと思っています。 まず、第一に社会交流がない=行動範囲が狭いということは、体力の問題に直結します。閉じこもり、やがて体力低下、そして、寝たきりになっていきます。体力低下とは、単に筋力 [続きを読む]