クーラー さん プロフィール

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クーラーさん: 花見川流域を歩く
ハンドル名クーラー さん
ブログタイトル花見川流域を歩く
ブログURLhttp://hanamigawa2011.blogspot.com/
サイト紹介文千葉県北西部の小河川花見川の流域を散歩して、感じたことを記録しています。散歩のICT化に興味あり。
自由文3つの興味 1 「趣味の散歩」のICT化、高度化を図り、地域発見ツールとして開発すること。 2 このツールを使って、花見川流域の魅力、アイデンティティを徹底的に探ること。 3 得られた情報を少子高齢化時代のまちづくり、かわづくりに活かす方策(システム)を発見開発すること。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供281回 / 365日(平均5.4回/週) - 参加 2011/02/13 10:32

クーラー さんのブログ記事

  • 鳴神山遺跡 牧と武士集団、輸送集団との強い関係
  • 白幡前遺跡では牧と武士集団、輸送集団との関係が密接であることが判りました。2017.10.16記事「白幡前遺跡における牧と武士集団、輸送集団の関係」参照鳴神山遺跡でも同じことが言えますので記述します。1 墨書文字「大」集団、「大加」集団について墨書文字「大」(オオ)集団と「大加」(オオカ)集団は集落の北側に竪穴住居をかまえ、牧の現業に関わる集団であると考えています。「大」は下総各地に同族を持つ氏族的集団であ [続きを読む]
  • 白幡前遺跡における牧と武士集団、輸送集団の関係
  • 白幡前遺跡、鳴神山遺跡、上谷遺跡などの生業が牧であり、特に白幡前遺跡と鳴神山遺跡は官牧(延喜式における諸国牧)従事集団の居住地区としての集落であることが判ってきました。同時に、これらの集落の遺物(特に墨書文字)からは武士集団や輸送集団の存在が浮かび上がっています。牧という生業は単純な家畜生産業務だけではなく、騎馬に関連する戦闘員の駆り集め養成や専門従事者による荷物馬輸送も行っていたようです。その様 [続きを読む]
  • 高津馬牧、大結馬牧(想定)の牧場中心域
  • 白幡前遺跡が高津馬牧(延喜式)に対応し、鳴神山遺跡が大結馬牧(延喜式)に対応すると想定して、さらに上谷遺跡の牧を含めて、牧の牧場(草原)中心域を検討しました。1 牧場(草原)中心域検討のための条件まだ自分の知識が大いに不足していますが、とりあえず次の2つの条件から牧場(草原)中心域の想定を行います。ア 古代牧の地形的条件として馬の水飲み場が牧場(草原)に含まれていること。上谷遺跡の検討では台地上の浅 [続きを読む]
  • 古代開発集落の生業 牧
  • 短期集中学習「奈良平安7開発集落の生業と消長」の最初の検討は生業のうち牧です。1 牧に関連する遺物及び推定最初に牧に関連する遺物をまとめてみました。牧に関連する遺物及び推定参考 遺跡位置以下簡潔に説明します。2 馬骨の出土白幡前遺跡の土坑から馬2頭分の骨と人骨が出土しています。また鳴神山遺跡の井戸から馬骨が出土しています。白幡前遺跡馬骨人骨出土土坑の様子白幡前遺跡馬骨人骨出土土坑の位置鳴神山遺跡馬骨出 [続きを読む]
  • 短期集中学習 「奈良平安7開発集落の生業と消長」の開始
  • 西根遺跡縄文時代遺構学習は遺物や写真の閲覧を繰り返すなかで深く踏み込んだものになりました。その中で蓄積できた独自視点・分析スキル・知識という3つの栄養分を使って大膳野南貝塚学習を発展したいと考えています。しかし、ここで一旦間をおいて摂取した栄養分を体内で十分に咀嚼する時間を取りたいと考えています。一時縄文時代学習を離れて、得たものを熟成発酵させることにします。その間、1か月間くらい奈良平安時代開発集 [続きを読む]
  • 戸神川谷津の秘密 講演レジメ
  • 2017年9月24日に印西地域史研究会にて講演させていただきましたので、そのレジメを参考までに掲載します。講演題目は「祈りの空間 戸神川谷津の隠された秘密にせまる -西根遺跡 縄文〜近世の自分流学習-」です。これまでこのブログの記事作成を通じて学習してきた事柄のうち、次の2つに焦点を当てて自分の考えを話しました。1 西根遺跡の縄文時代遺物(加曽利B式土器片3トン以上出土)の意味2 縄文時代から近世まで西根遺跡空 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ イナウを使った祭祀プロセス
  • 「西根遺跡出土「杭」はイナウ」連載の最終回です。発掘された地物の状況等から想定されるイナウをつかった祭祀プロセスをとりあえず空想的にまとめておきます。1 祭祀プロセス1-1 獣送りまず祭場を設定するためにイナウを立てたと考えます。その祭場でイノシシやシカ(主に幼獣)を送ったと考えます。送りは飾り弓をつかった「遊び」を行い、最後に絶命させ、頭部は切り取り祭壇の上に掲揚したと考えます。祭祀行為の空想 1  [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 木製品利用の立体検討素図作成
  • 1 「杭」はイナウ西根遺跡出土「杭」の出土状況写真、「杭」の精細写真を千葉県教育委員会から提供していただき、ブログ掲載を許可していただき、検討を進めてきました。この木製品は頂部削平、脚部削出があり上下がはっきりしていますが、「杭」であることは枝が1本残されていることから100%否定できます。なお、掃われた枝が大小3箇所ありますので、残された枝は意図して残したことがわかります。またこの木製品には削りかけ( [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 表裏風化の違い
  • 西根遺跡出土「杭」(縄文時代後期)の写真観察プロセスの中でA面が風化がすすみB面は新鮮な製品表面が見られましたので記録しておきます。A面とB面の風化の違いは次の通りです。A面とB面の風化の違いA面とB面の風化の違い 頂部付近風化の違いはこの木製品が野外に放置された後、A面だけが風雨に短期間晒されたために生じたものであると考えます。これは、発掘状況写真でこの木製品がA面上B面下で出土していることが確認できるの [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ  小孔模様
  • 西根遺跡出土「杭」(縄文時代後期)の小孔確認結果は次の通りです。小孔(白丸)の確認作業この図を見ていると頂部付近の斜め刻みと小孔群を合わせて次のような模様の存在をイメージしてしまいます。頂部斜め刻みと小孔がつくる曲線(一つの想定)このようなイメージが「杭」が原始イナウであるという証明作業に有効な思考であるのか、スカ思考であるのかわかりませんが、とりあえず記録しておきます。参考 イナウに見られる縦方 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 小孔を開けた工具
  • 西根遺跡出土「杭」(縄文時代後期)に開けられた小孔の画像を詳しくみると同じ工具(石器)で開けられたと確認できますのでメモしておきます。同一工具(石器)跡と考えられる小孔同一工具(石器)跡と考えられる小孔画像1が典型で約5?×5?の跡を残しています。四隅が尖っているので四隅に割れ目が伸びるような先端である工具(石器)でが使われたと考えられます。B面では8カ所の小孔画像がほぼ一致しますが、他の小孔も似てい [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 表裏両面に共通する意匠セット
  • 千葉県教育委員会提供写真を調整した結果とても観察しやすくなり、これまで見つけられなかった工作事象を見つけることができました。1 面取り部の追加発見と刻み部位の認識A面に新たに面取り部を発見しました。同時にB面のこれまで認識していた上の部分も面取り部であることが判りました。ここは刻みの影響で壊れて凸凹になっていますが、表面は面取りされています。A面の1本だけ孤立した削りかけ跡が刻みであり、その下に半球状 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 写真調整
  • 西根遺跡出土縄文時代後期「杭」について千葉県教育委員会提供写真を使って分析作業をすすめていますが、写真原本を調整してより見やすくして分析することにしました。写真を隅々まで拡大して眺めていると、これまで見落としていていた多数の人工的な線や小孔などが見つかり、それらが意味することが自分で考えていた以上に大きなものであると気が付きました。そのため、写真判読の精度を上げる必要が生じ、写真を見やすくする工夫 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 面取り部存在の確認
  • 西根遺跡出土「杭」(縄文時代後期)写真を観察すると面取り部の存在を確認しましたので記録しておきます。1 面取り部の確認作業面取り部の確認作業1(訂正後 2017.10.04)面取り部の確認作業1(訂正前)面取り部の確認作業2面取り部の確認作業3A面、B面をくまなく観察して面取り部(つくりだされた平面)はA面、B面各1箇所確認できます。B面下の枝を掃っている部分(空洞になっている部分)も結果として平面になりますが、意味 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 縛り跡表皮の意味
  • 「杭」写真を拡大してつぶさに観察すると思いがけない事柄が次々に発見できましたので、順次記事として記録します。この記事では縛り跡に表皮を発見しましたので記録します。1 縛り跡縛り跡は次に示す通り、上下2巻が観察できました。縛り跡の観察(A面)写真は千葉県教育委員会所蔵上下ともに木肌(表皮を剥いだ製品の木肌)に圧迫痕として縛り跡が観察できます。縛り跡の観察(B面)写真は千葉県教育委員会所蔵上下ともに残存す [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 杭写真判読 1
  • いよいよ本命である「杭」写真の判読を行います。1 入手「杭」写真入手「杭」写真はつぎの5枚です。入手「杭」写真 写真は千葉県教育委員会所蔵発掘調査報告書に掲載されていない裏面の写真があるので大変貴重です。2 観察のためのA面、B面設定現物を閲覧した際に次のようにA面とB面を設定しましたので、今回も踏襲します。A面、B面設定発掘調査報告書に掲載されている写真はA面だけです。3 観察結果観察に使った写真と観察結 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 発掘写真判読 2
  • 2017.09.27記事「西根遺跡出土「杭」はイナウ 発掘写真判読 1」のつづきです。発掘面(河床面)と露出した土器の間の土層と木枝との関係について詳細に観察してみました。写真判読画面インデックス4C09グリッド発掘状況写真判読3小崖に見られる新鮮な「褐灰色粘質土層断面」(立面)と発掘面(河床面)(平面)の関係が判ります。それと「杭」との関係から、「杭」は河床面から直接出土し、含粒状物黒色土層(骨片、炭)とは直接 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 発掘写真判読 1
  • 西根遺跡出土「杭」に関わる杭及び発掘写真(未公表写真を含む)を千葉県教育委員会から入手し、検討しています。「杭」そのものの写真を一瞥するとこれまで観察できなかった多数の特徴を観察することができます。その検討は追って行います。これまでは発掘状況写真の分析を行い、写真に写る出土物が「杭」であり、その出土場所(1m×1mグリッド内における位置)を平面図の上で特定できました。この記事では発掘状況写真から判読 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 杭出土位置特定
  • それがイナウであると想定している「杭」の出土位置が特定できましたので記録しておきます。1 「杭」出土グリッド「杭」出土グリッドグリッドの大きさは1m×1m2 「杭」出土位置の特定4C09発掘状況写真5枚に写っている「杭」、丸い土器片、平らな土器片、小崖の位置と平面図を対照させることが出来、「杭」の概略位置が特定できました。「杭」出土位置の特定(1)発掘状況写真は千葉県教育委員会所蔵この概略位置特定情報に基づ [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 発掘写真と出土物が対応
  • 2017.09.23記事「西根遺跡出土「杭」はイナウ 精細データの入手」の続きです。分析項目「ア 4C09写真に写る木片は「杭」であるかどうか」について検討しました。4C09写真に写る木片 拡大図写真は千葉県教育委員会所蔵4C09木片は「杭」写真は千葉県教育委員会所蔵「杭」写真で確認できる特徴と木片を対照すると、木片が「杭」であることが特定できました。特定理由1 4C09グリッドから「杭」が出土していること。2 木片形状全体 [続きを読む]
  • 西根遺跡出土「杭」はイナウ 精細データの入手
  • 1 これまでの経緯 「杭」現物の閲覧2017.07.05記事「西根遺跡出土縄文時代丸木はイナウ」で、2017年6月28日千葉県教育委員会所蔵の西根遺跡出土縄文時代丸木(発掘調査報告書では「杭」)を閲覧する機会を得て、その現物分析の結果を書きました。「杭」と称する縄文時代出土物はその特徴からイナウであるという確信を持ちました。しかし、現物はビニール袋に薬品とともに入れられていることと、資料保護の観点からビニール袋を手 [続きを読む]
  • 新津健「猪の文化史 考古編」学習
  • 2017.09.18記事「西根遺跡 焼骨と破壊土器が混ざって出土する理由」で頭部のない体部だけの幼獣焼骨の意義について考察しましたが、焼骨の意義、頭部のない獣骨の意義について図書「新津健(2011):猪の文化史 考古編、雄山閣」を入手して学習しました。図書「新津健(2011):猪の文化史 考古編、雄山閣」この図書ではイノシシをメインテーマにして、焼骨の意義、頭部の無い獣骨(焼骨)の意義について民俗例をふくめて考察し [続きを読む]
  • 西根遺跡 焼骨と破壊土器が混ざって出土する理由
  • 西根遺跡縄文時代の土器集中地点と焼骨分布が重なります。さらに、土器のかけらの間に焼骨(とそれを焼いた木の燃えカス)が見られます。破壊した土器のかけらと焼骨が混然一体となって出土する意味がおぼろげながら判ってきたような思考が生れています。そのおぼろげな思考を忘れないうちに、今後の学習の参考とするために、下にメモしておきます。1 トチの実アク抜きによる主食づくりの道具としての土器(加曽利B式土器 粗製土 [続きを読む]
  • 西根遺跡 焼骨出土状況の詳細とその考察
  • 2017.09.16記事「西根遺跡 焼骨はどこで焼かれたか」で焼骨が西根遺跡空間で焼かれて生成され、その場に存置されたことがほぼ判りました。この記事ではさらに発掘調査報告書掲載情報を詳細に分析して焼骨出土状況を把握・確認するとともに、その事実に基づいた考察を行います。1 焼骨出土状況の詳細把握発掘調査報告書の土層断面図記載から骨片が炭化物(焼けた木片)と常に一緒に出土していて、獣骨が西根遺跡空間で焼かれ、そ [続きを読む]
  • 西根遺跡 焼骨はどこで焼かれたか
  • 2017.09.15記事「西根遺跡 焼骨の意味に関する検討」で焼骨が祭祀に関わっているだけでなく、アク抜き用添加剤という実用機能を有する材料である可能性についても検討する必要性をメモしました。もし焼骨がアク抜き用添加剤として使われたもので、廃用土器と一緒に西根遺跡にもちこまれたものならば、焼骨は集落で作られたものであると考えることができます。そこでもう一度詳しく発掘調査報告書を調べてみました。次に断面図にお [続きを読む]