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  • 終了のお知らせ

    今後、塾長日誌は、 新URL https://mathmure.jp/ に載せてゆきます。

  • 何に役立つんですか?

    高校数A「整数の性質」の最初の授業の時、私は、生徒たちが持っている「数学」のイメージを少し変えたいと思い、私たちと「数」の話をしました。人はまず、言葉を覚え始めるころに、親が目の前にあるものを数えることから数と出会います。「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」「よっつ」「いつつ」それを超えたら「たくさん」と言い、数えませんでした。それが学校で「1」「2」「3」・・・・という数字と出合ってからは、1+1=2と…

  • 大人の常識って?

    今月もTVのクイズ番組を見て感じた話です。それは「トリニクってなんの肉」という番組です。 番組のHPには「世代を超えて驚きと気づきがある新機軸の世代間バラエティ番組。クイズに挑むのは13人の平成世代「トリニクサーティーン」と書いてあります。問題は、昭和生まれのパネラーが、平成生まれの解答者に「知っていて当たり前である常識」をクイズにして出題するという内容です。しかしクイズと呼べるようなレベルでは…

  • 大人の基準

    先日TVを見ていたら、「あなたは小学5年生より賢いの?」(日テレ)と言うクイズ番組がやっていました。この10年ほどTVではクイズ番組が多くなり、クイズに勝つことが、頭がいいことの証明であるかのような番組作りだったと思うのですが、小学5年生Vs東大生だったので、目に留まりました。クイズは、教科書の中から作られた問題ばかりですが、なかなか面白い展開になっていました。 小学5年生(10〜11歳)の1学期が終わ…

  • 最近のTV番組

    最近のTVでは、「天才キッズ」・「博士君」・「未来モンスター」など、スポーツだけではなく、大人顔負けの能力を持った子どもを取り上げる番組が多くみられます。私が見た中では、「お城」「野菜」「調味料」「世界遺産」に詳しい少年だったり、小学生なのにプロ並みのアスリートで、オリンピックで金メダルが期待できると言われている少年少女たちなど、若者・子どもたちの天才ぶりが紹介されていました。 7/16には、…

  • 最近考えたこと

    私たちは子どものころから、、インフルエンザにかからないように、家に帰ったら、必ず「手洗い・うがい」をしなさいと言われて育ってきました。今の新コロナウィルスに対しても、治療方法が確立していない中で、身を護るために一番大切なことは「手洗い」と言われています。先日TVを見ていたら、あの池上彰さんがクイズ番組で「このような手洗いは、いつ頃から行われるようになったか、知っていますか?」と質問していました…

  • 「わからない」ということは?

    この四半世紀の間に自然災害や大きな事故など「想定外(?)」と言われることが次々起きています。今起きている「コロナウィルス感染」は、明日感染が拡大するかしないか誰にもわからないと言われています。確かに明日どうなるかということは、だれにもわからないと思いますが、このような病気について、何もわからないかというと、「人類の歴史はウィルスとの闘いの歴史」と言われるのですから、全く分からないということとは…

  • 「素直になれ!」と言うけれど?

    昔から、不思議だなと感じていることがあります。それは、大人が子どもに向かって「昔は本当に素直だったのに…」とか「もっと素直になれ!」と説教している場面でのことです。大体そういう場面では、子どもは反抗的な目で大人を見つめていたり、大人の顔を見ようともしていません。「ちゃんと人の目を見て、人の話を聞きなさい!」とさらに大人は続けます。そう言われても子どもの態度はちっとも変わらず、ますます頑なになっ…

  • タブレットで学ぶ!

    最近は、PCやタブレットを使っている学校も珍しくなくなりました。以前の学校は、電卓や電子辞書を使うことを禁止していたことを知っている私達には、考えられない時代になった感じがしています。私も以前は、計算は筆算で、辞書を引くときは紙の辞書でと考えていたのですが、ある時「先生、この中に、英和辞典、和英辞典、国語辞典、漢和辞典、古語辞典、百科事典がみんな入っているんですよ!僕は小学生の時から、分厚い国…

  • 「わからないこと」を探るには対話が大切

    生徒から「わかりません」と言われたとき、生徒たちが躓くところは「だいたい○○だろう」から、そこを「わかるように説明すればよい」と思ってきましたが、生徒との会話がかみ合っていないと感じることがよくあります。私が質問されるのは、数学ですので、式の意味、計算の仕方など、ほとんどが説明可能なことですので、どこがわからないのか?何がわからないのか?いろいろ聞きながら、質問のポイントを探りながら会話をして…

  • 「わからないこと」を探るには対話が大切

    生徒から「わかりません」と言われたとき、生徒たちが躓くところは「だいたい○○だろう」から、そこを「わかるように説明すればよい」と思ってきましたが、生徒との会話がかみ合っていないと感じることがよくあります。私が質問されるのは、数学ですので、式の意味、計算の仕方など、ほとんどが説明可能なことですので、どこがわからないのか?何がわからないのか?いろいろ聞きながら、質問のポイントを探りながら会話をして…

  • 「学校ってすごいですね」

    これは、先日授業中に生徒が口にした言葉です。数か月ぶりに教室に現れた彼に「久しぶりだけど、勉強は進んでいる?」と聞くと「それなりに進んでいますが、一人で家で勉強をしていると、時間が夜型になったりして、こっちに来ることができなくなったんです」と言います。「昨日の模試のことで質問していいですか?」ということから、数学の質問がいくつか続いたのですが、そのうちに、「これから試験までの期間、どうやって勉…

  • ONE TEAM

    わたしはスポーツが好きで、中学高校時代「部活動」と言えば「スポーツ部」と思って、参加していました。特に男の子については、みんなスポーツをするものと思っていました。塾を始めてから、いろいろな子どもたちと出会い、スポーツができない子ども、スポーツが嫌いな子ども、スポーツをしたことがない子どもも、普通にたくさんいることを知りました。一方わが国のスポーツ界を支えてきた、学校の部活動では、怪我による障害…

  • 大人の責任と不安

    先日、国連本部で開かれた、気候サミットで、スウェーデン人の16歳の少女が演説し、その内容が大きく報道されました。彼女は、昨年8月スウェーデンの議会前で、気候変動の危機が迫っているのに、だれも行動を起こさないことに「我慢ができなくなった」と、「学校ストライキ」を始めたそうです。そして、たった一人で始めた「スト」は若者を中心に大きなうねりを生んで、演説の3日前には、日本を含む160カ国以上で400…

  • やる気スイッチ?

    「やればできる」とか「やる気スイッチどこにある」などのキャッチコピーはよく耳にするようになりました。暑くてやる気が出ないときや、もう一つ集中力が湧いてこないときなど、「どうすればやる気が出るのかな?」と思うことはよくあります。逆に、元気がないように見えたり、集中していない人を見た時に「もっとやる気を出して!」などと、声をかけることもあります。 やる気スイッチがどこにあるか知っていれば、「ポン…

  • 驚いた政府の閣議決定

    先日『未成年の自殺率最悪』という見出しの記事が読売新聞に載っていました。7月16日に、政府が閣議決定した2019年版「自殺対策白書」で、19歳以下の未成年の人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率が2018年、2.8となり、1978年の統計開始以降最悪だったと言うのです。18年の未成年の自殺者数は、前年より32人増えて599人だそうです。過去10年の統計から原因を分析したところ、小学生は、「家族からのしつけ・叱責」「…

  • 「わかるってからできる」より「速くできる」ことが一番大切

    私はずっと、勉強は、「わかりたい」「と思った時に、「わかるように」説明してもらうと、たいていのことは、わかるはずである。と考えてきました。ですから、塾を始めたときは、「落ちこぼれ」という言葉が盛んに言われていた時代でもあったので、「落ちこぼれではなく、落ちこぼしだ」と考え、だれにでも「わかるように説明する」ことを目標にした塾を目指してきました。「勉強がわからない」という生徒に出会った時は、この…

  • 「でも、読みたくないんです・・・」

    高卒認定試験で数学を受検する生徒のほとんどは、中学校のころから、嫌いになったり、「自分はできない意識」を植え付けられてきたようです。ですから、単純に「やってこなかったから、やってみよう!」という気持ちでテキストに向かう生徒はあまりいません。しかし、数学は必修科目ですので、高校で数学の単位が認定されていなければ、必ず受けなければなりません。 「やらずに済むなら・・」と思っていることを、仕方な…

  • 忙しさが増している子どもたち

    昔は小中学校の夏休みと言えば、7月下旬から始まり、9月初旬に2学期が始まる(大体40日以上ある)学校がほとんどだったと思いますが、最近は8月31日まで夏休みがある小中学校は5割を切っているという記事(3/30 朝日新聞)がありました。文部科学省の調査で分かったのですが、学習指導要領の改定などに伴って、授業時数が増えていることが要因ということでした。 文科省は授業時数の計画などについて、約2年に1回、全国の公…

  • 空回りしている教育?

    世の中色々な詐欺事件が続いています。最近も「だれでも億万長者になれます」という謳い文句でだました、ねずみ講事件がありました。自分のお金を郵便局に預けても0.01%しか利子が付かない時代に、「元本保証で、確実に毎月10%の利子が還元されますよ」と誘われると、話に乗ってしまう人が絶えません。郵便局でもない、知らない人にお金を預けると毎月10%の利子(配当金が付くなんて!!!???どうしてこんな話に騙される…

  • 教科書が読めない子どもたち

    先日TVのニュース(2/9報道特集)で「教科書が読めない子どもたち」という特集が放送されていました。2011年から「ロボット(AI)は東大に入れるか」と名付けた人工知能プロジェクトを進めている中で、中高生らの「読解力のなさ」がわかったので、改めて大規模な調査で「教科書が読めているかどうか」を調べたところ、約3割の生徒が教科書を読めない状態で中学を卒業していることが分かったというものでした AIは、文…

  • 「なんか、イライラする」

    正月に孫(小5)と会った時「学校はどう?勉強は面白い?」などと、ありきたりの話をしているときに、「○○は、何をしているときが一番楽しい?」と聞くと「楽しいことなんて何にもない」と言います。私は「ぇっ」と思って、「楽しいというか、わくわくするというか、もっとやっていたいというか?」そんな気持ちになるときはどんな時?」言い直しました。「そんなことは何にもない。なんか毎日イライラする」と答えます。 10歳…

  • 「よーく考えろ!」・・?

    私は、「勉強はわかるように教えれば、誰にもわかるもの」と思ってずっとやってきました。ですから生徒の「わかんない!」という言葉に対しては、「わからないのは、なんなのか?」いろいろ想像しながら、「どう教えればわかるのだろう」といつも考えてやってきました。つまり、私はわからないという事には理由が必ずあるし、そこを説明すればわかるはずと思っていたのです。 そして、教えているときに「よーく考えろ!」と…

  • 誰も教えてくれない「休み方」

    10月のお知らせで「睡眠」について書きましたが、私が塾を始めて気が付いたことで、それ以来ずっと気になっていることがあります。それは、大人たち(学校・部活動・親)は、何か(勉強や、部活動、スポーツ、音楽など)をすることは勧め、頑張ることは教えてくれるけれど、「休み方」はだれも教えないということです。疲れた時には「休む」ことより、「もっと頑張れ!」「甘えるな!」「自分に負けるな!」などと、もっと頑張り続け…

  • ブラックアウトからホワイトアウト?

    先日、中学生の不登校の相談に乗る機会がありました。私は30数年前息子が不登校(当時は登校拒否と言っていました) をしていたときのことを思い出しながら話を聞いていました。当時は、子どもが学校に行かなくなるのは、親のせいと言われていましたし、卒業・進級ができないケースもあり、親も子もびくびくしていました。子どもが学校に行かなくなる理由は、すべて親の責任で、学校を見直し、変わることなど全く考えられません…

  • 睡眠

    最近はTVのCMや新聞広告で、睡眠導入剤の広告を見かけることがよくあります。また、本屋さんに行けば、「良い睡眠・悪い睡眠」とか「睡眠は一日○○時間で十分」とか「頭の良い人の睡眠法」などと言うタイトルの本もよく見かけます。こんなに睡眠に関する情報があふれているということは、世の中には睡眠のことで悩んだり、困っている人がたくさんいるということなのだと思います。確かに、最近の労働条件・環境は、私が若かっ…

  • 史上最も暑い夏

    このタイトルは、8/25の新聞に(朝日新聞)載っていた記事の見出しです。内容は、気象庁が、6〜8月の平均気温(8/22現在)について、東日本(関東甲信、東海、北陸)では平年値を1.6度上回り、統計を取り始めた1946年以降、最も高くなっていると発表したというものです。きっとこの記事は間違っていないと思いますが、私は新聞の見出しに「史上最も暑い」という言葉を使うことに、何かの意図があるのではないか(?)と気になって仕方が…

  • 科学的根拠って?

    例えば「この話には、科学的根拠がある」と言ったとき、私は、文字通り(?)「その話は、科学の方法に合致して合理的・客観的に説明ができるものだ」と受け止めていました。最近は「科学的根拠」と言わず「エビデンス」というらしいのですが、意味は同じだと思っていました。しかし、健康に関する特別番組(バラエティ・ワイドショーなど)を見ていると、「あれっ!」数年前に言っていたことと話が違う!」と思うことがよくあります。…

  • 今月、気になった言葉

    まず、映画「万引き家族」から �@ 「家で勉強ができない子どもが、学校に行くんだよね。」 つながりのない者同士が作る家族の中で、息子の立場にある、小学生の年齢の翔太は、いつも本を読んでいる。近所の学校に通う小学生を見て言ったセリフ。 以前、お笑い芸人のひとりが「社会に出てもまだ役に立たない者が、学校(大学)に行くんだ。義務教育が終わった時点ですでに役に立つ者は、社会に出て働いているよ」と話してい…

  • 電車の音

    新しい場所に引っ越してから、電車の音が聞こえるようになりました。おそらく線路まで数十メートルだと思います。昼間は特に何も感じませんが、夜遅く一人でいるときに聞こえてくる電車の音は、いろんなことを思い出させてくれます。 私が生まれ育ったところ(北海道室蘭市)では、家にいて電車(汽車)の音が聞こえなかったのですが、よく遊んでいたところのすぐそばには線路がありました。線路の石を動かすと、やもりが出てき…

  • 一か月かかる解約手続き

    引っ越し前に電話をかけるだけでは済まないことが、一つだけありました。それは、NHKの受信料の解約でした。引っ越しが決まったので「月末でTVを撤去するので解約したい」と電話を掛けました。同じ情報インフラの新聞や、JCOMは、一度の電話で終わりましたが、NHKはまず「撤去するといってもTVは、家電リサイクル法に従って処分しなければいけませんので、電気店などで証明する書類をいただいてから電話してください」と言われま…

  • 新しい塾

    先月のお知らせに「やっと心が決まりました。身の丈に合った規模で、自分の気持ちに正直なやり方でもう少しやってゆこうと。今の場所よりもっと駅に近いところで、「数学塾むれ」を必要としてくれる人たちの応援をしてゆこうと思います。」と書きましたが、幸いなことに探し始めてすぐに「ここなら、これからもやってゆけると思える物件と出会うことができました。35年前に6畳一間のアパートから始めたときのことを思い出しまし…

  • 本当の<自分>は、見えない?

    この表題は、ちょうど1年前の「塾のお知らせ」に書いた雑感のタイトルで、10歳の少年が書いた『見てる、知ってる、考えてる』という本に書かれていた文の一部です。この10歳の少年の言葉が、塾を始めて35年が経った私に、自分(塾)の本当の姿がきちんと見えているのか?問いかけているような気がしています。 塾を始めたころ、小学校の先生62%が「教科書の内容が多すぎて教えきれないと訴えている」と言われていました。そんな…

  • 「冬至」に「かぼちゃ」!?

    12月22日は、冬至です。冬至とは一年の中でもっとも日照時間が短い日のことですが、昔から「冬至にはカボチャを食べるもの」と言われてきました。私もいつのころからか、なぜそうするといいのかわからないまま、そうするもんだと思ってきました。今日TVを見ていたら天気予報の中で、その意味を説明していました。 古代中国では、冬至は、一年でもっとも太陽の力が弱まる日ですが、以後は再び太陽の力が強くなる事から「一陽来…

  • 高校を卒業しても働けない社会

    2017年度の大学や高等教育機関への進学率は、過去最高の80.6%になったそうです。20年前は67.4%でした。さらに20年前を見てみると50%ぐらい、私が中学生だったころまでさかのぼってみると20%ぐらいでした。私が中学生だったころは、高校に進学したい人はみんな進学できるようにと「高校全入運動」がおこる時代でした。ですから、私の記憶では、中学3年のクラス(50人)で3分の1くらいの人は卒業と同時に会社に就職していました…

  • 人と出会えない・・・?

    一月ほど前、塾のTVが映らなくなりました。正確に言うと、契約したサービスを受けられない状態になったというべきで、地デジ放送だけしか映らない状態になったのです。取扱説明書を読んでみても、設置方法や操作の仕方についてしかわかりません。契約時の書類を調べてみても起きているトラブルについてヒントになることはどこにも書いていませんが、お客様サービスのフリーダイヤルを見つけたので、すぐ電話をしてみました。 …

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塾長日誌 数学塾むれ 武蔵野市の学習塾
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