作文道場 さん プロフィール

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作文道場さん: 名著を読む
ハンドル名作文道場 さん
ブログタイトル名著を読む
ブログURLhttp://www.sakubundojo.com/
サイト紹介文偉大な人たちの中には自分の考えを書物として残しています。それが名著です。
自由文混迷の時代を生き抜くてがかり、伝記や自伝を読んで先人から生き抜くヒントをいただきましょう。考え方や生き方が変わるかもしれませんよ。
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更新頻度(1年)情報提供10回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2011/03/15 17:33

作文道場 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • ケント・ギルバート「リベラルの毒に侵された日米の憂鬱」を読む
  •  言葉が氾濫している。意味のわからない言葉が堂々と正義漢づらして闊歩している。その最たる言葉がリベラルである。リベラルとは耳に心地よい言葉であるが、その実、定義が全く曖昧である。曖昧というより、意味そのものがないようだ。主体性がなく、しっかりとした理念も信念もない者が自分を格好良く見せるときに便利なのがこの言葉だ。 リベラルとは本来、自由主義者とか進歩主義者という意味のはずだが、今ではあの共産党も [続きを読む]
  • 有馬哲夫「歴史問題の正解」を読む
  •  この頃、これでもかと安倍政権を貶めるマスコミ報道を見て、ふと、坂口安吾の書いたエッセイを思い出した。それは、この戦争(太平洋戦争)に負けてからの日本の変わり様は、明治維新のときよりもはるかにひどいというものだ。 これを読んだのはまだ学生のときで、そのときは違和感を覚えた。何しろ明治維新は封建社会から近代国家に変わるときなので、戦後の変わり様よりははるかにひどいものだと思ったからである。 それから [続きを読む]
  • 百田尚樹「戦争と平和」を読む
  •  経営戦略にランチェスター戦略というものがある。経営者なら一度は耳にする有名な経営戦略で、実際、多くの経営者がこの戦略を学び、経営に活かしている。 私もこのランチェスター戦略なるものを真剣に学んだことがある。ランチェスター戦略はもともとは経営戦略ではなく、戦争に勝つための戦略であった。 私は、ランチェスター戦略を学んでいるうちに、太平洋戦争で日本がなぜ負けたかを理解し、そしてとても悲しくなった。日 [続きを読む]
  • 石平 「なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか」を読む
  •  日本は中国から強い影響を受け、様々な制度・文化を取り入れたのは厳然とした事実である。律令制も漢字も中国から伝わった。特に、漢字は日本の文化の土台を成すもので、漢字がなかったら日本の文化は語れない。韓国も同様に中国から強い影響を受けている。日本・中国・韓国は同じ中国文化圏のもとで歴史を歩んできたことになる。 個人的なことを申せば、私は大学で中国の歴史を学んで以来、長い間、中国の古典に親しんできた。 [続きを読む]
  • 篠田英朗 「ほんとうの憲法 ─ 戦後日本憲法学批判」を読む
  •  憲法改正はすべきか。法律の専門家ではない私は、憲法は一通り読んだことはあるが、真剣に考えたことはない。しかし、いよいよ安倍首相が憲法改正を口にしてから、俄然、公に憲法改正が議論されるようになり、いやがうえにも憲法に注目するようになった。 国会議員の憲法についての発言が多く紹介されるようになったが、中には唖然とするようなものもある。とりわけ私にとって理解不能な発言は、野党党首の「憲法とは政府の権力 [続きを読む]
  • 猪瀬直樹 磯田道史「明治維新で変わらなかった日本の核心」を読む
  •  気のせいか、近頃出版される一般向けの歴史の本が質的に変わってきたように思う。興味本位ではなく、切実に日本の国の成り立ちを解明しようとする姿勢が垣間見えるからである。 現在、日本という国が本質的に変わろうとしている。その顕著な例が憲法改正である。正直なところ、私は長い間、憲法とは変えられないものだと思っていたし、事実、五十年近く、安倍総理大臣以前の総理大臣が憲法改正を国会で口にするなどありえないこ [続きを読む]
  • 磯田道史「龍馬史」を読む
  •  歴史上、誰が好きかというアンケートをとると、いつであってもトップになるのは坂本龍馬である。ただ、この「いつ」というのには条件が付く。司馬遼太郎が「龍馬がゆく」を書いた以降である。 龍馬の人気はすさまじいもので。テレビでは何度もドラマ化され、龍馬に関しての本は数え切れないぐらい出版されている。何故龍馬は人気があるのか。「龍馬がゆく」が龍馬をヒーローとして描いたからだといってしまえば、それまでだが、 [続きを読む]
  • オールコック「大君の都 幕末日本滞在記」を読む
  •  昨今の東アジア情勢を見るに、日本が朝鮮を併合する前の状況を髣髴させる。近代以降、朝鮮半島はつねに日本そして東アジアの火薬庫なのである。 北朝鮮の暴挙は言うに及ばず、韓国の動きも目を覆うばかりである。特に韓国の事大主義にはあきれる。中国に擦り寄り、アメリカに胡麻をすり、はたまた困ったときには日本に色目を使う。その日本には、解決済みの歴史問題をあげつらってこれでもかと貶める。朝鮮民族とは何ともやっか [続きを読む]
  • 石平「なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか」を読む
  •  「教育勅語」がマスコミ界を賑わしている。ある大手新聞の記者が文部科学大臣に対し、「教育勅語を教えるということは、戦前に戻るのですか?」と質問をした。何かあるといわれるフレーズにあきれながらも、やはり怒りを禁じ得ない。この日本の良心を代表していると自認している新聞社の記者ははなから「戦前の日本は悪」と決めつけているのだ。 自らの国の歴史を否定する国に未来はあるのかというのはよくいわれるが、正直、こ [続きを読む]
  • 三好徹「叛骨の人 大江卓」を読む
  •  近頃、やたらと人権という言葉が飛び交う。何かというと人権蹂躙だとか人権無視だと言って非難する。特に、マスコミや国会議員が政府を攻撃するときに使う。中には、日本は人権国家ではないという輩もいる。 国会議員が人権を口にするとき、私はかならずといってよいほど、大江卓のことを思い浮かべる。大江卓は歴史上有名な人ではないが、知る人ぞ知る正義の人である。 大江が正義の人と評判をとったのは、ある事件を人権の見 [続きを読む]
  • 石平「韓民族こそ歴史の加害者である」を読む
  •  昨今の中国・韓国の歴史問題における日本非難がすさまじい。日本は歴史を直視せよとの大合唱である。特に、韓国は慰安婦問題を取り上げ、日本・韓国両国政府での合意を無視して恥じることがなく、あろうことかさらに日本を責めている。 韓国の国際常識無視を糾弾するのは簡単であるが、まず、考えなければならないことは、何故、慰安婦問題がこれほどまでに大きくこじれることになったかである。 そもそも、慰安婦問題は韓国か [続きを読む]
  • シーボルト「江戸参府紀行」を読む
  •  シーボルトといえばシーボルト事件である。だが、シーボルトを、国外に持ち出し厳禁の日本地図をオランダに持ち帰ろうとした事件の犯人だ、とだけ認識していたら大きな過ちである。シーボルトはとてつもなく貴重なものを日本に残してくれた。それを知ることによって、私たちは江戸時代の真の姿を垣間見ることができるのである。 シーボルトはオランダ人ではなく、実はドイツ人である。オランダ人になりすまし、そして医者として [続きを読む]
  • 中村健之介訳「ニコライの見た幕末日本」を読む
  •  神田駿河台にあるニコライ堂はロシア正教の宣教師ニコライに由来するという。 ニコライは1836年にロシアの田舎で生まれ、首都ペテルブルグの神学大学に進み、1861(文久元)年領事館付き司祭として日本の箱館に来た。極東の異教徒に宣教することを決意したのである。1869(明治2)年に一旦ロシアに帰るが、1871(明治4)年に再び箱館に戻ってきた。その後、ロシアに帰ることなく、日本に骨を埋めた。 特筆すべきは、1904(明治 [続きを読む]
  • 竹田恒泰「現代語 古事記」を読む
  •  天明の大飢饉のとき、京都御所の回りには日本中から庶民が集まり、御所に向かってお賽銭をまいたという。時の天皇は光格天皇である。政治には一切口を挟まないという掟を破って、天皇は、「苦しんでいる民を何とかせい!」と幕府に通達したという。このときから、天皇の力が増して、幕末の動乱に向かうという歴史学者もいる。 ようするに、本当に困ったとき、日本人は天皇にすがるというよい例である。 普段は神の存在など考え [続きを読む]
  • 新城道彦「朝鮮王公族」を読む
  •  歴史認識における韓国の日本批判が止まない。ヒステリーのように韓国は日本を糾弾する。はたして、戦前、日本は朝鮮に対してとてつもなく非人道的な仕打ちをしたのであろうか。そして、歴史を直視せよというが、韓国自身、歴史を直視しているのであろうか。 私は長い間、韓国の歴史認識に対して疑問に思っていたことがある。それは、日本が朝鮮を併合まで存在していた大韓帝国の皇室のことである。 朝鮮は長らく王制を敷いてい [続きを読む]
  • 上念司「経済で読み解く 大東亜戦争」を読む
  •  今まで、太平洋戦争についての本はたくさん読んだが、どの本を読んでもいささか違和感を覚えた。なぜあの戦争が起こったかの納得する解答がなかったからだ。表面的な取り繕った解答はある。曰く、軍部が暴走したからだ。 なぜ戦争が起こるのか?この解答をいつも軍部に求めていたらいつまでたっても太平洋戦争の本質は掴めないであろう。 確かに、太平洋戦争において軍部が戦争を主導したのは事実であるが、なぜ軍部が戦争をし [続きを読む]
  • 上念司「経済で読み解く明治維新」を読む
  •  明治維新とは何だったのか。明治維新についての真面目な議論の一つに、明治維新はブルジョア革命なのか、プロレタリア革命かというものがある。この議論はピンとこないが、真面目だというのは、少なくとも経済というものを考えているからだ。 明治維新というとすぐに、尊王攘夷・薩長同盟・新撰組や下級武士たちの活躍が出てくるが、明治維新がなぜ起こったかという本質めいた話はなかなかでてこない。西郷隆盛も勝海舟も大久保 [続きを読む]
  • 原民喜「夏の花・心願の国」を読む
  •  自殺した作家は多い。芥川龍之介・太宰治・三島由紀夫・川端康成を挙げるまでもない。私はこれらの作家たちの自殺は芸術家の死としてどこか認めているところがある。ところが原民喜の自殺を思うとき、つらく悲しくそして切ない気持に襲われる。 私は原民喜の小説を読み、そして原のことを知るに及んで恐怖感とともにいたたまらない気持ちになった。太宰の死は許せる。それは太宰が望んだことだからだ。原の死は自殺とはいえ、殺 [続きを読む]
  • 近藤富枝「馬込文学地図」を読む
  •  私にとって大森といえば、まず思い浮かぶのは、あの谷?潤一郎の名作「痴人の愛」の譲治とナオミが愛人関係となり大森に住んだことである。この作品は私にあまりにも強烈な印象を与えたので、大森といえば谷?というふうに考えるようになった。ただ、谷?がなぜ大森と接点があるのかには考え及ばなかった。 もう四、五年前のことだが、中国と韓国が日本に対してそれまで以上に歴史問題で病的な難癖をつけるようになったとき、私 [続きを読む]
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