Tome館長 さん プロフィール

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Tome館長さん: Tome文芸館
ハンドル名Tome館長 さん
ブログタイトルTome文芸館
ブログURLhttps://poetome.exblog.jp/
サイト紹介文自作の詩とショートショートを紹介。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
自由文読み物、曲、絵、動画を制作。
YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供364回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2011/03/26 11:38

Tome館長 さんのブログ記事

  • 暗黙の了解
  • 誰か知らねど、友人と闘う。今のままでは遅かれ早かれ、彼は朽ち果てる。打ち負かすことによってのみ、彼は救われる。だから、我が勝利こそ彼への救済になるはず。一面なれど、まあ理屈であろう。ただし、二面は知らぬ。彼も薄々わかっているようである。暗黙の了解というやつ。されど、この具体性のまったくなきことよ。Tacit Understanding... [続きを読む]
  • 傍流
  • そうか。これは厳然たる事実。私がつまらないと感じることを面白がる人が大多数なのだ。私は既存のイメージをつまらないと感じ意識は未知の世界、妄想へと逃げてばかりいた。ところが、大多数は既存の世界から離れない。望まぬにせよ、意識も現実に留まる。大陸に残る彼らと、離れ小島に移住した私。孤立環境における最適化、いわゆるガラパゴス化。主観的な面白さ、オリジナル... [続きを読む]
  • 地学の教師
  • 身体検査を受けた気がする。いや。解剖または改造だったかもしれない。とにかく、あるグループの一員となり体中の諸器官をあれこれいじられたのだ。やっと終わったか、と油断していたら指導教官みたいな男が現れた。どことなく高校の地学の教師を連想させる。「どれどれ、調べてやる」男は検診針らしきものを持ち出し、それをいきなり右眼の左端の隙間に突き刺す。「ああ、そう... [続きを読む]
  • 缶詰テスト
  • 缶詰メーカーの従業員採用試験のようだ。魚に関する出題に応答している。若い女と相談しながら。マークシートの選択式なので気楽。むしろ、緊張感なさすぎ。実際、こんな方法で選別していいのかな。主催者側採用担当官殿の、その場しのぎのご都合主義とかではないのかな。Canned TestIt seems to be an employee recruitm... [続きを読む]
  • 猫かわいがり
  • 「もう、かわいいんだから」なんて言われてハグされて猫かわいがりに撫でられて嬉しくなって期待したりしてそれから自分の部屋で寝ていたら廊下に足音がして「入っていいかい?」なんて尋ねられたりして(もう、断らなくてもいいのに)なんて思ったりしちゃったわけよ。To Dote on Cats"You are very cute,"... [続きを読む]
  • 達人は今
  • 達人と囲碁を打っている。ただし、囲碁とは名ばかり。説明し難い別の対戦ゲームである。言葉を使うので、クロスワードパズルに近い。もっとも、囲碁は別名「手談」とも言う。女性も関係していた気がする。はて、達人の過去の女性問題だったか。おかしな道具も使ったはず。空気に触れると変色する石だったか駒だったか。当然ながら、棋譜など残っていない。もはや真相は闇の中で... [続きを読む]
  • ツルポターンジュ
  • 「ほら、鶴が飛んでいるね」相棒の鶏が教えてくれる。なるほど、一羽の鶴が空を舞っている。パトカーの塗装みたいな白黒の羽。それにしても変な動き。まるで空中に絵を描いているかのよう。実際、その軌跡はペンギンのように見える。うなだれたペンギン。そのうなだれ具合が危険水域に達する。加速しつつ湖面に落ちてしまった。「ツルポターンジュ」そんな奇妙な音を立てて... [続きを読む]
  • 暗号の解読
  • 視界は液晶ディスプレイ。表面に貼られた透明フィルムが燃え上がる。乾燥した紙のように。色彩が燃え尽きる。白黒に近いセピアの世界となる。ここに暗号文が隠されているという。ただでさえ読めない外国語なのにさらに暗号化されているとなると、お手上げ。しかし、それでも解読しなければならない。できなければ大変なことになるから。具体的な内容は思い出せない。だ... [続きを読む]
  • 自転車操業
  • 自転車に乗って坂道を下っている。比較的なだらかな舗装道路だ。同じ方向へ向かう自転車も数台ある。男の子をマフラーのように首にかけてる男。まるで越後獅子か中国雑技団のようだ。「仕方ない、仕方ないんだよ」過激な教育方針を持った親子みたいだ。だが、彼らはとても楽しそう。見た目ほど気にする必要はないのかも。泣きながら手離しハンドルで進む男の子もいる。両腕がな... [続きを読む]
  • ゲーマーへ捧ぐ
  • 対戦ゲームの経過を再現するアプリを開発した。若き天才ゲーマーへプレゼントするために。歴史あるゲームなので、ユーザーの層は厚い。マニアからプロまで強豪がひしめいている。なのに、15歳にしてレーティング世界第二位。驚異的な連勝記録も樹立した。ゲームのルールすら知らない人にまで人気がある。つまり、話題の人。それで、私も自然に興味を覚えた。アプリを作り、実際に彼... [続きを読む]
  • 割れた板チョコ
  • ここは同人誌即売会みたいな同好の趣味を持つ人々が交流する場。知り合いもたくさんいて、にぎやか。趣味と実益の百貨店のようだ。おや。彼女が遊びに来た。僕が秘かに好意を寄せる女性。彼女はなにかを買い、僕に見せてくれる。ただし、興味ないのですぐに忘れた。もうひとりの気になる女の子が一緒。ふたりはライバル関係に違いない。用あって彼女たち、退散する気配。残念... [続きを読む]
  • アニメ新聞
  • 兄が就職するという。職場へ一緒についてゆく。どうやら新聞販売店のようだ。新聞配達の若者が元気に出入りしている。彼らと一緒に兄も出発してしまった。私は部外者である。新聞を配達するつもりはない。とりあえず店の中に入ることにする。外れて倒れそうな出入り口の引き戸をしっかり取り外して壁に立てかける。アルバイトの若者が床にしゃがんで広告チラシを次々と新... [続きを読む]
  • 裸の攻防
  • 小さな新聞社みたいな事務所。私はここでアルバイトを始めた。または社員になる前の研修期間かも。雑用を片づけつつ忙しく働く。小学生の女子が数人ほど訪れた。社会見学だろうか。社員は出払っているので私が相手をする。ところが、相手にされない。彼女たちは冷蔵庫を開けたりコピー機を動かしたり、勝手に振る舞う。汗をかいたのか、なにか理由があって彼女たちは全員... [続きを読む]
  • バイキング形式
  • 目を閉じている。テーブル席についている。話し声が聞こえる。知り合いの老人たちの世間話。宿泊施設で朝食をとっているらしい。私も食べたくなってきた。目を開ける。離れたテーブルの上にパンなどの食材が山積みになっている。バイキング形式なのだろう。目の前にいる老人に確認してみる。「食べていいのですか?」聞こえないのか理解できないのか、返事はない... [続きを読む]
  • 猫の観光ガイド
  • 砂っぽい坂道を上っている。他に人の姿もあり、観光地のようだ。ほぼ頂上に着いた。残るひとつの段差は胸の高さ。大きな石のテーブルのようになっている。せっかくだから、この上に立ってみるかな。でも、いいのかな。迷っていると、声がした。「ここはずっと昔からあったそうだよ」見ると、ノラ猫がいる。「かつて神殿があったとか言うね」近くにもう一匹いた。「聞い... [続きを読む]
  • 競売手続き
  • 我は競売(けいばい)を生業(なりわい)とする者。対象は不動産に限らない。聞いたこともない銘柄を買う。すぐに売る。得体の知れない移民を買う。すぐに売る。何をやっているのだ、... [続きを読む]
  • 録画済み
  • サングラスがトレードマークの有名人が帰宅した。我ら取材陣は先に彼の家にお邪魔している。彼が家の中に入り、我らに挨拶してから入浴後、再び姿を現すまでのシーンを録画した。確認のため、それを我らは観ている。いや。我らでなく、私ひとりかもしれない。ここにしても、私の自宅によく似ている。最初から、誰かが録画した番組を観ていただけかも。RecordedCel... [続きを読む]
  • 揉め事
  • 夕方、独り暮らしの老婦人から電話があった。マンションの二階に住んでいる。「雨が降って、床が濡れて、暗くて滑りそうで 危ないから私、階段の電灯をつけたんですよ。 そしたら、途中でIさんの旦那さんと会って こんな明るいうちから電気つけるんじゃない! って大声で怒鳴られたんですよ」怖くて相談相手もいないので電話した、と。Iさん一家は四階の住人で、揉め事が多い。... [続きを読む]
  • 格子縞の闇
  • 縦横9×9ほどの格子がある。それを見下ろしている。それぞれの格子の中には同じ色と形のものが入っている。詰め合わせ菓子と見えなくもない。ルール不明なゲーム盤のようでもある。なぜこんなものが目の前にあるのか。なぜそんなものを見下ろしているのか。思い出そうとしても、ただ格子縞の闇ばかり。Darkness of Plaid StripesThere... [続きを読む]
  • 増殖する装置
  • なにやら会合あり。物事の道理を示さんと二組の装置を用意する。装置は白い布に包まれている。編まれたバスケットの中に入っている。ところが、困った人が現れ、問題発生。一組の装置だけ先に提出せねばならなくなった。残った一組の装置だけでは役に立たない。そのため、当初の目的が達成できそうもない。とりあえず、経過報告書を作成。疲れが抜けないので一眠り。すぐに目が... [続きを読む]
  • ブロック漬物
  • そこここに電子機器のブロックがある。組織として、または個人で購入されたもの。通販など利用して取り寄せたらしい。これらブロックの組み合わせを指定する。すると化学反応のような劇的な変化が起こる。野菜と塩によって漬物と塩水になる、みたいな。よくわからんが、そんな感じ。知人の女が颯爽と登場。彼女の大胆な提案によって停滞中の技術開発にブレイクスルーの目途が立っ... [続きを読む]
  • 合法ケロッグ
  • とあるアプリを開発中。誰しも備わった潜在能力として調理用の焼き網に似たフレームがある。このフレームを利用してコスチュームとしてのカエルを釣る。我ながら理解に苦しむが、とにかくそのようなゲームを作るつもりである。他人の潜在能力を気づかれずに利用するので本来ならば違法行為である。ただし、本人に迷惑が及ばない限りにおいて例外的に合法とされる。もっと... [続きを読む]
  • 燃える言の葉
  • 葉っぱが燃えている。いや。それは正確ではない。広葉樹の葉の形をしたガラス管が燃えている。ネオン管のようでもある。細いガラス管の中を透明な液体が流れ燃焼と同じ化学反応が起きているらしい。これについて誰かと対話している。言葉を使った掛け合いゲーム。禅問答に近い。なるほど。確かに対話は化学反応のようではあるな。Burning WordsL... [続きを読む]
  • 青い法衣
  • 異国の地を取材している。おそらく南か西方面のアジアだろう。青い法衣を着た僧のグループが現れた。私はビデオカメラを向ける。彼らのうちの一人が我々に話しかけてきた。言葉は理解できないものの、その仕草や表情からなんとなく言わんとする内容は伝わってくる。我々のリーダーであるディレクターに対して「あなたは霊力がとても高い」と感心している。さらに宗教的な小物を手... [続きを読む]
  • 次のバス停
  • バスに乗っている。次のバス停で下車するつもり。出口の前、ひとりの女子高生がいた。同じく下車するつもりのようだ。そのセーラー服姿が知人にそっくり。幼馴染の同級生。彼女とは保育所から高校まで一緒だった。声をかけそうになった。けれど、彼女であるはずがない。あるいは彼女の娘かもしれない。下手したら、孫娘でないとも限らない。バス停が同じとすれば彼女も... [続きを読む]