Tome館長 さん プロフィール

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Tome館長さん: Tome文芸館
ハンドル名Tome館長 さん
ブログタイトルTome文芸館
ブログURLhttps://poetome.exblog.jp/
サイト紹介文自作の詩とショートショートを紹介。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
自由文読み物、曲、絵、動画を制作。
YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供362回 / 365日(平均6.9回/週) - 参加 2011/03/26 11:38

Tome館長 さんのブログ記事

  • ほんの少し前へ
  • 少し 少し  ほんの少し  少しずつ 少しずつ  ほんの少しずつ   ほんの少しでいいから    ほんの少しずつでいいから     前へ 前へ      前へ進もう 急ぐことはない  諦める必要はない   ほんの少しでいいから    ほんの少しずつでいいから     前へ 前へ      前へ進もう       前進 前進    ... [続きを読む]
  • 中で待て
  • 部屋の外で女が待っている。ネット上で知り合った彼女は誰かと結婚し、離婚したと聞いている。「部屋の中に入って待ってなよ」「ここでいいです」「まあ、そんなこと言わず。ここは寒いし」手を取り、強引に中に入れてしまう。ノラ猫を拾ったみたいに。そして、彼女を放ったらかしにして部屋の端、壁に顔を向けて寝てしまう。ただし、なかなか眠れない。Wai... [続きを読む]
  • 猿の兵士
  • 同盟国の軍隊との間で問題をこじらせている。我が国の兵士がありうべからざる行為に及んだらしい。国家間の機密事項ゆえ詳細は伝えられない。しかも、その兵士は俺の直属の部下。ほとんど猿のような男である。いや。それでは猿に失礼か。ともかく、人格から数十本ほどネジが外れている。彼を引き取る際にも、空軍の備品をこっそり失敬していた。まあわからなければいいか、と黙... [続きを読む]
  • ある割合
  • 成分の何割かが兄みたいな男ありけり。話の流れから、この男と対決することになった。互いに同じような武器を持っている。スキーのストックを組み合わせたような形。合図はなく、向き合った途端に試合開始。その奇妙な武器を打ち合わせ、つば迫り合い。敵の武器の棒の部分を片手でつかみほとんど折るに近い形でねじ曲げてしまう。相手の男にとっては痛手であろうけれども正式な対決で... [続きを読む]
  • 限られた範囲
  • 我々はそれぞれ限られた範囲の中にいてその中で考え、理解し、行動するしかない。我々が信じるところの正義や真理にしても限られた範囲の中におけるそれらに過ぎない。範囲が変われば、見方も変わる。範囲が拡がれば、見方も拡がる。だから、見識を固定すべきではない。固定するにせよ、適応範囲をわきまえよ。Limited RangeWe are each withi... [続きを読む]
  • 芸術祭
  • どこぞの村祭りの帰り道、美女を発見。道端の土手の上、悩ましいポーズで寝そべっている。一糸まとっていたかどうかという程の裸体。悩ましく蠢く見事なプロポーション。カラースプレーで吹き付けたようなドーラン。白を基調として赤や紫、黄色に緑も。一体だけではない。すぐ近くにも、そのまた近くにも、次々と。これはどうしたことだ?インスタレーションの一種?すると、村... [続きを読む]
  • 部品の物色
  • 産業見本市みたいなところ。会社の一員として行動している。売り場のカウンターの上にトレーがある。その上に製図道具の部品などが散らばっている。売子に問い合わせてみる。売り物でなく、不要な中古品らしい。お1人様1点に限り、持ち帰り自由とのこと。喜んで物色する。使えそうな腕時計もある。だが、迷って選べない。やがて売子が尋ねる。「後で、と言ったお客様は... [続きを読む]
  • 連結器
  • 電車の連結器があるスペースの中に君がいてフレネルレンズ越しに愛しい顔が見える。君は悩ましげに唇を突き出したりする。まるでキスして欲しいかのよう。それで俺は車両ごと君を抱きしめる。ああ、この人肌から遥かに遠い冷たさよ。しかも、君の近くに男がいるではないか。だ、誰だ、そいつは?あいつか、それともあいつか。俺を精神的にいたぶっているのか。ああ、それにして... [続きを読む]
  • 省略のゲレンデ
  • スキー場に到着。リフトを省略し、すでに山頂にいた。体調の思わしくない友人が無造作に滑降を始める。すると、歯止めのきかないゲレンデゆえに彼は瞬時にゴールとなる低地まで滑落してしまった。「ここは途中が省略されるから、気をつけて」同行の女が注意するも、もはや手遅れ。内容よりテンポを重視しているのか記憶がごっそり抜け落ちた気分。Sloping Ski ... [続きを読む]
  • そんなもんでねえだでよ
  • ばから ばから ばからったそんなもんでねえだでよ ああでもねえ こうでもねえくだらねえったらありゃしねえ おらがどうした ねらがどうしたこまけえこたあどうでもええ ああしちゃいかん こうしちゃいかんやっとられんよ さっこんは へいばから ばから ばからったそんなもんでねえだでよIt's Not Like ThatGal... [続きを読む]
  • サンドパンとバナナ
  • 子どもの頃の思い出。あるクリスマスの朝、目覚めたら枕もとにサンドパンとバナナが置いてあった。なるほど。これはつまり、それらしくないもののサンタクロースからのプレゼント。なので、親に礼を述べる筋合いではない。だが、いかにも親の仕業である。さて、どうしたものか。嬉しかったはずだが、親への対応には困った。誰が決めたか、年中行事。そういうも... [続きを読む]
  • 拒絶反応
  • だめなんですホント ホント退屈すぎて 飽きちゃって先が読めたら もう読めないおもしろそうなら いいんですけどつまんないから 投げ出すわワンパターンは遠慮してね子守唄より眠くなるお黙りなさいあっちへ行ってブロックするわよもう削除RejectionI can not do it.Really ReallyI got tire... [続きを読む]
  • 抜け馬
  • 陣取りゲームの お馬がホイ ホイホイホイホイ 人参いかが では一本ガシガシかじる ボコボコなぐる にっちもさっちも いきもうさん平塚 登戸(のぼりと) 牛久(うしく)... [続きを読む]
  • 手で洗え
  • セッセ セッセ 洗濯するぞ  サッサッサッ 洗濯機なんざ いらねえよ 洗剤だって いらねえよ サッサ サッサ 手で洗え 下着は肌着 からだと一緒 本人が 風呂場で洗えば いいんだよ セッセ セッセ 手で洗え 靴下は 裏返して洗い まんま干せ そとづらなんか 気にすんなサッサッサッ Wash with handsI wi... [続きを読む]
  • ダンゴ虫の回転
  • 仲間と電車に乗っている。そのうちの誰かが刃物を持っていたようだ。同乗していた他人を傷つけてしまった。若い女なのに、なぜか完全な白髪。うなじの近く、白髪の一部が赤く染まっている。どうも故意ではなく過失らしい。痛みもないのか、彼女は気づいていない。だが、これは謝るべきだろう。そうこうするうち、言い争いになる。黒いダンゴ虫なども現れる。ダンゴ虫が回... [続きを読む]
  • 魚の肉
  • 谷川で釣った魚を持ち帰ろうとしていた。名も知らぬ大きな青白い二匹の魚。「その魚、喰っちゃなんねえ」ひとりの貧相な男が現れた。地元の村人だろうか。「その魚の肉を喰うとな、腹の中で生き返って 内臓を喰い破って出てくるだよ」本当だろうか。まさか。「そんで、ここの村人は全滅しただよ」男はどんどん谷川の中に入って行く。見下ろすと、谷川の底は浅く、たくさ... [続きを読む]
  • 女医と入浴
  • 私が倒れたのだったか、なんらかの理由で担当の女医と一緒に入浴している。正確には、二人とも裸で浴室の床の上にいる。二匹の猫が向き合ってじゃれてる感じ。なぜか体を洗ってもらっているようだ。おそらく介護の一環ではなかろうか。そこへ帰宅したばかりの兄が裸で入ってきた。「あっ、ごめん。いたんだ」「うん。洗ってもらっていたところ」しかし、兄は出て行こうとしない。... [続きを読む]
  • 寝過ごし
  • わたくしは不思議な世界の中にありまして集団行動における孤独とでも申しますか迷い戸惑い寄る辺ないのでございます。生きるための方向性のような確信もなく死ぬための決意なども掴みどころなく双方ともにつかず離れずであります。ああ、それにしてもついいけないことをしてしまいそれに対して抗う気力も失せ寝過ごすばかりの毎日です。「note」yayaさんが演じてくだ... [続きを読む]
  • 廃部の理由
  • ある運動部の廃部が決まった。理由は不明だが、誰からも反対の声はなかった。この件については話題性もあり某全国紙の新聞記者から取材があった。主将らしき青年がインタビューに答えている。「それはつまり、そうなるべきだと思えたからです」顧問らしき男の弁。「他の部活動の人たちも見習うべきでしょう」それはともかく、私は考えてしまう。全体を把握できない状況において... [続きを読む]
  • パン屋の手伝い
  • パン屋を手伝っている。製造は無理なので、とりあえず販売。常連客らしい中年女から問われる。「おいしいパンの硬さはどれくらい?」彼女は買ったパンにクレームを入れてきたが私の返答によっては再注文しそうな気配。「じつは私、まだ見習いで詳しくないのですが 柔らかければ良いというわけではないと思います」なんとなく全粒粉のパンを勧めたい気分。ただし現在、消化に負担... [続きを読む]
  • 宇宙ゲーム
  • いかにも賢そうな女子とボードゲームに興じている。数学の素養が必要とされる対戦ゲーム。宇宙の神秘を表しているらしい。盤上のポイントが加速度を伴って落下したりする。物理法則がルールのようだ。ただし、論理的な正解が心理的なそれとは限らない。あれを攻めるべきか、これを守るべきか。確たる基準の定まらないままに葛藤が続く。Space GameI am inte... [続きを読む]
  • 仮想の火葬
  • つまり、考えが甘いのだ。良いからやるではダメなのだ。状況が現時点よりプラスになるとしてももっとプラスになるチャンス、見逃すべからず。面白いから良いでもない。もっともっと面白くなったかもしれないのだ。下を向いてコインを拾い集め続けるつもりか?頭上に札束が浮いているというのに。つまらんことはやめろ。それが最善ではあるまい。安易に妥協するな。あり得ない... [続きを読む]
  • シェアハウス
  • 二人の若い女が寝ている。遊び疲れたのか、眠っているようだ。おれの他に男がもう一人。こいつは起きている。一緒に酒を飲んでいて終電がなくなりよくわからない宿屋に泊ることになったのだ。この男といると、どうも落ち着かない。それどころか、かなり不安だ。気が向けば性別問わずに抱きつきそうでとにかく見境のない乱暴な性格。「ううう、我慢できない」勝手に興奮して部... [続きを読む]
  • 北斗七星の構え
  • 机上の盤上にカードを並べている。カードには星が描かれてある。これぞ、北斗七星の構え。定石化された序盤構想である。屈辱的なハンディキャップを活かしたオーソドックスな作戦だが、なかなか勝てない。有利な展開になるはずなのに、いかんせん読みが浅く、勝てる見込みなさそうだ。Big Dipper's StanceI arrange cards on the ... [続きを読む]
  • 後輩を止める
  • オフィスで仕事をしている。納期が間に合うかどうか、というところ。後輩が営業車で外出するのが見えた。じつに頼りない男である。先輩に問い合わせてみる。「あいつが出かけますが、いいんですか?」先輩は驚いた様子。「いや。それはまずいだろ」あわてて外に出る。間に合えば後輩を呼び止めるつもり。Stop the JuniorI work in the ... [続きを読む]