松尾 英明 さん プロフィール

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松尾 英明さん: 教師の寺子屋
ハンドル名松尾 英明 さん
ブログタイトル教師の寺子屋
ブログURLhttp://hide-m-hyde.blogspot.com/
サイト紹介文教師の技量向上、教育観を磨き合います。2014まぐまぐ大賞受賞のメルマガを元に書いています。
自由文教師としての技量向上や、教育観を互いに磨き合う場としてのブログです。子どもの学力向上、体力向上、授業力向上、道徳教育についてもふれていきます。 「先生になったけど、理想と現実が・・・」と悩む方々、一緒に解決しましょう! 4月は学級開きのネタ、5月は運動会ネタなど、旬の話題を扱います。特に1月、2月は、得意の大縄や8の字跳びのコツもお伝えします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供191回 / 365日(平均3.7回/週) - 参加 2011/04/11 22:07

松尾 英明 さんのブログ記事

  • 制限が自由を生む
  • 新刊『「捨てる」仕事術』に関連して、制限の話。https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-171335-5捨てるという行為は、制限そのものである。例えば「机の上のモノを9割捨てる」という項目がある。要は、机の上に置くモノを制限するということである。野放図にあれこれ置かない。制限をかけることで、余計なものが載せられなくなる。具体物で制限の練習をしておく訳である。第1章の「時間術」は、まさにこの制限が肝である。「 [続きを読む]
  • 助け合うとは、デメリットの共有
  • 月曜日ということで、仕事にやる気の出る話を。私の大好きな作家である、中谷彰宏さんの言葉を3つ紹介する。==================助け合うとは、メリットではなくデメリットを共有することだ。人を助けることは、ひたすらきれいごとでは済まない世界。優しいとほめられることを求めない。===================道徳でも「協力」や「思いやり」は大切な内容である。しかし、実践すると、これが難 [続きを読む]
  • 保育園のお迎えに行ける父親に
  • 新刊『「捨てる」仕事術』に関して、読者の方から有難い感想をいただいた。================「本を読んでから家族と相談し、週2回残業デーを設定することいしました。これで平日も保育園の迎えが出来そうです。ありがとうございます!」==================もう、この1通だけで、本を出して良かったと思えた。「教師にもっと楽しい人生を」というコンセプトで書いた本なので、本当に嬉しく思っ [続きを読む]
  • いじめ解決が絶対の理由
  • 学級でのいじめは絶対に解決すべき理由について。前号で、行動を変えるには理由付けが大切ということについて述べた。そして理由付けには、欲求段階を考えることも大切であると書いた。これは、学級経営における子どもの行動にもいえる。「生理的欲求」は最優先される。飲食店がいつまでもなくならないのは、生理的欲求が日ごとに起きるものだからである。「1ヶ月分食べたから1ヶ月食べたくならない」となれば、飲食店経営も立ち行 [続きを読む]
  • 朝寝坊の正当化を倒す
  • 新刊『「捨てる」仕事術』の中から、早起きの習慣について。https://www.amazon.co.jp/dp/4181713350https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-171335-5今回の本のねらいの一つとして、忙しくて倒れそうな日々を送る多くの方への、生活習慣の改善がある。生活習慣の改善というとハードルが高いと感じるかもしれないが、ここでの提案はシンプルである。悪い生活習慣を「捨てる」ことができる理由を付ける。良い生活習慣を「選ぶ」 [続きを読む]
  • 教えること以上に、教わっている
  • 教育実習がまた始まる。実習期間中は、教える以上に自分が学べる。視点が新鮮なのである。実習生から、一日の中で気付いたことへの質問を受ける。質問の内容は、かなり根本的なことが多い。「当たり前」に流れていて「何のために」が抜けていると答えられない質問である。例えば「授業の始まりに日直が号令かけないのはなぜですか?」という質問が来る。(教室によっては「日直が号令をかけるのはなぜですか?」になる。)意図的に [続きを読む]
  • 心は見ているもののようになる
  • 最近読んだ本からの学び。「被災地に学ぶ会」に参加した際、次の本をいただいた。『すぐに結果を求めない生き方』鍵山秀三郎著 PHP研究所https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83854-0この本の中で、「人間の心は見ているものに似ていく」という言葉がある。掃除が心をつくるということに繋がる話である。全くその通りであると実感する。特に学級の様子は、教室等のものの状態でわかる。雑巾の干し方一つでも、 [続きを読む]
  • 1を積み重ねて
  • 第29回被災地に学ぶ会のレポート。今回も、向かった先は南相馬。街自体は少しずつ復興に向けての動きが進んできているようである。しかし、ボランティアセンターの方の話では「復興したからもう大丈夫、というメディアの情報の誤解が一番困る」とのこと。復興に向けての動きが進んでいるといっても、決して復興した訳ではない。今回の支援先である小高区では、未だに震災前の人口の6分の1しかいない。1万2千人中、1万人は帰って [続きを読む]
  • 助けさせてもらうボランティア
  • 今日は、被災地復興支援の話。新刊『「捨てる」仕事術』の「お金にならない仕事をやってみる」という項目から、やや長めに引用する。==============(引用開始)ボランティア活動は、教員の仕事を離れて、社会を見る目を養えます。例えば、私の知人の方が主催している「被災地に学ぶ会」という活動があります。この名称がポイントで「被災地を助ける」ではなく「被災地に学ぶ」なのです。被災地に行けば、学べること [続きを読む]
  • 「定型発達」を考える
  • 最近、本を読んでて考えたこと。ちなみに、少し前に紹介した、東田直樹さんの本からである。「定型発達」という言葉をご存知だろうか。Wikipediaによると「自閉コミュニティにおいて造り出された用語で、自閉症スペクトラムに当てはまらない人々を指し示す」とのこと。要するに「健常者の発達」を指す言葉のようである。では、どういうことが定型発達なのか。簡単に言うと、その年齢の平均値内だと、定型発達ということになる。〇 [続きを読む]
  • 夏休みの宿題 親に丸投げ禁止
  • 夏休みの宿題の話。今回は懺悔も込めて。先に「懺悔」をすると、これまで散々偉そうなことを書いているが、どれもこれまでの私自身の失敗談である。「不要に多い宿題」を出した過去がある。「事前指導なしの自由研究・読書感想文」を出した過去がある。それらを出した理由は、過去に書いた通りである。↓参照URLhttp://www.mag2.com/p/news/259893平たく、かつ正直に言えば、宿題に関してそこまできちんと考えていなかったのである [続きを読む]
  • 宿題と働き方改革
  • 宿題について、もう少し深掘りして考える。そもそも、宿題に法的な位置づけはない。法的には、一つも出さなくても何ら問題ない。しかし、現実にはかなりの量が出る。なぜなのか。諸々あるが、表の理由は「子どものため」。(学力の保証、生活習慣の形成云々。)本来、これしかない。しかし裏の理由は、「大人の都合」や「前例」という縛りである。そんな下らない理由ならやめてしまえと思うが、そう簡単にはいかない。ずっと続いて [続きを読む]
  • 一律の宿題は、いらない
  • 宿題の話。例えば夏休み、学校では、どれぐらいの宿題が出た(または出した)だろうか。教師の側からすれば「山ほど出した」という人は少ないと思う。なぜなら「山ほど」かどうかは、受け手が感じることだからである。「子どもの負担を考えて、少なめにしました」という人でも、相当多く出していると思っていい。私がやむを得ず宿題を出す時に一番考えるのは、「負担感」である。同一の分量を出しても、負担感は子どもによって全く [続きを読む]
  • 共感と勘違い
  • 「インクルーシブ教育」に関連した話。最近、刺さった本。『跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』東田 直樹 著 イースト・プレス (2014/9/5)http://www.eastpress.co.jp/shosai.php?serial=2137著者の東田さんは、偶然にも私の元勤務校の市内に住んでいる方である。紹介文にもある、帯から引用する。=============(引用開始)僕は、二十二歳の自閉症者です。人と会話することができません。僕 [続きを読む]
  • 「捨てる」人間関係を考える
  • 「捨てる」において、最も難しいのは、人間関係におけることである。付き合いを捨てられないで、過剰な気遣いで苦しむ人も多い。人間関係において、捨てると捨てないの基準は何か。これは、自分なりでいいのだが、シンプルに設定しておく。絶対捨てられないものをまず考える。いの一番に挙がりそうな「家族」は、家庭によって微妙な問題を孕むので、一旦置いておく。迷わないのは、親友である。ここは切れない。というより、切ろう [続きを読む]
  • 敬老の日は、あっていい日
  • 祝日ということで、特別に連日投稿。敬老の日である。その意義は言わずもがな。しかし、この敬老の日に対しても、様々な意見がある。平たく言うと「本来、いつでも敬するべきであり、この日だけ敬って祝ってはい終わりというのはけしからん」というものである。なるほど、一理ある。確かにその通りである。しかし、私はやはり意義があると思っている。当たり前のものというのは、気付く機会がないと有難みがわからないのである。空 [続きを読む]
  • 「気になる子」は、やっぱり神様
  • ある学校でインクルーシブ教育をテーマに話をさせていただいた。教育委員会よりインクルーシブ教育の研究指定を受けているとのことである。もう、職員室の前を通るだけで、職場の雰囲気がいいのがわかる学校である。「気になる子を伸ばす指導」という演題であった。私の講座内容の中心となる考えは「気になる子こそ、神様」である。ちなみに、この本の中で私の書いた章と同じタイトルである。https://www.amazon.co.jp/dp/41818561 [続きを読む]
  • 一斉指導は時代遅れ?
  • 最近、原稿でも講演でも、インクルーシブ教育に関わる依頼が多い。現代のニーズがそこにあることが読み取れる。多様な子どもにどう関わるか。体育でも「共生」の大切さが強調されており、パラリンピックへの啓蒙意識も強い。さて、「インクルーシブ教育」も「共生」も理想はいいのだが、現実はなかなか厳しい。学力の面でいうと、学習指導要領には最低基準が示されており、そこへの全員到達が望まれる。そうなると、かなり進んだ子 [続きを読む]
  • 音読を考える
  • 木更津技法研での野口芳宏先生からの学び。音読をどう評価するか、というのはなかなか難しい。音読は、あくまで現象。そして音読は一つの技法、技能である。読解力と関連づけたいところだが、実際は音読の現象からその力を評価するのは難しい。内容がよくわかっていなくても、上手い子どもはいる。内容がよくわかっていても、読むのはあまり上手くない子どももいる。それが現実である。では、授業における音読の意味、形成学力は何 [続きを読む]
  • 学習指導要領は「たたき台」
  • 今年の3月に学習指導要領が公示されてから、教育界の動きは大きく変わった。そもそも、学習指導要領とは何なのか。文部科学省のH.P.には次のように解説されている。============(引用開始)学習指導要領とは何か? 全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを [続きを読む]
  • 議論より対話
  • 今日は教育のネタというより、雑感、エッセイ。最近、記事を書く度に、色々な場で反応が得られるようになってきた。本メルマガの記事でも「まぐまぐニュース」に取り上げられると、他のサイトで転載される。私に全く興味のない人の目に触れ、様々な意見がコメントされる訳である。特にプレジデントオンラインの記事は、ヤフーニュースに転載されやすいので、コメント数が多い。肯定的なものから否定的なものまで、あらゆる意見が出 [続きを読む]
  • 子どもの「量」を阻むもの
  • 前号の「質か量か」の話の続き。質と同様、量は大切ということについて、自分の大失敗談を交えてお伝えする。うまくいくまでの、試行錯誤。子どもがそれをやり続けられる鍵は何か。一つに、親や教師は、それを見守る余裕があるかどうかである。余計な手出し口出しはせずに、励まし見守ってあげられるかどうかである。この「余計な手出し口だし」が、厄介である。親や教師の側は、自分ができたり、「正解」の理論がわかったりしてい [続きを読む]
  • 質か量か
  • 前号の続き。技能不足をルールに逃げてはいけないという話に関連して。先日、船橋でのサークル「スイッチオン」で話した内容である。実際、成果が上がらない時、「やり方」に原因があることは多い。漢字練習しかり。水泳指導しかり。やり方は大切である。一方で、やり方以前に、量に問題があることも多い。正しいやり方を知っていればすぐに成果が上がるはずという思い込みである。とんとんと上手くやれてきた人が壁に当たると弱い [続きを読む]
  • 技能は「次」を見通して確実に指導する
  • 公開研究会での気付き。公開研究会で行ったネット型ゲームで、技能が問題の一つになった。ゲームを通して技能を徐々に身に付けさせればよい、という考えで行った。実際は、技能が身につかないまま、ルール変更で対応してしまったのである。具体的にいうと、バレーボールでいうレシーブの動きにいかず、終始キャッチにはしった。「キャッチばかりでは面白くないからはじくようにしよう」という方向にもっていきたかったが、いかなか [続きを読む]
  • 捨てれば、得られる
  • 先週、新刊が出た。『「あれもこれもできない!」から…「捨てる」仕事術』https://www.amazon.co.jp/dp/4181713350https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-171335-5タイトルからして、そのまま仕事術の本である。よく「いつ書いてるの?」と聞かれるが、その答えもここにある。自分が一番好きな時間に書いている。とにかく今の時代、新しく求められることが多すぎる。しかも、求める方は増やす一方で減らす発想がない。何も捨 [続きを読む]