松尾 英明 さん プロフィール

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松尾 英明さん: 教師の寺子屋
ハンドル名松尾 英明 さん
ブログタイトル教師の寺子屋
ブログURLhttp://hide-m-hyde.blogspot.com/
サイト紹介文教師の技量向上、教育観を磨き合います。2014まぐまぐ大賞受賞のメルマガを元に書いています。
自由文教師としての技量向上や、教育観を互いに磨き合う場としてのブログです。子どもの学力向上、体力向上、授業力向上、道徳教育についてもふれていきます。 「先生になったけど、理想と現実が・・・」と悩む方々、一緒に解決しましょう! 4月は学級開きのネタ、5月は運動会ネタなど、旬の話題を扱います。特に1月、2月は、得意の大縄や8の字跳びのコツもお伝えします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供180回 / 365日(平均3.5回/週) - 参加 2011/04/11 22:07

松尾 英明 さんのブログ記事

  • 懇談会前に 保護者へのリスペクトの気持ちをもつ
  • 前号の続き。保護者と担任が、互いにリスペクトの気持ちをもつということについて。ここに関しては、担任の側から先にはたらきかけることが大切である。上っ面ではいけない。心から思うことが大切。それには、やはり知識が前提になる。「自分が知らないことを相手は知っている」という、自分の無知に対する知識である。担任が知らなくて、保護者が知っていること。その最たるものは、子どもそのもののことである。担任は、「学級」 [続きを読む]
  • 学級担任の「一日の長」
  • 多くの学校で来週は学級懇談会があると思うので、そこに関連しての話題。次の本から引用する。『最高の学級づくり パーフェクトガイド 指導力のある教師が知っていること』赤坂 真二 著 明治図書https://www.amazon.co.jp/dp/4181695158============(引用開始)先ほども言いましたが、学級崩壊前の子どもたちは、学校に来ると児童・生徒になりました。役割にはルールが伴います。したがって、児童・生徒としての行 [続きを読む]
  • 学級のルールを保証しているのは、担任
  • 前号の続き。学級が荒れる方法について。今回は「ルール破り」への対応について。学級で、ルールを破った子どもがいて、それを見つけた子どもがいたとする。基本は、見つけた子どもが注意できればいい。しかし、なかなかそれが難しい子どもは、教師に相談する。ここの対応はかなり大切である。「きちんと対応する」「対応しない」どちらが正解か。意地悪なようだが、「どちらも正解かもしれないし、不正解かもしれない」が答えであ [続きを読む]
  • 学級づくりを学級だけで考えない
  • 先月は、学級開きについて連続で語る機会があった。学級開きの話をする前には、必ず学級づくりについて話す。初日に学級の基礎を築くからである。初日に学級のルールを伝えるからである。この時必ず語る、「学級を確実に荒らすコツ」がある。繰り返すが、「荒らすコツ」である。万人がうまくいく方法は非常に少ないが、万人がコケる方法はかなりの汎用性、再現性がある。その最たるものが「真面目な人に損をさせる」ということであ [続きを読む]
  • 選べることは幸せか
  • 最近は、何でも選択肢が多い。あらゆるモノ・コトが、自分でオーダーできる。職業選択の自由は、今や当然の権利である。江戸時代の日本では、親の家業を継ぐことに決まっていた。だから、原則として就職先に悩む人はいない。伊能忠敬のように、商家から地図づくりの仕事を始めるなど、例外中の例外である。ところで、江戸時代の日本というのは、他に類を見ないほど、平和だったという説がある。しかし、国民の暮らしぶりを見れば、 [続きを読む]
  • 誰かのためは自分のため
  • 東日本大震災から7年と1ヶ月になる。私も過去何度もお世話になっている『被災地に学ぶ会』は、6月23日(土)にまた福島の南相馬市へ赴くという。私は既に先約があって今回参加ができないが、今年も何かしらの形で関わっていく予定である。大きなことというのは、自分一人の力ではどうにもならない。正直、被災地でボランティアさせていただいても、自分ができることは、たかが知れている。ただ、「自分ががんばってもどうせ」と [続きを読む]
  • 「考え、議論する道徳」に値するか
  • 「考え、議論する道徳」について第三弾。本気で、実際にどうやるか。まず、話し合いを中心とした授業のベースとして「共通の土台」が必要である。例えば「クラス会議」では、クラスの諸問題や、やりたいことについて話し合う。話題自体が、子ども間の共通の土台に乗っているのである。そこに関する知識がある程度共有されているのである。ここで、前号に挙げた「電車で席を譲る」の授業場面を例に考える。そもそも、電車に乗ったこ [続きを読む]
  • 「考え、議論する道徳」の授業への疑問
  • 前号の続き。「考え、議論する道徳」を、どう考えるか。人間とA.I.の比較という、ちょっと変わった観点から切り込んでみる。道徳の教材でよくある「電車でお年寄り等に席を譲る場面」を例に考える。(そもそもロボットが電車の座席に敢えて座る必要がないのは百も承知で、座るものとする。)A.I.に道徳的行動を仕込む場合から考える。まずは「こういう人が来たら席を譲る」という画像データを大量に入力する。高齢者想定なら白髪、 [続きを読む]
  • ロボットはどうやって「道徳」を身に付けるのか
  • 今話題の「考え、議論する道徳」については、「これが大切」という論調が世に溢れている。道徳の教科化にあたり、文科省が明確に打ち出している方針であり、世論として当然である。よって、ここに敢えて疑問を呈する形で書く。次の本を読んでの気付き。『ロボットは東大に入れるか』 新井紀子 著 イースト・プレスhttp://eastpress.co.jp/shosai.php?serial=2125この本の最後の方で、著者の新井氏が次のように述べている。=== [続きを読む]
  • 終わりを意識して始める
  • 明日から、4月である。毎年4月は「今回で終わりかもしれない」と思って始める。これで担任をさせてもらえるのは最後の可能性がある。毎年、そう思って始める。そもそも、人生自体、今日何が起こるかはわからない。だから、一日ずつを大切に生きることができる。どうやら今年も、着陸までいけそうな感じである。それ自体、決して「当たり前」のことではない。あらゆることに感謝すべきことである。日本人には、「終わり」を想像す [続きを読む]
  • 教育手法の価値は相対的
  • サークルでの学び。教育の手法には、様々なものがある。その中の何かをやってみようという人に、次のような質問を受ける。「〇〇という手法は、どうなのでしょうか。」答え。まず、やってみれば?これしかない。なぜなのか。第一に、その手法に対する、教師と子どもそれぞれの相性である。やってみないことには、合うか合わないかはわからない。服や髪型と同じで、人によって似合う似合わないがある。さらに、ねらいが何かである。 [続きを読む]
  • 懸命より賢明
  • 先月の仕事術セミナーで、参加した方にお勧めされて読んだ、次の本からの気づき。ものの見方が変わる 座右の寓話戸田智弘著 ディスカヴァー・トゥエンティワンhttp://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799322048この本の中に、こんな寓話がある。きこりの話。ある日、きこりが1日で誰よりもたくさんの木を切り倒した。親方に褒めらて、気をよくして翌日はもっとがんばった。結果は、1日目の半分しか切れなかった。もっとがんばらな [続きを読む]
  • 早起きは、快楽。
  • 早起きが大変だという。決めた時刻に起きられないという。断言する。それは、思い込みと生活習慣のせいである。正確に言えば、習慣の変化による思い込みである。例えば、現代の日本人なら、スマホをもたずに駅で待ち合わせをするのは、困難だと感じるだろう。若い人は「駅の伝言板」など、存在すら知らないかもしれない。昔は、これが「当たり前」だったのである。今は、「困難」になっている。昔は、早寝早起きは、当たり前だった [続きを読む]
  • 早く帰れる環境を自分で作る
  • 先月に新宿で実施した、仕事術セミナーでの学び。仕事術や学級づくりの基本について話をさせていただいた。会の趣旨からいって、当然、参加者の多くは「もっと仕事を早く終わらせて、自分の時間を作りたい」という思いをもっている。ただ、参加者の内情は、かなり違う。Aは、21時まで勤務はほとんどの人が当たり前という職場。Bは、18時過ぎには、周りの人が大方帰っているという職場。どちらも「自分は早く帰ることができてい [続きを読む]
  • 対話もルールから
  • 先日、他県の校内研修でお話をさせていただいた。そこでの内容のシェア。いただいた研修テーマは「対話を育む授業づくり、学級づくり」である。今教育界でおおはやりの、対話である。明鏡国語事典によると【対話】1 向かい合って対等の立場で話をすること。また、その話。2 物事と向き合って精神的な交感を図ること。とある。「交感」とは「心や感情が通い合うこと」である。つまり、それぞれが対等の立場に立って話そうとし、互 [続きを読む]
  • 統一ルールは子どもの利益のため
  • ルールについての話の続き。学校や学年での統一ルールについて。堀裕嗣先生が言うように、中学校に統一ルールが多いのは、それが生徒の利益になるからである。つまり、ルールがあるから自由になるという発想である。小学生に比べ、中学生は格段に自由を求める気持ちが強くなる。一方で、ルール無用の自由はただの無頼漢である。だから、ルールという枠組みを、生徒の利益のためにきちんと設定する。何度も使うが、サッカーのルール [続きを読む]
  • 保身か子どもの利益か
  • 学級開きとルールに関する話。次の本を紹介する。『赤坂真二&堀裕嗣直伝!最強の学級開き』 明治図書 https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-240213-5学級開き本の新刊である。元は、明治図書の『授業力&学級経営力』誌NO.85(2017年4月号)で、これが好評を博したため、加筆して書籍化されたものである。私もご縁があり、「全員で課題達成の経験を積む」というテーマでほんの少し執筆させていただいた。さて、この本のハ [続きを読む]
  • 子どもの問題作りアイデア
  • たまには教材づくりの話。教材づくりに子どもを参観させるアイデア。子どもは、自分の作ったものを見せるのが好きである。そして、クイズも好きである。この辺りの心理を汲んで、子どもが問題を作る。『やる気スイッチ』で紹介している、カルタ作りもこの一つである。https://www.amazon.co.jp/dp/4181646149最近やっているのは、国語の漢字クイズ。子どもの係活動で、漢字クイズをよくやっている。給食に関連して「秋刀魚」「鰊」 [続きを読む]
  • 「もっと眠らなくちゃ」
  • 睡眠の大切さは、もうかなり広く世に認識されている。Googleをはじめとした世界の超一流企業が昼寝を推奨しているのも有名である。ここについて、ケリー・マクゴ二ガル著 神崎朗子訳『スタンフォードの自分を変える教室』大和書房 より引用する。============(引用開始)そんなとき、たいていの人は「もっとしっかりしなくちゃ」と思うばかりで、「もっと眠らなくちゃ」と思う人はほどんどいません。(引用終了 た [続きを読む]
  • 誰にも傷がある
  • 今回は教育から離れて、本を読んでの気付き。たまには文学作品から。次の一文である。============この大変な世界では、きっとだれもが同等に、傷ものなんだ。(森絵都『カラフル』文春文庫 より引用)============自分の都合ばかり考えていた主人公が、はたと悟る一節である。この言葉が、心にぴたっときた。世界で、自分だけが、ダメな気がすることはないだろうか。私は教員の仕事をやっていて、絶望的 [続きを読む]
  • 100%理解できているという誤解
  • 大好きな作家である、中谷彰宏さんの言葉。「自分は100%理解できていると思うことが、実は、コミュニケーションの拒絶になるんだ。」この言葉が、刺さった。なるほど、理解できていると思うと、色々な面で「固く」なる。「わかってるってば!うるさいな!」というのは、中学生が親に放つ言葉の代表だろう。実は、わかっていないのに、わかっていると思い込んでいることが、怒りの原因である。自分ではわかっているつもりと思っ [続きを読む]
  • 誰かのためにやれることをやる
  • 東日本大震災から7年である。私も何度もお世話になっている『被災地に学ぶ会』は、3月20日にまた福島へ赴くという。私は残念ながら今回参加きないが、今年も関わっていく予定である。大きなことというのは、自分一人の力ではどうにもならない。正直、被災地でボランティアさせていただいても、自分ができることは、たかが知れている。ただ、「自分ががんばってもどうせ」という精神は、あらゆることへの後退を促す。あらゆるマ [続きを読む]
  • 学級開き準備で一年間の見通しをもつ
  • 今月末、学級開きについて何度か話をさせていただく機会がある。なぜ学級開きが大切か。学級の悩みは、最初のつまずきが原因のことが多いからである。5月辺りから、「なぜか」子どもが言うことをきかなくなる。「なぜか」トラブルが増え始める。しかしトラブルが多い理由は、単に運が悪いから、だけではない。トラブルが起きやすい土壌を、最初に作ってしまったからである。適切な学級開きの準備をすると、見通しがもてる。そして [続きを読む]
  • 白いものを白としておもしろく
  • 社会科の歴史の授業。私は、歴史人物かるたをよくやる。「面白い!」「もっとやりたい!」という声が上がる。これはこれでいい。しかし、である。かるた取りは、歴史の授業の本質ではない。あくまで、興味をもたせるための導入の手段でしかない。松下幸之助 が『物の見方考え方』(PHP文庫)という本の中で、次のように述べている。「白いものを白としておもしろく読ますところに、新聞記者としての技能がある。」白いものを黒とし [続きを読む]