松尾 英明 さん プロフィール

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松尾 英明さん: 教師の寺子屋
ハンドル名松尾 英明 さん
ブログタイトル教師の寺子屋
ブログURLhttp://hide-m-hyde.blogspot.com/
サイト紹介文教師の技量向上、教育観を磨き合います。2014まぐまぐ大賞受賞のメルマガを元に書いています。
自由文教師としての技量向上や、教育観を互いに磨き合う場としてのブログです。子どもの学力向上、体力向上、授業力向上、道徳教育についてもふれていきます。 「先生になったけど、理想と現実が・・・」と悩む方々、一緒に解決しましょう! 4月は学級開きのネタ、5月は運動会ネタなど、旬の話題を扱います。特に1月、2月は、得意の大縄や8の字跳びのコツもお伝えします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供177回 / 365日(平均3.4回/週) - 参加 2011/04/11 22:07

松尾 英明 さんのブログ記事

  • 落ち葉はまわりから飛んでくる
  • 外のたたきを掃いていた子どもが言った。「先生、掃いても掃いてもまわりから葉っぱが飛んでくる。」本人は、一生懸命分担場所をやっている。しかし、きれいになったと思ってたら、また風で飛んでくる。一向に終わらないのである。素晴らしい気付きだね、と褒めた。(本人は意識していないだろうが。)「つまり、自分のところだけじゃなくて、まわりもきれいにしないと、結局自分のところが散らかるってことだね。」これは、仕事のポ [続きを読む]
  • 選ぶとは即ち捨て去る
  • 仕事における「捨てる」の大切さついて。教育実習生の指導案を読む。授業の中では、子どもに教えたいことがたくさんある。しかし、それらすべてを教えようとすると、何も身につかない。捨てさせる。絞らせる。何かを捨てるというのは、大切な何かを選ぶということと同義である。これは、私が言い出したことではない。森信三先生の『修身教授録』にも、捨てる大切さが書いてある。成し遂げたいこと以外を捨て去るということが肝要で [続きを読む]
  • 謙虚と感謝、幸福感はセット
  • 前回の権利と恩恵の話に関連して、謙虚ということについて。権利を当然と思わず、恩恵と捉えるということは、結局「謙虚」の一言に集約される。謙虚というのは、他にへり下ることではない。むしろその本質は、逆である。謙虚という状態では、自分の人間的価値を認めている。だから、同時に相手の人間的価値を認められる。結果、自分と同じように相手を大切にし、相手の話もよく聞けるということになる。自分の存在価値を認めている [続きを読む]
  • 働くことは権利か恩恵か
  • 働き方改革と学級づくりについて。労働時間の基準といえば、約8時間。この基準は、法による。それが「普通」ということになると、何事もそこを基準に考える。もしこれが4時間基準だったら、8時間はとんでもない過剰労働に感じる。逆に16時間が基準だったら、12時間労働でも楽々すぎる。基準をもとに、「権利」を考えるからである。これは「私」の権利である。さて、なぜ「私」にこんな権利が与えられているのか。私の努力によって [続きを読む]
  • 労働時間ではなく、やり甲斐
  • 今度のセミナーに関連して、労働時間に関して。労働時間が長すぎるというのが、常に多忙の槍玉に挙がる。これは本当か。実際、多忙かどうかは、労働時間の長さの問題ではない。疲労感や多忙感は、本人の感じている「やり甲斐」の問題である。やり甲斐の感じられない作業に従事することは、例え1分でも苦痛である。逆に、やり甲斐や達成感を感じられることであれば、何時間でも没頭できる。子どもが大好きなゲームをやっているのと [続きを読む]
  • 「メルカリ宿題代行業禁止」をどう見るか
  • 夏休み明けに書いた記事。「メルカリ」の宿題代行に対し、文科省から出品禁止の依頼が出て、大手3社が承諾した。なるべくしてなった感である。宿題の代行についての考えは、以前もメルマガやブログ、ラジオ等で述べてきた。存在意義や価値の捉え方の問題である。そして宿題をどう「処理」するかは、間違いなく世間の関心事である。多くの需要があるのだから、「代行業」を出品すれば売れるに決まっている。代行業が成立する土台は [続きを読む]
  • 人のための幸せは、積み重なる
  • 山口の研修旅行での学び。同行していただいた、ある経営者の方の言葉。自分の幸せは、積み重ならない。人の幸せのためにやったことは、積み重なる。どんなに美味しいものを食べても、豪華な旅行をしても、それは一時的である。いつか消え去る。一方、人の幸せのためにやったことは、残る。やったことに、恩を感じてくれている人もいる。直接は気付いていない人でも、その人を幸せにした分は、他の人にも影響する。影響の輪が広がる [続きを読む]
  • 自分を捨てて働く
  • 休み明けにだるくなってしまうということについて。私自身は、これが平気な方である。しかし、初任の頃から数年は、だめだった。なぜなのか、考えみた。一つ目は、生活習慣。若い頃は休みだからと休日前の夜更かし、朝寝坊をしていた。当然、月曜日や休み明けはだるくなる。誰でもわかっていることだろうが、これはある。きちんと寝ているのにだめな時もあった。なぜか。不安だからである。具体的には、毎日授業で何をやればいいの [続きを読む]
  • 教える・教わるということは、同義
  • 自分の教育実習生時代を思い起こしての気付き。教える・教わるということについて。今はもう少ないのかもしれないが、部活動といえば「先輩が威張る」というのが定番であった。実は1年か2年早く入っただけの「入社2年目」ぐらいなのだが、ものすごい「えばりん坊」がいる。アルバイト、あるいは就職先でも同じような生態が見られる。なぜこんなに威張れるのか。相手より色々と「知っている」からである。「知らない」という相手 [続きを読む]
  • 教育実習を自分の成長に生かす
  • 10月、教育実習がまた始まる。大変なことばかりではなく、むしろメリットの方がはるかに多い。以下、思い付くままに列挙してみる。一つ目。まず、子どもがいつもより見える。見えない面が見える。年齢の近い実習生相手だと、子どもの対応が違う。普段言わないようなことを言ったり、やったりする。真面目だと思ってた子ども、大人しいと思ってた子の素が見えたりする。高学年は悩みを打ち明けることもある。実習生から、貴重な情 [続きを読む]
  • 「天真」を引き出す「蒲柳の質」
  • 先日の研修旅行中、山口県の「鍵山記念館」というところで、読書会を行った。テキストは森信三著『修身教授録』の第19講「松陰先生の片鱗」である。この中で「天真」という言葉が出てきて、これが心に引っかかった。意味を調べてみた。広辞苑によると【天真】天然自然なままで、偽りや飾り気のないさま。とある。『修身教授録』の文中には次のように書かれている。=========(引用開始)そして人間各自、その心の底には [続きを読む]
  • 松下村塾での学び2
  • 松下村塾での学びその2。教育の不易についても考えさせられた。松陰は講義もすれど、その多くの時間は会読や討論といった塾生同士の学び合いのスタイルである。更に言うと「異年齢集団の縦割りグループ」である。「主体的・対話的で深い学び」が完全に具現化されている。つまり、この理念は「流行」のように見えるが、実は「不易」である。そして、松陰が教えたのは、学問を通しての「志」である。だから、あらゆる分野での傑物が [続きを読む]
  • 松下村塾からの学び1
  • 夏休み中、福岡県と山口県に研修のための旅行をしてきた。最大の目的は、松下村塾を実際に尋ねることである。以下、旅における学びと気付きを記す。自分に何が足りていないか、結論が出た。ずばり、勉強量である。具体的に言うと、圧倒的な読書量の不足である。部屋の柱に飾られた孟宗竹には「万巻の書を読むに非ざるよりは、寧んぞ千秋の人たるを得んや」と記されている。更に、読書の方法についても指南している。読むだけではだ [続きを読む]
  • 「給料が3分の2になった」をどう考えるか
  • 師の野口芳宏先生からの学びのシェア。野口先生がこんなお話をされた。定年退職を迎えて、再就職した人と話すと「給料が3分の2になった」という話になる。この後の反応が、大きく二つに分かれるという。一つは、「同じ働きなのに、安い給料でやってられない」という反応。まあ、そう考えるのが普通である。もう一つは、「現役の頃は、何て高い給料を頂いていたのか、恩が身に染みる」という反応。どちらも、境遇は全く同じなので [続きを読む]
  • 二択で問う
  • 最近、犬を連れて旅行をするようになった。そうすると、選べる宿が相当限定される。恐らく、そうでない状態の1%ぐらいである。犬連れは、宿的には結構困るのである。原則「犬連れお断り」である。そして犬OKの宿では、特別対応がある分、当然割高にはなる。しかも、犬連れは、移動距離も限定される。飛行機に乗れないのは大きい。車移動オンリーである。犬を預けてくればいいじゃないかと思うかもしれないが、あくまで目指すは「 [続きを読む]
  • 従う清々しさ
  • 素麺塾での学びの続き。朝早く来て、畳を敷いて拭いたり、道の落ち葉を掃いたりする。気分は、お寺の小僧である。(実際、観音堂という場所である。)木漏れ日の中、汗を少しかきながら掃除をすると、清々しい気分になった。準備の段階で、休憩が入った。麦茶とスイカをいただきながら、直接野口先生のお話を聞けた。野口先生が「従う清々しさ」ということをお話されていた。学ぶ姿勢にしても「自分を無にせよ」とのこと。ここが、 [続きを読む]
  • 道徳教育は、高性能ブレーキ
  • 先月の「素麺塾」(野口塾)での学び。この素麺塾では、まず参観者同士の実践発表等の交流をする。その後で流し素麺を楽しんで、俳句会、懇親会という流れである。今回は、幼児教育に携わる方々の集まりで、私立幼稚園の経営者の方が多かった。今回も自分は、裏方としてかまどの火の番をし、素麺を茹でていた。そして仕事をしつつも、ちゃっかり中の話も聞かせてもらっていた。その中で、ある方のこんな話が聞こえてきた。「高性能 [続きを読む]
  • 子どもは本能的に見抜く
  • 学校のアサガオに水をやっていたら、通りから柵越しに声をかけられた。この学校の卒業生の方だという、80歳の女性である。自分もかつて高校で教師をやっていたので、つい声をかけたくなったという。たまたま出会った方だったが、面白い話がたくさん聞けた。せっかくのご縁をいただいたので、備忘録も兼ねて、ご縁を生かすつもりでいくつかシェアする。その女性が、高校で教師をしていた頃の話である。教室に入ると、すごい剣幕で [続きを読む]
  • 偉大な常識
  • 8月7日の投稿で『「常識」は敵』という記事を書いた。自分の中にある常識を疑うべし、という意味で書いた記事である。これについては、他にもご意見をいただいた。常識とは、なかなかに定義が難しいものである。違う視点で、興味深い定義に当たったので紹介する。『人間にとって成熟とは何か』幻冬舎新書 2013年 曽根綾子================(引用開始)常識というものは常に相手の存在を意識するところにある。 [続きを読む]
  • パフォーマンス向上の鍵
  • 学級づくりパーフェクトセミナーでの講師の赤坂真二先生からの学び。学習成果をもたらす要因について。学習の成果において、どの要因が重要か。最も大きな要因は「学習者本人の能力」で、これが大体40%程度。最も大きい要因なのに、意外と見落とされがちだという。本人の能力を無視しての学習成果はあり得ないという大前提である。次点は「関係性」でこれが30%。さらには「教師期待効果」が15%。これらは学級経営そのもの [続きを読む]
  • 怒りの壺
  • 夏休み中、家に子どもがいることで、つい怒りやすくなっていた気がするという母親の皆様方に向けて。「アンガーマネジメント」という言葉が割と一般化してきた。怒りの扱い方スキルである。仏教を初め各宗教でも、怒りの扱い方は古今東西の重要テーマである。怒りというのは、人生全般における真剣な問題なのである。以下は、私の怒りに対するオリジナルイメージである。怒りの壺がある。(ちなみに「努力の壺」という有名な話に思 [続きを読む]
  • 自治的集団を育むために 担任は「壁」になれ
  • 公開研究会の特別活動部会「教育フェア」での学び。参加者でグループを作り、「自治」をテーマに悩み等を話し合った。その中で「子どものやりたいことをどこまで許容するか」という話題が上がった。自治を目指す学級なら、当然子ども発のやりたいことは、やらせたい。しかしそれが「学校にDSを持ち込んで対戦していいですか」なら、学校ルール的にも当然認められない。「学校でお菓子を食べてもいいですか」はそのままだとNG。しか [続きを読む]
  • 個人面談の極意
  • 赤坂先生からの学級づくりの極意(裏)シリーズ。今が多分どこも旬の「個人面談」の心構えについて。なぜ(裏)かというと、懇親会中に得た学びだからである。実は、懇親会の情報は、大抵質が高い。全体に向けての外向きの飾りをする必要がなく、本音だからである。曰く、個人面談は、そのまま面談だと思わないこと。「個人〇〇」という、他のサービス業だと考えた方がよい。そこに入る言葉は、自分の技量とねらいによって変える。 [続きを読む]
  • 労働時間が長いから疲れるのか
  • 今週末のセミナーに関連して、労働時間に関して。労働時間が長すぎるというのが、常に多忙の槍玉に挙がる。これは本当か。実際、多忙かどうかは、労働時間の長さの問題ではない。疲労感や多忙感は、本人の感じている「やり甲斐」の問題である。やり甲斐の感じられない作業に従事することは、例え1分でも苦痛である。逆に、やり甲斐や達成感を感じられることであれば、何時間でも没頭できる。子どもが大好きなゲームをやっているの [続きを読む]
  • 働き方改革セミナー
  • 来週の土曜日に開催されるセミナーのお知らせ。9月15日(土)13:00〜『1冊プレゼント★忙しい教師のための超「仕事術」セミナーIN明治図書』https://kokucheese.com/event/index/528408/俵原正仁先生と私とのコラボ企画である。同じシリーズの仕事術本の出版記念ということで、お声をかけていただいた。俵原先生といえば、プロレスと、ももクロ。仕事と趣味の、両方を最高に楽しんでいる先生である。エネルギーの塊のよう [続きを読む]