松尾 英明 さん プロフィール

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松尾 英明さん: 教師の寺子屋
ハンドル名松尾 英明 さん
ブログタイトル教師の寺子屋
ブログURLhttp://hide-m-hyde.blogspot.com/
サイト紹介文教師の技量向上、教育観を磨き合います。2014まぐまぐ大賞受賞のメルマガを元に書いています。
自由文教師としての技量向上や、教育観を互いに磨き合う場としてのブログです。子どもの学力向上、体力向上、授業力向上、道徳教育についてもふれていきます。 「先生になったけど、理想と現実が・・・」と悩む方々、一緒に解決しましょう! 4月は学級開きのネタ、5月は運動会ネタなど、旬の話題を扱います。特に1月、2月は、得意の大縄や8の字跳びのコツもお伝えします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供181回 / 365日(平均3.5回/週) - 参加 2011/04/11 22:07

松尾 英明 さんのブログ記事

  • 子どもが望ましい行動をとる方法
  • 今回は子育てや教育の重要なヒントになる話。次の本からの学び。『影響力の武器[第三版]』ロバート・B・チャルディーニ 著社会行動研究会 訳 誠信書房http://www.seishinshobo.co.jp/book/b177759.html世界的ロングセラーの古典的名著と言われる本なので、読んだことのある人もいるかもしれない。この本の中の「第3章 コミットメントと一貫性」P.150〜P.151から引用する。===============(引用開始)人は自分 [続きを読む]
  • 捨即得
  • 最近、ものと自分との付き合い方を見直すようになった。「ものの扱いは人の扱い」と子どもに教えてきた。例えば、ものを乱雑に扱うということは、他人との接し方も雑になりやすいということ。また「もののしたことは自分の責任」ということも教えてきた。自分が床に放っておいたもののせいで誰かがケガをしたら、それは自分にも責任があるということ。もちろん、本人の不注意という、ケガをした本人の責任もある。しかし、そのケガ [続きを読む]
  • 「知識が重要ではない」は、嘘
  • 木更津技法研での学び。次は、師の野口芳宏先生の言葉。=================上の立場で「知識が重要ではない」と言ってる人たちは、みんな知識が多い。=================全くその通りである。「知識が重要でない」という言葉に重みがあるように感じられること自体、相手に知識があるからこそである。つまりは、狂言であるといえる。何か、そう言った方が「リベラル」な感じで、かっこいいのである [続きを読む]
  • 万能に使える「必殺褒めワード」とは
  • まぐまぐニュースで取り上げられた記事。https://www.mag2.com/p/news/375642以下、これと同様の文。褒め方をどうするか。叱り方と同じかそれ以上に難しいことである。なぜなら、ここを間違えると、とんでもない方向に子どもが育ってしまうからである。(ちなみにアドラー心理学では、両方が否定されている。褒めるも叱るもしない。「認める」だけである。)誰でもいつでも簡単、確実に+の成長効果が望める褒め方(認め方と言って [続きを読む]
  • 悲劇は喜劇
  • 休日に書いたゆるめエッセイ。人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ〜チャーリー・チャップリン〜とてもいい言葉である。チャップリン自身も、悲劇のような自分の人生を、喜劇を作る力へと転化させた。人生を喜劇に変えるコツは「自分を俯瞰して見る」ということである。例えばイチロー選手は現役時代、記者からのインタビューの際、自分のプレーについて、他人のことのように淡々と語っていた。スポーツ選手は、大抵 [続きを読む]
  • 「みなさん知ってると思いますが・・・」
  • 1年生からの学び。1年生の中の「常識」について。ある日の朝のスピーチ。ある女の子が、次のように話し始めた。「みなさんしってるとおもいますが、きのうはわたしのおとうとのおたんじょうびでした。」「いやいや!それみんな知らないでしょ!」というツッコミを心の中でいれたのは、私と実習生たちだけだったようである。(私は後ろを向いて笑いをこらえるのに必死だった。)そう。1年生のみんなは、真剣な顔をして聞いていた [続きを読む]
  • 昔話は、問わない。
  • 先月の野口塾での学び。私の道徳の提案に対し、さくら社の社長である横山験也先生がご指導くださったものをシェアする。私の提案を一言で表すと「昔話や神話のようなものを道徳教材文にした場合、不都合が起きる」というものである。かねてより繰り返している通り、お話とは本来が道徳教育用ではないからである。浦島太郎が最後にひどい目に遭うのは、不条理であり道徳的ではないが、お話としては面白い。金の斧の話では、鉄の斧以 [続きを読む]
  • 感謝の人か、不平不満の人か
  • 木更津の野口塾で、道徳の実践について少しだけ話した。メルマガでも紹介した、金の斧、銀の斧の実践についてである。ところで、道徳教育の究極目的は何か。「幸せに生きる」に尽きる。幸せとは南の島でのんびり暮らすこととは限らない。汗水垂らして働く幸せもある。とにかく、子どもに幸せに生きる人に育ってほしいという願いに、反論は出ないはずである。ここに大きく関わるのが、他者の存在である。感謝の人か、不平不満の人か [続きを読む]
  • 満足の上を目指す
  • 先日、特別活動部としての研究授業を行った。内容は、クラス会議である。クラスの課題に対する「最適解」を選び、実行する中で、新たな問題発見をして、常に改善を求め続ける集団に育てたい。最適解とは、集団にとってよりよい解決策として合意された解のことである。流れとしては、最適解への実行に対して、次の振り返りを行った。1 4段階の自己評価によるメタ認知2 データによる集団の意向の確認3 他者との感じ方の差異を [続きを読む]
  • 勘違い注意報
  • 赤坂真二先生の講座からの気付き。勉強家の人がたくさんいる。様々な場へ出かけて、様々な人から学んで感動して帰ってくる。そして実践する。この努力が、意外にも報われない結果になるという。これは、肌で感じられる人が多い現象である。なぜなのか。ずばり、「観」の異なる人から学んで、それを両方やるからだという。例を挙げる。先月、結果主義の人から学んだ方法を実践し、今月、過程主義の人から学んだ方法を実践したとする [続きを読む]
  • 「立派でない」を考える
  • 子どもの前に「先生」として立つ。その道の先を生きてるのだから、立派でありたいと願う。さて、どういう人が立派で、ついていきたい先生なのか。「先生面」あるいは「教師面」という言葉がある。面を「つら(づら)」と読む時は、侮蔑の意味が込められる。これは、立派とはいえない状態である。つまり、そういう姿を想定し、その逆をいけばよい。要は、自分を振り返って、ダメだった時のことを考えればよい。例1 自信過剰自分が教 [続きを読む]
  • クラス会議における役割ごとに必要な能力
  • かねてより、聞く力の方が優先という主張をしている。しかし、全員が一律に聞く力を高めれば、話合いが成立するということではない。集団は異なる個性の集まりだからこそ面白いのである。学級における、役割論である。例を挙げる。クラス会議をやるとする。まずここには、明確な役割分担がある。司会。黒板書記。ノート書記。それらの役割をもたない参加者。ここを考えるだけでも、色々ある。例えば、必要な能力。司会は、当然話せ [続きを読む]
  • 揃えるか否か 学びやすさ基準
  • 揃える。大切である。例えば、物の位置。提出物がめちゃくちゃに出されると、処理に困る。例えば、掃除道具。揃っていることが、掃除そのものへの心構えになる。さて、揃えない方がいいこともある。その最たるものが、やり方である。個人のもつ能力は、十人十色である。ある人にとって楽なことが、ある人にとっては苦痛。ある人にとっては簡単なことが、ある人にとっては困難。こういうことは、例を挙げればきりがない。先日、学級 [続きを読む]
  • もっと学級懇談会を
  • 学級懇談会があった。私は、学級懇談会の回数が、本当はもっと多くあった方がいいと思っている。(実際無理だと思うが。)その理由を示す。いつもとはちょっと変わった例えで、学級を、株式会社だと思って考えてみる。担任は、株を預かる経営者。保護者が一人一株の株主。株価の成長は、子どもの成長である。事業全体がうまくいかないと、株も成長しない。また結果だけを求める表面上のみの株価上昇は、後で大暴落を招く危険もある [続きを読む]
  • 教員人生で一番感謝された出来事
  • 今回は、感動の(?)実話。前号の「時短」の話にも関連する。私は、かつて十数年前、勤務校で「自分の存在」を絶賛されたことが一つある。そう、「君がうちの学校にいてくれて本当に良かった」と、多くの職員に心から感謝されたのである。一体、何をしたのか。それは「通知表のデータ入力化」である。それまで、手書きで全て記入していたその学校の通知表が、すべてデータ化した。しかし、決して、私がそのデータを作った訳ではな [続きを読む]
  • 時短はせせこましいことか
  • 働き方改革。勤務時間と過労死に焦点が当てられるが、その本質は、「働き甲斐」の問題である。しかしながら、がむしゃらに働けばよいというものでもない。時間の使い方、時短は重要である。時短というと、何だかせせこましいとか、冷たいとかいう印象をもつ人もいる。私は方々で話す際、時短、あるいは不要な業務を捨てることは必要であると断言する。なぜか。1日は24時間と決まっているからである。即ち、1時間余計なことに時 [続きを読む]
  • 学級動物園
  • 学校には、多種多様な人間が集まる。学級を、動物園に例えて見てみる。チーターさんはまだ子どもだが、走るのがめっぽう速い。ウサギさんは、そこそこ速く走れるが、できれば葉っぱを食べてのんびり過ごしたい。同じクラスにはゆっくり動くゾウガメさんもいる。趣味は日向ぼっこ。ハシビロコウさんにいたっては、ほとんど動かない。さて、動物園学校では、毎日色々なことを先生に教わる。かけっこをする時もある。チーターさんは、 [続きを読む]
  • センスとは、知識
  • 本当に平等な教育のための知識の重要性について。一人ずつがそれぞれに成長する機会を与えるのが、教育における平等である。まずここを前提とする。つまり、全員に同じ手法で、同じことをさせ、同じ位置のゴールを設定するのが平等ではない。今いるスタートラインの位置からして、そもそも違うのである。ここを特に意識した方がいいのは、特別な支援が必要な子どもたちである。例えば、授業中に、席についている。「当たり前」であ [続きを読む]
  • 「平等」な教育を考える
  • 教育における「平等」をどう考えるか。家庭的に大変裕福で、何かと恵まれた境遇の子どもがいる。この子どもが学校に来て必要な学ぶべきことは「鍛えること」や「厳しさ」かもしれない。信じられないほど辛い境遇で育っている子どもがいる。この子どもが学校に来て必要としていることは、「安心」や「リラックス」、あるいは「甘え」かもしれない。(肉体的な「栄養」という場合もある。)この極端な両者の間にも「スペクトラム」と [続きを読む]
  • ほめる、認める そのねらいは何か
  • 前号の続き。話す力と聞く力のバランスについて。「一切喋らせないでよい」と言っているのでは決してない。発言の機会を、声の大小に関わらず、平等に与えられるのを当たり前にする。35人いる場で自分が1分間話したかったら、34分間は聞く力が必要ということを教える。それが、「私」と「公」の場の違いである。注意点を一つ付け加える。そもそも、誰がどういう基準で〇×をつけるかという問題も含まれる。つまり、教える側が [続きを読む]
  • 「思ったことをどんどん発言できる」は〇か
  • 「当たり前を躾ける」という手法の落とし穴について。望ましい行動を、ほめて、認めて、広げる。大変効果のある方法である。しかしながら、劇的に効くものは、用法に注意である。ここでの落とし穴は、「当たり前」として躾けたい「望ましい行動」の部分である。それが本当に社会的に見て「望ましい行動」なのかという点である。ここを間違えると、どんどん悪い習慣を身につけることになる。例を挙げる。例えば「思ったことをどんど [続きを読む]
  • 「当たり前を躾ける」をどうやるか
  • 前号の続き。「当たり前を躾ける」をどうやるか。あらゆるルールを定着させるステップは1 教える2 できている子をほめる・認める3 できている子を真似した子を認めて広げるこれの繰り返しである。「認める」が理想的だが、ここに限っては「ほめる」でもよい。ほめるは劇薬だが、ルール定着の初期段階では特に有用である。つまりは、ほめることによる価値付けで、ルールは習慣化できる。「できてすごいね」から入って「できて [続きを読む]
  • 学級経営のコツ「当たり前を躾ける」
  • 学級経営のコツについて、実習生から質問を受けた。「4月にどんなことをしてきて、今の状態になっていくのですか。」核心をつきすぎる質問である。次の予定もあり、これに3分以内ぐらいで答えねばならない状況である。そんなに簡単に語れるものではないのはわかっている。しかし、敢えてこれ、というものをずばり答えてみた。一言でいうと「当たり前を躾ける」である。私は「学級づくり」をテーマに講師として話す時に、必ず次の [続きを読む]
  • ハロウィンと学級における同調圧力
  • 今日はハロウィンの日らしい。らしい、というのは、この行事についてよく知らないからである。イギリス系の行事であり、収穫祭だという。つまりは、天の恵みである食物への感謝の日である。そして、この日はあの世とこの世の門が開く日でもあり、悪霊がこちらに入ってくるという設定である。そこで悪霊の仮装をする理由は「悪霊に仲間だと思ってもらうため」である。繰り返す。悪霊の仲間だと思ってもらうためである。悪霊が発展し [続きを読む]
  • できていない部分を自覚する
  • 教育実習を通しての学び。実習期間が終了する時、実習生に振り返りをさせる。当たり前だが、実習前と実習後では、認識が変わる。まず「できること」が増える。それ以上に「できないこと」が増える。どういうことか。つまりは、「できていないと認識すらしていなかった」という部分が見えるようになる。一番分かりやすいのが、「全日実習」と呼ばれる一日担任体験。朝の対応から帰りまでに、やるべきことが多数存在する。細かい部分 [続きを読む]