スギノイチ さん プロフィール

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スギノイチさん: 狂い咲きシネマロード
ハンドル名スギノイチ さん
ブログタイトル狂い咲きシネマロード
ブログURLhttp://tooms1954.blog55.fc2.com/
サイト紹介文古かったりマイナーな映画や漫画の感想を綴っていきます。たまに壮絶に知ったかぶる事も…
自由文新社会人のレビュー半分、愚痴日記半分のブログでございます。古かったりマイナーな作品を重点的に記事にしたいと思っています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供65回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2011/05/08 22:16

スギノイチ さんのブログ記事

  • 『俺たちの交響楽』 武田鉄矢を使った『同胞』の変奏曲
  • 武田鉄矢主演の『俺たちの交響楽』を観た。川崎の労働者が合唱団を作り、舞台でベートーベン『第九』を大合唱するまでを描いた青春人情劇だ。なんか山田洋次感が凄いな、と思っていたら原案らしい。なるほど寅さんファミリー総出だし、雰囲気も題材も山田洋次印。何より殆ど『同胞』と同じ話だ。違いは武田鉄矢がいるかいないかだが、この違いが大きい。『俺たちの交響楽』(1979)監督 朝間義隆主演 武田鉄矢合唱団には友里千賀子 [続きを読む]
  • 『子連れ殺人拳』 剣はカラテより強し
  • 千葉真一主演のカラテアクション映画『子連れ殺人拳』を観た。『殺人拳シリーズ』最終作だが、主演こそ同じ千葉真一なものの性格も役名も違う。しかもカラテよりも剣が目立っているしで、もはや別物。ちなみに、実際に子を連れているのはライバル剣豪役の夏八木勲である。『子連れ殺人拳』(1976)監督 山口和彦主演 千葉真一エログロカラテ映画『殺人拳』第1作は傑作だったが、2作目、3作目になるにつれ、ダークヒーローだった千 [続きを読む]
  • 『銀蝶流れ者 牝猫博奕』 もはや梶芽衣子ではなく千葉真一の映画
  • 梶芽衣子主演の仁侠映画『銀蝶流れ者 牝猫博奕』を観た。『銀蝶渡り鳥』の続編にあたる。前作である『銀蝶渡り鳥』の記憶はもう殆ど無いが、「緋牡丹博徒を梶芽衣子でやりました」以上の味が無く、さほど面白くなかった覚えがある。だが、この2作目はB級度が高く中々面白かった。これは相手役である千葉真一の存在が多きい。というか、もはや半分ぐらい千葉真一映画と言っていい。『銀蝶流れ者 牝猫博奕』(1972)監督 山口和彦主演 [続きを読む]
  • 2018年7月31日 帰国なう
  • 帰国なう。一体一年に何回海外出張に行かされるのか。しかも会社近くに寮が立ってしまったせいで、必然会社と寮の往復の日々となり、外国にいるというのに異国情緒が全くない。結局、楽しかったのはラウンジと飛行機の中ぐらいだった。機内は普段はレンタルすらしないような守備外の作品を見るうってつけのチャンスだ。特に『リメンバーミー』は良かった。機内で観るもんじゃない。これまでのCGアニメ技術は、クライマックスのひい [続きを読む]
  • 『ズームアップ・ビニール本の女』 とにかく肉汁まみれ
  • 日活ロマンポルノ『ズームアップ・ビニール本の女』を観た。菅野隆という監督を初めて知ったが、かなりねちっこく、エロい画を撮るなあ。AVに慣れきった身からするとロマンポルノのエロシーンは退屈で、「早く終わらないかな」なんて思いながら観ているが、本作に限ってはかなりピクりときた。『ズームアップ・ビニール本の女』(1981)監督 菅野隆主演 麻吹淳子麻吹淳子が強姦されているシーンをバックにクレジットが流れるOP。既に [続きを読む]
  • 2018年7月4日 DMM名画座
  • DMMから東映映画が消されまくって久しいが、たまにチェックすると掘り出し物が上がっていたりする。全く波が読めない。こと東映映画に限ってやたらレアものが多い。しかも、アマゾンプライムには無かったりするから困る。今回は梅宮辰夫の『帝王シリーズ』が上がっていた。だが、シリーズ全5作に対し『未亡人殺しの帝王』『ポルノの帝王』『ポルノの帝王 失神トルコ風呂』の3作のみ。シリーズ初期2作『夜遊びの帝王』『女たらしの [続きを読む]
  • 2018年7月3日 地獄列車
  • こないだの通勤中、マジで電車の中でウンコを漏らしそうになった。便意に全くアイドリングが無かったので、その衝撃だけで親指先端ぐらいは出てしまった。既に肛門は半開きになってしまっていたので、日頃ジム(レッグプレス)で鍛えた大腿四頭筋の収縮だけで尻肉を閉じ、物理的に塞いでいた。それから乗換駅まで約15分、地獄の時間だった。『カサンドラ・クロス』『新幹線大爆破』『サブウェイパニック』…往年の名作にもあれほどの [続きを読む]
  • 任侠の道化に生きる 若山富三郎の『極道シリーズ』
  • 長期で地方の出張になったりすると、若山富三郎の『極道シリーズ』を観たりする。別に理由は無いが、しいて言えば、一切のストレスも興奮も無く観れるからだ。骨子は鶴田浩二の仁侠映画と変わらないのだが、全然肩が凝らない。若山富三郎演じる島村親分は、『博奕打ち 総長賭博』や『緋牡丹博徒』の役柄をもっとコミカルにした様な、熊の様に強靭で鬼の様に暴れまわり、子供の様な喜怒哀楽で生きる、まさに若山富三郎のパブリック [続きを読む]
  • 猟奇SFシュールポルノ『ズームイン 暴行団地』
  • 日活ロマンポルノ『ズームイン 暴行団地』を観た。これまた変な映画…エロシーンよりも猟奇シーンの方が遥かに頭に残る。ほぼホラー映画と言って良い。『ズームイン 暴行団地』(1980)監督 黒沢直輔主演 宮井えりな宮井えりなとその恋人の周りで、団地を舞台とする連続猟奇殺人が発生する。宮井えりなはやがて恋人を疑いだす…という、あらすじからしてポルノ感が無い。猟奇描写はぶっ飛んでいて、かつ凝っている。黒革のビジュア [続きを読む]
  • 『赤い鳥逃げた?』 二十九歳のポンコツ
  • 神保町シアター「七〇年代の憂鬱 退廃と情熱の映画史」にて『赤い鳥逃げた?』を鑑賞。自堕落な日常から、やがて破滅的な行動に走っていく若者を描いた和製ニューシネマだ。いかにも藤田敏八ちっくな、ダメな若者の鬱屈した日常が延々続き、最後だけちょっとバイオレンスアクションがある。キャストの自然体な演技に惹かれはするものの、話はちょっとタルい。ただ、原田芳雄の「このままじゃ、俺は二十九歳のポンコツだ」という台 [続きを読む]
  • 堺正章のカラ元気に泣かされる 森崎東の『街の灯』
  • 神保町シアター「七〇年代の憂鬱 退廃と情熱の映画史」にて森崎東の『街の灯』を観てきた。本編が始まってすぐ、財津一郎の弟分として若かりし堺正章が出てきた。馬鹿で鬱陶しいウザキャラだったので、「出番が多いと嫌だなあ」なんて思っていたら、こいつが主人公だった。強姦をギャグとして扱ったりする感覚とか、途中で説明も無く雑に追加された幼女に対するフォローの無さとか、それら全てに無自覚な感じとか、いかにも昭和の [続きを読む]
  • 2018年6月13日 輪廻
  • 数ヶ月前、カンボジア出張から帰ってみると、飼ってたヒョウモントカゲもどきが瀕死状態だった。原因はどうやら湿度不足による脱皮の失敗。できるかぎりの看病をしたが死んだ。埋葬してやらねばと、山姥を埋めたら花が咲いた的な昔話を思い出し、駅前でプランターを買った。これで咲いたバラを育てれば、ビオランテやレオゴンみたいな感じになるのでは、といい歳こいて思った。その後、同じ悲しみを共有しようとググったら、ペット [続きを読む]
  • 『ピラニア軍団 ダボシャツの天』 負けっぱなしの美学
  • 川谷拓三主演の『ピラニア軍団 ダボシャツの天』を観た。政岡としやの漫画『ダボシャツの天』を、東映がピラニア軍団総出で映画化した作品だ。70年代東映の川谷拓三といったら、とにかく“負け犬芸”。この映画は主演作にも関わらず、川谷拓三に全く格好をつけさせない。“負け犬芸”であることに一切手を緩めない潔さ。『ピラニア軍団 ダボシャツの天』(1977)監督 山下耕作主演 川谷拓三やられ役の代名詞だった川谷拓三を主演さ [続きを読む]
  • 2018年5月22日 日大アメフト部の件
  • 日大アメフト部の会見、中々感じ入るものがあった。被害者のいる進行形の事件に対して映画なんかに例えちゃいけないのだろうが、加害者になってしまった彼の言葉、精神的状況を聞きながら、つい脳裏に様々な映画がよぎる。『ジョニーは戦場にいった』『カッコーの巣の上で』『時計じかけのオレンジ』『私は貝になりたい』『肉弾』『切腹』『仇討』『悪い奴ほどよく眠る』『日本で一番悪い奴ら』『仁義なき戦い』『鉄砲玉の美学』… [続きを読む]
  • 『性と愛のコリーダ』 3つの話が並行されるが、八城夏子パートだけでよし
  • 日活ロマンポルノ『性と愛のコリーダ』を観た。これも変な映画。3つの話が同時進行するオムニバスで、片桐夕子や谷ナオミが本人役で登場するメタ要素もある。『性と愛のコリーダ』(1977)監督 小沼勝主演 八城夏子八城夏子、小川亜佐美、坂本長利それぞれの話が展開され、テイストも全然違う。3つの話に何か関連があるのかというとそうでもない。坂本長利パートで片桐夕子や谷ナオミが本人役で登場するくだりは中々面白かったが、 [続きを読む]
  • 『夜汽車の女』 シュール&レズビアン
  • 最近は無作為なチョイスでロマンポルノを観ているのだが、またしても変な映画にあたった。田中登監督の『夜汽車の女』だ。お話自体は金持ち姉妹のレズビアン愛憎劇。妹は姉を愛するあまり、姉の婚約者を寝取ってしまい、やがて姉妹は引き裂かれていく…という、比較的解り易い筋書きのはずだが、途中からよくわからない前衛映画と化していた。『夜汽車の女』(1972)監督 田中登主演 田中真理主人公の金持ち姉妹はレズ関係にあるの [続きを読む]
  • さほど面白くは無いが、片桐夕子が可愛い『不良少女 野良猫の性春』
  • 片桐夕子主演の日活ロマンポルノ『不良少女 野良猫の性春』を観た。田舎娘の片桐夕子が、都会に出て犯されたり騙されたりするお話。片桐夕子の身の上はかなり気の毒だし、ヤクザが関わる話なので死人もそれなりに出るのだが、悲壮感は殆ど無い。さほど面白くは無いが、片桐夕子が可愛いのと江角英明の死に方が衝撃。『不良少女 野良猫の性春』(1973)監督 曽根中生主演 片桐夕子主人公の片桐夕子は、不良少女というよりはちょっと [続きを読む]
  • 2018年5月5日 実家
  • GWは実家の青森に帰っていた。せっかく青森にいるからと、ほとんど内容を忘れてる『飢餓海峡』(青森が舞台)をタブレットで観ていたが、そんなときに限って0歳の姪っ子が寄ってきてタブレットをいじるのでいちいち再生が中断される。そんな叔父と姪のやり取りを家族は微笑ましい風景とみて和んでいたが、俺はそれどころじゃなかった。視聴が進まないからではない。姪っ子が無邪気に画面をスワイプするたびに『女囚さそりシリーズ [続きを読む]
  • 2018年04月24日 久々の休日
  • 出張以来、久々に本当の休みだ。いかに日本人向けのホテルとはいえ、熱帯気候とベッドの寝心地の悪さから、ついに出張中に真の睡眠を得るには至らなかった。「枕が変わると眠れない」というが、俺はシーツや布団も変わると眠れないのだ。久々の自宅で会心の睡眠を貪り、ようやく心身ともに回復したので、買っておいた梶芽衣子の本を読んでみる。真実posted with amazlet at 18.04.24清水 まり 梶 芽衣子 文藝春秋 売り上げランキン [続きを読む]
  • 『狂走セックス族』 タイトルに反して真面目な青春闘走劇
  • 出張に行く前、シネマヴェーラで『狂走セックス族』を観た。渡瀬恒彦主演の東映アクション映画で、ずっと観たかった作品だ。『不良番長』や『暴走族』等の、東映の不良&バイカー映画の系譜にあるらしい。東映特有のイキったタイトルと、バイクの上でセックスするシーンのせいでキワモノ映画のような印象を受けるが、内容は意外にまとも。『不良番長』はもちろん、岩城滉一主演の暴走族シリーズよりもずっと真面目な青春映画だった [続きを読む]
  • 2018年4月16日 小休止
  • ようやく出張も終わった。さすがに会社も仏心を出したのか、しばらくは出張もなさそうだ。とはいえ、家庭の事情等もあり、精神的に結構疲れている。出歩く気にもならないが、観た事のない映画を観るエネルギーすら惜しい状態。こういう時は、「前に観たけど内容は覚えてない」ぐらいの映画を観ると、ほどよく力を抜いて過ごせるのだ。というわけで、数年ぶりに『津軽じょんがら節』を観た。チョイスに深い理由は無く、単に地元を舞 [続きを読む]