岩城 穣 さん プロフィール

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岩城 穣さん: 岩城弁護士のはばかり日記
ハンドル名岩城 穣 さん
ブログタイトル岩城弁護士のはばかり日記
ブログURLhttp://yutachan.cocolog-nifty.com/
サイト紹介文過労死問題をはじめ労働・市民事件に取り組む「護民派弁護士」が、遠慮がちに日々の思いを書き記す。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2011/05/17 00:14

岩城 穣 さんのブログ記事

  • No.330 マー君の詩「ぼくの夢」が歌になりました
  •  皆さんは「ぼくの夢」という詩をご存じだろうか。 この詩は、2000年3月にお父さんを過労自死で亡くした、当時6歳(小学1年生)の「マー君」が書いた詩である。お父さんの命をどうすれば救うことができたのか、小さな胸を痛めながら考えたこの詩は、読む者の心を打つ。 2011年11月から始まった過労死防止法制定を目指す取組みで、私たちは「100万人署名」の署名用紙にこの詩を掲載し、また衆議院の厚生労働委員会でこの詩が読み [続きを読む]
  • No.329 過労死防止啓発シンポ大阪会場、参加者・内容とも充実
  •  連休前日の11月2日、大阪・梅田にあるコングレコンベンションセンターで「過労死等防止対策シンポジウム大阪会場」が開かれた。 2014年に成立・施行された過労死等防止対策推進法(過労死防止法)は、毎年11月を過労死等防止対策推進月間と定め、毎年11月を中心に国(厚労省)主催で各地でシンポジウムが行われることになった。4回目となる今年、ついに全47都道府県+中央会場の計48の会場でシンポジウムが実現することになって [続きを読む]
  • No.326 5年ぶりの「君と歩いた青春2017」
  •  昨日9月17日(土)、大阪城ホールで開かれたコンサート「君と歩いた青春2017」に行ってきた。 このコンサートは2009年から始まり、今年で9回目とのことである。 私は2012年に一度行ったことがあったが(No.92 同世代の観客のなごみ感──LIVE「君と歩いた青春」(大阪城ホール))、今回、高校時代の友人と、5年ぶりに行ってきた。 台風17号が九州に接近中とのことでちょっと心配で、また雨が降っていたが、空席はほとんどな [続きを読む]
  • No.325 42年後に観た「タワーリング・インフェルノ」
  • ▼8月19日にBSで放映された映画「タワーリング・インフェルノ」の録画を、この週末に観た(表題の意味は、「そびえ立つ地獄」とのことである)。 この映画は、1974年のアメリカ映画で、私が大学受験浪人中だった1975年に日本で公開され、当時の洋画ヒット作の最高を記録したという作品である。▼舞台は、サンフランシスコに建設されたばかりの地上550m、138階建ての巨大ビル「グラスタワー」。 その135階のプロムナードホールで [続きを読む]
  • No.324 「孫はなぜかわいいか」についての一考察
  •  7月16日、長男夫婦に、私たち夫婦にとっては初孫にあたる男の子(たっくん)が生まれ、お母さん(お嫁さん)と一緒に1週間後の7月22日から我が家で過ごしてくれた。妻は、これまで事実上使っていなかった和室をきれいにし、私も小さなベッドを組み立てるのを手伝ったりして迎えた。 この間、授乳、入浴、あやし、寝かしつけから、「ウンチが出ていない」「おならをした」などなど、我が家は本当に賑やかだった。義母も「総監督 [続きを読む]
  • No.322 「かいじゅうの会 in 池の平」に参加してきました
  •  8月8日〜10日の2泊3日で、長野県の池の平(白樺湖畔)で行われた「かいじゅうの会」に参加してきた。 「かいじゅうの会」とは、「過労死遺児交流会」の愛称で、全国過労死家族の会の会員の遺児(大学生程度まで)とその保護者を対象に、平成28年度から国の事業として行われることになり、今回が2回目である。 通常、過労死・過労自死は突然起こり、遺された配偶者(親)は精神的・経済的な困難、一人での子育ての困難、更には [続きを読む]
  • No.321 始まりの場所に戻ってきた私たち──打田中学校第2回同窓会
  •  8月11日、私が1972年に卒業した和歌山県打田町立(現在は紀の川市立)打田中学校の同窓会があった。昨年、卒業後初めて、44年ぶりに同窓会を行ったが(No.292 44年ぶりの再会に、最高に盛り上がった中学同窓会)、今年も続けてやろうということになったのである。 参加者数は、昨年と結果的に同じ31人であったが、11人が入れ替わっていて、45年ぶりに会う人も多く、新鮮だった。 昨年と比較して特筆すべきは、以下のような点 [続きを読む]
  • No.320 作曲家・平尾昌晃さん死去によせて
  • ◆前回投稿の5月5日から実に2か月半も経ってしまった。ブログを始めてから、これほど期間が空いたのは初めてである。 もちろん、この間もいろんなことがあり、書きかけたこともあったが、何と言うのだろう、いったん筆から離れてしまうと、何から書こうか迷ってしまい、かえって足が踏み出せなくなってしまうのである。 先日7月15日〜16日、年1回の過労死家族の会の「一泊交流会」が京都であったが、その時、初めてお会いした宮 [続きを読む]
  • No.319 3年ぶりのメーデー参加の雑感
  •  5月1日、3年ぶりにメーデーに参加した。私が2年前まで所属していたあべの総合法律事務所では、5月1日が平日の場合には事務所としてメーデーに参加し、デモ行進解散後に食事会をするという伝統(?)があり、新事務所開設後も受け継ぐ予定だったが、2年前は私だけが花粉症の症状がひどかったために食事会からの参加となり、昨年は5月1日が日曜日だったので事務所としての参加は見送ったのである。 そこで、3年ぶりのメーデー参加 [続きを読む]
  • No.316 妻の昭恵氏が関与していた以上、安倍首相は辞任すべきである
  • ◆私は毎日、新聞やテレビのニュース番組をしっかり見ているほうだと思うが、過労死問題や憲法、人権に関わること以外は、あまりこのブログに書くことはない。関心があり注目はしていても、弁護士で毎日すばらしいブログを発信している人は何人もおり、そのような人たちと張り合って最先端の論評をしていく自信などまったくないからである。◆しかし、今国会で大問題になっている学校法人森友学園の問題だけは、どうにも腹の虫が収 [続きを読む]
  • No.315 「過労死を考える香川のつどい」大成功!
  •  3月6日、香川県高松市の社会福祉総合センター7階大会議室で、「過労死を考える香川のつどい」が行われた。 このつどいは、東京の過労死遺族の中原のり子さんが香川大学医学部の先生方のルート、私が香川県内で労働問題に関わる弁護士のルートで声かけをし、昨年12月ころからこれが合流して実行委員会ができ、開催に至ったものである。<過労死を考える香川のつどい>日 時:2017年3月6日(月)18:30〜20:45場 所:香川県社会福祉 [続きを読む]
  • No.312 政府案は、過労死防止にならない
  •  2月14日、政府の「働き方改革実現会議」が開かれ、そこで政府が示した案では、残業時間を原則月45時間などと定めるものの、「特例」として労使協定(36協定)を結べば、繁忙期にはこれを超えてもよく、残業時間を年720時間(月平均60時間)まで認めるとしている。 しかし、これでは全く過労死の防止にならないし、刑事罰を科すことは極めて困難である。 例えば、次のような例を考えてみよう。 Y社では、繁忙期には年間720時間 [続きを読む]
  • No.310 21世紀の妖怪の正体と、世界の行方(その2)
  • (前半「No.309 21世紀の妖怪の正体と、世界の行方(その1)」から続く)◆過激リーダーたちの共通点──ポピュリズム今、ヨーロッパ諸国では、EUを支持する既成のリーダー(フランス・オランド大統領、ドイツ・メルケル首相)を、過激なリーダー(フランス国民戦線ル・ペン党首、オーストリア自由党、ドイツのための選択肢、オランダ自由党)が脅かし始めている。そのような過激なリーダーには共通点が見られるという。高千穂大 [続きを読む]
  • No.309 21世紀の妖怪の正体と、世界の行方(その1)
  •  1月8日、新年最初の「サンデーモーニング」は、新春スペシャルとして「迷える世界〜日本の立ち位置〜」を放映した。 私はいつもこの番組は録画しておいて後でさらっと観るだけなのだが、今回は、昨年アメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選し就任を目前に控えていること、ヨーロッパや日本でも大きな歴史的な転換点に来ているのではないか(もしかしたら新たな戦前になりつつあるのではないか)という危機感があることから、じっ [続きを読む]
  • No.308 誇らしい3人の過労死事件「卒業生」たち
  •  私にとって、過労死事件(過労死の労災認定、企業に対する民事訴訟など)は、弁護士としてのライフワークとなっている。強い責任感でまじめに働いた末に、突然訪れる理不尽な死。相談に来る遺族の目は、悲しみとやり場のない怒り、愛する人の死を止められなかった自責の念にうるんでいる。 そんな傷ついた遺族を励まし、弁護団を組み、労災申請や行政訴訟、民事訴訟に取り組む。遺族たちだけでなく、私たち弁護団にとっても辛く [続きを読む]
  • No.307 初めての過労死防止啓発授業で高校に行ってきました
  •  1月10日夕方、過労死防止法に基づき、教育活動における啓発として今年度から始まった高校等での啓発授業に、過労死遺族である小池江利さんと2人で行ってきた。 授業をしたのは、大阪府和泉市にある大阪府立和泉総合高校の定時制課程。昼間働きながら勉強し、この春卒業して本格的に働く予定の3,4年生約40人に、視聴覚教室で授業をした。 教室に入っていくとき、「こんばんわ!」と声をかけると、「こんばんわ!」と大きな声で [続きを読む]