籠橋隆明 さん プロフィール

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籠橋隆明さん: 弁護士籠橋の中小企業法務(名古屋発)
ハンドル名籠橋隆明 さん
ブログタイトル弁護士籠橋の中小企業法務(名古屋発)
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/lawyerkago
サイト紹介文中小企業法務、弁護士の生活を紹介。名古屋から。債務、銀行対応、破産の相談が増えています。
自由文中小企業法務、債務、銀行対応、破産などの事業再生も取り上げています。経営に必要な考え方も紹介しています。ドラッカーに興味がある人はどうぞ。そのほか、商人の歴史や、経済問題も幅広く取り上げています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供174回 / 365日(平均3.3回/週) - 参加 2011/06/12 19:01

籠橋隆明 さんのブログ記事

  • №2113 会社売却は本当に得策か?
  • №2113 会社売却は本当に得策か? 事業承継が大きな問題になっている。中小企業のM&Aも盛んだ。 たとえば,純益1億円前後の中小企業だと5億円から8億円で売れる。起業してこれくらいの価格で売れると中小企業のおやじの一生としては十分だろう。しかし,本当に得かどうかよく考える必要がある。それは,一時のお金が幸福をもたらすとは限らないからだ。案外安値で売っている 純益1億円もあるような会社は経営は安定している [続きを読む]
  • №2112 信託はどこまで使えるか?
  • №2112 信託はどこまで使えるか? 平成18年信託法が改正され(平成19年施行),信託がやりやすくなっている。事業承継についても徐々に信託が利用されるようになっており,どこまで使えるか模索が続いている状況だ。 信託というのは不思議な制度で,自分の財産の一部を信託財産として分離する制度だ。分離された財産は信託の目的に従って運用されていく。伝統的には信託財産を第三者に預けるということになる。 ふつうは,大手 [続きを読む]
  • №2111 取引コスト
  • №2111 取引コスト取引は不確実なものだ 取引コストという考え方は私たち法律家にとってかなり有益な考え方だ。 取引は相手があるので,いつも不確実性がある。「信頼」というのは,不確実だが信頼するという意味だ。 契約はこの不確実性に伴うコストをいかに減らすか,不確実性に伴うリスクをいかに減らすかという役割を担う。人は必ずしも合理的ではない 取引コストというのはウイリアムソン(Williamson)が1970年ころ体系だ [続きを読む]
  • №2110 奥さんは家政婦ではありません
  • №2110 奥さんは家政婦ではありません 当事務所は離婚の相談もしています。 最近の傾向として、夫が家計を管理する事例で家庭が破綻する例が増えてきているように思います。 夫は妻に給料などの収入を一切知らせず、毎月の生活費だけを渡すというのです。生活費も十分であれば問題ないのですが、月5万円とかいうようにかなりぎりぎりの生活費を渡すだけということがあります。 子供がいる家庭の場合、月5万円の生活費ではとう [続きを読む]
  • №2109 データに意味を持たせる
  • №2109 データに意味を持たせる 最近「数値化仕事術」(PHP)を読んでいる。簡単だがなかなかおもしろい。なんでもデータに意味を持たせることが大切なのだそうだ。 インフォメーションは「データを整理し,意味を持たせるもの」という意味らしい。データは単なる数字の羅列だ。そこには整理が必要だ。たとえば,データを顧客層に分けてみるとか,地域ごとに分けてみるとか,整理されてこそ意味が出てくる。 この分析の視点は [続きを読む]
  • №2018 不正が発覚するとき
  • №2018 不正が発覚するとき 本社雇われ社長,子会社雇われ社長,ともかく社長と名の付くからには権限が大きいので不正が生まれやすい。社長でなくとも権限の大きい社員では不正が生まれやすい。営業と経理の分離,金銭支払い権限と金銭出納と分離など相互監視体制は必要なことだ。 不正というのは会社の利益を犠牲にして個人の利益を図ることだ。預金から発覚する場合 たとえば,会社のお金を個人のために使うという露骨な例も [続きを読む]
  • №2017 中小企業での子会社の管理
  • №2017 中小企業での子会社の管理中小企業でもホールディングスにすることがあります 企業がある程度大きくなってくるとホールディングスタイプの会社にするという構想が出てくる。子会社のタイプはいろいろだ。  ① 流通,製造,販売といった具合に会社の機能ごとに子会社を作る。  ② 多角経営する場合,経営単位ごとに子会社を作る。  ③ 地域ごとに子会社を作る。子会社にすることのメリット 中小企業の場合,規模 [続きを読む]
  • №2106 経営感覚を磨くために営業に取り組む
  • №2106 経営感覚を磨くために営業に取り組む 「経営の哲学」もいよいよ終わりになった。この本は「営業」の話なのだが,経営全般につながる極意もたくさん書かれてあって,経営の勉強になる。営業には経営感覚が必要 この本の終わりの方の記事が「一流営業マンは経営感覚を磨くために営業に取り組む」という標語だ。営業マンは決定権ある顧客にアプローチするのだが,自分の売り込む商品は相手の経営にとっていかに役立つか説得 [続きを読む]
  • №2105 エリート社員たちの老後
  • №2105 エリート社員たちの老後 私は今年還暦を迎えた。還暦なんてくそくらえだ。 ともかく、還暦のせいか高校、大学の同級生たちがよく集まる。それぞれいろいろな人生を送っているが、中には大企業に入ってエリートコースを歩んだ人間も少なくない。生き残っていく超エリート社員 ある友人は日本トップの自動車会社の専務取締役となっていた。これくらいの地位になると、他の大企業の社外取締役なってたり、なんかの団体の顧 [続きを読む]
  • №2104 ソフトウェア開発契約の特徴
  • №2104 ソフトウェア開発契約の特徴 IOTが脚光を浴び、システムはますます重要になっている。たとえば製造管理をめぐるシステムを導入する場合などは製造プロセスに携わる各社員がこのシステムになれなければならないので経営者としてはかなり覚悟が必要だ。 多店舗展開をはかる小売業者がPOSシステムに在庫管理,マーケッティング分析機能を持たせようというとき,会社全体の仕組みを作り直さなければならないのでやはり大きな [続きを読む]
  • №2103 惰性では新しいステージにたどり着けない
  • №2103 惰性では新しいステージにたどり着けない攻めの姿勢の人格像 「経営の哲学」(高野孝之著)には「惰性では新しいステージにたどり着けない」と言っているこんな言葉を読むと,営業マンというのは攻めの姿勢であり続ける人格像だなと思えてくる。いつも前向きで,目標達成のために「戦略」組み立て,自分の高みを目指していくという感じかな。 社長も似たような所があって,引かず,くじけず,前向きであり続ける姿勢が大 [続きを読む]
  • №2102 不動産,成りすまし詐欺
  • №2102 不動産,成りすまし詐欺なりすまし詐欺はこんな風 ここのところ不動産詐欺,なしすまし詐欺が増えているようだ。本人になりすまして,偽の住民票,あるいは偽のパスポートを使って本人になりすまして不動産を売却する手口だ。 なんで,そんなことが,と思うかもしれないが,不動産取引は1回切りのことが多い。昨日までどこのだれかもわからない人と取引しなければならない。それだけに相手のことがわからない。 「この [続きを読む]
  • №2101 人を生かす経営
  • №2101 人を生かす経営 私はドラッカー主義者だ。 彼の言葉にこんな言葉がある。 部下の弱みに目を向けることは愚かであるばかりでなく,無責任でもある。上司たる者は全ての者が自らの強みをできるだけ生産性豊かなものになるよう仕向ける責任を組織に負っている。 この責任は人に対する責任でもある。この責任は自らの権限が,その及ぶ範囲の全ての人々にとって,強みを引き出す助けになるよう行使するというものでもある。 [続きを読む]
  • №2100 人生の節目が多すぎる!
  • №2100 人生の節目が多すぎる!還暦だぜ、やんなっちゃう 今年は何と還暦を迎え,髪の毛もすっかり白くなってしまった。先日,顧問先の社長と話していてそんな話をすると,「今時,60なんて若い,若い。人生後半戦が始まったばかりやがな。」と関西弁で話していた。 この社長,製造業で奮闘してきて,なんと62才で上海で工場を立ち上げた。手作りで海外に展開し,上海工場は今では数億の資産価値をもつ会社になっている。彼は80 [続きを読む]
  • №2099 ソフトウェア開発トラブルの特徴
  • №2099 ソフトウェア開発トラブルの特徴 ソフトウェア開発トラブルはかなり難しい。1. 二重の専門性  システム開発,ソフトウェア開発では次の点で二重の専門性があり,第三者が問題点を解明するのが難しい。 ① ITという特殊な用語を使う,専門性の高い領域であること ② 注文者側(ユーザー)自体が専門性が強く,その業務内容を理解することが難しいこと2. 契約があいまいであること  通常請負契約の場合,成果物が [続きを読む]
  • №2098 お客様の感情的なノー
  • №2098 お客様の感情的なノー 「営業の哲学」(高野孝之著)にはお客様からのクレームについて触れている。 ここではこんな言葉から始まっている。「お客様は,論理的な『イエス』よりも,感情的な『ノー』を優先する。」 理屈ではわかっていても,感情を害すると商談は成立しない。顧客としての信頼関係は維持できない。感情的なイエス・ノーというのは何だろうか。 営業の哲学では商談成立後,定期的な訪問を怠ったことで, [続きを読む]
  • №2097 会社の崩壊,負のスパイラル
  • №2097 会社の崩壊,負のスパイラル 民主党から民進党へ、さらに分裂して希望の党へ。何をやってもだめなものはだめで、参加している議員たちは、「崩壊」というのはこういうことを言うのだろうと嘆いているいるに違いない。 世の中,打つ手打つ手が裏目に出て,「なんでこんなことに。」と負のスパイラルを嘆くことがある。特に社員の離反を招くような場合,関係をうまくしようと努力しても,なんだか「負のスパイラル」を感じ [続きを読む]
  • №2096 土壌汚染と売買
  • №2096 土壌汚染と売買土壌汚染にかかわる条項は大切 平成15年,土壌汚染対策法が施行されて以来,不動産取引業界での土壌汚染に対する関心は高い。工場跡地の売買では土壌検査が当たり前になっているし,不動産鑑定に当たっても土壌汚染の実態を考慮するようになっている。 不動産売買契約書を締結するに当たっても,工場跡地などの売買では土壌汚染に対する対応条項は必須だ。たとえば,豊洲市場の売買でも東京ガス側は土壌汚 [続きを読む]
  • 家族でライン 歯医者って行かないよね
  • 家族でライン 歯医者って行かないよね。 歯医者に行かなきゃいけないけど、なかなか行かないんですよね。  長女はーちゃんには虫歯がない。長男ひーちゃんはちょっと問題があるが歯の健康はいい。次男なーちゃんはちょっと問題。でも、総じて健康だ。私の子供のころは母親たちが歯磨きに対してそれほど敏感ではなかった。そのせいかな。妻は詰めものが取れて、行かない「やばい」けど行けないでいる。私の歯の健康はすこぶる悪 [続きを読む]
  • №2095 還暦も悪くない
  • №2095 還暦も悪くない 私は今年還暦だ。年取った感じで本当にいやだ。かねてから「私には誕生日はない」などと言っている。 誕生日のお祝いもいらない、忘れてほしい。まして、還暦なんて、などとうそぶいていた。 十二支×5回=60年 ということらしい。赤子に帰るというので赤のちゃんちゃんこや赤の被り物など着たりする。あんたものを着て、喜んでいる連中の気が知れない。昨今みな長生きなので、十二支×10回=120年の時 [続きを読む]
  • №2094 ホールディングス
  • №2094  ホールディングスホールディングスの意味 子会社をたくさんぶら下げている親会社はホールディングスと呼ばれたりしている。会社の親子関係は会社法2条3項に子会社の定義があり,基本的には過半数の株式について持っている側を親会社,持たれている側の会社を子会社とされている。 実際には政令があって,孫会社とか,他社と合同で持っている場合とか,細かく分かれている。私たち弁護士でもとことん詰めて整理している [続きを読む]
  • №2093 いいときこそ危機意識をもつ
  • №2093 いいときこそ危機意識をもつ 「営業の哲学」(高野孝之著)は一流営業マンは「いいときこそ危機意識を持ち、悪いときは可能性を感じる」と述べている。このタフな精神は営業マンといわず、事業にかかわる者すべてに通じる発想だ。 「いいときこそ危機意識を持つ」とは何だろうか。 いいときにはいいだけの成功要因が必ず。例えば、お客が持続的に来ているとき、それはウェブサイトの宣伝効果があったということかもしれ [続きを読む]
  • №2092 公害対策に対する企業リスクと企業の社会的責任
  • №2092 公害対策に対する企業リスクと企業の社会的責任 先日,名古屋の商工会議所で環境ガバナンスをテーマに講演しました。3時間ぐらいの講演ですが,エッセンスです。1. 公害リスク  日本の歴史上,公害は最大の環境リスクとして現れている。ひとたび公害事件を発生させれば企業の損失は計り知れない。信用損失も著しい。  四大公害訴訟を始め,多くの公害判例の積み重ねがあり,公害企業が責任を免れた事例はないといっ [続きを読む]
  • №2091 顧問弁護士との連携
  • №2091 顧問弁護士との連携 大企業では顧問弁護士との連携は当たり前になっている。大企業の場合,法的リスクの大きさが半端ではないことも多いので高額な顧問契約も必要なコストと考えている。 しかし,中小の場合,毎月5万円程度支払う顧問契約も「無駄」と感じてしまう場合が多い。5万円を捻出するために売り上げは50万円必要になるかもしれない。そんなことを考える経営者もいる。 顧問弁護士が「無駄」かどうかは,顧問弁 [続きを読む]