板東蓮三郎 さん プロフィール

  •  
板東蓮三郎さん: PT板東蓮三郎のやわらかなリハビリ教室
ハンドル名板東蓮三郎 さん
ブログタイトルPT板東蓮三郎のやわらかなリハビリ教室
ブログURLhttp://to4580.blog11.fc2.com/
サイト紹介文リハビリの世界の話を一般のかたにもわかりやすくお伝えしていきたいと思っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供89回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2011/06/22 00:29

板東蓮三郎 さんのブログ記事

  • ゴム製品?
  •  私が理学療法士の養成校の2年生で、初めて病院にリハビリ助手として勤め始めたばかりの頃の話です。 午後3時すぎにリハビリテーション室での仕事が一段落し、スタッフ全員で「お茶タイム」をしていたときに、病棟に勤務している中年の看護助手の女性が部屋に入ってきて、「これゴム製品のお金。」と言って300円を置いて出て行きました。 リハビリテーション室の室長の先輩は、「あの人はああいう冗談が通じるんだよ。」と [続きを読む]
  • 頸部痛闘病中
  •  ここ1週間ほど、頸部痛・背部痛で悩まされています。 少し前から頸の周囲の調子が悪かったのですが、老人ホームに入居していて後頸部に痛みを訴えている高齢の男性に、後頸部の筋肉のストレッチと筋力強化が目的の体操のやりかたを教えるために模範演技をして見せていたら、私の頸が痛くなってしまいました。これでは指導になりません。よくない方法を教えたのかもしれません。 痛みは頸だけにとどまらず、頭の重さを支えてい [続きを読む]
  • 井の頭線の思い出
  •  理学療法士の養成校に通学していたころ、私は毎日東京・渋谷から吉祥寺までの井の頭線を利用していました。 始発から終点までの全区間なので乗り過ごすということもなく、急行電車ならば17分、普通電車なら24分のちょうどよいリラックスタイムで、座って安心して眠ることができました。 昼間は病院等で働いて夕方から学校に向かう夜間部の学生で、いつも疲れていたので、井の頭線ではいつも爆睡劇眠状態でした。 行きも帰 [続きを読む]
  • かつら
  •  私の母は美容師だったので自宅には仕事で使用するかつらがいくつかありました。 私は小学生時代のあるとき、一時期同居していた頭髪のまったくない祖父の頭にこのかつらをかぶせてみました。 祖父はとても怖い人で、母やその兄弟のおじたちは決してこのようなことはできないのですが、孫の私には、他の人にするように烈火のごとく怒ることもできず、淡々とされるがままにやられていました。 つるつるの頭にかつらをかぶされた [続きを読む]
  • 夜討ち朝駆け
  •  今から30年以上前、私が大学を卒業後最初に就職した電子機器関係の会社で、社内の電話システムを新しいものに更新することになりました。 そのことを知った大手電気通信関係大手の会社の営業マンが「自社の電話を使ってほしい。」と、私たちの会社でそれらの決定権を持っていた当時の総務部長の自宅に朝に晩にやってきて営業活動をしたそうです。いわゆる「夜討ち朝駆け」の営業です。 首を縦に振るまで営業活動を受け続けた [続きを読む]
  • 微分積分より統計
  •  先日新聞の投書欄に60代の獣医師職の公務員の男性からの「苦労して微積分学ぶ必要ある?」という投書が掲載されていました。 そのような仕事のかたでも、仕事で微分積分を必要としたことは一度もなく、このかたの2人の娘さんも同様だったそうです。 投稿者は、実際に高等数学の知識が必要な人はかなり限られており、高等数学は高校卒業後それぞれの必要に応じて学べばよいのではないか、と述べておられます。 私がリハビリ [続きを読む]
  • 片麻痺の口の中②
  • 前回の続き 介護の本の、片麻痺のかたの口の中の症状の記載について気になった私は、大きな書店で他の介護関係の本の食事介助について書かれている部分を片っ端から読んでみました。「片麻痺のかたの口に食物を運ぶときは健側から。また患側に食物が残ることがある。」と記載があるものでそのようになる理由を「半側空間無視があるから」と挙げているものがありました。 しかし挙げていないものもあり、やはり「片麻痺の人は手足 [続きを読む]
  • 片麻痺と口の中①
  •  老人ホームで入居者の介護に関する情報を他職種との間で交換する「カンファレンス」に出席していて、栄養士から「Pさんは右片麻痺なので食べたものが口の右側に残ったり右側からこぼれ落ちることがあるから注意してください。」という発言がありました。 理学療法士の養成校時代に解剖学でヒトの神経は、左右で交差して手や足など首から下の領域を支配する「脊髄神経」と、左右の交差をしないで首から上の領域を支配する「脳神 [続きを読む]
  • 老人ホームの居酒屋
  •  私の勤める老人ホームには約2か月に1回、「居酒屋」という行事があります。 老人ホームの中の大広間の1つを少し模様替えして居酒屋の雰囲気を出した飾り付けをし、低廉な料金でビールや焼き鳥、おでんなどを販売し、カラオケをしたりして盛り上がります。参加する職員も居酒屋の店員のような装いで高齢のお客様をお迎えします。 この催しは参加は自由で、参加したい高齢者だけが参加するのですが、毎回この日を楽しみにして [続きを読む]
  • 脳卒中のリハビリの実技指導で
  •  理学療法士の養成校の3年のときに、脳卒中のリハビリについて学ぶ科目がありました。座学の講義だけでなく実習室での実技の講義もありました。 実技のとき講師の先生は、ふだん勤務している病院で先生の下で働いている若手の理学療法士を助手として連れてきていて、助手の先生は講師の先生と同様に学生の間を回って指導したり、模範演技をしたりしていました。 ある実技の講義のときは、女性の先生が助手として来ていました。 [続きを読む]
  • 読書②
  •  私が中学時代に在籍していたミッションスクールの校長は、「キリスト教信者は聖書こそが読むべき本で、それ以外の読書はするべきではない。」と教えていました。 一方、私の高校時代の教頭は、「本は図書館で借りて読むものではない。買って読むものである。」「趣味を聞かれて読書と答えるな、学生にとって読書は仕事である。」としばしば読書の必要性を説いていました。 読書に対する考えかたもいろいろです。 大学時代に教 [続きを読む]
  • 読書①
  •  高校生の頃、とても博識な友人がいました。 ある時「お前、どうしてそんなにいろんなこと知ってるんだ?」と聞いてみました。 すると「本をいっぱい読んでいる。」との答えでした。 特に好きになった数人の推理小説作家の作品は文庫本になっているものはすべて読んだというのです。推理する面白さが手伝ってどんどん先へ読み進めて多くの読書量になったそうです。 「読書量は知識量なんだ!」と痛感させられました。 また大 [続きを読む]
  • 脳の中の役割分担
  •  私が初めてリハビリ助手として勤めた病院では、午前と午後、患者さんそれぞれのリハビリを開始する前に、全員で2曲、懐かしい歌やその季節に合った歌を歌い、その後「大きな栗の木の下で」を歌いながら身体を動かす体操をしてからリハビリを始めました。 リハビリ助手の私にはよく歌の指導の役が回ってきました。 そのころ接していた男性の脳卒中の患者さん(橋塚さん・仮名)のことがとても印象に残っています。 橋塚さんは [続きを読む]
  • 脳挫傷
  •  初めてハワイに行ったときに、現地でのオプショナルツアーの説明会で担当者がお勧めのツアーとして、背中にパラシュートをつけモーターボートに引っ張ってもらって海上を空中遊泳する「パラセーリング」をあげていました。 空中にあがるとまったく音がない状態になり独特の開放感が味わえるとの説明を聞き、それ以来ずっと一度経験してみたいと考えているのですが、まだ実現していません。 以前に(パラセーリングとは少し違い [続きを読む]
  • 患者さんを記憶
  •  私は理学療法士養成校の学生だった頃、散髪はよく渋谷のチェーン店の床屋さんを利用していました。担当してくれる理容師さんは毎回違うのですが、あるときの理容師さんから「私以前にお客さんの髪を切ったことがあります。つむじの形に見覚えがあります。」と言われたことがありました。 毎日たくさんのお客さんの髪を切り、常連さんでない限りお客さんの顔をいちいち記憶していないであろう床屋さんでも、商売柄つむじの特徴は [続きを読む]
  • アメリカの脳卒中の患者と
  •  私は仕事を続けられる時間が残りあと少しになってきているような年齢になっているのに、いまだにアメリカに行って一定期間勉強してみたいという夢が消せずにいます。 英語の勉強もまだまだです。 アメリカに行って理学療法士の資格を取ってきた知人からアメリカで理学療法士の実習をしたときの話をきくと、「ただでさえ英語がよくわからないのに、脳卒中で失語症や構音障害になった人が話す英語を聞かなくてはいけないので、本 [続きを読む]
  • 初めての葬儀
  •  先日私の父が亡くなったときの話を取り上げました。 祖母が亡くなったときに準備をしていなかったために父とその兄弟がとても大変だったことから、私の負担を軽減しようと考えた父は、自分が亡くなるときに備えて冠婚葬祭の有名な葬儀屋の互助会組織に加入していました。 そのため実際に父が亡くなったときその葬儀屋に仕切ってもらって葬儀を出したのですが、こちらが身内の葬式を出すのが初めてで慣れていないのをいいことに [続きを読む]
  • よく噛んで食べる
  •  私はこどもの頃から、ご飯をよく噛んで食べるという習慣を身に付けることができず「鵜呑みだ」と言われて、親から何度も注意されてきました。 大学生のころ遊びに行った友人のお宅で、友人のお母さんにも「もっとよく噛んで食べなきゃ。」と言われてしまったほどです。 テレビや新聞記事に出てくる元気な高齢者は、「健康長寿の秘訣は何ですか?」ときかれ、「ごはんを形がなくなるまでよく噛んで食べること。若いころから続け [続きを読む]
  • 先天性股関節脱臼
  •  朝日新聞に「先天性股関節脱臼(先股脱)」の記事が出ていました。 最近は先股脱になる子どもが減る一方、先股脱があるのに発見が遅れるケースが増えているそうです。 理学療法士の養成校の2年目の冬に、横浜市内の病院で1回目の評価実習(1週間)を受ける機会がありました。1回目の評価実習は整形外科の疾患の症例についておこなうことになっていました。 その病院はスポーツ整形でたいへん実績のある病院でしたが、その [続きを読む]
  • 終末期の意向確認②
  • 前回の続き 私の父は気管支拡張症の持病があって呼吸器に痰が貯まりやすく、一旦咳が出始めると咳がずっと続きとても苦しそうでした。晩年の1年間は「在宅酸素療法」のお世話になり、常時酸素ボンベからの酸素のチューブがつながった生活となりました。 最後の入院のとき(それ以前の入院のときも)終末期になった際にどのように希望するかの意向確認があり、「延命処置を希望する」「延命処置はおこなわず苦しまないだけの処置 [続きを読む]
  • 終末期の意向確認
  •  私が勤める老人ホームでは、入居されているご利用者ごとに年に1〜2回ご家族をお招きして「カンファレンス」という会議が持たれます。 施設からは介護担当者やケアマネジャー、看護師、管理栄養士、リハビリ担当者が出席します。 出席可能であればご利用者ご本人にも出席していただきます。 その会議の最後にご家族に対し「終末期(ターミナル)の意向確認」という話し合いをおこないます。(この話をするときはご利用者ご本 [続きを読む]
  • やさしくすてきな理学療法士??
  •  先日の朝日新聞の土曜版「Be」の相談コーナーに、「息子2人が2人とも勉強もせず目的もなくこのままニートになってしまうのではないか」と心配した母親からの相談が掲載されていました。 この記事を読んだとき昔リハビリの仕事で出会った同じような悩みを抱えた患者船井さん(仮名)のことを思い出しました。 自転車で転んで骨折し整形外科からリハビリに回ってきた船井さんも2人の息子さんのお母様で、とても上品ですてきな [続きを読む]
  • 結帯動作
  •  平日が休みの日に、銀行に行きました。 私の担当者(女性)と相談をしていると、私がリハビリをする理学療法士だと知っているので、「実は先日自宅の階段で転落して肩の骨折しまして、だいぶ良くなってきたんですけどまだ手がここまでしか挙がらなくて・・」と手を挙げてみせて、「恥ずかしい話なんですが、ブラジャーのホックが自分で止められなくて・・・」と日常生活の中で一番困っていることについて話してくれました。 一 [続きを読む]
  • バスからの転落事故
  • 前回の続き 自転車による死亡事故の話を聞かせてくれた患者さんからこんな話も聞かせてもらいました。 当時私が勤めていた病院から遠くないある駅の駅前で、そこが終点のバスを乗客の女性が最後の乗客として降りるときにステップから転落して頭を打って亡くなる事故があったそうです。バスの床が今のように低くなく、高さのある2段のステップを昇降しなければならなかった頃の話です。 目撃者もなく亡くなった乗客が足を踏み外 [続きを読む]
  • 自転車事故
  •  札幌市で小学生の男子児童が自転車にひき逃げされた映像が公開され話題になっています。男の子は左足骨折の重傷とのことで、自転車にのっていた男性の顔写真や特徴ある自転車の写真が公開され、捜査がおこなわれています。 自転車に乗っていた男性にしてみれば、店から回りも見ずに勢いよく走って飛び出てきた男の子のほうが悪いんじゃないか、こんなことで面倒に巻き込まれたくない、という気持ちかもしれません。生命にかかわ [続きを読む]