店長 さん プロフィール

  •  
店長さん: 焼肉竹公式ブログ 笑売日記
ハンドル名店長 さん
ブログタイトル焼肉竹公式ブログ 笑売日記
ブログURLhttps://ameblo.jp/80011691/
サイト紹介文焼肉屋の親父から見た社会、人間について。身近なことや人生について考察します。
自由文今をどうやって生きて行けばよいのだろう。
日々の生活の中で学ぶことによって、働くことによって、家族と向き合うことによって、人と出会うことによって考え行動してゆきたい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供162回 / 365日(平均3.1回/週) - 参加 2011/07/30 11:30

店長 さんのブログ記事

  • 人世
  • 人々は笑い合っていた。緑の山に包まれた慈愛溢るる琵琶湖の故郷。ここに産まれて来て、ここで育った。歳を食い、人世の垢が染み込み燻んだ顔に深く刻まれた皺は、重厚で長い時を引き攣らせていた。太陽に輝いた湖面を渡る風は偶然を装いながら髪を揺らせ、頰を掠めては花と種子を飛ばした。出会いと別れの舞台に幕引きはなく、次々と登場する水辺の役者のそれぞれに陽だまりを作り出すスポットライトは、大いなる流れ全体を追いか [続きを読む]
  • 夏の雲の下で
  • 「八十一歳かぁ。あー怖」我が家のソファーに腰掛け、自分で嘆く皺だらけの腕をさすりながら退院したばかりの義母が言う。大きな窓の外は久しぶりに澄み切った青空にくっきり白く浮かぶ夏の雲。「結婚させてください」緊張しながらあなたにそうお願いしたのは二十七年前の春先の頃。今の僕たちより若かった。「よろしくお願いします」呆気なく反対に言われた。時を超えて今、私がありったけの気持ちを込めて返す。「一緒に暮らしま [続きを読む]
  • 夏の思い出
  • 「夏が来れば思い出すはるかな尾瀬 遠い空」(民謡『夏の思い出』作詞:江間章子)この歌を中学時代、音楽の時間に聴いてセンチメンタルな気分になったのを覚えている。「みず芭蕉の花が 咲ていてる夢見て咲いている 水のほとり」とのサビでは、なにやら小学時代の友人たちとの様々な思い出がまざまざと蘇り、胸の奥、懐かしさに突き動かされた。はるかな尾瀬は遠い憧れ。青く、どこまでも青く透き通った空は、永遠の少年の心に拡がり [続きを読む]
  • 青春の続き
  • 先延ばしする間に人生は走り去る(哲人セネカ)一生空しく過ごして万歳悔ゆることなかれ(日蓮)擦り切れ色褪せた大学ノートが手元にある。22歳になったばかりから23歳過ぎまでの頃の日記だ。中を開くと、鉛筆で書いたせいかそんなに古ぼけてなどいない。まるで昨夜刻んだ文字のように心に届いてくる。読み返すと所々全く忘れてしまっていたが、ほとんどは当時の状況がありありと思い出せる。これまで読み返すことなどなかった。休日の [続きを読む]
  • 湧出山の長閑な時
  • 7月9日。高月町唐川まで足を伸ばした。この辺り伊賀郡一帯は村はずれ、静寂な場所にひっそりと佇むお寺が多い。派手さや立派な建物があるわけでもなく、ただ地元の村人たちが代々大切に守り整備されてきた息遣いが感じられる憩いの空間でもある。たどり着いた赤後寺(しゃくごじ)の駐車場に降り立ち、周囲を見渡すと、何か祭事でもあるのか自転車や車で人の出入りが多かった。脇の小川が激しく山水を流している石段を登りお堂に行く [続きを読む]
  • オーダー「人生ってな〜に?」
  • まだ19才、スタッフのあやねが賄いを済ませた時、閉店の片付けを終えてカウンターで売上計算していた私の横に座り、いつものようにちょけて言う。「てーんちょっ、人生について語り合いましょうか?」いきなりで思わず引いた私ににやけながらさらに重ねて訊いた。「人生ってな〜に?」「夢や」適当に浮かんだ答えを言ったまでだが、あとで考えてみるとまんざらでもなかった気がする。もっと言えば、人生は夢幻の如く錯覚に過ぎぬの [続きを読む]
  • 源氏山の蛍
  • 7月2日。何年ぶりだろう。山東町の源氏山にトレッキング。集落の車幅ぎりぎりの細い道をくねくね辿りながら、八幡神社付近に車を停めた。見上げた石段の両脇に聳え立つ17本の杉並木。樹齢400年以上と推定されている幹回りは優に5mを超える巨木もあるという。その迫力に圧倒されると共に、100年単位の歳の数え方に我が身や人生のあまりの小ささを思い知らされる思い。なにやら人間と違って時の流れを見下ろし、参拝者の様々な人生を [続きを読む]
  • 澤明宏という男
  • 目覚めた時に思いつくのは、天からのメッセージだと信じるようになった。眠っている時、無意識層に漂う自分がいて、空に溶け込みそこからなにがしかを掬い取ってくる感じだ。朝起きた瞬間、それが言葉となって溢れ出す時がある。今日もそれだ。少年が捕らえられ閉じ込められた洞窟の奥の安全地帯は、いつ大雨がなだれ込み浸水するかも知れぬ危険を孕んでいるが、暗闇の中見えてくるモノがあるに違いない。偉大なる親友、故澤明宏。 [続きを読む]
  • 焼肉竹という総合校舎
  • あんなに人を好きになったことなどなかった。思いが伝わらない歯がゆさを噛み締め、悲しみの涙が溢れ出した。青春の蹉跌。恋に限らず誰もが経験してきたことだろう。次元は異なるがメニューがお客様へのラブレターなら、料理はラブソング。ネットより拝借一元的な言葉だけでなく、心の旋律を奏でながら形として贈り届けられる。しかしまあ、なんて資本主義悪に則ったフェークな商売や情報がネットに蔓延っていることだろう。金が第 [続きを読む]
  • 西城秀樹が教えてくれた
  • 死ぬまで生きよ。諦めず、前向きに歩き続けろ。そんなありきたりの励ましの言葉も、身を以て示した人のそれは百万倍もの説得力を増す。「僕を見てみんなに元気になって欲しいから」脳梗塞を2度患い、麻痺した体に言語障害を併発してもなお、舞台に立ち続け生命を振り絞るように歌を届け続けてくれた彼。ありのままの自分。もう虚飾など取り払い、普通の人間としての自分、本名を取り戻した今の自分を素直にそのまま出し切っていけ [続きを読む]
  • 蝶の舞ゆく道を
  • 新緑に包まれた山道を、アスファルトではなく柔らかな土を足裏に感じて歩く。地球に自然に抱かれ支えられていることの実感。季節の花が足元で笑う。花は花ではなく私自身の心。すれ違いざまに飾らない微笑みと出会う。忘れかけてた無邪気な心。薄汚れたこの人生にも一輪の花になる実が隠れている。坂道もやがては終わる。頂上は絶景だ。しかし、どこまでも縦走は続き、次々とより高い山が目の前に立ちはだかる。歩きながらふと思い [続きを読む]
  • 起立!礼‼?
  • 有難いことに、先週は週末はもちろんのこと平日までもがやたらと忙しかったです。焼肉竹を愛し育ててくださる皆様のおかげです!心より感謝申し上げます。「仕事は追い掛けられるな、追い掛けろ」とは滋賀県守山市出身の人間国宝に認定された染色家、故・森口華弘氏の口癖でしたが、その逆をまさに行く感じでした。それでもご来店くださる皆様のために応えようと、今回も運良く入荷した素晴らしき近江牛をバサバサと捌きに捌きまし [続きを読む]
  • 我が家の父の日
  • 「今日は何の日?」日曜日、わざとらしく長女に訊く寂しい親父。「えっ⁉?」ちょっと驚いたふりするもうとっくに成人を過ぎた長女。沈黙の昼下がり、玄関チャイムが鳴り、いつものヤマト運輸さん。「どんなん、どんなん⁉?開けてみて」次女が急かしたが「オアズケ‼?」と今から仕事だからと念を押す。楽しみは家族が揃う明日に。で、今朝、愛を開くように、閉ざされかけてた赤いリボンを待ち望んでいた次女が解いた。「ありがと [続きを読む]
  • 時は進む。命を刻み続けながら。それは一瞬たりとも休むことなく、峻厳に容赦なく、機械的冷徹に進みゆく。時間は過去へとは流れない。前へ前へ、先に先にと戸惑う心を置き去りにして過ぎ去っていく。太郎坊にて時よ止まれ!待ってくれ!まだこの人と一緒にいたい。もっと聞きたいこと、話したいことがある。行かないで!もう一度やり直したいのに。もっと優しくしてあげたかったのに。言葉を、心を、私のすべてをかけて愛したかっ [続きを読む]
  • 真心のサイドメニュー
  • 「美味しい料理ができました。食べてください」調理に携わる者として素直にそう思えるのが、きっと何より大切なことだと思います。サイドメニューも日々進化し、また新メニューも次々と投入してお客様の元へとお届けしています。それは冒頭の思いに至り、真心込めてこそ成就するものなのです。ミノポン 980ポン酢ベースに韓国風の味をプラスしたあっさりと食べられる一品ア・カン・ヴェー 1,280タンツラを特製だし醤油に漬け込んだ [続きを読む]
  • イマジンの空
  • 今朝、政治ゲームと揶揄されながらも史上初の米朝首脳会談がシンガポールで開始された。 世界中が注視し見守る中、会場のホテルに設けられた壇上の中心に右側からトランプ米大統領、左から金正恩朝鮮労働党委員長がそれぞれの思惑を引きずるかのような足取りで歩み寄った。                                          初対面の瞬間は3:20あたりから 握手を求め手を差し伸べたのは年 [続きを読む]
  • 青空商売
  • 頂上を目指さないトレッキング。心地よいそよ風に吹かれながら稜線を歩く。見渡す景色は海や山、湖、小さくなった街並みなど。自然、鼻歌や口笛が口元と心を緩ませ、爽やかな空間にメジャーな音が響き渡ることだろう。店舗経営もよく似た性質を持つ。売上至上主義は作為的かつ無理が生じ、やがて疲労困憊するだけ。フラット、もしくは緩やかな下降線グラフを辿ろうとも、そこに心の軌跡があればそれで良い。チェーン店のノルマを課 [続きを読む]
  • 人間の光
  • 人間の光とは生きがいのことではないだろうか。外界の光ではなく自ら発する光こそ、生きがいから生まれ出る。それが外界や他者を照らし出す。誰もが皆固有に自らを光り輝かせ、やがて人間、すなわち人類の光となる。それなのに人はあまりにも小さな自分の世界で、大きな悩みを持たねばならない存在だ。代表的なのが対人関係。時に張り合いの持てた仕事を退職したり、人生を狂わしかねない障害、障壁となる。嫌な相手。苦手なあいつ [続きを読む]
  • 滋賀県生まれの近江牛
  • 六月の雨の季節に巡り来ました。紫陽花の額も変化を見せ始め、ボチボチと真の花が開花することでしょう。焼肉竹にも本命の肉が入荷しました。今回も近江牛最高峰のランクA5、しかもこの時期超希少なマーブリング12です。美味しい肉が食べたい、そんなお客様に引き寄せられるようにして一頭分待機しています。開店前、心ワクワクするのはこれから咲く季節の花と同じです。上二枚はサーロインロース2,480/120gモモ肉のマル1,280シャ [続きを読む]
  • 40年前の日記
  • とは言っても、死に際に我が人生を納得し満足してこの世を去りたいものだ。まだこの世が名残惜しく、まるで読み終えたくはない本を閉じる時のような読後感は持ちつつ、余韻と達成感を味わいながら無の自然に溶け込みたい。ともあれ、人は誰もが使命を帯びてこの世に生まれきたはずだ。それが無い人などいない。と同時に、課題を課せられているとも思う。使命に気づくのが課題とも言えるが、それは何をしている時が一番楽しいのかと [続きを読む]
  • 水の音
  • 懐かしいような、悲しいような、それでいて愛おしさが込み上げてくる。喜びが、涙が粒となって、また波となり、心の奥深くに押し寄せては名残惜しげに引いていく。心の琴線に触れてくる。ばかりか、その波動は体と宇宙を貫く道標のよう。何なのだろう、この感覚は……。初めて知ったみたいに。ずっと昔から出会っていたみたいに。そんな神山純一の曲を知ったのはつい最近のこと。偶然に流れてきた旋律に耳が震え、郷愁が爆発した。 [続きを読む]
  • 人生は短編小説のように
  • 「長編だと思えた人生という本は、実際には驚くほど短編だった 」 先月、そう言われてご自身も驚いた、約21年ぶりとなる長編小説『泣きかたをわすれていた』を書き上げた落合恵子さんはそう洩らす。 その間、お母様の在宅介護やその後の別れ、事業のことなど、原発に「怒髪」を振り乱して反対抗議を唱えたあの勇姿からは想像もできなかった波乱の道のりを、悲しみや苦しみを私小説的に語られた本だ。 私の中での彼女のイメ [続きを読む]
  • 西城秀樹、今
  • スター。 まさにそんな存在だった。 派手なアクションに情熱的な歌い方。 まだ小学生だった私は、ブラウン管の向こうの大人のカッコいいお兄さんに憧れていた。 短めの前髪を目一杯引っ張って同じように目を隠そうとしてみたり、中学生になると教室で物真似上手な同級生に混じって、箒をマイクスタンドに見立てて振り回し、「やめろと言われても 今では遅すぎた♪」と声変わり前の幼い声を張り上げていた。 大ファンだった8つ上の [続きを読む]
  • 近江牛最高峰入荷
  • 爽やかな五月晴れとは程遠い、どんよりとした曇り空の蒸し暑い水曜日。心が一気にカラッと晴れ渡る美味しい牛肉が入荷しています。いつにも増して、濃く深い味わいの近江牛で、ランクもA5の中でも最高峰のマーブリング12。生産者が激減し、絶対頭数が少なく、ここまでの代物は欲しくても中々出てこないのが現状です。状況が如何にあろうと、梅雨空だろうが台風の日でさえも美味しく元気になる焼肉を目指して日夜奮闘しております? [続きを読む]