豆作 さん プロフィール

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豆作さん: 北の(来たの?)獣医師
ハンドル名豆作 さん
ブログタイトル北の(来たの?)獣医師
ブログURLhttp://mamesaku.livedoor.biz/
サイト紹介文北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていること、散文、韻文、漢詩など。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供122回 / 365日(平均2.3回/週) - 参加 2011/08/23 12:06

豆作 さんのブログ記事

  • ワインの町へ往診応援
  • 我が診療地区の西隣にある、I田町の家畜診療所のスタッフが、さらにその北隣にあるH別町の家畜診療所の人員不足で、頻繁に、往診の応援に借り出されている。その人員の穴を埋めるために、我が町の家畜診療所のスタッフが、月に何日か往診の応援に行くことになった。先日はそ... [続きを読む]
  • ぺヤングがまたやってきた!
  • 先日近所のコンビニで買い物をした時、何気なく商品棚の片隅を見ると、なにやら不思議な、金色に輝くカップラーメンらしき代物に気がついた。ぺヤングの焼きそばだった!それもこのたびは前代未聞のカレー+納豆バージョン!パッケージにもあえて「新発見!」などと書かれて... [続きを読む]
  • 牛の捻転式去勢の比較
  • 今月の「家畜診療」誌の、ワンポイント質問のコーナーに、捻転式去勢の注意点、と題して、左右両精巣の同時捻転去勢法(いわゆるニコイチ捻転法)と、片精巣ずつの捻転去勢法(電動ドリルの捻転法)とを、比較して考察した記事が掲載された。筆者は(株)Guardianの伏見康生... [続きを読む]
  • 「牛乳焼酎」のバリエーション
  • 函館に行って来たという仕事仲間で、かつ俳句仲間のK野さんから、「五稜郭」という焼酎をお土産に頂いた。いわゆるご当地焼酎であるが、おやっ?と目に留まったのは、銘柄の横に、「牛乳焼酎」という文字。これは珍しいものを頂いた、と喜び、ラベルを良く見てみると、原料に... [続きを読む]
  • 難破船
  • 先日、苫小牧へ俳句の修行をして来た。苫小牧のホトトギス・玉藻会の皆さん、といっても6名だが、とある温泉宿に泊まりこんで、夕食前に一と句会。会食をして、一杯やってから一と句会。さらにその後、課題を出し合って一と句会。酔いが回ってお開きとなり、翌日は朝食後に一... [続きを読む]
  • 何かが変わった!?
  • 牛の産後起立不能症における、低カルシウム血症と、それに関連する、低リン血症に対する治療薬として、グリセロリン酸カルシウム製剤(商品名・ネオニューリン)がある。私はこの業界に就職してから、30年以上にわたって、この薬品を使い続けている。それだけお世話になって... [続きを読む]
  • 17ヶ月齢の牛の上腕骨骨折
  • 稟告は「起立不能」、酪農家の★さんの、生後17ヶ月齢の育成牛だった。初診をした同僚獣医師のカルテには、起立不能に加えて、右上腕部の腫脹、硬結、熱感と書かれており、原因は不明だが転倒か?という記載があり消炎鎮痛剤が投与されていた。翌日私がこの牛を診に行った時こ... [続きを読む]
  • 女優の涙、赤ちゃんの涙、雌牛の涙
  • 人前で涙を見せることが多いのは、成人ではやはり、女優さんが一番だろう。女優さんにとって、涙を流すことは仕事であり、飯の種である。美しく、悲しく、感動的な涙を流す女優さんを見て、我々は心を打たれる。しかしその涙の多くは演技による涙であり嘘の涙である可能性が... [続きを読む]
  • 子牛の急性鼓腸症
  • 「子牛の腹が、また張ってきた・・・」家畜商の〆さんの父さんからの電話だった。「昨日の朝にも診てもらって、おさまってたんだけども・・・」「わかりました。」カルテを見ると、昨日の朝に初診された急性鼓腸症だった。その時は、経口カテーテルで第1胃内のガスを抜き... [続きを読む]
  • 牛は泣き虫
  • 牛は泣き虫である。特にホルスタインは泣き虫である。酪農家へ往診に行き、健康を損ねた搾乳牛を診て、点滴治療をすることになり、その牛にモクシをかけて、近くの柱に頭を縛りつけ、長い首を引き伸ばして、その頸静脈に、太い針を刺そうとしたその瞬間、針を持った手の上に... [続きを読む]
  • 診療車のクラクション
  • 昨日の往診で、酪農家の◯さんの牛舎の前に到着し、誰も近くにいる気配がなかったので、診療車のクラクションを鳴らして、あたりを伺っていたら、「あ、やっぱり安田さんだ。」と言いながら◯さんの息子がやってきた。「え?、俺って判ったの?」「うん。」「どうして?」「クラ... [続きを読む]
  • 「とかち文化まつり」開催中!
  • 毎年「とかちプラザ」で行われる、NPO十勝文化会議主催の「とかち文化まつり」が、只今開催中で、作品展示は11月15日まで、また舞台芸術や講演会などは、今日の12日にメイン会場のレインボーホールにて行われる。お時間のある方はぜひ、気軽に立ち寄っていただきたいと思う。... [続きを読む]
  • 馬文化を支える会、10周年。
  • 「とかち馬文化を支える会」というNPO法人があり、今年で10周年を迎えた。北海道のばんえい競馬が廃止の危機に立たされた時、帯広市単独でなんとか存続することが決まり、それを支えようと有志が立ち上げたものである。私はその当時の有志の皆さんの熱意に賛同しささやかなが... [続きを読む]
  • 「牛の俳句を、もっと読みたい。」
  • 今年の第63回角川俳句賞の、未発表作品50句を、今年も私は応募したのだが、またもや予選落ちをしてしまった。しかし、私の敬愛して止まぬ下川町の酪農家、鈴木牛後さんが見事に予選を通過して、さらに選考委員の1人の岸本尚毅さんから高評価を受け、角川「俳句」誌に10句が掲... [続きを読む]
  • 動物の交通事故死
  • 一昨日の往診の途中、路上にエゾリスが横たわっていた。道路を横断中に、車にはねられて死んでしまったらしい。エゾリスの交通事故死を見るのは、これで何度目だろう。エゾリスに限らず、道路を横断中に、車にはねられて死亡した動物を、見つけることは少なくない。最も多い... [続きを読む]
  • 微研学術セミナーin帯広(2)
  • 「新生子牛へワクチン接種した場合、ワクチンブレイクという現象によって、その病原体に対する抗体価は上がらないけれども、抗体価が上がらないからといって、免疫力も上がらないのではなく、細胞性免疫はしっかりと獲得され免疫力が増強される。したがって、新生子牛へワク... [続きを読む]
  • 微研学術セミナーin帯広(1)
  • 第6回微研学術セミナーという講演会が、ホテルグランテラス帯広で開催された。そのテーマは、「若齢牛における感染症コントロールの最新知見」として、 講演1「子牛の免疫とワクチンに対する新しい考え方」            酪農学園大学  大塚浩道 先生 講演2「... [続きを読む]
  • 「自防」の予防注射
  • 毎年10月は、我が町の牛達の予防注射のシーズンである。牛の予防注射にも色々あるが、我が町で毎年行われるこの仕事は主に気道感染症(IBR、BVD-MD、など)のワクチンを、町役場が事務局になっている自衛防疫組合(略して自防)の事業として、我が町の牛達のほぼ全頭を対象に... [続きを読む]
  • 分娩後6日目の子宮脱!(3)
  • 分娩後6日目という珍しい時期の子宮脱、その初診で整復棒を深く差し込んで、とりあえず整復したものの、その後の食欲廃絶、起立不能となり、これは子宮穿孔から腹膜炎にでもなってしまったかと、心配しながらの治療が1週間続いた。そして7診目、Рさん宅に行くと、牛舎のタイ... [続きを読む]
  • 分娩後6日目の子宮脱!(2)
  • 分娩後6日も経過した乳牛の子宮脱に、1.2m?ほどある子宮脱整復棒を押し込み、反転を整復し治癒させることができた、と、思っていた翌日、飼主のРさんからその牛の診療依頼の電話がかかってきた。「昨日の牛の、食欲が全くない・・・」とのことだった。私はそれを聞いて、... [続きを読む]
  • 分娩後6日目の子宮脱!(1)
  • 「今夜の当番、安田さんですよね、往診入ったんですけど。」終業間近の事務所の掃除をしていると、同僚のT獣医師がそう言いながらやってきた。「Рさんの牛が子宮脱だそうです。」「はい・・・」「それが、お産して6日目・・・の子宮脱だそうです。」「・・・えっ?・・・何... [続きを読む]
  • 第36回北の年尾忌句会in小樽
  • 10月の第2月曜日は、毎年小樽ホトトギス会主催の、北の年尾忌句会が開催され、今年で36回目を迎える。年尾忌というのは正確には、高浜虚子の長男の高浜年尾の無くなった10月26日であり、その日には鎌倉の寿福寺で句会が行われる。しかし道内のホトトギス俳人にとっては、そこ... [続きを読む]
  • 町民文芸「まくべつ」33号
  • 町民文芸誌「まくべつ」33号が届いた。もうかれこれ20年以上、私は、地元の図書館が発行しているこの文芸誌に、俳句と川柳を投稿している。かつては漢詩やエッセイなども投稿したことがあった。地元の文芸誌は、何物にも替え難い、特別なものという思いが私にはある。それは... [続きを読む]
  • 難産介助の強い味方
  • 夜間当番の終了時間の間際、◇牧場の従業員のS君から電話が入った。「子宮捻転なんですけど・・・」私は朝の診療所の通常の受付時間までには、帰って来れないことを覚悟して、◇牧場へ車を走らせた。着いて手を入れてみると、S君の言うとおりの子宮捻転ではあったものの捻れ... [続きを読む]
  • 和牛の乳頭先端の腫瘤
  • 「親牛の乳頭が腫れている、イボだろうか?」、黒毛和種の繁殖をしている★さんからの往診以来だった。乳頭の腫瘤や損傷の治療は、乳牛では頻繁にある事だが、肉牛ではそう滅多にあるものではないというのが、我々十勝の酪農地帯で仕事をする獣医師たちの、普通の感覚ではない... [続きを読む]